JPH0752567B2 - テープカセツトとその組み立て方法 - Google Patents

テープカセツトとその組み立て方法

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JPH0752567B2
JPH0752567B2 JP2206666A JP20666690A JPH0752567B2 JP H0752567 B2 JPH0752567 B2 JP H0752567B2 JP 2206666 A JP2206666 A JP 2206666A JP 20666690 A JP20666690 A JP 20666690A JP H0752567 B2 JPH0752567 B2 JP H0752567B2
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cassette
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tape cassette
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    • G11B23/08735Covers

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明はテープカセツトに関し、特にスプリングを有す
る塵よけ扉のラツチを備えたテープカセツトと、その組
み立て方法に関するものである。
【従来の技術】
従来と本発明のテープカセツトを説明するのに際して参
照上の便宜上、“内側”とはビデオカセツトの側面から
内部に向かう方向を意味し、“外側”とはビデオカセツ
トの内部より側面に向かう方向を意味し、“上方”とは
カセツトのベースよりカセツトのカバー方向に向かう方
向を意味し、“下方”とは、そのカバーからベース方向
を意味している。 従来のテープカセツトは、適当な樹脂で形成された平坦
でほぼ矩形状の構成であり、それぞれが側壁を有するカ
セツトカバーとカセツトベースを有している。テープリ
ールはカセツト内で、通常回転自在に適当に並んで位置
されており、磁気テープがそれらテープリールの間に捲
回されている。 そのようなカセツトはまた、通常ヒンジ結合された塵よ
け扉と、塵よけ扉が閉じられて仮にロツクするためのバ
イアスされたラツチを含んでいる。その塵よけ扉は、そ
のカセツトがテープ再生或は録画に使用されていないと
き、例えば輸送中や貯蔵している時などに、カセツト内
のテープが汚れたり、擦れるのを防止している。 従来は、そのラツチは、カセツトベースに置かれた横方
向に軸支されたピンによりピボツトに支持されたほぼ平
坦な、矩形状のラツチ体により形成されていた。そのラ
ツチ体は、ラツチ体に設けられたスプリングにより外側
に付勢されて、カセツトの側壁に接触している。ラツチ
体の外側の表面の第1と第2の突起部は、カセツトベー
スの側壁に形成された対応する開口部を通して伸びてい
る。第1の突起部は、扉が閉じた位置にあるときは、塵
よけ扉の側面の開口部に係合して、扉がロツクされる。
第2の突起部は、テープカセツトがテープ録画再生機に
挿入されたとき、テープ録画再生機の移動可能なピンに
よりアクセスできるように、塵よけ扉の1端に隣接して
テープカセツトの外側に露出している。第2の突起部は
このピンによつて自動的に押下され、ラツチ・スプリン
グがそのスプリングの力に抗して旋回され、塵よけ扉と
第1の突起部との係合が解除される。これにより、塵よ
け扉が開かれ、テープ録画再生機で使用できるようにテ
ープが露出される。 そのラツチをバイアスするために使用される従来のスプ
リングのタイプは、同じ出願人による米国特許4,475,70
0に開示されているように、ラツチ体から伸びて形成さ
れたボスに接続された個々のコイルスプリングである。
この種のラツチ・スプリング組み立て品における欠点
は、多くの部品の製造及び組み立てに伴うコストと、そ
のコイルスプリングの取り扱い、取付け及び予め取付け
ることのむずしかしさにある。本願発明は、このような
個々のスプリングを使用せずに、ラツチに一体に組込ま
れて形成されたスプリングを使用することにある。 ラツチと一体的に形成されたスプリングを有する塵よけ
扉のラツチが提案されており、、特にゲベツク(Gebek
e)に与えられた米国特許4,323,207に開示されているよ
うに、ラツチは、カセツト体のハウジングに摺動可能に
取付けられた硬い部分から伸長している。“U"或は“S"
型の一体型のスプリングを含んでいる。しかしながら、
この構成は正確な成型を要求し、それがカセツト内にど
うように置かれるによる影響を受け易い。例えば、スプ
リングの伸長部は前もつて注意深く取付けられなければ
ならず、あるいは移動されると動作しなくなる。このラ
ツチ・スプリングの設計はまた貯蔵や輸送により傷つき
易い。 一方、ジアニス他(Giannis)に許可された米国特許4,4
66,583では、第9図に示すように、塵よけ扉のラツチは
要素10によつて示されている。このラツチ10は、ラツチ
10が塵よけ扉(図示せず)を閉じた位置でロツクするラ
ツチ位置と、塵よけ扉が開かれたラツチされない位置と
の間で、ほぼ水平な軸“a"の周りに回転可能に取付けら
れている。回転する動きは、1対の既知の円柱状のピボ
ツトピン12と14で与えられ、ピボツトピン12はカセツト
ベース20の前方の壁18の丸まつたノツチ16に置かれる。
他のピボツトピン14はカセツトベース20の底壁20から上
方に伸びている内壁24の上にある、もう1つの丸まつた
ノツチ22に置かれる。上述した通常の実施可能な突起部
