JPH0752434B2 - タイムシェアリングシステムにおける運用管理方式 - Google Patents
タイムシェアリングシステムにおける運用管理方式Info
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- JPH0752434B2 JPH0752434B2 JP4055589A JP4055589A JPH0752434B2 JP H0752434 B2 JPH0752434 B2 JP H0752434B2 JP 4055589 A JP4055589 A JP 4055589A JP 4055589 A JP4055589 A JP 4055589A JP H0752434 B2 JPH0752434 B2 JP H0752434B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子計算機のタイムシェアリングシステムにお
ける運用管理方式に関し、特に、時間帯毎に利用可能な
利用者を制限する場合にその管理を自動的に行う方式に
関するものである。
ける運用管理方式に関し、特に、時間帯毎に利用可能な
利用者を制限する場合にその管理を自動的に行う方式に
関するものである。
従来、この種のタイムシェアリングシステムにおける運
用管理方式としては、主として次の2通りがあった。
用管理方式としては、主として次の2通りがあった。
システム運用管理者が時間帯毎に利用可能な利用者の
集合(グループ)を決めて運用計画書を作成し、利用者
をこれに従わせる。
集合(グループ)を決めて運用計画書を作成し、利用者
をこれに従わせる。
システム運用管理者が各時間帯の経過の度に、運用計
画に従って次に利用できるグループを利用者検証ファイ
ルに設定し、そのグループ外の利用者がシステムを利用
できないようにする。ここで、利用者検証ファイルと
は、利用者からタイムシェアリングシステムに対するセ
ッション開設要求時に所定の条件を満たした利用者であ
るか否かを検証する際に使用する情報を格納したファイ
ルである。
画に従って次に利用できるグループを利用者検証ファイ
ルに設定し、そのグループ外の利用者がシステムを利用
できないようにする。ここで、利用者検証ファイルと
は、利用者からタイムシェアリングシステムに対するセ
ッション開設要求時に所定の条件を満たした利用者であ
るか否かを検証する際に使用する情報を格納したファイ
ルである。
従来のタイムシェアリングシステムにおける運用管理方
式は上述したように行われており、よって、次のような
欠点があった。
式は上述したように行われており、よって、次のような
欠点があった。
(1)上記のの方式では、システム運用管理者により
作成された運用計画書を利用者が自主的に守ることを骨
子としているため、運用計画書を無視して利用すること
も可能であり、本来その時間帯は利用が許されていない
利用者がシステムを利用できてしまう。
作成された運用計画書を利用者が自主的に守ることを骨
子としているため、運用計画書を無視して利用すること
も可能であり、本来その時間帯は利用が許されていない
利用者がシステムを利用できてしまう。
(2)上記のの方式では、システム運用管理者が運用
計画に添って各時間帯の経過の度に次に利用できるグル
ープを利用者検証ファイルに設定しなければならないた
め、システム運用管理者の業務負荷を大きくすると共
に、操作ミスによる運用上のトラブルを誘発しやすい。
計画に添って各時間帯の経過の度に次に利用できるグル
ープを利用者検証ファイルに設定しなければならないた
め、システム運用管理者の業務負荷を大きくすると共
に、操作ミスによる運用上のトラブルを誘発しやすい。
本発明は上記の点に鑑み提案されたものであり、その目
的とするところは、厳重な管理が行えると共に、システ
ム運用管理者の業務負荷が軽く、かつ操作ミスの生じな
いタイムシェアリングシステムにおける運用管理方式を
提供することにある。
的とするところは、厳重な管理が行えると共に、システ
ム運用管理者の業務負荷が軽く、かつ操作ミスの生じな
いタイムシェアリングシステムにおける運用管理方式を
提供することにある。
本発明は上記の目的を達成するため、複数の端末装置か
ら同時に処理の要求が行われるタイムシェアリングシス
テムにおいて、 利用者の検証情報が登録されている複写用利用者検証フ
ァイルと、 時間帯毎にシステムを利用可能な利用者の重合を指定す
べく、各時間帯に対して前記複写用利用者検証ファイル
のファイル名を対応させたシステム運用計画ファイル
