JPH0753697B2 - mーアミノフェノールの精製方法 - Google Patents
mーアミノフェノールの精製方法Info
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- JPH0753697B2 JPH0753697B2 JP26122887A JP26122887A JPH0753697B2 JP H0753697 B2 JPH0753697 B2 JP H0753697B2 JP 26122887 A JP26122887 A JP 26122887A JP 26122887 A JP26122887 A JP 26122887A JP H0753697 B2 JPH0753697 B2 JP H0753697B2
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Description
【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、m−アミノフェノールの精製方法に関し、さ
らに詳しくは不純物としてm−フェニレンジアミンを含
むm−アミノフェノールから、m−フェニレンジアミン
を除去して高純度のm−アミノフェノールを得ることを
ができるような、m−アミノフェノールの精製方法に関
する。
らに詳しくは不純物としてm−フェニレンジアミンを含
むm−アミノフェノールから、m−フェニレンジアミン
を除去して高純度のm−アミノフェノールを得ることを
ができるような、m−アミノフェノールの精製方法に関
する。
発明の技術的背景ならびにその問題点 m−アミノフェノールの製造方法として、たとえば特公
昭60-13026号公報、特公昭60-16929号公報、あるいは特
開昭62-215358号公報などに開示されているように、レ
ゾルシンとアンモニアとを反応させ、レゾルシンの水酸
基の1つをアミノ基に変換させる方法が知られている。
しかし、レゾルシンとアンモニアとを反応させてm−ア
ミノフェノールを得ようとすると、反応過程で必ずm−
フェニレンジアミンそして3,3′−ジヒドロキシジフェ
ニルアミンなどの高沸点不純物が同時に副生してしま
う。
昭60-13026号公報、特公昭60-16929号公報、あるいは特
開昭62-215358号公報などに開示されているように、レ
ゾルシンとアンモニアとを反応させ、レゾルシンの水酸
基の1つをアミノ基に変換させる方法が知られている。
しかし、レゾルシンとアンモニアとを反応させてm−ア
ミノフェノールを得ようとすると、反応過程で必ずm−
フェニレンジアミンそして3,3′−ジヒドロキシジフェ
ニルアミンなどの高沸点不純物が同時に副生してしま
う。
このため純度の高いm−アミノフェノールを得ようとす
れば、レゾルシンとアンモニアとの反応によって得られ
た反応生成物から、不純物としてのm−フェニレンジア
ミンなどを除去しなければならない。しかしながら、m
−アミノフェノールとm−フェニレンジアミンとは、互
いに沸点が近接しており、またm−アミノフェノールと
m−フェニレンジアミンとの混合物は最高共沸混合物を
形成するため、m−アミノフェノールとm−フェニレン
ジアミンとを、通常の蒸留法によって分離することはで
きない。
れば、レゾルシンとアンモニアとの反応によって得られ
た反応生成物から、不純物としてのm−フェニレンジア
ミンなどを除去しなければならない。しかしながら、m
−アミノフェノールとm−フェニレンジアミンとは、互
いに沸点が近接しており、またm−アミノフェノールと
m−フェニレンジアミンとの混合物は最高共沸混合物を
形成するため、m−アミノフェノールとm−フェニレン
ジアミンとを、通常の蒸留法によって分離することはで
きない。
しかも、m−アミノフェノールとm−フェニレンジアミ
ンとは、いずれも芳香族第1級アミンで化学的性質も類
似しているため、m−アミノフェノールとm−フェニレ
ンジアミンとを、抽出あるいは酸化分解などの通常の物
理的化学的方法によって分離することは困難である。
ンとは、いずれも芳香族第1級アミンで化学的性質も類
似しているため、m−アミノフェノールとm−フェニレ
ンジアミンとを、抽出あるいは酸化分解などの通常の物
理的化学的方法によって分離することは困難である。
このためm−アミノフェノールとm−フェニレンジアミ
ンとの分離方法として、たとえば特開昭61-7239号公報
には、不純物としてm−フェニレンジアミンを含むm−
