JPH0752979A - 制御された環境状態下で製品を保持するためのパッケージ - Google Patents

制御された環境状態下で製品を保持するためのパッケージ

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JPH0752979A
JPH0752979A JP6137294A JP13729494A JPH0752979A JP H0752979 A JPH0752979 A JP H0752979A JP 6137294 A JP6137294 A JP 6137294A JP 13729494 A JP13729494 A JP 13729494A JP H0752979 A JPH0752979 A JP H0752979A
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    • B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D75/00—Packages comprising articles or materials partially or wholly enclosed in strips, sheets, blanks, tubes, or webs of flexible sheet material, e.g. in folded wrappers
    • B65D75/28—Articles or materials wholly enclosed in composite wrappers, i.e. wrappers formed by associating or interconnecting two or more sheets or blanks
    • B65D75/30—Articles or materials enclosed between two opposed sheets or blanks having their margins united, e.g. by pressure-sensitive adhesive, crimping, heat-sealing, or welding
    • B65D75/305—Skin packages
    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00—Catheters; Hollow probes
    • A61M25/002—Packages specially adapted therefor ; catheter kit packages

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  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)
  • Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 内側の製品の環境状態を確実に保持する多目
的型のパッケージを提供する。 【構成】 本パッケージは、平坦で気密なサポート部材
４と、その周囲６をサポート部材４に接着された気密性
及び可撓性を有するシートから形成されるカバー部材５
とを備える。ダクト７を真空ポンプに接続することによ
り、サポート部材４とカバー部材５との間に真空が与え
られる。ダクト７はその後シールされる。従って、カバ
ー部材は、カテーテルの如きどのような製品の形状にも
適合できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、貯蔵及び輸送の間に、
制御された環境状態下で製品を保持するためのパッケー
ジであって、製品を支持する剛性部分を有するサポート
部材と、該サポート部材にシールされて制御された状態
を維持するカバー部材とを備え、上記カバー部材が、上
記製品を収容し且つ該製品を上記サポート部材に固定す
るように上記製品及びサポート部材に対して付与される
パッケージに関する。
【０００２】
【従来の技術】上述の種類のパッケージは、例えば、殺
菌された医療器具が、殺菌されずに汚染された状態にな
る危険性を排除し、且つ、貯蔵及び運搬の間に上記器具
の形状を維持するように形成される。そのようなパッケ
ージは一般に、医療器具の包装手順並びに包装を解く手
順を極力容易にするようになされる。
【０００３】上記種類の幾つかの周知のパッケージにお
