JP2004326522A - サーババックアップ切替装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】サーバシステムがウィルスに感染した場合に同じウィルスに感染することがないバックアップシステムに切り替えること。
【解決手段】クライアント端末装置80a〜80cにサービスを提供するサーバ装置10のシステムソフトウエアとアプリケーションソフトウエアとからなるサーバシステムに障害が発生した場合にサーバシステムをバックアップシステムに切り替えるサーババックアップ切替装置であって、ウィルス感染検知部30は、サーバシステムがウィルスに感染したか否かを検知し、バックアップシステム切替部40は、ウィルス感染検知部30によってサーバシステムがウィルスに感染したことが検知された場合は、サーバシステムと異なるシステムソフトウエアとアプリケーションソフトウエアとからなるバックアップシステムに切り替える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、サーババックアップ切替装置に関し、特に、サーバシステムがウィルスに感染した場合に同じウィルスに感染することがないバックアップシステムに切り替えるサーババックアップ切替装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、クライアント端末装置にサービスを提供するサーバ装置のシステムソフトウエアとアプリケーションソフトウエアとからなるサーバシステムに障害が発生した場合にサーバシステムをバックアップシステムに切り替えるサーババックアップ切替装置が知られている。かかるサーババックアップ切替装置は、障害が発生したサーバシステムを有するサーバ装置と同じバックアップシステムを有するサーバ装置のバックアップに切り替えていた。例えば、特許文献1では、サーバ装置に障害が発生した場合に、これを検知したサーバ装置のバックアップが切り替わりサービスを開始する従来技術が開示されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−68790号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特許文献1の従来技術では、サーバ装置のバックアップが切り替わりサービスを開始しても、この障害がウィルスの感染である場合には、同じウィルスに感染する可能性が高いという問題点があった。
【0005】
そこで、この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、サーバシステムがウィルスに感染した場合に同じウィルスに感染することがないバックアップシステムに切り替えるサーババックアップ切替装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明に係るサーババックアップ切替装置は、クライアント端末装置にサービスを提供するサーバ装置のシステムソフトウエアとアプリケーションソフトウエアとからなるサーバシステムに障害が発生した場合に該サーバシステムをバックアップシステムに切り替えるサーババックアップ切替装置であって、前記サーバシステムがウィルスに感染したか否かを検知するウィルス感染検知手段と、前記ウィルス感染検知手段によって前記サーバシステムがウィルスに感染したことが検知された場合は、該サーバシステムと異なるシステムソフトウエアとアプリケーションソフトウエアとからなる前記バックアップシステムに切り替えるバックアップシステム切替手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】
この請求項1の発明によれば、サーバシステムがウィルスに感染したか否かを検知し、サーバシステムがウィルスに感染したことが検知された場合は、サーバシステムと異なるシステムソフトウエアとアプリケーションソフトウエアとからなるバックアップシステムに切り替えることとしたので、サーバシステムがウィルスに感染した場合に同じウィルスに感染することがないバックアップシステムに切り替えることができる。
【0008】
また、請求項2の発明に係るサーババックアップ切替装置は、請求項1の発明において、前記バックアップシステム切替手段は、前記ウィルス感染検知手段によって前記サーバシステムがウィルスに感染したことが検知された場合は、前記サーバ装置の外部記憶装置に保持された前記バックアップシステムに切り替えることを特徴とする。
【0009】
この請求項2の発明によれば、サーバシステムがウィルスに感染したことが検知された場合は、サーバ装置の外部記憶装置に保持されたバックアップシステムに切り替えることとしたので、サーバシステムがウィルスに感染した場合でも、異なった記憶装置に保持されていたので同じウィルスに感染することがないバックアップシステムに切り替えることができる。
【0010】
また、請求項3の発明に係るサーババックアップ切替装置は、請求項1の発明において、前記バックアップシステム切替手段は、前記ウィルス感染検知手段によって前記サーバシステムがウィルスに感染したことが検知された場合は、前記サーバ装置の内部記憶装置に保持された前記バックアップシステムに切り替えることを特徴とする。
【0011】