アミノフェノールを水に溶解し、溶解度の差を利用して
m−アミノフェノールだけを再結晶して分離する晶析法
が開示されている。また特開昭61-5059号公報には、不
純物としてm−フェニレンジアミンを含むm−アミノフ
ェノールを水−エーテル系混合溶媒に溶解し、同じよう
に溶解度の差を利用してm−アミノフェノールだけを再
結晶して分離する晶析法が開示されている。
ンとの分離方法として、たとえば特開昭61-7239号公報
には、不純物としてm−フェニレンジアミンを含むm−
アミノフェノールを水に溶解し、溶解度の差を利用して
m−アミノフェノールだけを再結晶して分離する晶析法
が開示されている。また特開昭61-5059号公報には、不
純物としてm−フェニレンジアミンを含むm−アミノフ
ェノールを水−エーテル系混合溶媒に溶解し、同じよう
に溶解度の差を利用してm−アミノフェノールだけを再
結晶して分離する晶析法が開示されている。
しかしながら、上記のような晶析法によってm−アミノ
フェノールとm−フェニレンジアミンとを分離しようと
すると、m−アミノフェノールの一部は母液中に溶存す
るため、m−アミノフェノールの損失が大きくなるとい
う問題点があった。さらに水を用いてm−アミノフェノ
ールを晶析すれば、m−アミノフェノールとm−フェニ
レンジアミンとを含む廃水が生じてしまうという問題点
があった。また、晶析法を工業的に実施すれば、一般に
は複雑な装置、操作を必要とするという問題点もあっ
た。
フェノールとm−フェニレンジアミンとを分離しようと
すると、m−アミノフェノールの一部は母液中に溶存す
るため、m−アミノフェノールの損失が大きくなるとい
う問題点があった。さらに水を用いてm−アミノフェノ
ールを晶析すれば、m−アミノフェノールとm−フェニ
レンジアミンとを含む廃水が生じてしまうという問題点
があった。また、晶析法を工業的に実施すれば、一般に
は複雑な装置、操作を必要とするという問題点もあっ
た。
発明の目的 本発明は、上記のような従来技術に伴う問題点を解決し
ようとするものであって、不純物としてm−フェニレン
ジアミンを含むm−アミノフェノールから、高収率でか
つm−フェニレンジアミンの除かれた高純度のm−アミ
ノフェノールを分離することができ、しかもm−アミノ
フェノールあるいはm−フェニレンジアミンを含む廃水
が生じることがなく、さらに実際に際して複雑な装置、
操作を必要としないで工業的に容易に実施することがで
きるような、m−アミノフェノールの精製方法を提供す
ることを目的としている。
ようとするものであって、不純物としてm−フェニレン
ジアミンを含むm−アミノフェノールから、高収率でか
つm−フェニレンジアミンの除かれた高純度のm−アミ
ノフェノールを分離することができ、しかもm−アミノ
フェノールあるいはm−フェニレンジアミンを含む廃水
が生じることがなく、さらに実際に際して複雑な装置、
操作を必要としないで工業的に容易に実施することがで
きるような、m−アミノフェノールの精製方法を提供す
ることを目的としている。
発明の概要 本発明に係るm−アミノフェノールの精製方法は、不純
物としてのm−フェニレンジアミンを含むm−アミノフ
ェノールと、ホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒ
ド、トリオキサンからなる群から選択される少なくとも
1種以上のホルムアルデヒド類とを溶媒中で接触させ
て、m−フェニレンジアミンとホルムアルデヒド類とを
反応させ、m−アミノフェノール中から不純物としての
m−フェニレンジアミンを選択的に除去し、m−アミノ
フェノールを分離することを特徴としている。
物としてのm−フェニレンジアミンを含むm−アミノフ
ェノールと、ホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒ
ド、トリオキサンからなる群から選択される少なくとも
1種以上のホルムアルデヒド類とを溶媒中で接触させ
て、m−フェニレンジアミンとホルムアルデヒド類とを
反応させ、m−アミノフェノール中から不純物としての
m−フェニレンジアミンを選択的に除去し、m−アミノ
フェノールを分離することを特徴としている。
本発明に係るm−アミノフェノールの精製方法では、不
純物としてのm−フェニレンジアミンを含むm−アミノ
フェノールと、ホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒ
