JPH075259A - 測定対象位置測定装置 - Google Patents
測定対象位置測定装置Info
- Publication number
- JPH075259A JPH075259A JP14357993A JP14357993A JPH075259A JP H075259 A JPH075259 A JP H075259A JP 14357993 A JP14357993 A JP 14357993A JP 14357993 A JP14357993 A JP 14357993A JP H075259 A JPH075259 A JP H075259A
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- Japan
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- reference mirror
- light
- frequency component
- interference signal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は干渉信号の周波数変動の影響を受け
ることなく干渉信号を精度良好に検出することのできる
測定対象位置測定装置を提供する。 【構成】 本発明の測定対象位置測定装置は、コヒーレ
ント長の短い光を発生する光源1と、光源1からの光を
分割して測定対象7を配置の光路5と参照鏡6を配置の
光路4とを形成して測定対象7の面により反射された反
射光と参照鏡6により反射された反射光とを合成するビ
ームスプリッタ3と、ビームスプリッタ3により合成さ
れた各反射光を受光して干渉信号を出力する受光器12
とから構成された干渉光学系と、参照鏡6を光路4に沿
って移動させる駆動機構10と、参照鏡6の移動に基づ
く周波数変動を除去するために、参照鏡6をその移動速
度よりも速い周波数を用いて周期的に振動させて、干渉
信号の参照鏡6の移動に基づく低周波成分に高周波成分
を重畳させる振動機構と9、低周波成分と高周波成分と
を含む干渉信号が入力されて高周波成分を通過させ低周
波成分を阻止するフィルター部とを有する。
ることなく干渉信号を精度良好に検出することのできる
測定対象位置測定装置を提供する。 【構成】 本発明の測定対象位置測定装置は、コヒーレ
ント長の短い光を発生する光源1と、光源1からの光を
分割して測定対象7を配置の光路5と参照鏡6を配置の
光路4とを形成して測定対象7の面により反射された反
射光と参照鏡6により反射された反射光とを合成するビ
ームスプリッタ3と、ビームスプリッタ3により合成さ
れた各反射光を受光して干渉信号を出力する受光器12
とから構成された干渉光学系と、参照鏡6を光路4に沿
って移動させる駆動機構10と、参照鏡6の移動に基づ
く周波数変動を除去するために、参照鏡6をその移動速
度よりも速い周波数を用いて周期的に振動させて、干渉
信号の参照鏡6の移動に基づく低周波成分に高周波成分
を重畳させる振動機構と9、低周波成分と高周波成分と
を含む干渉信号が入力されて高周波成分を通過させ低周
波成分を阻止するフィルター部とを有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、測定対象の対象面と装
置本体との相対的位置を、光の干渉を利用して検出する
測定対象位置測定装置の改良に関する。
置本体との相対的位置を、光の干渉を利用して検出する
測定対象位置測定装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、干渉光学系を構成する測定光
路に測定対象を設け、参照光路に参照鏡を設け、光源と
してコヒーレント長の短いものを使用し、参照鏡を可動
させて測定光路と参照光路との光路長が一致したとき
に、参照鏡により反射された光と測定対象により反射さ
れた光との間に干渉が起きることを利用して測定対象の
位置を測定する測定対象位置測定装置が知られている
(例えば、特開平4−35637号)。
路に測定対象を設け、参照光路に参照鏡を設け、光源と
してコヒーレント長の短いものを使用し、参照鏡を可動
させて測定光路と参照光路との光路長が一致したとき
に、参照鏡により反射された光と測定対象により反射さ
れた光との間に干渉が起きることを利用して測定対象の
位置を測定する測定対象位置測定装置が知られている
(例えば、特開平4−35637号)。
【0003】この種の測定装置では、測定対象の表面の
反射率が低い場合、干渉の結果として得られた干渉信号
のS/Nが悪化して(干渉信号が不明瞭なものとなっ
て)、測定精度の低下を招く。また、測定対象の位置を
測定できない場合がある。
反射率が低い場合、干渉の結果として得られた干渉信号
