JPH0753389B2 - ガスケツト付窓ガラスの製造方法 - Google Patents

ガスケツト付窓ガラスの製造方法

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JPH0753389B2
JPH0753389B2 JP21303787A JP21303787A JPH0753389B2 JP H0753389 B2 JPH0753389 B2 JP H0753389B2 JP 21303787 A JP21303787 A JP 21303787A JP 21303787 A JP21303787 A JP 21303787A JP H0753389 B2 JPH0753389 B2 JP H0753389B2
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は自動車窓ガラスや建築用窓ガラスに適したガス
ケット付窓ガラスの製造方法に関するものであり、特に
窓ガラス周辺部にその場で形成されたガスケットを有す
る窓ガラスからなるガスケット付窓ガラスを製造する方
法に関するものである。
[従来の技術] 自動車などの車輛用の窓ガラスあるいは建築用窓ガラス
の周辺部に装飾あるいはシール等を目的としてゴムや合
成樹脂製のガスケットやモール(以下両者をガスケット
と総称する)を取り付けることは通常行なわれている。
このガスケットの窓ガラスへの取り付けは通常押出成形
等により成形したガスケットを窓ガラスの周辺部へ接
着、はめ込み等の方法が採用されている。しかし、こ方
法は工程数が多く、かつ多くの人手を有するので経済的
でない。このの問題を解決する方法として窓ガラスを成
形型内に配置し、ゴムやエラストマーの溶融物あるいは
ゴムやエラストマーを形成し得る原料混合物などのガス
ケット材料を成形型内に射出し、成形型内で窓ガラス周
辺部にガスケットを形成してそれを成形型から取り出す
方法からなるガスケット付窓ガラスを製造する方法が知
られている。(たとえば、特開昭57−158481号公報、特
開昭58−73681号公報、特開昭58−110786号公報、特開
昭60−4015号公報、特開昭60−104412号公報、特開昭60
−63115号公報、特開昭61−79613号公報、特開昭61−66
646号公報など参照)。
[発明が解決しようとする問題点] 前記公知の方法を採用する場合、問題の一つは窓ガラス
が破損し易という問題である。第6図は前記公知例に記
載されている様な窓ガラスを配置して閉じた成形型の部
分断面図である。上型41と下型4とからなる成形型の内
面と窓ガラス43よガスケット成形キャビティー44が形成
されてる。該キャビティー44に前記溶融物や原料混合物
などのガスケット材料が射出され、その場でそれらが固
化してガスケットとなる。成形型は通常金属製である
が、窓ガラスに接触する部分45,46は窓ガラス表面に傷
をつけないためあるいは破損させないために比較的軟質
の材料を使用している。しかしながら、この様な公知の
成形型を用いる方法では、弾性体によるシール性を向上
するために型締圧を高めると成形型、弾性体、窓ガラス
などの形状の不均一などにより応力が窓ガラスに集中し
易く、このため成形型中の窓ガラスが破損し易いという
問題を生じている。また、複雑な形状に曲げ加工された
窓ガラスや深曲げ加工された(曲率半径が小さいあるい
は曲げ角度が大きい曲げ加工された)窓ガラスなどでは
特に応力による破損が起り易い。また、曲げ加工された
窓ガラスの曲率精度が不充分ある場合も少くなく、この
窓ガラスの形状の不均一さも破損の原因になっていると
考えられる。
[問題点を解決するための手段] 本発明者は、前記問題点を解決すべく、窓ガラスの形状
のばらつきにもかかわらず、シール性が高くかつ窓ガラ
スに対する応力の集中が少い成形型の開発を研究検討し
た。その結果、成形型の少くとも窓ガラスに接触する部
分の表面を比較的薄い金属板で構成するとともにその裏
面を弾性体で支持することにより、高いシール性と窓ガ
ラス形状に対する追従性が良好な(即ち、窓ガラスに対
する応力の集中が少い)成形型を見い出すに至った。本
発明は、この成形型を用いることを特徴とする前記ガス
ケット付窓ガラスの製造方法に関する下記の発明であ
る。
