JPH0752755A - エアーワイパー及び撥水剤液コーティング装置 - Google Patents

エアーワイパー及び撥水剤液コーティング装置

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JPH0752755A
JPH0752755A JP5207874A JP20787493A JPH0752755A JP H0752755 A JPH0752755 A JP H0752755A JP 5207874 A JP5207874 A JP 5207874A JP 20787493 A JP20787493 A JP 20787493A JP H0752755 A JPH0752755 A JP H0752755A
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air
glass surface
water repellent
liquid
wiper
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光紀 黒田
Tsutomu Ikejima
努 池嶋
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    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/54Cleaning windscreens, windows or optical devices using gas, e.g. hot air

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガラス面に付着した雨滴を効果的にガラス面
の外方に吹き飛ばすことを可能としたエアーワイパーを
提供する。 【構成】 車両前部のボンネットBに内蔵したエアコン
プレッサ1と、フロントガラスF、サイドミラーM、前
側のドアガラスD及びリアウィンドウガラスRの各々の
外表面に臨んで配設された第1〜第4噴気ノズル2a〜
2dとを備え、エアコンプレッサ1と各噴気ノズル2a
〜2dとをそれぞれボンネットB及び車両のフレームに
配管された第1〜第4送気管3a〜3dによって連通接
続し、さらに、エアコンプレッサ1と車載バッテリー電
源13との間に第1電源スイッチ14を介装し、エアコ
ンプレッサ1で得られた圧縮空気を送気管3a〜3dを
通じて噴気ノズル2a〜2dからガラス面に向けて吹き
出すようにした構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として自動車等の車
両の低速走行時ないし停止時において、撥水剤液がコー
ティングされたガラス窓に付着した雨滴を速やかに外部
へ飛散させるために該車両等に装備されるエアーワイパ
ー及び、前記車両等のガラス窓に撥水剤液をコーティン
グするために該車両等に装備される撥水剤液コーティン
グ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車にはフロントガラスに付着した雨
水を払拭するための機械式ワイパーが設けられている
が、該ワイパーは摺接片をガラス表面の一定角度範囲内
おいて往復運動させ、ガラス面に付着した雨水を扇形状
の限られた範囲で払拭するものであるため、十分な視界
を確保することが困難な上、摺接片が運転者の視野を横
切るため、視界が妨げられるという不都合がある。
【0003】また、自動車の運転に際しては、前面だけ
でなく後面あるいは運転席側方のドアガラスやサイドミ
ラー等に付着した雨水を除去することも視界を確保する
上で重要であるが、前述のワイパーの場合、摺接片の駆
動機構が必要となる上、コスト的にも問題があるため、
フロントガラス以外の必要個所に設置することが困難で
あり、一部の車種にリアウィンドウ用のワイパーが取り
付けられているに過ぎないのが現状である。
【0004】このような従来のワイパーが有する問題点
の解消策として、近年、フッ素コーティング剤等の撥水
剤液を、自動車各部のガラス表面に塗布することが行わ
れている。例えばこのような撥水剤液をフロントガラス
の外表面にコーティングした場合、雨水は該ガラス表面