ド、トリオキサンからなる群から選択される少なくとも
1種以上のホルムアルデヒド類とを溶媒中で接触させ
て、m−フェニレンジアミンとホルムアルデヒド類とを
反応させ、m−アミノフェノール中から不純物としての
m−フェニレンジアミンを選択的に除去し、m−アミノ
フェノールを分離しているため、m−フェニレンジアミ
ンを含むm−アミノフェノールから、高収率でかつm−
フェニレンジアミンの除かれた高純度のm−アミノフェ
ノールを分離することができ、しかもm−アミノフェノ
ールおよびm−フェニレンジアミンなどを含む廃水が生
じることがなく、その上実施に際して複雑な装置、操作
を必要としないで工業的にも容易に実施することができ
る。
純物としてのm−フェニレンジアミンを含むm−アミノ
フェノールと、ホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒ
ド、トリオキサンからなる群から選択される少なくとも
1種以上のホルムアルデヒド類とを溶媒中で接触させ
て、m−フェニレンジアミンとホルムアルデヒド類とを
反応させ、m−アミノフェノール中から不純物としての
m−フェニレンジアミンを選択的に除去し、m−アミノ
フェノールを分離しているため、m−フェニレンジアミ
ンを含むm−アミノフェノールから、高収率でかつm−
フェニレンジアミンの除かれた高純度のm−アミノフェ
ノールを分離することができ、しかもm−アミノフェノ
ールおよびm−フェニレンジアミンなどを含む廃水が生
じることがなく、その上実施に際して複雑な装置、操作
を必要としないで工業的にも容易に実施することができ
る。
発明の具体的説明 以下、本発明に係るm−アミノフェノールの精製方法に
ついて具体的に説明する。
ついて具体的に説明する。
一般に、レゾルシンとアンモニアとを反応させてm−ア
ミノフェノールを製造しようとすると、m−アミノフェ
ノールに加えて、m−フェニレンジアミンが副生し、場
合によっては3,3′−ジヒドロキシジフェニルアミンな
どの高沸点不純物なども副生する。
ミノフェノールを製造しようとすると、m−アミノフェ
ノールに加えて、m−フェニレンジアミンが副生し、場
合によっては3,3′−ジヒドロキシジフェニルアミンな
どの高沸点不純物なども副生する。
本発明では、このような不純物としてのm−フェニレン
ジアミン、そして場合によっては、3,3′−ジヒドロキ
シジフェニルアミンなどの高沸点不純物を含むm−アミ
ノフェノールと、ホルムアルデヒド、パラホルムアルデ
ヒド、トリオキサンからなる群から選択される少なくと
も1種以上のホルムアルデヒド類とを溶媒中で接触させ
て、m−フェニレンジアミンとホルムアルデヒド類とを
反応させ、m−アミノフェノール中から不純物としての
m−フェニレンジアミンを選択的に除去し、m−アミノ
フェノールを分離する。
ジアミン、そして場合によっては、3,3′−ジヒドロキ
シジフェニルアミンなどの高沸点不純物を含むm−アミ
ノフェノールと、ホルムアルデヒド、パラホルムアルデ
ヒド、トリオキサンからなる群から選択される少なくと
も1種以上のホルムアルデヒド類とを溶媒中で接触させ
て、m−フェニレンジアミンとホルムアルデヒド類とを
反応させ、m−アミノフェノール中から不純物としての
m−フェニレンジアミンを選択的に除去し、m−アミノ
フェノールを分離する。
本発明で精製を必要とするm−アミノフェノール中に
は、m−フェニレンジアミンがm−アミノフェノールに
対して1〜50重量%の量で含まれており、その他上述し
たように3,3′−ジヒドロキシジフェニルアミンなどの
高沸点不純物、少量の未反応レゾルシン、アミノ化反応
に用いられた触媒などが含まれていてもよい。
は、m−フェニレンジアミンがm−アミノフェノールに
対して1〜50重量%の量で含まれており、その他上述し
たように3,3′−ジヒドロキシジフェニルアミンなどの
高沸点不純物、少量の未反応レゾルシン、アミノ化反応
に用いられた触媒などが含まれていてもよい。
なお、本発明で用いられる不純物としてm−フェニレン
ジアミンを含むm−アミノフェノールは、どのような方
法によって得られたものであってもよく、たとえばレゾ
ルシンとアンモニアとを反応させて得られたものであっ
てもよく、また他の方法によって得られたものであって
もよい。
ジアミンを含むm−アミノフェノールは、どのような方
法によって得られたものであってもよく、たとえばレゾ