(図示せず)は、カセツトベース20の側壁38に形成され
た開口部(1つを36で示す)を通して、ラツチ10より外
側に伸びている。 伸長した弾力のあるアーム28がラツチ10に形成され、こ
のアームはカセツトベース20の内部に向つて上方或は下
方に、かつラツチがロツクされない位置に向かうラツチ
10の回転方向に伸びている。アーム28は一端30がラツチ
10に接続され、一体的な1つの部品となつている。アー
ム28のもう一方の端32は、カセツトベース20の内壁34に
抗してバイアスされ、ラツチ10をそのラツチ位置に向か
つて付勢するように前もつて取付けられなければならな
い。
【発明が解決しようとする課題】
この従来の、一体型の塵よけ扉のラツチ・スプリング10
に関する欠点は、(a)アーム28が適切に設置され、種
々の温度条件のもとで長時間バイアス能力を保持できる
ように、注意深く成型されなければならない。(b)こ
の小さい部分の組み立ては、組み立てる時、壁34の障害
物を避けて、壁34に抗してカセツトベース20にスプリン
グ28を適正に予めロードするために、アーム28を保持し
なければならないという困難がある。(c)ピボツトピ
ン12と14は、ノツチ16と22に受入れられるように正確に
成型されなければならず、そうでなければラツチ10は要
求されるように軸支されず、塵よけ扉は開かなくなるで
あろう。(d)ラツチ10を形成する金型は中央の平面部
から伸びるスプリングアーム28を正確に形成できるもの
でなくてはならない。そして、(e)カセツトベースを
形成する金型は、スプリングアーム28を前もつて取付け
られるように個々の壁34を形成するものでなければなら
ない。 更には、ビデオカセツト等のように、大量生産される消
費材では、部品点数や組み立て工数を減らして、全体の
コストを下げるのが望ましい。 上述した従来例では、テープカセツトのラツチ分野にお
ける固有の問題のいくつかは取り除かれているが、依然
として従来の例では、最もコスト効率が良く、自動組み
立ての時間効率を良くできるバイアスされた扉ラツチを
教示していない。 従つて、本発明の目的は、従来のテープカセツトよりも
低コストに製造できるテープカセツトを提供することに
ある。 本発明の他の目的は、従来よりもコスト効率を高めたビ
デオカセツトの塵よけ扉の一体型のラツチ・スプリング
を提供することにある。 本発明の他の目的は、速くて簡単な方法で自動的にカセ
ツトに組込まれる、塵よけ扉の一体型のラツチ・スプリ
ングを提供することにある。 本発明の他の目的は、スプリングがラツチ体の一部とし
て一体的に成型されるが、そこから伸びていない一体型
の塵よけ扉のラツチ・スプリングを提供することにあ
る。 本発明の他の目的は、組み立て時に前もつて装填する必
要のない一体型の塵よけ扉のラツチを提供することにあ
る。 最後に、本発明の目的は、塵よけ扉のラツチをテープカ
セツトに容易に取付けることができる方法を提供するこ
とにある。
【課題を解決するための手段及び作用】
本発明の前述した及び他の目的を達成するために、及び
本発明の目的に関連して、ビデオカセツトのための改良
された一体型のラツチ・スプリングと、ビデオカセツト
にそれを組込むための方法を提供する。 本装置は、第1の上側の端部を有し普通は平面で伸長さ
れたラツチ体と、第2の下側の端部と、それらの間の縦
方向のほぼ中央に形成された比較的薄い水平部分或は
“可撓性部材”とを含む。第1の端部は2つの横方向の
平坦な側面を設けた支持部と、1つの側に突出してほぼ
平面で垂直の部材を含む。 動作時には、録画再生機のピンが従来の露出した突起に
抗して内側或は上方に押す。第1と第2の端部は可撓部
材により分離されていて、第1の端部は移動できないの
で、第2の端部は押下により第1の端部に対して反つた
り、曲げられる。その結果、塵よけ扉を空けるようにバ
イアスするように、第2の突起部は塵よけ扉に形成され
た対応する場所に係合したままとなり、これにより、テ
ープ録画再生機はテープにアクセスすることができる。
テープの動作が終了すると、テープ録画再生機は第1の
突起部への押圧を解除し、第2の端部は、可撓部材のバ
イアスにより第1の端部と同じ平面上の元の位置に曲げ
戻される。そして、第2の突起部は塵よけ扉をロツクす
る。 第2の実施例によれば、横方向の支持部は、カセツトベ
ースの対応する角度を付けられた壁に接触する角度を有
する自在端部を含んでいる。ラツチ体は、横方向の支持
部の1つ及び他のものより伸びている脚、薄い部分と他
の横方向の支持部の間のより薄い部分或は脚を含んでい
る。ピンが従来の突起部を押下すると、横方向の支持部
は自由に回転しなくなり、ラツチにおいてバイアスする
力が生じ、ピボツトピンは互いに動くように付勢され
る。これにより、ラツチはその元の形状に戻される。 第3の実施例では、平面でほぼ矩形のラツチの上部は、
横方向の支持部と、複数のリブで囲まれた、ほぼ中央部
で突出し、接触している部材を含む。従来の突起部が押
下されると、接触部材はカセツトの隣接する外壁に接触
し、これによりラツチがバイアスされて、ラツチが薄く
なつた部分で曲げられる。その従来の突起よりの押圧が
解除されると、ラツチは元の位置に戻る。 本発明の方法は、(1)カセツトベースに形成された開
口部に第1と第2の突起部を位置させ、(2)そのベー
スに形成されたレセプタクルに横方向の支持部材を位置
させ、(3)ラツチ体の第ある領域が、可撓性の部材に
より他の領域に対して曲げることができるように、ベー
ス上にカセツトカバーが置かれる。 本発明の他の特徴や利点は、添付した図面に関連して成
される以下の説明により明らかになるであろう。なお、
図面で同じあるいは同様な部分は同じ参照記号で示して