成形型内に配置された窓ガラスの周辺部においてガスケ
ットを射出成形したガスケット付窓ガラスを製造する方
法において、成形型として少くとも窓ガラスに接触する
部分を弾性部材で支持された金属板で構成した成形型を
使用することを特徴とするガスケット付窓ガラスの製造
方法。
本発明の方法に使用する成形型の1例を第1図および第
2図に示す。第1図は、窓ガラスを配置して閉じた成形
型の周辺部分を示す部分断面図であり、第2図はその部
分拡大断面図である。成形型は上型1と下型2からな
り、窓ガラス3がそれらの間に位置する。窓ガラス3の
周辺部表面4、上型1の内表面5、および下型2の内表
面6によりガスケット成形キャビティー7が形成されて
いる。上型1の上記内表面5とそれに続く窓ガラス3に
接触した接触面は金属板8で構成され、その金属板8の
裏面は弾性部材9で支持されている。同様に、下型2の
上記内表面6とそれに続く窓ガラス3に接触した接触面
は第2の金属板10で構成され、その裏面は弾性部材11で
支持されている。さらに、これら金属板8,10は、上型1
と下型2の合せ部分にも存在して両者が接触している。
なお、弾性部材9,11はそれぞれ金属、その他の弾性の少
い本体12,13に固定されている。第2図は、上型1と窓
ガラス3との接触部分を拡大して示したものであり、弾
性部材9によって支持された金属板8が窓ガラス3の表
面に接触しており、しかも金属板8はガスケット成形キ
ャビティー7を区画する表面に続いている。
第1図および第2図に示した構造の成形型を用いてガス
ケットが成形される。即ち、図示した窓ガラスが配置さ
れて閉じられた成形型のガスケット成形キャビティーに
ガスケット材料を射出して充填し、該キャビティー内で
ガスケット材料を硬化ないし固化させ、その後成形型を
開いて周辺部にガスケットを有する窓ガラスが取り出さ
れる。
本発明における成形型としては、図示したもの以外の構
造を有するものであってもよい。本発明における成形型
としては、少くとも窓ガラスに接触する部分を弾性部材
で支持された金属板で構成することを必須とする。従っ
て、ガスケット成形キャビティーに面した成形型表面は
必ずしも弾性部材で支持された金属板で構成する必要は
ない。たとえば、その成形型表面は通常の金属、その他
の成形型材料の表面であってもよく、弾性部材そのもの
の表面であってもよい。また、ガスケット成形キャビテ
ィーに面した成形型表面の一部のみを弾性体で支持され
た金属板で構成してもよい。また、弾性部材で支持され
た金属板の表面と窓ガラス表面とは、必ずしもそのすべ
ての面で接触している必要はない。たとえば、それら2
つの接触面の間の一部にガスケット材料の漏出を防止す
る柔軟なシール材を配置してもよい。第3図ないし第5
図にこれら応用可能な例の一部を示す。これらの図はい
ずれも前記第2図と同様に上型と窓ガラスが接触する部
分の拡大部分断面図である。
第3図は、弾性部材21で支持された金属板22が窓ガラス
23と接触している部分のみに存在する例である。ガスケ
ット成形キャビティー24は図左方の空間である。第4図
は弾性部材25で支持された金属板26の面の一部にシール
材27を設けた例である。シール材27は窓ガラス表面に接
触し、窓ガラス表面と金属板表面の間からガスケット材
料が漏出することを防止する。このシール材によって窓
ガラスに過度の応力が集中しないように、シール材の材
料は充分に柔軟であることが好ましく、特に金属板26を
支持する弾性部材25の材料と同等以下の柔軟性を有する
ことが望ましい。第5図にガスケット成形キャビティー
の一部の表面部分まで延びた金属板を有する上型を示す
(金属板の厚さは強調して示した)。弾性部材28で支持
された金属板29は、窓ガラス30との接触面からガスケッ
ト成形キャビティー31を区画する上型32の一部の表面ま
で延びている。
本発明における金属板としては、鉄、銅、ニッケル、そ
の他の金属やステンレス、黄銅、その他の合金などを材
質とした板体からなる。その厚さは厚すぎても薄すぎて
も充分な効果を発揮し難い。通常は0.05〜2mmが採用さ
れ、好ましくは0.1〜1.0mmが採用される。材質の硬いも
のの場合は比較的薄い板体が、材質が柔軟なものの場合
は比較的厚いものが採用されるが、通常の上記例示した