のS/Nが悪化して(干渉信号が不明瞭なものとなっ
て)、測定精度の低下を招く。また、測定対象の位置を
測定できない場合がある。
【0004】従って、この種の測定装置には、干渉信号
の周波数をあらかじめ計算により求め(あるいは実測に
より求め)、バンドパスフィルターを用いてノイズを除
去する回路構成が採用されている。
の周波数をあらかじめ計算により求め(あるいは実測に
より求め)、バンドパスフィルターを用いてノイズを除
去する回路構成が採用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、参照鏡
を駆動するための駆動機構にはがたつきを避けられず、
また、参照鏡の移動速度の変動も避け難いものがあるの
で、干渉信号の周波数が変動する。従って、干渉信号の
周波数の変動を考慮して、バンドパスフィルターの通過
帯域を広めに決定しなければならず、干渉信号のS/N
の改善をこれ以上期待できない。
を駆動するための駆動機構にはがたつきを避けられず、
また、参照鏡の移動速度の変動も避け難いものがあるの
で、干渉信号の周波数が変動する。従って、干渉信号の
周波数の変動を考慮して、バンドパスフィルターの通過
帯域を広めに決定しなければならず、干渉信号のS/N
の改善をこれ以上期待できない。
【0006】本発明は上記の事情に鑑みて為されたもの
で、その目的とするところは、参照鏡を駆動する駆動機
構のがたつきに起因する干渉信号の周波数変動、参照鏡
の移動速度に起因する干渉信号の周波数変動の影響を受
けることなく干渉信号を精度良好に検出することのでき
る測定対象位置測定装置を提供することにある。
で、その目的とするところは、参照鏡を駆動する駆動機
構のがたつきに起因する干渉信号の周波数変動、参照鏡
の移動速度に起因する干渉信号の周波数変動の影響を受
けることなく干渉信号を精度良好に検出することのでき
る測定対象位置測定装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる測定対象
位置測定装置は、上記の課題を解決するため、コヒーレ
ント長の短い光を発生する光源と、該光源から出射され
た光を分割することにより測定対象が配置された測定光
路と参照鏡が配置された参照光路とを形成して前記測定
対象の面により反射された反射光と前記参照鏡により反
射された反射光とを合成するビームスプリッタと、前記
ビームスプリッタにより合成された各反射光を受光して
干渉信号を出力する受光器とから構成された干渉光学系
と、前記参照鏡を前記参照光路に沿って移動させる駆動
機構と、前記参照鏡の移動に基づく周波数変動を除去す
るために、前記参照鏡をその移動速度よりも速い周波数
を用いて周期的に振動させて、前記干渉信号の前記参照
鏡の移動に基づく低周波成分に高周波成分を重畳させる
振動機構と、前記低周波成分と高周波成分とを含む干渉
信号が入力されて、前記高周波成分を通過させ、前記低
周波成分を阻止するフィルター部とから構成される。
位置測定装置は、上記の課題を解決するため、コヒーレ
ント長の短い光を発生する光源と、該光源から出射され
た光を分割することにより測定対象が配置された測定光
路と参照鏡が配置された参照光路とを形成して前記測定
対象の面により反射された反射光と前記参照鏡により反
射された反射光とを合成するビームスプリッタと、前記
ビームスプリッタにより合成された各反射光を受光して
干渉信号を出力する受光器とから構成された干渉光学系
と、前記参照鏡を前記参照光路に沿って移動させる駆動
機構と、前記参照鏡の移動に基づく周波数変動を除去す
るために、前記参照鏡をその移動速度よりも速い周波数
を用いて周期的に振動させて、前記干渉信号の前記参照
鏡の移動に基づく低周波成分に高周波成分を重畳させる
振動機構と、前記低周波成分と高周波成分とを含む干渉
信号が入力されて、前記高周波成分を通過させ、前記低
周波成分を阻止するフィルター部とから構成される。
【0008】
【作用】本発明によれば、参照鏡を参照光路に沿って移
動させると、ビームスプリッタから参照鏡までの光路長
とビームスプリッタから測定対象までの光路長とがほぼ
一致するときに干渉信号が得られる。
動させると、ビームスプリッタから参照鏡までの光路長
とビームスプリッタから測定対象までの光路長とがほぼ
一致するときに干渉信号が得られる。
【0009】そして、参照鏡の移動の際に参照鏡を振動
機構により振動させると、干渉信号は参照鏡の移動に基
づく低周波成分に振動に基づく高周波成分が重畳された
ものとなる。
機構により振動させると、干渉信号は参照鏡の移動に基
づく低周波成分に振動に基づく高周波成分が重畳された
ものとなる。
【0010】フィルター部はこの高周波成分を通過させ
低周波成分を阻止する。