いる。
【実施例】
本明細書に組込まれ、その一部を構成している添付した
図面は、説明とともに本発明の実施例を示したもので、
本発明の原理を説明している。 以下、添付図面、第1図〜第18図を参照して本発明の好
適な実施例を詳細に説明する。各実施例では、ラツチは
カセツトベースに挿入され、前もつて取付ける必要がな
い。ラツチの少なくとも1つの部分は、静止して保持さ
れるか、その動きが妨害される。ラツチの他の部分は、
ラツチの従来の突起部に抗してテープ録画再生機のピン
により押されると、運動エネルギーを蓄えるのに充分な
ほど曲げられる。ピンが外れると、ラツチは元の位置に
曲げ戻される。 本発明の第1の実施例を第1図〜第8図に示す。ここで
は基本的に参照番号80で示された、カセツトカバー50と
カセツトベース52の間に受入れられた塵よけ扉のラツチ
を含んでいる。第1図〜第3図は本発明に係る一体的に
成型されたラツチ80を最も良く例示している。このラツ
チ80は1つの片であり、好ましくはナイロン或はアセタ
ール等の弾力のある部材を打ち込んで射出成型された部
品である。この実施例では、ナイロンはアセタールより
も適した特性を有している。即ち、ナイロンにより製造
されたラツチ80は、グラム力に非常に敏感で、よく曲が
つたり、反らすことができる。 ラツチ80は、塵よけ扉68のピボツトピン(図示せず)に
アクセスできる矩形の凹部83と、従来の円形の窓穴84と
を有する平面体82を含んでいる。この平面体82は又、比
較的薄い水平部分、或は第1の上端90と第2の下端88の
間に形成された可撓部材86を含んでいる。この可撓部材
86は、この塵よけ扉のラツチ80のための“スプリング”
なつている。 第2の端部88は2つの突起部92と94を含み、これらは以
下に述べる対応する開口部に入り、一方の92は露出し、
他方の94は塵よけ扉68に形成されたレセプタクル69(第
7図)を介して塵よけ扉68をロツクしている。 知られているように、熱や冷気はプラスチツクの弾力を
そこなわせる。その結果、テープ録画再生機に挿入され
た時のカセツト48の温度状態により、テープ録画再生機
のピン120が突起部92を押す力に影響を与えるかもしれ
ない。その結果、本発明の一部として、突起部92に角を
取るか、丸み95,97を付けることにより、これもまた角
がとられ、丸みを付けられているテープ録画再生機のピ
ン120が適正に位置付けられ、取り消す(引っ込める)
力に打ち勝てるようにしている。 第1の端部90は2つの横方向の支持部100,102と、ほぼ
平面状に突出した垂直な部材104とを有している。ラツ
チ体82と垂直な部材104との間の角度の間に、補強板106
が伸びており、これによりこれらの間が強固になつてい
る。さらに、三角形の突起108が、垂直部材104の自在端
部110より、ラツチ体82の第2の端部88より離れる方向
に、ラツチ体82に垂直に突出している。最後に、四角形
の凹部122が三角形の突起部108に隣接して形成されてい
る。 第4図は、ラツチ80を受入れるためにカバー50(第5図
に示す)の領域56と協動するベース52の領域を示す平面
図である。領域54は開口部55(第6図)を有する側壁53
を含み、この開口部55は、この分野でよく知られている
ように、使用中、光がカセツト48を通過するためのもの
である。側壁53はまた、それぞれ突起部92と94を受入れ
る開口部96と98を含んでいる。レセプタクル101と103は
またベース52に形成され、支持部材100と102を受入れる
ように形成されている。 本発明の他の利点は、本発明のラツチ80を受入れるため
に、従来のカセツトベースの構成を変更する必要がない
という点にある。しかしながら、もし希望するなら、動
作させるために壁34に抗して前もつて取付けなければな
らない分離されたスプリングアームがないので、従来の
内壁34は省略されてもよい。もちろん、省略された壁34
はカセツトベース52を簡単にし、未加工の物質の節約に
もなる。 次に第5図を参照すると、領域56は第1の壁58と、垂直
の直線の突起部60と、突起部60と小突起部材63の間に形
成された凹部62とを含んでいる。その凹部62は第6図に
示すように傾斜されている。この領域56はまた、隣接し
た部分64と、塵よけ扉68の従来のコイルスプリング70の
脚を受入れる窪み66とを含んでいる。 第6図に示したように、ラツチ80はカセツト48に以下の
ような方法で組み立てられ、それらの工程は必ずしも説
明の順である必要はない。ラツチ80は下方に挿入され、
突起部92と94はそれぞれカセツトベース52に形成された
開口部96と98に入れられる。それから、支持部100と102
が、ベース52に形成されたレセプタクル101と103に位置
付けられる。 図に見られるように、第9図の従来例の丸いピボツトピ
ン12と14は使用されていない。その代りに、横方向の支
持部100と102が用いられ、これらのそれぞれは丸いベー
ス105と107、平坦な上部109、111そして平坦な側壁11
3、115(第1図〜第3図)を含んでいるだけである。各
レセプタクル101と103は、対応する丸いベース112と11
4、そして平坦な側壁116と118(第4図)を含んでい
る。 横方向の支持部100と102は、その丸まつたベース105と1
07により、レセプタクル101と103にオートメーシヨン化
されて挿入しやすくなつている。しかし、支持部材100
と102の平坦な側壁113と115と、レセプタクル101と103
の平坦な側壁116と118との隣接した関係により、ラツチ
80の第1の端部90がカセツトベース52に対して軸支(ピ
