JPH0751989B2 - 立軸形回転電機の油漏れ防止装置 - Google Patents
立軸形回転電機の油漏れ防止装置Info
- Publication number
- JPH0751989B2 JPH0751989B2 JP62157718A JP15771887A JPH0751989B2 JP H0751989 B2 JPH0751989 B2 JP H0751989B2 JP 62157718 A JP62157718 A JP 62157718A JP 15771887 A JP15771887 A JP 15771887A JP H0751989 B2 JPH0751989 B2 JP H0751989B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chamber
- air supply
- balance
- oil
- exhaust
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
- Sealing Of Bearings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、立軸形発電機に係り、特に、油漏れ防止に好
適な装置に関する。
適な装置に関する。
従来の装置は実開昭60−129875号公報のようになつてお
り、これを第3図に示す。回転軸1のガイドメタル4と
スラストメタル2を包囲する軸受油14を含有する油槽
5、この油槽5の上部に位置し、回転軸1とわずかな隙
間を残して油槽5を包囲するシールボツスク13は、給気
室11と回転電機内正圧室とを連通する給気管8及びシー
ルボツクス13の排気室12と回転電機々外とを連通する排
気管9で構成し、油槽5内の油霧が給気室より排気室に
押し込まれた空気の流れに導びかれ、排気室より排気管
を通じて機外に排出されるようにし、機内への油漏れを
防いでいる。
り、これを第3図に示す。回転軸1のガイドメタル4と
スラストメタル2を包囲する軸受油14を含有する油槽
5、この油槽5の上部に位置し、回転軸1とわずかな隙
間を残して油槽5を包囲するシールボツスク13は、給気
室11と回転電機内正圧室とを連通する給気管8及びシー
ルボツクス13の排気室12と回転電機々外とを連通する排
気管9で構成し、油槽5内の油霧が給気室より排気室に
押し込まれた空気の流れに導びかれ、排気室より排気管
を通じて機外に排出されるようにし、機内への油漏れを
防いでいる。
上記従来技術は、回転軸1に付着した微小油滴が回転軸
1とシールボツクス13のわずかな隙間より上昇してこれ
が機内に飛散して油霧となるという点について考慮され
ておらず、これが機内へ油漏れを発生させていた。
1とシールボツクス13のわずかな隙間より上昇してこれ
が機内に飛散して油霧となるという点について考慮され
ておらず、これが機内へ油漏れを発生させていた。
本発明の目的は、この問題点を簡易な構造を採用するこ
とで解決することにある。
とで解決することにある。
上記目的は、シールボツクスの給気室に近い上段で、か
つ、対向する回転軸径を他の給気室及び排気室に対向す
る回転軸径より小さくすることで径方向の段差を付け、
この段差をまたぐようにバランス室を設け、回転電機内
正圧室とをバランス管にて連通させることにより、達成
される。
つ、対向する回転軸径を他の給気室及び排気室に対向す
る回転軸径より小さくすることで径方向の段差を付け、
この段差をまたぐようにバランス室を設け、回転電機内
正圧室とをバランス管にて連通させることにより、達成
される。
給気室及び排気室と対応する回転軸に沿って上昇して来
た微小油滴は、段差で上昇が阻止されると共に、回転軸
の遠心力で飛ばされて、バランス室に落ちる。バランス
室に溜った微小油滴の量が多く成り、落下する力の方が
上昇微小油滴の上昇力より大きくなると、間隙を介して
回転軸より給気室及び排気室に流れて、主機機内への油
漏れを防止できるようになった。
た微小油滴は、段差で上昇が阻止されると共に、回転軸
の遠心力で飛ばされて、バランス室に落ちる。バランス
室に溜った微小油滴の量が多く成り、落下する力の方が
上昇微小油滴の上昇力より大きくなると、間隙を介して
回転軸より給気室及び排気室に流れて、主機機内への油
漏れを防止できるようになった。
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。回転
軸1のスラストメタル2、ガイドメタル4を包囲する軸
受油14を含有する油槽5、この油槽5の上部に位置し、
回転軸1とわずかな隙間を残して油槽5を包囲するシー
ルボツクス6は、シールボツクス6のハランス室10と回
転電機内正圧室とを連通するバランス管7、給気室11と
回転電機内正圧室とを連通する給気管8、排気室12と回
転電機々外とを連通する排気管9より構成され、かつ、
バランス室10と対向する回転軸径を他の給気室11及び排
気室12に対向する回転軸径より小さくすることで径方向
の段差を付け、この段差をまたぐようにバランス室10を
設ける。
軸1のスラストメタル2、ガイドメタル4を包囲する軸
受油14を含有する油槽5、この油槽5の上部に位置し、
回転軸1とわずかな隙間を残して油槽5を包囲するシー
ルボツクス6は、シールボツクス6のハランス室10と回
転電機内正圧室とを連通するバランス管7、給気室11と
回転電機内正圧室とを連通する給気管8、排気室12と回
転電機々外とを連通する排気管9より構成され、かつ、
バランス室10と対向する回転軸径を他の給気室11及び排
気室12に対向する回転軸径より小さくすることで径方向
の段差を付け、この段差をまたぐようにバランス室10を
設ける。
回転電機内正圧室の圧力により給気室11及びバランス室
10に正圧を与え、回転軸1とシールボツクス6の排気室
12と給気室11の微小隙間から油槽内の微小油滴が上昇す
るのを防いでいる。
10に正圧を与え、回転軸1とシールボツクス6の排気室
12と給気室11の微小隙間から油槽内の微小油滴が上昇す
るのを防いでいる。
又、バランス室10に対向する回転軸径を他の給気室11及
び排気室12に対向する回転軸径より小さくすることで径
方向の段差を付けて、回転軸1とシールボツクス6の給
気室11との微小隙間から油槽内の微小油滴が上昇した場
