JPH075206A - 三相インバータの制御回路 - Google Patents

三相インバータの制御回路

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Publication number
JPH075206A
JPH075206A JP14329593A JP14329593A JPH075206A JP H075206 A JPH075206 A JP H075206A JP 14329593 A JP14329593 A JP 14329593A JP 14329593 A JP14329593 A JP 14329593A JP H075206 A JPH075206 A JP H075206A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
control circuit
imbalance
inverter
offset
Prior art date
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Pending
Application number
JP14329593A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikuo Yamato
育男 大和
Kiichi Tokunaga
紀一 徳永
Yoshimi Sakurai
芳美 櫻井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH075206A publication Critical patent/JPH075206A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】三相インバータの各相出力の検出器のオフセッ
トやアンバランスを記憶し、これを補償することによ
り、各相出力のアンバランスを低減すること。 【構成】三相基準信号源、アンバランスとオフセットを
記憶する手段、および補正手段を設ける。三相基準信号
源を検出器により検出し、各相のオフセット値と各相の
アンバランスを記憶手段に記憶する。定常時は、これら
の値を基に補正手段は、オフセットのキャンセル量とア
ンバランスを補正するゲインを決定して、各相の検出量
を補正する。 【効果】検出器のオフセットとアンバランスを自動的に
調整でき、出力のアンバランスを低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各相毎にフィードバッ
ク制御をする三相インバータの制御回路に関し、とりわ
け並列運転を行なう三相インバータに好適なインバータ
制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】各相毎に出力の瞬時値のフィードバック
制御をする三相インバータでは、例えば負荷が不平衡な
場合においても各相毎にフィードバック制御を行なうこ
とにより、出力をバランスできる効果がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら各相毎に
フィードバックをするため、各相の検出器にオフセット
やアンバランスがある場合には、主回路出力は平衡して
いるにもかかわらずアンバランスがあるものとしてフィ
ードバック制御を行なうことになるため、本来の各相制
御を実現できない。そこで従来は、各検出器にオフセッ
ト調整用の可変抵抗やアンバランス調整用の可変抵抗器
を用意して、これらを手動で調整して、オフセットとア
ンバランスを低減する必要があった。
【0004】本発明の目的は、オフセット調整用の可変
抵抗やアンバランス調整用の可変抵抗器を用いず、自動
的にオフセットとアンバランスを低減できる三相インバ
ータの制御回路を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
三相インバータの制御回路に、三相基準信号源、アンバ
ランスとオフセットを記憶する手段、および補正手段を
設ける。
【0006】
【作用】上記各手段は以下のように作用する。三相基準
信号源を検出器により検出し、各相のオフセット値と各
相のアンバランスを記憶手段に記憶する。定常時は、こ
れらの値を基に補正手段は、オフセットのキャンセル量
とアンバランスを補正するゲインを決定して、各相の検
出量を補正するので、検出器のオフセットとアンバラン
スを自動的に調整できる。
【0007】
【実施例】本発明による一実施例を図1に示す。図にお
いて1は直流電源、2は三相インバータ、4は制御回路
である。制御回路4は、検出器400,基準信号源40
9,スイッチ410,ゲインKu,Kv,Kw,実効値
回路401〜403、アンバランス記憶手段404,ゲ
イン補正手段405,三相信号発生器406,フィード
バック制御回路407,PWM制御回路411及び駆動
回路408で構成する。本実施例の動作を以下に説明す
る。
【0008】インバータ2を起動する前に、スイッチ4
10を基準信号源側に接続する。基準信号源409は平
衡した三相正弦波信号を発生する。この信号を各相毎に
検出器400,ゲインKu,Kv,Kwを介した後、実
効値回路401〜403により実効値を得る。アンバラ
ンス記憶手段404は各実効値回路の出力の大小を比較
し、その平均値に対する偏差をアンバランス量として記
憶する。補正手段405は、その偏差の極性により、正の
場合には偏差量に比例してゲインを下げ、負の場合には
偏差量に比例してゲインを上げる。これにより検出器の
各相のアンバランスを補償する。この補償を行なった
後、スイッチを主回路側に切り換えてインバータを運転