低周波成分を阻止する。
【0011】本発明によれば、参照鏡の移動速度に変動
があったとしても、参照鏡の移動速度よりも速い周波数
で振動させて、干渉信号の出力変化を検出しているの
で、干渉信号の周波数変動に起因する測定精度の低下を
避けることができる。
があったとしても、参照鏡の移動速度よりも速い周波数
で振動させて、干渉信号の出力変化を検出しているの
で、干渉信号の周波数変動に起因する測定精度の低下を
避けることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図3に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【0013】図1において、1は光源、2はコリメート
レンズ、3はビームスプリッタである。光源1はコヒー
レント長の短い光を発生する。コリメートレンズ2は光
源1から出射された光を平行光束とする。
レンズ、3はビームスプリッタである。光源1はコヒー
レント長の短い光を発生する。コリメートレンズ2は光
源1から出射された光を平行光束とする。
【0014】コリメートレンズ2により平行光束とされ
た光束はビームスプリッタ3に導かれる。ビースプリッ
タ3は光源1から出射された光を参照光路4と測定光路
5とに分割する役割を果たす。
た光束はビームスプリッタ3に導かれる。ビースプリッ
タ3は光源1から出射された光を参照光路4と測定光路
5とに分割する役割を果たす。
【0015】参照光路4には参照鏡6が配置され、測定
光路5には測定対象7が配置されている。参照鏡6は可
動体8にピエゾ素子9を介して固定されている。可動体
8は駆動機構10により光路の延びる方向に可動され
る。
光路5には測定対象7が配置されている。参照鏡6は可
動体8にピエゾ素子9を介して固定されている。可動体
8は駆動機構10により光路の延びる方向に可動され
る。
【0016】ビームスプリッタ3により分割されて参照
光路4に導かれた光束は参照鏡6により反射されて再び
ビームスプリッタ3に戻る。ビームスプリッタ3により
分割されて測定光路5に導かれた光束は測定対象7の面
により反射されて再びビームスプリッタ3に戻る。
光路4に導かれた光束は参照鏡6により反射されて再び
ビームスプリッタ3に戻る。ビームスプリッタ3により
分割されて測定光路5に導かれた光束は測定対象7の面
により反射されて再びビームスプリッタ3に戻る。
【0017】参照鏡6により反射された光束と測定対象
7の面により反射された光束とはビームスプリッタ3に
より合成されて集光レンズ11に導かれ、この集光レン
ズ11により受光器12に集光される。ここで、光源
1、コリメートレンズ2、ビースプリッタ3、参照鏡
6、測定対象7、集光レンズ11、受光器12は干渉光
学系を構成している。
7の面により反射された光束とはビームスプリッタ3に
より合成されて集光レンズ11に導かれ、この集光レン
ズ11により受光器12に集光される。ここで、光源
1、コリメートレンズ2、ビースプリッタ3、参照鏡
6、測定対象7、集光レンズ11、受光器12は干渉光
学系を構成している。
【0018】受光器12の干渉信号は図2に示すように
増幅器13により増幅されてバンドパスフィルター14
に入力される。
増幅器13により増幅されてバンドパスフィルター14
に入力される。
【0019】可動体8を図1に示すように矢印A方向に
可動させ、ビームスプリッタ3から参照鏡6までの光路
長L1とビームスプリッタ3から測定対象7の面までの
光路長L2との光路長差がコヒーレント長以下となる
と、受光器12は図3の符号I1で示す干渉信号を出力
する。この干渉信号I1は干渉縞の変化に対応してい
る。この干渉信号I1は、光源1から出射される光のコ
ヒーレント長が短いので、その振幅は不安定であり、可
動体8の移動により、光路長L1と光路長L2とが一致す
ると、その干渉信号I1の振幅が最大となる。
可動させ、ビームスプリッタ3から参照鏡6までの光路
長L1とビームスプリッタ3から測定対象7の面までの
光路長L2との光路長差がコヒーレント長以下となる
と、受光器12は図3の符号I1で示す干渉信号を出力
する。この干渉信号I1は干渉縞の変化に対応してい
る。この干渉信号I1は、光源1から出射される光のコ
ヒーレント長が短いので、その振幅は不安定であり、可
動体8の移動により、光路長L1と光路長L2とが一致す
ると、その干渉信号I1の振幅が最大となる。
【0020】すなわち、可動体8の移動速度が一定(速
度V)であるとして、光源1から出射される光の波長を
λとすると、光路長L1と光路長L2との差がλの整数倍
毎に周期的に極大を有する干渉信号I1が得られる。そ
の周波数は2V/λである。
度V)であるとして、光源1から出射される光の波長を
