JPH075446Y2 - 光コネクタのフェルールバック量規制構造 - Google Patents

光コネクタのフェルールバック量規制構造

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JPH075446Y2
JPH075446Y2 JP4054789U JP4054789U JPH075446Y2 JP H075446 Y2 JPH075446 Y2 JP H075446Y2 JP 4054789 U JP4054789 U JP 4054789U JP 4054789 U JP4054789 U JP 4054789U JP H075446 Y2 JPH075446 Y2 JP H075446Y2
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JP
Japan
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ferrule
spring
optical connector
flange portion
pipe
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JP4054789U
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耕哉 小松
茂 貝原
亮 長瀬
悦治 杉田
紀夫 鈴木
伊藤  公一
敏郎 小玉
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Fujitsu Ltd
Hitachi Ltd
NEC Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Fujitsu Ltd
Hitachi Ltd
NEC Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は光コネクタに係わり、特にばねにより端面が突
き合わされるフェルールのバック量の規制構造に関す
る。
〔従来の技術〕 従来、この種の光コネクタのフェルールのバック量規制
構造としては、第3図に示す構造のものが知られてい
る。すなわち、第3図に示すように、外装部材1内には
光ファイバ2を保持固定するフェルール3が内蔵されて
いると共に、このフェルール3はその端面3aが相手方の
フェルール(図示せず)の端面とばね4の有する所定の
ばね圧で突き合わされるように構成されている。
また、このばね4はフェルール3のフランジ部3bとばね
受け部5aを有する固定部材5との間に配置されており、
フェルール3を常時左側に押圧付勢した構造となってい
る。更に、固定部材5にはばね受け部5aからフェルール
3のフランジ部3b側に延びる延設部5bが形成されてお
り、フェルール3が右側方向にバックしたときにフェル
ール3のフランジ部3bが固定部材5の延設部5bに当接
し、フェルール3のバック量を規制するようにしてい
た。
一方、第4図に示す構造のものは、フェルール3のフラ
ンジ部3bと固定部材5のばね受け部5aとの間にばね4が
介装されており、フェルール3を常時左側へ押圧付勢し
た構造は第3図のものと同様であるが、第4図の従来例
にあっては、固定部材5に第3図の延設部5bに相当する
ものが設けられていない。従って、この第4図に示すも
のは、フェルール3のバック量を規制できない構造とな
っていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述した従来のフェルールバック量規制
構造において、第3図の場合は、固定部材5に一体に設
けた延設部5bの肉厚が薄くなり、特に固定部材5をプラ
スチックモールド化した場合、強度が弱くなるという欠
点があった。一方、第4図に示すように、フェルール3
のバック量を規制していない構造の場合は、このフェル
ール3が押されてフェルール3の回転止め部6が外装部
材1のストッパ1aから外れ、その結果、フェルール3が
元の状態に戻らなくなったり、またはフェルール3が回
転し、光ファイバ2がねじられて断線したり、あるいは
ばね4に過負荷が働いてしまうという欠点があった。
本考案の目的は上述した欠点に鑑みなされたもので、フ
ェルールの軸方向の移動量を規制でき、しかもこの規制
部材の強度を十分に保つことができるようにした光コネ
クタのフェルールバック量規制構造を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
前記した目的を達成するために本考案は、光ファイバを
保持固定するフェルールを内蔵し、フェルール端面を所
定のばね圧で突き合わせる光コネクタにおいて、ばねの
一端部側を受けるフェルールフランジ部と、このフェル
ールフランジ部と対向配置されかつばねの他端部側を受
けるばね受け部を有する固定部材との間に、フェルール
およびばねと径方向に干渉しないパイプ状部材を配置し
た構成としたものである。
〔作用〕
このように本考案構造にあっては、フェルールフランジ
部と固定部材のばね受け部との間に、ばねおよびフェル
ールと径方向に干渉しないパイプ状部材を挿入したの
で、フェルールのバック量を規制できる。また、パイプ
状部材の肉厚を厚くできなくても、強度の大きい材料を
使用することにより、必要十分なパイプ状部材の強度を
得ることができる。
〔実施例〕
次に、本考案について図面を参照して説明する。
第1図は本考案に係わる光コネクタのフェルールバック
量規制構造の一実施例を示す一部破断正面図である。外
装部材10の内部には光ファイバ11を定められた位置に高
精度に保持固定するフェルール12が内蔵されており、こ
のフェルール12はばね13により常時左側に押圧付勢さ
れ、その端面12aは所定のばね圧をもって相手方のフェ
ルール端面と突き合わされるように構成されている。ま
た、このフェルール12はその回転止め部12bが外装部材1
0に設けられたストッパ10aによって回転を規制されてい
る。
更に、フェルール12のフランジ部12cと外装部材10の内
部に固定配置された固定部材14のばね受け部14aとの間
に、ばね13およびパイプ状部材15が配置されている。す
なわち、フェルール12のフランジ部12cによってばね13
の一端部側が受けられ、かつ固定部材14のばね受け部14
aでばね13の他端部側が受けられるようになっている。
また、パイプ状部材15の内径はばね13の径方向の可動範
囲よりも大きく、かつフェルール12のフランジ部12cの
外径より小さく形成されている。更に、パイプ状部材15
の長さは光コネクタを接続させ、フェルール12が軸方向
に所定量バックしたときのフランジ部12cからばね受け