いては、カバー部材は、成形されたプラスチックの発泡
剤すなわちブリスタであり、そのプレス加工により外方
へ突出した部分は、サポート部材の上に位置する包装さ
れた製品の隆起部の形状に対応する。製品をパッケージ
の中に包む時には、医療器具は、サポート部材にシール
する前に、ブリスタのモールドの中へ正確に且つ注意深
く導入する必要があり、従って、例えば、カテーテルの
ステムの予成形されたチップの如き医療器具の繊細な部
分を損傷させる恐れがある。医療器具をパッケージから
取り出す際には、ブリスタを開封して医師が掴むことの
できる医療器具の部分の位置までサポート部材から分離
させ、次に、ブリスタをサポート部材から完全に分離さ
せる。これにより、医師は医療器具を完全に取り出すこ
とができる。この作業は、ブリスタのモールドの中空の
形状のために、ブリスタが折れたり切れたりする可能性
があり、また、ブリスタに残ることもあり、これによ
り、ブリスタの中にある医療器具を損傷させる可能性も
ある。この問題は別にして、上述の種類のパッケージ
は、汎用的に使用できるものではく、その理由は、どの
ようなブリスタモールドも１つの形状に対して特定のも
のであり、医療器具には種々の形状のものがあるので多
くのブリスタモールドが必要となる。
【０００４】米国特許第５，１０５，９４２号はブリス
タパッケージを記載しており、このパッケージは、医療
器具の予成形された繊細なステムに対応する膨張部分に
波型の輪郭を有しており、その波型の輪郭を設ける目的
は、ブリスタに幾分かの可撓性を生じさせ、これによ
り、上記パッケージの部分が折れたり、膨張したり、あ
るいは破断するのを防止することである。しかしなが
ら、そのような改善は、その繊細な部分を損傷させない
ように、医療器具をブリスタモールドの中へ注意深く導
入する必要性、並びに、医療器具をブリスタから注意深
く引き出す必要性を排除するものではない。また、その
ような改善は、ブリスタモールドの汎用性の概念の欠如
に対して何等解決を与えるものではなく、その理由は、
個々のカテーテルの曲率に対して特殊なブリスタシート
を成形しなければならないからである。上記パッケージ
に関する他の問題は、包装を解く際の問題である。チッ
プの曲率が過剰な緊縛によって変形しないようにするた
めに、カテーテルはブリスタから横方向へ取り出さなけ
ればならない。これは、ブリスタとサポートとの間のシ
ールをカテーテルの全長にわたって開かなければならな
いことを意味する。しかしながら、サポートをブリスタ
から取り除いた後には、殺菌されたカテーテルは汚染に
対して比較的無防備である。そのような状態は、開封操
作の間、並びに、開封操作と医療器具に使用するために
カテーテルを実際に取り出す操作との間に生ずる。この
問題は、欧州特許第０４４０４２７号に開示されるパッ
ケージによって解消される。この構成においては、カテ
ーテルの成形されたチップの曲率は、トレイの中で長手
方向に運動可能なブリスタ成形されたインサートの中で
固定される。上記トレイは、インサート及び該トレイが
収容するカテーテルと共に殺菌されたパウチの中に入れ
られる。包装を解くためには、パウチの狭い側部だけを
開き、その後カテーテルを長手方向に取り出すことがで
きる。トレイ及びインサートの特殊な形状、並びに、ト
レイに対するインサートの相対的な運動により、チップ
の曲率に応力を与えることなく、カテーテルの繊細なチ
ップを横方向に適正に取り出すことができる。パッケー
ジを開く間に、また、使用するための開放及び実際の取
り出しの間に、パウチは、カテーテルの全長を不意の殺
菌されない汚染状態に抗して、封筒のように保護する。
この機能のために、上記パッケージは、トレイと、イン
サートと、追加のパウチを必要とする。上記インサート
は、個々のチップの形状に対して対応する個々の工具で
成形する必要がある。
【０００５】１９９３年１１月２日つけのＰＡＣＫ Ａ
ＫＴＵＥＬＬの文献に記載される別の改善は、製品を入
れることのできる２つのチャンバを形成する二重折りの
膨張可能なプラスチックバッグから形成されるパッケー
ジを提供する。二重折りバッグを膨張させると、上記２
つのチャンバが、挟みつけるクッションすなわちクラン
プクッションのように製品を包む。貯蔵又は運搬の間
に、製品が包まれたチャンバすなわちクランプクッショ
ンを取り扱うために、外側のパッケージすなわち箱を必
要とする。外側の箱が取り除かれて二重折りバッグが収
縮すると、製品の環境的な保護すなわち機械的な保護は
