JPH0753825A - 制振材料及びそれを用いた摺動部材及び音響機器用部材 - Google Patents

制振材料及びそれを用いた摺動部材及び音響機器用部材

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JPH0753825A
JPH0753825A JP12898794A JP12898794A JPH0753825A JP H0753825 A JPH0753825 A JP H0753825A JP 12898794 A JP12898794 A JP 12898794A JP 12898794 A JP12898794 A JP 12898794A JP H0753825 A JPH0753825 A JP H0753825A
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JP
Japan
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vibration damping
vibration
sliding
vinyl acetate
damping material
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JP12898794A
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English (en)
Inventor
Masatoshi Kuroda
昌利 黒田
Takafumi Uemiya
崇文 上宮
Akihiko Isomura
昭彦 磯村
Mitsuharu Miyajima
光治 宮島
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Sliding-Contact Bearings (AREA)
  • Gears, Cams (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 室温付近での制振性能、機械的物性、摺動
性、音速等に優れ、軸受け・ギアなどの摺動部材やスピ
ーカ振動板、スピーカキャビネットなどの音響機器用部
材に対しても振動、騒音の抑止、低減効果を持たせ得る
制振材料を提供する。 【構成】 酢酸ビニルの量が70モル%以上ある酢酸ビ
ニル−エチレン共重合体を物質Aとし、この物質Aと熱
可塑性樹脂を、熱可塑性樹脂100重量部に対し物質A
が10〜100重量部の割合で混合して制振材料とな
す。この材料は、制振性能を表わす損失係数tanδが
高く、曲げ弾性率も従来のものに比べて格段に大きい。
また、音速も大きくさらに油を含有させると摺動特性も
充分に高まる。従って軸受け・ギアなどの摺動部材にも
好適に利用でき、また、音響機器用部材に利用すると振
動・騒音の防止だけでなく、残響をす早く消すため音質
向上も図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、産業機械、電子機器、
家電製品、音響機器、自動車等の分野において、振動の
発生を抑制し、或いはその伝播を阻止するとともに、発
生した振動も素早く減衰させるために用いる制振材料
と、これで作製した軸受け・ギア・カム等の摺動部材、
及びスピーカー振動板、スピーカーキャビネット、音響
機器の脚、CDトレー等の音響機器用部材に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、より快適な環境を追求する社会的
ニーズから、騒音や振動を抑える制振技術の高度化が求
められている。特に、電子機器や家庭製品等から発生す
る振動や騒音は社会問題化しており、その抑制が急務に
なっている。
【0003】このような騒音・振動などの問題を解決す
るためには、振動や騒音の発生源であるギヤやカム、そ
の伝播経路である外装部材に振動を素早く減衰させる制
振材料を使用することが必要である。一方、音響機器の
分野ではよりクリアな音が求められるようになってい
る。クリアな音を発生させるためには、スピーカー振動
板が信号通りに振動し、前の振動(残響)を素早く減衰
させることが必要である。また、外部の振動や反射して
きた振動を遮断し、必要な振動だけを残すためにも、ス
ピーカー振動板はもとより、音響機器の脚、スピーカー
のキャビネット、CDトレーと云った他の音響部材にも
制振材料の使用が不可欠である。
【0004】このような部材に用いられている優れた材
料の1つとしてエチレン−酢酸ビニル共重合体(EV
A)がある。このEVAは、(1)特開昭57−349
49号、(2)特開昭61−10447号、(3)特開
平2−302455号、(4)特開平3−290457
号において既に制振材料として用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の(1)〜(3)
の各公報に開示されているEVAは、酢酸ビニル(PV
Ac)の比率が10〜45モル%であり、そのガラス転
移温度(Tg)が−10℃以下になるため、制振性は0
