JPH0753919Y2 - 蓋の打抜き装置 - Google Patents

蓋の打抜き装置

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JPH0753919Y2
JPH0753919Y2 JP1988045037U JP4503788U JPH0753919Y2 JP H0753919 Y2 JPH0753919 Y2 JP H0753919Y2 JP 1988045037 U JP1988045037 U JP 1988045037U JP 4503788 U JP4503788 U JP 4503788U JP H0753919 Y2 JPH0753919 Y2 JP H0753919Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
die
punch
holes
fitting
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988045037U
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English (en)
Other versions
JPH01149298U (ja
Inventor
哲也 井内
弘康 坂東
芳文 三木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shikoku Kakoki Co Ltd
Original Assignee
Shikoku Kakoki Co Ltd
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Publication date
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  • Details Of Cutting Devices (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、例えばロールフィルムのような蓋材から蓋
を打抜く装置に関する。
従来の技術 この種の装置としては、実開昭60−71600号公報に開示
されているように、2つのポンチと、2つのダイス孔を
有するダイスと、ダイスに蓋材を介して押圧されかつ2
つのポンチをそれぞれ通す2つのポンチ孔があけられて
いる蓋材押えとを備えており、蓋材を介して互いに嵌め
合わされる蓋材緊張用環状嵌合凹部および嵌合凸部の一
方がダイスの上面に、その他方が蓋材押えの下面に設け
られており、嵌合凹部および嵌合凸部が、2つのダイス
孔及びポンチ孔間を通って2つのダイス孔及びポンチ孔
をそれぞれ取囲むように2つのループを形成してのびて
いるものが知られている。
考案が解決しようとする課題 上記装置では、蓋の打ち抜きの際、2つのダイス孔及び
ポンチ孔間にある蓋材が破れることがある。嵌合凹部お
よび嵌合凸部が蓋材を介して互いに嵌め合わされると、
嵌合凹部および嵌合凸部間にある蓋材が横断面略U字状
に変形させられるが、そのためには、嵌合凹部および嵌
合凸部の両側にある蓋材が嵌合凹部および嵌合凸部の間
に引き込まれなければならない。ところが、2つのダイ
ス孔及びポンチ孔間においては、嵌合凹部および嵌合凸
部の両側にある蓋材はそれぞれの側において緊張させら
せるため、嵌合凹部および嵌合凸部の間に蓋材が引き込
まれ難いからである。そのため、2つのダイス孔及びポ
ンイ孔間にある蓋材に、これを破る程の無理な引張力が
作用してしまうことになるからである。
この考案の目的は、蓋の打ち抜きの際、2つのダイス孔
及びポンチ孔間にある蓋材が破れることを防止できる蓋
の打抜き装置を提供することにある。
課題を解決するための手段 この考案による蓋の打抜き装置は、2つのポンチと、2
つのダイス孔を有するダイスと、ダイスに蓋材を介して
押圧されかつ2つのポンチをそれぞれ通す2つのポンチ
孔があけられている蓋材押えとを備えており、蓋材を介
して互いに嵌め合わされる蓋材緊張用環状嵌合凹部およ
び嵌合凸部の一方がダイスの上面に、その他方が蓋材押
えの下面に設けられている蓋の打抜き装置において、嵌
合凹部および嵌合凸部が、2つのダイス孔及びポンチ孔
間に平坦部を残して2つのダイス孔及びポンチ孔を取囲
むように一連のループを形成してのびていることを特徴
とするものである。
作用 この考案による蓋の打抜き装置では、嵌合凹部および嵌
合凸部が、2つのダイス孔及びポンチ孔間に平坦部を残
して2つのダイス孔及びポンチ孔を取囲むように一連の
ループを形成してのびているから、2つのダイス孔及び
ポンチ孔間の平坦部のある領域では蓋材が横断面略U字
状に変形させられることがない。
実施例 この考案の実施例を図面を参照してつぎに説明する。
蓋の打抜き装置は、2つのポンチ11と、2つのダイス孔
21を有するダイス12と、ダイス12に蓋材を介して押圧さ
れかつ2つのポンチ11をそれぞれ通す2つのポンチ孔13
があけられている蓋材押え14とを備えている。
2つのポンチ11は、水平板状ポンチホルダ10の下面に横
に並んで下方突出状に取付けられている。ポンチ11の先
端下面には凹所11aが設けられ、これにプッシャ15のプ
ッシャプレート15aが収容されている。プッシャ15のロ
ッド15bはプッシャプレート15aの上面中央部より上向き
にのびてポンチ11およびポンチホルダ10を一直線状に貫
通している。そのロッド15bの上端はポンチホルダ10の
上方に突出し、その突出端にはスプリング押えプレート
16が取付けられている。プッシャロッド15bを取囲んで
スプリング押えプレート16とポンチホルダ10の間にはリ
ターンスプリング17が介在されている。スプリング押え
プレート16は中心孔16aを有しており、この中心孔16aを
介して上方よりのびてきた昇降部材18がポンチホルダ10
の上面中央部に連結されている。
ダイス12は、第2図に示すように、方形平板状のもので
あって、ポンチホルダ10の下方に配された水平板状ダイ
スホルダ20の上面中央部に取り付けられている。ダイス
ホルダ20にはダイス孔21と合致する蓋通過孔22が設けら
れている。ダイスホルダ20の上面四隅にはガイドポスト
23がそれぞれ立てられており、これらはポンチホルダ10
を摺動自在に貫通している。
蓋材押え14は、第3図に示すように、ダイス12とほぼ同
形状の方形平板状のものであって、ダイス12と相対する
ようにポンチホルダ10とダイスホルダ20の間に配されて
いる。蓋材押え14の上面四隅にはガイドロッド24が立て
られている。ガイドロッド24の上端はポンチホルダ10を
摺動自在貫通してその上方に突出し、その突出端にはス
