JPH0753574Y2 - 壁面用係止具 - Google Patents

壁面用係止具

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JPH0753574Y2
JPH0753574Y2 JP9140690U JP9140690U JPH0753574Y2 JP H0753574 Y2 JPH0753574 Y2 JP H0753574Y2 JP 9140690 U JP9140690 U JP 9140690U JP 9140690 U JP9140690 U JP 9140690U JP H0753574 Y2 JPH0753574 Y2 JP H0753574Y2
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JP9140690U
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JPH0448875U (ja
Inventor
照房 松葉
Original Assignee
大黒工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [利用分野及び考案の概要] 本考案は、壁面用係止具、特に、壁面に添着固定し、タ
オルやブラシ等、比較的軽量なものを係止させる壁面用
係止具に関するものであり、係止具全体をゴム系素材で
構成することにより、被係止物の係止にゴムの弾力性を
利用できるようにして、壁面用係止具に係止させるため
の係止手段が設けられていない被係止物であっても係止
可能とするものである。
[従来技術及びその問題点] 従来の壁面用係止具は、第6図に示すように、金属や合
成樹脂や木等から構成されており、壁面に添着固定せし
められる扁平な基板(1)と該基板(1)から前方に突
出せしめられる一又は複数の係止突起(10)とからなる
ものであり、該係止突起(10)の上方側から、被係止物
(2)に具備させた紐やリングやフック又は孔部等の係
止手段(20)を引っ掛けるようにして該被係止物(2)
を係止させて使用している。
この従来の係止具では、上記したように、前記係止突起
(10)に係止させるための係止手段(20)を被係止物
(2)に設けなければならず面倒である上に、係止手段
(20)を設けることのできない被係止物(2)は、係止
させることはできない。
又、タオル等の布状の被係止物(2)では、その端辺近
傍を係止手段として、係止突起(10)の上方からそれを
被覆するようにして係止させるが、この場合、被係止物
(2)はその一部分が係止突起(10)に引っ掛けられる
態様となるので、型崩れしたり、その部分の生地が傷ん
でしまう不都合がある。又、生地が係止突起(10)から
不用意に滑り落ちる不都合もある。
[技術的課題] 本考案は、このような、「扁平な板状の基板(1)と、
該基板(1)の表面側に突出する係止突起(10)とから
なり、前記基板(1)の裏面を壁面に添着固定させると
ともに、前記係止突起(10)に被係止物(2)を係止さ
せて使用する壁面用係止具」において、係止突起(10)
に係止させるための係止手段(20)が設けられていない
被係止物(2)であっても係止突起(10)に係止できる
ようにすることを課題とする。
[技術的手段] 上記課題を解決するために講じた本考案の技術的手段は
「係止突起(10)を、基板(1)から垂直に突出する軸
部(12)と、該軸部(12)の先端に設けられ且該軸部
(12)の直径よりも大径の球体部(11)とから構成し、
この係止突起(10)(10)を二つ、一つの基板(1)の
上に所定間隔おいて左右に並列するように突設させると
ともに、係止具全体をゴム等の弾力性に富み且滑りにく
い素材で構成した」ことである。
[作用] 本考案の上記技術的手段は次のように作用する。
係止具全体をゴム等の弾力性に富む素材から構成したか
ら、係止突起(10)(10)の軸部(12)(12)はその弾
性的に湾曲自在である。よって、球体部(11)(11)が
左右に離反する方向へ軸部(12)(12)をそれぞれを強
制的に湾曲させれば、前記球体部(11)(11)間が拡大
する。そして、該軸部(12)(12)を自由状態にすれ
ば、軸部(12)(12)はその付勢力により元の状態に弾
性復帰することとなる。
この基板(1)と係止突起(10)(10)とからなる係止
具に、被係止物(2)を係止させるには、上記したよう
に、軸部(12)(12)を左右に湾曲させ、その間に、被
係止物(12)において該軸部(12)(12)の基端部間の
間隔に略一致するか又はそれよりやや幅広な部位を嵌め
込む。そして、該軸部(12)(12)を弾性復帰させれ
ば、被係止物(2)の上記所定部位は軸部(12)(12)
によって挟持されることとなる。
さらに、この軸部(12)(12)の先端には、該軸部(1
2)(12)よりも大径の球体部(11)(11)が具備せし
められているから、被係止物(2)はその肉厚によって
は、この球体部(11)(11)にも一部挟持されることと
なるとともに球体部(11)(11)によって被係止物
(2)は前方へ抜け止め状態となる。
又、この係止具全体を構成する素材には、滑りにくい特
性を具備させてあるから、係止突起(10)(10)間に挟
持された被係止物(2)は、滑り落ちにくい。
この係止具では、係止手段(20)を具備する被係止物
(2)では、その係止手段(20)を係止突起(10)(1
0)の軸部(12)(12)に引っ掛ければ、従来のものと
同様に使用することができる。
又、軸部(12)(12)の基端部間の間隙長さよりも幅の
狭い幅狭部に、該軸部(12)(12)間で挟持するには幅
の広過ぎる幅広部が、該幅狭部に対してほぼ左右対称に
張出しているような形態のものでは、該幅広部が係止突