λとすると、光路長L1と光路長L2との差がλの整数倍
毎に周期的に極大を有する干渉信号I1が得られる。そ
の周波数は2V/λである。
【0021】また、可動体8の移動速度Vの変動によ
り、その干渉信号I1の周波数は変動する。
り、その干渉信号I1の周波数は変動する。
【0022】ピエゾ素子9は、参照鏡6をその移動速度
Vよりも速い周波数を用いて周期的に振動させて、参照
鏡6の移動に基づく干渉信号の低周波成分に高周波成分
を重畳させる振動機構として機能する。ピエゾ素子9の
振幅をL、周波数をfLとする。このピエゾ素子9は参
照光路4の光路の延びる方向に振動する。
Vよりも速い周波数を用いて周期的に振動させて、参照
鏡6の移動に基づく干渉信号の低周波成分に高周波成分
を重畳させる振動機構として機能する。ピエゾ素子9の
振幅をL、周波数をfLとする。このピエゾ素子9は参
照光路4の光路の延びる方向に振動する。
【0023】ピエゾ素子9の振幅Lは可動体8の後述す
る移動量検出装置17の分解能よりも充分小さく、光源
1から出射される光の波長λの数倍とする。例えば、移
動量検出装置17の分解能を1パルスにつき1ミクロン
とし、振幅Lは1ミクロンよりも小さく、2λ〜7λ程
度とする。
る移動量検出装置17の分解能よりも充分小さく、光源
1から出射される光の波長λの数倍とする。例えば、移
動量検出装置17の分解能を1パルスにつき1ミクロン
とし、振幅Lは1ミクロンよりも小さく、2λ〜7λ程
度とする。
【0024】そして、移動速度Vは振動速度2fL・L
よりも小さいという条件を満たすこととする。
よりも小さいという条件を満たすこととする。
【0025】参照鏡6が速度Vでの移動の際に振動され
ると、受光器12は図4に示す干渉信号I2を出力す
る。この干渉信号I2は図4に示すように周期が1/fL
で最低周波数が2V/λ(振動成分なし)で、周波数成
分2(V+2fL・L)/λと周波数成分2(V−2fL
・L1)/λとを有する周波数変調波である。
ると、受光器12は図4に示す干渉信号I2を出力す
る。この干渉信号I2は図4に示すように周期が1/fL
で最低周波数が2V/λ(振動成分なし)で、周波数成
分2(V+2fL・L)/λと周波数成分2(V−2fL
・L1)/λとを有する周波数変調波である。
【0026】その図4において、区間B、Bは速度Vが
遅くなった箇所に対応している。
遅くなった箇所に対応している。
【0027】この干渉信号I2を増幅器13で増幅し、
バンドパスフィルター14に導く。バンドパスフィルタ
ー14は中心周波数が4・fL・L/λの周波数成分を
通過させる狭帯域である。ここで、V<2・fL・Lで
あるので、バンドパスフィルター14は移動速度Vの影
響を受けない周波数4・fL・L/λの信号I3を図5に
示すように通過させる。すなわち、図5に示す符号B
´、B´で示す部分の周波数成分の通過が阻止される。
つまり、バンドパスフィルター14は低周波成分と高周
波成分とを含む干渉信号が入力されて、高周波成分を通
過させ低周波成分を阻止するフィルター部として機能す
る。
バンドパスフィルター14に導く。バンドパスフィルタ
ー14は中心周波数が4・fL・L/λの周波数成分を
通過させる狭帯域である。ここで、V<2・fL・Lで
あるので、バンドパスフィルター14は移動速度Vの影
響を受けない周波数4・fL・L/λの信号I3を図5に
示すように通過させる。すなわち、図5に示す符号B
´、B´で示す部分の周波数成分の通過が阻止される。
つまり、バンドパスフィルター14は低周波成分と高周
波成分とを含む干渉信号が入力されて、高周波成分を通
過させ低周波成分を阻止するフィルター部として機能す
る。
【0028】この信号I3は検波回路15に入力され、
検波回路15はその包絡線に対応する信号I4を検出す
る。この信号I4は距離演算回路16に入力される。
検波回路15はその包絡線に対応する信号I4を検出す
る。この信号I4は距離演算回路16に入力される。
【0029】そこで、可動体8の移動量検出装置17か
ら出力されるクロックパルスを距離演算回路16に入力
させ、包絡線I4のピークPが検出された時点t0でのク
ロックの個数を距離演算回路16でカウントさせること
にすれば、クロックパルス1個当りの可動体8の駆動量
が既知であることを条件として、ビームスプリッタ3か
ら測定対象7までの距離Dが求められる。
ら出力されるクロックパルスを距離演算回路16に入力
させ、包絡線I4のピークPが検出された時点t0でのク
ロックの個数を距離演算回路16でカウントさせること
にすれば、クロックパルス1個当りの可動体8の駆動量
が既知であることを条件として、ビームスプリッタ3か
ら測定対象7までの距離Dが求められる。
【0030】
【発明の効果】本発明に係わる測定対象位置測定装置