することにより、各相のアンバランスを低減することが
できる。なお図1において実効値回路401〜403の
入力をゲインKu,Kv,Kwの出力としているが、実
効値回路401〜403の入力を検出器400の出力と
しても全く同様の効果がある。
【0009】図2に本発明による第二の実施例を示す。
本実施例は、図1の実施例にオフセット記憶手段412
を追加したものである。本オフセット記憶手段は以下の
ように働く。インバータ2を停止状態として、スイッチ
410を主回路側に接続する。オフセット記憶手段41
2はこの時の検出器400の出力をオフセット量として
記憶する。このオフセット量分検出器400の出力を補
正して、検出器400のオフセットを自動的にキャンセ
ルする。本実施例によれば、検出器400のオフセット
に起因するアンバランスも補償できるので、第1の実施
例よりもさらにアンバランスを低減することができる。
【0010】図3に本発明による第三の実施例を示す。
本実施例は図1の実施例における基準信号源409を交
流系統5としたものである。無停電電源装置において
は、通常交流系統をバイパスとして用いる。従って本実
施例によれば、基準信号源を設ける必要がないため、制
御回路の低コスト化が可能となる。
【0011】図4に本発明による第四の実施例を示す。
本実施例は第二の実施例に並列運転制御回路413を追
加し、インバータの並列運転を可能にしたものである。
図において制御回路4bは制御回路4aと全く同じ構成
のものである。本並列運転制御回路は例えば特開昭53−
68825 号公報等に記載されている。並列運転制御回路4
13aはインバータ2aと2bの電圧差と電流差を入力
とし、出力の振幅指令と周波数指令を出力し、インバー
タの出力振幅と周波数を制御し、インバータ1とインバ
ータ2の負荷分担を行なう。本実施例によれば、検出器
のアンバランスとオフセットの影響を受けないため、横
流の少ないインバータの並列運転を実現できる。
【0012】なお、全ての実施例において、主回路にフ
ィルタ3を有したインバータを示したが、これがない場
合についても全く同様に適用できる。また、全ての実施
例において出力電圧を検出するインバータを示したが、
電流を検出する場合についても全く同様に適用できる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、検出器のアンバランス
とオフセットの影響を受けず、インバータ出力のアンバ
ランスを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成図である。
【図2】本発明の第二実施例の構成図である。
【図3】本発明の第三実施例の構成図である。
【図4】本発明の第四実施例の構成図である。
【符号の説明】
1…直流電源、2…インバータ、4…制御回路、401
〜403…実効値回路、404…アンバランス記憶手
段、405…補正手段、409…基準信号源、412…
オフセット記憶手段。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】三相インバータの各相出力を検出し、各相
    毎にフィードバック制御を行なう三相インバータの制御
    回路において、 三相基準信号発生手段、該信号発生手段とインバータ出
    力を切り換えるスイッチ手段、前記各相の検出手段の出
    力のアンバランスを記憶する手段及び該アンバランス量
    に応じて変化するゲインを各相に具備することを特徴と
    する三相インバータの制御回路。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の三相インバータの制御回
    路において、 インバータ停止時の前記各相の検出器の出力を記憶する
    手段と該検出量を相殺する補償量を前記各相の検出器出
    力に加算する手段を具備したことを特徴とする三相イン
    バータの制御回路。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の三相インバータの制御回
    路において、 前記三相平衡信号発生手段を交流系統電圧とすることを
    特徴とする三相インバータの制御回路。
  4. 【請求項4】三相インバータの各相出力を検出し、各相
    毎にフィードバック制御を行なう三相インバータの制御
    回路において、 各相出力検出器のアンバランスとオフセットを自動調整
    する機能を有することを特徴とする三相インバータの制
    御回路。
JP14329593A 1993-06-15 1993-06-15 三相インバータの制御回路 Pending JPH075206A (ja)

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ID=15335420

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JP (1) JPH075206A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100401632C (zh) * 2004-11-30 2008-07-09 株式会社电装 马达控制器以及转向设备

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100401632C (zh) * 2004-11-30 2008-07-09 株式会社电装 马达控制器以及转向设备

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