この請求項3の発明によれば、サーバシステムがウィルスに感染したことが検知された場合は、サーバ装置の内部記憶装置に保持されたバックアップシステムに切り替えることとしたので、サーバシステムがウィルスに感染した場合に同じウィルスに感染することがないバックアップシステムに素早く切り替えることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明に係るサーババックアップ切替装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、下記に示す実施の形態1、2,3では、本発明に係るサーババックアップ切替装置をサーバクライアントシステムに適用する場合について説明し、実施の形態4では、本発明に係るサーババックアップ切替プログラムを実行するコンピュータシステムにについて説明することとする。最後に、他の実施の形態として種々の変形例を説明する。
【0013】
(実施の形態1)
本実施の形態1では、本発明に係るサーババックアップ切替装置をサーバクライアントシステムに適用する場合について説明する。なお、ここでは、本実施の形態1に係るサーババックアップ切替装置の概要および特徴を説明した後に、このサーババックアップ切替装置の構成を説明し、最後に、このサーババックアップ切替装置によるバックアップシステムの切替手順について説明する。
【0014】
[概要および特徴]
最初に、本実施の形態1に係るサーバクライアントシステムのサーバ装置におけるサーババックアップ切替装置の概要および主たる特徴を説明する。図1は、本実施の形態1に係るサーバクライアントシステムにおけるサーババックアップ切替装置の構成を示す機能ブロック図である。
【0015】
同図に示すサーババックアップ切替装置は、概略的には、クライアント端末装置80にサービスを提供するサーバ装置10のシステムソフトウエアとアプリケーションソフトウエアとからなるサーバシステムに障害が発生した場合にサーバシステムをバックアップシステムに切り替えるサーババックアップ切替装置であり、サーバ装置10に含まれる。そして、サーバシステムがウィルスに感染した場合に同じウィルスに感染することがないバックアップシステムに切り替えることを特徴とする。
【0016】
具体的には、サーババックアップ切替装置は、サーバシステムがウィルスに感染したか否かを検知し、サーバシステムがウィルスに感染したことが検知された場合は、サーバシステムと異なるシステムソフトウエアとアプリケーションソフトウエアとからなるバックアップシステムに切り替えることを特徴とする。従って、サーバシステムがウィルスに感染した場合に同じウィルスに感染することがないバックアップシステムに切り替えることができる。
【0017】
[サーババックアップ切替装置の構成]
まず、本発明に係る本実施の形態1に係るサーバクライアントシステムにおけるサーババックアップ切替装置の構成について説明する。図1に示すように、サーバクライアントシステムは、サーバ装置10と、クライアント端末装置80a〜80cとがネットワーク70を介して接続された構成となる。
【0018】
ネットワーク70は、LANなどの専用回線またはインターネットである。クライアント端末装置80a〜80cは、ネットワーク70を介してサーバ装置に各種サービスの提供を要求する端末装置である。
【0019】
サーバ装置10は、本発明に係るサーババックアップ切替装置を有し、具体的には、入出力部12と、サーバシステム保持部20と、バックアップシステム保持部22と、ウィルス感染検知部30と、バックアップシステム切替部40と、通信部50と,制御部60とからなる。
【0020】
入出力部12は、ユーザの指示や要求、データを入力し、また、処理結果やステータスを出力する入出力装置であり、具体的には、キーボード、マウス、CRTやLCDなどの画像表示装置、プリンタなどである。
【0021】
サーバシステム保持部20は、サーバシステム、すなわち、制御プログラム、言語プロセッサ、ユーティリティプログラムなどのオペレーティングシステムと、データベース管理システム、通信管理システム、ソフトウエア開発支援ツールなどのミドルウエアとからなるシステムソフトウエアと、アプリケーションソフトウエアとを保持する内部記憶装置であり、具体的には、サーバ装置10の主記憶メモリである。
【0022】
バックアップシステム保持部22は、サーバシステムとは異なるシステムソフトウエアと、アプリケーションソフトウエアとからなるバックアップシステムを保持する外部記憶装置であり、具体的には、ハードディスク(HDD)などである。
【0023】
ウィルス感染検知部30は、サーバシステムがウィルスに感染したか否かを検知する検知部であり、具体的には、ウィルスデータベースに基づいてウィルスコードをチェックすることによってウィルスを検知する、または、ウィルスの行動パターンを解析し、行動パターンに基づいてウィルスを検知するウィルス検知ソフトウエアである。
【0024】
