JPH0752858Y2 - タイル下地板 - Google Patents
タイル下地板Info
- Publication number
- JPH0752858Y2 JPH0752858Y2 JP1989037685U JP3768589U JPH0752858Y2 JP H0752858 Y2 JPH0752858 Y2 JP H0752858Y2 JP 1989037685 U JP1989037685 U JP 1989037685U JP 3768589 U JP3768589 U JP 3768589U JP H0752858 Y2 JPH0752858 Y2 JP H0752858Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tile
- base plate
- supporting
- cement
- tile base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はタイル張りの容易なタイル下地板に関するもの
である。
である。
[従来の技術及びその問題点] 従来第2図に示すように矩形のアルミニウムあるいは合
成樹脂の基板7表面に、この表面に対して鋭角をなす上
向きの係合面8を有するタイル支持用凸部9を複数個所
定の間隔をあけて平行に横設したタイル下地板が提案さ
れている(実公昭57−55468)。
成樹脂の基板7表面に、この表面に対して鋭角をなす上
向きの係合面8を有するタイル支持用凸部9を複数個所
定の間隔をあけて平行に横設したタイル下地板が提案さ
れている(実公昭57−55468)。
上記アルミニウム基板は腐食しやすく、かつ融点が657
℃と低いため火災時に高温にさらされると変形したり、
熔融してタイルが剥落する危険性があった。又基板が合
成樹脂の場合は燃えやすく防火性に劣るという欠点があ
った。
℃と低いため火災時に高温にさらされると変形したり、
熔融してタイルが剥落する危険性があった。又基板が合
成樹脂の場合は燃えやすく防火性に劣るという欠点があ
った。
更にアルミニウムの基板において、タイルを掛ける係合
面を鋭角状に成形したものはわずかの衝撃で変形しタイ
ル掛けに支障をきたすものであった。
面を鋭角状に成形したものはわずかの衝撃で変形しタイ
ル掛けに支障をきたすものであった。
又従来のタイル下地板を釘打により固定する際、釘頭が
基板表面に出ないように打ち込むとタイル下地板を変形
又は破損させるおそれがあった。
基板表面に出ないように打ち込むとタイル下地板を変形
又は破損させるおそれがあった。
[問題点を解決するための手段] 本考案は一体成形によりセメント成形板の表面に横方向
に平行に所定の間隔でタイル支持用凸条を形成したもの
であって、断面ほぼコ字状のタイルを掛けるにあたり、
前記タイル支持用凸条の上部に形成されたタイル係合部
の先端が欠けないように断面半円形とし、前記タイル成
形板の断面において該タイル支持用凸条3の上端縁部が
半円形状のタイル係合部2がU字状に立ち上がるように
形成されている。
に平行に所定の間隔でタイル支持用凸条を形成したもの
であって、断面ほぼコ字状のタイルを掛けるにあたり、
前記タイル支持用凸条の上部に形成されたタイル係合部
の先端が欠けないように断面半円形とし、前記タイル成
形板の断面において該タイル支持用凸条3の上端縁部が
半円形状のタイル係合部2がU字状に立ち上がるように
形成されている。
[実施例] 以下実施例により詳細に説明する。
第1図は本考案のタイル下地板の一実施例を示す斜視図
である。第1図において一体成形により矩形の発泡セメ
ント成形板1の表面に該発泡セメント成形板の一辺に平
行に所定の間隔でタイル支持用凸条3を形成したもので
あって、断面ほぼコ字状のタイル5を係合するにあた
り、前記タイル支持用凸条3の上部に形成されたタイル
係合部2の先端を断面半円形とし、更に該タイル係合部
2は前記発泡セメント成形板1の表面から断面U字状を
なして上方に延出したものである。
である。第1図において一体成形により矩形の発泡セメ
ント成形板1の表面に該発泡セメント成形板の一辺に平
行に所定の間隔でタイル支持用凸条3を形成したもので
あって、断面ほぼコ字状のタイル5を係合するにあた
り、前記タイル支持用凸条3の上部に形成されたタイル
係合部2の先端を断面半円形とし、更に該タイル係合部
2は前記発泡セメント成形板1の表面から断面U字状を
なして上方に延出したものである。
前記タイル支持用凸条3の下部はタイル係合をしやすく
するため曲面状をなしている。
するため曲面状をなしている。
更に前記タイル支持用凸条3の頂部6の中央に釘留用溝
4を形成する。
4を形成する。
[考案の効果] 本考案のタイル下地板はセメント成形板であるため耐熱
性、耐候性に優れ堅牢である。又タイル支持用凸条の上
部のタイル係合部が断面半円形であるため、タイル係合
時先端が欠けるおそれがないものである。
性、耐候性に優れ堅牢である。又タイル支持用凸条の上
部のタイル係合部が断面半円形であるため、タイル係合
時先端が欠けるおそれがないものである。
更に前記タイル係合部はセメント成形板表面から断面U
字状をなして延出しているため、タイルの自重が前記U
字状部分の一部に集中的にかかることがないのでクラッ
ク発生の恐れがないものである。
字状をなして延出しているため、タイルの自重が前記U
字状部分の一部に集中的にかかることがないのでクラッ
ク発生の恐れがないものである。
又前記タイル支持用凸条の頂部中央に釘留用溝が設けら
れているためタイル下地板を釘留めした場合にも釘頭が
表面に出てタイルを突き上げることがなく作業性に優れ
るものである。