ルシンとアンモニアとを反応させて得られたものであっ
てもよく、また他の方法によって得られたものであって
もよい。
本発明では、不純物としてのm−フェニレンジアミンを
選択的に除去する際に、ホルムアルデヒド、パラホルム
アルデヒドおよびトリオキサンからなる群から選択され
るホルムアルデヒド類が単独であるいは組合されて用い
られる。このうちホルムアルデヒドを水に溶解させたホ
ルマリンが好ましい。
選択的に除去する際に、ホルムアルデヒド、パラホルム
アルデヒドおよびトリオキサンからなる群から選択され
るホルムアルデヒド類が単独であるいは組合されて用い
られる。このうちホルムアルデヒドを水に溶解させたホ
ルマリンが好ましい。
不純物としてのm−フェニレンジアミンを含むm−アミ
ノフェノールとホルムアルデヒド類との接触時に用いら
れる溶媒としては、具体的にはアルコール類、ケトン
類、エステル類、エーテル類、ハロゲン化炭化水素類、
ジメチルホルムアミドのような低級脂肪酸のアミド類、
ジメチルスルホキシド、水などが1種または2種以上組
み合わされて用いられる。アルコール類としては、具体
的には、メタノール、エタノール等の脂肪族アルコール
などが用いられる。ケトン類としては、具体的には、ア
セトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン
などの脂肪族ケトン類が用いられる。エステル類として
は、具体的には、酢酸エチルなどが用いられる。エーテ
ル類としては、具体的には、ジイソプロピルエーテル、
ジブチルエーテルなどが用いられる。ハロゲン化炭化水
素類としては、塩化メチレン、クロロホルム、1,2−ジ
クロルエタン、トリクロルエタン、トリクレン、パーク
レン、クロルベンゼン、o−ジクロルベンゼンなどが用
いられる。このうち低級脂肪族ケトン類、低級脂肪族ア
ルコール類、塩素化炭化水素類、低級脂肪酸エステル
類、水が好ましい。
ノフェノールとホルムアルデヒド類との接触時に用いら
れる溶媒としては、具体的にはアルコール類、ケトン
類、エステル類、エーテル類、ハロゲン化炭化水素類、
ジメチルホルムアミドのような低級脂肪酸のアミド類、
ジメチルスルホキシド、水などが1種または2種以上組
み合わされて用いられる。アルコール類としては、具体
的には、メタノール、エタノール等の脂肪族アルコール
などが用いられる。ケトン類としては、具体的には、ア
セトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン
などの脂肪族ケトン類が用いられる。エステル類として
は、具体的には、酢酸エチルなどが用いられる。エーテ
ル類としては、具体的には、ジイソプロピルエーテル、
ジブチルエーテルなどが用いられる。ハロゲン化炭化水
素類としては、塩化メチレン、クロロホルム、1,2−ジ
クロルエタン、トリクロルエタン、トリクレン、パーク
レン、クロルベンゼン、o−ジクロルベンゼンなどが用
いられる。このうち低級脂肪族ケトン類、低級脂肪族ア
ルコール類、塩素化炭化水素類、低級脂肪酸エステル
類、水が好ましい。
本反応を行なう際、触媒としてたとえば硫酸、p−トル
エンスルホン酸のような酸類、苛性ソーダのようなアル
カリ類、酢酸ニッケル、モリブデン酸アンモニウム、リ
ン酸鉄のようなニッケル、モリブデン、鉄等の化合物を
存在させてもよい。特に、ニッケル、モリブデン、鉄等
の化合物を存在させるとm−フェニレンジアミンとホル
ムアルデヒド類との反応がより選択的に起こるようにな
るため好ましい。
エンスルホン酸のような酸類、苛性ソーダのようなアル
カリ類、酢酸ニッケル、モリブデン酸アンモニウム、リ
ン酸鉄のようなニッケル、モリブデン、鉄等の化合物を
存在させてもよい。特に、ニッケル、モリブデン、鉄等
の化合物を存在させるとm−フェニレンジアミンとホル
ムアルデヒド類との反応がより選択的に起こるようにな
るため好ましい。
本発明に係るm−アミノフェノールの精製方法において
は、不純物としてm−フェニレンジアミンを含むm−ア
ミノフェノールと、ホルムアルデヒド類とを溶媒中で接
触させる。
は、不純物としてm−フェニレンジアミンを含むm−ア
ミノフェノールと、ホルムアルデヒド類とを溶媒中で接
触させる。
このようにして不純物としてm−フェニレンジアミンと
ホルムアルデヒド類とを溶媒中で接触させると、不純物
としてのm−フェニレンジアミンとホルムアルデヒド類
とが反応して、m−フェニレンジアミンは不溶物などの