起(10)(10)の上方に位置するように幅狭部を二つの
係止突起(10)(10)間に位置させるとともにそのまま
垂下させると、該幅広部が両係止突起(10)(10)に上
方から引っ掛かることとなり、被係止物(2)は抜け落
ちることなく係止されることとなる。この場合、被係止
物(2)の重みで、係止突起(10)(10)の軸部(12)
(12)が下方へ多少湾曲することがあっても、幅広部は
球体部(11)(11)に滑り止め状態に係止されることと
なるから、係止状態は維持できる。
[効果] 本考案は上記構成であるから次の特有の効果を有する。
係止突起(10)(10)間で被係止物(2)の所定部位を
挟持するようにして係止することができるから、係止手
段(20)を具備しない被係止物(2)であっても係止で
き、被係止物(2)にわざわざ係止手段(20)を取付け
る手間が省ける。タオル等布状のものでも同様に係止突
起(10)(10)間に挟持させることができるので、生地
の一部が引っ張られて損傷する不都合がない。
係止突起(10)(10)間に挟持させる他、従来通り一つ
の係止突起(10)に被係止物(2)の係止手段(20)を
引っ掛けても、又、二つの係止突起(10)(10)に被係
止物(2)の所定部分を直接係止するようにしても使用
することができるので、いろいろな形態の被係止物
(2)を係止させることができる。
又、係止具全体を弾力性のある滑りにくい素材で構成し
ているから、滑り止め機能がある他、浴室等で使用する
場合、身体の一部が係止突起(10)(10)に不用意に引
っ掛かったり当たったりしても、安全である。
[実施例] 以下、本考案の実施例を第1図から第5図に基いて説明
する。
本考案の壁面用係止具は、第1図に示すように、基板
(1)を長径約55mm,短径約25mm,肉厚約4mmの扁平で且
横長な長円形状の板状体とするとともにその裏面に吸盤
(3)(3)を設けたもので、該基板(1)の表面側に
横に並列するように突出させる二つの係止突起(10)
(10)は、それぞれ、直径約6mm,高さ約10mmの丸棒の軸
部(12)の先端に、直径約15mmの球体部(11)を具備さ
せた構成である。この軸部(12)(12)の基端部間の間
隙長さは約14mmに設定されている。
この基板(1)と係止突起(10)(10)とは、ゴム系素
材の射出成型により一体的に構成せしめられており、基
板(1)の裏面に設けた吸盤(3)(3)を吸着させる
だけで簡単に所定壁面に取付けることができるので、吸
盤(3)(3)が吸着可能なタイル状壁面を有する浴室
や脱衣室や洗面所等で使用するのに有効である。
この係止突起(10)(10)間に被係止物(2)を挟持さ
せるには、第1図の二点鎖線の如く、軸部(12)(12)
を左右に離反するように強制的に湾曲させて、被係止物
(2)の所定部位をその間に位置させるとともに該軸部
(12)(12)を弾性復帰させれば良い。
例えば、該軸部(12)(12)間の距離14mmよりやや幅広
の柄(21)を具備するブラシであれば、第2図に示すよ
うに該柄(21)を軸部(12)(12)間に挟持させればで
係止することができ、タオルも第3図に示すようにして
係止することができる。このように、係止突起(10)
(10)間で挟持可能な所定幅を有し且比較的軽量のもの
ならば、どんなものでも係止することができる。
又、第4図に示す如く、従来のものと同様に、被係止物
(2)の係止手段(20)を係止突起(10)の軸部(12)
に引っ掛けるようにしても使用できるとともに、又、係
止突起(10)(10)間で挟持可能な所定幅部分がなく且
係止手段(20)が設けられていない被係止物(2)であ
っても、二つの係止突起(10)(10)上に引っ掛け可能
な対称部分があれば、第5図に示すように係止すること
ができる。
尚、この実施例の基板(1)は吸盤(3)(3)によっ
て壁面に吸着固定できるようにしたが、この場合、第1
図に示すように、各係止突起(10)(10)の裏面に各別
に吸盤(3)(3)を配設すると良い。各係止突起(1
0)(10)に作用する支持力が、各吸盤(3)(3)の
吸着力によって負担されるからである。
吸盤を採用する場合、基板(1)の裏面に多数の小吸盤
を配設するようにしても同様の効果がある。
基板(1)の壁面への他の取付方法としては、基板
(1)の裏面に粘着部材を設けても良く、又、基板
(1)に孔を開けてネジ止めするようにしても良いこと
は言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の平面図,第2図,第3図は使用
状態の説明図,第4図,第5図は他の使用状態の説明
図,第6図は従来例の説明図であり、図中, (1)……基板 (10)……係止突起 (11)……球体部 (12)……軸部 (2)……被係止物

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】扁平な板状の基板(1)と、該基板(1)
    の表面側に突出する係止突起(10)とからなり、前記基
    板(1)の裏面を壁面に添着固定させるとともに、前記
    係止突起(10)に被係止物(2)を係止させて使用する
    壁面用係止具において、係止突起(10)を、基板(1)
    から垂直に突出する軸部(12)と、該軸部(12)の先端
    に設けられ且該軸部(12)の直径よりも大径の球体部
    (11)とから構成し、この係止突起(10)(10)を二
    つ、一つの基板(1)の上に所定間隔おいて左右に並列
    するように突設させるとともに、係止具全体をゴム等の
    弾力性に富み且滑りにくい素材で構成した壁面用係止
    具。
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