JPH0752724A - 自動車用天井材及びその製法 - Google Patents
自動車用天井材及びその製法Info
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- JPH0752724A JPH0752724A JP5228141A JP22814193A JPH0752724A JP H0752724 A JPH0752724 A JP H0752724A JP 5228141 A JP5228141 A JP 5228141A JP 22814193 A JP22814193 A JP 22814193A JP H0752724 A JPH0752724 A JP H0752724A
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- Japan
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- automobile
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- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ある重量的制限下で所定の耐熱剛性を有し、
吸音性にも優れた自動車用天井材を提供する。 【構成】 繊維が樹脂を結合材として相互に結合され、
連続する多数の細孔を有する芯材1の一方の表面に、樹
脂シート2を貼り付けた自動車用天井材において、前記
芯材1の他方の表面には、高密度の薄肉部1aとなった
多数の凹条3が交差配設され、この凹条3に囲まれた部
分が低密度の厚肉部1bとなっており、連続する凹条が
例えば編み目状に広がって耐熱剛性を保持し、この凹条
間に囲まれた低密度の厚肉部を通る音は長い細孔を通過
する間に効率良く吸収されるようにした。
吸音性にも優れた自動車用天井材を提供する。 【構成】 繊維が樹脂を結合材として相互に結合され、
連続する多数の細孔を有する芯材1の一方の表面に、樹
脂シート2を貼り付けた自動車用天井材において、前記
芯材1の他方の表面には、高密度の薄肉部1aとなった
多数の凹条3が交差配設され、この凹条3に囲まれた部
分が低密度の厚肉部1bとなっており、連続する凹条が
例えば編み目状に広がって耐熱剛性を保持し、この凹条
間に囲まれた低密度の厚肉部を通る音は長い細孔を通過
する間に効率良く吸収されるようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐熱剛性を有すると共
に、優れた吸音特性を有する自動車用天井材及びその製
法に関する。
に、優れた吸音特性を有する自動車用天井材及びその製
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車用天井材として、繊維が樹
脂結合剤により互いに結合され多数の空隙を有する芯材
の表面に樹脂シートを貼り付けたものが知られている。
例えば、天然繊維及び化学繊維とフェノール系結合剤と
を混合し、加熱によって一部の繊維が結合剤で結合され
たセミキュアフェルトと呼ばれる一次成形品とする。こ
のセミキュアフェルトは例えば20mmと厚いシートで
ある。
脂結合剤により互いに結合され多数の空隙を有する芯材
の表面に樹脂シートを貼り付けたものが知られている。
例えば、天然繊維及び化学繊維とフェノール系結合剤と
を混合し、加熱によって一部の繊維が結合剤で結合され
たセミキュアフェルトと呼ばれる一次成形品とする。こ
のセミキュアフェルトは例えば20mmと厚いシートで
ある。
【0003】このセミキュアフェルトを所定の大きさに
切断し、自動車天井表面に沿った彫り込みを有する下型
と、この下型に対向して天井材の空間を形成する開閉自
在な上型の間で加圧及び加熱し、連続する多数の細孔を
有する例えば厚さ3mmの芯材を得る。
切断し、自動車天井表面に沿った彫り込みを有する下型
と、この下型に対向して天井材の空間を形成する開閉自
在な上型の間で加圧及び加熱し、連続する多数の細孔を
有する例えば厚さ3mmの芯材を得る。
【0004】この芯材の自動車天井側の表面に熱可塑性
シートを例えば冷間成形法により貼り付け、繊維が樹脂
を結合材として相互に結合され、連続する多数の細孔を
有する芯材と樹脂シートとを積層してなる自動車用天井
材とする。
シートを例えば冷間成形法により貼り付け、繊維が樹脂
を結合材として相互に結合され、連続する多数の細孔を
有する芯材と樹脂シートとを積層してなる自動車用天井
材とする。