ような材質の板体である場合は、0.3〜1.0mm厚の金属板
体が耐久性や作業性などからみて特に好ましい。また、
金属板表面(ガスケット成形キャビティー面)は耐傷付
き性を付与するために表面硬化処理を施したり、接着性
を低減するために離型性向上処理を施すこともできる。
勿論、ガスケット成形の際にガスケット成形キャビティ
ーに面した表面に離型材を塗布することは通常行なわれ
る。
上記金属板を支持する弾性部材の材質としては、天然ゴ
ム、合成ゴム、合成樹脂エラストマーなどの弾性高分子
物質が採用される。たとえば、SBR、NBR、EPM、IIRなど
の合成ゴム、シリコーンゴム(エラストマー)、ポリウ
レタンエラストマー、その他の合成樹脂エラストマーが
あり、特に耐熱性の良好なシリコーンゴム(エラストマ
ー)が好ましい。成形型本体は通常の成形型に使用され
ている種々の材質のものが使用できる。たとえば、鉄な
どの金属や合金、FRP、ポリマーコンクリート、コンク
リートなどがある。
本発明において用いられる窓ガラスは、無機ガラスシー
トやその積層体である。例えば、1枚の無機ガラスシー
ト、2枚の無機ガラスシートを中間膜を介して積層した
合せガラス、2枚の無機ガラスを空隙をもって対向させ
周囲をシールした複層ガラス、1枚の無機ガラスシート
あるいは合せガラスの片面にポリウレタン膜やポリエチ
レンテレフタレート膜どを積層したいわゆるバイレイヤ
ーガラスなどがある。これらの窓ガラスは曲げ加工され
たもの、強化されたもの、あるいは熱線反射層などの機
能層を設けたものであってもよい。特に前記のように曲
げ加工され、かつ強化されたあるいは強化されていない
無機ガラスシートやその積層体が好ましい。窓ガラスの
用途としては自動車用窓、建築用窓などがあり、特に自
動車用フロント窓やリア窓などが好ましい。ガスケット
は窓ガラスの全周は勿論、周囲の一部分に形成すること
もできる。たとえば方形窓ガラスの場合、その1〜3辺
にガスケットを形成することができる。しかし、最も好
ましくは全周にガスケットを設ける。
ガスケットは合成樹脂やゴムなどからなり、特にエラス
トマーや軟質合成樹脂からなることが好ましい。成形型
に射出されるガスケット材料は合成樹脂の溶融物や成形
型内で反応して合成樹脂となる流動性合成樹脂原料混合
物からなる。前者としては、たとえば溶融された軟質塩
化ビニル系樹脂、熱可塑性ポリエステル系エラストマ
ー、スチレン−ジエン系熱可塑性エラストマー、エチレ
ン−不飽和カルボン酸系コポリマーなどがあるがこれら
に限られるものではない。後者の原料混合物から得られ
る合成樹脂としては、たとえば、ポリウレタン系エラス
トマー、ポリウレタンウレア系エラストマー、ポリウレ
ア系エラストマー、ポリアミド系樹脂、エポキシ樹脂、
不飽和ポリエステル系樹脂などがあるがこれらに限られ
るものではない。
本発明における成形型を用いた射出成形としては、特に
反応射出成形(RIM)が好ましい。この方法は、上記原
料混合物を射出して成形を行う方法の1種であり、射出
時原料成分を急速に混合して成形型に射出するとともに
成形型内で原料混合物を急速に反応させて合成樹脂成形
物を得る成形方法である。この方法は溶融合成樹脂の射
出成形に比べて、成形キャビティー内の流動性が良好で
しかも成形キャビティー内圧が低いため成形型内の窓ガ
ラスの周囲にガスケットを成形する方法として極めて適
した方法である。
反応射出成形で成形されるガスケットの材質としては、
特に前記ポリウレタン系エラストマー、ポリウレタンウ
レア系エラストマー、およびポリウレア系エラストマー
が好ましい。これらは、水酸基、1級アミノ基、あるい
は2級アミノ基から選ばれる活性水素含有官能基を2以
上有する化合物とイソシアネート基を2以上有する化合
物を反応性原料として使用して得られる。これら2種の
反応性原料を射出時に混合して射出し、成形型内でこれ
ら2種の化合物を反応させることにより上記エラストマ
ーが形成される。上記活性水素含有官能基を2以上有す
る化合物としては、該官能基当りの分子量が800以上、
特に1000〜4000、1分子当りの官能基の数が2〜8、特
に2〜4、である高分子量活性水素化合物を鎖伸長剤
(即ち、1分子当りの官能基の数が2〜8、特に2〜
3、である低分子量、特に400以下、の化合物)の組み