に形成された撥水剤コーティング被膜にはじかれて球状
の水滴となり、自動車を高速走行させたときにガラス面
に吹き付ける風によって、効果的にガラス面の外方へ吹
き飛ばされ、ガラス面に長く留まることがないため、良
好な視界が得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような撥水剤コーティング被膜は、雨水をはじいて水滴
化する機能のみを有するものであるため、一定以上の風
速で風が吹き付ける部位に設けられたガラス面以外に形
成しても、雨水を除去することができない。従って、該
撥水剤液をコーティングする部位は通常、フロントガラ
ス乃至ドアガラスに限られ、その他の自動車各部のガラ
ス面、例えばリアウィンドウやサイドミラーのように強
い風が吹き付けない部分では有効性に欠ける。
【0006】また、たとえフロントガラスに撥水剤コー
ティングを施したところで、渋滞路や制限速度の低い道
路を走行する場合、水滴を吹き飛ばすに足るだけの風速
が得られない。従って、このような場合、結果的に機械
式の車載ワイパーを用いるしか、ガラス面から雨水を除
去する方法がなかった。
【0007】ところで、上記とは別に撥水剤液のコーテ
ィングに関わる問題点がある。即ち、上記したような撥
水剤液はコーティング後、漸減するため、ある程度の期
間が過ぎる度にコーティングを繰り返す必要があるが、
コーティング被膜は無色透明であるため、有効期限が過
ぎているにも拘らず新たにコーティングを施すことを怠
る場合がしばしば生じていた。
【0008】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、例えばガラス面に撥水剤液のコー
ティングが施されている自動車の場合、その走行速度に
関わらず、ガラス面に付着した雨滴を効果的にガラス面
の外方に吹き飛ばすことを可能としたエアーワイパーを
提供することを主たる目的とし、併せて撥水剤液のコー
ティングを例えば車中においてワンタッチで行うことが
可能な撥水剤液コーティング装置を提供しようとするも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のエアーワイパーでは、撥水剤液がコーティン
グされたガラス表面の内側から外側に向かって気流が形
成されるように該ガラス表面に向かって一定の角度で配
設された噴気ノズルと、この噴気ノズルに圧縮空気を供
給するエアコンプレッサと、このエアコンプレッサとそ
の駆動電源間に介装される第1電源スイッチとを具備し
た構成としている。
【0010】上記構成において、エアコンプレッサは、
駆動電源と電気的に接続されたモータによって駆動され
るエアポンプと、このエアポンプから供給された空気を
蓄圧するとともに所定圧に圧縮された空気を噴気ノズル
に供給するエアタンクと、このエアタンク内が最大許容
空気圧を超えないように前記エアポンプの駆動を制御す
る空気圧制御手段とにより構成することができる。
【0011】上記構成のエアーワイパーを車両に装備し
た場合、車両に設けられた速度計から与えられる車両の
走行速度情報に基づき第1電源スイッチをON/OFF
させるマイクロコンピュータを設けるようにしてもよ
い。
【0012】さらに本発明の撥水剤液のコーティング装
置では、撥水剤液が収容される液剤タンクと、ガラス表
面の全面または所要範囲に亙って撥水剤液がコーティン
グされるように該ガラス表面に向かって所定角度で配設
された液体噴射ノズルと、前記液剤タンク中の液剤を前
記液体噴射ノズルに供給するポンプと、このポンプとそ
の駆動電源間に介装される第2電源スイッチとを具備す
るものとしている。
【0013】
【作用】上記構成のエアーワイパーによると、第1電源
スイッチを閉じることにより、エアコンプレッサが動作
を開始し、所定時間経過後、噴気ノズルを通じて圧縮空
気がガラス表面に吹き付けられる。この噴気ノズルから
噴出する空気流はガラス表面の内側から外側に向かって
流れるため、ガラス表面の撥水剤コーティング被膜上で
水滴となった雨水は該空気流によってガラス表面から外
部へ吹き飛ばされる。従って、ガラス表面には雨滴が留
まることがないので、良好な視界が確保できる。
【0014】この場合、エアコンプレッサはモータに通
電することによりエアポンプが作動を開始し、エアタン