【0005】このような自動車用天井材に求められる性
能としては、耐熱剛性と吸音性がある。全体の重量を上
げることなく耐熱剛性を上げようとすると、上述したセ
ミキュアフェルトの加圧及び加熱の際の圧縮率を上げて
芯材の密度を大きくする方法がある。同じ20mmのセ
ミキュアフェルトであっても、加熱及び加圧後の厚みが
2.5mmの芯材の方が厚み3mmのものより耐熱剛性
が高くなる。
能としては、耐熱剛性と吸音性がある。全体の重量を上
げることなく耐熱剛性を上げようとすると、上述したセ
ミキュアフェルトの加圧及び加熱の際の圧縮率を上げて
芯材の密度を大きくする方法がある。同じ20mmのセ
ミキュアフェルトであっても、加熱及び加圧後の厚みが
2.5mmの芯材の方が厚み3mmのものより耐熱剛性
が高くなる。
【0006】一方、連続した多数の細孔を有する芯材の
吸音原理は、音波が細孔を伝搬したいく際に空気振動が
減衰し、細孔を震わす熱エネルギーに変換されることに
よる。すなわち、芯材の厚みが厚く細孔が長い程、吸音
効果はよくなる。上述した耐熱剛性とは相反する性質と
なっている。
吸音原理は、音波が細孔を伝搬したいく際に空気振動が
減衰し、細孔を震わす熱エネルギーに変換されることに
よる。すなわち、芯材の厚みが厚く細孔が長い程、吸音
効果はよくなる。上述した耐熱剛性とは相反する性質と
なっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した自動車用天井
材は、重量的制限から無闇に厚いセミキュアフェルトを
用いることができない。結局、耐熱剛性を優先させる
と、密度を上げ薄くなった芯材を用いることになり、結
果として吸音特性が不足する場合があるという問題点を
有していた。
材は、重量的制限から無闇に厚いセミキュアフェルトを
用いることができない。結局、耐熱剛性を優先させる
と、密度を上げ薄くなった芯材を用いることになり、結
果として吸音特性が不足する場合があるという問題点を
有していた。
【0008】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、ある重量的制限下で所定の耐熱剛性を有し、吸
音性にも優れた自動車用天井材及びその製法を提供する
ところにある。
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、ある重量的制限下で所定の耐熱剛性を有し、吸
音性にも優れた自動車用天井材及びその製法を提供する
ところにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する自動
車用天井材は、繊維が樹脂を結合材として相互に結合さ
れ、連続する多数の細孔を有する芯材1の一方の表面
に、樹脂シート2を貼り付けた自動車用天井材におい
て、前記芯材1の他方の表面には、高密度の薄肉部1a
となった多数の凹条3が交差配設され、この凹条3に囲
まれた部分が低密度の厚肉部1bとなっていることを特
徴とするものである。
車用天井材は、繊維が樹脂を結合材として相互に結合さ
れ、連続する多数の細孔を有する芯材1の一方の表面
に、樹脂シート2を貼り付けた自動車用天井材におい
て、前記芯材1の他方の表面には、高密度の薄肉部1a
となった多数の凹条3が交差配設され、この凹条3に囲
まれた部分が低密度の厚肉部1bとなっていることを特
徴とするものである。
【0010】そして、繊維と樹脂結合剤とを混合し、加
熱及び加圧して連続する多数の細孔を有する芯材を形成
し、この芯材の一方の表面に樹脂シートを貼り付けた自
動車用天井材の製造方法であって、前記芯材の形成は、
自動車天井表面に沿った彫り込みを有する第1型11
と、この第1型11に対向して天井材用の空間を形成
し、且つその表面に多数の凸条12aが交差配置されて
いる第2型12との間で、繊維と樹脂結合材との前記混
合物13を加熱及び加圧して行われることを特徴とする
方法である。
熱及び加圧して連続する多数の細孔を有する芯材を形成
し、この芯材の一方の表面に樹脂シートを貼り付けた自
動車用天井材の製造方法であって、前記芯材の形成は、
自動車天井表面に沿った彫り込みを有する第1型11
と、この第1型11に対向して天井材用の空間を形成
し、且つその表面に多数の凸条12aが交差配置されて
いる第2型12との間で、繊維と樹脂結合材との前記混
合物13を加熱及び加圧して行われることを特徴とする
方法である。
【0011】
【作用】上記構成の自動車用天井材によれば、高密度の
薄肉部となった多数の凹条が芯材の裏面に交差配設さ
