JPH0751963B2 - 連結装置 - Google Patents

連結装置

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JPH0751963B2
JPH0751963B2 JP28469890A JP28469890A JPH0751963B2 JP H0751963 B2 JPH0751963 B2 JP H0751963B2 JP 28469890 A JP28469890 A JP 28469890A JP 28469890 A JP28469890 A JP 28469890A JP H0751963 B2 JPH0751963 B2 JP H0751963B2
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Description

【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本発明は、取り外し可能な連結装置に関する。
《従来の技術》 従来、二部材を連結させることを目的とした連結装置
(締結装置)としては、第8図、第9図に示したもの
と、ホックと称するもの等が知られている。
同上図に示したものは、連結用孔aの内周面に環状の係
止突条bが設けられている雌部材cと、上記連結用孔a
に挿脱自在な連結杆dを有し、該連結杆dの外周に環状
の係止凹条溝eが設けられている雄部材fとからなるも
ので、第8図に示されているように、上記連結杆dの直
径方向にスリットgを形成することにより、該連結杆d
を縮径可能とするか、第9図の如く、連結杆dの先端に
截頭円錐形状頭部hを形成することにより、上記連結孔
aに対して連結杆dを軸方向に押込むことで、上記係止
突条bに係止凹条溝eが係止され、雄雌両部材f、c相
互が締結される構成となっている。
《発明が解決しようとする課題》 上述図示例のものは、軸方向の取り付け及び引張り方向
の力に対して雄雌両部材f、cの連結強度を可成り強く
することができるので、これを取り外したい場合にあっ
ても、簡易に外すことができないこととなる。
これに対し、前掲既存のホックは、脱着が可能であり、
外す時のことを考慮した構成となっているので、当然引
張り方向の力には弱くなる。
さらに、雄部材と雌部材の二部材に他の部材を付加した
ものもあるが、当該付加部材による特別な連結上の効果
を発揮させようとするものでなく、結局当該二部材の連
結強度が小さいと、以上の引張り方向の力に対して弱
く、これを可及的に強いものとすれば、外すことができ
ない共通の難点をもっている。
本願請求項(1)の発明では、上記従来の技術の有する
このような問題点に鑑みてなされたもので、雄部材と雌
部材とを適切に構成し、これに別部材を付加することで
簡易に二つの被連結部材を連結状態とすることができ、
かつ振動や引張り方向の力に対して緩みを生じることな
く強固な連結強度が得られるようにしようとすると共
に、取り外しも容易である連結装置を提供しようとする
ものが、その目的である。
《課題を解決するための手段》 本発明は、上記の目的を達成するために、上端に挿通口
が開口され、下端に底部をもち、下端へ向け径大である
テーパ孔を有し、第1の被連結部材に固定可能の雌部材
と、上記テーパ孔に対して挿脱自在な連結ねじ棒を有す
る雄部材と、径が拡縮可能なるよう周方向に所要複数個
だけ分割して形成され、上記テーパ孔に摺動により昇降
動自在にして、かつ縮径、拡径可能なるよう内装される
チャック部材と、上記テーパ孔の底部とチャック部材間
に配設され、当該チャック部材を押上げ付勢するバネ部
材とを具備し、上記雌、雄両部材相互が、上記チャック
部材に対する連結ねじ棒のねじ込みにより、チャック部
材の内面に設けた雌ねじ部とが螺合されることによって
軸方向に対して締結され、当該雌、雄両部材間に第2の
被連結部材を連結可能に設けてなることを特徴とする連
結装置を提供しようとするものである。
さらに、請求項(2)では、請求項(1)におけるチャ
ック部材の内面に予め雌ねじを刻設しておかなくとも、
チャック部材よりも雄部材の硬さを大にしておけば、チ
ャック部材の平滑である内面に、雄部材の連結ねじ棒を
螺入させてやることで、当該内面に雌ねじを形成するこ
とができることを、その内容としている。
《作用》 雌部材は、第1の被連結部材に打ち込みによって固定す
ることができる。
雄部材は、その連結ねじ棒を、上記第1の被連結部材に
対して連結しようとする第2の被連結部材に挿通するこ
とにより該第2の被連結部材を支持する。
この状態において、雌部材のテーパ孔に対し、雄部材の
連結ねじ棒を挿入していき、チャック部材に対して強く
押し込みながら所定方向に、例えばドライバー等の工具
を用いて回動(螺動)すると、その押込み力によりチャ