合、径方向の段差の遠心力で、油滴をバランス室10内に
封じ込める。
び排気室12に対向する回転軸径より小さくすることで径
方向の段差を付けて、回転軸1とシールボツクス6の給
気室11との微小隙間から油槽内の微小油滴が上昇した場
合、径方向の段差の遠心力で、油滴をバランス室10内に
封じ込める。
即ち、給気室11及び排気室12とで対応する回転軸1に沿
って上昇して来た微小油滴は、段差で上昇が阻止される
と共に、回転軸1の遠心力で飛ばされて、バランス室10
に落ちる。バランス室10に溜った微小油滴の量が多く成
り、落下する微小油滴の方の力が上昇微小油滴の上昇力
より大きくなると、間隙を介して回転軸1より給気室11
及び排気室12に流れて、主機機内への油漏れを防止でき
るようになった。
って上昇して来た微小油滴は、段差で上昇が阻止される
と共に、回転軸1の遠心力で飛ばされて、バランス室10
に落ちる。バランス室10に溜った微小油滴の量が多く成
り、落下する微小油滴の方の力が上昇微小油滴の上昇力
より大きくなると、間隙を介して回転軸1より給気室11
及び排気室12に流れて、主機機内への油漏れを防止でき
るようになった。
尚、シールボツクス6のバランス室10上面下端と回転軸
1にはhの寸法を設けて、回転軸1の上・下移動を自由
にしている。
1にはhの寸法を設けて、回転軸1の上・下移動を自由
にしている。
他の実施例として第2図がある。これは、回転軸1にス
ラストメタル2がなくガイドメタル4のみの構成時に採
用するものであるが、第1図と同一効果なので説明を省
略する。
ラストメタル2がなくガイドメタル4のみの構成時に採
用するものであるが、第1図と同一効果なので説明を省
略する。
本発明によれば簡易な構造を採用することにより機内へ
の油漏れを防ぐことができる。
の油漏れを防ぐことができる。
第1図は本発明の一実施例の縦断面図、第2図は本発明
の他の一実施例の縦断面図、第3図は従来の縦断面図で
ある。 1…回転軸、4…ガイドメタル、5…油槽、6…シール
ボツクス、7…バランス管、8…給気管、9…排気管、
10…バランス室、11…給気室、12…排気室。
の他の一実施例の縦断面図、第3図は従来の縦断面図で
ある。 1…回転軸、4…ガイドメタル、5…油槽、6…シール
ボツクス、7…バランス管、8…給気管、9…排気管、
10…バランス室、11…給気室、12…排気室。
Claims (1)
- 【請求項1】回転軸の軸受部を包囲し、軸受油を貯留す
る油槽、前記油槽の上部に位置し、前記回転軸と間隙を
保って前記油槽を包囲する給気室と排気室とを有するシ
ールボックス、前記給気室及び排気室とに連通する給気
管及び排気管とより構成されるものに於いて、前記給気
室の上段で、かつ対向する回転軸径を給気室及び排気室
に対向する回転軸径より小さくした段差を設け、この段
差をまたぐように設けたバランス室と、前記バランス室
が正圧となるようにバランス室に連通したバランス管と
を備えたことを特徴とする立軸形回転電機の油漏れ防止
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62157718A JPH0751989B2 (ja) | 1987-06-26 | 1987-06-26 | 立軸形回転電機の油漏れ防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62157718A JPH0751989B2 (ja) | 1987-06-26 | 1987-06-26 | 立軸形回転電機の油漏れ防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS643397A JPS643397A (en) | 1989-01-09 |
JPH0751989B2 true JPH0751989B2 (ja) | 1995-06-05 |
Family
ID=15655855
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62157718A Expired - Fee Related JPH0751989B2 (ja) | 1987-06-26 | 1987-06-26 | 立軸形回転電機の油漏れ防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0751989B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2034288C (en) * | 1990-01-19 | 1999-10-12 | Hiroyuki Hasegawa | Disc cartridge for cleaning an objective lens |
US5291325A (en) * | 1991-12-13 | 1994-03-01 | Thomson Consumer Electronics, Inc. | Remote control unit with unitary crystal and button |
JPH08336191A (ja) * | 1995-06-06 | 1996-12-17 | Mitsubishi Electric Corp | 遠隔操作用コントロール装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58184370A (ja) * | 1982-04-23 | 1983-10-27 | Hitachi Ltd | 軸封装置 |
JPS60129875U (ja) * | 1984-02-08 | 1985-08-31 | 三菱電機株式会社 | 軸受油槽の油霧漏洩防止装置 |
-
1987
- 1987-06-26 JP JP62157718A patent/JPH0751989B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS643397A (en) | 1989-01-09 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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