と、 システムが利用者の検証を行う際に参照する利用者検証
ファイルに前記システム運用計画ファイルで指定された
複写用利用者検証ファイルを複写する利用者検証ファイ
ル複写手段と、 システム立ち上げ時および各時間帯のタイムアウト時に
前記利用者検証ファイル複写手段を起動させるシステム
利用者制御手段とを備えるようにしている。
ら同時に処理の要求が行われるタイムシェアリングシス
テムにおいて、 利用者の検証情報が登録されている複写用利用者検証フ
ァイルと、 時間帯毎にシステムを利用可能な利用者の重合を指定す
べく、各時間帯に対して前記複写用利用者検証ファイル
のファイル名を対応させたシステム運用計画ファイル
と、 システムが利用者の検証を行う際に参照する利用者検証
ファイルに前記システム運用計画ファイルで指定された
複写用利用者検証ファイルを複写する利用者検証ファイ
ル複写手段と、 システム立ち上げ時および各時間帯のタイムアウト時に
前記利用者検証ファイル複写手段を起動させるシステム
利用者制御手段とを備えるようにしている。
本発明のタイムシェアリングシステムにおける運用管理
方式にあっては、利用者の検証情報が登録されている複
写用利用者検証ファイルと、時間帯毎にシステムを利用
可能な利用者の集合を指定すべく各時間帯に対して前記
複写用利用者検証ファイルのファイル名を対応させたシ
ステム運用計画ファイルとをシステム運用管理者が予め
作成しておくことにより、システム立ち上げ時および各
時間帯のタイムアウト時にシステム利用者制御手段が利
用者検証ファイル複写手段を起動させ、起動された利用
者検証ファイル複写手段が、システムが利用者の検証を
行う際に参照する利用者検証ファイルに前記システム運
用計画ファイルで指定された複写用利用者検証ファイル
を複写する。
方式にあっては、利用者の検証情報が登録されている複
写用利用者検証ファイルと、時間帯毎にシステムを利用
可能な利用者の集合を指定すべく各時間帯に対して前記
複写用利用者検証ファイルのファイル名を対応させたシ
ステム運用計画ファイルとをシステム運用管理者が予め
作成しておくことにより、システム立ち上げ時および各
時間帯のタイムアウト時にシステム利用者制御手段が利
用者検証ファイル複写手段を起動させ、起動された利用
者検証ファイル複写手段が、システムが利用者の検証を
行う際に参照する利用者検証ファイルに前記システム運
用計画ファイルで指定された複写用利用者検証ファイル
を複写する。
以下、本発明の実施例につき図面を参照して説明する。
第1図は本発明のタイムシェアリングシステムにおける
運用管理方式の一実施例を示す構成図である。第1図に
おいて、本実施例は、タイムシェアリングシステム1
と、システム運用管理者2が操作するコンソール3と、
利用者4−1〜4−jが操作する端末装置5−1〜5−
jと、ファイル6とから構成されている。また、タイム
シェアリングシステム1は、システム立ち上げ手段11
と、システム利用者制御手段12と、利用者検証ファイル
複写手段13と、タイムアウト登録手段14と、タイムアウ
トテーブル15と、タイムアウト検出・通知手段16と、セ
ッション開設要求認知手段17と、利用者検証手段18と、
利用者要求処理手段19とから構成されている。また、フ
ァイル6は、システム運用計画ファイル61と、複写用利
用者検証ファイル62−1〜62−iと、利用者検証ファイ
ル63とから構成されている。なお、各ファイルに格納さ
れる情報および各手段の機能は次の通りである。
運用管理方式の一実施例を示す構成図である。第1図に
おいて、本実施例は、タイムシェアリングシステム1
と、システム運用管理者2が操作するコンソール3と、
利用者4−1〜4−jが操作する端末装置5−1〜5−
jと、ファイル6とから構成されている。また、タイム
シェアリングシステム1は、システム立ち上げ手段11
と、システム利用者制御手段12と、利用者検証ファイル
複写手段13と、タイムアウト登録手段14と、タイムアウ
トテーブル15と、タイムアウト検出・通知手段16と、セ
ッション開設要求認知手段17と、利用者検証手段18と、
利用者要求処理手段19とから構成されている。また、フ
ァイル6は、システム運用計画ファイル61と、複写用利
用者検証ファイル62−1〜62−iと、利用者検証ファイ
ル63とから構成されている。なお、各ファイルに格納さ
れる情報および各手段の機能は次の通りである。
システム運用計画ファイル61;時間帯毎にタイムシェア
リングシステム1を利用可能な利用者の集合を指定すべ
く、第2図に示す如く、各時間帯に対して複写用利用者
