JPH0752513B2 - 対物レンズ駆動装置 - Google Patents
対物レンズ駆動装置Info
- Publication number
- JPH0752513B2 JPH0752513B2 JP21775286A JP21775286A JPH0752513B2 JP H0752513 B2 JPH0752513 B2 JP H0752513B2 JP 21775286 A JP21775286 A JP 21775286A JP 21775286 A JP21775286 A JP 21775286A JP H0752513 B2 JPH0752513 B2 JP H0752513B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- objective lens
- prism
- driving device
- leaf springs
- beam splitter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、情報を光学的に記録，再生のいずれか、ある
いは両方を行なう光記録装置のピックアップに関する。
いは両方を行なう光記録装置のピックアップに関する。
従来の光ピックアップは、第２図に示すようにレーザダ
イオード1,光電変換素子16等を含む光学系ブロック104
の上部に対物レンズ駆動装置103が配置されている。し
たがって、光ピックアップの厚さは光学系ブロック104
と対物レンズ駆動装置103の厚さの和となり、薄形化の
ためには両部分をそれぞれ薄くする必要がある。しか
も、光学系ブロック104では光学部品（レンズ，プリズ
ム等）はビームの太さより小さくするとはできず、対物
レンズ駆動装置103では対物レンズ８や駆動機構（多く
の場合、電磁駆動機構が用いられる。）の厚さも薄くす
るには限界がある。
イオード1,光電変換素子16等を含む光学系ブロック104
の上部に対物レンズ駆動装置103が配置されている。し
たがって、光ピックアップの厚さは光学系ブロック104
と対物レンズ駆動装置103の厚さの和となり、薄形化の
ためには両部分をそれぞれ薄くする必要がある。しか
も、光学系ブロック104では光学部品（レンズ，プリズ
ム等）はビームの太さより小さくするとはできず、対物
レンズ駆動装置103では対物レンズ８や駆動機構（多く
の場合、電磁駆動機構が用いられる。）の厚さも薄くす
るには限界がある。
本発明は前記の問題点を解決するもので、その目的とす
るところは、薄形のピックアップを提供するところにあ
る。
るところは、薄形のピックアップを提供するところにあ
る。
本発明の対物レンズ駆動装置は、対物レンズと、対物レ
ンズホルダと、前記対物レンズおよび前記対物レンズホ
ルダを平行移動可能に支持する複数の平行な板バネとを
有する対物レンズ駆動装置において、 前記対物レンズと、前記対物レンズホルダと、前記複数
の平行な板バネとが同一平面上に配置されると共に、前
記複数の平行な板バネの間には、少なくとも、光源部
と、プリズムと、ビームスプリッタとを含む光学系部材
が配置されてなることを特徴とする。
ンズホルダと、前記対物レンズおよび前記対物レンズホ
ルダを平行移動可能に支持する複数の平行な板バネとを
有する対物レンズ駆動装置において、 前記対物レンズと、前記対物レンズホルダと、前記複数
の平行な板バネとが同一平面上に配置されると共に、前
記複数の平行な板バネの間には、少なくとも、光源部
と、プリズムと、ビームスプリッタとを含む光学系部材
が配置されてなることを特徴とする。
以下、図に従って説明する。
第１図は本発明における実施例の平面図であって、フォ
ーカシングスプリング4,トラッキングスプリング３はそ
れぞれ１対の平行な板バネで構成される。レーザダイオ
ード１とコリメートレンズ２は組み合わされて光源部を
なし、トラッキングスプリング３の間の固定端側に設置
される。プリズム５はフォーカシングスプリング４の間
にプリズム支持部材６により支持される。レーザダイオ
ード１を出たレーザビームはコリメートレンズ２によっ
て平行光となり、プリズム５に入射する。プリズム５端
面Ａで反射されたレーザビームは、ビームスプリッタ13
を通りプリズム５の端面Ｂで反射され対物レンズ８に入
射する。
ーカシングスプリング4,トラッキングスプリング３はそ
れぞれ１対の平行な板バネで構成される。レーザダイオ
ード１とコリメートレンズ２は組み合わされて光源部を
なし、トラッキングスプリング３の間の固定端側に設置
される。プリズム５はフォーカシングスプリング４の間
にプリズム支持部材６により支持される。レーザダイオ
ード１を出たレーザビームはコリメートレンズ２によっ
て平行光となり、プリズム５に入射する。プリズム５端
面Ａで反射されたレーザビームは、ビームスプリッタ13
を通りプリズム５の端面Ｂで反射され対物レンズ８に入
射する。
第３図は第１図Ｐ−Ｐ′における断面図である。対物レ