高沸点生成物となり、容易にm−アミノフェノールと分
離することができる。
ホルムアルデヒド類とを溶媒中で接触させると、不純物
としてのm−フェニレンジアミンとホルムアルデヒド類
とが反応して、m−フェニレンジアミンは不溶物などの
高沸点生成物となり、容易にm−アミノフェノールと分
離することができる。
具体的には、不純物としてm−フェニレンジアミンを含
むm−アミノフェノールを上記溶媒に溶解または懸濁
し、得られた溶液または懸濁液にホルムアルデヒド類を
添加して、m−フェニレンジアミンとホルムアルデヒド
類とを反応させることが好ましい。
むm−アミノフェノールを上記溶媒に溶解または懸濁
し、得られた溶液または懸濁液にホルムアルデヒド類を
添加して、m−フェニレンジアミンとホルムアルデヒド
類とを反応させることが好ましい。
上記のようなホルムアルデヒド類は、ホルムアルデヒド
類[I]とm−フェニレンジアミン[II]とのモル比
[I]/[II]が0.5〜3.5、好ましくは0.8〜3.0の範囲
内になるような量で用いられることが望ましい。ホルム
アルデヒド類が、上記のモル比で0.5未満の量で用いら
れると、m−フェニレンジアミンを有効に除去すること
が困難であるため好ましくなく、一方3.5を越えると、
m−アミノフェノールの損失が大きくなるため好ましく
ない。
類[I]とm−フェニレンジアミン[II]とのモル比
[I]/[II]が0.5〜3.5、好ましくは0.8〜3.0の範囲
内になるような量で用いられることが望ましい。ホルム
アルデヒド類が、上記のモル比で0.5未満の量で用いら
れると、m−フェニレンジアミンを有効に除去すること
が困難であるため好ましくなく、一方3.5を越えると、
m−アミノフェノールの損失が大きくなるため好ましく
ない。
反応温度は、通常、室温以上でかつ沸点以下である。ま
た反応時間は、2分〜3時間程度である。なお反応は、
通常、常圧以下に行なわれるが、必要に応じて加圧下ま
たは減圧下で行なうこともできる。
た反応時間は、2分〜3時間程度である。なお反応は、
通常、常圧以下に行なわれるが、必要に応じて加圧下ま
たは減圧下で行なうこともできる。
溶媒としてたとえばメチルイソブチルケトンを用いた場
合には、m−アミノフェノールに含まれている不純物と
してのm−フェニレンジアミンは、ホルムアルデヒドと
反応し、反応終了後に不溶物となって沈澱する。このた
め、このようにして得られた沈澱物を必要に応じて濾過
等の手段により除去し、さらに反応液から溶媒を留去し
た後、蒸留を行なうと、高純度のm−アミノフェノール
が得られる。
合には、m−アミノフェノールに含まれている不純物と
してのm−フェニレンジアミンは、ホルムアルデヒドと
反応し、反応終了後に不溶物となって沈澱する。このた
め、このようにして得られた沈澱物を必要に応じて濾過
等の手段により除去し、さらに反応液から溶媒を留去し
た後、蒸留を行なうと、高純度のm−アミノフェノール
が得られる。
また、溶媒としてたとえばメタノールを用いた場合に
ば、m−フェニレンジアミンとホルムアルデヒド類との
反応生成物は沈澱物としては生成してこないが、この場
合にも反応液を蒸留して、m−アミノフェノールを分離
する際に、反応生成物は塔底に分離してくるため、m−
フェニレンジアミンとm−アミノフェノールとを容易に
分離することができる。
ば、m−フェニレンジアミンとホルムアルデヒド類との
反応生成物は沈澱物としては生成してこないが、この場
合にも反応液を蒸留して、m−アミノフェノールを分離
する際に、反応生成物は塔底に分離してくるため、m−
フェニレンジアミンとm−アミノフェノールとを容易に
分離することができる。
発明の効果 本発明に係るm−アミノフェノールの精製方法は、不純
物としてのm−フェニレンジアミンを含むm−アミノフ
ェノールと、ホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒ
ド、トリオキサンからなる群から選択される少なくとも
1種以上のホルムアルデヒド類とを溶媒中で接触させ
て、m−フェニレンジアミンとホルムアルデヒド類とを
反応させ、m−アミノフェノール中から不純物としての
m−フェニレンジアミンを選択的に除去し、m−アミノ
フェノールを分離しているため、m−フェニレンジアミ
ンを含むm−アミノフェノールから高収率でかつm−フ
ェニレンジアミンの除かれた高純度のm−アミノフェノ
