JPH0753034B2 - 無効電力制御形サイクロコンバ−タ装置 - Google Patents

無効電力制御形サイクロコンバ−タ装置

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JPH0753034B2
JPH0753034B2 JP59241824A JP24182484A JPH0753034B2 JP H0753034 B2 JPH0753034 B2 JP H0753034B2 JP 59241824 A JP59241824 A JP 59241824A JP 24182484 A JP24182484 A JP 24182484A JP H0753034 B2 JPH0753034 B2 JP H0753034B2
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春男 池田
和敏 三浦
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Toshiba Corp
Railway Technical Research Institute
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    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F1/00Automatic systems in which deviations of an electric quantity from one or more predetermined values are detected at the output of the system and fed back to a device within the system to restore the detected quantity to its predetermined value or values, i.e. retroactive systems
    • G05F1/70Regulating power factor; Regulating reactive current or power

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  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Control Of Electrical Variables (AREA)
  • Ac-Ac Conversion (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は負荷に可変電圧可変周波数の交流電力を供給す
ると共に循環電流によって無効電力を任意に制御できる
無効電力制御形サイクロコンバータに関するものであ
る。
[発明の技術的背景] 第2図に分割された進相コンデンサC1〜C5と並列運転さ
れる従来の無効電力制御形サイクロコンバータの一例を
示す。この場合進相コンデンサCの分割数は5個のとき
を示している。また3相出力のサイクロコンバータの受
電端の無効電力をフィードフォワード制御している。
第2図において、BUSは3相交流電源の電線路、C1,C2,C
3,C4,C5は△又はY接続された進相コンデンサ、Tru,Tr
v,Trwは電源トランス、CC−U,CC−V,CC−Wは循環電流
式サイクロコンバータ本体、U,V,Wは3相負荷、S1,S2,S
3,S4,S5は進相コンデンサC1〜C5を3相交流電源に接続
する投入スイッチである。
U相のサイクロコンバータCC−Uは正群コンバータSS−
P、負群コンバータSS−N及び直流リアクトルL01,L02
から構成されている。CC−V,CC−Wも同様に構成されて
いる。また、CONT−U,CONT−V,CONT−Wは各々U,V,W相
のサイクロコンバータの電流制御回路である。制御回路
CONT−Uは、演算増幅器K1,K2,K3、比較器C1,C2、加算
器A1,A2,A3及び位相制御回路PH−P,PH−Nから構成され
ている。CONT−V,CONT−Wも同様に構成されている。さ
らに正群コンバータSS−Pの出力電流IPU、負群コンバ
ータSS−Nの出力電流INU及び負荷電流ILUの各々を検出
するために交流器CTPU,CTNU,CTLUが設置されている。
V,W相も同様である。
U相のサイクロコンバータCC−Uの電流制御の動作を例
にとって説明する。
まず、負荷電流制御の動作を説明する。
負荷電流指令ILU *と実際に流れる負荷電流の検出値ILU