ボツト)されないようになつている。 それからカセツトカバー50がベース52の上に置かれる。
このとき、カバー50に形成された直線で垂直な突起60が
ラツチ体82の矩形型の凹部122に入り、ラツチ80の隣接
した三角形の突起108が、カバー50の対応する凹部62に
合わされる。そしてラツチ80の平面で垂直な部材104
は、カバー50の接触部分64に接触する。第7図はテープ
カセツトのラツチ80が、ロツクされた位置(垂直平面)
にあるときの側面図である。 上述した横方向の支持部材100と102がレセプタクル101
と103で受入れられるのと同じ様にして、従来のラツチ1
0とは正反対に、カセツト48のラツチ80の第1の端部90
は実質的に固定されている。ここで、実質的にとは、あ
らゆる意味と目的に対し、体82の第1の端部90は動かな
いが、組み立て時の公差により、その方向がいくらかシ
フトしたり、移動するという意味である。 上述の説明では、ベース52とカバー50との協動によりラ
ツチ80の第1の端部90を固定することを説明した。もち
ろん、当業者には理解されるであろうが、ベース52とカ
バー50を使用しなくても、第1の端部90をカセツト48に
固定する他の方法がある。主に考慮されることは、第2
の端部88が第1の端部に相対的に曲げられるように、第
1の端部90を固定することである。 明らかなように、本発明では、カセツトベース52に抗し
てバイアスされた個々のスプリングが存在していない。
その代りに、可撓部材86が、第1の固定された端部90と
第2の移動可能な端部88との間で、単にスプリングとし
て働いている。 第8図にみられるように、動作中には、テープ録画再生
機のピン120は、その分野で知られている様に、露出し
た突起92に抗して内側に押されている。ラツチ80の第1
の端部90と第2の端部88は、可撓部材86により分離さ
れ、第1の端部90は効果的にベース52とカバー50との間
に固定されているので、第2の端部88は押下により第1
の端部90に対して内側に曲げられるか反らされる。この
時にのみ、ラツチのスプリングとしての負荷が生じる。
その結果、第2の突起94は、スプリング70により塵よけ
扉68の対応するレセプタクル69に係合したままとなり、
塵よけ扉68がスプリング70により開くようにバイアスさ
れる。これにより、テープ録画再生機はテープにアクセ
スできる。 テープの動作が終了すると、録画再生機は突起92への圧
力を解除し、第2の端部88は、可撓手段86のバイアスに
より、第1の端部90と同じ平面の元の位置に曲げ戻され
る。 第10図〜第13図は本発明の第2の実施例の一体型の成型
されたラツチ130を示している。 このラツチ130は1つの片で構成され、好ましくはナイ
ロン或はアセタート等を注入して射出成型された部品で
ある。 ラツチ130は、第1の横方向の支持部136から下方に伸び
ている薄い部分134で作られた可撓手段86と、この薄い
部分134の底部、例えば肘部135と、第2の支持部140と
の間に伸びているより薄い部分138とを含む平面の基体1
32を含んでいる。横方向の支持部136,140のそれぞれ
は、角度を有する各自在端部142,144を備えている。基
体132の形状は基体を曲げるだけでなく、塵よけ扉68の
ピボツトピンにアクセスでき、光線が通過できるように
している。 カセツトベース146は、横方向の支持部136,140を受入れ
るための2つのレセプタクル148,150を含み、各レセプ
タクルは、壁156と158に形成されたU字形の開口部152
と154と、それぞれ角度を持つた壁160と162とを備えて
いる。可撓手段86は実質的に平面な基体132に形成さ
れ、この塵よけ扉のラツチ130の“スプリング”を形成
している。 このラツチ130はまた、2つの従来からある突起部92、9
4を有し、光窓40とともに、外壁164は各突起部92と94と
を受入れるための開口部96と98とを有している。 第10図に示した様に、ラツチ130は以下に示す方法でカ
セツトベース130に組込まれる。ラツチ130は、突起部92
と94が、カセツトベース146に形成された各開口部96と9
8に入れられ、ピボツトピン136と140がベース146に形成
されたレセプタクル148と150に位置付けられるように挿
入される。組み立てられるときは、横方向の支持部136
と140の内側の間の距離が“a"となる。 明らかなように、第9図の従来例の全体としてピボツト
なピン12、14が使用されていない。その代わり、横方向
の支持部136と140は、その丸まつた形状によりレセプタ
クル148と150に自動的に挿入し易くなつている。しか
し、横方向の支持部材136と140の角度を持つた自在端部
142、144と、レセプタクル148、150の角度を持つた壁16
0、162とが隣接している関係により、実質的に横方向の
支持部材136と140がカセツトベース146に対して自由に
ピボツトになるのを助けている。 第11図と第13図のそれぞれは、テープカセツトに組込ま
れたラツチ130が、ロツク位置にあるときの上面図と、
断面図を示している。 第12図に示すように、動作時には、テープ録画再生機の
ピン120は、この分野で良く知られているように、露出
した突起部92によつて内側に押される。横方向の支持部
材136と140はこれにより旋回しようとする。協動する角
度を持つた自在端部142と144及び角度を持つた壁160、1
62は、横方向の支持部材142と144を壁160と162に沿って
部分的に載せるようにするが、その旋回は阻止される。
その代わりに、横方向の支持部136と140は、壁160と162
に接触することにより、その圧力により互いの方向に力
