JPH0754524A - シリンダー錠の施・解錠表示付き操作キー - Google Patents

シリンダー錠の施・解錠表示付き操作キー

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JPH0754524A
JPH0754524A JP21914693A JP21914693A JPH0754524A JP H0754524 A JPH0754524 A JP H0754524A JP 21914693 A JP21914693 A JP 21914693A JP 21914693 A JP21914693 A JP 21914693A JP H0754524 A JPH0754524 A JP H0754524A
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Yoshiyuki Ogawa
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Abstract

(57)【要約】 【目的】シリンダー錠に用いる施・解錠表示付き操作キ
ーの誤表示を完全防止する。 【構成】シリンダー錠(L)に配列設置された複数のド
ライブマグネツト(29)(30)と択一的に磁気作用
することにより、自づと回転する表示マグネツト(1
7)を摘まみ(12)に埋設して、その回転指向性を外
部から透視することにより、施・解錠状態を判別できる
ように定めた操作キー(K)において、上記表示マグネ
ツト(17)を磁気的又は機械的に固定保持するための
トリガー(T)を、操作キー(K)の摘まみ(12)に
前後方向への進退自在として、且つ常時摘まみ(12)
から前方へ張り出し露呈する弾圧付勢状態に埋設するこ
とにより、操作キー(K)の携帯中や保管中、その表示
マグネツト(17)を反転不能に固定保持した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシリンダー錠における施
・解錠状態の表示機能を備えた操作キーの改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】複数のドライブマグネツト(永久磁石)
をシリンダー錠側に配列設置する一方、そのドライブマ
グネツトとの吸引・反発作用により、自づと回転する表
示マグネツト(永久磁石)を操作キー側に取付けて、そ
の操作キーによるシリンダー錠の施錠状態と解錠状態
を、上記表示マグネツトの回転指向性として置換的に保
持させ、その表示マグネツトを操作キーに設けた覗き窓
から透視することにより、シリンダー錠から操作キーを
抜き取り後にも、その施錠状態と解錠状態を判別できる
ように構成した磁力式の施・解錠確認装置が、既に特開
昭63−315779号や特開平4−38382号とし
て公知である。
【0003】そして、シリンダー錠から抜き取った操作
キーの携帯中や保管中に、その表示マグネツトの保持状
態を妨害する外力として、上記ドライブマグネツトに相
当する各種永久磁石付き品物の磁力が作用した場合に、
表示マグネツトが不慮に反転して、これによる施錠状態
と解錠状態の表示が逆となることを予防するため、上記
特開昭63−315779号では第1、2磁気誘導板
(7)(8)を付属設置して、これに表示マグネツト
(5)を吸着保持させており、又特開平4−38382
号でも磁石保持板(4)を付属設置して、これに表示マ
グネツト(8)をやはり吸着させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前者の磁気
誘導板(7)(8)や後者の磁石保持板(4)は、何れ
も表示マグネツト(5)(8)を常時吸着させる固定状
態に設置されており、しかもその表示マグネツト(5)
(8)とドライブマグネツト(13)(14)(8)と
の相互間に介在している。
【0005】そのため、そのシリンダー錠側のドライブ
マグネツト(13)(14)(8)を如何に強い磁石と
し、表示マグネツト(5)(8)を如何に弱い磁石とし
て関係設定したとしても、磁力は磁極間の距離の2乗に
反比例する(クーロンの法則)ため、上記表示マグネツ
ト(5)(8)が一旦その磁気誘導板(7)(8)や磁
石保持板(4)に吸着保持されてしまうと、ドライブマ
グネツト(13)(14)(8)の逆磁場に進入したと
しても、その表示マグネツト(5)(8)は旧態依然と
して吸着状態を保持し続けることになる。
【0006】つまり、上記磁気誘導板(7)(8)や磁
石保持板(4)の固定配置構成では、シリンダー錠にお
ける施・解錠状態の表示を行なうべき、表示マグネツト
(5)(8)の回転作動そのものが著しく困難であり、
使用条件に左右されない機能と品質の安定した製品とし
て、提供することができないのである。
【0007】殊更、前者の表示マグネツト(5)は平板