ールを分離することができ、しかもm−アミノフェノー
ルおよびm−フェニレンジアミンなどを含む廃水が生じ
ることがなく、さらに実施に際して複雑な装置、操作を
必要としないで工業的にも容易に実施することができ
る。
物としてのm−フェニレンジアミンを含むm−アミノフ
ェノールと、ホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒ
ド、トリオキサンからなる群から選択される少なくとも
1種以上のホルムアルデヒド類とを溶媒中で接触させ
て、m−フェニレンジアミンとホルムアルデヒド類とを
反応させ、m−アミノフェノール中から不純物としての
m−フェニレンジアミンを選択的に除去し、m−アミノ
フェノールを分離しているため、m−フェニレンジアミ
ンを含むm−アミノフェノールから高収率でかつm−フ
ェニレンジアミンの除かれた高純度のm−アミノフェノ
ールを分離することができ、しかもm−アミノフェノー
ルおよびm−フェニレンジアミンなどを含む廃水が生じ
ることがなく、さらに実施に際して複雑な装置、操作を
必要としないで工業的にも容易に実施することができ
る。
以下本発明を実施例により説明するが、本発明はこれら
実施例に限定されるものではない。
実施例に限定されるものではない。
実施例1 m−アミノフェノール4.82gとm−フェニレンジアミン
1.09g(10.1ミリモル)とを含むメチルイソブチルケト
ン溶液30gを40℃で攪拌しながら、これに37%ホルマリ
ン水溶液1.04g(HCHO12.8ミリモル、HCH0/m−フェニレ
ンジアミン(モル比)=1.27)を添加した。さらに添加
終了後もひき続き40℃で20分間攪拌し、m−フェニレン
ジアミンとホルムアルデヒドとを反応させた。
1.09g(10.1ミリモル)とを含むメチルイソブチルケト
ン溶液30gを40℃で攪拌しながら、これに37%ホルマリ
ン水溶液1.04g(HCHO12.8ミリモル、HCH0/m−フェニレ
ンジアミン(モル比)=1.27)を添加した。さらに添加
終了後もひき続き40℃で20分間攪拌し、m−フェニレン
ジアミンとホルムアルデヒドとを反応させた。
次にこのようにして得られた反応液中のm−アミノフェ
ノールおよびm−フェニレンジアミンの濃度を、液体ク
ロマトグラフィーで測定したところ、反応液中のm−ア
ミノフェノールの濃度は15.37重量%であり、m−フェ
ニレンジアミンの濃度は0.702重量%であった。
ノールおよびm−フェニレンジアミンの濃度を、液体ク
ロマトグラフィーで測定したところ、反応液中のm−ア
ミノフェノールの濃度は15.37重量%であり、m−フェ
ニレンジアミンの濃度は0.702重量%であった。
この結果から、不純物としてのm−フェニレンジアミン
は、80%がホルマリンとm−フェニレンジアミンとの反
応により消失し、一方m−アミノフェノールの消失は1
%とわずかであることがわかる。
は、80%がホルマリンとm−フェニレンジアミンとの反
応により消失し、一方m−アミノフェノールの消失は1
%とわずかであることがわかる。
実施例2〜5 m−アミノフェノール4.82gとm−フェニレンドアミン
1.09gを含む溶液60gを40℃で攪拌しながら、これに一定
量の37%ホルマリン水溶液を添加した。さらに添加終了
後もひき続き40℃で20分間攪拌を続け、m−フェニレン
ジアミンとホルムアルデヒドを反応させた。この際、使
用した溶媒、添加した38%ホルマリン水溶液の量、HCHO
とm−フェニレンジアミンとのモル比を表1に示す。
1.09gを含む溶液60gを40℃で攪拌しながら、これに一定
量の37%ホルマリン水溶液を添加した。さらに添加終了
後もひき続き40℃で20分間攪拌を続け、m−フェニレン
ジアミンとホルムアルデヒドを反応させた。この際、使
用した溶媒、添加した38%ホルマリン水溶液の量、HCHO
とm−フェニレンジアミンとのモル比を表1に示す。
次にこのようにして得られた反応液中のm−アミノフェ
ノールおよびm−フェニレンジアミンの濃度を液体クロ
マトグラフィーで測定した。
ノールおよびm−フェニレンジアミンの濃度を液体クロ
マトグラフィーで測定した。
上記の反応により消失したと認められたm−フェニレン
ジアミンとm−アミノフェノールの量を表1に示す。
ジアミンとm−アミノフェノールの量を表1に示す。
実施例6 (1)m−アミノフェノール91.3重量%、m−フェニレ
ンジアミン2.8重量%、及び3,3′−ジヒドロキシジフェ