ウィルス感染検知部30は、サービス応答時間計測部32と、サーバシステム隔離部34と、システムデータ復元部36を有する。このうち、サービス応答時間計測部32は、クライアント端末装置80a〜80cに対するサーバ装置10のサービス応答時間を計測する時間計測部である。また、サーバシステム隔離部34は、ウィルス感染検知部30によってサーバシステムがウィルスに感染したことが検知された場合は、サーバシステムをバックアップシステムから隔離する処理部であり、具体的には、感染したことが検知されたサーバシステムをウィルス隔離対策を施したホルダに移動して保管するとともに、内部記憶装置に保持されていたサーバシステムを削除する。また、システムデータ復元部36は、ウィルス感染検知部30によってサーバシステムがウィルスに感染したことが検知された場合は、サーバシステムがクライアント端末装置80a〜80cにサービスを提供するために使用していたシステムデータを復元する復元部であり、具体的には、ワクチンソフトウエアである。
【0025】
ウィルス感染検知部30は、サービス応答時間計測部32によって計測されたクライアント端末装置80a〜80cに対するサーバ装置10のサービス応答時間が所定の時間を超えた場合は、サーバシステムのウィルス感染をチェックする。
【0026】
バックアップシステム切替部40は、ウィルス感染検知部30によってウィルスに感染したことが検知された場合は、サーバシステムと異なるシステムソフトウエアとアプリケーションソフトウエアとからなるバックアップシステムに切り替える処理部である。具体的には、ウィルス感染検知部30によってサーバシステムがウィルスに感染したことが検知された場合は、サーバ装置10の外部記憶装置に保持されたバックアップシステムに切り替える。
【0027】
通信部50は、ネットワーク70を介してクライアント端末装置80a〜80cと通信をする通信部であり、TCP/IPに基づいて通信を行う。また、制御部60は、サーバ装置10の全体を制御する制御部であり、各構成部の間の制御データの流れを制御する。
【0028】
[外部記憶装置に保持されたバックアップシステムの切り替え手順]
次に、図1に示すサーバ装置の外部記憶装置に保持されたバックアップシステムの切り替え手順について説明する。図2は、図1に示すサーバ装置の外部記憶装置に保持されたバックアップシステムの切り替え手順を示すフローチャートである。
【0029】
同図に示すように、サーバ装置10の電源を起動すると(ステップS201)、制御部60は、サーバシステム(OS1/AP1)を起動する(ステップS202)。そして、サービス応答時間計測部32は、クライアント端末装置80a〜80cに対するサーバ装置10のサービス応答時間の計測を設定する(ステップS203)。さらに、制御部60は、クライアント端末装置80a〜80cからサービス要求が来たか否かを調べる(ステップS204)。その結果、クライアント装置80a〜80cからサービス要求がこなかった場合は(ステップS204否定)、制御部60は、ウィルスに感染したか否かを調べる(ステップS209)。
【0030】
その結果、ウィルスに感染していない場合は(ステップS209否定)、クライアント端末装置80a〜80cからサービス要求が来るのを待つ(ステップS204)。一方、ウィルス感染検知部30によってウィルスに感染したことが検知された場合は(ステップS209肯定)、バックアップシステム切替部40は、サーバシステムを停止する(ステップS210)。
【0031】
一方、クライアント装置80a〜80cからサービス要求が来た場合は(ステップS204肯定)、制御部60は、クライアント端末装置80a〜80cからのサービス要求に応じ処理を開始する(ステップS205)。そして、サービス応答時間計測部32によってクライアント端末装置80a〜80cに対するサーバ装置10のサービス応答時間を計測し(ステップS206)、サービス応答時間が所定の時間を超えたか否かを調べる(ステップS207)。
【0032】
その結果、サービス応答時間が所定の時間を超えなかった場合は(ステップS207否定)、通信部50が処理結果をクライアント端末装置80a〜80cに送信して(ステップS208)、制御部60は、クライアント端末装置80a〜80cからのサービス要求を待つ(ステップS204)。一方、サービス応答時間が所定の時間を超えた場合は(ステップS207肯定)、ウィルス感染検知部30は、サーバシステムがウィルスに感染したか否か調べる(ステップS209)。
【0033】
その結果、サーバシステムがウィルスに感染していない場合は(ステップS209否定)、クライアント端末装置80a〜80cからのサービス要求を待つ(ステップS204)。一方、サーバシステムがウィルスに感染している場合は(ステップS209肯定)、バックアップシステム切替部40は、サーバシステムを停止する(ステップS210)。
【0034】
さらに、サーバシステム隔離部34は、ウィルス感染検知部30よってサーバシステムがウィルスに感染したことが検知された場合は、サーバシステムをバックアップシステムから隔離する。具体的には、感染したことが検知されたサーバシステムをウィルス隔離対策を施したホルダに移動して保管するとともに、サーバシステム保持部20に保持されていたサーバシステムを削除する(ステップS211)。
【0035】
そして、システムデータ復元部36は、サーバシステムがクライアント端末装置80a〜80cにサービスを提供するために使用していたシステムデータを復元する(ステップS212)。それに続いて、バックアップシステム切替部40は、バックアップシステム(OS2/AP2)をバックアップシステム保持部22から読み出して、サーバシステム保持部20に書き込んで(ステップS213)、起動する(スッテップS214)。
【0036】
そして、制御部60は、クライアント端末装置80a〜80cからサービス要求があるか否かを調べる(ステップS215)。その結果、クライアント端末装置80a〜80cからサービス要求がなかった場合は(ステップS215否定)、切り替え手順を終了する。一方、クライアント端末装置80a〜80cからサービス要求があった場合は(ステップS215肯定)、制御部60は、クライアント端末装置80a〜80cのサービス要求に応じて処理を開始し(ステップS216)、通信部50が、処理結果をクライアント端末装置80a〜80cに送信する(ステップS217)。
【0037】
以上説明したように、本実施の形態1では、サーバシステムがウィルスに感染したか否かを検知し、サーバシステムがウィルスに感染したことが検知された場合は、サーバシステムと異なるシステムソフトウエアとアプリケーションソフトウエアとからなるバックアップシステムに切り替えることとしたので、サーバシステムがウィルスに感染した場合に同じウィルスに感染することがないバックアップシステムに切り替えることができる。
【0038】
また、本実施の形態1では、ウィルス感染検知部30は、クライアント端末装置80a〜80cからのサービス要求を待っている場合は、サーバシステムのウィルス感染をチェックすることとしたので、サーバシステムがウィルスに感染すればすぐ検知できる。
【0039】
また、本実施の形態1では、クライアント端末装置80a〜80cに対するサーバ装置10のサービス応答時間を計測するサービス応答時間計測部32をさらに備えることとしたので、ウィルス感染検知部30は、サービス応答時間計測部32によって計測されたクライアント端末装置80a〜80cに対するサーバ装置10のサービス応答時間が所定の時間を超えた場合は、サーバシステムのウィルス感染をチェックし、サーバシステムがウィルスに感染すればすぐ検知できる。
【0040】
また、本実施の形態1では、バックアップシステム切替部40は、ウィルス感染検知部30によってサーバシステムがウィルスに感染したことが検知された場合は、サーバ装置10の外部記憶装置に保持されたバックアップシステムに切り替えることとしたので、サーバシステムがウィルスに感染した場合でも、異なった記憶装置に保持されていたので同じウィルスに感染することがないバックアップシステムに切り替えることができる。
【0041】
また、本実施の形態1では、サーバシステム隔離部34は、ウィルス感染検知部30によってサーバシステムがウィルスに感染したことが検知された場合は、サーバシステムをバックアップシステムから隔離することとしたので、サーバシステムがウィルスに感染した場合にバックアップシステムが同じウィルスに感染することがない。
【0042】
また、本実施の形態1では、システムデータ復元部36は、ウィルス感染検知部30によってサーバシステムがウィルスに感染したことが検知された場合は、サーバシステムがクライアント端末装置にサービスを提供するために使用していたシステムデータを復元することとしたので、サーバシステムがバックアップシステムに切り替えられた後も、バックアップシステムは、システムデータ復元部36によって復元されたシステムデータを使用してサーバシステムと同様なサービスをクライアント端末装置80a〜80cに提供することができる。
【0043】
(実施の形態2)
ところで、上記実施の形態1では、バックアップシステムを外部記憶装置に保持する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、バックアップシステムをサーバシステムと共に内部記憶装置に保持する場合に適用できる。そこで、本実施の形態2では、バックアップシステムをサーバシステムと共に内部記憶装置に保持する場合を説明する。なお、上記実施の形態1と同じ部分については説明を省略し、相違する部分についてのみ説明する。
【0044】
まず、本実施の形態2に係るサーバクライアントシステムにおけるサーババックアップ切替装置の構成について説明する。図3は、本実施の形態2に係るサーバクライアントシステムにおけるサーババックアップ切替装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、図1の機能ブロック図との相違はバックアップシステム保持部24のみである。
【0045】
バックアップシステム保持部24は、サーバ装置10のサーバシステムとは異なるシステムソフトウエアと、アプリケーションソフトウエアとからなるバックアップシステムを保持する内部記憶装置であり、具体的には、サーバシステムと共に同じサーバ装置10の主記憶メモリに保持されている。
【0046】
[内部記憶装置に保持されたバックアップシステムの切り替え手順]
次に、図3に示すサーバ装置の内部記憶装置に保持されたバックアップシステムの切り替え手順について説明する。図4は、図3に示すサーバ装置の内部記憶装置に保持されたバックアップシステムの切り替え手順を示すフローチャートである。
【0047】
同図に示すように、図2の切り替え手順を示すフローチャートとの相違は、ステップS409〜ステップS413であるので、この相違を説明し、その他の手順については説明を省略する。
【0048】