を比較し、その偏差ε2に比例した電圧をサイクロコン
バータから発生するように位相制御回路PH−P,PH−Nを
制御する。PH−Pの出力位相αPUに対してPH−Nの出力
位相αNUは、αNU=180°−αPUの関係を保つように増
幅器K2から反転増幅器K2を介して位相制御回路PH−Nに
入力される。すなわち、正群コンバータSS−Pの出力電
圧VPUと負群コンバータSS−Nの出力電圧VNUは負荷端子
でつり合った状態で通常の運転が行われる。負荷電流指
令ILU *を正弦波状に変化させるとそれに応じて偏差ε2
も変化し、負荷に正弦波電流ILUが流れるように前記α
PU及びαNUが制御される。
次に正群コンバータSS−Pの出力電流IPUと負群コンバ
ータSS−Nの出力電流INUとの和IPN-U=IPU+INUを制御
するための動作説明を行なう。
加算器A1によって、IPUとINUの和を求め、比較器C1によ
って、和電流指令値IPN-U *と比較する。その偏差ε1=
IPN*−IPN-Uを増幅器K1によって増幅し、加算器A2,A3
に入力する。その結果、前記位相制御回路PH−P及びPH
−Nへの入力ε3,ε4は次式のようになる。
ε3=K2・ε2+K1・ε1 …(1) ε4=−K2・ε2+K1・ε1 …(2) 故に前記αNU=180°−αPUの関係はくずれ、K1・ε1
に比例した分だけ正群コンバータSS−Pの出力電圧VPU
と負群コンバータSS−Nの出力電圧とが不平衡になる。
その差電圧が直流リアクトルL01及びL02に印加され、
(iP+iN)の値を制御する。
IPN-U<IPN-U *の場合、ε1が正となりVPU−VNUを増加
させ、IPN-U=IPU+INUを増加し、IPN-U≒IPN-U *に落ち
着かせる。逆にIPN-U>IPN-U *となった場合ε1が負と
なり、VPU−VNU<0とし、IPN-U=IPU+INUを減少させ
て、やはりIPN-U≒IPN-U *に落ち着かせる。結果的には
正群コンバータと負群コンバータの出力電流の和IPN-U
はその指令値に等しくなるように制御される。
V相及びW相のサイクロコンバータ電流制御も同様な動
作を行なう。
第2図の従来例では受電端の無効電力検出は行なってい
ない。その代りに、当該受電端の無効電力があらかじめ
定められた値になるように、負荷電流指令値ILU *
ILV *,ILW *及び位相制御回路入力δα,δα,δα
から演算によって前記各相サイクロコンバータの正群
及び負群コンバータの出力電流の和IPN-U=IPU+INU、I
PN-V、=IPV+INV、IPN-W=IPW+INWの各指令値
IPN-U *,IPN-V *,IPN-W *を求めている。第2図のRIPNは
その和電流指令値の演算回路でその具体的な構成を第3
図に示している。なおVRは受電端の無効電力の値を求め
る設定器である。
第3図において、Kα,Kα,Kα,KMU,KMV,KMW
は演算増幅器、LMU,LMV,LMWはリミッタ回路、SQU,SQ
V,SQWは2乗演算回路、SQRU,SQRV,SQRWは平方根演算
回路、MU1,MV1,MW1,MU2,MV2,MW2,MU3,MV3,MW3は乗算
器、DIVは割算器、ABSU,ABSV,ABSWは絶対値回路、AD1
〜AD12には加算器である。
入力δα,δα,δαは第1図の演算増幅器K2の
出力で、位相制御回路PH−P及びPH−Nの入力信号の平
均値である。すなわち、例えばδαは、サイクロコン
バータCC−Uの出力電圧(VPU+VNU)/2に比例した値と
なり、αNU≒180°−αPUの関係が成り立つ状態ではδ
α∝cosαPU≒−cosαNUとなっている。同様にδα
∝cosαPV≒−cosαNV,δα∝ cosαPW≒−cosαNW
が成り立っている。
従って、第3図においてδαを増幅器Kαによって
定数倍することによりcosαが求められる。リミッタ
回路LMUは−1cosα+1を満足させるために使わ
れ、2乗演算回路SQUによって、cos2αを計算する。
加算器AD1は1−cos2αを計算するもので、次の平方
根演算回路SQRUによって、 が求められる。同様にδαから が、またδαから が求められる。
一方、負荷電流の指令値ILU *,ILV *,ILW *がRIPNに入力
され、次の演算が行なわれる。
U相負荷電流の指令値ILU *は絶対値回路ABSUによってそ
の絶対値|ILU *|となり、乗算器MU1、演算増幅器KMU
及び加算器AD10に入力される。演算増幅器KMUは負荷電
流ILUを正規化するもので、IMを例えばサイクロコンバ
ータの最大出力電流に選んだ場合、上記|ILU *|を(1/
IM)倍する。そして次の加算器AD4によってkU=(1−