ニルアミン等の高沸点不純物5.9重量%からなる粗m−
アミノフェノールの結晶500gを1200gのメタノールに溶
解し、50℃で攪拌しながら、これに37%ホルマリン水溶
液15.8gを添加した(HCHO/m−フェニレンジアミン、モ
ル比1.50)。さらに添加終了後もひき続き50℃で1時間
攪拌を続け、ホルムアルデヒドとm−フェニレンジアミ
ンとを反応させた。
ンジアミン2.8重量%、及び3,3′−ジヒドロキシジフェ
ニルアミン等の高沸点不純物5.9重量%からなる粗m−
アミノフェノールの結晶500gを1200gのメタノールに溶
解し、50℃で攪拌しながら、これに37%ホルマリン水溶
液15.8gを添加した(HCHO/m−フェニレンジアミン、モ
ル比1.50)。さらに添加終了後もひき続き50℃で1時間
攪拌を続け、ホルムアルデヒドとm−フェニレンジアミ
ンとを反応させた。
次にこのようにして得られた反応液中のm−アミノフェ
ノールとm−フェニレンジアミンとの濃度を、液体クロ
マトグラフィーで測定したところ、m−アミノフェノー
ルの濃度は25.51重量%であり、m−フェニレンジアミ
ンの濃度は0.12重量%であった。
ノールとm−フェニレンジアミンとの濃度を、液体クロ
マトグラフィーで測定したところ、m−アミノフェノー
ルの濃度は25.51重量%であり、m−フェニレンジアミ
ンの濃度は0.12重量%であった。
この結果から、m−フェニレンジアミンは、85%がホル
マリンとの反応で消失し、一方m−アミノフェノールの
消失は4.1%とわずかであることがわかる。
マリンとの反応で消失し、一方m−アミノフェノールの
消失は4.1%とわずかであることがわかる。
(2)上記(1)で得られた反応液から単蒸留によって
メタノールを除いたのち、5段シーブトレイ蒸留塔を用
いて塔頂圧11mmHg、還流比2の条件でm−アミノフェノ
ールを蒸留した。その結果、塔頂から99.53%の純度を
有するm−アミノフェノール43.1gが得られた。
メタノールを除いたのち、5段シーブトレイ蒸留塔を用
いて塔頂圧11mmHg、還流比2の条件でm−アミノフェノ
ールを蒸留した。その結果、塔頂から99.53%の純度を
有するm−アミノフェノール43.1gが得られた。
この結果から、原料粗m−アミノフェノール結晶中に含
まれていたm−アミノフェノールの94.0%が高純度のm
−アミノフェノールとして回収されたことがわかる。
まれていたm−アミノフェノールの94.0%が高純度のm
−アミノフェノールとして回収されたことがわかる。
実施例7 (1)実施例6で用いた粗m−アミノフェノールの結晶
500gを水2000gに溶解し、これに酢酸ニッケル((CH3COO)
2Ni・4H2O)20gを加えた。この溶液を60℃で攪拌しなが
ら、これに37%ホルマリン水溶液13.5gを添加した(HCH
O/m−フェニレンジアミン、モル比1.28)。さらに添加
終了後もひき続き60℃で30分間攪拌を続け、ホルムアル
デヒドとm−フェニレンジアミンとを反応させた。
500gを水2000gに溶解し、これに酢酸ニッケル((CH3COO)
2Ni・4H2O)20gを加えた。この溶液を60℃で攪拌しなが
ら、これに37%ホルマリン水溶液13.5gを添加した(HCH
O/m−フェニレンジアミン、モル比1.28)。さらに添加
終了後もひき続き60℃で30分間攪拌を続け、ホルムアル
デヒドとm−フェニレンジアミンとを反応させた。
次にこのようにして得られた反応液中のm−アミノフェ
ノールとm−フェニレンジアミンの濃度を、液体クロマ
トグラフィーで測定したところ、m−アミノフェノール
の濃度は16.99重量%であり、m−フェニレンジアミン
の濃度は0.044重量%であった。
ノールとm−フェニレンジアミンの濃度を、液体クロマ
トグラフィーで測定したところ、m−アミノフェノール
の濃度は16.99重量%であり、m−フェニレンジアミン
の濃度は0.044重量%であった。
この結果から、m−フェニレンジアミンは、92%がホル
マリンとの反応で消失し、一方m−アミノフェノールの
消失は5.7%とわずかであることがわかる。
マリンとの反応で消失し、一方m−アミノフェノールの
消失は5.7%とわずかであることがわかる。
(2)上記(1)の反応液から濾過で不溶物を除いたの
ち、減圧下に水を留去し、次いで5段シーブトレイ蒸留
塔を用いて塔頂圧11mmHg、還流比2の条件でm−アミノ
フェノールを蒸留した。その結果、塔頂から純度99.74