ンズ８に入射したレーザビームは光ディスク22上に焦点
を結び、光ディスク22面からの反射光はディスク入射時
と同じ経路をたどり、ビームスプリッタ13で反射され、
集光レンズ14を通過し光電変換素子16に入射する。本実
施例ではフォーカスエラー信号を得るために、集光レン
ズ14と光電変換素子16との間にナイフエッジ15が置かれ
ている。対物レンズ８は対物レンズホルダ７を介してフ
ォーカシングスプリング4,フォーカシングコイル９、お
よびトラッキングコイル10と接続される。対物レンズ８
に対する駆動力は永久磁石11およびヨーク12により構成
される磁気回路中の磁気ギャップ内に置かれた前記フォ
ーカシングコイル９およびトラッキングコイル10に作用
するローレンツカとして得られる。
ンズ８に入射したレーザビームは光ディスク22上に焦点
を結び、光ディスク22面からの反射光はディスク入射時
と同じ経路をたどり、ビームスプリッタ13で反射され、
集光レンズ14を通過し光電変換素子16に入射する。本実
施例ではフォーカスエラー信号を得るために、集光レン
ズ14と光電変換素子16との間にナイフエッジ15が置かれ
ている。対物レンズ８は対物レンズホルダ７を介してフ
ォーカシングスプリング4,フォーカシングコイル９、お
よびトラッキングコイル10と接続される。対物レンズ８
に対する駆動力は永久磁石11およびヨーク12により構成
される磁気回路中の磁気ギャップ内に置かれた前記フォ
ーカシングコイル９およびトラッキングコイル10に作用
するローレンツカとして得られる。
第４図は第１図Ｑ−Ｑ′における断面図である。
本実施例では、光路として用いるプリズムをフォーカシ
ングスプリング４の間に配置し、レーザダイオード１お
よびコリメートレンズ２から成る光源部をトラッキング
スプリング３の間に配置することにより、光ピックアッ
プの小型化，薄型化を図っている。
ングスプリング４の間に配置し、レーザダイオード１お
よびコリメートレンズ２から成る光源部をトラッキング
スプリング３の間に配置することにより、光ピックアッ
プの小型化，薄型化を図っている。
第５図に他の実施例の平面図を示す。
本実施例では二点鎖線で囲まれた部分をトラックアクセ
ス時の可動部であるキャリッジとし、光源部101および
光電変換部102は分離して固定部とする構造をとってい
る。光ディスク装置では所定の情報トラックアクセス時
には、キャリジをボイスコイルモータやサーボモータを
用いて粗送りを行なう。この際の可動部であるキャリッ
ジの軽量化のため、前記の分離型構造は有用である。本
実施例では、レーザダイオード１を出たレーザビームは
コリメートレンズ2,ビームスプリッタ13を通過し、キャ
リッジの対物レンズ駆動部のヨーク12に接着された反射
鏡21により反射され、対物レンズ８に入射する。光ディ
スク22からの反射光は入射光と同じ光路を戻り、ビーム
スプリッタ13で反射され、さらに偏光ビームスプリッタ
18で２分され一方は円筒レンズ19を通り４分割フォトダ
イオード16に入射し、他方は２分割フォトダイオード20
に入射する。本実施例の光学系は光磁気記録再生装置に
用いることができる。また、受光部は第１図のようにす
ることもできる。本実施例においてもピックアップ全体
を薄型化することができる。
ス時の可動部であるキャリッジとし、光源部101および
光電変換部102は分離して固定部とする構造をとってい
る。光ディスク装置では所定の情報トラックアクセス時
には、キャリジをボイスコイルモータやサーボモータを
用いて粗送りを行なう。この際の可動部であるキャリッ
ジの軽量化のため、前記の分離型構造は有用である。本
実施例では、レーザダイオード１を出たレーザビームは
コリメートレンズ2,ビームスプリッタ13を通過し、キャ
リッジの対物レンズ駆動部のヨーク12に接着された反射
鏡21により反射され、対物レンズ８に入射する。光ディ
スク22からの反射光は入射光と同じ光路を戻り、ビーム
スプリッタ13で反射され、さらに偏光ビームスプリッタ
18で２分され一方は円筒レンズ19を通り４分割フォトダ
イオード16に入射し、他方は２分割フォトダイオード20
に入射する。本実施例の光学系は光磁気記録再生装置に
用いることができる。また、受光部は第１図のようにす
ることもできる。本実施例においてもピックアップ全体
を薄型化することができる。
以上述べたように本発明によれば、対物レンズ、対物レ
ンズホルダおよび複数の平行な板バネを同一平面上に配
置する構成としたので、対物レンズ駆動装置の主要部材
が同一平面内に集中できることから、薄型の対物レンズ
駆動装置が提供できることに加え、光源部、プリズムお
よびビームスプリッタ等の主要光学系部材を複数の平行
な板バネの間に配置する構成としたので、板バネの配置
スペース以外に、光源部、プリズムおよびビームスプリ
ッタ等の主要光学系部材の配置スペースを必要としない
ことから、小型の対物レンズ駆動装置が提供できる、と
