JPH0753124Y2 - 磁気デイスク装置のトラツキング制御装置 - Google Patents

磁気デイスク装置のトラツキング制御装置

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JPH0753124Y2
JPH0753124Y2 JP2440287U JP2440287U JPH0753124Y2 JP H0753124 Y2 JPH0753124 Y2 JP H0753124Y2 JP 2440287 U JP2440287 U JP 2440287U JP 2440287 U JP2440287 U JP 2440287U JP H0753124 Y2 JPH0753124 Y2 JP H0753124Y2
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JP2440287U
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晴久 山崎
好彦 川井
伊佐雄 安田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、磁気デイスク用の記録装置に用いられる磁気
デイスク装置のトラツキング制御装置に関する。
(ロ)従来の技術 磁気デイスクの小型化、高密度記録化に伴い、記録装置
に用いられる磁気ヘツドとして、隣接するトラツクから
のクロストークを防止し、高密度記録を可能にした磁気
ヘツドが種々提案されている。例えば、特開昭57−4421
9号公報に詳しい。
この磁気ヘツドは第5図および第6図に示すように、磁
気ヘツド(1)は2つのヘツドすなわち、記録再生用ヘ
ツド(2)と消去用ヘツド(3)から成つている。記録
再生用ヘツド(2)は、第1のコア(4)と第2のコア
(5)とが、これらの間に所定の記録再生用ギヤツプ
(6)が形成されるように、互いに接合されて構成され
ている。そして、これら第1のコア(4)と第2のコア
(5)との間には所定の巻線溝(7)が形成されてい
る。記録再生用ギヤツプ(6)の長さはl1は、この記録
再生用ヘツド(2)の両側面に設けられた一対の溝部
(8)(9)に依り規定されている。一方、消去用ヘツ
ド(3)は、第3のコア(10)と第4のコア(11)とが
互いに接合されて構成されているが、その際、図示の如
く、これらの間の接合面の中央部に設けられた穴部(1
2)に依つて互いに分割された一対の消去用ギヤツプ(1
3)(14)が夫々形成されるようになつている。そし
て、この消去用ヘツド(3)の両側面にも一対の溝部
(15)(16)が夫々設けられ、上記各消去用ギヤツプ
(13)(14)の長さl2は、これらの溝部(15)(16)と
上記穴部(12)とに依り規定されている。又、これら第
3のコア(10)と第4のコア(11)との間には、前述し
たと同様、所定の巻線溝(17)が形成されている。記録
再生用ヘツド(2)と消去用ヘツド(3)とは、第2の
コア(5)と第3のコア(10)との間で互いに接合さ
れ、これに依つて、第1のコア(4)、第2のコア
(5)、第3のコア(10)及び第4のコア(11)が直列
に配列されるようになつている。更に、デイスクに対接
する面は研磨されると共に、巻線溝(7)(17)に巻線
(62)(63)を所定の巻回数で巻回している。また、記
録再生用ギヤツプ(6)と一対の消去用ギヤツプ(13)
(14)とは互いに平行に配され、上記記録再生用ギヤツ
プ(6)に依つて形成される記録トラツクの両側縁部近
傍を上記一対の消去用ギヤツプ(13)(14)が走査する
ようになされている。即ち、両消去用ギヤツプ(13)
(14)間の間隔l3は記録再生用ギヤツプ(6)の長さl1
に等しいか或いは若干小さくなされており、この消去用
ギヤツプ(13)(14)間の間隔l3が実質的な記録トラツ
ク巾となる。
従つて、前記磁気ヘツド(1)を用いると、記録トラツ
クの両側にほぼ完全な無信号状態のガードバンドになる
ので、記録密度を高めるためにトラツク間隔を狭めて
も、再生時に隣接するトラツクからクロストークを生じ
ることがなくなり、100トラツク/インチ以上の高トラ
ツク密度にも比較的容易に対応することができる。
ところで、磁気デイスク装置の大容量化に伴いトラツク
ピツチが狭くなり、ガードバンドをオフトラツク量が越
える可能性がでており、従来行なわれてきたオープンル
ープによる磁気ヘツドの位置決めではオフトラツク量を
制御できず、フイードバツク制御による磁気ヘツドの位
置制御の導入が必要となつてきている。
フイードバツク制御による磁気ヘツドの位置決めはフロ
ツピーデイスクでは、固定デイスクの様にサーボ面が持
てず、データ面によるデータ面サーボとする必要があ
る。データ面サーボ行なう時のオフトラツク量を検出す
る方式としては、記録再生用ヘツドによる再生出力のエ
ンベロープの出力差をオフトラツク量として検出する方
式(例えば、特開昭61−265783号公報に詳しい。)やあ
らかじめ各セクタ間に位置誤差信号を書いておくセクタ