|ILU *|/IM)を計算している。kUは乗算器MU2,MU3に入
力される。
ILV *,ILW *も同様に演算され、kV=(1−|ILV *|/IM
及び、kW=(1−|ILW *|/IM)が求められる。
乗算器MU1,MV1,MW1によって各々|ILU *|・sinα,|I
LV *|・sinα及び|ILW *|・sinαが求められ、次
の加算器AD7によって |ILU *|・sinα+|ILV *|・sinα+|ILW *|・si
が計算され、さらに次の加算器AD3によって、外部
の無効電力設定器VRの出力Icap *との差が計算される。
a=Icap *−{|ILU *|・sinα+|ILV *|・sinα
+|ILW *|・sinα} …(3) aは割算器DIVに入力される。
また、乗算器MU2,MV2,MW2によって各々kU・sinα,k
V・sinα,kW・sinαが求められ、次の加算器AD2に
よって b=kU・sinα+kV・sinα+kW・sinα …(4) が計算され、割算器DIVに入力される。
割算器DIVによって、I02*=a/bを求め、次の乗算器MU3,
MV3,MW3によって、各々kU・I02*,kV・I02*及びkW・I0
2*が計算される。
最後に加算器AD10,AD11,AD12によって、次式で示される
各相サイクロコンバータの正群及び負群コンバータの出
力電流の和の指令値が出力される。
IPN-U *=|ILU *|+kU・I02* …(5) IPN-V *=|ILV *|+kV・I02* …(6) IPN-W *=|ILW *|+kW・I02* …(7) このようにして求められた指令値IPN-U *,IPN-V *,I
PN-W *に応じて、各相サイクロコンバータのIPN-U,I
PN-V及びIPN-Wが制御されるので、きわめて追従性の良
い制御が期待できる。
ここで、IPN-U=IPN-U *,IPN-V=IPN-V *,IPN-W=IPN-W
*に制御されている場合の受電端の無効電力を考察す
る。
3相出力サイクロコンバータの受電端の無効電力Qは、
サイクロコンバータの遅れ無効電流IREACTと進相コンデ
ンサの進み無効電流Icapとの差に計数KQを乗じた値で表
わせる。IREACTは次の(8)式のようになる。ただし、
αNU≒180°−αPU,αNV≒180°−αPV,αNW≒180°
−αPWが成り立っているとする。
IREACT=k1(IPU+INU)・sinα+k1(IPV+INV)・s
inα+k1(IPW+INW)・sinα …(8) 上記(IPU+INU)=IPN-Uは指令値IPN-U *に等しく制御
され、(IPV+INV)=IPN-Vは指令値IPN-V *に等しく制
御され、(IPW+INW)=IPN-Wは指令値IPN-W *に等しく
制御されるのであるから(5)〜(7)式の関係を
(8)式に代入することにより、受電端の無効電力Q=
KQ(IREACT−Icap)が求められる。IREACTは次のように
変形される。
IREACT=k1{(|ILU *|+kU・I02*)・sinα+(|I
LV *|+kV・I02*)・sinα+(|ILW *|+kW・I02*
・sinα}=k1{(|ILU *|・sinα+|ILV *|・si
+|ILW *|・sinα+I02*・(kU・sinα+kV
・sinα+kW・sinα)} …(9) I02*=a/bで、bは(4)式で与えられるからI02*・(k
U・sinα+kV・sinα+kW・sinα)=a となる。また(3)式の関係を(9)式に代入すること
によって IREACT=k1{Icap *−a+a}k1・Icap * …(10) となる。
受電端の無効電力Qを零にするには、IREACT=Icap=k1
・Icap * …(11) が成り立つようにIcap *を設定してやればよい。
上記制御において、kU,kV,kWは各相サイクロコンバー
タの循環電流の値を負荷電流の大きさに応じ配分させる
係数である。
(5)式のようにU相サイクロコンバータの正群及び負
群のコンバータの出力電流の和IPN-U=IPU+INUが制御
された場合 IPU+INU=|ILU|+2・IOU …(12) の関係から、循環電流IOUは次の値に制御されていると
同じである。
ILU *=Im・sinωtと与えた場合、IM=Imに選定すれ
ば、ILU *が最大値Imになったとき循環電流IOUは零とな
り、逆にILU *=0となるとIOU=I02*/2の値となる。す
なわち負荷電流の絶対値|ILU|が大きいときには循環
電流IOUの値は小さく、逆に|ILU|が小さいときには、
IOUの値は大きくなるように制御される。正群コンバー