れているためタイル下地板を釘留めした場合にも釘頭が
表面に出てタイルを突き上げることがなく作業性に優れ
るものである。
第1図は本考案のタイル下地板の一部斜視図であり、第
2図は従来のアルミニウム基板を折曲してタイル張り用
下地板としたものの断面図である。 1…タイル下地板 2…タイル係合部 3…タイル支持用凸条 4…釘留め用溝 5…タイル 6…タイル支持用凸条の頂部 7…アルミニウム基板 8…タイル係合面 9…タイル支持用凸部
2図は従来のアルミニウム基板を折曲してタイル張り用
下地板としたものの断面図である。 1…タイル下地板 2…タイル係合部 3…タイル支持用凸条 4…釘留め用溝 5…タイル 6…タイル支持用凸条の頂部 7…アルミニウム基板 8…タイル係合面 9…タイル支持用凸部
Claims (1)
- 【請求項1】セメント成形板1の表面に該セメント成形
板の横方向に平行に所定の間隔で複数個のタイル支持用
凸条3が設けられ、該タイル支持用凸条3の中央部に釘
留め用溝4が前記凸条と平行に形成され、前記セメント
成形板の断面において該タイル支持用凸条3の上端縁部
が半円形状のタイル係合部2がU字状に立ち上がるよう
に形成されていることを特徴とするタイル下地板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989037685U JPH0752858Y2 (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | タイル下地板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989037685U JPH0752858Y2 (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | タイル下地板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02128736U JPH02128736U (ja) | 1990-10-24 |
JPH0752858Y2 true JPH0752858Y2 (ja) | 1995-12-06 |
Family
ID=31545023
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989037685U Expired - Lifetime JPH0752858Y2 (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | タイル下地板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0752858Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2541178Y2 (ja) * | 1991-06-11 | 1997-07-09 | 株式会社イナックス | タイル施工用基板 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA1240808A (en) * | 1985-06-27 | 1988-08-23 | Vaclav G. Zboril | Process for the dyeing of polymers of ethylene |
-
1989
- 1989-03-30 JP JP1989037685U patent/JPH0752858Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02128736U (ja) | 1990-10-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5077952A (en) | Roof tile clip | |
US5577360A (en) | Slate mounting system | |
US7444790B2 (en) | Weather strips | |
JPH0752858Y2 (ja) | タイル下地板 | |
JP4949995B2 (ja) | 平板瓦及びその製造方法 | |
GB2276400A (en) | Roof tile clip | |
JPH0728276Y2 (ja) | 瓦固定金具 | |
EP1427900B1 (en) | Weather strips | |
JP3548544B2 (ja) | 高耐風性を有する屋根瓦 | |
JP2600278Y2 (ja) | 瓦 | |
JPH036740Y2 (ja) | ||
JPH0751540Y2 (ja) | 金属成型瓦の止着構造 | |
JPS6139738U (ja) | 構築物のタイルによる表面仕上げ構造 | |
JPH0411063Y2 (ja) | ||
JPS6118107Y2 (ja) | ||
JP2604642Y2 (ja) | 屋根葺構造 | |
JPH0650591Y2 (ja) | サイデイング取付け用水切り兼用笠木 | |
JPS6129858Y2 (ja) | ||
JPH0619702Y2 (ja) | 瓦 | |
JPH0637204Y2 (ja) | 連結釘のテープ | |
JP2585002Y2 (ja) | 屋根葺構造 | |
JP2581534Y2 (ja) | 瓦の取付構造 | |
JP2517644Y2 (ja) | タイル取付板 | |
JPS6343317Y2 (ja) | ||
JP2001012025A (ja) | 屋根瓦用下地材 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |