JPH0753134Y2 - 情報ディスク - Google Patents
情報ディスクInfo
- Publication number
- JPH0753134Y2 JPH0753134Y2 JP1988007057U JP705788U JPH0753134Y2 JP H0753134 Y2 JPH0753134 Y2 JP H0753134Y2 JP 1988007057 U JP1988007057 U JP 1988007057U JP 705788 U JP705788 U JP 705788U JP H0753134 Y2 JPH0753134 Y2 JP H0753134Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- groove
- recording
- outer peripheral
- mirror surface
- recording film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、光ディスク，光磁気ディスクなどの光学式又
は光磁気式によって情報を記録再生しうる情報ディスク
に関するものである。
は光磁気式によって情報を記録再生しうる情報ディスク
に関するものである。
一般に、情報記録担体としての光ディスク又は光磁気デ
ィスクなどの情報ディスクの製品は、ディスク用金型で
フォーマットのスタンパーを用いて射出成型される円形
基板状の成形品となっていて、この円形基板上に案内溝
となるグルーブ又はピットとを形成した記録膜積層部と
なっている。
ィスクなどの情報ディスクの製品は、ディスク用金型で
フォーマットのスタンパーを用いて射出成型される円形
基板状の成形品となっていて、この円形基板上に案内溝
となるグルーブ又はピットとを形成した記録膜積層部と
なっている。
即ち、円形基板において光ディスクとしての転写面での
溝形状としては一様な凹凸が内周から外周に連続的に形
成されるスパイラルグルーブと、CD等のように長さの違
う数種のピットのみが形成される様なサンプルサーボ方
式に使われる様なピットが部分的に不連続に配置される
ものが知られている。
溝形状としては一様な凹凸が内周から外周に連続的に形
成されるスパイラルグルーブと、CD等のように長さの違
う数種のピットのみが形成される様なサンプルサーボ方
式に使われる様なピットが部分的に不連続に配置される
ものが知られている。
ところが、このような情報ディスクは、円形基板上の外
周部にリング状の縁枠ゾーンを残して内周から外周にわ
たって全面にスパイラルグルーブやピッが形成されてい
て、酸化劣化しやすい記録膜積層部を低透水性の塗布保
護膜及びプラスチック基板で挟み込んで保護したディス
ク構造とはなっていても、外周の張り合せ部から浸入し
てくる水分で酸化腐触されやすく、腐触する外周部分の
酸化浸透防止ができないために実効距離も長くできなく
なって記録有効径を小さ目にして余裕を持たせなくては
ならず情報量も多くできないなどの欠点があった。ま
た、記録膜の反射率を測定するとき全面にグルーブがあ
るとグルーブの回析の影響を受けて正確な測定ができず
測定誤差も大きく、信頼性の上で問題があった。
周部にリング状の縁枠ゾーンを残して内周から外周にわ
たって全面にスパイラルグルーブやピッが形成されてい
て、酸化劣化しやすい記録膜積層部を低透水性の塗布保
護膜及びプラスチック基板で挟み込んで保護したディス
ク構造とはなっていても、外周の張り合せ部から浸入し
てくる水分で酸化腐触されやすく、腐触する外周部分の
酸化浸透防止ができないために実効距離も長くできなく
なって記録有効径を小さ目にして余裕を持たせなくては
ならず情報量も多くできないなどの欠点があった。ま
た、記録膜の反射率を測定するとき全面にグルーブがあ
るとグルーブの回析の影響を受けて正確な測定ができず
測定誤差も大きく、信頼性の上で問題があった。
本考案は、これら従来の欠点を適確に除去しようとする
もので、記録膜の反射率の測定が容易正確に可能とな
り、ディスク状媒体の成形を精度よく生産性も向上で
き、信頼性も品質も大幅に高めることが可能であり、記
録膜の酸化防止をも適確にできる光ディスク等の情報デ
ィスクを構成簡単で安価に提供することを目的としたも
のである。
もので、記録膜の反射率の測定が容易正確に可能とな
り、ディスク状媒体の成形を精度よく生産性も向上で
き、信頼性も品質も大幅に高めることが可能であり、記
録膜の酸化防止をも適確にできる光ディスク等の情報デ
ィスクを構成簡単で安価に提供することを目的としたも
のである。
本考案は、円形基板３上にグルーブ２又はピットで形成
した光学式又は光磁気式などによって記録及び再生可能
な記録膜積層部１を備えた情報ディスクにおいて、前記