つまり、サーバシステムがウィルスに感染した場合には(ステップS409肯定)、バックアップシステム切替部40は、サーバシステムを停止する(ステップS410)。さらに、サーバシステム隔離部34は、サーバシステムをバックアップシステムから隔離する。具体的には、感染したことが検知されたサーバシステムをウィルス隔離対策を施したホルダに移動して保管するとともに、サーバシステム保持部20に保持されていたサーバシステムを削除する(ステップS411)。
【0049】
そして、システムデータ復元部36は、サーバシステムがクライアント端末装置80a〜80cにサービスを提供するために使用していたシステムデータを復元する(ステップS412)。それに続いて、バックアップシステム切替部40は、バックアップシステム(OS2/AP2)を起動する(スッテップS413)。以後、バックアップシステムがクライアント端末装置80a〜80cのサービス要求に応じ処理を開始する。
【0050】
以上説明したように、本実施の形態2では、バックアップシステム切替部40は、ウィルス感染検知部30によってサーバシステムがウィルスに感染したことが検知された場合は、サーバ装置10の内部記憶装置に保持されたバックアップシステムに切り替えることとしたので、サーバシステムがウィルスに感染した場合に素早くバックアップシステムに切り替えることができる。
【0051】
(実施の形態3)
ところで、上記実施の形態1、2では、バックアップシステムを外部記憶装置または内部記憶装置に保持する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、バックアップシステムをサーバ装置のバックアップに保持する場合に適用できる。そこで、本実施の形態3では、バックアップシステムをサーバ装置のバックアップに保持する場合を説明する。なお、上記実施の形態1、2と同じ部分については説明を省略し、相違する部分についてのみ説明する。
【0052】
まず、本実施の形態3に係るサーバクライアントシステムにおけるサーババックアップ切替装置の構成について説明する。図5は、本実施の形態3に係るサーバクライアントシステムにおけるサーババックアップ切替装置の構成を示す機能ブロック図である。
【0053】
同図に示すように、サーバ装置10とクライアント端末装置80a〜80cは、バックアップシステム保持部22と、サーバシステム隔離部34とがないことを除けば、図1の機能ブロック図と同じであり、サーバ装置バックアップ90だけが異なる。サーバ装置バックアップ90は、サーバ装置10のバックアップであり、具体的には、入出力部92と、バックアップシステム保持部94と、通信部96と、制御部98とからなる。
【0054】
入出力部92は、ユーザの指示や要求、データを入力し、また、処理結果やステータスを出力する入出力装置であり、具体的には、キーボード、マウス、CRTやLCDなどの画像表示装置、プリンタである。
【0055】
バックアップシステム保持部94は、サーバ装置10のサーバシステムとは異なるシステムソフトウエアと、アプリケーションソフトウエアとからなるバックアップシステムを保持する内部記憶装置であり、具体的には、サーバ装置バックアップ90の主記憶メモリである。
【0056】
通信部96は、ネットワーク70を介してサーバ装置10、クライアント端末装置80a〜80cと通信をする通信部であり、TCP/IPに基づいて通信を行う。また、制御部98は、サーバ装置10の全体を制御する制御部であり、各構成部の間の制御データの流れを制御する。
【0057】
[サーバ装置からサーバ装置バックアップへの切り替え手順]
次に、図5に示すサーバ装置10からサーバ装置バックアップ90への切り替え手順について説明する。図6は、図5に示すサーバ装置10からサーバ装置バックアップ90への切り替え手順を示すフローチャートである。
【0058】
同図に示すように、図2の切り替え手順との相違は、ステップS610〜ステップS617であるので、この相違を説明し、その他の手順については説明を省略する。
【0059】
つまり、サーバシステムがウィルスに感染した場合には(ステップS610肯定)、バックアップシステム切替部40は、サーバシステムを停止する(ステップS611)。そして、システムデータ復元部36は、サーバシステムがクライアント端末装置80a〜80cにサービスを提供するために使用していたシステムデータを復元する(ステップS612)。さらに、バックアップシステム切替部40は、通信部50を介してサーバ装置バックアップ90に運用開始を指示すると同時に、復元されたシステムデータを送信する(ステップS613)。
【0060】
そして、サーバ装置10から運用開始の指示を受けたサーバ装置バックアップ90の制御部98は、バックアップシステム保持部94に保持されているバックアップシステムを起動し、復元されたシステムデータを受信する(ステップS614)。そして、クライアント端末装置80a〜80cからサービス要求が来たか否かを調べる(ステップS615)。その結果、クライアント装置80a〜80cからサービス要求がこなかった場合は(ステップS615否定)、制御部60は、切り替え手順を終了する。
【0061】
一方、クライアント装置80a〜80cからサービス要求が来た場合は(ステップS615肯定)、制御部60は、クライアント端末装置80a〜80cからのサービス要求に応じ処理を開始する(ステップS616)。そして、通信部50が処理結果をクライアント端末装置に送信する(ステップS617)。