を加えられる。そして、ラツチ130は部分あるいは脚134
と138の間の肘部分で曲げられる。これにより、プラス
チツク製のラツチに運動エネルギーが与えられる。この
ラツチが“ロード(負荷)”されている間、脚134と138
は同じ平面上にある。しかし、脚134は肘部134の可撓特
性により、脚138方向に移動する。第12a図と第12b図と
を比較されたい。第12図の“b"で指示された横方向の支
持部材136と140内側の距離は、第10図の距離“a"よりも
短くなつている。その結果、第2の突起部94は塵よけ扉
68の対応するレセプタクル69に係合したままとなり、塵
よけ扉68は塵よけ扉のスプリング(図示せず)により開
くようにバイアスされる。これにより、テープ録画再生
機はテープにアクセスできるようになる。 テープの動作が終了すると、ピン120は突起部92への圧
力を解除し、横方向の支持部136と140が可撓手段86のバ
イアスにより元の位置に移動する。 第14図〜第18図は本発明の第3の実施例の一体型の成型
されたラツチ170を示している。 このラツチ170はまた1つの片で構成され、ナイロン或
いはアセタートを打ち込んで注入された射出成型品であ
る。 このラツチ170は、塵よけ扉のピボツトピンにアクセス
できる矩形の凹部174と、従来の光窓84とを有する平面
状の基体172を有している。基体172はまた、その中央で
横切るように形成された可撓手段86を含んでいる。この
可撓手段86は、光窓84の上側に位置する中央を横切る突
起部190があり、一方の面では複数のリブ192により側面
が形成され、他方の面には単一のリブ194がある。これ
がカセツトベース180に設置された時、中央の突起部190
は外壁182に接触し、リブ192と194は壁182より離れてい
る。この可撓手段86がこの塵よけ扉のラツチ170に対し
て“スプリング”となつている。 このラツチ170はまた、2つの部分的に円柱型で、横方
向の支持部材176、178と共に、2つの従来からある突起
部92と94を含んでいる。 カセツトベース180は、使用中、テープカセツトに光を
通過させるための、良く知られた開口部40を有する外壁
182を含んでいる。外壁182はまた、それぞれ突起部92と
94とを受入れるための開口部96と98とを含んでいる。U
字型のレセプタクル186と188はまた、ベース180に形成
され、支持部材176と178とを受入れている。この実施例
の利点は、この実施例のラツチ170を受入れるために、
従来のカセツトを変更する必要がない点にある。 第14図に見られるように、ラツチ170は以下のような方
法でカセツトベース180に組込まれる。突起部92と94が
カセツトベース52に形成された各開口部96と98に挿入さ
れ、支持部材176と178がベース180に形成されたレセプ
タクル186と188のそれぞれに位置されるように、ラツチ
170が下方に挿入される。 図示のように、第9図の従来のピボツトピンのように、
丸まつた横方向の支持部材が、この実施例で使用されて
いる。しかし、以下に説明する可撓手段86は、横方向の
支持部材176と180がカセツトベース180に対して自在に
旋回するのを助けている。 第15図と第17図はテープカセツトに組込まれたラツチ17
0が“ロツクされた”位置にある時の上面図と、側断面
図を示している。 第16図に示すように、動作時には、テープ録画再生機の
ピン120は、この分野で知られているように、露出した
突起部92に抗して内側に押される。上述したように、可
撓手段86の中央部の突起部190は、壁182に接触し、ラツ
チ170が自在に旋回するのを阻止している。その代わり
に、圧力により、ラツチ170はリブ192と194により曲げ
られ、これによりこのラツチにおけるスプリングを形成
している。その結果、第2の突起部94は塵よけ扉の対応
するレセプタクル69に係合したままとなり、塵よけ扉は
スプリングにより開くようにバイアスされ、テープ録画
再生機はこれによりテープにアクセスできる。 テープの動作が終了すると、ピン120は突起部92への圧
力を解放し、ラツチ170は可撓手段86によるバイアスに
より元の位置に曲げ戻される。 明らかなように、本発明では、カセツトベースに抗して
バイアスされた分離したスプリングがなく、その代わり
に、可撓手段は単にスプリングとして働いている。この
可撓手段86を用いることにより、本発明では、従来のラ
ツチ10の分離され伸長されたアーム28が不要となり、以
下に述べるようないくつかの重要な利点を有する。 ラツチはカセツトベース52により簡単に設置されるの
で、組み立てに要する時間を従来よりも、より少なくで
きる。特に、本発明のラツチは、従来のラツチのスプリ
ングのように、障害物を避けて保持したり、前もつて取
付ける必要がない。例えば、個々の突出しているスプリ
ングを、ラツチを動作させるためにカセツトのベースの
壁に抗して正確にバイアスする必要がない。更に、ラツ
チは、内部に壁が正確に位置付けられていなくても問題
にしない。 本発明のラツチはまた、このラツチは、“ロード(負荷
を与えられた)”された状態で設置されないので、従来
の装置よりも輸送や貯蔵に対して強くなつている。そし
て、ラツチは、輸送や扱う時等に、“ロードされない
(負荷が外れた)”状態や、外れたり、移動したりする
可能性がより少なくなつている。 本発明はまた、従来の塵よけ扉のラツチよりも小型で、
より省スペースになつている。また、使用される部品点
数が減少することにより、製造コストが低下し、個々の
突出したスプリングアームが省略され、ラツチ体が可撓
部材により薄くなつている。更にこの点に関し、設置し
た後にラツチの欠陥が発見された時は、容易に取り外し
