JPH075423U - 弁当容器用中敷き - Google Patents
弁当容器用中敷きInfo
- Publication number
- JPH075423U JPH075423U JP3578093U JP3578093U JPH075423U JP H075423 U JPH075423 U JP H075423U JP 3578093 U JP3578093 U JP 3578093U JP 3578093 U JP3578093 U JP 3578093U JP H075423 U JPH075423 U JP H075423U
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- JP
- Japan
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- insole
- container
- lunch
- lunch box
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 弁当容器の洗浄を簡単にできるようにする。
【構成】 仕切り板2を有する弁当容器1内の全面にわ
たって敷かれる弁当容器用中敷き3に、仕切り板2と嵌
合する突条4を形成し、中敷き3を弁当容器1に添っ
て、かつ、密着して取り付けられるようにする。その中
敷き3を弁当容器1に取り付けることにより、弁当容器
1への盛り付けたおかずなどの油、煮汁や匂い等の付着
を防ぐ。
たって敷かれる弁当容器用中敷き3に、仕切り板2と嵌
合する突条4を形成し、中敷き3を弁当容器1に添っ
て、かつ、密着して取り付けられるようにする。その中
敷き3を弁当容器1に取り付けることにより、弁当容器
1への盛り付けたおかずなどの油、煮汁や匂い等の付着
を防ぐ。
Description
【0001】
この考案は、盛り付けられたおかず等からの油汚れや匂いの付着を防いで、弁 当容器の洗浄を容易に行えるようにする弁当容器の中敷きに関する。
【0002】
弁当容器、例えば、弁当給食や仕出し弁当などの弁当箱として使われる弁当容 器では、容器内に仕切り板が設けられ、盛り付けたものの味が混じり合ったり、 運搬等の際に、盛り付けが崩れたりしないようにしている。
【0003】 また、このような弁当容器では、容器を回収し、洗浄して繰り返し使用する。
【0004】 ところで、上記容器では、洗浄の際、特に、盛り付けられたおかずが揚げ物や 魚の煮付け等であった場合、その油や匂いがこびりつき、それらを取り除くため 、洗浄に手間が掛かるという問題がある。
【0005】 この問題を解決する一つの方法として、それら汚れの落しにくいものを、アル ミホイル製の小型の使い捨て容器、いわゆるアルミカップに入れて盛り付けるこ とが考えられる。
【0006】 しかし、そのようなアルミカップは、弁当容器と固定されていないので、運搬 中に弁当容器内を移動して中の油や汁がこぼれでるという問題がある。
【0007】 また、食べ残しがあった場合、その食べ残しが直に弁当容器に置かれる場合が あるため、上記の問題を解決できなかった。
【0008】 このため、弁当容器内を全面に亘ってシート状の中敷きで被い、上記の問題を 解決する方法が考えられる。
【0009】
しかしながら、弁当容器内を全面に亘ってシート状の中敷きで被う方法では、 弁当容器内に仕切り板があるため、その仕切り板が邪魔をして中敷きを弁当容器 に添わせて敷くことができない。特に、仕切り板の周辺では、中敷きが浮き上が ってしまうため、盛り付けが上手くできないという問題がある。
【0010】 また、中敷きが弁当容器と密着しないため、見栄えもよくないという問題もあ る。
【0011】 そこで、この考案の課題は、仕切り板の有無に係わらず、中敷きを弁当容器に 添わせ、かつ、密着して敷けるようにすることである。
【0012】
上記の課題を解決するため、この考案では、弁当容器内の全面に亘って敷かれ る弁当容器用中敷きに、弁当容器の仕切り板と嵌合する突条を形成した構成とし たのである。
【0013】
このように構成される弁当容器の中敷きでは、突条を仕切り板に嵌め、中敷き を弁当容器に被せると、仕切り板を含む弁当容器の内側が中敷きによって被われ る。このとき、中敷きは、突条が仕切り板と形状が合っているため、仕切り板に 邪魔されることなく弁当容器と密着して添わせることができる。
【0014】 このため、中敷きを敷いた状態で料理を弁当容器に上手く盛り付けることがで きる。
【0015】 また、中敷きは、仕切り板と嵌合されているため、運搬時に外れたり、動き回 ることはない。
【0016】 さらに、弁当容器が回収された際は、弁当容器から食べ残しとともに中敷きを 取り外すことにより、弁当容器への油、汁等の付着を防止できる。
【0017】
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0018】 図1に示すように、本実施例の弁当容器用中敷き3(以下、中敷き)は、弁当 容器1を被える形状に裁断されたナイロンシートに、弁当容器1の仕切り板2と 嵌合する突条4を形成したものである。
【0019】 このようなナイロン製の中敷き3では、ナイロンシートの熱可塑性を利用して 容易に製作し、また、量産できる。
【0020】 例えば、中敷き3を敷こうとする弁当容器1の型を準備し、その型に収縮率を 考慮して弁当容器1を被える形状に裁断したナイロンシートを嵌め加熱する。こ の加熱には、熱湯を使用することもできる。
【0021】 型にシートが密着すると冷風などを当て、すぐに冷却し、型より取り外すと完 成する。
