JPH0752920B2 - 映像信号の輪郭補正装置 - Google Patents

映像信号の輪郭補正装置

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JPH0752920B2
JPH0752920B2 JP59056744A JP5674484A JPH0752920B2 JP H0752920 B2 JPH0752920 B2 JP H0752920B2 JP 59056744 A JP59056744 A JP 59056744A JP 5674484 A JP5674484 A JP 5674484A JP H0752920 B2 JPH0752920 B2 JP H0752920B2
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博明 杉浦
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明は、映像信号の輪郭補正装置の改良に関する。
[従来技術] 第1図は、従来の映像信号の輪郭補正装置を示す。図に
おいて、映像信号源1よりの原映像信号S1は、必要に応
じて増幅回路2を通じて、加算回路3の一方入力に与え
られる。この原映像信号S1は、輪郭補正信号発生回路6
にも与えられる。輪郭補正信号発生回路6は、直列接続
された2つの微分回路4および5からなる。微分回路4
は、原映像信号S1の映像期間中の成分を微分し、微分回
路5は、その出力を再度微分する。したがって、輪郭補
正信号発生回路6の出力である輪郭補正信号E1は、原映
像信号S1の映像期間中の成分の2次微分である。輪郭補
正信号E1は、加算回路3の他方入力に与えられて、その
一方入力から与えられる原映像信号S1と合成される。こ
のようにして、加算回路3から、輪郭補正された映像信
号S2が出力される。
次に、第2図の波形図を参照して、第1図に示された従
来装置の動作について説明する。今、映像信号源1より
の原映像信号S1は、たとえば第2図Aに示すように、各
水平同期区間においてパルス波として得られるものと仮
定する。この場合、輪郭補正信号発生回路6から得られ
る輪郭補正信号E1は、第2図Bに示すように、パルス波
である原映像信号S1の立ち上がりおよび立ち下がり位置
における2次微分波として得られる。原映像信号S1(波
形A)および輪郭補正信号E1(波形B)は加算回路3に
おいて合成されて、第2図Cに示すような波形の輪郭補
正された映像信号S2が得られる。第2図Cから明らかな
ように、この輪郭補正された映像信号S2は、パルス波で
ある原映像信号S1の立ち上がりおよび立ち下がり位置
に、その2次微分波が合成されたものである。このよう
にして得られた輪郭補正された映像信号S2を用いて、表
示装置(図示せず)上で画像を得れば、その画像の輪郭
は、原映像信号S1をそのまま用いて画像を得た場合と比
べて、より明瞭なものとなる。
ところがこのような従来装置においては、原映像信号S1
の内容によっては、輪郭補正を行なうとかえって画面が
見づらくなるという場合がある。そのことは特に、2次
微分波中に含まれる正または負極性のパルス状波(以下
単にパルスという)の1垂直同期区間あたりの数が比較
的大きい場合に顕著である。その場合には、輪郭補正さ
れた映像信号S2を用いて得られる表示装置上の画面はい
わゆる「チリチリ」としたものとなり、見づらくなる。
[発明の概要] それゆえにこの発明の目的は、上述のような従来装置の
欠点を除去し、輪郭補正を行なうことによって画面が見
づらくなるということがない映像信号の輪郭補正装置を
提供することである。
本願発明は映像信号の輪郭補正を行なうための輪郭補正
装置であって、前記映像信号を受けてその輪郭補正のた
めの輪郭補正信号を発生する輪郭補正信号発生手段と、
前記輪郭補正信号を受けてこれを垂直同期信号から次の
垂直同期信号までの間カウントする手段と、前記カウン
ト手段のカウント出力をサンプリングし垂直同期信号か
ら次の垂直同期信号までの間ホールドするサンプルホー
ルド手段と、前記輪郭補正信号を受け、前記サンプルホ
ールド手段の出力に応答して前記補正信号の振幅を変化
させる振幅変化手段と、前記振幅変化手段の出力を前記
映像信号に合成する合成手段とを備えている。
[発明の実施例] 第3図は、この発明による映像信号の輪郭補正装置の好
ましい一実施例を示すブロック図である。第1図と同一
の部分には同一の参照数字を付して、その説明を省略す
る。第1図に示された従来装置と異なり、この発明によ
る映像信号の輪郭補正装置は、輪郭補正信号発生回路6
と加算回路3との間に、電圧制御型利得可変回路9を有
する。電圧制御型利得可変回路9は、輪郭補正信号発生
回路6に接続された入力端子8aと、加算回路3に接続さ