【0062】
以上説明したように、本実施の形態3では、バックアップシステム切替部40は、ウィルス感染検知部30によってサーバシステムがウィルスに感染したことが検知された場合は、サーバ装置10をサーバ装置のバックアップと切り替えることとしたので、サーバシステムがウィルスに感染した場合に同じウィルスに感染することがないバックアップシステムに切り替えることができる。
【0063】
(実施の形態4)
ところで、上記実施の形態1〜3で説明したサーババックアップ切替装置およびサーババックアップ切替方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータシステムで実行することによって実現することができる。そこで、本実施の形態4では、上記実施の形態1〜3で説明したサーババックアップ切替装置と同様の機能を有するサーババックアップ切替プログラムを実行するコンピュータシステムについて説明する。
【0064】
図7は、本実施の形態4に係るコンピュータシステムの構成を示すシステム構成図であり、図8は、このコンピュータシステムにおける本体部の構成を示すブロック図である。図7に示すように、本実施の形態に係るコンピュータシステム100は、本体部101と、本体部101からの指示によって表示画面102aに画像などの情報を表示するためのディスプレイ102と、このコンピュータシステム100に種々の情報を入力するためのキーボード103と、ディスプレイ102の表示画面102a上の任意の位置を指定するためのマウス104とを備える。
【0065】
また、このコンピュータシステム100における本体部101は、図8に示すように、CPU121と、RAM122と、ROM123と、ハードディスクドライブ(HDD)124と、CD−ROM109を受け入れるCD−ROMドライブ125と、フレキシブルディスク(FD)108を受け入れるFDドライブ126と、ディスプレイ102、キーボード103並びにマウス104を接続するI/Oインターフェース127と、ローカルエリアネットワークまたは広域エリアネットワーク(LAN/WAN)106に接続するLANインターフェース128とを備える。
【0066】
さらに、このコンピュータシステム100には、インターネットなどの公衆回線107に接続するためのモデム105が接続されるとともに、LANインターフェース128およびLAN/WAN106を介して、他のコンピュータシステム(PC)111、サーバ112並びにプリンタ113などが接続される。
【0067】
そして、このコンピュータシステム100は、所定の記録媒体に記録されたサーババックアップ切替プログラムを読み出して実行することでサーババックアップ切替装置を実現する。ここで、所定の記録媒体とは、フレキシブルディスク(FD)108、CD−ROM109、MOディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」の他に、コンピュータシステム100の内外に備えられるハードディスクドライブ(HDD)124や、RAM122、ROM123などの「固定用の物理媒体」、さらに、モデム105を介して接続される公衆回線107や、他のコンピュータシステム111並びにサーバ112が接続されるLAN/WAN106などのように、プログラムの送信に際して短期にプログラムを保持する「通信媒体」など、コンピュータシステム100によって読み取り可能なサーババックアップ切替プログラムを記録する、あらゆる記録媒体を含むものである。
【0068】
すなわち、サーババックアップ切替プログラムは、上記した「可搬用の物理媒体」、「固定用の物理媒体」、「通信媒体」などの記録媒体に、コンピュータ読み取り可能に記録されるものであり、コンピュータシステム100は、このような記録媒体からサーババックアップ切替プログラムを読み出して実行することでサーババックアップ切替装置およびサーババックアップ切替方法を実現する。なお、サーババックアップ切替プログラムは、コンピュータシステム100によって実行されることに限定されるものではなく、他のコンピュータシステム111またはサーバ112がサーババックアップ切替プログラムを実行する場合や、これらが協働してサーババックアップ切替プログラムを実行するような場合にも、本発明を同様に適用することができる。
【0069】
(他の実施の形態)
さて、これまで本発明の実施の形態1〜4について説明したが、本発明は上述した実施の形態1〜4以外にも、上記特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施の形態にて実施されてもよいものである。
【0070】
例えば、本実施の形態1,2,3では、サーバシステムの感染後の対策として隔離する、またはそのまま何もしない場合について説明したが、本発明はそれらに限定されるものではなく、その他の感染後の対策、例えば、ウィルスコードを削除したり、感染したファイルを削除する場合にも適用できる。
【0071】
また、本実施の形態1,2,3では、システムソフトウエアに感染するウィルスの場合について説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、他のタイプのウィルス、例えばMS OFFICE等のマクロ機能を利用して感染するウィルスなどにも適用できる。