ク内が蓄圧され、これによって所定圧に圧縮された空気
が噴気ノズルに供給される。また、エアタンクの破裂を
防止するために、エアタンクの内圧は空気圧制御手段の
動作によって最大許容空気圧を超えないように制御さ
れ、これによって安全性が確保される。
【0015】上記構成のエアーワイパーを車両に装備し
た場合、車両速度がガラス面の撥水剤コーティング被膜
から雨滴を吹き飛ばすことが可能な風量が得られるだけ
の速度以上では、速度計の走行速度情報に基づき第1電
源スイッチをOFFし、それ以下の速度で走行している
ときは第1電源スイッチをONし、噴気ノズルから空気
を噴射させることにより、車載電源の電力消費を抑制で
きる。
【0016】上記構成の撥水剤液のコーティング装置に
よると、第2電源スイッチをONにすることにより、ポ
ンプが作動して液剤タンクから液体噴射ノズルを経て、
ガラス表面の全面ないし所要範囲に亙って前記撥水剤液
がコーティングされる。従って、例えばこの装置を車両
に搭載すれば、時間と場所を問わず任意に撥水剤液をコ
ーティングできる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1及び図2は本発明のエアーワイパーを乗
用車に装備した実施例を示している。これらの図におい
て、本実施例装置は車両前部のボンネットBに内蔵した
エアコンプレッサ1と、フロントガラスF、サイドミラ
ーM、前側のドアガラスD及びリアウィンドウガラスR
の各々の外表面に臨んで配設された第1〜第4噴気ノズ
ル2a〜2dとを備えている。また、エアコンプレッサ
1と各噴気ノズル2a〜2dとはそれぞれボンネットB
及び車両のフレームに配管された第1〜第4送気管3a
〜3dによって連通接続されている。
【0018】図3はエアコンプレッサ1から各噴気ノズ
ル2a〜2dに至る第1〜第4送気管3a〜3dの配管
の態様を示している。この図に示すように、エアコンプ
レッサ1から導出された主送気管3は、ボンネットB内
で左右に分岐し、これら各分岐管部3’から一対ずつの
第1送気管3aを分岐させてある。
【0019】図1及び図3に示すように、各第1送気管
3aはフロントガラスFの下端部とボンネットBとの間
に設けられたワイパー収納用空間部4に臨ませてあり、
それぞれの管端には第1噴気ノズル2aが装着されてい
る。また、これらの第1噴気ノズル2aは、いずれもフ
ロントガラスFの外側に向くように所要角度傾斜した姿
勢で配設されている。なお、5はワイパー収納用空間部
4に配設されたフロントガラス用ワイパーである。
【0020】各分岐管部3’はボンネットBの後端両側
で3つに分岐し、その一つがサイドミラーMに向かう第
2送気管3bとなり、また、別の一つが前側ドアガラス
Dに向かう第3送気管3cとなり、さらに残りの一つが
リアウィンドウガラスRに向かう第4送気管3dとな
る。
【0021】図4は第2送気管3bの配管構造を示して
いる。この図に示すように、乗用車の前部ドア6(図1
参照)には前端コーナー部に三角形状のミラー取付板7
が設けられており、このミラー取付板7に前記サイドミ
ラーMが角度変位自在に装着されているが、第2送気管
3bは分岐管部3’から分岐後、ミラー取付板7に沿っ
て配管され、先端部がサイドミラーMを回り込んで、該
ミラーMの鏡面に臨んでおり、この先端部に第2噴気ノ
ズル2bが所要角度でもってサイドミラーMの鏡面に向
かう姿勢で取り付けられている。
【0022】この場合、第2送気管3bは前部ドア6の
開閉に追従して撓曲させる必要があるため、例えばゴム
管等のように柔軟な可撓性を有する管材により形成され
ており、且つ、第2噴気ノズル2bは常時サイドミラー
Mの鏡面に向かうように位置設定されている。
【0023】第3送気管3cは分岐管部3’から分岐
後、ミラー取付板7に固定され、ドアガラスDの前端に
位置する先端部には第3噴気ノズル2cが所要角度でド
アガラスDの後方に向かう姿勢で配設されている。
【0024】第4送気管3dは分岐管部3’から分岐
後、図5に示すように、異形管状のフロントピラー8内
に挿通され、さらにルーフ9(図1参照)内の空間部を
経由し、該ルーフ9の後部でそれぞれ2本に分岐し、各
分岐端に第4噴気ノズル2dが装着されている。図2に