ック部材はバネ部材によるバネ力に抗してテーパ孔内を
下方向に押し下げられる。
かくして当該チャック部材は押し広げられて拡径し、そ
の内面に予め形成され、または回動により形成された雌
ねじ部と連結ねじ棒とが螺合することとなり、さらに、
雄部材を締め付け方向へ回動することで、その締め付け
力と、バネ部材によるバネ力とによってチャック部材は
テーパ孔内を上方に摺動して当該テーパ孔に嵌合され、
雄雌両部材は軸方向に締着され、これにより第1、第2
の両被連結部材は連結されることとなる。
上記連結状態においては、チャック部材はバネ部材によ
るバネ力によって常時押し上げ付勢されていることでテ
ーパ孔の径小端方向へ押し込まれ、縮径状態が堅持され
るので、振動等によっても連結ねじ棒とチャック部材と
の螺着が緩みを生じることはなくなり、従って、雄雌両
部材は締結状態に維持されることとなり、第1、第2両
被連結部材の連結状態が確保される。
上記連結状態にあって、雄部材を予め設定してある軸回
り方向に、ドライバー等の工具を用いて回動(螺動)さ
せると、連結ねじ棒とチャック部材との螺合により、雄
部材は軸方向に後退し、上記連結ねじ棒とチャック部材
との螺着が解除され、雄雌両部材の締結が解かれ、雄部
材と共に第2の被連結部材の取り外しが可能となる。
《実施例》 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図ないし第5図に示したように、雌部材1と、雄部
材2と、チャック部材3と、バネ部材4との四部材によ
り構成されている。
雌部材1は、第1図(イ)(ロ)、第4図、第5図に示
したように円筒状で、外周面には、その対称位置に縦リ
ブ5,5が欠設されていると共に、縦断面略鋸刃形状とな
るように、所要複数個の突条6‥‥‥が長手方向へ連続
して周設されており、これは第1の被連結部材7に予め
穿設しておいた取付孔8に打ち込むことで固定される。
又、この雌部材1には、その軸心に、前記雄部材2の後
述する連結ねじ棒が挿脱自在である挿入口9と、これよ
りも大径とした上端から下端に向けて徐々に径大となる
よう形成したテーパ孔10が、上下配置にて同一軸線上に
連結されており、該テーパ孔10の下端開口部には大径で
あるねじ孔11が連設され、該ねじ孔11には、円盤状で外
周に雄ねじ12aを刻設してある底板12が螺着されてい
る。
次に、前記雄部材2は、第2図(イ)(ロ)及び第4
図、第5図に示したように、上面にドライバー等の工具
差し込み用の溝部13を設けた頭部14と、その下面中心部
から一体に垂設され、外周面に雄ねじ部15aの刻設され
た連結ねじ棒15とで形成されている。
上記連結ねじ棒15は、前記雌部材1の挿入口9及びテー
パ孔10に対して挿脱自在に形成され、該テーパ孔10に挿
入した後、押し込むことで、前記チャック部材3を径方
向に押し広げ可能であり、かつ回動(螺動)すること
で、当該連結ねじ棒15を後述する雌ねじ部と螺合し易く
するために、その先端に径小部15bが形成されている。
前記チャック部材3は第3図(イ)(ロ)及び第4図、
第5図に示したように、周方向に二分割されている平面
略半円形状の二個の構成部材3a,3aによって形成される
もので、該各構成部材3a,3aは、その外側面が、上記雌
部材1におけるテーパ孔10にテーパ面16となるよう形成
されていると共に、その内面が、上記連結ねじ棒15の外
周面における曲率と同等の曲率を有する円弧状面に各々
形成されていると共に、該円弧状面には雌ねじ部17が、
上記連結ねじ棒15の雄ねじ部15aと螺合可能なるよう形
成されている。
上記チャック部材3は、各構成部材3a,3aが対向状態に
て前記テーパ孔10に対して、軸方向(図において上下方
向)へ摺動自在であり、かつ軸回り方向へ回動可能に内
装され、上記テーパ孔10に対して押し上げられることで
縮径し、押し下げられることで拡径可能に形成されてい
ると共に、縮径することで、上記連結ねじ棒15に、螺合
した状態にて締め付け力が働くよう予め各構成部材3a,3
aの周方向への長さは任意に設定させてあり、これによ
り、上記各構成部材3a,3aの対向部には、第4図、第5
図に示した如く、所要幅の隙間iが生じるようになって
いる。
又、上記チャック部材3は、二個に限られることなく、
三個、四個等、所要複数個の構成部材3a‥‥‥によって
形成できることももちろんである。
前記バネ部材4は、上記雌部材1におけるテーパ孔10の
下部にあって、前記底板12とチャック部材3との間に配
設され、そのバネ力によりチャック部材3を常時押し上
げ方向へ付勢することとなり、これにより、当該チャッ
ク部材3はテーパ孔10のテーパ面により縮径されてい
る。
上記バネ部材4として、本実施例では圧縮コイルスプリ
ングを使用しているが、これ以外に、図示しないU字状
やストレートのトーションバネを、雌部材1の周壁に水