の永久磁石から成るため、その回転支軸(6)による操
作キー(1)への組み付けが不可欠であり、又第1、2
磁気誘導板(7)(8)も平板として、表示マグネツト
(5)の位置決め上、全体的な鋸歯型に対応形成しなけ
ればならないため、その加工・組立上著しく煩雑であ
り、量産効果と軽量化を達成できない問題もある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような諸問
題の解決を企図しており、そのための構成上シリンダー
錠のキー孔に抜き差し操作されるキー本体と、その手元
部に被着一体化された摘まみとから成り、上記シリンダ
ー錠に配列設置された複数のドライブマグネツトと択一
的に吸引・反発作用することにより、自づと回転する表
示マグネツトを上記摘まみの前端部に嵌め込み設置し
て、その表示マグネツトの回転指向性を外部から透視す
ることにより、上記シリンダー錠の施錠状態と解錠状態
を判別し得るように定めたシリンダー錠の施・解錠表示
付き操作キーにおいて、
【0009】上記表示マグネツトを磁気的又は機械的に
固定保持するためのトリガーを、上記摘まみに前後方向
への進退自在として、且つ常時摘まみから前方へ張り出
し露呈する弾圧付勢状態に嵌め込み設置して、上記キー
本体をシリンダー錠のキー孔へ差し込み操作した時に
は、トリガーが表示マグネツトから離れるように後退し
て、その表示マグネツトの回転を許す一方、同じくキー
本体をキー孔から抜き取った時には、トリガーが表示マ
グネツトへ接近するように前進して、その表示マグネツ
トを固定保持するように構成したことを特徴とするもの
である。
【0010】
【作用】本発明の上記構成によれば、シリンダー錠の施
錠と解錠を行なうべく、そのキー孔へ操作キーを差し込
んだ時には、表示マグネツトを固定保持するトリガーの
前端部がシリンダー錠に接当するため、その全体として
これに与えられた弾圧付勢力に抗しつつ後退し、表示マ
グネツトから離れることとなる。
【0011】その結果、磁力が磁極間の距離の2乗に反
比例するクーロンの法則に基き、上記トリガーによる表
示マグネツトの磁気吸引力は無きに等しくなり、その表
示マグネツトの自由に回転可能な放任状態に準備される
のである。
【0012】そこで、上記操作キーを回動操作すれば、
表示マグネツトがシリンダー錠のドライブマグネツトと
択一的に接近し、その両磁極間の吸引・反発作用によっ
て、表示マグネツトは確実・円滑に回転することとな
り、上記シリンダー錠の施錠状態又は解錠状態を安定良
く表示するため、これを操作キーの外部から透視判別す
ることができる。
【0013】他方、上記施錠状態又は解錠状態の何れに
あっても、そのシリンダー錠から操作キーを抜き取った
時には、上記トリガーの全体として後方からの弾圧付勢
力により自づと前進し、表示マグネツトに接近すること
となる。
【0014】そのため、やはりクローンの法則に基い
て、上記トリガーによる表示マグネツトの磁気吸引力が
著しく強大化する。その結果、上記操作キーの携帯中や
保管中において、その操作キーが永久磁石付きの各種品
物に接近し、万一上記表示マグネツトに外部から妨害的
な磁力が作用したとしても、その表示マグネツトの不慮
に反転してしまって、シリンダー錠の施錠状態又は解錠
状態を爾後的に誤表示するおそれがない。
【0015】そして、上記作用はトリガーの磁気吸引力
のみならず、そのトリガーの機械力によって表示マグネ
ツトを固定保持する構成を採用するも、全く同様に達成
することができる。
【0016】
【実施例】以下、図面に基いて本発明の詳細を説明する
と、先づ図1〜14はその本発明に係る操作キー(K)
の第1実施例を示しており、これは真鋳などの非磁性体
から成るキー本体(11)と、その手元部に被着一体化
された合成樹脂などの非磁性体から成る摘まみ(12)
とを備えていると共に、その摘まみ(12)が正面から
見た時、上下方向に沿う細長い矩形を呈している。
【0017】(13)は上記摘まみ(12)の後端中央
部を横断状態に貫通する吊り下げ孔、(14)は同じく
摘まみ(12)の上下何れか一方に偏倚しつつ、その前
端部に穿設された横向き凹溝であり、その左側面又は右
側面が覗き窓(15)として開口している。
【0018】(16)はその凹溝(14)内に嵌め付け
固定された表示マグネツト収納カプセルであって、上記
覗き窓(15)を通じて透視可能な合成樹脂などから成
形されており、そのカプセル(16)内には円柱型の永
久磁石から成る表示マグネツト(17)が、自己の長手
軸線(垂直線)を中心として回転し得るように封入され
ている。
【0019】その際、図13、14から示唆されるよう
に、表示マグネツト(17)の両磁極を結ぶ直線(X−
X)は、上記キー本体(11)の長手中心線(水平線)
と平行しており、その着磁方向が操作キー(K)の前後
方向として設定されている。