でき、溶解されて再使用される。こうして、全体的な生
産性が大きく向上する。 上述の説明から明らかなように、本発明は、カセツトに
おけるラツチ・スプリングのより簡単な自動組み立て方
法を可能にし、より時間とコスト効率を高めて、効率良
く製造及び生産できるとともに、より部品点数を少なく
したビデオカセツトのための改良された一体型の塵よけ
扉のラツチ・スプリングを提供するものである。 上述した塵よけ扉のラツチとその組み立て方法は、ビデ
オカセツトの録画再生機に使用されることを意図したタ
イプで示しているが、この発明はオーデイオあるいは他
の録音及び、或は再生装置のテープカセツトにも同様に
適用できる。更には当業者には多くの変更例や修正例が
容易に想到されるであろうから、本発明はこの構成に及
び説明した動作に限定されるものでない。従つて、全て
の相当な修正及び均等なものは、本発明及び添付したク
レイムの範囲内に含まれるものである。
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、コスト効率良く製
造できるテープカセツトを提供できた。 また他の発明によれば、塵よけ扉のラツチをテープカセ
ツトに容易に取付けることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のラツチ・スプリングを例示した斜視
図、 第2図は第1図に示したラツチ・スプリングを例示して
示した側面図、 第3図は第1図に示したラツチ・スプリングを例示して
示した上面図、 第4図は本発明に係るラツチ・スプリングを受入れるテ
ープカセツトベースの領域を例示した平面図、 第5図は本発明に係るラツチ・スプリングを受入れるテ
ープカセツトカバーの領域を示す上面図、 第6図はカセツトに組込まれラツチ・スプリングがロツ
ク位置にある状態を示す部分側断面図、 第7図は第6図の線8-8に沿つた側断面図、 第8図はラツチがロツクされていない位置にある状態を
示す部分側断面図、 第9図は従来の塵よけ扉のラツチ及びカセツトベースの
分解斜視図、 第10図は本発明の第2の実施例のラツチとカセツトベー
スを示す分解図、 第11図はカセツトに組込まれた第2の実施例のラツチが
ロツク位置にある状態を示す上面図、 第12図はカセツトに組込まれた第2の実施例のラツチが
ロツクされていない位置にある状態を示す上面図、 第12a図はラツチ130が第11図に示す位置にあるときの脚
134の背面図、 第12b図はラツチ130が第12図に示す位置にあるときの脚
134の背面図、 第13図は第11図の線13-13に沿つた一部断面を示す側面
図、 第14図は第3の実施例のラツチとカセツトを示す分解
図、 第15図はカセツトに組込まれた第3の実施例のラツチが
ロツク位置にある状態を示す上面図、 第16図はカセツトに組込まれた第3の実施例のラツチが
ロツクされていない位置にある状態を示す上面図、 第17図は第15図の線17-17に沿つた一部断面を示す側面
図、 第18図は第3の実施例のラツチを示す正面図である。 図中、48……テープカセツト、50……カセツトカバー、
52……カセツトベース、62……凹部、68……塵よけ扉、
69,101,103,148,150……レセプタクル、80,130,170……
ラツチ、82……基体、86……可撓手段、88……下端部、
90……上端部、92,94……突起部、95,97……丸め部、9
6,98……開口部、120……ピン、100,102,136,140……横
方向の支持部材である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート バーストウ アメリカ合衆国 メイン州 04002 アル フレツド デシヨン ヒル ロード ルー ラル ルート #1 (72)発明者 アラン ロウリイ アメリカ合衆国 マサチユーセツツ州 02021 キヤントン ワシントン ストリ ート 274 (72)発明者 リチヤード ロルフエ アメリカ合衆国 メイン州 04005 ビツ ドフオード グラハム ストリート 95 (56)参考文献 特開 昭61−189482(JP,A) 特開 平1−133276(JP,A) 実開 昭61−189482(JP,U)

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カセツトベース(52)と、 カセツトカバー(50)と、 平面状のラツチ体(82)と、それぞれが前記平面状のラ
    ツチ体の上部より伸びている1対の横方向の支持部(10
    0,102)と、前記ラツチ体の一部分が前記ラツチ体の他
    の部分に対して曲げられるように、前記平面状のラツチ
    体に一体型に形成された可撓手段(86)とを有する塵よ
    け扉(68)とを有し、 前記可撓手段は前記カセツトベース内で、前ラツチが回
    転しないように支持する2つの平坦な側壁(113,115)
    と、前記カセツトカバーに接触するために突出したほぼ
    平面状の垂直部材(104)と、 前記ラツチ体と前記垂直部材との間に伸長し、それらの
    相対的な位置を補強するための補強材(106)と、 前記カセツトカバー上に形成されたそれぞれの対応する
    凹部(62)と突起(60)と協動するために、前記垂直部
    材(104)の自在端部(110)に形成された突起(108)
    と凹部(122)と、 を備えることを特徴とするテープカセツト。
  2. 【請求項2】前記ラツチは更に、前記ラツチ体を曲げる
    のに使用される第1の突起(92)と、前記塵よけ扉を移