サーボ方式などがある。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上述したエンベロープ検出方式において
は、オフトラツクの方向決定ができず常にヘツドを振動
させる必要があり、またあらかじめ磁気デイスクに位置
誤差信号を記録しておく必要があるため、使用者側では
フオーマツト動作ができないなどの問題があつた。
(ニ)問題点を解決するための手段 本考案は、記録再生を行なう第1のヘツドと、この第1
のヘツドの両側部に並設した第2、第3のヘツドと、前
記第1のヘツドから検出した信号を遅延する遅延回路
と、前記第1のヘツドからの検出信号に応じて前記遅延
回路の遅延時間を制御する遅延時間制御回路と、前記第
2のヘツドから検出した信号と前記遅延回路からの出力
を比較する第1の比較回路と、前記第3のヘツドから検
出した信号と前記遅延回路からの出力を比較する第2の
比較回路と、前記第1、第2の比較回路の出力より前記
第2、第3のヘッドのうち前記第1のヘッドのギャップ
と同じトラックにかかっているギャップの部分が大きい
方のヘッドを検出する検出回路と、前記検出回路により
検出されたヘッドの方に前記第1のヘッドを所定量移動
させて位置制御を行なう移動手段とを備えることを特徴
とする。
(ホ)作用 第1のギヤツプからの出力と第2、第3のギヤツプから
の出力を比較することで、誤差方向と、誤差量が算出で
きるため、磁気デイスクに特別なフオーマツトを施すこ
となく磁気ヘツドのトラツキング制御が行なえる。
(ヘ)実施例 以下、本考案の一実施例を第1図ないし第4図に従い説
明する。
まず、本考案に用いる磁気ヘツドにつき、第2図および
第3図に従い簡単に説明する。(20)は第1のヘツドと
しての記録再生用ヘツド、(21)は第1のギヤツプで記
録再生用ギヤツプとして作用する。(30)(31)は第
2、第3のヘツドとしての消去用ヘツド、(32)(33)
は第2、第3のギヤツプで消去用ギヤツプとして作用す
る。(40)は記録再生用ヘツド(20)および消去用ヘッ
ド(30)(31)を保持するスライダで、記録再生用ギヤ
ツプ(21)の両側に消去用ギヤツプ(32)(33)が並設
するように保持する。
ところで、この消去用ヘツド(30)(31)のコア材の飽
和磁束密度を記録再生用ヘツド(20)のコア材より大き
くすれば、第1、第2、第3のギヤツプ(21)(32)
(33)を同一にすることができる。このようにすること
で再生出力は等しくし、且つ消去用ヘツド(30)(31)
として本来の機能を損うことはない。
第1図は、本考案の一実施例を示す回路図で、(20)は
記録再生を行う第1のヘツド、(30)(31)は消去用の
第2、第3ヘツドで且つ位置誤差検出用として機能す
る。
(41)は、第1のヘツド(20)で検出した出力を増幅す
るアンプ、(42)は第2のヘツド(30)で検出した出力
を増幅するアンプ、(43)は第3のヘツド(31)で検出
した出力を増幅するアンプである。
アンプ(41)で増幅された第1のヘツド(20)からの検
出信号は遅延回路(44)および各データのアドレスの先
頭位置を検出するためのシンク信号を検出するシンク信
号検出回路(45)に入力される。(46)はシンク検出信
号検出回路(45)からのシンク信号を電圧変換する周波
数−電圧変換回路でこの回路(46)の出力に応じて遅延
回路(44)の遅延時間が制御される。
遅延回路(44)は第1のヘツド(20)が第2、第3のヘ
ツド(30)(31)の走行方向に対して、前方に位置する
ため、第1のヘツド(20)と第2、第3のヘツド(30)
(31)との再生信号間に位相差が生じるので、この位相
差を補正するため、フオーマツトデータ中にあるシンク
信号により、遅延時間を決めて、各位相差を補正するも
のである。
(47)はゲイン制御回路で、遅延回路(44)にて遅延さ
れた第1のヘツド(20)からの検出信号のゲインを後述
するゼロボルト検出器(51)(52)の出力に従い、大き
い方から順次小さい方へ制御する。
(53)は第1の比較器としての減算回路でゲイン制御回
路(47)にてゲインを制御された第1のヘツド(20)の
検出信号と第2のヘツド(30)の検出信号を比較し、両
検出信号の減算した減算出力を整流器(54)に出力す
る。この減算出力は整流器(54)にて整流され、ゼロボ
ルト検出器(51)に入力される。ゼロボルト検出器(5
1)は減算出力がゼロボルトの時に“Hi"を出力し、それ
以外は“Lo"の出力を出す。
(55)は第2の比較器としての減算回路で、ゲイン制御
された第1のヘツド(20)の検出信号と第3のヘツド
(31)の検出信号を比較し、第1の比較器(53)と同様
に両検出信号の減算した減算出力を整流器(56)を介し
てゼロボルト検出器(52)に入力される。(57)(58)
は第2、第3のヘツド(30)(31)の検出信号が入力さ
れるゲート回路で、ゼロボルト検出器(51)(52)の出
力が“Lo"の時閉じて、“Hi"のとき開く。ゲート回路
(57)(58)の出力はヘツドトラツキング移動させるモ
ータ(60)を制御するモータ制御回路(59)に入力され
