JPH075262B2 - フォークリフトの荷役装置 - Google Patents

フォークリフトの荷役装置

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JPH075262B2
JPH075262B2 JP10061588A JP10061588A JPH075262B2 JP H075262 B2 JPH075262 B2 JP H075262B2 JP 10061588 A JP10061588 A JP 10061588A JP 10061588 A JP10061588 A JP 10061588A JP H075262 B2 JPH075262 B2 JP H075262B2
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JP
Japan
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mast
height
forklift
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cargo handling
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JP10061588A
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JPH01271399A (ja
Inventor
正直 小早川
Original Assignee
株式会社豊田自動織機製作所
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、フォークリフトの荷役装置に係り、詳しくは
マスト支持手段を改良することにより、マスト高さを所
定高さに設定することのできるフォークリフトの荷役装
置に関する。
[従来の技術] 一般のフォークリフトの荷役装置においては、アウター
マストは、該アウターマストに固着されたマスト支持手
段を介してアクスルハウジングに枢着されており、この
アウターマストとアクスルハウジングとの高さ関係は変
えることのできない構成となっている。
[発明が解決しようとする課題] 現在、小型特殊自動車の車体の全高は所定の上限値に規
制されている。一方、荷上げ可能高さ、並びにリフトロ
ーラ、マストレール等の強度面及び摩耗面を考慮した場
合、フォークリフトのマスト高さは可能な限り高い方が
良い。
ところが上記従来の装置では、アウターマストとアクス
ルハウジングとの高さ関係は変えることができないた
め、使用するタイヤサイズを変えた場合、車体とともに
アウターマストの高さがタイヤの有効半径の変化分だけ
変化する。したがって、マスト高さを小型特殊自動車規
制以内に抑えるためには、予めマスト長さを短く設計す
る必要があった。このため、荷上げ可能高さが低くなる
とか、あるいはリフトブラケット、アウターマスト及び
インナーマスト等のリフトローラーピッチが大きくとれ
ないため、リフトローラー、マストレールにかかる負荷
が大きくなり、強度面及び摩耗面で不利になるという問
題点があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、使
用するタイヤサイズを変えた場合でもマスト高さを所定
高さに保つことができ、実用に最適でかつ強度面でも優
れたマスト高さ(マスト長さ)を維持することのできる
フォークリフトの荷役装置を提供することを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] 本発明は、アウターマストを該アウターマストに取り付
けられたマスト支持手段を介してアクスルハウジングに
枢着したフォークリフトの荷役装置において、前記マス
ト支持手段を、前記アウターマストに固定された支持台
部と、前記アクスルハウジングに枢着され上下方向にお
いて前記支持台部と複数位置で結合可能な支持部材とか
ら構成したことを特徴とする。
上記支持台部と支持部材との結合手段としては、特に制
限されるものではないが、複数位置で結合可能で、かつ
マスト重量等に耐えうる構造であればよい。例えば、支
持台部側に凸部を設けるとともに、支持部材側には該凸
部に対応する凹部を所定位置だけずらして複数個設け、
それらをマスト高さを調節したい分だけずらして嵌合
し、ボルト等により締め付ける構成とすることができ
る。支持台部及び支持部材に設ける凹凸部は、それぞれ
上記と逆側に設けてもよい。
上記支持台部は、アウターマストの車体側最下部に溶接
等により一体的に固定される。
上記支持部材は、2つ割にされた割メタルで構成され、
アクスルハウジングに枢支された状態でボルト等により
締着される。
[作用] 上述の構成からなる本発明装置は、マスト支持手段を構
成する支持台部と支持部材との上下方向における結合位
置をずらすことにより、マストとアクスル中心との相対
関係位置を可変とし、これにより異サイズタイヤの使用
に伴うアクスル中心の変動をマスト高さに影響を及ぼす
ことなく吸収することができる。
[実施例] 以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明する。な
お、本実施例は有効半径で25ミリ異なる2種類のタイヤ
を使用する場合の本発明装置の一例である。
第1図は本実施例装置を備えたフォークリフトの略体側
面図であり、タイヤサイズの大きいタイタを使用したと
きの状態を示す。なお、以下説明する部分については図
示されていないフォークリフトの反対側部分も同様の構
成をもつ。
図中1はフォークリフトの全体を示し、フレーム2の前
部にはアクスルハウジング3に固定されたブラケット9
がボルト4により締着固定されている。このアクスルハ
ウジング3にはマスト支持手段5を介してアウターマス
ト6が取り付けられている。このアウターマスト6に対
しローラで上下動可能にインナーマストが挿嵌され、こ
のインナーマストに対してリフトブラケットがローラで
上下動可能に装着されその前部にはフォーク7が装着さ
れている。なお、インナーマスト、及びリフトブラケッ
トは図示されていない。図中8は前車輪、10はリフトシ
リンダ、11はヘッドガードをそれぞれ示す。また図中、
Hはマスト高さ、Aはマスト長さ、Bは地面とマスト最
下部との距離、Cはマスト最下部とアクスル中心Oとの
距離をそれぞれ示す。したがって、H(マスト高さ)=
A+Bとなる。
第2図及び第3図は、本発明の要部をなすマスト支持手
段5の略体側面図であり、第2図はサイズの小さいタイ
ヤを使用したときの状態、及び第3図はサイズの大きい
タイヤを使用したときの状態をそれぞれ示す。図中12は
支持台部であり、その中央付近には凸部121が設けられ
ている。またこの支持台部12の上部及び下部の両方には