【0072】
また、本実施の形態3では、バックアップ切替装置がサーバ装置にある場合について説明したが、本発はそれに限定されるものではなく、サーババックアップ切替装置がサーバ装置バックアップにある場合にも適用できる。例えば、サーバ装置バックアップがサーバ装置のサービス応答時間をモニタし、サービス応答時間が所定の値を超えたらサーバシステムのウィルス感染をチェックすることができる。
【0073】
また、本実施の形態において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
【0074】
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
【0075】
(付記1)クライアント端末装置にサービスを提供するサーバ装置のシステムソフトウエアとアプリケーションソフトウエアとからなるサーバシステムに障害が発生した場合に該サーバシステムをバックアップシステムに切り替えるサーババックアップ切替装置であって、
前記サーバシステムがウィルスに感染したか否かを検知するウィルス感染検知手段と、
前記ウィルス感染検知手段によって前記サーバシステムがウィルスに感染したことが検知された場合は、該サーバシステムと異なるシステムソフトウエアとアプリケーションソフトウエアとからなる前記バックアップシステムに切り替えるバックアップシステム切替手段と、
を備えたことを特徴とするサーババックアップ切替装置。
【0076】
(付記2)前記ウィルス感染検知手段は、前記サーバ装置が前記クライアント端末装置からのサービス要求を待っている場合は、前記サーバシステムのウィルス感染をチェックすることを特徴とする付記1に記載のサーババックアップ切替装置。
【0077】
(付記3)前記クライアント端末装置に対する前記サーバ装置のサービス応答時間を計測するサービス応答時間計測手段をさらに備え、
前記ウィルス感染検知手段は、前記サービス応答時間計測手段によって計測された前記クライアント端末装置に対する前記サーバ装置のサービス応答時間が所定の時間を超えた場合は、前記サーバシステムのウィルス感染をチェックすることを特徴とする付記1に記載のサーババックアップ切替装置。
【0078】
(付記4)前記バックアップシステム切替手段は、前記ウィルス感染検知手段によって前記サーバシステムがウィルスに感染したことが検知された場合は、前記サーバ装置の外部記憶装置に保持された前記バックアップシステムに切り替えることを特徴とする付記1に記載のサーババックアップ切替装置。
【0079】
(付記5)前記バックアップシステム切替手段は、前記ウィルス感染検知手段によって前記サーバシステムがウィルスに感染したことが検知された場合は、前記サーバ装置の内部記憶装置に保持された前記バックアップシステムに切り替えることを特徴とする付記1に記載のサーババックアップ切替装置。
【0080】
(付記6)前記バックアップシステム切替手段は、前記ウィルス感染検知手段によって前記サーバシステムがウィルスに感染したことが検知された場合は、前記サーバ装置を該サーバ装置のバックアップに切り替えることを特徴とする付記1に記載のサーババックアップ切替装置。
【0081】
(付記7)前記ウィルス感染検知手段によって前記サーバシステムがウィルスに感染したことが検知された場合は、該サーバシステムを前記バックアップシステムから隔離するサーバシステム隔離手段をさらに備えたことを特徴とする付記1、付記4、または付記5に記載のサーババックアップ切替装置。
【0082】
(付記8)前記ウィルス感染検知手段によって前記サーバシステムがウィルスに感染したことが検知された場合は、該サーバシステムが前記クライアント端末装置にサービスを提供するために使用していたシステムデータを復元するシステムデータ復元手段をさらに備えたことを特徴とする付記1、付記4〜付記6のいずれか一つに記載のサーババックアップ切替装置。
【0083】
(付記9)クライアント端末装置にサービスを提供するサーバ装置のシステムソフトウエアとアプリケーションソフトウエアとからなるサーバシステムに障害が発生した場合に該サーバシステムをバックアップシステムに切り替えるサーババックアップ切替方法であって、
前記サーバシステムがウィルスに感染したか否かを検知するウィルス感染検知工程と、
前記ウィルス感染検知工程によって前記サーバシステムがウィルスに感染したことが検知された場合は、該サーバシステムと異なるシステムソフトウエアとアプリケーションソフトウエアとからなる前記バックアップシステムに切り替えるバックアップシステム切替工程と、
を含んだことを特徴とするサーババックアップ切替方法。
【0084】
(付記10)クライアント端末装置にサービスを提供するサーバ装置のシステムソフトウエアとアプリケーションソフトウエアとからなるサーバシステムに障害が発生した場合に該サーバシステムをバックアップシステムに切り替えるサーババックアップ切替プログラムであって、
前記サーバシステムがウィルスに感染したか否かを検知するウィルス感染検知手順と、