部14aまでの長さよりも短く、かつフェルール12を所定
量以上押し込んだとき、フェルール12の回転止め部12b
がストッパ10aから外れないようなフランジ部12cからば
ね受け部14aまでの最小長さよりも長くしている。
すなわち、光コネクタを嵌合させないときは、フェルー
ル12のフランジ部12cは外装部材10のフェルール突き当
て部10bにばね13により突き当てられている。一方、光
コネクタを嵌合させたときは、フェルール12は軸方向に
所定量バックする。このとき、パイプ状部材15はばね13
およびフェルール12に外力を及ぼさないように内径およ
び長さを設定しているため、パイプ状部材15は光コネク
タの接続特性に影響を与えるようなことはない。更に、
不慮の事態でフェルール12が押し込まれたとしても、パ
イプ状部材15がフェルール12のフランジ部12cおよび固
定部材14のばね受け部14aに当たり、フェルール12が必
要以上にバックしなくなる。
第2図は本考案構造の他の実施例を示すもので、本実施
例のパイプ状部材16はフェルール12のフランジ部12cの
内側にばね13を受けるばね受け部16aを設けている。す
なわち、ばね13の一端部側は、ばね受け部16aを介して
フェルール12のフランジ部12cに受けられている。ま
た、ばね受け部16aの内径は、フェルール12の径方向の
可動量よりも大きく設定されている。更に、ばね13の外
側に位置するパイプ状部材16の本体部16bの内径は、第
1図と同様にばね13の径方向の可動量よりも大きく設定
されている。また、第1図と同様にフェルール12の軸方
向の可動量を規制できるように、パイプ状部材16の余長
を設定している。このため、第2図の場合も第1図と同
様に、光コネクタの接続特性に影響を与えることなく、
フェルール12のバック量を規制することができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案に係わる光コネクタのフェル
ールバック量規制構造によれば、ばねの一端部側を受け
るフェルールのフランジ部とフェルールのフランジ部と
対向する固定部材のばね受け部との間に、ばねおよびフ
ェルールと径方向に干渉しないパイプ状部材を挿入配置
した構成としたことにより、フェルールの軸方向の移動
量、つまりバック量を規制できるという効果を奏する。
また、このフェルールのフランジ部やばねの大きさによ
り、パイプ状部材の大きさが制限されることがなくな
り、任意のばね圧やフェルールの軸方向の移動量を設定
することができる。更に、パイプ状部材の材質をばね受
け部の材質と変えることができ、パイプ状部材の肉厚を
厚くできない場合は、強度の大きい材料を使用すること
により、容易に必要十分なパイプ状部材の強度を得るこ
とができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係わる光コネクタのフェルールバック
量規制構造の一実施例を示す一部破断正面図、第2図は
本考案構造の他の実施例を示す一部破断正面図、第3図
および第4図はそれぞれ従来構造の一例を示す一部破断
正面図である。 10……外装部材、11……光ファイバ、12……フェルー
ル、12c……フランジ部、13……ばね、14……固定部
材、14a……ばね受け部、15……パイプ状部材、16……
パイプ状部材、16a……ばね受け部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 999999999 株式会社日立製作所 東京都千代田区神田駿河台4丁目6番地 (72)考案者 小松 耕哉 東京都港区芝5丁目33番1号 日本電気株 式会社内 (72)考案者 貝原 茂 東京都港区芝5丁目33番1号 日本電気株 式会社内 (72)考案者 長瀬 亮 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)考案者 杉田 悦治 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)考案者 鈴木 紀夫 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)考案者 伊藤 公一 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 株式会社内 (72)考案者 小玉 敏郎 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所戸塚工場内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ファイバを保持固定するフェルールを内
    蔵し、フェルール端面を所定のばね圧で突き合わせる光
    コネクタにおいて、ばねの一端部側を受けるフェルール
    フランジ部と、このフェルールフランジ部と対向配置さ
    れかつばねの他端部側を受けるばね受け部を有する固定
    部材との間に、前記フェルールおよびばねと径方向に干
    渉しないパイプ状部材を配置したことを特徴とする光コ
    ネクタのフェルールバック量規制構造。
JP4054789U 1989-04-07 1989-04-07 光コネクタのフェルールバック量規制構造 Expired - Lifetime JPH075446Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4054789U JPH075446Y2 (ja) 1989-04-07 1989-04-07 光コネクタのフェルールバック量規制構造

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4054789U JPH075446Y2 (ja) 1989-04-07 1989-04-07 光コネクタのフェルールバック量規制構造

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Publication Number Publication Date
JPH02132201U JPH02132201U (ja) 1990-11-02
JPH075446Y2 true JPH075446Y2 (ja) 1995-02-08

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JP4054789U Expired - Lifetime JPH075446Y2 (ja) 1989-04-07 1989-04-07 光コネクタのフェルールバック量規制構造

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