示すように、各第4噴気ノズル2dはいずれもリアウィ
ンドウガラスRの外面上端部から下方に向かい、且つ、
リアウィンドウガラスRの外側に向くように所要角度傾
斜した姿勢で臨ませてある。
【0025】図6はエアコンプレッサ1及びその電気配
線を示している。この図に示すように、エアコンプレッ
サ1はエアタンク10、エアポンプ11及びこれを駆動
するモータ12により構成されている。また、13はモ
ータ12と接続された駆動電源としての車載バッテリー
電源、14は車室内の運転席近傍に設けられた第1電源
スイッチ、15はエアタンク保護用スイッチであって、
これらのスイッチ14、15はいずれもモータ12とバ
ッテリー電源13との間に介装されている。
【0026】エアタンク10は、エアポンプ11から供
給された空気を蓄圧するとともに所定圧に圧縮された空
気を送気管路を通じて各噴気ノズル2a〜2dに供給す
るもので、一端にエアポンプ11と接続される空気供給
口11aを有するとともに、他端に主送気管3と接続さ
れる空気吐出口11bを有している。この場合、エアコ
ンプレッサ1はモータ12に通電することによりエアポ
ンプ11が作動を開始し、エアタンク10内が蓄圧さ
れ、これによって所定圧に圧縮された空気が空気吐出口
11bから排出される。
【0027】図7はエアタンク10内の空気圧を制御す
る空気圧制御部16の一例を示している。この図に示さ
れた空気圧制御部16は、エアタンク10の側壁に形成
され、該タンク10の内外に貫通するシリンダ部17a
と、このシリンダ部17に進退自在且つ気密に嵌挿され
たスイッチ作動部材17bと、スイッチ作動部材17b
を常時退入方向へ付勢するスプリング17cとからなる
スイッチ作動機構17及び前述のエアタンク保護用スイ
ッチ15により構成されている。
【0028】また、シリンダ部17aから常時突出して
いるスイッチ作動部材17bの先端部左右2個所には接
点片18a、18bが配設されている。一方、エアタン
ク保護用スイッチ15には前記各接点片18a、18b
に対応する接点部材19a、19bが上下に所定間隔を
おいて配設されている。
【0029】このような構成の空気圧制御部16では、
エアタンク10内の蓄圧量に応答してスイッチ作動部材
17bが進退動作することにより、接点片18a、18
bが上下2位置で保護用スイッチ15の第1、第2接点
部材19a、19bと接触することにより、モータ12
をON/OFFするものである。
【0030】次に、上記構成の動作を説明する。なお、
この場合、フロントガラスF、サイドミラーM、前部ド
ア6のドアガラスD及びリアウィンドウガラスRの外表
面には予めフッ素コーティングを代表とする撥水剤液コ
ーティングが施されているものとする。いま、雨中を低
速走行、あるいは停車している場合について述べると、
運転者が手元の第1電源スイッチ14を閉じた時点か
ら、エアコンプレッサ1のモータ12が回転駆動し始め
る。このモータ12の回転駆動によりエアポンプ11が
動作し、エアタンク10内へ空気が供給される。
【0031】そして、所定時間経過後、エアタンク10
内の空気圧が所定圧に達すると、空気吐出口11bから
主送気管3、分岐管部3’及び第1〜第4送気管3a〜
3dを経て、各噴気ノズル2a〜2dに圧縮空気が送り
込まれる。このうち、第1噴気ノズル2aから噴射され
た圧縮空気はフロントガラスFの外表面に吹き付けら
れ、これによって該フロントガラス表面の内側から外側
に向かう空気流が形成される。そして、この空気流によ
り、フロントガラス表面の撥水剤コーティング被膜上で
水滴となった雨水はガラス表面から外部へ吹き飛ばされ
る。
【0032】同様に、第2噴気ノズル2bから噴射され
た圧縮空気はサイドミラーMの鏡面に付着した雨滴を吹
き飛ばし、第3噴気ノズル2cから噴射された圧縮空気
はドアガラスDの外表面に付着した雨滴を、また、第4
噴気ノズル2dから噴射された圧縮空気はリアウィンド
ウガラスRの外表面に付着した雨滴をそれぞれ外部へ吹
き飛ばす。
【0033】このように、各ガラス表面に付着した雨水
は撥水剤コーティング被膜の作用によって水滴化し、さ
らに第1〜第4噴気ノズル2a〜2dから噴出する圧縮
空気流によってガラス表面の外部へ吹き飛ばされるの
で、機械式ワイパー5を駆動することなく、該ガラス表