れ、連続する凹条が例えば編み目状に広がって耐熱剛性
を保持する。また、この凹条間に囲まれた低密度の厚肉
部を通る音は長い細孔を通過する間に効率良く吸収され
る。
薄肉部となった多数の凹条が芯材の裏面に交差配設さ
れ、連続する凹条が例えば編み目状に広がって耐熱剛性
を保持する。また、この凹条間に囲まれた低密度の厚肉
部を通る音は長い細孔を通過する間に効率良く吸収され
る。
【0012】そして、このような構成の芯材は、その表
面に多数の凸条が交差配置されている型で加熱及び加圧
するだけで形成される。
面に多数の凸条が交差配置されている型で加熱及び加圧
するだけで形成される。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
つつ説明する。図1は、本発明の自動車用天井材の斜視
断面図であり、図2は、その製造方法を示す図である。
つつ説明する。図1は、本発明の自動車用天井材の斜視
断面図であり、図2は、その製造方法を示す図である。
【0014】図1において、1は芯材、2は芯材1の表
面側に貼り付けられた樹脂シートである。芯材1の裏面
側はフラットではなく、高密度で例えば3mmの薄肉部
1aと、低密度で例えば5mmの厚肉部1bとを有して
いる。薄肉部1aは連続した凹条3となって互いに交差
し、図示例では碁盤目状となっている。そして、厚肉部
1bは薄肉部1aで囲われた独立した四角形のフラット
な島として突出している。
面側に貼り付けられた樹脂シートである。芯材1の裏面
側はフラットではなく、高密度で例えば3mmの薄肉部
1aと、低密度で例えば5mmの厚肉部1bとを有して
いる。薄肉部1aは連続した凹条3となって互いに交差
し、図示例では碁盤目状となっている。そして、厚肉部
1bは薄肉部1aで囲われた独立した四角形のフラット
な島として突出している。
【0015】芯材1の出発物質は、綿と麻の如き天然繊
維及びアクリル・ポリエステル・ナイロンの如き合成繊
維とフェルール系結合剤を混合し、この結合剤で部分的
で繊維が結合されたセミキュアフェルトである。したが
って、厚肉部1bは薄肉部1aの単位面積当たりの重量
は同じであり、密度が異なるだけである。また、厚肉部
1b及び薄肉部1aは、共にその繊維間に連続した細孔
が形成されている。
維及びアクリル・ポリエステル・ナイロンの如き合成繊
維とフェルール系結合剤を混合し、この結合剤で部分的
で繊維が結合されたセミキュアフェルトである。したが
って、厚肉部1bは薄肉部1aの単位面積当たりの重量
は同じであり、密度が異なるだけである。また、厚肉部
1b及び薄肉部1aは、共にその繊維間に連続した細孔
が形成されている。
【0016】薄肉部1aは高密度で圧縮されており、薄
く密度が高くなった分だけ耐熱剛性向上に寄与する。こ
の薄肉部1aは凹状3となって交差連続しており、耐熱
剛性を有する部分が編み目状に連続することで、表面の
一部の薄肉部1aであっても、全体の耐熱剛性を向上さ
せる。効率的な耐熱剛性維持のためには、薄肉部1aが
全表面積の5〜20%の範囲内とすることが好ましい。
5%未満であると、耐熱剛性の低下が目立つようにな
り、20%を越えると耐熱剛性の向上は飽和状態となっ
て、次に述べる厚肉部1bの面積が少なくなって、吸音
性が悪く、天井基板への接着面積も狭くなりすぎる。
く密度が高くなった分だけ耐熱剛性向上に寄与する。こ
の薄肉部1aは凹状3となって交差連続しており、耐熱
剛性を有する部分が編み目状に連続することで、表面の
一部の薄肉部1aであっても、全体の耐熱剛性を向上さ
せる。効率的な耐熱剛性維持のためには、薄肉部1aが
全表面積の5〜20%の範囲内とすることが好ましい。
5%未満であると、耐熱剛性の低下が目立つようにな
り、20%を越えると耐熱剛性の向上は飽和状態となっ
て、次に述べる厚肉部1bの面積が少なくなって、吸音
性が悪く、天井基板への接着面積も狭くなりすぎる。
【0017】厚肉部1aは低密度で圧縮されており、密
度が低く厚くなった分だけ連続した細孔の厚み方向長さ
が長くなる。そのため、細孔の空気を振るわせて伝搬す
る特に高周波の音が、細孔を構成する繊維物質をも振動
させ、音のエネルギーが熱のエネルギーに変わって吸音
されるという効果が、厚さに比例して大きくなる。この
吸音性向上のためには、厚肉部1aを全体の表面積の8
0%以上とすることが好ましい。80%未満であると、
吸音性の向上が目立たなくなる。なお、薄肉部1aも吸
音特性を有しており、厚肉部1aに比較して少ないだけ
である。
度が低く厚くなった分だけ連続した細孔の厚み方向長さ
が長くなる。そのため、細孔の空気を振るわせて伝搬す