検証ファイル(62−1〜62−i)のファイル名を対応さ
せたファイル。なお、第2図は、時間帯を時,分の単位
で設定した場合の例であり、更に内容は時間帯の昇順に
並んでいる。
リングシステム1を利用可能な利用者の集合を指定すべ
く、第2図に示す如く、各時間帯に対して複写用利用者
検証ファイル(62−1〜62−i)のファイル名を対応さ
せたファイル。なお、第2図は、時間帯を時,分の単位
で設定した場合の例であり、更に内容は時間帯の昇順に
並んでいる。
複写利用者検証ファイル62−1〜62−i;第3図に示す如
く、利用者の検証情報(利用者識別子,グループ識別
子,パスワード,その他の情報等)が登録されているフ
ァイル。
く、利用者の検証情報(利用者識別子,グループ識別
子,パスワード,その他の情報等)が登録されているフ
ァイル。
利用者検証ファイル63;タイムシェアリングシステム1
がセッション開設要求時に利用者検証手段18により利用
者の検証を行う際に参照する情報を格納するファイル。
なお、内容としては、複写用利用者検証ファイル(62−
1〜62−i)が複写される結果、第3図と同様なものと
なる。
がセッション開設要求時に利用者検証手段18により利用
者の検証を行う際に参照する情報を格納するファイル。
なお、内容としては、複写用利用者検証ファイル(62−
1〜62−i)が複写される結果、第3図と同様なものと
なる。
システム立ち上げ手段11;システム運用管理者2により
コンソール3からシステム立ち上げ要求が行われた際
に、タイムシェアリングシステム1の立ち上げを行うと
共に、システム利用者制御手段12およびセッション開設
要求認知手段17を起動する機能。
コンソール3からシステム立ち上げ要求が行われた際
に、タイムシェアリングシステム1の立ち上げを行うと
共に、システム利用者制御手段12およびセッション開設
要求認知手段17を起動する機能。
システム利用者制御手段12;システム立ち上げ時にシス
テム運用計画ファイル61を参照し、現在時刻の属する時
間帯に対応する複写用利用者検証ファイル(62−1〜62
−i)のファイル名を獲得して利用者検証ファイル複写
手段13を起動すると共に、システム運用計画ファイル61
から得た次の時間帯の開始時刻をタイムアウト登録手段
14に渡してスリープ状態に入り、タイムアウト検出・通
知手段16のウエイクアップにより同様の動作を繰り返す
機能。
テム運用計画ファイル61を参照し、現在時刻の属する時
間帯に対応する複写用利用者検証ファイル(62−1〜62
−i)のファイル名を獲得して利用者検証ファイル複写
手段13を起動すると共に、システム運用計画ファイル61
から得た次の時間帯の開始時刻をタイムアウト登録手段
14に渡してスリープ状態に入り、タイムアウト検出・通
知手段16のウエイクアップにより同様の動作を繰り返す
機能。
利用者検証ファイル複写手段13;システム利用者制御手
段12から通知された複写用利用者検証ファイル(62−1
〜62−i)を利用者検証ファイル63に複写する機能。
段12から通知された複写用利用者検証ファイル(62−1
〜62−i)を利用者検証ファイル63に複写する機能。
タイムアウト登録手段14;システム利用者制御手段12か
ら渡された次の時間帯の開始時刻をタイムアウトテーブ
ル15に登録する機能。
ら渡された次の時間帯の開始時刻をタイムアウトテーブ
ル15に登録する機能。
タイムアウトテーブル15;第4図に示す如く、次の時間
帯の開始時刻を保持する機能。
帯の開始時刻を保持する機能。
タイムアウト検出・通知手段16;所定の周期でタイムア
ウトテーブル15の内容を現在時刻と比較し、一致した時
刻になった場合にシステム利用者制御手段12をウエイク
アップする機能。
ウトテーブル15の内容を現在時刻と比較し、一致した時
刻になった場合にシステム利用者制御手段12をウエイク
アップする機能。
セッション開設要求認知手段17;利用者4−1〜4−j
から端末装置5−1〜5−jを介して入力されたセッシ
ョン開設要求を受け付けて利用者検証手段18を起動する
機能。
から端末装置5−1〜5−jを介して入力されたセッシ
ョン開設要求を受け付けて利用者検証手段18を起動する
機能。
利用者検証手段18;セッション開設要求認知手段17がセ
ッション開設要求を認知した際に、利用者検証ファイル
63を参照して検証を行う機能。
ッション開設要求を認知した際に、利用者検証ファイル
63を参照して検証を行う機能。
利用者要求処理手段19;検証の結果が肯定的であってセ
ッション開設が行われた後に、利用者4−1〜4−jの
要求に応じた処理を行う機能。
ッション開設が行われた後に、利用者4−1〜4−jの
要求に応じた処理を行う機能。
以下、上記の実施例の全体的な動作を説明する。
先ず、システム運用管理者2は、タイムシェアリングシ
ステム1の運用計画として、ある一定時間帯に利用が許
される利用者をまとめ、セッション開設要求時の検証に
利用するために必要な情報を複写用利用者検証ファイル
62−1〜62−iとして作成すると共に、これらの複写用
利用者検証ファイル62−1〜62−i中に登録されている
利用者がそれぞれどの時間帯にタイムシェアリングシス
テム1を利用できるかを示すシステム運用計画ファイル
61を作成する。
ステム1の運用計画として、ある一定時間帯に利用が許
される利用者をまとめ、セッション開設要求時の検証に
利用するために必要な情報を複写用利用者検証ファイル
62−1〜62−iとして作成すると共に、これらの複写用
利用者検証ファイル62−1〜62−i中に登録されている
利用者がそれぞれどの時間帯にタイムシェアリングシス
テム1を利用できるかを示すシステム運用計画ファイル
61を作成する。
この状態で、システム運用管理者2によってコンソール
3から立ち上げ要求が投入されると、この立ち上げ要求
によりシステム立ち上げ手段11が起動され、起動された
システム立ち上げ手段11によってタイムシェアリングシ
ステム1の立ち上げが行われる。また、システム立ち上
げ手段11はシステム利用者制御手段12を起動し、起動さ
れたシステム利用者制御手段12はシステム運用計画ファ
イル61を参照し、現在の時刻が含まれる時間帯を探索
し、これに対応する複写用利用者検証ファイル名を取得
する。
3から立ち上げ要求が投入されると、この立ち上げ要求
によりシステム立ち上げ手段11が起動され、起動された
システム立ち上げ手段11によってタイムシェアリングシ
ステム1の立ち上げが行われる。また、システム立ち上
げ手段11はシステム利用者制御手段12を起動し、起動さ
れたシステム利用者制御手段12はシステム運用計画ファ
イル61を参照し、現在の時刻が含まれる時間帯を探索
し、これに対応する複写用利用者検証ファイル名を取得
する。
この後、利用者検証ファイル複写手段13がシステム利用
者制御手段12より呼び出され、呼び出された利用者検証
ファイル複写手段13は、直前のシステム運用計画ファイ
ル61の探索にて得られた複写利用者検証ファイル名に対
応する複写用利用者検証ファイルを利用者検証ファイル
63に複写する。このとき、複写用利用者検証ファイルが
1個のときには全体の複写を行い、複写個のときには対
応するファイル内容を併合して複写する。
者制御手段12より呼び出され、呼び出された利用者検証
ファイル複写手段13は、直前のシステム運用計画ファイ
ル61の探索にて得られた複写利用者検証ファイル名に対
応する複写用利用者検証ファイルを利用者検証ファイル
63に複写する。このとき、複写用利用者検証ファイルが
1個のときには全体の複写を行い、複写個のときには対
応するファイル内容を併合して複写する。
更に、システム利用者制御手段12は、システム運用計画
ファイル61に記述されている次の時間帯の開始時刻を取
得し、その時刻をパラメータとしてタイムアウト登録手
段14を呼び出し、スリープ状態に入る。呼び出されたタ
イムアウト登録手段14は渡された時刻をタイムアウトテ
ーブル15に登録する。
ファイル61に記述されている次の時間帯の開始時刻を取
得し、その時刻をパラメータとしてタイムアウト登録手
段14を呼び出し、スリープ状態に入る。呼び出されたタ
イムアウト登録手段14は渡された時刻をタイムアウトテ
ーブル15に登録する。
一方、タイムアウト検出・通知手段16は、ある一定周期
毎にタイムアウトテーブル15を参照し、現在時刻に等し
い時刻が登録されていることを検出すると、スリープ状
態となっているシステム利用者制御手段12をウエイクア
ップする。そして、ウエイクアップされたシステム利用
者制御手段12は、再び前述の一連の処理を繰り返し、次
にタイムシェアリングシステム1が利用可能となる利用
者の検証情報を利用者検証ファイル63に複写させると共
に、次回のウエイクアップに備えてタイムアウト登録手
段14を呼び出す。
毎にタイムアウトテーブル15を参照し、現在時刻に等し
い時刻が登録されていることを検出すると、スリープ状
態となっているシステム利用者制御手段12をウエイクア
ップする。そして、ウエイクアップされたシステム利用
者制御手段12は、再び前述の一連の処理を繰り返し、次