    動可能にロツクするのに使用される第2の突起(94)と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のテープカセ
    ツト。
  3. 【請求項3】前記可撓部材(86)は、第1の横方向の支
    持部(136)より下方に伸びている薄い脚(134)と、前
    記薄い脚の底部で湾曲した肘部(135)と第2の横方向
    の支持部(140)との間に伸びているより薄い脚(138)
    とを備えることを特徴とする請求項1に記載のテープカ
    セツト。
  4. 【請求項4】各横方向の支持部(136,140)は角度を持
    つた自在端部(142,144)を含み、前記カセツトベース
    は前記横方向の支持部を受取るための2つのレセプタク
    ル(148,150)を含み、各レセプタクルはU字形の開口
    部(152,154)を含み、各横方向の支持部の角度を有す
    る自在端部に対応して角度を有する壁(160,162)を有
    することを特徴とする請求項3に記載のテープカセツ
    ト。
  5. 【請求項5】前記ラツチは更に、前記ラツチ体を曲げる
    のに使用される第1の突起(92)と、前記塵よけ扉を移
    動可能にロツクするのに使用される第2の突起(94)と
    を備えることを特徴とする請求項4に記載のテープカセ
    ツト。
  6. 【請求項6】第1の突起(92)が押下されると、横方向
    の支持部(136,140)が回転しようとするが、角度を持
    つた自在端部(142,144)と角度を持つた壁(160,162)
    がこの動きを抑える、ラツチが肘部で曲げられている押
    圧により、横方向の支持部が互いの方向に押され、第2
    の突起(94)が塵よけ扉の対応するレセプタクルに係合
    したままとなつて塵よけ扉が開かれ、そしてピンによる
    第1の突起への押圧が解除されると、前記可撓手段のバ
    イアスによりラツチは元に位置に曲げ戻されることを特
    徴とする請求項5に記載のテープカセツト。
  7. 【請求項7】カセツトベース(52)と、 カセツトカバー(50)と、 平面状のラツチ体(82)と、それぞれが前記平面状のラ
    ツチ体の上部より伸びている1対の横方向の支持部と、
    前記ラツチ体の一部分が前記ラツチ体の他の部分に対し
    て曲げられるように、前記平面状のラツチ体に一体型に
    形成された可撓手段とを有する塵よけ扉ラツチとを有
    し、 前記可撓手段は複数のリブ(192)によつて側面を形成
    された中央を横切る突起部と、ラツチがカセツトベース
    内に設定された時、カセツトベースの外壁に接触する中
    央の突起部(190)と、前記外壁から間を空けて設けら
    れたリブ(194)とを有することを特徴とするテープカ
    セツト。
  8. 【請求項8】前記ラツチは円柱形の横方向の支持部(17
    6,178)を有し、前記カセツトベースは前記横方向の支
    持部を受取るためのU字形の凹部(186,188)を含むこ
    とを特徴とする請求項7に記載のテープカセツト。
  9. 【請求項9】前記ラツチは更に、前記ラツチ体を曲げる
    のに使用される第1の突起(92)と、前記塵よけ扉を移
    動可能にロツクするのに使用される第2の突起(94)と
    を備えることを特徴とする請求項8に記載のテープカセ
    ツト。
  10. 【請求項10】第1の突起(92)が押されて、可撓手段
    の外壁に接触している中央の突起部(190)によりラツ
    チの自由な旋回が阻止されると、ラツチはその圧力によ
    り複数のリブを横切る方向に曲げられ、塵よけ扉が開い
    た状態になるように、第2の突起(94)は塵よけ扉の対
    応するレセプタクルに係合したままとなり、第1の突起
    への圧力が解除されると、ラツチは可撓手段のバイアス
    により元の位置に曲げ戻されることを特徴とする請求項
    9に記載のテープカセツト。
  11. 【請求項11】前記第1の突起は少なくとも1つの丸ま
    つた表面を有していることを特徴とする請求項2に記載
    のテープカセツト。
  12. 【請求項12】カセツトベース(52)と、 カセツトカバー(50)と、 平面状のラツチ体(82)と、それぞれが前記平面状のラ
    ツチ体の上部より伸びている1対の横方向の支持部と、
    前記ラツチ体の一部分が前記ラツチ体の他の部分に対し
    て曲げられるように、前記平面状のラツチ体に一体型に
    形成された可撓手段とを有する塵よけ扉ラツチとを有
    し、 前記ラツチはナイロンの射出成型により製造されること
    を特徴とするテープカセツト。
  13. 【請求項13】カセツトベース(52)と、 カセツトカバー(50)と、 平面状のラツチ体(82)と、それぞれが前記平面状のラ
    ツチ体の上部より伸びている1対の横方向の支持部と、
    前記ラツチ体の一部分が前記ラツチ体の他の部分に対し
    て曲げられるように、前記平面状のラツチ体に一体型に
    形成された可撓手段とを有する塵よけ扉ラツチとを有
    し、 前記ラツチはアセタールの射出成型により製造されるこ
    とを特徴とするテープカセツト。
  14. 【請求項14】テープカセツトに一体型の塵よけ扉のラ
    ツチを組込むための方法であつて、 (a)一体型の塵よけ扉のラツチを受取るための領域を
    有し、前記ラツチの第1の端部を固定して受入れるため
    の第1の部分するカセツトカバーとベースを形成する工
    程と、 (b)平面のラツチ体と、そこから横方向に伸びる支持