面に付着しようとする雨水が排除され、該ワイパー5が
横切ることのない良好な視界を確保できる。
【0034】このようなエアワイパーの動作時において
は、エアタンク10の破裂を防止するために、エアタン
ク10の内圧は空気圧制御部16の動作によって最大許
容空気圧を超えないように制御され、これによって安全
性が確保される。即ち、エアタンク10内において空気
圧が所定圧を超えてさらに上昇すると、スイッチ作動部
材17bがスプリング17cの付勢力に抗して次第に突
出する。
【0035】そして、エアタンク10内が最大許容空気
圧に達した時点で、該スイッチ作動部材17bの第1接
点片18aが保護用スイッチ15の第1接点部材19a
と接触することにより、該スイッチ15が開いてモータ
12への通電が停止される。これにより、エアタンク1
0の内圧が危険域を超過するような事態が防止され、該
タンク10の破裂が確実に防止される。
【0036】この状態からエアタンク10内の空気圧が
所定圧まで低下する間、第1〜第4噴気ノズル2a〜2
dからの空気の放出が継続される。この空気の放出によ
ってスイッチ作動部材17bがスプリング17cの付勢
力によって次第にシリンダ部17a内へ退入し、エアタ
ンク10内の空気圧が所定圧まで低下したとき、第2接
点片18bが保護用スイッチ15の第2接点部材19b
に接触して該スイッチ15を閉じられることにより、モ
ータ12への通電が再開され、エアポンプ11が稼働し
てエアタンク10が蓄圧される。
【0037】以上の動作を繰り返すことにより、第1電
源スイッチ14が切られるまで、第1〜第4噴気ノズル
2a〜2dから各ガラス表面へのエア供給が継続され、
その間、運転者の前後、左右及びサイドミラーMの視界
が良好に確保される。
【0038】図8は空気圧制御部の他の例を示してい
る。この図に示された空気圧制御部16’は、エアタン
ク10内に臨んで配設された圧力センサ20と、エアタ
ンク保護用スイッチ15’と、前記圧力センサ20の検
出信号に基づいて保護用スイッチ15’をON/OFF
させるマイクロコンピュータ21とにより構成されてい
る。
【0039】上記構成の空気圧制御部16’の場合、エ
アタンク10の内圧が最大許容空気圧に達したとき、そ
の検出信号が圧力センサ20からマイクロコンピュータ
21に送られ、該マイクロコンピュータ21の指令によ
って、エアタンク10の内圧が所定圧まで低下するまで
の間、保護用スイッチ15’がOFFされるものであ
る。また、エアタンク10から各噴気ノズル2a〜2d
へ圧縮空気供給を継続することによって、エアタンク1
0内の空気圧が次第に低下し、該タンク10内の空気圧
が所定圧まで低下したときは、同様にマイクロコンピュ
ータ21の指令によってONされる。
【0040】ところで車両の運転時において、視界の確
保を要する最重要部は言うまでもなく車両前面に配設さ
れたフロントガラスFである。ところが撥水剤コーティ
ング被膜が施されたフロントガラスFやドアガラスDで
は、例えば60km/h以上で車両を走行させると、前述の
ようにフロントガラスFやドアガラスDに吹き付ける風
によって、雨滴が外方へ吹き飛ばされるので、このよう
な場合、第1噴気ノズル2aからの圧縮空気の供給は特
に必要としない。
【0041】そこで、図8に示すように、前記マイクロ
コンピュータ21に、車室内に設けられた速度計22か
ら与えられる車両の走行速度情報に基づき第1電源スイ
ッチ14をON/OFF制御する機能をもたせるように
すれば、車載バッテリー電源13の電力消費を効果的に
抑制することができる。
【0042】この場合、車両速度がフロントガラスF及
びドアガラスDの撥水剤コーティング被膜から雨滴を吹
き飛ばすことが可能な風量が得られるだけの速度以上で
は、速度計22の走行速度情報に基づき第1電源スイッ
チ14をOFFし、それ以下の速度で走行しているとき
は該電源スイッチ14をONし、噴気ノズルから空気を
噴射させるようにする。
【0043】なお、図8に示すものでは、マイクロコン
ピュータ21に空気圧制御機能と走行速度に対応して空
気供給をON/OFFする機能との両方の機能をもたせ
たものを例示しているが、その他、マイクロコンピュー
タ21を空気圧制御機能のみ有するものとし、運転者自