にタイムシェアリングシステム1が利用可能となる利用
者の検証情報を利用者検証ファイル63に複写させると共
に、次回のウエイクアップに備えてタイムアウト登録手
段14を呼び出す。
以上の処理により、システム運用計画ファイル61に記述
されている時間帯に対応する複写用利用者検証ファイル
が利用者検証ファイル63に複写され、タイムシェアリン
グシステム1を利用可能な利用者を自動的に変更して行
くことができる。
されている時間帯に対応する複写用利用者検証ファイル
が利用者検証ファイル63に複写され、タイムシェアリン
グシステム1を利用可能な利用者を自動的に変更して行
くことができる。
しかして、利用者4−1〜4−jにより端末装置5−1
〜5−jからタイムシェアリングシステム1に対してセ
ッションの開設要求が行われると、このセッション開設
要求は既にシステム立ち上げ手段11により起動されたセ
ッション開設要求認知手段17によって認識され、このセ
ッション開設要求認知手段17より起動される利用者検証
手段18がセッション開設要求を投入してきた利用者の検
証情報が利用者検証ファイル63に存在するか否かをチェ
ックし、存在すれば更にパスワード等のチェックを行っ
た後、利用者要求処理手段19を起動し、利用者の処理要
求に備える。なお、利用者検証ファイル63に存在しない
利用者からのセッション開設要求に対しては、タイムシ
ェアリングシステム1をその時間帯中は利用する権利が
ないものとみなし、エラーメッセージを端末装置5−1
〜5−jに出力して処理を強制的に終了する。
〜5−jからタイムシェアリングシステム1に対してセ
ッションの開設要求が行われると、このセッション開設
要求は既にシステム立ち上げ手段11により起動されたセ
ッション開設要求認知手段17によって認識され、このセ
ッション開設要求認知手段17より起動される利用者検証
手段18がセッション開設要求を投入してきた利用者の検
証情報が利用者検証ファイル63に存在するか否かをチェ
ックし、存在すれば更にパスワード等のチェックを行っ
た後、利用者要求処理手段19を起動し、利用者の処理要
求に備える。なお、利用者検証ファイル63に存在しない
利用者からのセッション開設要求に対しては、タイムシ
ェアリングシステム1をその時間帯中は利用する権利が
ないものとみなし、エラーメッセージを端末装置5−1
〜5−jに出力して処理を強制的に終了する。
以上説明したように、本発明のタイムシェアリングシス
テムにおける運用管理方式にあっては、システム立ち上
げ時および各時間帯のタイムアウト時に、システムが利
用者の検証を行う際に参照する利用者検証ファイルにシ
ステム運用計画ファイルで指定された複写用利用者検証
ファイルを自動的に複写するため、 (a)運用計画に合致しない利用者はセッション開設要
求が拒否されるため、その時間帯の利用が許されていな
い利用者がシステムを利用できてしまうということがな
くなる。
テムにおける運用管理方式にあっては、システム立ち上
げ時および各時間帯のタイムアウト時に、システムが利
用者の検証を行う際に参照する利用者検証ファイルにシ
ステム運用計画ファイルで指定された複写用利用者検証
ファイルを自動的に複写するため、 (a)運用計画に合致しない利用者はセッション開設要
求が拒否されるため、その時間帯の利用が許されていな
い利用者がシステムを利用できてしまうということがな
くなる。
(b)システム運用管理者はシステム運用計画ファイル
と複写用利用者検証ファイルを作成するのみでよいた
め、業務負荷が減少する。
と複写用利用者検証ファイルを作成するのみでよいた
め、業務負荷が減少する。
(c)利用者検証ファイルの変更は人手を介さず正確に
行われるため、操作ミスが皆無であり、操作ミスからく
る運用上のトラブルがなくなる。
行われるため、操作ミスが皆無であり、操作ミスからく
る運用上のトラブルがなくなる。
(d)利用者検証ファイルの変更がシステム運用中に動
的に行われるため、業務中断等の必要もない。
的に行われるため、業務中断等の必要もない。
等の効果がある。
第1図は本発明のタイムシェアリングシステムにおける
運用管理方式の一実施例を示す構成図、 第2図は第1図におけるシステム運用計画ファイルの例
を示す図、 第3図は第1図における複写用利用者検証ファイルの例
を示す図および、 第4図は第1図におけるタイムアウトテーブルの例を示