前記ウィルス感染検知手順によって前記サーバシステムがウィルスに感染したことが検知された場合は、該サーバシステムと異なるシステムソフトウエアとアプリケーションソフトウエアとからなる前記バックアップシステムに切り替えるバックアップシステム切替手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とするサーババックアップ切替プログラム。
【0085】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、サーバシステムがウィルスに感染したか否かを検知し、サーバシステムがウィルスに感染したことが検知された場合は、サーバシステムと異なるシステムソフトウエアとアプリケーションソフトウエアとからなるバックアップシステムに切り替えるよう構成したので、サーバシステムがウィルスに感染した場合に同じウィルスに感染することがないバックアップシステムに切り替えることができる。
【0086】
また、請求項2の発明によれば、サーバシステムがウィルスに感染したことが検知された場合は、サーバ装置の外部記憶装置に保持されたバックアップシステムに切り替えるよう構成したので、サーバシステムがウィルスに感染した場合でも、異なった記憶装置に保持されていたので同じウィルスに感染することがないバックアップシステムに切り替えることができる。
【0087】
また、請求項3の発明によれば、サーバシステムがウィルスに感染したことを検知された場合は、サーバ装置の内部記憶装置に保持されたバックアップシステムに切り替えるよう構成したので、サーバシステムがウィルスに感染した場合に同じウィルスに感染することがないバックアップシステムに素早く切り替えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態1に係るサーバクライアントシステムにおけるサーババックアップ切替装置の構成を示す機能ブロック図である。
【図2】図1に示すサーバ装置の外部記憶装置に保持されたバックアップシステムの切り替え手順を示すフローチャートである。
【図3】本実施の形態2に係るサーバクライアントシステムにおけるサーババックアップ切替装置の構成を示す機能ブロック図である。
【図4】図3に示すサーバ装置の内部記憶装置に保持されたバックアップシステムの切り替え手順を示すフローチャートである。
【図5】本実施の形態3に係るサーバクライアントシステムにおけるサーババックアップ切替装置の構成を示す機能ブロック図である。
【図6】図5に示すサーバ装置からサーバ装置バックアップへの切り替え手順を示すフローチャートである。
【図7】本実施の形態4に係るコンピュータシステムの構成を示すシステム構成図である。
【図8】図7に示すコンピュータシステムにおける本体部の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 サーバ装置
12,92 入出力部
20 サーバシステム保持部
22,24,94 バックアップシステム保持部
30 ウィルス感染検知部
32 サービス応答時間計測部
34 サーバシステム隔離部
36 システムデータ復元部
40 バックアップシステム切替部
50,96 通信部
60,98 制御部
70 ネットワーク
80a,80b,80c クライアント端末装置
90 サーバ装置バックアップ
100 コンピュータシステム
101 本体部
102 ディスプレイ
102a 表示画面
103 キーボード
104 マウス
105 モデム
106 ローカルエリアネットワークまたは広域エリアネットワーク(LAN/WAN)
107 公衆回線
108 フレキシブルディスク(FD)
109 CD−ROM
111 他のコンピュータシステム(PC)
112 サーバ
113 プリンタ
121 CPU
122 RAM
123 ROM
124 ハードディスクドライブ(HDD)
125 CD−ROMドライブ
126 FDドライブ
127 I/Oインターフェース
128 LANインターフェース

Claims (3)

  1. クライアント端末装置にサービスを提供するサーバ装置のシステムソフトウエアとアプリケーションソフトウエアとからなるサーバシステムに障害が発生した場合に該サーバシステムをバックアップシステムに切り替えるサーババックアップ切替装置であって、
    前記サーバシステムがウィルスに感染したか否かを検知するウィルス感染検知手段と、
    前記ウィルス感染検知手段によって前記サーバシステムがウィルスに感染したことが検知された場合は、該サーバシステムと異なるシステムソフトウエアとアプリケーションソフトウエアとからなる前記バックアップシステムに切り替えるバックアップシステム切替手段と、
    を備えたことを特徴とするサーババックアップ切替装置。
  2. 前記バックアップシステム切替手段は、前記ウィルス感染検知手段によって前記サーバシステムがウィルスに感染したことが検知された場合は、前記サーバ装置の外部記憶装置に保持された前記バックアップシステムに切り替えることを特徴とする請求項1に記載のサーババックアップ切替装置。
  3. 前記バックアップシステム切替手段は、前記ウィルス感染検知手段によって前記サーバシステムがウィルスに感染したことが検知された場合は、前記サーバ装置の内部記憶装置に保持された前記バックアップシステムに切り替えることを特徴とする請求項1に記載のサーババックアップ切替装置。
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