身が車両速度を判断して第1電源スイッチ14をON/
OFFするようにしてもよい。
【0044】また、図8に示す第1電源スイッチ14及
びエアタンク保護用スイッチ15’はいずれもマイクロ
コンピュータ21によって制御できるものとする必要が
ある。従って、これらのスイッチ14、15’は例えば
図9に示すように、リレーコイルLによって動作するリ
レースイッチとすることが望ましい。なお、図9におい
て、Qはマイクロコンピュータ21の指令によって動作
するリレーコイル駆動用のトランジスタである。
【0045】図10は本発明の実施例に係る撥水剤液コ
ーティング装置を搭載した乗用車を模式的に示してい
る。この図において、本実施例装置は車両前部のボンネ
ットBに内蔵したポンプ23と、撥水剤液を収容するた
めの液剤タンク24と、フロントガラスF、サイドミラ
ーM、前側のドアガラスD及びリアウィンドウガラスR
の各々の外表面に臨んで配設された第1〜第4液体噴射
ノズル25a〜25dとを備えている。これらの液体噴
射ノズル25a〜25dはガラス表面の全面または所要
範囲に亙って撥水剤液がコーティングされるようにガラ
ス表面に向かって所定角度で配設されるものである。
【0046】また、ポンプ23と各液体噴射ノズル25
a〜25dとはそれぞれボンネットB及び車両のフレー
ムに配管された第1〜第4送液管26a〜26dによっ
て連通接続されている。なお、各液体噴射ノズル25a
〜25d及び送液管25a〜25dの配置及び配管の態
様は前記実施例で示した第1〜第4噴気ノズル2a〜2
d及び第1〜第4送気管3a〜3dのそれと大略共通し
ているので、重複を避けるためにその説明を省略する。
【0047】図11はポンプ23及びその電気配線を示
している。この図に示すように、ポンプ23はポンプ本
体27及びこれを駆動するモータ28により構成されて
おり、モータ28と、その駆動電源としての車載バッテ
リー電源13との間には第2電源スイッチ29が介装さ
れている。この第2電源スイッチ29は運転者が車室内
において任意に操作できるように、運転席近傍に設けら
れている。
【0048】ポンプ本体27は、液剤タンク24から供
給されたフッ素コーティング液等の撥水剤液を第1〜第
4送液管26a〜26dを通じて各液体噴射ノズル25
a〜25dに供給するもので、一端に液剤タンク24と
送液管30を介して接続される液剤供給口27aを有す
るとともに、他端に主送液管26と接続される液剤吐出
口27bを有している。この場合、ポンプ本体27は第
2電源スイッチ29を閉じてモータ28に通電すること
により作動を開始し、液剤タンク24内の撥水剤液が該
ポンプ本体27に吸引されるとともに、液剤吐出口27
bから主送液管26を経て各送液管26a〜26dへ送
給される。
【0049】第1〜第4送液管26a〜26dから供給
された撥水剤液はそれぞれの送液管26a〜26dに対
応するガラス表面のほぼ全域に行き渡り、経時硬化して
撥水剤コーティング被膜が形成される。このように本実
施例の撥水剤液コーティング装置によれば、運転席にい
ながらにして、時間と場所を問わず任意に撥水剤液をコ
ーティングできる。なお、撥水剤は液体状態でコーティ
ングされる関係から、雨中において塗工すると、雨水に
よって速やかに流失するため、該撥水剤液のコーティン
グは降雨時を避けて行う必要がある。
【0050】また、上記構成の撥水剤液コーティング装
置は、前記実施例のエアーワイパーと並設して車両に搭
載することができる。この場合、第1〜第4送液管26
a〜26dは第1〜第4送気管3a〜3dと並行して配
管するとともに、車室内において第1電源スイッチ14
と第2電源スイッチ29とを並設すると操作等の上で好
都合である。
【0051】なお、本実施例の撥水剤液コーティング装
置に代えて、例えば図12に示すように、裏面に粘着剤
層31が形成された透明フィルム32の表面に撥水剤コ
ーティング被膜Cを形成してなる撥水剤コーティングフ
ィルム33を準備するようにすれば、この撥水剤コーテ
ィングフィルム33を粘着剤層31を介してガラス34
の表面に貼着することにより、撥水剤液をガラス表面に
塗工する手間を省いて、簡易に撥水剤コーティングを施
すことができる。
【0052】この場合、撥水剤コーティングフィルム3