タSS−Pの出力電流IPUあるいは負群コンバータSS−N
の出力電流INUの値は負荷電流ILUの正あるいは負方向の
半波値に上記循環電流IOUを加えた値となるが、上記の
ように負荷電流ILUの大きさに応じて、循環電流IOUの値
を配分することにより、コンバータの最大電流容量の増
大を小さくすることができる。
V相,W相のサイクロコンバータの循環電流IOV及びIOW
kV,kWによって同様に配分されている。この場合、各相
の負荷電流は各々120°ずつ位相がずれているため同時
に循環電流が零または最大になることはなく、例えばI
OUが小さくなっているときはIOV又はIOWが大きくなって
受電端の無効電力Qは一定に保持されている。
各相の循環電流IOU,IOV,IOWを同一値にして制御させ
たいときには、正規化定数IMを∞に選定すればよい。具
体的には、第3図の演算増幅器KMU,KMV,KMWの利得を
零にすればよい。
[背景技術の問題点] 以上のように無効電力制御の制御応答を上げるためにフ
ィードフォワード制御を用いた従来の無効電力制御形サ
イクロコンバータは、受電端の基本波力率を1に保つ状
態で、制御応答の速い無効電力制御ができるが、受電端
に分割して設置された進相コンデンサの投入時に大きな
問題点がある。
すなわち(11)式が常に満足しなければ受電端の無効電
力Qを零にすることができない。従って分割された進相
コンデンサを順序投入した場合、進相コンデンサ側に流
れる電流Icapは進相コンデンサの投入個数に比例して変
化する。そのために(11)式が満足しなくなり、受電端
の基本波力率を1にすることができないという欠点があ
った。
[発明の目的] 本発明は以上に鑑みてなされたもので、受電端に分割し
て設置された無効電力制御形サイクロコンバータ装置に
おいて分割された進相コンデンサを投入する毎に(11)
式を満足させるように無効電力設定値Icap *を自動的に
設定する回路を備えた無効電力制御形サイクロコンバー
タ装置を提供することを目的としている。
[発明の概要] 本発明は受電端部に進相コンデンサを分割して設置した
無効電力制御形サイクロコンバータにおいて各進相コン
デンサを投入した場合に流れるコンデンサ電流を共通母
線の先端部で検出し、その検出値より演算回路によって
直流信号を求め、これを無効電力設定値Icap *として与
えるようにした無効電力制御形サイクロコンバータ装置
である。
[発明の実施例] 第1図は本発明の無効電力制御形サイクロコンバータの
一実施例の要部のみを示すブロック図である。ただし実
施例においても進相コンデンサ分割数は5個で示した。
第2図の従来例と異なる点は無効電力設定器VRの代り
に、進相コンデンサC1,C2,C3,C4,C5を投入した際に流れ
る電流を検出する変流器CTr,CTs,CTtと絶対値回路ABSr,
ABSs,ABSt及び加算器AD13と増幅器KCを設けたことであ
る。その他、サイクロ本体の回路構成及び制御動作は第
2図の従来例と同じなので省略する。
次に本発明の動作を説明する。回路は進相コンデンサC
1,C2,C3,C4,C5を投入した際に流れる電流を検出する変
流器CTr,CTs,CTtとこの検出値を入力する絶対値回路ABS
r,ABSs,ABStと、この出力値|Irc|,|Isc|,|Itc|を加算器
AD13で加算する。この加算器AD13の出力値|Irc|+|Isc|
+|Itc|は、増幅器Ampを介して無効電力設定値Icap *
して和電流指令値の演算回路RIPNに与えられる。
以上のようにしてこの回路は変流器CTr,CTs,CTtの検出
電圧値を三相全波整流を行う回路と同じ構成をしてい
る。
次に分割した進相コンデンサを投入した場合の動作につ
いて説明する。ただし分割された進相コンデンサC1,C2,
C3,C4,C5の容量は同じとする。
第1図において、最初進相コンデンサC1をスイッチS1で
投入すると、進相コンデンサC1には電流Ic1が流れ、同
様に変流器CT側にも同じ値の電流Icapが流れる。この場
合電流Ic1,Icapは線路r,s,tを流れる電流を呼ぶことに
する。
整流回路を構成する絶対値回路ABSr,ABSs,ABStと加算器
AD13は電流Icapに比例した直流レベルの信号Idcが出力
する。この出力値Idcは増幅器AmpでkC・Idc=Icap *=I
capとなり、前記(11)式を満足し、無効電力設定値I
cap *として和電流指令値の演算回路RIPNに与えられる。
従って受電端の無効電力は零になり、基本力率は1に保
持することができる。
次に上記の状態で進相コンデンサC2を投入した場合を考
える。