【0020】しかも、これにより言わば2等分された表
示マグネツト(17)の左側半円周面と右側半円周面に
は、例えば緑色と赤色などの相違する着色カラーが付与
されており、その相違する着色カラーを識別表示(図示
省略)として、上記覗き窓(15)からシリンダー錠
(L)の操作キー(K)による施錠状態と、その解錠状
態とを透視確認できるようになっている。
【0021】但し、その識別は施錠状態と解錠状態との
所謂二者択一であるため、上記緑色と赤色との何れか一
方を省略しても良く、又その着色カラーに代る文字や図
形、記号などの識別表示を採用することも可能である。
【0022】(T)は上記表示マグネツト(17)を後
方から回転不能に固定保持するためのトリガーであっ
て、鉄板やその他の磁性体から図1、7、9、10のよ
うに、側面視の全体的なほぼクランクアーム型に曲成さ
れていると共に、上記摘まみ(12)の内部に前後方向
への進退自在として嵌め込み設置されている。
【0023】即ち、そのクランクアーム型トリガー
(T)の中途部は表示マグネツト(17)の保持片(1
8)として、上記表示マグネツト収納カプセル(16)
の後面と密着し得るように垂立している。又、同じくト
リガー(T)の前端部はシリンダー錠(L)との接当片
(19)として、上記保持片(18)の下端から前方へ
水平に延長され、摘まみ(12)の前面から張り出し露
呈する状態にある。他方、トリガー(T)の後端部はス
ライドガイド片(20)として、上記保持片(18)の
上端から逆な後方へ水平に延長されている。
【0024】そして、上記操作キー(K)の摘まみ(1
2)にはトリガー(T)とほぼ対応する開口形状の収納
室(R)が穿設されているが、その収納室(R)の中途
部は上記表示マグネツト収納カプセル(16)の直後位
置に臨むトリガー(T)の保持片受け入れ孔(21)と
して、その保持片(18)の前後方向に沿う進退運動を
許す大きさに区成されている。
【0025】又、同じく収納室(R)の前端部は上記ト
リガー(T)の接当片出没孔(22)として、残る後端
部はトリガー(T)のスライドガイド片受け入れ長孔
(23)として、各々上記保持片受け入れ孔(21)か
ら相反する方向への派出状態に連通開口されている。
【0026】(24)は上記スライドガイド片受け入れ
長孔(23)との平行状態として、やはり操作キー
(K)の摘まみ(12)に穿設されたバネ受け入れ長孔
であり、その前端部がトリガー(T)の保持片(18)
に向かって開口している。但し、そのバネ受け入れ長孔
(24)と上記スライドガイド片受け入れ長孔(23)
とを仕切りのない連通開口状態に穿設しても、勿論良
い。
【0027】(25)はそのバネ受け入れ長孔(24)
に収納された圧縮コイルバネであって、上記トリガー
(T)の保持片(18)を常時前方へ押圧付勢すること
により、その保持片(18)を上記表示マグネツト収納
カプセル(16)の後面に密着させると共に、同じくト
リガー(T)の接当片(19)を摘まみ(12)から一
定長さ(D)分だけ張り出し露呈する前進状態に保って
いる。
【0028】上記操作キー(K)との組として使用され
るシリンダー錠(L)は、図7〜12のように回転可能
な内筒(26)と、これに套嵌された外筒(27)とか
ら成り、その内筒(26)の表面にはキー孔(28)が
開口されている。そして、そのシリンダー錠(L)にお
ける就中外筒(27)の表面には、図外のホルダーを介
して、各々永久磁石から成る複数のドライブマグネツト
(29)(30)が、一定の回動角度(θ)を保つ関係
分布状態に配列設置されている。そのドライブマグネツ
ト(29)(30)は、既設のシリンダー錠(L)に対
して後付け式に設置されることもある。
【0029】この点、図7〜14では作動原理を簡略化
して説明するための便宜上、上記回動角度(θ)が18
0度となる第1、2ドライブマグネツト(29)(3
0)の一対を表わしているが、上記操作キー(K)を内
筒(26)のキー孔(28)へ差し込み回動した時に
は、その操作キー(K)に付属する上記表示マグネツト
(17)が、シリンダー錠(L)の第1、2ドライブマ
グネツト(29)(30)と択一的に接近して向かい合
う位置関係に対応されている。
【0030】又、上記第1、2ドライブマグネツト(2
9)(30)の着磁方向は、操作キー(K)に付属する
上記表示マグネツト(17)のそれと同一であり、しか
もその一対の磁極が第1、2ドライブマグネツト(2
9)(30)の相互間において、異なるように関係設定
されている。
【0031】つまり、図13、14に例示するように、
今第1ドライブマグネツト(29)のS極がシリンダー
錠(L)の表面側に位置すると仮定した場合、第2ドラ
イブマグネツト(30)のN極が同じくシリンダー錠
(L)の表面側に位置するように取付けられているわけ
である。
【0032】このような前提において、シリンダー錠