円形基板３上の記録膜積層部１の外周部で記録再生に使
用しない領域に鏡面部４を設け、さらに該鏡面部４の外
周側にグルーブ21またはピットを備えたことを特徴とす
る情報ディスクである。
した光学式又は光磁気式などによって記録及び再生可能
な記録膜積層部１を備えた情報ディスクにおいて、前記
円形基板３上の記録膜積層部１の外周部で記録再生に使
用しない領域に鏡面部４を設け、さらに該鏡面部４の外
周側にグルーブ21またはピットを備えたことを特徴とす
る情報ディスクである。
本考案の情報ディスクでは、円形基板３上の記録膜積層
部１の外周部で記録再生に使用しない領域に鏡面部４を
設け、さらに該鏡面部４の外周側にグルーブ21またはピ
ットを備えたことで、記録膜の反射率をグルーブ又はピ
ットの回析を受けずに適確に測定することができ、品質
向上に役立ち良好な製品を量産することが可能となり、
信頼性のある情報ディスクとして用いられるものであ
る。
部１の外周部で記録再生に使用しない領域に鏡面部４を
設け、さらに該鏡面部４の外周側にグルーブ21またはピ
ットを備えたことで、記録膜の反射率をグルーブ又はピ
ットの回析を受けずに適確に測定することができ、品質
向上に役立ち良好な製品を量産することが可能となり、
信頼性のある情報ディスクとして用いられるものであ
る。
本考案の実施例を第１〜４図で説明すると、ポリカーボ
ネート，ポリメチルメタクリレート等の樹脂でディスク
状情報媒体を成形するが、円形基板３上にグルーブ２又
はピットで形成した光学式又は光磁気式などによって記
録及び再生可能な記録膜積層部１を備えたディスクであ
って、前記円形基板３上の記録膜積層部１の外周部で、
記録再生に使用しない領域に鏡面部４を設け、さらに該
鏡面部４の外周側にグルーブ21またはピットを備えて情
報ディスクとしてある。
ネート，ポリメチルメタクリレート等の樹脂でディスク
状情報媒体を成形するが、円形基板３上にグルーブ２又
はピットで形成した光学式又は光磁気式などによって記
録及び再生可能な記録膜積層部１を備えたディスクであ
って、前記円形基板３上の記録膜積層部１の外周部で、
記録再生に使用しない領域に鏡面部４を設け、さらに該
鏡面部４の外周側にグルーブ21またはピットを備えて情
報ディスクとしてある。
図示のものにおいて、円形基板３上には保護膜５をコー
ティング層として塗着して記録膜積層部１の腐触又は損
傷やゴミ付着など外的環境変化に影響されないための安
全性を保たせてある。
ティング層として塗着して記録膜積層部１の腐触又は損
傷やゴミ付着など外的環境変化に影響されないための安
全性を保たせてある。
そして円形基板３の内周側から外周側にグルーブ２又は
ピットをスパイラル状に設けて外周縁より内側に３〜5m
m程度の範囲でグルーブ２又はピットを終わらせ、さら
にその内側に0.01〜0.5mm程度の幅で鏡面部４がリング
状に形成してある。即ち、鏡面部４の内周側及び外周側
にスパイラル状にグルーブ２及び21とがそれぞれ形成さ
れていて、この鏡面部４とその外周側にあるグルーブ21
とは記録・再生に使用しない領域にあるように考慮され
ている。特に鏡面部４より内周側に所定トラック間隔の
巾をおいて信号記録が終わるように配慮してある。
ピットをスパイラル状に設けて外周縁より内側に３〜5m
m程度の範囲でグルーブ２又はピットを終わらせ、さら
にその内側に0.01〜0.5mm程度の幅で鏡面部４がリング
状に形成してある。即ち、鏡面部４の内周側及び外周側
にスパイラル状にグルーブ２及び21とがそれぞれ形成さ
れていて、この鏡面部４とその外周側にあるグルーブ21
とは記録・再生に使用しない領域にあるように考慮され
ている。特に鏡面部４より内周側に所定トラック間隔の
巾をおいて信号記録が終わるように配慮してある。
そしてこの鏡面部４の存在は、信号記録膜端をグルーブ
上へ形成した構成となることとなり、端部の接触面積を
大きくして密着力の向上をはかられるし、酸化され易い
記録膜層を低透水性の塗布保護膜及びプラスチック基板
で挟み込み保護するディスク構造においても外周の張り
合せ部から浸入してくる水分に対し、実効距離を長くす
ることができ、有効に機能することもできる。
上へ形成した構成となることとなり、端部の接触面積を
大きくして密着力の向上をはかられるし、酸化され易い
記録膜層を低透水性の塗布保護膜及びプラスチック基板
で挟み込み保護するディスク構造においても外周の張り
合せ部から浸入してくる水分に対し、実効距離を長くす
ることができ、有効に機能することもできる。
また、円形基板３の中央部に中心孔６を設けてあり、該
中心孔６の周辺には中央凹部61を形成し、ターンテーブ
ル又はクランパーが嵌装保持できるようにしてあり、こ
の情報ディスクを第４図に示すように、記録再生ヘッド