合せが好ましい。具体的にはたとえば、ポリエーテルポ
リオール、ポリエーテルポリアミン、ポリエステルポリ
オール、水酸基含有炭化水素系ポリマー、その他の常温
ないし射出時の加温下(約60℃以下)で液状の高分子量
活性水素化合物、およびエチレングリコール、1.4-ブタ
ンジオール、ジエチルトルエンジアミン、モノクロルジ
アミノベンゼンなどの鎖伸長剤がある。これらの高分子
量活性水素化合物や鎖伸長剤は各々2種以上併用するこ
ともできる。特に好ましい高分子量活性水素化合物はポ
リエーテルポリオールやポリエーテルポリアミンなどの
ポリエーテル系活性水素化合物であり、鎖伸長剤として
はジオールやジアミンである。イソシアネート基を2以
上有する化合物としては、ジフェニルメタンジイソシア
ネート、ポリメチレンポリフェニルイソシアネート、ト
リレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネー
ト、ヘキサメチレンジイソシアネート、その他のポリイ
ソシアネートやその変性物(たとえば、カルボジイミド
化変性物、プレポリマー型変性物、ヌレート化変性物な
ど)が好ましい。上記反応性原料は他の副原料とともに
用いることができる。副原料としては、たとえば触媒、
充填剤、強化剤、安定剤(紫外線吸収剤、光安定剤、酸
化防止剤など)、着色剤、発泡剤などがある。
[作用] 本発明において、ガスケット成形キャビティーに面した
成形型内面の薄い金属板とその裏側を支持する弾性体
は、成形型内部に配置する寸法精度や曲率精度の不十分
な窓ガラスに対して上型と下型を閉じる際に窓ガラスを
破損させる様な大きな変形を与えることなしに、寸法精
度や曲率精度が不十分なために生じた薄い金属板とのす
き間を金属の持っている弾性変形を利用して薄い金属板
を窓ガラスに追従させるものである。この形状追従性を
発揮しうるためには、ある程度以上の型締圧を必要とす
る。しかし、金属板の材質や厚さによって変化するもの
の本発明における成形型では比較的低い型締圧で充分な
形状追従性が発揮される。たとえば反応射出成形の場
合、型締圧は窓ガラスの投影面積当り10〜20kg/cm2で充
分なシール性が発揮されるとともに窓ガラスの破損が極
めて少くなる。溶融合成樹脂の射出成形の場合は、通常
この型締圧をより高くする必要があるが、その場合であ
っても従来に比べて低い型締圧を採用することができ
る。
[発明の効果] 本発明により、成形型内部に配置する窓ガラスを破損す
ることなしに型締めをすることが可能になり、ガスケッ
ト成形キャビティーに注入された合成樹脂や合成樹脂原
料混合物でガスケットを成形し成形型から取り出すこと
が可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明における成形型の1例を示す部分断面
図であり、第2図はその拡大部分断面図である。第3
図、第4図、および第5図は成形型の他の3例を示す第
2図と同様の拡大部分断面図である。第6図は従来の成
形型を示す第1図と同様の部分断面図である。 1,41……上型、2,42……下型、3,23,30,43……窓ガラ
ス、8,10,22,26,29……金属板、9,11,21,25,28……弾性
部材、7,24,31,44……ガスケット成形キャビティー。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】成形型内に配置された窓ガラスの周辺部に
    おいてガスケットを射出成形してガスケット付窓ガラス
    を製造する方法において、成形型として少くとも窓ガラ
    スに接触する部分を弾性部材で支持された金属板で構成
    した成形型を使用することを特徴とするガスケット付窓
    ガラスの製造方法。
  2. 【請求項2】射出成形が反応射出成形である、特許請求
    の範囲第1項の方法。
  3. 【請求項3】金属板の厚さが0.1〜1.0mmである、特許請
    求の範囲第1項記載の方法。
  4. 【請求項4】弾性部材で支持された金属板が成形型の窓
    ガラスに接触する部分とガスケット成形キャビティー面
    を構成している、特許請求の範囲第1項の方法。
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