(L)の施錠と解錠を行なうべく、そのキー孔(28)
へ本発明に係る上記構成の操作キー(K)を差し込んだ
時には、図9〜12のように、トリガー(T)の接当片
(19)がシリンダー錠(L)の就中内筒(26)に接
当するため、そのトリガー(T)の全体として上記コイ
ルバネ(25)の押圧付勢力に抗しつつ後退し、その上
記保持片(18)が表示マグネツト収納カプセル(1
6)から離れることになる。
【0033】その結果、磁力が磁極間の距離の2乗に反
比例するクーロンの法則に基き、上記保持片(18)に
よる表示マグネツト(17)の磁気吸引力は極度に弱小
化し、その表示マグネツト(17)の自由に回転可能な
放任状態に準備されるのである。
【0034】そして、その磁気吸引力の無きに等しい状
態下にある表示マグネツト(17)が、上記操作キー
(K)の差し込み回動操作により、シリンダー錠(L)
の第1、2ドライブマグネツト(29)(30)へ択一
的に接近するため、図13と図14の対比から示唆され
る通り、その両磁極間の吸引・反発作用によって、表示
マグネツト(17)が確実に回転することになり、上記
シリンダー錠(L)の施錠状態又は解錠状態を安定良く
表示する。
【0035】他方、その施錠状態又は解錠状態の何れに
あっても、操作キー(K)をシリンダー錠(L)から抜
き取った時には、図1〜7から明白な通り、上記トリガ
ー(T)の全体としてコイルバネ(25)の押圧付勢力
により前進し、その保持片(18)が表示マグネツト収
納カプセル(16)に密着することとなる。
【0036】そのため、トリガー(T)の保持片(1
8)による表示マグネツト(17)の磁気吸引力は、や
はり上記クーロンの法則によって著しく強大化し、従い
操作キー(K)の携帯中や保管中において、その操作キ
ー(K)が永久磁石付きの各種品物に接近し、上記表示
マグネツト(17)に外部から妨害的な磁力が作用した
としても、その表示マグネツト(17)の不慮に反転し
てしまって、上記施錠状態又は解錠状態を爾後的に誤表
示するおそれもない。
【0037】先には、トリガー(T)の全体を鉄などの
磁性体から作成する旨として説明したが、上記趣旨を達
成できる限りでは、トリガー(T)を合成樹脂などの非
磁性体として、その保持片(18)の一部分のみを別個
な磁性体の固着一体化などにより、磁化させても勿論良
い。
【0038】又、図示実施例の圧縮コイルバネ(25)
に代る蔓巻きバネやその他のバネ材を採用して、上記ト
リガー(T)に常時前進方向への背圧を付与してもさし
つかえない。更に、表示マグネツト(17)としても図
示実施例の円柱型に限らず、球型や紡錘型などを採用す
ることができる。
【0039】次に、図15〜18は本発明に係る操作キ
ー(K)の第2実施例を示しており、これではトリガー
(T)の保持片(18)から前方へ、表示マグネツト
(17)の固定ブロツク(31)を一体的に張り出すと
共に、その固定ブロツク(31)の出没孔(32)を表
示マグネツト収納カプセル(16)の後面に貫通形成し
ている。
【0040】上記コイルバネ(25)の背圧を受けたト
リガー(T)の固定ブロツク(31)が、表示マグネツ
ト(17)をその収納カプセル(16)の出没孔(3
2)を通じて、後方から機械的に直接押圧することによ
り、シリンダー錠(L)から抜き取り後の操作キー
(K)における表示マグネツト(17)を、その不慮に
反転しない状態として固定保持できるようになっている
のである。
【0041】その場合、トリガー(T)とその固定ブロ
ツク(31)は磁性体のみならず、非磁性体から作成す
ることも可能である。蓋し、固定ブロツク(31)の押
圧機械力によって、上記表示マグネツト(17)を固定
保持するようになっているからである。
【0042】又、図19〜22は同じく操作キー(K)
の第3実施例に係り、これでは表示マグネツト(17)
を固定保持する別個な永久磁石の保持マグネツト(3
3)を、その収納カプセル(34)への封入状態とし
て、トリガー(T)における保持片(18)の前面へ固
着一体化している。
【0043】そして、操作キー(K)の抜き取り後にお
ける表示マグネツト(17)の不慮な反転を、その保持
マグネツト(33)の吸引力により固定ロツクする一
方、上記操作キー(K)をシリンダー錠(L)へ差し込
んだ時には、トリガー(T)との一体的に保持マグネツ
ト(33)も後退して、その保持マグネツト(33)が
表示マグネツト(17)から離反するようになってい
る。
【0044】更に、図23〜36は上記第1〜3実施例
と対応する本発明の第4〜6実施例を示しており、第1
〜3実施例の場合トリガー(T)を操作キー(K)の摘
まみ(12)へ嵌め込み設置するに当って、そのキー本
体(11)の長手中心線から左側又は右側へ偏倚させて
いるに反し、第4〜6実施例では何れもトリガー(T)
をキー本体(11)の長手中心線上に延在する状態とし
