JPH0751964A - 工具装着装置 - Google Patents

工具装着装置

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Publication number
JPH0751964A
JPH0751964A JP20524593A JP20524593A JPH0751964A JP H0751964 A JPH0751964 A JP H0751964A JP 20524593 A JP20524593 A JP 20524593A JP 20524593 A JP20524593 A JP 20524593A JP H0751964 A JPH0751964 A JP H0751964A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spindle
tool
cylindrical body
diameter portion
tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20524593A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Takeuchi
勝彦 竹内
Futoshi Sugimoto
太 杉本
Senkei Ri
宣珪 李
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Koki KK filed Critical Toyoda Koki KK
Priority to JP20524593A priority Critical patent/JPH0751964A/ja
Publication of JPH0751964A publication Critical patent/JPH0751964A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】いわゆるステップドスリーブと一体型のいわゆ
るキーを設けて、回転バランスを改善し、スピンドル先
端部の回転断面を小径にし軸受やロータ等の回転部品の
組付けを容易にする。またスピンドルキー溝の加工及び
ねじ穴加工を不要にする。さらに、一体型キーが自動工
具交換時の衝撃によって破損した場合に取り替えが容易
におこなえ、時間的にも経済的にも効率をよくすること
を目的とする。 【構成】大径部13及び小径部14を有する段付きのス
ピンドル2に適合するように大内径部11及び小内径部
12を有する円筒体4と、スピンドル2の段差10と円
筒体4によってスピンドル2外周を囲む油圧室19と、
この油圧室19に連通する孔17と、前記円筒体4には
工具Tの係合溝7と係合するための突出部18とを備え
た構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工具をスピンドルに装
着する工具装着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、スピンドルに工具を装着し、工
具にスピンドルの回転を伝達する時には工具ホルダーの
回り止め用キーとして、図4のようにスピンドル101
に回り止め用キー102をねじ103で固定するか、図
5のようにスピンドル104と一体型に回り止め用キー
105を設けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した工具装着装置
では、図4の場合は、スピンドル101自体に回り止め
用キー102をねじ103によって固定するため、スピ
ンドル101先端部において大径の回転断面を必要とす
る。そのため軸受やロータ等の回転部品の組付けに大き
な妨げとなるばかりでなくスピンドルキー溝の加工及び
ねじ穴加工を必要とするという問題点があった。また回
転バランスにも悪影響を与えていた。
【0004】そして図5の場合においては、スピンドル
104と一体型の回り止め用キー105のため、スピン
ドル104先端の回り止め用キー105が自動工具交換
時の衝撃によって破損した場合にスピンドル自体を交換
しなければならず、時間的にも経済的にも効率がよくな
いという問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した問題
点を解決するためになされたもので、大径部及び小径部
を有する段付きスピンドル先端に形成された工具挿入穴
に工具を挿入し、この工具をクランプ装置によって前記
工具挿入穴にクランプするようにした工具装着装置にお
いて、前記スピンドルに適合するように大内径部及び小
内径部を有しスピンドル上に軸受を固定する円筒体と、
この円筒体と前記スピンドルによってスピンドル外周を
囲む油圧室と、この油圧室に連通する孔と、前記円筒体
に設けられ且つ前記スピンドル端面から突出して設けら
れ前記工具に形成された係合溝に係合する少なくとも1
つの突出部とを有するものである。
【0006】
【作用】上記した構成により、大径部及び小径部を有す
る段付きスピンドルに適合するように大内径部及び小内
径部を有する円筒体に設けられ且つ前記スピンドル端面
から突出された少なくとも1つの突出部が、工具の係合
溝に係合することによって、スピンドルの回転を工具に
伝達する。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図3において1はスピンドルヘッドであり、このス
ピンドルヘッド1には工具Tが挿入される工具挿入穴5
を有するスピンドル2が軸受3によって回転可能に軸承
されている。また前記軸受3は、円筒体4によって固定
されており、この円筒体4はいわゆるステップドスリー
ブになっている。
【0008】ここで、円筒体4の取り付け部についてよ
り詳しく図1、図2で説明する。まず、スピンドル2は
微少の段差10を有した段付になっており、円筒体4は
スピンドル2の微少の段差10に適合するように内径に
微少の段を形成している。またスピンドルの段差10と
円筒体4によってスピンドル外周を囲む油圧室19を設
け、この油圧室19に連通する孔17を円筒体4に形成
している。そしてこの円筒体4の大内径部11及び小内
径部12はそれぞれ対応するスピンドル2の大径部13
及び小径部14より僅かに小径に仕上げられ、数十μm
の締め代でスピンドルに焼きばめ固定されている。そし
てスピンドル2には一対の回り止め用平坦面15、16
を有しており、この部分で焼きばめ固定に加えさらに円
筒体4を回り止めしている。そしてこの一対の回り止め
用平坦面15、16のどちらかにスピンドル2の端面6
より工具Tの係合溝7と係合する程度に出っ張た突出部
18を円筒体4に突設されており、この突出部18はい
わゆるキーとなっている。
【0009】そして、公知の工具交換装置によって、ス
ピンドル2先端の工具挿入穴5に挿入された工具Tはプ
ルスタッド部Pを把持部材8が図示しない公知のクラン
プ装置によって引っ張ることにより、工具Tの係合溝7
と突出部18が係合された状態でクランプされ、スピン
ドル2の回転を工具Tへ伝える。この工具Tをクラン
プ、アンクランプする時に突出部18が破損してしまっ
た場合は、油圧室19に図示しない油圧ポンプより高圧
の油を注入するとスピンドル2の大径部13及び小径部
14の段差10の側面部20に油圧が働くと同時に円筒
体4とスピンドル2の間に油膜ができて円筒体4がスピ
ンドル軸線の図左方向へ滑って簡単に取り外すことがで
きる。
【0010】また円筒体4を取り付ける時は取り付ける
に先立ち加熱し、その内径を膨張させてスピンドル2の
はめあい部に押し込み、冷えたら外部に通じる穴17に
図示しない油圧ポンプを接続し油圧を加えるとスピンド
ル2と円筒体4は再び膨張し、楽に軸方向に移動可能な
状態になる。この状態において、図右方向に円筒体4に
力を加えた状態で正規の位置に円筒体4を配置し、油圧
室17の油圧を解除する。これによって円筒体4は強固
にスピンドル2に固定される。その後、図右方向に加え
ていた力を解除して円筒体の取り付けを完了する。
【0011】その他の応用変形例として、一対の回り止
め用の平坦部15、16を一対ではなく一か所あるい
は、多数設けたものでもよく、また、円筒体4の突出部
18を一か所以上に円筒体4上のどの位置に設けてもよ
い。
【0012】
【発明の効果】以上述べたように本発明は、いわゆるス
テップドスリーブのような円筒体に工具に係合するキー
を一体的に形成した構成であるため、スピンドル先端部
が大径の回転断面を必要としない。そのため軸受やロー
タ等の回転部品の組付けが容易になる。またスピンドル
キー溝の加工及びねじ穴加工を必要としない。また回転
バランスが改善される。
【0013】そして自動工具交換時の衝撃によってステ
ップドスリーブ一体型のキーが破損した場合には、ステ
ップドスリーブだけを交換すればよく時間的にも経済的
にも効率がよいという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスピンドル部分の図2のA−A断面図
【図2】スピンドル先端側のからの矢視図
【図3】本発明の実施例を示す一部切欠断面図
【図4】従来のネジ固定されたキーを設けたスピンドル
部分の拡大図
【図5】従来のスピンドルと一体型のキーを設けたスピ
ンドル部分の拡大図
【符号の説明】
2 スピンドル 4 円筒体 5 工具挿入穴 7 係合溝 11 大内径部 12 小内径部 13 大径部 14 小径部 17 孔 18 突出部 19 油圧室