%の純度を有するm−アミノフェノール423gが得られ
た。
ち、減圧下に水を留去し、次いで5段シーブトレイ蒸留
塔を用いて塔頂圧11mmHg、還流比2の条件でm−アミノ
フェノールを蒸留した。その結果、塔頂から純度99.74
%の純度を有するm−アミノフェノール423gが得られ
た。
この結果から、原料粗m−アミノフェノール結晶中に含
まれていたm−アミノフェノールの92.4%が高純度のm
−アミノフェノールとして回収されたことがわかる。
まれていたm−アミノフェノールの92.4%が高純度のm
−アミノフェノールとして回収されたことがわかる。
実施例8 37%ホルマリン水溶液15.8gの代わりにパラホルムアル
デヒド11.1gを使用した以外は、実施例6の(1)、
(2)と同様の操作を行なった。蒸留塔の塔頂から純度
99.36%のm−アミノフェノール433gが得られた。
デヒド11.1gを使用した以外は、実施例6の(1)、
(2)と同様の操作を行なった。蒸留塔の塔頂から純度
99.36%のm−アミノフェノール433gが得られた。
この結果から、原料粗m−アミノフェノール結晶中に含
まれていたm−アミノフェノールの94.2%が高純度のm
−アミノフェノールとして回収されたことがわかる。
まれていたm−アミノフェノールの94.2%が高純度のm
−アミノフェノールとして回収されたことがわかる。
実施例9 37%ホルマリン水溶液15.8gの代わりにトリオキサン11.
1gを使用した以外は、実施例6の(1)、(2)と同様
の操作を行なった。蒸留塔の塔頂から純度99.45%のm
−アミノフェノール418gが得られた。
1gを使用した以外は、実施例6の(1)、(2)と同様
の操作を行なった。蒸留塔の塔頂から純度99.45%のm
−アミノフェノール418gが得られた。
この結果から、原料粗m−アミノフェノール結晶中に含
まれていたm−アミノフェノールの91.1%が高純度のm
−アミノフェノールとして回収されたことがわかる。
まれていたm−アミノフェノールの91.1%が高純度のm
−アミノフェノールとして回収されたことがわかる。
Claims (1)
- 【請求項1】不純物としてm−フェニレンジアミンを含
むm−アミノフェノールと、ホルムアルデヒド、パラホ
ルムアルデヒド、トリオキサンからなる群から選択され
る少なくとも1種以上のホルムアルデヒド類とを溶媒中
で接触させて、m−フェニレンジアミンとホルムアルデ
ヒド類とを反応させ、m−アミノフェノール中からm−
フェニレンジアミンを選択的に除去し、m−アミノフェ
ノールを分離することを特徴とするm−アミノフェノー
ルの精製方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26122887A JPH0753697B2 (ja) | 1987-10-16 | 1987-10-16 | mーアミノフェノールの精製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26122887A JPH0753697B2 (ja) | 1987-10-16 | 1987-10-16 | mーアミノフェノールの精製方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01102048A JPH01102048A (ja) | 1989-04-19 |
JPH0753697B2 true JPH0753697B2 (ja) | 1995-06-07 |
Family
ID=17358922
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26122887A Expired - Fee Related JPH0753697B2 (ja) | 1987-10-16 | 1987-10-16 | mーアミノフェノールの精製方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0753697B2 (ja) |
-
1987
- 1987-10-16 JP JP26122887A patent/JPH0753697B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01102048A (ja) | 1989-04-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |