JPH0753731Y2 - 吹付発泡装置用原液タンク - Google Patents

吹付発泡装置用原液タンク

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JPH0753731Y2
JPH0753731Y2 JP11198389U JP11198389U JPH0753731Y2 JP H0753731 Y2 JPH0753731 Y2 JP H0753731Y2 JP 11198389 U JP11198389 U JP 11198389U JP 11198389 U JP11198389 U JP 11198389U JP H0753731 Y2 JPH0753731 Y2 JP H0753731Y2
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tank
heating
filling chamber
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JP11198389U
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和 松井
汎 坂西
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松井電機工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は吹付発泡装置用原液タンクに関し、より具体
的には原液タンクの構造を二重構造にすることによって
原液内の液体を常に所望温度に維持するようにした原液
タンクを提供しようとするものである。
〔従来の技術〕 この出願の出願人は、特開昭59−155449号(特開昭61−
35871号)および特願昭60−102648号(特開昭61−26366
7号)において吹付発泡装置について技術開示している
が、この吹付発泡装置における原液タンクはサーモオイ
ルを介して加温されるものであった。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の原液タンクはサーモオイルによってタンク全周面
をひたされており、このサーモオイルを加温することに
よってタンク内の液体を加熱する方式をとっていたが、
この方式の場合はタンク内の液体全体に対して均一な加
温を行うことが必ずしも充分でなかった。
この考案はタンク内の液体に対して均一な加温が行なえ
るような原液タンクを提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は前記した課題を解決する手段として、原液タ
ンクのタンクの構造を二重構造とすることによってこの
問題を解決しようとするものである。
〔実施例〕
第1図によりこの考案の原液タンクを説明すれば次のと
おりである。
同図から明らかなように、原液タンクTはステンレス製
薄板で形成した内筒2と外筒1で構成され、両筒1,2は
いずれも同ステンレス製薄板の側面板3,4で両開口部を
閉塞され全体は密閉状の液充填室Aとして形成されてい
る。従って内筒2は貫通穴Bとなっている。
次の点は特に大切なこの考案の特徴を示すものである
が、両筒の取付位置関係は、外筒1に対して内筒2は底
部を狭く上部を広く、即ちH>h(第1図(b)参照)
になるように偏心状に取付けられている。
外筒1には上部に液注入口用筒5、下部に液取出口6が
設けられている。なお液注入口用筒5には特に図示しな
いが加圧用ソケットが設けられている。また、液充填室
Aの下部に温度計挿入口7が設けられている。また液注
入口用筒5には加圧口8が設けられている。
次に上記した原液タンクにおける加温手段を第2図を参
照にしながら説明すれば次のとおりである。
第2図から明らかなように加温手段としては、外筒1の
外側面11および内筒2の内側面12(液充填室Aの外側
面)の全面に電気ヒータ等の加温装置10を配設すること
で行うものである。この場合加温装置による温度上昇の
上限は45℃とされており、この温度制御はタンク内の吹
付液であるウレタン原液の温度制御器により必要温度に
設定するものである。なお符号13は加圧用ソケットT′
は加温装置を備えた原液タンクを示す。
〔作用〕
原液タンクTは外筒1と内筒2との二重構成としたの
で、この両筒で形成される液充填室A内はこの室内の原
液に対して単位体積あたりの接触面積が大となる。
また外筒1と内筒2との取付位置関係を底部hと上部H
とにおける取付比率をH>hのように形成したので液充
填室A内の原液に対する加温比率を変えることができ
る。
〔考案の効果〕
(1)加温装置として低温(45℃)でしかも全周面にわ
たっての直接加熱; 従来沸騰点が非常に低い(約40℃前後)発泡原液である
ウレタン原液に対する電気ヒータによる直接加熱が難か
しかったが、これを前記したような低温面状ヒータによ
って直接加熱を行うことを可能にしたものである。
(2)二重タンク構造による伝熱面積の増加と加熱時間
の減少; 電気ヒータの加熱部を内,外筒の両面(液充填室の全周
面)より行うことにより、この室内収容されたウレタン
原液への伝熱面積を増加させ、加温時間を減少させるこ
とができる。
(3)内,外筒との取付位置関係を偏心取付(下方部へ
の移動)による液温の均一化; 内筒を外筒下面方向にずらし、下面側の間隔を上面に対
して(h/H)を1/4〜1/5にすることによりタンク内のウ
レタン原液は上、下面とも非常に均一な温度上昇特性を
得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は原液タンクの要部断面図で(a)は正面図、
(b)はI−I線断面図、第2図は加温装置を設けた原
液タンクで(a)は正面図(b)は側面図。 1:外筒 2:内筒 3,4:側面板 10:加温装置 A:液充填室 B:貫通穴 H,h:上、下の偏心位置の取付巾

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外筒に対して内筒を、下方位置で偏心する
    ように取付けしかも両筒で液充填室を形成するように構
    成したことを特徴とする吹付発泡用原液タンク。
  2. 【請求項2】実用新案登録請求の範囲第1項記載の原液
    タンクにおいて、液充填室の全周面を加温装置で加熱す
    るように構成したことを特徴とする吹付発泡用原液タン
    ク。
JP11198389U 1989-09-25 1989-09-25 吹付発泡装置用原液タンク Expired - Lifetime JPH0753731Y2 (ja)

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JPH0398960U JPH0398960U (ja) 1991-10-15
JPH0753731Y2 true JPH0753731Y2 (ja) 1995-12-13

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