れた出力端子8bと、制御端子8cとを有する。輪郭補正信
号発生回路6と制御端子8cとの間には、輪郭補正信号E1
を受けて電圧制御型利得可変回路9を制御するための出
力信号V2を与える制御信号発生回路10が接続されてい
る。
制御信号発生回路10は、次のように構成されている。す
なわち、原映像信号S1の2次微分波である輪郭補正信号
E1は、検波回路11に与えられて、輪郭補正信号E1中に含
まれているパルスのうちたとえば正極性のパルスのみが
検波される。検波回路11において検波されたパルスP1
は、カウント用パルス発生回路12に与えられて整形さ
れ、カウント用パルスP2として出力される。カウント用
パルスP2は計数回路15においてカウントされる。計数回
路15は、Nビットの2進数PC1,PC2,…PCNを、D/A変換器
16にカウント出力として与える。計数回路15は、リセッ
ト用パルス発生回路13からのリセット用パルスP3によ
り、ゼロにリセットされる。2進数PC1,PC2,…,PCNのデ
ィジタル値は、D/A変換器16に与えられて、アナログ値V
1に変換される。アナログ値V1は、サンプルホールド回
路18に与えられる。サンプルホールド回路18は、サンプ
リング用パルス発生回路17からのサンプリング用パルス
P5の入力された時刻でアナログ値V1をサンプリングし、
次のサンプル用パルスP5が入力されるまでその値V2を出
力し続ける。リセット用パルス発生回路13とサンプリン
グ用パルス発生回路17とは、垂直同期パルスP4を受け、
それによりリセット用パルスP3とサンプリング用パルス
P5とは垂直同期パルスP4と同期するようにされている。
垂直同期パルスP4は、制御信号発生回路10とは別に設け
られた垂直同期パルス発生回路14から与えられる。垂直
同期パルス発生回路14は、原映像信号S1の垂直同期に同
期した垂直同期パルスP4を与えるようにされている。サ
ンプルホールド回路18の出力(つまり制御信号発生回路
10の出力)V2は、電圧制御型利得可変回路9の制御端子
8cに与えられる。
第4図は、第3図に示されたこの発明の好ましい一実施
例である映像信号の輪郭補正装置の動作を説明するため
の波形図である。以下第4図を参照して、第3図の実施
例の動作を説明する。説明のため、第4図に示すよう
に、映像信号源1より得られる原映像信号S1の1つの垂
直同期区間に注目し、さらにこの垂直同期区間中1つの
水平同期区間について注目する。
第4図Aに示すように、1水平期間区間において原映像
信号S1がN個のパルスを含むとすると、輪郭補正信号発
生回路6により得られる輪郭補正信号E1は、第4図Bに
示すように、上記水平同期区間において正極性および負
極性の2N個のパルスの組を含む。この輪郭補正信号E1は
制御信号発生回路10内の検波回路11に与えられて、検波
回路11からは、第4図C1に示すように、上記水平同期区
間において2N個の正極性パルスP1が出力される。この2N
個の正極性のパルスP1はカウント用パルス発生回路12に
おいて整形されて、第4図C2に示すようなカウント用パ
ルス2となる。
垂直同期パルス発生回路14からは、第4図Dに示すよう
に、第4図のAの原映像信号S1の垂直同期に同期した負
極性のパルスP4が出力される。このパルスP4は、リセッ
ト用パルス発生回路13およびサンプリング用パルス発生
回路17に与えられて、それに応答して第4図EおよびF
に示すリセット用パルスP3およびサンプリング用パルス
P5がそれぞれ出力される。3つのパルスP3,P4,およびP5
のタイミングは、第4図Gにおいてt1,t2,t3,t4,t5,お
よびt6を用いて表わされており、それらの関係は次式の
とおりである。
t1<t2<t3<t4<t5<t6 第4図Hは、D/A変換器16の出力V1を示す。この出力V1
は第4図Eに示されたリセット用パルスP3に応答してゼ
ロにリセットされているということがわかる。第4図I
は、サンプルホールド回路18の出力V2を示す。この出力
V2は、サンプリング用パルスP5に応答してD/A変換器16
の出力V1をサンプリングしたものであるということがわ
かる。
第4図Bに示された輪郭補正信号E1は、電圧制御型利得
可変回路9に与えられて振幅変化され、第4図Jに示す
ような出力信号E2として出力される。輪郭補正信号E1の
振幅をVE1とし、電圧制御型利得可変回路9の出力信号E
2の振幅をVE2とすると、電圧制御型利得可変回路9の利
得Aは、 A=VE2/VE1 と表わされる。
電圧制御型利得可変回路9の利得Aは、制御信号発生回
路10の出力電圧V2により制御される。第5図は制御信号
発生回路10の出力電圧V2と電圧制御型利得可変回路9の
利得Aの好ましい関係を示すグラフである。第5図に示