【0022】 このような方法によって量産される中敷き3は、消毒を行ったのち、突条4を 弁当容器1の仕切り板2に嵌め、弁当容器1に被せ使用する。
【0023】 このとき、中敷き3は、突条4が仕切り板2と嵌まり合い、仕切り板2と添う ため、図2に示すように、弁当容器1に密着して取り付けられる。
【0024】 このため、弁当容器1に中敷き3を被せた状態で、調理されたおかず、ご飯等 を盛り付けたとき、中敷き3は移動することはなく盛り付けもやり易い。
【0025】 また、こうして料理の盛り付けられた弁当容器1は、食事に供されたのち、回 収されるのであるが、この際、回収された弁当容器1から食べ残し等と共に、中 敷き3を取り外す。
【0026】 因みに、その取り外した中敷き3は、簡単な水洗い等を行って一ヶ所に集め、 リサイクルし、再資源化することもできる。
【0027】 一方、中敷き3の取り外された弁当容器1は、中敷き3に被われていたため、 仕切り板2を含む弁当容器1内部は、油や汁をはじめ匂い等が付着しておらず、 簡単な洗浄できれいにできる。
【0028】 このように、中敷き3を薄いナイロンシートで製作した場合には、特にコスト も安くでき、使い捨てにしなくてもリサイクルできるため、資源の節約にもなり 、大量に弁当容器1を扱う弁当給食や仕出し弁当などの弁当容器1に使うのに最 適である。
【0029】 なお、実施例では、中敷き3には、ナイロンシートを用いたが、これに限定され ることはなく、例えば、表面に防油、防水処理の施された紙シートやポリエチレ ンシート等、油や水分を通さない物であればどのような材質の物を使用してもよ い。
【0030】 また、この中敷き3には、慶弔用の絵、文字や家紋等の他キャラクターなどを 書き入れることもできる。
【0031】 さらに、実施例では、突条を形成するのに、熱可塑性を利用する方法を示した が、これに限定されることはなく、使用するシート材に最適な方法を用いて突状 を形成することは、当然である。
【0032】
この考案は、以上のように構成し、仕切り板のある弁当容器を弁当容器用中敷 きにより被える様にしたので、弁当容器に、油、煮汁等の落しにくい汚れやとれ にくい匂い等の付着を防ぎ、弁当容器の洗浄を簡単に行えるようにすることがで きる。
【0033】 このため、洗浄時間の短縮が図れ、人件費やお湯等の光熱費の節約も図ること ができる。
【図1】弁当容器用中敷きと弁当容器とを示す斜視図
【図2】弁当容器に弁当容器用中敷きを敷いた際の縦断
面図
面図
1 弁当容器 2 仕切り板 3 弁当容器用中敷き 4 突条
Claims (1)
- 【請求項1】 仕切り板が設けられた弁当容器内の全面
に亘って敷かれる弁当容器用中敷きであって、前記中敷
きに弁当容器の仕切り板と嵌合する突条を形成した弁当
容器用中敷き。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3578093U JPH075423U (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 弁当容器用中敷き |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3578093U JPH075423U (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 弁当容器用中敷き |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH075423U true JPH075423U (ja) | 1995-01-27 |
Family
ID=12451420
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3578093U Pending JPH075423U (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 弁当容器用中敷き |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH075423U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008087760A1 (ja) * | 2007-01-18 | 2008-07-24 | Lgc, Ltd. | 通い箱 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62111086A (ja) * | 1985-06-26 | 1987-05-22 | 有限会社 米山製作所 | ヒンジ及びヒンジ用ピン |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP3578093U patent/JPH075423U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62111086A (ja) * | 1985-06-26 | 1987-05-22 | 有限会社 米山製作所 | ヒンジ及びヒンジ用ピン |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008087760A1 (ja) * | 2007-01-18 | 2008-07-24 | Lgc, Ltd. | 通い箱 |
JP2008174270A (ja) * | 2007-01-18 | 2008-07-31 | Lgc Co Ltd | 通い箱 |
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