は、以上説明したように構成したので、参照鏡を移動さ
せる駆動機構のがたつきに起因する干渉信号の周波数変
動、参照鏡の移動速度に起因する干渉信号の周波数変動
の影響を受けることなく干渉信号を精度良好に検出する
ことができる。
は、以上説明したように構成したので、参照鏡を移動さ
せる駆動機構のがたつきに起因する干渉信号の周波数変
動、参照鏡の移動速度に起因する干渉信号の周波数変動
の影響を受けることなく干渉信号を精度良好に検出する
ことができる。
【図1】本発明に係わる測定対象位置測定装置の光学系
を示す図である。
を示す図である。
【図2】本発明に係わる測定対象位置測定装置の検出回
路を示すブロック図である。
路を示すブロック図である。
【図3】参照鏡の移動速度が一定であるとした場合の干
渉信号の波形図である。
渉信号の波形図である。
【図4】参照鏡の移動の際に参照鏡を振動させた場合の
干渉信号の波形図である。
干渉信号の波形図である。
【図5】バンドパスフィルターを通して得られる信号の
波形図である。
波形図である。
【図6】検波回路を通して得られる信号の波形図であ
る。
る。
1…光源 3…ビームスプリッタ 4…参照光路 5…測定光路 6…参照鏡 7…測定対象 8…可動体 9…ピエゾ素子 12…受光器 15…検波回路
Claims (1)
- 【請求項1】 コヒーレント長の短い光を発生する光源
と、 該光源から出射された光を分割することにより測定対象
が配置された測定光路と参照鏡が配置された参照光路と
を形成して前記測定対象の面により反射された反射光と
前記参照鏡により反射された反射光とを合成するビーム
スプリッタと、 前記ビームスプリッタにより合成された各反射光を受光
して干渉信号を出力する受光器とから構成された干渉光
学系と、 前記参照鏡を前記参照光路に沿って移動させる駆動機構
と、 前記参照鏡の移動に基づく周波数変動を除去するため
に、前記参照鏡をその移動速度よりも速い周波数を用い
て周期的に振動させて、前記干渉信号の前記参照鏡の移
動に基づく低周波成分に高周波成分を重畳させる振動機
構と、 前記低周波成分と高周波成分とを含む干渉信号が入力さ
れて、前記高周波成分を通過させ前記低周波成分を阻止
するフィルター部と、 を有する測定対象位置測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14357993A JPH075259A (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 測定対象位置測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14357993A JPH075259A (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 測定対象位置測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH075259A true JPH075259A (ja) | 1995-01-10 |
Family
ID=15342023
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14357993A Pending JPH075259A (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 測定対象位置測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH075259A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2822503A1 (fr) | 2001-03-26 | 2002-09-27 | Sanden Corp | Compresseur du type a disque en nutation |
-
1993
- 1993-06-15 JP JP14357993A patent/JPH075259A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2822503A1 (fr) | 2001-03-26 | 2002-09-27 | Sanden Corp | Compresseur du type a disque en nutation |
US6688212B2 (en) | 2001-03-26 | 2004-02-10 | Sanden Corporation | Swash plate-type compressors |
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