て、その操作キー(K)の摘まみ(12)に嵌め込み設
置している。キー本体(11)の手元部が、その摘まみ
(12)による所謂サンドイツチ状態にあることも、図
示の実施例から明白な通りである。
【0045】尚、図15〜36の第2〜6実施例におけ
るその他の構成と作用は、上記第1実施例と実質的に同
一であるため、その図15〜36に図1〜14との対応
符号を記入するにとどめて、その詳細な説明を省略す
る。
【0046】先に一言した図7〜14は、建物の扉や事
務機器の引出しなどに多く見られる180度の施・解錠
型シリンダー錠(L)を例示しており、これに基いて更
に詳述すると、このような型式に本発明を適用する場
合、そのキー孔(28)の垂直中心線上に第1、2ドラ
イブマグネツト(29)(30)の上下一対を配列設置
するのである。
【0047】そうすれば、今第1、2ドライブマグネツ
ト(29)(30)の両磁極が、図13、14のような
位相変化状態にあると仮定し、併せて操作キー(K)に
おける摘まみ(12)の上部位置に表示マグネツト(1
7)が嵌め付けられていると仮定すると、その操作キー
(K)をキー孔(28)に差し込んだ当初には、図13
から明白なように、表示マグネツト(17)がこれと向
かい合う第1ドライブマグネツト(29)との吸引作用
により、例えば緑色として、そのシリンダー錠(L)の
解錠状態を表示する。
【0048】そして、その解錠状態から操作キー(K)
を一定回動角度(θ)の180度だけ回動操作して、上
記シリンダー錠(L)を施錠した時には、その操作キー
(K)に付属する表示マグネツト(17)が、これと向
かい合う第2ドライブマグネツト(30)との吸引作用
上、図14のように自づと回転し、例えば赤色として、
そのシリンダー錠(L)の施錠状態を表示することにな
り、その施錠位置にて操作キー(K)をシリンダー錠
(L)から抜き取るのである。
【0049】このような操作キー(K)の差し込み操作
過程では、上記した通り表示マグネツト(17)を固定
保持するトリガー(T)や固定ブロツク(31)、保持
マグネツト(33)が、その表示マグネツト(17)か
ら何れも後退しており、これらによる表示マグネツト
(17)の磁気的又は機械的な固定保持力が、上記第
1、2ドライブマグネツト(29)(30)による表示
マグネツト(17)の磁気吸引力よりも、極度に弱小化
されているため、上記表示マグネツト(17)は言わば
磁力からのフリー状態として、確実に安定良く回転作用
し得るのである。
【0050】更に、操作キー(K)をシリンダー錠
(L)から抜き取った時には、その施錠状態又は解錠状
態の何れにあっても、上記した通り操作キー(K)に付
属の表示マグネツト(17)が、そのトリガー(T)や
固定ブロツク(31)、保持マグネツト(33)の接近
によって、その反転不能に固定保持されることとなるた
め、上記第1、2ドライブマグネツト(29)(30)
に相当する外的磁力を受けるも、その施錠状態又は解錠
状態の表示が逆となるおそれもない。
【0051】次に、図37は自動車や金庫の扉などに多
く見られる90度のリターン型シリンダー錠(L)を例
示しており、これでは操作キー(K)を90度だけ回動
操作して施錠後、その逆に90度だけリターンさせるこ
とにより、シリンダー錠(L)から抜き取れるようにな
っているが、このような型式に本発明を適用する場合に
は、そのキー孔(28)と言わば直交する水平中心線上
に、第1、2ドライブマグネツト(29)(30)の左
右一対を配列設置するのである。
【0052】又、図38、39は各種鞄に見られる90
度の施・解錠型シリンダー錠(L)を例示しており、こ
れでは操作キー(K)を90度だけ回動操作して施錠
後、その施錠位置にて操作キー(K)を抜き取れるよう
になっているが、このような型式に本発明を適用する場
合には、そのキー孔(28)の垂直中心線上と水平中心
線上に、第1、2ドライブマグネツト(29)(30)
の1個づつを配列設置する。
【0053】そうすれば、その図37〜39に示す何れ
の型式についても、本発明の操作キー(K)を用いて、
上記と同様な施錠状態並びに解錠状態の表示を行なうこ
とができ、その操作キー(K)の携帯中や保管中におけ
る誤表示のおそれも防止し得るのである。
【0054】殊更、鞄の種類によっては、上記90度の
施・解錠型シリンダー錠(L)が図40、41のよう
に、対称な一対として並列設置されることもあり、これ
ではその一対の第1、2シリンダー錠(L1)(L2)
を共通する1個の操作キー(K)によって、施・解錠で
きるように設定しなければならない。
【0055】このような型式に本発明を適用する場合に
は、図42の第7実施例に示す通り、操作キー(K)に
おけるキー本体(11)の長手中心線を境界として、そ
の対称に分布する上下一対の表示マグネツト(17a)
(17b)を、やはり摘まみ(12)の前端部に嵌め込