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】大径部及び小径部を有する段付きスピンド
    ル先端に形成された工具挿入穴に工具を挿入し、この工
    具をクランプ装置によって前記工具挿入穴にクランプす
    るようにした工具装着装置において、前記スピンドルに
    適合するように大内径部及び小内径部を有しスピンドル
    上に軸受を固定する円筒体と、この円筒体と前記スピン
    ドルによってスピンドル外周を囲む油圧室と、この油圧
    室に連通する孔と、前記円筒体に設けられ且つ前記スピ
    ンドル端面から突出して設けられ前記工具に形成された
    係合溝に係合する少なくとも1つの突出部とを有するこ
    とを特徴とする工具装着装置。
JP20524593A 1993-08-19 1993-08-19 工具装着装置 Pending JPH0751964A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20524593A JPH0751964A (ja) 1993-08-19 1993-08-19 工具装着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20524593A JPH0751964A (ja) 1993-08-19 1993-08-19 工具装着装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0751964A true JPH0751964A (ja) 1995-02-28

Family

ID=16503799

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20524593A Pending JPH0751964A (ja) 1993-08-19 1993-08-19 工具装着装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0751964A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003048133A (ja) * 2002-07-26 2003-02-18 Toyota Motor Corp 工具ホルダ装置
CN101941159A (zh) * 2010-08-16 2011-01-12 浙江平柴泵业有限公司 弹性偏心夹具
CN102717284A (zh) * 2012-06-28 2012-10-10 鹰普机械(宜兴)有限公司 一种车加工自动压紧装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003048133A (ja) * 2002-07-26 2003-02-18 Toyota Motor Corp 工具ホルダ装置
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