全く機能しなくなる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、カテ
ーテルの如き製品の総ての通常の形状に適合すると共に
包装手順の間及び製品を取り出す間の製品の損傷を防止
し、製造が簡単で使用が容易であり、ほんの少数の要素
から形成されるのでむだが少なく、パッケージを開いて
製品を取り出す準備をした後でも製品を汚染から保護す
る極めて多目的型のパッケージを提供することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】圧力媒体を作用させた直
後に、カバー部材の可撓性の壁部が、サポート部材の上
のどのような形状の製品の隆起部の形態も取り、製品を
事実上完全に維持する。カバー部材の可撓性の壁部とサ
ポート部材との間での製品の包装手順は、カテーテルの
如き製品の繊細な部分を何等損傷させる恐れはなく、そ
の理由は、カバー部材をシールする前に、上記製品をモ
ールドの中に予め収容する必要がないからである。製品
を取り出すことにより、カバー部材のシールを解除する
際に、及び、製品を取り出す際に、製品の繊細な部分に
傷あるいは他の損傷を与える恐れのある折れ曲がり又は
切断が生ずることがなく、その理由は、圧力を解放して
大気圧力に接近させた後に、カバー部材の壁部が可撓性
を有するからである。
【０００８】本発明のパッケージは、簡単且つ経済的に
形成することができる。従って、変形可能な可撓性の壁
部に圧力が作用すると、上記壁部は膨張型のバッグの壁
部の１つとなることができる。変形可能な可撓性の壁部
とサポート部材との間に負圧が作用した場合には、サポ
ート部材は気密であり、カバー部材は、変形可能な可撓
性の壁部として作用する簡単且つ気密なシートそして形
成することができる。
【０００９】本発明においては、製品をパッケージの中
に固定し且つ保持している力を解放するためには、圧力
媒体を保持する隔壁を破断するだけで十分である。その
ような破断により、圧力媒体が入るかあるいは逃げて、
製品に作用する圧力が解放される。これは、例えば、真
空バッグのシールを破ることによって行うことができ
る。シールの長さに沿って判断することは重要ではな
い。その効果は、圧力媒体が逃げる場合でも圧力媒体が
入る場合でも常に同じである。従って、シールが破断さ
れるようになされる位置は、最も都合のよい場所を選ぶ
ことができ、例えば、長いパッケージの短い側部とする
ことができる。次に、製品の一端部を容易に掴んでパッ
ケージから引き出すことができる。製品を完全に剥き出
しにする必要はない。パッケージを開く手順の間、並び
に、開放及び使用のための実際の取り出しの間に、パッ
ケージは、封筒のように、カテーテルの如き製品の全長
を不意の殺菌されない汚染に抗して保護する。圧力媒体
を入れたりあるいは逃がすことにより保持力及び固定力
が解放されるので、パッケージを横方向に開く必要はな
い。これにより、製品をパウチから長手方向に取り出す
ことが可能となり、従って、本発明のパウチは、部分的
にシールが剥がされるカバー並びにサポート部材によっ
て形成され、追加の包みを必要としない。シールを開い
た後の保持力及び固定力の自動的な解除により、単一部
片のサポート構造が可能となり、その理由は、２つの要
素の相対的な運動の助けにより横方向に包装を解く必要
はないからである。
【００１０】単一のバッグの中に正圧又は負圧（真空）
が保持されるので、単一で簡単且つ迅速な操作により製
品を使用可能な状態にすることができ、パッケージを保
持又は開く人間により製品が汚染される恐れは全くな
い。
【００１１】圧力媒体を隔離するパッケージの要素とし
て金属箔を使用することにより、極めて長い貯蔵寿命を
有する極めて耐久性の高いパッケージが可能となる。可
撓性の壁部を形成する膨張型のバッグを使用することに
より、製品をエチレンオキシドで殺菌することを可能と
する。次に、サポート部材は、気体透過性であるがバク
テリア不透過性の材料から製造することができる。製品
を保持及び固定する力を発生させるために負圧又は真空
を用いる場合には、パッケージは、２つの層、すなわ
ち、可撓性の壁部及びサポート部材だけを必要とするよ
うに設計することができる。剛性のサポート部材の横方
向のリム、又は、溝状のサポート部材は、貯蔵及び運搬
の間のパッケージの積み重ね及び取り扱いを容易にする
が、パッケージの表面を圧力媒体によって変形させるこ
とができる。更に興味深いことは、パウチを形成する要