み設置するのである。
【0056】そして、その一対の表示マグネツト(17
a)(17b)をこれらに共通する1個のトリガー
(T)によって、上記第1実施例と同じく固定保持でき
るように作動させるのである。そうすれば、第1シリン
ダー錠(L1)に操作キー(K)を差し込み回動操作し
て、その施錠と解錠を行なう過程では、上記表示マグネ
ツト(17a)(17b)の何れか一方のみが回転作用
して、その施錠状態又は解錠状態を正しく表示し、残る
他方はその機能上言わば遊んでいることになる。
【0057】又、上記操作キー(K)を第1シリンダー
錠(L1)から第2シリンダー錠(L2)へ差し替え
て、その第2シリンダー錠(L2)の施錠と解錠を行な
う際中には、逆に上記表示マグネツト(17a)(17
b)の他方のみが回転作動して、その施錠状態又は解錠
状態を表示すべく機能し、残る一方は遊ぶ状態にあると
言える。
【0058】しかし、その何れにあっても、シリンダー
錠(L1)(L2)から抜き取った操作キー(K)の表
示マグネツト(17a)(17b)は、上記第1実施例
と同じくトリガー(T)によって固定保持されることと
なり、上記施錠状態と解錠状態の表示が爾後的に反転す
るおそれはない。
【0059】上記作動を達成するための構成として、ト
リガー(T)には図42に示す如く、上記表示マグネツ
ト(17a)(17b)に後方から臨む上下一対の保持
片(18a)(18b)と、その保持片(18a)(1
8b)から一体的に後方へ延在する上下一対のスライド
ガイド片(20a)(20b)とが、1個の接当片(1
9)を中心とする対称な振り分け状態に設けられてお
り、その一対の保持片(18a)(18b)へ1個の圧
縮コイルバネ(25)による背圧が、均等に働くように
なっている。
【0060】その際、トリガー(T)の全体又はその中
途部に垂立する両保持片(18a)(18b)のみを磁
性体として設定することに代えて、上記第2、3実施例
に基いて説示した構成に準じて、その両表示マグネツト
(17a)(17b)の直後に別個な保持マグネツト
(33a)(33b)の上下一対を並列設置したり、或
いは上記両保持片(18a)(18b)から各々固定ブ
ロツク(31a)(31b)を前方へ一体的に張り出し
たりすることも可能である。
【0061】尚、上記トリガー(T)のそれ自体やこれ
に背圧を付与するコイルバネ(25)などを、上下一対
の表示マグネツト(17a)(17b)に対応する複数
として、その別個独立に操作キー(K)の摘まみ(1
2)内へ嵌め込み設置することも考えられる。
【0062】
【発明の効果】以上のように、本発明はシリンダー錠
(L)のキー孔(28)に抜き差し操作されるキー本体
(11)と、その手元部に被着一体化された摘まみ(1
2)とから成り、上記シリンダー錠(L)に配列設置さ
れた複数のドライブマグネツト(29)(30)と択一
的に吸引・反発作用することにより、自づと回転する表
示マグネツト(17)を上記摘まみ(12)の前端部に
嵌め込み設置して、その表示マグネツト(17)の回転
指向性を外部から透視することにより、上記シリンダー
錠(L)の施錠状態と解錠状態を判別し得るように定め
たシリンダー錠の施・解錠表示付き操作キー(K)にお
いて、
【0063】上記表示マグネツト(17)を磁気的又は
機械的に固定保持するためのトリガー(T)を、上記摘
まみ(12)に前後方向への進退自在として、且つ常時
摘まみ(12)から前方へ張り出し露呈する弾圧付勢状
態に嵌め込み設置して、上記キー本体(11)をシリン
ダー錠(L)のキー孔(28)へ差し込み操作した時に
は、トリガー(T)が表示マグネツト(17)から離れ
るように後退して、その表示マグネツト(17)の回転
を許す一方、同じくキー本体(11)をキー孔(28)
から抜き取った時には、トリガー(T)が表示マグネツ
ト(17)へ接近するように前進して、その表示マグネ
ツト(17)を固定保持するように構成してあるため、
冒頭に述べた従来技術の諸問題を完全に改良できる効果
がある。
【0064】即ち、本発明の上記構成によれば、シリン
ダー錠(L)の施錠と解錠を行なうべく、そのキー孔
(28)へ操作キー(K)を差し込んだ時には、表示マ
グネツト(17)を固定保持するトリガー(T)の前端
部がシリンダー錠(L)に接当するため、その全体とし
てこれに与えられた弾圧付勢力に抗しつつ後退し、表示
マグネツト(17)から離れることとなる。
【0065】その結果、磁力が磁極間の距離の2乗に反
比例するクーロンの法則に基き、上記トリガー(T)に
よる表示マグネツト(17)の磁気吸引力は無きに等し
くなり、その表示マグネツト(17)の自由に回転可能
な放任状態に準備されるのである。
【0066】そこで、上記操作キー(K)を回動操作す
れば、表示マグネツト(17)がシリンダー錠(L)の
ドライブマグネツト(29)(30)と択一的に接近