る。
また、前述したゲイン制御回路(47)のゲイン可変動作
は少なくとも一方のゼロボルト検出回路(51)または
(52)が“Hi"になつた時点に停止する。更に、ゲイン
が予じめ決められた最小ゲインなつた時点でも動作が停
止するようになつている。
シンク検出回路(45)、変換回路(46)、ゲイン制御回
路(47)、ゼロボルト検出回路(51)(52)は、モータ
制御回路(59)がモータ(60)を制御後、所定時間後、
初期状態に戻す。
次に、第4図に示すように、トラックがずれ、第2のギ
ャップ(32)と第3のギャップ(33)とを比較すると、
第3のギャップ(33)の方が第1のギャップ(21)と同
じトラックのかかっている部分が大きくなった場合につ
いて、本実施例の動作を説明する。第1のヘッド(20)
からの遅延回路(44)により遅延された検出信号と、第
2、第3のヘッド(30)(31)の検出信号とを比較器
(53)(55)で比較する。そして、ゲイン制御回路(4
7)で第1のヘッド(20)の検出信号のゲインを徐々に
減らして行くと、第1のヘッドのギャップと同じトラッ
クにかかっている部分が大きい方の第3のギャップ(3
3)を備える第3のヘッド(31)の出力が等しくなり、
ゼロボルト検出器(52)が"Hi"となりゲート回路(58)
が開く。そしてモータ制御回路は(59)は、開かれたゲ
ート回路(57)または(58)がどちらかによって、ヘッ
ドを移動させる方向が決められており、開かれたゲート
回路(58)に検出信号を入力させる第3のヘッド(31)
のガードバンド方向にヘッドを移動させる。
また、両ゼロボルト検出器(51)(52)が“Hi"となつ
た場合には、モータ制御回路(59)は、前回移動させた
方向と同じ方向に所定量ヘツド移動させる。また、前記
移動させていない場合にはどちらか一方にヘツドを移動
させる。
更に、ゲイン制御回路(47)が第1のヘツド(20)から
の検出信号を所定値まで減少させた状態で両ゼロボルト
検出器(51)(52)が“Lo"であれば、トラツキングの
位置決めが完了する。
(ト)考案の効果 以上説明したように、本考案によれば、磁気デイスクに
特別なフオーマツトを施すことなく、高密度磁気デイス
クであつても容易に磁気ヘツドの位置決めを行なうこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回路図、第2図および
第3図は本考案に用いられる磁気ヘツドを示し、第2図
は斜視図、第3図はヘツド摺接面を示す平面図、第4図
は各ヘツドギヤツプと磁気デイスクのトラツク面との関
係を示す平面図である。第5図は従来の磁気ヘツドを示
す斜視図、第6図は同ヘツド摺接面を示す平面図であ
る。 (20)……第1のヘツド、(30)……第2のヘツド、
(31)……第3のヘツド、(44)……遅延回路、(45)
……シンク信号検出回路、(47)……ゲイン制御回路、
(53)……第1の比較器、(55)……第2の比較器、
(51)、(52)……ゼロボルト検出回路、(57)(58)
……ゲート回路、(59)……モータ制御回路、(60)…
…モータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−44262(JP,A) 特開 昭59−33618(JP,A) 特開 昭59−201273(JP,A) 特開 昭61−264508(JP,A) 実開 昭62−180317(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録再生を行なう第1のヘッドと、この第
    1のヘッドの両側部に並設した第2、第3のヘッドと、
    前記第1のヘッドから検出した信号を遅延する遅延回路
    と、前記第1のヘッドからの検出信号に応じて前記遅延
    回路の遅延時間を制御する遅延時間制御回路と、前記第
    2のヘッドから検出した信号と前記遅延回路からの出力
    を比較する第1の比較回路と、前記第3のヘッドから検
    出した信号と前記遅延回路からの出力を比較する第2の
    比較回路と、前記第1、第2の比較回路の出力より前記
    第2、第3のヘッドのうち前記第1のヘッドのギャップ
    と同じトラックにかかっているギャップの部分が大きい
    方のヘッドを検出する検出回路と、前記検出回路により
    検出されたヘッドの方に前記第1のヘッドを所定量移動
    させて位置制御を行なう移動手段とを備えることを特徴
    とする磁気ディスク装置のトラッキング制御装置。
JP2440287U 1987-02-20 1987-02-20 磁気デイスク装置のトラツキング制御装置 Expired - Lifetime JPH0753124Y2 (ja)

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JPS63130911U JPS63130911U (ja) 1988-08-26
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