す図である。 図において、 1……タイムシェアリングシステム 11……システム立ち上げ手段 12……システム利用者制御手段 13……利用者検証ファイル複写手段 14……タイムアウト登録手段 15……タイムアウトテーブル 16……タイムアウト検出・通知手段 17……セッション開設要求認知手段 18……利用者検証手段 19……利用者要求処理手段 2……システム運用管理者 3……コンソール 4−1〜4−j……利用者 5−1〜5−j……端末装置 6……ファイル 61……システム運用計画ファイル 62−1〜62−i……複写用利用者検証ファイル 63……利用者検証ファイル
運用管理方式の一実施例を示す構成図、 第2図は第1図におけるシステム運用計画ファイルの例
を示す図、 第3図は第1図における複写用利用者検証ファイルの例
を示す図および、 第4図は第1図におけるタイムアウトテーブルの例を示
す図である。 図において、 1……タイムシェアリングシステム 11……システム立ち上げ手段 12……システム利用者制御手段 13……利用者検証ファイル複写手段 14……タイムアウト登録手段 15……タイムアウトテーブル 16……タイムアウト検出・通知手段 17……セッション開設要求認知手段 18……利用者検証手段 19……利用者要求処理手段 2……システム運用管理者 3……コンソール 4−1〜4−j……利用者 5−1〜5−j……端末装置 6……ファイル 61……システム運用計画ファイル 62−1〜62−i……複写用利用者検証ファイル 63……利用者検証ファイル
Claims (1)
- 【請求項1】複数の端末装置から同時に処理の要求が行
われるタイムシェアリングシステムにおいて、 利用者の検証情報が登録されている複写用利用者検証フ
ァイルと、 時間帯毎にシステムを利用可能な利用者の集合を指定す
べく、各時間帯に対して前記複写用利用者検証ファイル
のファイル名を対応させたシステム運用計画ファイル
と、 システムが利用者の検証を行う際に参照する利用者検証
ファイルに前記システム運用計画ファイルで指定された
複写用利用者検証ファイルを複写する利用者検証ファイ
ル複写手段と、 システム立ち上げ時および各時間帯のタイムアウト時に
前記利用者検証ファイル複写手段を起動させるシステム
利用者制御手段とを備えたことを特徴とするタイムシェ
アリングシステムにおける運用管理方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4055589A JPH0752434B2 (ja) | 1989-02-21 | 1989-02-21 | タイムシェアリングシステムにおける運用管理方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4055589A JPH0752434B2 (ja) | 1989-02-21 | 1989-02-21 | タイムシェアリングシステムにおける運用管理方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02219163A JPH02219163A (ja) | 1990-08-31 |
JPH0752434B2 true JPH0752434B2 (ja) | 1995-06-05 |
Family
ID=12583696
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4055589A Expired - Lifetime JPH0752434B2 (ja) | 1989-02-21 | 1989-02-21 | タイムシェアリングシステムにおける運用管理方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0752434B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2745967B1 (fr) * | 1996-03-07 | 1998-04-17 | Bull Cp8 | Procede de securisation des acces d'une station a au moins un serveur et dispositif mettant en oeuvre le procede |
-
1989
- 1989-02-21 JP JP4055589A patent/JPH0752434B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02219163A (ja) | 1990-08-31 |
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