℃以下で最も高くなり、これらの材料が実際に使用され
る室温付近の温度においては、低い制振性しか示さな
い。
【0006】一方、(4)の特開平3−290457号
に開示のものは、酢酸ビニルが60モル%以上あり室温
付近で高い制振性が得られる。しかしながら、一般に高
分子材料では制振性と剛性の間には図1に示すような関
係があるため、制振性の高い材料は、部品・部材として
使用する上での必要剛性が得られない。
【0007】そこで、特開平3−290457号では、
剛性を上げるためにEVAの2倍以上の鱗片状充填剤の
添加を行っている。ところが、このような無機充填剤の
大量添加は制振性以外の性質を大きく損なってしまう。
例えば、ギアやカム等の摺動部材として用いた場合は、
これらの無機充填剤のために相手部材が摩耗し、自身の
耐摩耗性も悪く使い物にならない。また、スピーカー振
動板のような音響部材に用いた場合は、このような比重
の大きい無機充填剤を大量に添加すると、制振材料の比
重も大きくなり、下式に示す関係から振動板の重要特性
である音速も小さくなってしまう。
【0008】
【数1】
【0009】つまり、充填剤の添加のみで剛性を高めた
制振材料は、摺動部材、音響部材用としては適正に欠け
たものになる。
【0010】そこで、本発明は、室温で高い制振性を示
すと共に高剛性を兼ね備え、さらに、スピーカー振動板
において重要な音速も大きく、油の添加で摺動特性も優
れたものになる制振材料と、これを用いた摺動部品並び
に音響機器用部材を提供することを課題としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決する本
発明の制振材料は、酢酸ビニルの量が70モル%以上で
ある酢酸ビニル−エチレン共重合体(EVA)を物質A
とし、この物質Aと熱可塑性樹脂を、熱可塑性樹脂10
0重量部に対し物質Aが10〜100重量部、より好ま
しくは10〜50重量部の割合でブレンドしてなる。
【0012】物質Aは制振性を付与するためのものであ
って、室温付近で高い制振性を得るために、本発明で
は、酢酸ビニルのモル比を70モル%以上にしたEVA
を使用する。
【0013】また、熱可塑性樹脂としては、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン(PP)、ポリ−4−メチルペンテ
ン−1(PMP)等のポリオレフィン、又はポリ塩化ビ
ニル、ポリ塩化ビニリデン等のハロゲン化ビニル樹脂、
又はメタクリル酸メチル、アクリル酸メチル、アクリル
酸エチル、アクリル酸ブチル等のアクリル樹脂、又はポ
リビニルアルコール、又はアクリルニトリル−ブタジエ
ン−スチレン共重合体(ABS樹脂)、アクリルニトリ
ル−スチレン共重合体(AS樹脂)、アクリルニトリル
−スチレン−アクリル酸エステル共重合体(ASA樹
脂)、アクリルニトリル−エチレン−スチレン共重合体
(AES樹脂)等のアクリルニトリルとスチレンを必須
の成分とする共重合体、又はポリスチレン、又はポリア
セタール(POM)、又はポリカーボネイト、又はポリ
エステル、又はポリアミド、或いはこれ等の樹脂のどれ
かに油を含有させたものの中から選ばれる単一樹脂や任
意に選んだいくつかの樹脂の組み合わせ共重合物やブレ
ンド品等を用いる。
【0014】中でもポリブチレンテレフタレート(PB
T)やPOMやポリアミドに油を添加した含油樹脂を採
用すると、高制振性、高剛性を兼ね備えた上に優れた摺
動性を持つ制振材料となり、軸受け・ギア等の摺動部材
に好適に利用できる。また、スチレンとブタジエンとを
必須成分とする共重合体を用いたものはOA機器や音響
機器のハウジングに利用できる。
【0015】一方、ポリプロピレン、ポリ−4−メチル
ペンテン−1等の比重1.0以下の樹脂を採用すると、
高制振性、高剛性で低比重の、すなわち高音速の特性を
もつ制振材料となり、更に、これらの材料に鱗片状充填
剤を添加すると、比重は大きくなるものの、剛性のアッ
プ率の方が比重のアップ率より大きいため結果としては
音速のより大きな材料となり、また制振性も飛躍的にア
ップするため、スピーカー振動板、スピーカーキャビネ
ット、音響機器の脚、CDトレー等の音響機器用部材に
好適である。
【0016】
【作用】高分子組成物からなる制振材料は、一般に制振
性を示す損失係数tanδが最大値をとるガラス転移点
Tg付近では剛性は低下する。そこで本発明では、室温
付近で高いtanδを示すが剛性の低い前述の物質A
と、高い剛性を有する熱可塑性樹脂を特定の割合でブレ
ンドする事によって室温付近の広い温度域において高い
制振性と機械的物性を発揮するようにした。
【0017】高分子組成物の場合、図1に示すように前
述のtanδは、その組成物のガラス転移温度(Tg)
付近で最大になる。一方、酢酸ビニル−エチレン共重合
体の場合、前述のTg酢酸ビニルの含有比によって変化
する。先に挙げた特開昭57−34949号ほか3件の
公報に示されるEVAには、酢酸ビニルが10〜45モ
ル%しか含まれていない。この酢酸ビニルのモル比が7
0%未満であると、制振性のピークは0℃以下になり、