されるように、電圧制御型利得可変回路9の利得Aは、
制御信号発生回路10の出力電圧V2が増加するにしたがっ
て減少するようにされている。第5図においては、利得
Aと電圧V2との関係は逆比例するものとして示されてい
るが、所望の特性を得るために、この関係は適当に変化
されてもよい。
第4図Jの信号E2は、加算回路3において原映像信号S1
と合成されて、それによって加算回路3からは、第4図
Kに示す輪郭補正された映像信号S2が出力される。
上述の動作によれば、第4図C1に示されたパルスP1の1
垂直同期区画あたりの数が大きくなれば、その数に逆比
例して電圧制御型利得可変回路9の利得Aは小さくな
る。これとは逆に、パルスP1の1垂直同期区間あたりの
数が小さくなれば、その数に逆比例して利得Aは大きく
なる。このように利得AがパルスP1の1垂直同期区間あ
たりの数に逆比例して変化するので、第4図Kに示され
るこの発明による輪郭補正が行なわれた映像信号S2は、
常に適正な輪郭補正が行なわれたものであるということ
が理解されよう。
なお上述の実施例では、輪郭補正信号発生回路6の出力
は検波回路11に直接与えられているが、両者の間にクリ
ップ回路または振幅弁別回路を設けて、一定振幅以上の
パルスのみが検波回路11に与えられるようにしてもよ
い。この場合においても、上述の実施例と同様の効果を
奏する。
また増幅回路2と加算回路3との間に遅延回路を挿入し
てもよく、これによりより適正な輪郭補正を行なうこと
が可能となる。遅延は、たとえば1垂直同期期間であっ
てもよい。
[発明の効果] 以上のように、本願発明では、輪郭補正信号を受けてこ
れを垂直同期信号から次の垂直同期信号までの間カウン
トする手段と、このカウント手段のカウント出力をサン
プリングし垂直同期信号から次の垂直同期信号までの間
ホールドするサンプルホールド手段とを有するから、画
面中におけるアパーチャ補正信号の一様性を保証でき、
画面内における同じ絵柄に対するアパーチャ補正信号の
レベルを同じにできる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の映像信号の輪郭補正装置を示すブロック
図、第2図は第1図に示された従来装置の動作を説明す
るための波形図、第3図はこの発明の好ましい一実施例
である映像信号の輪郭補正装置を示すブロック図、第4
図は第3図に示されたこの発明の好ましい一実施例の動
作を説明するための波形図、第5図は電圧制御利得可変
回路9の利得特性を示すグラフである。 図において、1は映像信号源、2は増幅回路、3は加算
回路、4および5は微分回路、6は輪郭補正信号発生回
路、9は電圧制御型利得可変回路、10は制御信号発生回
路、14は垂直同期パルス発生回路をそれぞれ示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号の輪郭補正を行なうための輪郭補
    正装置であって、 前記映像信号を受けてその輪郭補正のための輪郭補正信
    号を発生する輪郭補正信号発生手段と、 前記輪郭補正信号を受けてこれを垂直同期信号から次の
    垂直同期信号までの間カウントするカウント手段と、 前記カウント手段の出力信号をサンプリングし垂直同期
    信号から次の垂直同期信号までの間ホールドするサンプ
    ルホールド手段と、 前記輪郭補正信号を受け、前記サンプルホールド手段の
    出力に応答して前記補正信号の振幅を変化させる振幅変
    化手段と、 前記振幅変化手段の出力を前記映像信号に合成する合成
    手段とを備えた、映像信号の輪郭補正装置。
  2. 【請求項2】前記振幅変化手段は、前記サンプルホール
    ド手段の出力が大きくなれば前記輪郭補正信号の振幅を
    小さくするようにすることを特徴とする、特許請求の範
    囲第1項記載の映像信号の輪郭補正装置。
JP59056744A 1984-03-23 1984-03-23 映像信号の輪郭補正装置 Expired - Lifetime JPH0752920B2 (ja)

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JPS60199272A JPS60199272A (ja) 1985-10-08
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JPS57174985A (en) * 1981-04-20 1982-10-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd Aperture correcting circuit

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