それぞれ2個のボルト穴12a、12bがともに25mmの間隔を
おいて形成されている。13は支持部材であり、2つ割に
された割メタルで構成され、前記アクスルハウジング3
に枢支された状態でボルト131により締着されている。
また、この支持部材13には上記支持台部12に設けられた
凸部121と嵌合する凹部13a、13bが25mmの間隔をおいて
形成されている。
以上の構成よりなる本実施例装置において、サイズの小
さいタイヤを使用する場合は、第2図に示すように、支
持台部12の凸部121と支持部材13の上側凹部13aとを嵌合
させてから支持台部12の上部及び下部にそれぞれ形成さ
れた下側ボルト穴12aにボルト14を締め付けて、支持台
部12と支持部材13とを結合させる。ここで図中Cは、マ
スト最下部とアクスル中心Oとの距離を示す。またヘッ
ドガード11の頂面で定まる車体の全高は、第1図中、2
点鎖線で示されるようにマスト高さ(H)より25mm低く
設定されている。
次にサイズの大きいタイヤを使用する場合には、第3図
に示すように、支持台部12の凸部121と支持部材13の下
側凹部13bとを嵌合させてから支持台部12の上部及び下
部にそれぞれ形成された上側ボルト穴12bにボルト14を
締め付けて、支持台部12と支持部材13とを結合させる。
このとき、マスト最下部とアクスル中心O′との距離を
示すC′は、C′=C+25mmとなり、タイヤの有効半径
の増加分(本実施例の場合25mm)だけ大きくなる。した
がって第1図に示されるように、車体の全高はマスト高
さHとほぼ同じ高さとなる。
以上説明したように本実施例装置においては、タイヤの
有効半径の変化した分(25mm)だけマスト最下部とアク
スル中心との距離を変化させることができる。したがっ
て異サイズタイヤを使用した場合、アクスル中心の変動
に伴い車体の全高のみが変化し、地面とマスト最下部と
の距離Bは、タイヤサイズの大小に関係なく同じであ
る。すなわち、マスト高さH(=A+B)は、タイヤサ
イズを大きくした場合でも小さくした場合でも常に一定
である。したがってタイヤサイズを大きくした場合でも
マスト長さAを短くすることなく、マスト高さHを小型
特殊自動車規制の2m以内にすることができる。またマス
ト長さAをタイヤサイズの大小に関係なく可能な限り長
くすることができるため、リフトローラー、アウターマ
スト、インナーマスト等のローラーピッチを大きくする
ことができ、ローラー及びマストレールにかかる負担を
小さくすることが可能となる。
なお、本実施例では支持台部12側に凸部121を設け、支
持部材13側に凹部13a、13bを設けたが、凹凸部をそれぞ
れ逆側に設けてもよい。
「発明の効果] 以上説明したように本発明装置は、マスト支持手段がマ
スト側に固定される支持台部とアクスルハウジング側に
枢支される支持部材とからなり、かつこれらの支持台部
と支持部材とを上下方向において複数位置で結合可能と
なるように構成して、マスト最下部とアクスル中心との
相対関係位置を可変としたものである。
したがって本発明装置によれば、使用するタイヤサイズ
を大きくした場合でも、タイヤの有効半径の増加分だけ
支持台部と支持部材との結合位置をずらして結合させる
ことにより、マスト高さが高くなることを防ぐことがで
きる。したがって、小型特殊自動車規制の範囲内に車体
のマスト高さをおさめることができる。また予めマスト
長さを短く設計する必要がないので、リフトブラケッ
ト、アウターマスト、インナーマスト等のローラーピッ
チを大きくすることができる。したがってローラー及び
マストレールに対する負荷が少なくなり、強度面及び摩
耗面の観点からもきわめて有利となる。またマスト高さ
(マスト長さ)を一定にすることができるため、リフト
ブラケット、チェーン等荷役機能部品の共通化を可能に
するという見逃し難い効果も付随する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例装置を備えたフォークリフト
の略体側面図、第2図及び第3図は同実施例の要部であ
るマスト支持手段の拡大側面図である。 1……フォークリフト 3……アクスルハウジング 5……マスト支持手段 6……アウターマスト 9……ブラケット 12……支持台部 12a、12b……ボルト穴 13……支持部材 13a、13b……凹部 14……ボルト 121……凸部 O、O′……アクスル中心

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アウターマストを該アウターマストに取り
    付けられたマスト支持手段を介してアクスルハウジング
    に枢着したフォークリフトの荷役装置において、 前記マスト支持手段は、前記アウターマストに固定され
    た支持台部と、前記アクスルハウジングに枢着され上下
    方向において前記支持台部と複数位置で結合可能な支持
    部材とからなることを特徴とするフォークリフトの荷役
    装置。
JP10061588A 1988-04-22 1988-04-22 フォークリフトの荷役装置 Expired - Lifetime JPH075262B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10061588A JPH075262B2 (ja) 1988-04-22 1988-04-22 フォークリフトの荷役装置

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JP10061588A JPH075262B2 (ja) 1988-04-22 1988-04-22 フォークリフトの荷役装置

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Publication Number Publication Date
JPH01271399A JPH01271399A (ja) 1989-10-30
JPH075262B2 true JPH075262B2 (ja) 1995-01-25

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ID=14278750

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JP10061588A Expired - Lifetime JPH075262B2 (ja) 1988-04-22 1988-04-22 フォークリフトの荷役装置

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発明協会公開技報公技番号85−2437

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