平に貫通してチャック部材3の下端面に、これを支承配
設するようにして使用することも可能である。
又、上記した雌部材1及び雄部材2並びにチャック部材
3は金属材料とか合成樹脂にて形成することができる。
尚、第4図において、18は、第1の被連結部材7に連結
される第2の被連結部材を示し、18aは該第2の被連結
部材18に貫通した前記連結ねじ棒15aの挿通用取付孔を
示している。
ここで、第6図、第7図は、上述の本実施例につき、こ
れをヒンジ19の取り付け用に供した一使用例を示してい
る。
この場合は、予め扉20と、これが取付けられるキャビネ
ット等の側板21に雌部材1‥‥‥を所要数、所要位置に
打ち込んで固定しておくと共に、ヒンジ19の本体19a
と、ソケット19bの取付孔19c‥‥‥に雄部材2を所要数
個、所要位置に挿通しておき、この状態にて、各雌部材
1‥‥‥の図示しない挿入孔からテーパ孔に各雄部材2
‥‥‥の各連結ねじ棒15aを差し込み、該各連結ねじ棒1
5aを押し込みながら所定方向へ回動(螺動)することに
より図示したチャック部材と螺着して雄雌両部材2,1が
互いに締結され、これにより扉20とソケット19b及び側
板21と本体19aとが連結され、扉20はヒンジ19により側
板21に取り付けられることとなる。
又、使用例としては、上記したヒンジによる扉の取り付
け以外に、図示しないドアホルダー、ステーから壁等に
取り付けるもの全般に適用可能である。
《発明の効果》 本発明は、以上説明したように構成されているので、連
結ねじ棒が螺着されるチック部材は、雄部材の締め付け
方向の回動によりテ−パ孔の径小端側へ移動して縮径さ
れ、上記連結ねじ棒を強固に挟着すると共に、当該チャ
ック部材はバネ部材によるバネ力によって、常時テーパ
孔の径小端側へ圧入され、その状態が維持されるので、
雄雌両部材を、振動等によって緩みを生じることなく締
結できると共に、それらの締結強度を木ネジやタッピン
ネジ以上に強くすることができる。
しかも、雄部材をドライバー等の工具で回動することに
よって取り外しが容易にできることとなり、従って、予
め一方の被連結部材に雌部材を固定しておき、他方の被
連結部材の取付孔に雄部材を挿入し、該雄部材の連結ね
じ棒を雌部材内のチャック部材と螺合するだけの容易な
操作で、被連結部材相互を強固に取り付けることができ
る。
又、連結ねじ棒とチャック部材の螺合に際してのがた付
きが、バネ部材による押し上げ付勢と、テーパ孔とによ
るチャック部材の縮径によって吸収されるため、雄雌両
部材の締結及び解除が繰り返し行なわれても、強い締結
強度が得られ、その耐久性も大である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明に係る連結装置の実施例を
示したもので、第1図(イ)(ロ)はその雌部材を示す
平面図と側面図、第2図(イ)(ロ)はその雄部材を示
す平面図と側面図、第3図(イ)(ロ)はそのチャック
部材を示す平面図と側面図、第4図はその連結使用状態
を示す縦断面図、第5図は第4図におけるV−V線矢視
横断面図、第6図、第7図は本実施例の一使用例を示す
連結前の状態の側面図と、連結完了状態の側面図、第8
図、第9図は従来の連結装置を一部断面して示す各側面
図である。 1……雌部材 2……雄部材 3……チャック部材 4……バネ部材 7……第1の被連結部材 10……テーパ孔 15……連結ねじ棒 17……雌ねじ部 18……第2の被連結部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上端に挿通口が開口され、下端に底部をも
    ち、下端へ向け径大であるテーパ孔を有し、第1の被連
    結部材に固定可能な雌部材と、上記テーパ孔に対して挿
    脱自在な連結ねじ棒を有する雄部材と、径が拡縮可能な
    るよう周方向に所要複数個だけ分割して形成され、上記
    テーパ孔に摺動により昇降動自在にして、かつ縮径、拡
    径可能なるよう内装されるチャック部材と、上記テーパ
    孔の底部とチャック部材間に配設され、当該チャック部
    材を押上げ付勢するバネ部材とを具備し、上記雌、雄両
    部材相互が、上記チャック部材に対する連結ねじ棒のね
    じ込みにより、チャック部材の内面に設けた雌ねじ部と
    が螺合されることによって軸方向に対して締結され、当
    該雌、雄両部材間に第2の被連結部材を連結可能に設け
    てなることを特徴とする連結装置。
  2. 【請求項2】チャック部材の内面に設けた雌ねじ部が、
    チャック部材の内面に雄部材の連結ねじ棒を螺入操作す
    ることにより形成されたものである請求項(1)記載の
    連結装置。
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