素の一方が、圧力を解放した後に製品を保護するだけで
はなく、製品を機械的な損傷から保護するという事実で
ある。
【００１２】
【実施例】本発明の５つの実施例につき、図面を参照し
て以下に本発明を詳細に説明する。
【００１３】図１及び図２の第１の実施例、並びに、図
面に示す他の総ての実施例において、パッケージは、医
療器具を殺菌された状態で貯蔵している。そのような医
療器具は、例えば、一端部に予成形されたチップ２を有
すると共に他端部にハンドリング及び／又は接続ハブ３
を有するステム１を備えたカテーテルとすることができ
る。
【００１４】第１の実施例においては、パッケージは、
例えば不透明なプラスチック材料である連続し且つ気密
な表面を有する平坦なサポート部材４と、可撓性を有し
且つ変形することのできる単純且つ透明なプラスチック
シートとすることができるカバー部材５とを備えてお
り、上記プラスチックシートも気密であり、破線で示す
周辺領域６に沿ってヒートシールによってサポート部材
４に接着されている。
【００１５】カテーテルのステム１、予成形されたチッ
プ２及びハブ３は、サポート部材４とカバー部材５との
間に与えられる真空によって、サポート部材４の上に堅
固に保持されると共に、それぞれの形態が維持されてい
る。カテーテルをパッケージの中に包む際には、カバー
部材５の下方端に接続された例えばダクト７に接続され
た真空ポンプによって真空を付与し、その後、真空ポン
プを外す前に、上記ダクトをヒートシールによってサポ
ート部材４にシールする。この実施例においては、サポ
ート部材４及びカバー部材５が気密性を有するために、
パッケージをシールした後にガンマ線照射を行うことに
より、カテーテルの殺菌性を維持することができる。
【００１６】カテーテルを使用する時には、看護婦は、
例えば、カバー部材５の上方の隅部の１つに意図的に設
けられたタング（舌状部）８を引っ張ることにより、カ
バー部材５を引きはがして上記真空を解放し、ハブ３の
位置までパッケージを開く。次に、看護婦がカテーテル
に触れることなくパッケージを開いている間に、医師
が、ハブ３を掴んでカテーテルを引き出すことができ
る。
【００１７】平坦なサポート部材４を有するこの第１の
実施例においては、上記サポート部材は、貯蔵及び輸送
の間にカテーテルが変形する恐れをなくすために、十分
な剛性を有するのが好ましい。
【００１８】図３に示す第２の実施例においては、その
ような剛性は、隆起した周縁部１０を有するベース９を
形成するサポート部材によって得られる。この実施例に
おいても、上記真空が、透明であると共に変形可能な気
密なプラスチックシートによって形成されるカバー部材
５０とこれも気密なサポート部材９との間に与えられ
る。カバー部材５０は、例えば、隆起した縁部１０の上
方部を折り曲げてヒートシールすることにより、サポー
ト部材９の周囲に接着され、その真空及びパッケージの
開放は、第１の実施例の場合の如く行われる。この実施
例は、一連のパッケージを容易に積み重ねることを可能
とする。
【００１９】図４の第３の実施例においては、空気圧が
カバー部材の可撓性を有する壁部に付与される。この実
施例においては、サポート部材１３０は、下方に伸長す
る側縁部１３１を有するベース４０から形成される。サ
ポート部材１３０は、多孔性の材料から形成され、その
ような多孔性の材料は、例えばエチレンオキシドによっ
て、その材料を通しての化学的な殺菌を可能とする。カ
バー部材１２は、空気膨張される透明で気密なバッグで
あり、該バッグの下方壁１２０は、変形可能な可撓性の
壁部を構成する。バッグ１２の下面は周囲に伸びて境界
部６０を形成し、該境界部は、サポートベース４０の周
囲に接着されて、バッグ１２のシールに影響を与えるこ
となく、パッケージのシールを確実にする。上記境界部
６０を接着するために使用される方法に応じて、カバー
部材を形成するバッグ１２は、サポートベース４０にシ
ールする前又は後に膨張させることができる。サポート
ベース４０は、バッグの変形により生ずる可能性のある
応力を吸収するに十分な剛性を有するのが好ましい。図
４に示すように、この実施例もパッケージの積み重ねを
可能にする。
【００２０】図５に示す第４の実施例においては、サポ
ート部材の剛性は、図３に示す第２の実施例と同様に、
隆起した周縁部１０を有するサポート部材９０によって
得られる。その下方壁が変形可能な可撓性の壁部を形成
している空気膨張される透明のバッグ１２１が、サポー