室温域では高い制振性が得られない。酢酸ビニルの共重
合体中でのモル比が70%の共重合体のTgは約−10
℃であり、0℃付近にtanδのピークがくる。酢酸ビ
ニルの重合度をそれ以上に上げていくとこのTgも上昇
し、0〜40℃の範囲で高い制振性が得られる。本発明
はこの点に着目し、酢酸ビニル量を70モル%以上にし
てTgを室温付近まで高めた物質Aを採用した。
【0018】ところがこの場合、制振性のアップととも
に機械的特性が低下する。このため、特開平3−290
457号は、鱗片状充填剤をEVAの2倍以上添加する
方法での剛性向上を試みているが、このような方法で
は、実用上の必要特性である摺動性や音速が、著しく低
下し、摺動性、比重等を損なう事なく剛性を向上させる
ことは不可能である。本発明では、上記物質Aを、適当
な熱可塑性樹脂に対し10〜100重量部ブレンド、又
はアロイ化することにより摺動性、比重を損なう事なく
剛性を高めることができた。ここで、物質Aの添加量を
10〜100重量部に限定したのは、物質Aの添加量が
10重量部未満なら制振性の向上効果が殆ど見込まれ
ず、一方、100重量部以上であると熱可塑性樹脂の量
より物質Aの量の方が多くなるため、剛性が大幅に低下
してしまうためである。
【0019】本発明では、PBTやPOM等の高摺動性
熱可塑性樹脂を物質Aとブレンドすることにより高摺動
性、高制振性、高剛性を実現した。また、軸受け・ギア
等の摺動部材に利用するケースでは、更に高い摺動性が
要求される場合があるが、その場合、上記の摺動性制振
材料に油を添加することにより一層の摺動性アップが実
現でき、従来できなかった、軸受け・ギア等の摺動部材
に優れた制振性能を付加して振動、騒音を低減すること
が可能になった。また、比重の低いPPやPMPを物質
Aとブレンドすることにより高制振性と、低比重と高剛
性すなわち高音速の制振材料が実現した。更に、本発明
においてはこのような高制振性高音速の材料に鱗片状充
填剤を熱可塑性樹脂100に対し10〜150重量部添
加することによって、比重のアップ率より弾性率のアッ
プ率の方がより大きくなることから結果として制振性と
同時に音速も向上し、音響機器部材に好適な制振材料を
提供することが可能となった。
【0020】
【実施例】表1に示す発明材1及び比較材1、2と、表
2に示す発明材2〜18及び比較材2〜6の各々を射出
成形機で成形して幅13mm、長さ126mm、厚さ3mmの
試験片を作成した。
【0021】表1中の発明材1は、酢酸ビニル量80モ
ル%の物質Aをポリアミド6と1:2の重量比にして2
軸押出し機にて溶融混練して得たブレンド樹脂である。
【0022】また、比較材1は酢酸ビニル量25モル%
のEVA、比較材2は酢酸ビニル量80モル%の物質A
である。
【0023】一方、表2の発明材2〜18と比較材2〜
6は、酢酸ビニル量80モル%の物質Aに、表2に示し
た熱可塑性樹脂や充填剤を同表に示す割合で添加し、ロ
ールと2軸押出し機でブレンドした混合物である。
【0024】なお、本実施例において採用した表1、表
2中の物質A、樹脂B〜N、充填剤O〜Rの詳細は表3
にメーカ名、商品名と合わせて示した。
【0025】
【表1】
【0026】
【表2】
【0027】
【表3】
【0028】◇性能評価 −実験例1− 表1の材料で作った前述の試験片を、図2に示すような
試験器にセットし、温度20℃の恒温槽内でその試験片
の下部を電磁加振し、試験片上部で振動の伝達関数を測
定して2次共振点から半値巾法にて損失係数tanδを
求めた。この際の加振周波数は500Hzである。ま
た、各試料について、ASTM D790に従い温度2
0℃下での曲げ弾性率Eも調べた。その結果を表1に合
わせて示す。
【0029】この試験結果から判るように、酢酸ビニル
量が80モル%の物質A(比較材2)のtanδは、2
5モル%のEVA(比較材1)に比べて7倍も大きくな
っている。しかしながら、曲げ弾性率Eは低下してお
り、このままでは柔らかすぎて剛性が必要な場合の制振
材料としては使用できない。一方、物質Aをポリアミド
6とブレンドした発明材1は、物質Aだけの比較材2に
比べて制振性(tanδ)は約半分まで低下しているも
のの、剛性(曲げ弾性率E)は、飛躍的に大きくなって
おり(60倍以上)、制振材料として十分に使用でき
る。また、この発明材1は、比較材1との比較でも制振
性は3倍、剛性は30倍近く向上しており、優れた制振
材料であった。
【0030】−実験例2− 表2の材料で作った試験片についても、実験例1と同様
の方法により20℃での曲げ弾性率Eと、20℃、50
0Hz加振でのtanδを測定した。表2にその結果を
併記している。
【0031】物質Aにマイカを添加した比較材3に比
べ、発明材3、7、8、9、11、14、15は剛性、
制振性ともに大きくなっており、EVAに充填剤のみを
添加して高剛性化を図った制振材料よりも優れた制振材
料になっている。その他の発明材も比較材3に比べてt
anδは少し低くなっているものの、剛性は比較になら
ないほど高まっており、特に高剛性を要求される制振材
料としては最適である。また、これらの制振材料は市販