トッパ25が設けられている。ストッパ25がポンチホルダ
10の上面に当接することによって蓋材押え14の下向きの
移動が規制され、その状態でポンチ11の下面と蓋材押え
14の下面は面一となる。蓋材押え14とポンチホルダ10の
間にはリターンスプリング26が介在されている。
そして、ダイス上面12aのダイス孔21周縁部には、これ
の2つのダイス孔21が接近している一部を除いて、嵌合
凹部31が形成されるとともに、これに対応する嵌合凸部
32が蓋材押え下面14aポンチ孔13周縁部に形成されてい
る。
第4図および第5図に詳しく示すように、嵌合凹部31
は、垂直内外両側面31aおよび水平底面31bを有してい
る。両側面31aは、ダイス上面12aと直交させられてい
て、両者の交わる部分には上向き角31cがある。また、
両側面31aに対し、底面31bが直交させられている。嵌合
凸部32は、嵌合凹部31と対応させられるように、垂直内
外両側面32aおよび水平底面32bを有している。両側面32
aは、ポンチ上面12aと直交させられている。そして、両
側面32aに対し、底面32bが直交させられていて、両者の
交わる部分には下向き角32cがある。
嵌合凹部31と嵌合凸部32が互いに嵌合したときに嵌合凹
部31と嵌合凸部32の対応する面同し相対させられ、対応
する面同し間には蓋材Cの進入を許す僅かな間隙が存在
する。
蓋の打抜きに際して、ポンチ11とともに下降する蓋材押
え14が蓋材Cを介してダイス12に押圧されると、その後
はポンチ11のみが下降してポンチ11およびダイス12によ
って蓋材Cから蓋が打抜かれる。打抜かれた蓋はつづい
て作動するプッシャ15によってダイス12から排出され
る。
さて、蓋材押え14が蓋材Cを介してダイス12に押圧され
る直前に、嵌合凹部31に嵌合凸部32が蓋材Cを介して嵌
め入れられ、蓋材Cにおける嵌合凹部31および嵌合凸部
32の間に介在されている環状の部分は横断面略U字状に
変形させられることになる。この変形の際に、変形する
環状部はその内側にある蓋材Cの蓋となる部分を外向き
に引張り、その結果、蓋材Cの蓋となる部分は緊張状態
に保たれる。
この状態で上記したように、蓋の打抜きが行われ、蓋材
の蓋となるべき部分がポンチ11によって押し下げられる
と、断面U字状の環状変形部は内向きに引っ張られる。
そうすると、蓋材が嵌合凹部31および嵌合凸部32の間を
擦り抜けようとするが、内向きに引っ張られようとする
蓋材が上向き角31cに引掛かり、上向きに引っ張られよ
うとする蓋材が下向き角32cに引掛かるため、蓋材が嵌
合凹部31および嵌合凸部32の間を擦り抜けることがな
い。
考案の効果 この考案によれば、蓋材の打ち抜きに際し、2つのダイ
ス孔及びポンチ孔間に平坦部のある領域では蓋材が横断
面略U字状に変形させられることがないから、2つのダ
イス孔及びポンチ孔間にある蓋材が破れることを防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示し、第1図は垂直縦断面
図、第2図および第3図は第1図のそれぞれII−II線お
よびIII−III線にそう断面図、第4図は第1図の一部を
拡大して示す断面図、第5図は第4図の一部を拡大して
示す断面図である。 11…ポンチ、12…ダイス、12a…ダイス上面、14…蓋材
押え、31…嵌合凹部、31a…嵌合凹部側面、31c…上向き
角、32…嵌合凸部、32a…嵌合凸部側面、32b…嵌合凸部
側面、32a…嵌合凸部底面、32c…下向き角、C…蓋材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 三木 芳文 徳島県板野郡北島町太郎八須字西の川10― 1 四国化工機株式会社内 (56)参考文献 実開 昭60−71600(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】2つのポンチ11と、2つのダイス孔21を有
    するダイス12と、ダイス12に蓋材を介して押圧されかつ
    2つのポンチ11をそれぞれ通す2つのポンチ孔13があけ
    られている蓋材押え14とを備えており、 蓋材を介して互いに嵌め合わされる蓋材緊張用環状嵌合
    凹部31および嵌合凸部32の一方がダイス12の上面12a
    に、その他方が蓋材押え14の下面14aに設けられてい
    る、蓋の打抜き装置において、 嵌合凹部31および嵌合凸部32が、2つのダイス孔21及び
    ポンチ孔13間に平坦部を残して2つのダイス孔21及びポ
    ンチ孔13を取囲むように一連のループを形成してのびて
    いることを特徴とする、蓋の打抜き装置。
JP1988045037U 1988-04-01 1988-04-01 蓋の打抜き装置 Expired - Lifetime JPH0753919Y2 (ja)

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JP1988045037U JPH0753919Y2 (ja) 1988-04-01 1988-04-01 蓋の打抜き装置

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JP1988045037U JPH0753919Y2 (ja) 1988-04-01 1988-04-01 蓋の打抜き装置

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JPH01149298U JPH01149298U (ja) 1989-10-16
JPH0753919Y2 true JPH0753919Y2 (ja) 1995-12-13

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ID=31271367

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2503458Y2 (ja) * 1990-03-09 1996-07-03 エヌオーケー株式会社 打抜き型

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6071600U (ja) * 1983-10-24 1985-05-20 株式会社吉野工業所 合成樹脂製品製造装置

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JPH01149298U (ja) 1989-10-16

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