ト９０の隆起した縁部１０に取り付けられている。この
実施例においては、カバー部材１２１の上方壁は、可撓
性の下方壁１２２よりも大きい剛性を有することがで
き、これにより、空気圧により生ずる膨張を吸収すると
共に、隆起した縁部に作用する応力を極力小さくするこ
とができる。この実施例も、多孔性の材料から成るサポ
ート部材９０を使用すると化学的な殺菌を行うことがで
きる。
【００２１】図４及び図５に示す第３及び第４の実施例
によるパッケージのカテーテルを使用する際には、空気
膨張されたバッグは、上方の隅部の１つに意図的に設け
られたタング（図示せず）を単に引っ張ることにより、
収縮させることができる。他のタングを膨張されたバッ
グの下方壁に接続し、バッグをサポート部材から部分的
に引き出すようにすることができる。
【００２２】従って、第１のタングを剥がすことにより
圧力を解放することは別にして、包装を解く手順は、第
１及び第２の実施例の手順と実質的に同じである。
【００２３】圧力又は真空の解放、並びに、カテーテル
の引き出しを容易にするために、カバー部材及びサポー
ト部材と医療器具の両側との間にバネ手段を設けること
ができる。
【００２４】図６及び図７に示す第５の実施例は、図３
に示す第２の実施例のパッケージの中に上述の如きバネ
手段を備えている。
【００２５】このバネ手段は、例えば金属又は折り曲げ
た厚紙の如き可撓性を有するＶ字形状のタング１４によ
って構成することができ、そのようなタングは、壁部５
０とサポート部材９０との間に与えられる真空を受けて
いる可撓性の壁部５０の作用を受けて圧縮された状態で
図６に示されており、可撓性のタング１４は、カバー部
材の可撓性の壁部５０とサポート部材９との間の真空が
解放されて凹んだ状態で図７に示されている。
【００２６】カバー部材５０を剥離する際に開始される
真空の解放期間の間に、可撓性のタング１４の膨張によ
り、カバー部材５０が隆起し、カバー部材５０とサポー
ト部材９との間の空気の吸入を加速し、これにより、カ
テーテルの引き抜きを容易にする。そのようなバネ作用
は、図１及び図２に示す第１の実施例、並びに、図４及
び図５に示す他の実施例も効果的にする。図６のサポー
ト部材に作用する真空の場合で例示したように、バネ
は、サポート部材に作用する膨張したバッグの圧力によ
って、サポート部材の適所に単に保持されるのが効果的
である。
【００２７】図示しない変形例を本発明の範囲内で考え
ることができる。
【００２８】従って、図１、図２、図３、図６及び図７
の第１、第２及び第５の実施例において、包装の手順が
殺菌された押圧チャンバの中で行われる場合には、ダク
ト７の使用及びその真空ポンプへの接続を排除すること
ができる。
【００２９】他の実施例によれば、第３及び第４の実施
例の空気膨張型のバッグは、空気以外の気体で膨張させ
ることができる。また、そのような膨張型のバッグは、
装置の内部圧力により生ずるカバー部材の下方壁の膨張
を減少させるために、幾つかの並置され且つ連通するチ
ャンバから形成することができる。
【００３０】本発明の別の実施例によれば、図３、図
５、図６及び図７の第２、第４及び第５の実施例の容器
の形状のサポート部材９、９０は、Ｕ字型の溝状のサポ
ート部材によって置き換えることができる。この場合に
は、サポート部材へのカバー部材５０、１２１の接着
は、その一部を、サポート部材の隆起した縁部に沿って
行い、また、その一部を、隆起した縁部の間に位置する
平坦な端部分に行うことができる。
【００３１】図示の総ての実施例において、圧力媒体を
分離する要素としての金属箔を用い、これにより、長い
在庫時間を有する極めて耐久性のあるパッケージを形成
することができ、その理由は、プラスチック箔以外の金
属箔は気体に対して実質的に不透過性であるからであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】第１の実施例の全体的な斜視図である。
【図２】図１の線Ｉ−Ｉに関する横断面図である。
【図３】第２の実施例の横断面図である。
【図４】第３の実施例の横断面図である。
【図５】第４の実施例の横断面図である。
【図６】第５の実施例のある状態を示す横断面図であ
る。
【図７】第５の実施例の別の状態を示す横断面図であ
る。
【符号の説明】
４、９、４０、９０、１３０ サポート部材 ５、１２、５０、１２１ カバー部材 １４ バネ手段 １２０、１２２ 可撓性の壁部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 製品を支持する剛性の部分を有するサポ