されている他の制振材料(比較材4〜6)と比較しても
制振性、剛性ともに勝っており、大変優れた制振材料と
なっている。
【0032】−実験例3− 制振材料を軸受け・ギア・カム等に利用する場合、制振
性能、機械的物性はもとより、材料のもつ摺動性が部材
の性能、寿命に大きく影響する。そこでスラスト摩耗試
験器を用いて試作した材料樹脂の摺動特性を調べた。こ
の試験は、表2の発明材2、4及び比較材3、4、5の
制振材料で、外径50mm、内径11mm、厚み2.5mmの
円盤状試験片を作り、これに金属製円筒を5kgの圧力で
押しつけて500rpmの回転速度で2分間回転させ、
各試料の動摩擦係数を求めるとともに、摩耗部の摩耗深
さを測定した。表4にその結果を示す。
【0033】
【表4】
【0034】以上の実験から判るように、本発明の制振
材料は剛性、摺動性、耐摩耗性のいずれにおいても比較
材3のようなEVAに鱗片状充填剤を添加した制振材料
よりも格段に優れており、高性能、高制振性の摺動部材
を作り得る。
【0035】−実験例4− 音響部材用制振材料に必要な特性は制振性と音速であ
る。音速は前掲の式に示すように弾性率と比重から求め
られる。その式を用いて求めた発明材10、12、1
3、16、18及び比較材3の音速を表5に示す。
【0036】
【表5】
【0037】制振材料をスピーカー振動板として用いる
ためには、1500m/sec以上の音速が必要であ
る。表2中の発明材10、12、13、16、18はど
れも十分にこの特性を満足しており、tanδも0.0
7以上あり、優れた音響部材となる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の制振材料
は、室温付近で優れた剛性、高制振性、及び高い摺動
性、高い音速を発揮するので、使用時に振動すること或
いは振動伝達路となることが避けられない部品、部材や
振動をすぐに吸収しなければいけない部品、部材、例え
ば、モータ類の支持部材、軸受け・ギア・カムなどの摺
動部材、或いはハウジング、エンジンカバー等の外装部
材に採用すると振動、騒音の抑止、低減に大きな効果を
奏する。また、スピーカー振動板、スピーカーキャビネ
ット、音響機器の脚、CDトレー等の音響機器用部材に
採用すると振動、騒音防止の他音質向上にも大きな効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】高分子材料の剛性(弾性率)と制振性(損失係
数tanδ)との関係を示す図
【図2】制振材料の力学的損失係数の測定に用いた試験
器の模式図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 101/00 LSZ F16C 33/20 Z 6814−3J F16F 15/02 Q 9138−3J F16H 55/06 // B29K 55:00 (72)発明者 宮島 光治 大阪市此花区島屋一丁目1番3号 住友電 気工業株式会社大阪製作所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酢酸ビニルの量が70モル%以上ある酢
    酸ビニル−エチレン共重合体を物質Aとし、この物質A
    と熱可塑性樹脂を、熱可塑性樹脂100重量部に対して
    物質Aが10〜100重量部の割合で混合して成る制振
    材料。
  2. 【請求項2】 油を含有させてある請求項1記載の制振
    材料。
  3. 【請求項3】 鱗片状充填剤を、熱可塑性樹脂100重
    量部に対して10〜150重量部添加してある請求項1
    又は2記載の制振材料。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3記載の制振材料で作
    られた摺動部材。
  5. 【請求項5】 請求項1、2又は3記載の制振材料で作
    られた音響機器用部材。
JP12898794A 1993-06-11 1994-06-10 制振材料及びそれを用いた摺動部材及び音響機器用部材 Pending JPH0753825A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20090148712A1 (en) * 2007-12-05 2009-06-11 Hong Xiao Viscoelastic composition and damper, and related methods
CN103608606A (zh) * 2011-06-10 2014-02-26 汉高股份有限及两合公司 跨宽温度范围的高效消振

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US20090148712A1 (en) * 2007-12-05 2009-06-11 Hong Xiao Viscoelastic composition and damper, and related methods
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