コンデンサC2を投入すると2Icap=IC1+IC2となり、
増幅器AD13の出力は2・KC・Idcとなる。従って(11)
式は 2・KC・Idc=2・Icap *=2・Icapとなって満足する。
以上のように分割された進相コンデンサC1,C2,C3,C4,C5
の投入個数にかかわらず常に入力基本波力率を1に制御
できる。
上記は分割された進相コンデンサの電流を共通母線の先
端より検出して無効電力設定値Icap *を自動的に制御さ
せる場合について説明したが、進相コンデンサの投入ス
イッチSWの動作に同期して可変する無効電力設定器VRを
用いてもよい、 [発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、受電端部に進相コン
デンサを分割して設置した無効電力制御形サイクロコン
バータにおいて、各コンデンサを投入した際に流れるコ
ンデンサ電流を共通母線の先端部で検出することで、電
流検出器の削減ができ、低コストの装置となし得る。
また、進相コンデンサ毎に電流検出器を設置しないため
に検出器の調整時間も短縮できる。
さらに、上記電流検出器の検出値を入力とする演算回路
の出力の直流信号を無効電力設定として与えることによ
って、進相コンデンサを投入箇所に関係なく、自動的に
入力基本波力率を1にできる無効電力制御形サイクロコ
ンバータ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の要部の一実施例を示したブロック図、
第2図は従来の無効電力制御形サイクロコンバータの構
成図、第3図は第2図における無効電力設定値を決める
和電流指令値の演算回路の詳細回路図である。 C1〜C5……進相コンデンサ、RIPN……和電流指令値演算
回路、A1〜A3……加算器、PH−P,PH−N……位相制御
器、SS−P……正群コンバータ、SS−N……負群コンバ
ータ、Tr……トランス、S1〜S5……投入スイッチ、U,V,
W……負荷、CC−U,CC−V,CC−W……サイクロコンバー
タ、CONT−U,CPNT−V,CONT−W……電流制御回路、ABS
r,ABSs,ABSt……絶対値回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】負荷に可変電圧可変周波数の交流電力を供
    給すると共に循環電流によって遅れ無効電力を任意に制
    御できるサイクロコンバータを分割された進相コンデン
    サと並列に運転して受電端力率を改善する3相出力の無
    効電力制御形サイクロコンバータ装置において、前記分
    割された進相コンデンサを投入した際に流れるコンデン
    サ電流を共通母線の先端部で検出する電流検出器と、こ
    の電流検出器からの出力信号を整流して直流信号Icap *
    を求める演算回路と、この演算回路で求められた直流信
    号Icap *が与えられ、前記サイクロコンバータの出力電
    流指令値をILU *,ILV *,ILW *、制御位相角をα
    α,α、KU,KV,KWを各相サイクロコンバータの循
    環電流の値を負荷電流の大きさにより配分される係数と
    した場合、各相サイクロコンバータの正群及び負群コン
    バータの和電流指令値を IPN-U *=|ILU *|+KU{Icap *−(|ILU *|・sin α
    +|ILV *|・sin α+|ILW *|・sin α)}/(KU
    ・sin α+KV・sin α+KW・sin α) IPN-V *=|ILV *|+KV{Icap *−(|ILU *|・sin α
    +|ILV *|・sin α+|ILW *|・sin α)}/(KU
    ・sin α+KV・sin α+KW・sin α) IPN-W *=|ILW *|+KW{Icap *−(|ILU *|・sin α
    +|ILV *|・sin α+|ILW *|・sin α)}/(KU
    ・sin α+KV・sin α+KW・sin α) として求める和電流指令値演算回路とを備え、この和電
    流指令値演算回路より与えられる正群及び負群コンバー
    タの和電流指令値により前記サイクロコンバータの受電
    端の無効電力をフィードフォワード制御したことを特徴
    とする無効電力制御形サイクロコンバータ装置。
JP59241824A 1984-11-16 1984-11-16 無効電力制御形サイクロコンバ−タ装置 Expired - Lifetime JPH0753034B2 (ja)

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