挿入用窓部７と、この窓部７を開閉するシャッタ８のあ
る上下ケースからなるケース９内に回転可能に収納させ
たディスクカートリッジ10として用いられるようにして
ある。
中心孔６の周辺には中央凹部61を形成し、ターンテーブ
ル又はクランパーが嵌装保持できるようにしてあり、こ
の情報ディスクを第４図に示すように、記録再生ヘッド
挿入用窓部７と、この窓部７を開閉するシャッタ８のあ
る上下ケースからなるケース９内に回転可能に収納させ
たディスクカートリッジ10として用いられるようにして
ある。
なお、前記円形基板３上に設けた連続的なグルーブ２に
代えて不連続なピットあるいはそれらの混在状態で形成
したものを用いることも選んでできる。
代えて不連続なピットあるいはそれらの混在状態で形成
したものを用いることも選んでできる。
本考案は、円形基板上の記録膜積層部の外周部で記録再
生に使用しない領域に鏡面部を設け、さらに該鏡面部の
外周側にグルーブまたはピットを備えたことにより、製
品の品質管理上必要な反射率測定をする際に鏡面部で溝
の回析を受けずに測定可能となると共に、ディスクの転
写面不良による変形，その角度，振れ凹凸のゆがみやそ
りなどの悪現象の発見も適確にでき、品質を著しく高め
られ信頼性を大幅に向上できると共に、ディスクに対し
て悪影響を及ぼす記録膜の水分浸入による劣化を防止で
きるなどの効果がある。
生に使用しない領域に鏡面部を設け、さらに該鏡面部の
外周側にグルーブまたはピットを備えたことにより、製
品の品質管理上必要な反射率測定をする際に鏡面部で溝
の回析を受けずに測定可能となると共に、ディスクの転
写面不良による変形，その角度，振れ凹凸のゆがみやそ
りなどの悪現象の発見も適確にでき、品質を著しく高め
られ信頼性を大幅に向上できると共に、ディスクに対し
て悪影響を及ぼす記録膜の水分浸入による劣化を防止で
きるなどの効果がある。
第１図は本考案の実施例の縦断面図、第２図は平面図、
第３図は第２図Ｉ−Ｉ線における拡大縦断面図、第４図
は一使用状態の斜面図である。 １…記録膜積層部、2,21…グルーブ、３…円形基板、４
…鏡面部、５…保護膜、６…中心孔、61…中央凹部、10
…ディスクカートリッジ。
第３図は第２図Ｉ−Ｉ線における拡大縦断面図、第４図
は一使用状態の斜面図である。 １…記録膜積層部、2,21…グルーブ、３…円形基板、４
…鏡面部、５…保護膜、６…中心孔、61…中央凹部、10
…ディスクカートリッジ。
Claims (1)
- 【請求項１】円形基板（３）上にグルーブ（２）又はピ
ットで形成した光学式又は光磁気式などによって記録及
び再生可能な記録膜積層部（１）を備えた情報ディスク
において、前記円形基板（３）上の記録膜積層部（１）
の外周部で記録再生に使用しない領域に鏡面部（４）を
設け、さらに該鏡面部（４）の外周側にグルーブ（21）
またはピットを備えたことを特徴とする情報ディスク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988007057U JPH0753134Y2 (ja) | 1988-01-25 | 1988-01-25 | 情報ディスク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988007057U JPH0753134Y2 (ja) | 1988-01-25 | 1988-01-25 | 情報ディスク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01113830U JPH01113830U (ja) | 1989-07-31 |
| JPH0753134Y2 true JPH0753134Y2 (ja) | 1995-12-06 |
Family
ID=31211750
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988007057U Expired - Lifetime JPH0753134Y2 (ja) | 1988-01-25 | 1988-01-25 | 情報ディスク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0753134Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-01-25 JP JP1988007057U patent/JPH0753134Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01113830U (ja) | 1989-07-31 |
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