    部と、前記ラツチ体に一体型に形成された可撓部材と、
    前記固定部分と協動する第2の部分とを有する一体型の
    塵よけ扉のラツチを形成する工程と、 (c)前記カセツトカバーとベースに対してラツチの前
    記第1の端部を固定するために、前記第1と第2の部分
    を協動させる工程と、 (d)前記カセツトベースに形成されたレセプタクルに
    対応してラツチに形成された平坦な支持部を位置付ける
    工程と、 (e)前記カセツトカバーに形成された直線で垂直な突
    起部がラツチに形成された四角形の凹部に入り、ラツチ
    に形成された突起部がカセツトカバーに形成された対応
    する凹部に合うようにし、ラツチに形成された平面で垂
    直な部材がカセツトカバーに形成された隣接部に接触す
    るようにカセツトベースの上にカセツトカバーを置く工
    程と、 を有することを特徴とするテープカセツトの組み立て方
    法。
  15. 【請求項15】テープカセツトに一体型の塵よけ扉のラ
    ツチを組込むための方法であつて、 (a)一体型の塵よけ扉のラツチを受取るための領域を
    有するカセツトカバーとベースとを形成する工程と、 (b)平面のラツチ体と、そこから横方向に伸びる支持
    部と、前記ラツチ体に一体型に形成された可撓部材を有
    する一体型の塵よけ扉のラツチを形成する工程と、 (c)前記横方向の支持部がカセツトベースにより支持
    され、前記可撓部材を介してラツチ体のある部分が他の
    部分に対して曲げられるようにカセツト内にラツチを位
    置付ける工程とを有し、 前記可撓部材は第1の横方向の支持部より下方に伸びる
    薄い脚(134)と、前記薄い脚の底部で湾曲した肘部(1
    35)と第2の横方向の支持部との間に伸びているより薄
    い脚(138)とを含むように形成されることを特徴とす
    るテープカセツトの組み立て方法。
  16. 【請求項16】角度を持つた自在端部を含む各横方向の
    支持部(136,140)を形成する工程と、横方向の支持部
    を受取るためのU字形の開口部を有する2つのレセプタ
    クル(148,150)と、各横方向の支持部の角度を持つた
    自在端部に対応する角度を有する壁(160,162)とを含
    むカセツトベースを形成する工程と、 を更に含むことを特徴とする請求項15に記載のテープカ
    セツトの組み立て方法。
  17. 【請求項17】前記ラツチ体を曲げるのに使用するため
    の第1の突起と、前記塵よけ扉を移動可能ロツクするた
    めの第2の突起とを含むラツチを形成する工程を更に含
    むことを特徴とする請求項16に記載のテープカセツトの
    組み立て方法。
  18. 【請求項18】第1の突起に圧力が加わると、横方向の
    支持部が回転しようとしするが、角度を持つた自在端部
    と角度を持つた壁がこの動きを阻止する、横方向の支持
    部はラツチが肘部で曲げられている押圧により互いの方
    向に押され、第2の突起部が塵よけ扉の対応するレセプ
    タクルに係合したままとなつて塵よけ扉が開かれ、そし
    て第1の突起部への圧力が解除されると、前記可撓部材
    のバイアスによりラツチは元に位置に曲げ戻されること
    を特徴とする請求項17に記載のテープカセツトの組み立
    て方法。
  19. 【請求項19】テープカセツトに一体型の塵よけ扉のラ
    ツチを組込むための方法であつて、 (a)一体型の塵よけ扉のラツチを受取るための領域を
    有するカセツトを形成する工程と、 (b)平面のラツチ体と、そこから横方向に伸びる支持
    部と、前記ラツチ体に一体型に形成された可撓部材を有
    する一体型の塵よけ扉ラツチを形成する工程と、 (c)カセツトに対して前記横方向の支持部がカセツト
    により支持され、前記可撓部材を介してラツチ体のある
    部分が他の部分に対して曲げられるようにカセツト内に
    ラツチを位置付ける工程とを有し、 前記可撓部材は複数のリブ(192)によつて側面を形成
    された中央を横切る突起部(190)を含むように形成さ
    れ、前記突起部(190)はカセツトベースの外壁に接触
    されて前記外壁から間を空けてリブを配置することを特
    徴とするテープカセツトの組み立て方法。
  20. 【請求項20】円柱状の横方向の支持部を含むラツチを
    形成し、横方向の支持部を受入れるためのU字形の凹部
    を形成することを特徴とする請求項19に記載のテープカ
    セツトの組み立て方法。
  21. 【請求項21】ラツチを曲げるために使用される第1の
    突起と、前記塵よけ扉を移動可能にロツクするのに使用
    される第2の突起とを含むラツチを形成する工程と、 を更に含むことを特徴とする請求項20に記載のテープカ
    セツトの組み立て方法。
  22. 【請求項22】第1の突起に圧力をかけ、前記可撓部材
    の中央の突起部がラツチの自由な旋回を阻止すると、ラ
    ツチはその圧力により複数のリブを横切る方向に曲げら
    れ、塵よけ扉が開いた状態になるように、第2の突起は
    塵よけ扉の対応するレセプタクルに係合したままとな
    り、第1の突起への圧力が解除されると、ラツチは前記
    可撓部材のバイアスにより元の位置に曲げ戻されること
    を特徴とする請求項21に記載のテープカセツトの組み立
    て方法。
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