る特に高周波の音が、細孔を構成する繊維物質をも振動
させ、音のエネルギーが熱のエネルギーに変わって吸音
されるという効果が、厚さに比例して大きくなる。この
吸音性向上のためには、厚肉部1aを全体の表面積の8
0%以上とすることが好ましい。80%未満であると、
吸音性の向上が目立たなくなる。なお、薄肉部1aも吸
音特性を有しており、厚肉部1aに比較して少ないだけ
である。
【0018】なお、芯材1を構成する繊維は、天然繊維
や化学繊維の如く短フィイバーを絡ませて構成されるも
のに限らず、ガラス繊維等の如き長ファイバーの無機繊
維を不織布にしたものでもよい。また、結合剤もフェル
ール系の如く熱硬化性のものに限らず、熱可塑性樹脂を
結合剤として使用することもできる。また、薄肉部1a
の配置も交差しており、互いに連続していることが重要
であって、その形態は図示の如く碁盤目状に限らず、菱
形が多数形成されるようにな交差配置など種々の形態が
考えられる。
や化学繊維の如く短フィイバーを絡ませて構成されるも
のに限らず、ガラス繊維等の如き長ファイバーの無機繊
維を不織布にしたものでもよい。また、結合剤もフェル
ール系の如く熱硬化性のものに限らず、熱可塑性樹脂を
結合剤として使用することもできる。また、薄肉部1a
の配置も交差しており、互いに連続していることが重要
であって、その形態は図示の如く碁盤目状に限らず、菱
形が多数形成されるようにな交差配置など種々の形態が
考えられる。
【0019】つぎに、製造方法を図2により説明する。
図2(a)において、11は固定の下型、12は可動の
上型であり、13は芯材となるセミキュアヘェルトであ
る。下型11は天井の表面に相当する彫り込まれた表面
を有し、対向する上型12が下降するとその間に天井材
の芯材に相当する空間が形成される。特に、上型には、
碁盤目状に交差した凸条12aが突出している。この上
下型11,12の表面を結合剤が熱硬化する所定温度以
上に加熱され、この上下型11,12間に所定寸法に切
断されたセミキュアヘェルト13が供給される。
図2(a)において、11は固定の下型、12は可動の
上型であり、13は芯材となるセミキュアヘェルトであ
る。下型11は天井の表面に相当する彫り込まれた表面
を有し、対向する上型12が下降するとその間に天井材
の芯材に相当する空間が形成される。特に、上型には、
碁盤目状に交差した凸条12aが突出している。この上
下型11,12の表面を結合剤が熱硬化する所定温度以
上に加熱され、この上下型11,12間に所定寸法に切
断されたセミキュアヘェルト13が供給される。
【0020】図2(a)において、上型12を閉じる
と、セミキュアヘェルト13が加熱及び加圧されて、図
1の如き芯材1となる。そして、上型12を開き、芯材
1を取り外す。この芯材1のフラットな表面に対して、
冷間成形法により、樹脂シートを貼り付けると本発明の
自動車用天井材が形成される。
と、セミキュアヘェルト13が加熱及び加圧されて、図
1の如き芯材1となる。そして、上型12を開き、芯材
1を取り外す。この芯材1のフラットな表面に対して、
冷間成形法により、樹脂シートを貼り付けると本発明の
自動車用天井材が形成される。
【0021】
【発明の効果】本発明の自動車用天井材は、芯材におけ
る高密度の薄肉部となった多数の凹条が交差配設さた部
分で耐熱剛性を保持し、この凹条間に囲まれた低密度の
厚肉部を通る音を効率良く吸収するため、耐熱剛性と吸
音性という相反する要求品質をバランスよく満足させる
ことが可能になる。そして、薄肉部と厚肉部の比率を変
更することで、耐熱剛性と吸音性のうちの重要性の高い
ものの比率を自在に高めるという調整も簡単にできる。
る高密度の薄肉部となった多数の凹条が交差配設さた部
分で耐熱剛性を保持し、この凹条間に囲まれた低密度の
厚肉部を通る音を効率良く吸収するため、耐熱剛性と吸
音性という相反する要求品質をバランスよく満足させる
ことが可能になる。そして、薄肉部と厚肉部の比率を変
更することで、耐熱剛性と吸音性のうちの重要性の高い
ものの比率を自在に高めるという調整も簡単にできる。
【0022】そして、そのような自動車用天井材の芯材
は、その表面に多数の凸条が交差配置されている型で加
熱及び加圧するだけで形成されるので、型変更だけです
み、材料自体が増えるわけではなく、安価に製造でき
る。
は、その表面に多数の凸条が交差配置されている型で加
熱及び加圧するだけで形成されるので、型変更だけです
み、材料自体が増えるわけではなく、安価に製造でき
る。
【図1】本発明の自動車用天井材の斜視断面図である。