3の張り替えに多少の手間を要することが考えられるた
め、該フィルム33の撥水剤コーティング被膜Cを厚め
に形成し、耐用期間の長いものとすることが望ましい。
【0053】前記各実施例におけるエアーワイパー及び
撥水剤液コーティング装置では、本発明を乗用車の視界
を要する各部ガラス面を対象としたものを示したが、そ
の他、本発明はトラック等の道路走行用車両、電車等の
軌道走行用車両、モーターボートその他一般船舶、さら
には飛行機の窓ガラスは勿論のこと、ショーウィンド
ウ、ホテルや旅館の優れた景色に面する窓ガラスあるい
は展望台の窓ガラス等に適用しても、雨滴除去及び撥水
剤液のコーティングに有効な機能を発揮する。
【0054】なお、本発明装置を上記の用途に使用する
場合、その駆動用電源は車載バッテリー電源の他、例え
ば電車等においては車両駆動用電源、建物等においては
商用電源等、使用場所によって種々の電源を用いること
ができることは言うまでもない。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明のエアーワイ
パーは、撥水剤液がコーティングされたガラス表面上の
雨滴を払拭するための気流が形成されるように該ガラス
表面に向かって配設された噴気ノズルと、該噴気ノズル
に圧縮空気を供給するエアー供給手段とを具備している
ので、ガラス表面の撥水剤コーティング被膜上で水滴と
なった雨水は該空気流によってガラス表面から速やかに
外部へ吹き飛ばされ、ガラス表面には雨滴が留まること
なく、常に良好な視界が確保できるという効果がある。
このように本発明のエアーワイパーは、積極的にエアー
をガラス表面に吹きつけるものであるので、例えば自動
車のフロントガラス用のワイパーとして用いると、自動
車の走行速度が低く(又は停止しているとき)、フロン
トガラスに当たる風速が充分でないときにも雨滴は確実
に払拭される。
【0056】また、請求項1によるときは、第1電源ス
イッチを閉じてエアコンプレッサに通電するだけの操作
で、噴気ノズルから供給された圧縮空気を、撥水剤液が
コーティングされたガラス表面の内側から外側に向かっ
て気流が形成されるようにガラス表面に吹き付けること
ができるので、ガラス表面の撥水剤コーティング被膜上
で水滴となった雨水は該空気流によってガラス表面から
速やかに外部へ吹き飛ばされ、ガラス表面には雨滴が留
まることないので、常に良好な視界が確保できる。
【0057】従って、自動車等の車両に本発明のエアー
ワイパーを搭載したときは、該車両の速度の遅速とは無
関係にガラス面に付着した雨水を速やかに排除すること
ができ、しかも機械式ワイパーを全く使用せずに済むの
で、視界が全く妨げられず、運転条件が著しく改善され
る。
【0058】また、建物の窓ガラスのように静止状態で
設置されたガラス面にも、本発明のエアーワイパーを用
いることにより、該ガラス面に撥水剤液をコーティング
すれば、降雨時においても良好な視界が確保されるの
で、特に展望の良い場所の窓に設置したとき、優れた効
果を奏する。
【0059】請求項2によるときは、エアコンプレッサ
に、エアポンプから供給された空気を蓄圧するとともに
所定圧に圧縮された空気を噴気ノズルに供給するエアタ
ンクを設け、このエアタンク内の空気圧が最大許容空気
圧を超えないようにエアポンプの駆動を制御する空気圧
制御手段を設けているので、エアタンク内の空気圧は常
時、タンク破裂の虞のない安全範囲に保持され、且つ、
噴気ノズルへの圧縮空気の供給を安定させることができ
る。
【0060】請求項3によるときは、車両に搭載され、
車両に設けられた速度計から与えられる車両の走行速度
情報に基づき第1電源スイッチをON/OFFさせるマ
イクロコンピュータを設けたことにより、車両速度がガ
ラス面の撥水剤コーティング被膜から雨滴を吹き飛ばす
ことが可能な風量が得られるだけの速度以上では、速度
計の走行速度情報に基づき第1電源スイッチがOFF状
態となり、それ以下の速度で走行しているときは第1電
源スイッチがON状態となって、噴気ノズルから空気が
噴射されるので、車載バッテリー電源の電力消費を効果
的に抑制でき、バッテリー上がりの危険性を回避するこ
とができる。
【0061】また、本発明の撥水剤液コーティング装置
によるときは、第2電源スイッチをONにするだけのワ