    ート部材と、制御された状態を維持するために前記サポ
    ート部材にシールされたカバー部材とを備え、前記カバ
    ー部材が、前記製品を保持し且つ該製品を前記サポート
    部材に対して固定するために、前記製品及び前記サポー
    ト部材に付与されている、貯蔵及び運搬の間に制御され
    た環境状態下で製品を保持するためのパッケージにおい
    て、前記カバー部材（５、５０、１２、１２１）は、変
    形可能な可撓性の壁部（５、５０、１２０、１２２）を
    備えており、前記可撓性の壁部は、圧力媒体によって、
    前記製品を前記サポート部材（４、９、４０、９０）に
    固定し、前記製品に作用する前記圧力媒体の圧力が、前
    記カバー部材を前記サポート部材にシールすることによ
    り維持され、該シールにより前記制御された状態が維持
    されることを特徴とするパッケージ。
  2. 【請求項２】 請求項１のパッケージにおいて、与えら
    れる圧力によって前記製品を前記サポート部材に固定す
    る前記圧力媒体が、当該パッケージの単一の室の中で隔
    離され、これにより、前記カバー部材（５、５０、１
    ２、１２１）及び前記サポート部材（４、９、１３０、
    ９０）が一緒に、前記製品に作用する圧力が解放された
    後に、前記製品を保護するパウチを形成することを特徴
    とするパッケージ。
  3. 【請求項３】 請求項１又は２のパッケージにおいて、
    前記カバー部材は、その一部が変形可能な可撓性の壁部
    （１２０、１２２）を形成する膨張型のバッグ（１２、
    １２１）であることを特徴とするパッケージ。
  4. 【請求項４】 請求項３のパッケージにおいて、前記バ
    ッグは、複数の並置され且つ連通するチャンバから形成
    されることを特徴とするパッケージ。
  5. 【請求項５】 請求項１又は２のパッケージにおいて、
    前記カバー部材（５、５０）並びに前記サポート部材
    （４、９）は気密性を有しており、前記カバー部材
    （５、５０）は、変形可能な可撓性の壁部を形成するシ
    ートであり、前記シートは、該シートと前記サポート部
    材との間に与えられる真空によって、前記製品を前記サ
    ポート部材に固定することを特徴とするパッケージ。
  6. 【請求項６】 請求項１乃至５のいずれかのパッケージ
    において、前記可撓性の壁部（５、５０、１２０、１２
    ２）と前記サポート部材（４、９、４０、９０）との間
    にバネ手段（１４）が設けられることを特徴とするパッ
    ケージ。
  7. 【請求項７】 請求項６のパッケージにおいて、前記バ
    ネ手段（１４）は、圧力手段の作用により、前記可撓性
    の壁部（５、５０、１２０、１２２）によって圧縮され
    ることを特徴とするパッケージ。
  8. 【請求項８】 請求項６又は７のパッケージにおいて、
    前記バネ手段が、折り曲げられたタング（１４）によっ
    て形成されることを特徴とするパッケージ。
  9. 【請求項９】 請求項８のパッケージにおいて、前記タ
    ング（１４）が、折り曲げられた厚紙から形成されるこ
    とを特徴とするパッケージ。
  10. 【請求項１０】 請求項６乃至８のいずれかのパッケー
    ジにおいて、前記バネ手段（１４）は、前記圧力媒体の
    圧力によって、前記サポート部材（４、９、４０、９
    ０）の適所に保持されることを特徴とするパッケージ。
  11. 【請求項１１】 請求項１乃至１０のいずれかのパッケ
    ージにおいて、前記サポート部材（４、９、９０）は、
    当該パッケージの積み重ねを容易にする周辺リム（１
    ０）を有することを特徴とするパッケージ。
  12. 【請求項１２】 請求項１乃至１１のいずれかのパッケ
    ージにおいて、前記サポート部材（１３０）が、当該パ
    ッケージの積み重ねを容易にするＵ字型の溝状構造であ
    ることを特徴とするパッケージ。
  13. 【請求項１３】 請求項１乃至１２のいずれかのパッケ
    ージにおいて、前記圧力媒体を隔離する要素が金属箔か
    ら形成されることを特徴とするパッケージ。
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