し、その両磁極間の吸引・反発作用によって、表示マグ
ネツト(17)は確実・円滑に回転することとなり、上
記シリンダー錠(L)の施錠状態又は解錠状態を安定良
く表示するため、これを操作キー(K)の外部から透視
判別することができる。
【0067】他方、上記施錠状態又は解錠状態の何れに
あっても、そのシリンダー錠(L)から操作キー(K)
を抜き取った時には、上記トリガー(T)の全体として
後方からの弾圧付勢力により自づと前進し、表示マグネ
ツト(17)に接近することとなる。
【0068】そのため、やはりクローンの法則に基い
て、上記トリガー(T)による表示マグネツト(17)
の磁気吸引力が著しく強大化する。その結果、上記操作
キー(K)の携帯中や保管中において、その操作キー
(K)が永久磁石付きの各種品物に接近し、万一上記表
示マグネツト(17)に外部から妨害的な磁力が作用し
たとしても、その表示マグネツト(17)の不慮に反転
してしまって、シリンダー錠(L)の施錠状態又は解錠
状態を爾後的に誤表示するおそれがない。
【0069】そして、上記作用はトリガー(T)の磁気
吸引力のみならず、そのトリガー(T)の機械力によっ
て表示マグネツト(17)を固定保持する構成を採用す
るも、全く同様に達成することができるのであり、冒頭
に述べた公知発明に比し、その全体的な必要構成の簡素
で足りるにも拘らず、品質と機能の安定した製品として
提供し得る効果がある。
【0070】又、請求項2の構成を採用するならば、操
作キー(K)の限られた摘まみ(12)の内部へ、上記
トリガー(T)を前後方向への進退可能な運動機構とし
て、合理的に嵌め込み設置することができ、その量産効
果も最大限に期待し得ることとなる。
【0071】特に、請求項3の構成を採用するならば、
上記表示マグネツト(17)を固定保持する保持マグネ
ツト(33)の追加によって、その表示マグネツト(1
7)の固定保持力を容易に増すことができ、一層安定性
と信頼性に富む製品を得られる効果がある。
【0072】請求項4の構成を採用するならば、上記ト
リガー(T)や保持マグネツト(33)の磁気吸引力の
みならず、これに代る固定ブロツク(31)の機械的な
固定力によっても、上記表示マグネツト(17)を固定
保持することができ、操作キー(K)の種類に応じて使
い分ける如く適用実施し得る効果がある。
【0073】更に、請求項5の構成を採用するならば、
シリンダー錠(L)側の型式変化に対応することがで
き、その共通する1個のトリガー(T)によって、複数
の表示マグネツト(17a)(17b)に対する均等な
固定保持力を働かせ得る効果もあり、著しく合理的であ
ると言える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例の操作キーを示す側断
面図である。
【図2】図1の2−2線断面図である。
【図3】図1の3−3線断面図である。
【図4】図1の4−4線断面図である。
【図5】図1の5−5線断面図である。
【図6】図2の部分拡大図である。
【図7】180度施・解錠型シリンダー錠への適用例を
示す一部破断の斜面図である。
【図8】図7から180度回動操作した状態を示す斜面
図である。
【図9】同じくシリンダー錠への差し込み状態を示す一
部破断の斜面図である。
【図10】図9の側断面図である。
【図11】図10の11−11線断面図である。
【図12】図10の12−12線断面図である。
【図13】操作キーによる解錠時の磁気作用を示す説明
図である。
【図14】同じく操作キーによる施錠時の磁気作用を示
す説明図である。
【図15】図1に対応する本発明の第2実施例を示す側
断面図である。
【図16】図15の16−16線に沿う部分拡大断面図
である。
【図17】シリンダー錠への差し込み状態を示す側断面
図である。
【図18】図17の18−18線断面図である。
【図19】図1に対応する本発明の第3実施例を示す側
断面図である。
【図20】図19の20−20線に沿う部分拡大断面図
である。
【図21】シリンダー錠への差し込み状態を示す側断面
図である。
【図22】図21の22−22線断面図である。
【図23】図1に対応する本発明の第4実施例を示す側
断面図である。
【図24】図23の24−24線断面図である。
【図25】図23の25−25線断面図である。
【図26】図23の部分拡大図である。
【図27】図1に対応する本発明の第5実施例を示す側
断面図である。
【図28】図27の28−28線断面図である。
【図29】図27の29−29線断面図である。
【図30】図27の30−30線断面図である。
【図31】図27の部分拡大図である。
【図32】図1に対応する本発明の第6実施例を示す側
断面図である。
【図33】図32の33−33線断面図である。
【図34】図32の34−34線断面図である。
【図35】図32の35−35線断面図である。