ンタッ操作を行うだけで、ポンプが作動して液剤タンク
から液体噴射ノズルを経て、ガラス表面の全面ないし所
要範囲に亙って撥水剤液がコーティングされるので、例
えばこの装置を車両に搭載すれば、降雨時を除いては時
間と場所を問わず任意に撥水剤液をコーティングするこ
とができ、コーティングを忘れた場合にも迅速且つ簡単
に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係るエアーワイパーを搭載
した乗用車を模式的に示す前方から見た斜視図。
【図2】 その後方から見た要部斜視図。
【図3】 その配管の態様を模式的に示す平面図。
【図4】 第2送気管の配管構造を示す斜視図。
【図5】 第4送気管が配管されているフロントピラー
の内部構造を示す断面図。
【図6】 エアコンプレッサ及びその電気配線系を模式
的に示す図。
【図7】 空気圧制御部の一例を示す要部断面図。
【図8】 空気圧制御部の他の例を示すブロック図。
【図9】 第1電源スイッチ及びエアタンク保護用スイ
ッチの一例を示す回路図。
【図10】 本発明の実施例に係る撥水剤液コーティン
グ装置を搭載した乗用車を模式的に示す平面図。
【図11】 ポンプ及びその電気配線系を模式的に示す
図。
【図12】 撥水剤コーティングフィルムのガラス面へ
の接着状態を示す要部断面図。
【符号の説明】
1 エアコンプレッサ 2a 第1噴気ノズル 2b 第2噴気ノズル 2c 第3噴気ノズル 2d 第4噴気ノズル 10 エアタンク 11 エアポンプ 12 モータ 13 車載バッテリー電源 14 第1電源スイッチ 15 エアタンク保護用スイッチ 16 空気圧制御部 17 スイッチ作動機構 20 圧力センサ 21 マイクロコンピュータ 22 速度計 23 ポンプ 24 液剤タンク 25a 第1液体噴射ノズル 25b 第2液体噴射ノズル 25c 第3液体噴射ノズル 25d 第4液体噴射ノズル 29 第2電源スイッチ D ドアガラス F フロントガラス M サイドミラー R リアウィンドウガラス

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撥水剤液がコーティングされたガラス表
    面の内側から外側に向かって気流が形成されるように該
    ガラス表面に向かって一定の角度で配設された噴気ノズ
    ルと、噴気ノズルに圧縮空気を供給するエアコンプレッ
    サと、エアコンプレッサとその駆動電源間に介装される
    第1電源スイッチとを具備することを特徴とするエアー
    ワイパー。
  2. 【請求項2】 エアコンプレッサは、駆動電源と電気的
    に接続されたモータによって駆動されるエアポンプと、
    このエアポンプから供給された空気を蓄圧するとともに
    所定圧に圧縮された空気を噴気ノズルに供給するエアタ
    ンクと、このエアタンク内が最大許容空気圧を超えない
    ように前記エアポンプの駆動を制御する空気圧制御手段
    とにより構成されている請求項1のエアーワイパー。
  3. 【請求項3】 車両に搭載され、車両に設けられた速度
    計から与えられる車両の走行速度情報に基づき第1電源
    スイッチをON/OFFさせるマイクロコンピュータを
    具備している請求項1または2のエアーワイパー。
  4. 【請求項4】 撥水剤液が収容される液剤タンクと、ガ
    ラス表面の全面または所要範囲に亙って撥水剤液がコー
    ティングされるように該ガラス表面に向かって所定角度
    で配設された液体噴射ノズルと、前記液剤タンク中の液
    剤を前記液体噴射ノズルに供給するポンプと、このポン
    プとその駆動電源間に介装される第2電源スイッチとを
    具備することを特徴とする撥水剤液コーティング装置。
  5. 【請求項5】 撥水剤液がコーティングされたガラス表
    面上の雨滴を払拭するための気流が形成されるように該
    ガラス表面に向かって配設された噴気ノズルと、該噴気
    ノズルに圧縮空気を供給するエアー供給手段とを具備す
    ることを特徴とするエアーワイパー。
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