【図2】その製造方法を示す図である。
1 芯材 1a 薄肉部 1b 厚肉部 2 樹脂シート 3 凹条 11 下型(第1型) 12 上型(第2型) 12a 凸条
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小山 孝 愛知県津島市江川町1−152 (72)発明者 安田 健二郎 愛知県名古屋市東区白壁2丁目5の7 (72)発明者 寺田 徳正 愛知県津島市今市場町2−33
Claims (2)
- 【請求項1】 繊維が樹脂を結合材として相互に結合さ
れ、連続する多数の細孔を有する芯材の一方の表面に、
樹脂シートを貼り付けた自動車用天井材において、前記
芯材の他方の表面には、高密度の薄肉部となった多数の
凹条が交差配設され、この凹条に囲まれた部分が低密度
の厚肉部となっていることを特徴とする自動車用天井
材。 - 【請求項2】 繊維と樹脂結合剤とを混合し、加熱及び
加圧して連続する多数の細孔を有する芯材を形成し、こ
の芯材の一方の表面に樹脂シートを貼り付けた自動車用
天井材の製造方法であって、前記芯材の形成は、自動車
天井表面に沿った彫り込みを有する第1型と、この第1
型に対向して天井材用の空間を形成し、且つその表面に
多数の凸条が交差配置されている第2型との間で、繊維
と樹脂結合材との前記混合物を加熱及び加圧して行われ
ることを特徴とする自動車用天井材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5228141A JPH0752724A (ja) | 1993-08-20 | 1993-08-20 | 自動車用天井材及びその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5228141A JPH0752724A (ja) | 1993-08-20 | 1993-08-20 | 自動車用天井材及びその製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0752724A true JPH0752724A (ja) | 1995-02-28 |
Family
ID=16871868
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5228141A Pending JPH0752724A (ja) | 1993-08-20 | 1993-08-20 | 自動車用天井材及びその製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0752724A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1288077A1 (de) * | 2001-08-23 | 2003-03-05 | ArvinMeritor GmbH | Innenschale für ein Dachmodul in Sandwich-Bauweise sowie Verfahren zu ihrer Herstellung |
JP2006272709A (ja) * | 2005-03-29 | 2006-10-12 | Shigeru Co Ltd | 車両用天井材及びその製造方法。 |
-
1993
- 1993-08-20 JP JP5228141A patent/JPH0752724A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1288077A1 (de) * | 2001-08-23 | 2003-03-05 | ArvinMeritor GmbH | Innenschale für ein Dachmodul in Sandwich-Bauweise sowie Verfahren zu ihrer Herstellung |
US6644727B2 (en) | 2001-08-23 | 2003-11-11 | Arvinmeritor Gmbh | Inner shell for a roof module in sandwich construction as well as method of producing same |
JP2006272709A (ja) * | 2005-03-29 | 2006-10-12 | Shigeru Co Ltd | 車両用天井材及びその製造方法。 |
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