【図36】図32の部分拡大図である。
【図37】図7に対応する90度リターン型シリンダー
錠への適用例を示す一部破断の斜面図である。
【図38】同じく90度施・解錠型シリンダー錠への適
用例を示す一部破断の斜面図である。
【図39】図38から90度回動操作した状態を示す斜
面図である。
【図40】第1、2シリンダー錠の一対が並列設置され
た鞄を示す平面図である。
【図41】図40の第1、2シリンダー錠を抽出して示
す斜面図である。
【図42】図40の鞄に適用する本発明の第7実施例を
示す一部破断の斜面図である。
【符号の説明】
(11)・キー本体 (12)・摘まみ (15)・覗き窓 (17)(17a)(17b)・表示マグネツト (18)(18a)(18b)・保持片 (19)・接当片 (20)(20a)(20b)・スライドガイド片 (25)・圧縮コイルバネ (28)・キー孔 (29)・ドライブマグネツト (30)・ドライブマグネツト (31)・固定ブロツク (33)・保持マグネツト (K)・操作キー (L)・シリンダー錠 (T)・トリガー (θ)・回動角度

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダー錠(L)のキー孔(28)に抜
    き差し操作されるキー本体(11)と、その手元部に被
    着一体化された摘まみ(12)とから成り、 上記シリンダー錠(L)に配列設置された複数のドライ
    ブマグネツト(29)(30)と択一的に吸引・反発作
    用することにより、自づと回転する表示マグネツト(1
    7)を上記摘まみ(12)の前端部に嵌め込み設置し
    て、 その表示マグネツト(17)の回転指向性を外部から透
    視することにより、上記シリンダー錠(L)の施錠状態
    と解錠状態を判別し得るように定めた操作キー(K)に
    おいて、 上記表示マグネツト(17)を磁気的又は機械的に固定
    保持するためのトリガー(T)を、上記摘まみ(12)
    に前後方向への進退自在として、且つ常時摘まみ(1
    2)から前方へ張り出し露呈する弾圧付勢状態に嵌め込
    み設置して、 上記キー本体(11)をシリンダー錠(L)のキー孔
    (28)へ差し込み操作した時には、トリガー(T)が
    表示マグネツト(17)から離れるように後退して、そ
    の表示マグネツト(17)の回転を許す一方、 同じくキー本体(11)をキー孔(28)から抜き取っ
    た時には、トリガー(T)が表示マグネツト(17)へ
    接近するように前進して、その表示マグネツト(17)
    を固定保持するように構成したことを特徴とするシリン
    ダー錠の施・解錠表示付き操作キー。
  2. 【請求項2】トリガー(T)を側面視の全体的なほぼク
    ランクアーム型に造形して、その少なくとも垂直な中途
    部を表示マグネツト(17)に後方から臨む磁性体の保
    持片(18)として定め、 その保持片(18)を境界とするトリガー(T)の前端
    部を、シリンダー錠(L)との接当片(19)として前
    方へ水平に張り出す一方、 残るトリガー(T)の後端部をスライドガイド片(2
    0)として、後方へ水平に張り出すと共に、 上記保持片(18)に後方から圧縮コイルバネ(25)
    の背圧を付与したことを特徴とする請求項1記載のシリ
    ンダー錠の施・解錠表示付き操作キー。
  3. 【請求項3】トリガー(T)を側面視の全体的なほぼク
    ランクアーム型に造形して、その垂直な中途部を表示マ
    グネツト(17)に後方から臨ませると共に、 その中途部に表示マグネツト(17)を磁気的に固定保
    持する保持マグネツト(33)を固着一体化したことを
    特徴とする請求項1記載のシリンダー錠の施・解錠表示
    付き操作キー。
  4. 【請求項4】トリガー(T)を側面視の全体的なほぼク
    ランクアーム型に造形して、その垂直な中途部を表示マ
    グネツト(17)に後方から臨ませると共に、 その中途部に表示マグネツト(17)を機械的に固定保
    持する固定ブロツク(31)を固着一体化したことを特
    徴とする請求項1記載のシリンダー錠の施・解錠表示付
    き操作キー。
  5. 【請求項5】キー本体(11)の長手中心線を境界とす
    る対称な一対の表示マグネツト(17a)(17b)
    を、摘まみ(12)の前端部に嵌め込み設置すると共
    に、 その一対の表示マグネツト(17a)(17b)を、共
    通する1個のトリガー(T)によって磁気的又は機械的
    に固定保持するように構成したことを特徴とする請求項
    1記載のシリンダー錠の施・解錠表示付き操作キー。
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