いう効果を有する。
ンズホルダおよび複数の平行な板バネを同一平面上に配
置する構成としたので、対物レンズ駆動装置の主要部材
が同一平面内に集中できることから、薄型の対物レンズ
駆動装置が提供できることに加え、光源部、プリズムお
よびビームスプリッタ等の主要光学系部材を複数の平行
な板バネの間に配置する構成としたので、板バネの配置
スペース以外に、光源部、プリズムおよびビームスプリ
ッタ等の主要光学系部材の配置スペースを必要としない
ことから、小型の対物レンズ駆動装置が提供できる、と
いう効果を有する。
第１図は本発明の対物レンズ駆動装置の一実施例を示す
平面図。 第２図は従来の光ピックアップの構成を示す概略図。 第３図は第１図のＰ−Ｐ′における断面図。 第４図は第１図のＱ−Ｑ′における断面図。 第５図は本発明の他の実施例を示す平面図。 第６図は第５図のＲ−Ｒ′における断面図。 １……レーザダイオード ２……コリメートレンズ ３……トラッキングスプリング ４……フォーカシングスプリング ５……プリズム ６……プリズム支持部材 ７……対物レンズホルダ ８……対物レンズ ９……フォーカシングコイル 10……トラッキングコイル 11……永久磁石 12……ヨーク 13……ビームスプリッタ 14……集光レンズ 15……ナイフエッジ 16……光電変換素子（４分割フォトダイオード） 17……基台 18……偏光ビームスプリッタ 19……円筒レンズ 20……２分割フォトダイオード 21……反射鏡 22……光ディスク 23……臨界角プリズム 101……光源部 102……受光部 103……対物レンズ駆動装置 104……光学系ブロック
平面図。 第２図は従来の光ピックアップの構成を示す概略図。 第３図は第１図のＰ−Ｐ′における断面図。 第４図は第１図のＱ−Ｑ′における断面図。 第５図は本発明の他の実施例を示す平面図。 第６図は第５図のＲ−Ｒ′における断面図。 １……レーザダイオード ２……コリメートレンズ ３……トラッキングスプリング ４……フォーカシングスプリング ５……プリズム ６……プリズム支持部材 ７……対物レンズホルダ ８……対物レンズ ９……フォーカシングコイル 10……トラッキングコイル 11……永久磁石 12……ヨーク 13……ビームスプリッタ 14……集光レンズ 15……ナイフエッジ 16……光電変換素子（４分割フォトダイオード） 17……基台 18……偏光ビームスプリッタ 19……円筒レンズ 20……２分割フォトダイオード 21……反射鏡 22……光ディスク 23……臨界角プリズム 101……光源部 102……受光部 103……対物レンズ駆動装置 104……光学系ブロック
Claims (1)
- 【請求項１】対物レンズと、対物レンズホルダと、前記
対物レンズおよび前記対物レンズホルダを平行移動可能
に支持する複数の平行な板バネとを有する対物レンズ駆
動装置において、 前記対物レンズと、前記対物レンズホルダと、前記複数
の平行な板バネとが同一平面上に配置されると共に、前
記複数の平行な板バネの間には、少なくとも、光源部
と、プリズムと、ビームスプリッタとを含む光学系部材
が配置されてなることを特徴とする対物レンズ駆動装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21775286A JPH0752513B2 (ja) | 1986-09-16 | 1986-09-16 | 対物レンズ駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21775286A JPH0752513B2 (ja) | 1986-09-16 | 1986-09-16 | 対物レンズ駆動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6371940A JPS6371940A (ja) | 1988-04-01 |
| JPH0752513B2 true JPH0752513B2 (ja) | 1995-06-05 |
Family
ID=16709192
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21775286A Expired - Lifetime JPH0752513B2 (ja) | 1986-09-16 | 1986-09-16 | 対物レンズ駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0752513B2 (ja) |
-
1986
- 1986-09-16 JP JP21775286A patent/JPH0752513B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6371940A (ja) | 1988-04-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |