JPH075180Y2 - 間仕切り等における扉蝶着装置 - Google Patents

間仕切り等における扉蝶着装置

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JPH075180Y2
JPH075180Y2 JP1991070198U JP7019891U JPH075180Y2 JP H075180 Y2 JPH075180 Y2 JP H075180Y2 JP 1991070198 U JP1991070198 U JP 1991070198U JP 7019891 U JP7019891 U JP 7019891U JP H075180 Y2 JPH075180 Y2 JP H075180Y2
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JP
Japan
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door
hinge
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mounting
opened
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洋一 音光寺
善博 鈴木
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Okamura Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は間仕切りや家具等にお
ける扉の蝶着装置に係り、特に扉を180度開くことがで
きる蝶着装置に関する。
【0002】
【従来技術】所要間隔を設けて立設した支柱の少なくと
も前面側に壁面パネルの側端を当接して装着すること
により間仕切り壁を構成し、かつ扉を取付けるに当
り、扉の一側端縁を、扉取付用支柱の一側面に取付けた
蝶番により蝶着して、蝶番前端の縦軸を支点に回動さ
せて開閉するようにしたものは公知である。
【0003】図1は、その一例を示しており、断面矩形
の支柱(1)の上下に、笠木(2)と幅木(3)が設けられて
おり、支柱(1)に扉(4)、パネルドア(5)が蝶番(6)
により回動自在に取り付けられている。扉(4)、パネル
ドア(5)と蝶番(6)とは蝶番取付材(7)を介して取り
付けられているので、扉(4)、パネルドア(5)は開扉し
た時に、図のように扉やパネルドアの蝶着側端部
支柱(1)の前面に装着した壁面パネル(8)の側端縁
に当接して、約90度しか開くことができなかった。
【0004】のため、開扉角度を大きく180度開くこ
とができる蝶着装置が考えられている。図2はそのよ
うな例を示しており、実公昭58−20763号公報に
記載されているものである。この例では、家具本体(11)
扉(12)が蝶番(13)により回動自在に取り付けられて
いる。蝶番(13)は、本体側の取付板(14)と、扉側の取付
板(15)と、扉上端部に設けられた中間部材(16)と、主ピ
ン(17)と副ピン(18)とからなり、主ピン(17)と副ピン(1
8)を中心として回動させることにより扉(12)は180
度開くことができるようになっている。
【0005】図1の従来例においては扉を180度開
くことはできない。図2の従来例においては扉を18
0度開くことができるが、扉の回動支点本体より前方
に突出ているため、蝶番が飛び出ており、不体裁であ
るばかりでなく、これに接触するなど危険があった。ま
た、扉の上下両端において扉を蝶着しているので、大型
の扉では強度的に弱く、不適であった。更に、部品点数
が多く、各部品の形状も複雑で製作が面倒であった。
【0006】上述の問題点を解決するものとして、実公
昭30−5054号公報、実公昭41−22486号公
報に記載された考案がある。 これらの本考案は、いずれ
も、断面ほぼコ字状の部材の両端に、それぞれ蝶番を設
け、2つの蝶番を、家具本体前面より突出する中空の支
柱状部材の内側面と、扉の内側面とに、それぞれ取り付
けたものである。
【0007】扉を180度開くには、まず、家具本体に
取り付けられた蝶番により開扉する 。この動作により、
他方の蝶番は、家具本体より前方に位置することとな
り、この蝶番により扉をさらに開くことができ、180
度の開扉が可能となっている。さらに、この蝶番装置に
選れば、閉扉時に蝶番が本体より前方に突出することが
なく、体裁がよいものとなる。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】上述の実公昭30−5
054号公報及び実公昭41−22486号公報に記載
されている考案は、いずれも、家具本体前面より突出す
る中空の支柱状部材の内側面に蝶番を取り付けるため、
この支柱状部材に切欠き部を設ける必要があり、扉を開
いたときの部分の体裁が悪い。 また、扉が大型の場合に
は、扉の上下方向に複数の蝶番装置を設ける必要がある
が、1つの蝶番装置において2つの蝶番を用いているた
め、それぞれの蝶番が同期的に回動しないことがあり、
蝶番の損壊や扉のねじれの原因となる。
【0009】本考案は、従来の技術が有する上記のよう
な問題点に鑑み、蝶番を本体より飛び出させることな
く、扉を180度開くことができるとともに、扉板を開
いたときの体裁がよく、しかも扉板が大型の場合に適し
た間仕切り等における蝶番を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本考案は、支柱と扉板との間に設けられた蝶番装
置により、扉板を180度開くことができるようにした
蝶着装置において、支柱と扉板との間に設けた番に
り、扉板を180度開くことができるようにした扉蝶着装
置において、支柱に設けた窓孔を挿通する略Z字形状の
取付金具と、該取付金具の一端に固定された第1の蝶番
と、前記取付金具の他端に固定され、上下方向に長く、
かつ扉板を開いたときに支柱の窓孔の前面を覆う取付板
と、該取付板に固定された第2の蝶番とからなり、第1
の蝶番は、支柱に設けられた窓孔を介して支柱の内側に
固定され、第2の蝶番は、扉板の裏面に固定されている
ことを特徴としている。
【0011】
【作用】扉板と支柱の間には、略Z字形状の取付金具の
一端に第1の蝶番が、また他端に取付板を介して第2の
番が設けられており、2つの蝶番がそれぞれ回動する
ことにより、扉板は180度開くことができる。扉を1
80度開いた状態では、取付金具の傾斜片が支柱に設
窓孔の前縁と当接する。また、扉板を全開したとき、
上下方向に長い取付板が支柱の窓孔の前面を覆い、目隠
しとなるので、全開時の体裁がよい。
【0012】
【実施例】図3ないし図7は、本考案の一実施例を示
す。図3において、支柱(21)は四角形断面の筒形をして
おり、左側面に窓孔(22)が設けられ、支柱の内側に蝶番
(24)の一片が取り付けられている。蝶番(24)の他片には
取付金具(25)が取り付けられている。取付金具(25)は
図4に示すように略Z字形状をしており、支柱(21)の窓
孔(22)を挿通する傾斜片(27)を有し、平行となった蝶番
取付部(28)と取付板取付部(29)とにより、蝶番(24)と取
付板(31)に取り付けられている。取付板(31)は、上下方
向に長く、かつ扉板(30)を開いたときに、支柱(21)の窓
孔(22)の前面を覆うようになっている(図7参照)。
【0013】他方、扉板(30)の裏面には、上下方向を向
く補強杆(35)が設けられており、取付片(33)を介して第
2の蝶番(32)に取り付けられている。蝶番(32)の他
は、取付板(31)の前端片に取り付けられている。
【0014】図5は、扉板(30)が閉じられて、壁面パネ
ル(40)と同一平面となっている状態を示している。この
状態から扉板(30)を開くと、第1、第2の蝶番(24)、(3
2)は、ともに縦軸(26)、(34)を中心に回動し、図6に示
すように扉板(30)は手前へ回動する。更に扉板(30)を開
くと図7に示すように、取付金具(25)は支柱(21)に
設けられた窓孔(22)の前縁(23)に当って止まるが、扉
板(30)は蝶番(32)の縦軸(34)を中心に更に回動し、扉
板(30)は壁パネル(40)と平行となるまで開くことがで
きる。
【0015】
【考案の効果】本考案は以上の構成としたことにより、
次の効果を奏する。(a) 閉扉状態において、蝶番が
体より突出することがないので、体裁が良く、また、こ
れに接触することがなくなる。(b) 蝶番を扉板の側面
に設けてあるので、大型の扉に対しては多数の蝶番を
設けることにより強度を大きくすることができる。
(c) 扉を180度開くことができる。(d) 部品点数が
く、また部品の形状も簡単であり、製作が容易であ
(e) 取付板が、扉板を開いたときに、支柱の窓孔
を覆う目隠しの役割を果たす。したがって、扉板を開い
たときの体裁がよい。 (f) 第1の蝶番と第2の蝶番の
間に、上下方向に長い取付板を設けてあるので、扉板の
上下方向に複数の蝶番装置を設ける場合に、すべての蝶
番装置の取付板を1枚の取付板で共用することができ
る。 またそうすることによって、各段の第1の蝶番と第
2の蝶番とが、確実に同期して回動でるようになり、そ
れらが同期しないで別々に回動した場合に生じる蝶番の
損傷や扉板のねじれ等のおそれを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の蝶着装置を示す斜視図である。
【図2】従来の蝶着装置を示す斜視図である。
【図3】本考案の一実施例を示す分解図である。
【図4】図3における取付金具の平面図である。
【図5】図3の蝶着装置において扉が全閉した状態を
示す。
【図6】図3の蝶着装置において扉が途中まで開いた
状態を示す。
【図7】図3の蝶着装置において扉が180度開いた状
態を示す。
【符号の説明】
(21)支柱 (22)窓孔 (23)前縁 (24)蝶番 (25)取付金具 (26)縦軸 (27)傾斜片 (28)蝶番取付部 (29)取付板取付部 (30)扉板 (31)取付板 (32)蝶番 (33)取付片 (34)縦軸 (35)補強杆 (40)壁パネル

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支柱と扉板との間に設けた番により、
    扉板を180度開くことができるようにした扉蝶着装置に
    おいて、支柱に設けた窓孔を挿通する略Z字形状の取付
    金具と、該取付金具の一端に固定された第1の蝶番と、
    前記取付金具の他端に固定され、上下方向に長く、かつ
    扉板を開いたときに支柱の窓孔の前面を覆う取付板と、
    該取付板に固定された第2の蝶番とからなり、第1の蝶
    番は、支柱に設けられた窓孔を介して支柱の内側に固定
    され、第2の蝶番は、扉板の裏面に固定されていること
    を特徴とする扉蝶着装置。
  2. 【請求項2】 扉板が180度開いた状態において、取付
    金具の傾斜片が支柱に設けられた窓孔の前縁と当接す
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の扉蝶着装
    置。
JP1991070198U 1991-08-08 1991-08-08 間仕切り等における扉蝶着装置 Expired - Fee Related JPH075180Y2 (ja)

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JPH0514460U JPH0514460U (ja) 1993-02-26
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JPS4122486Y1 (ja) * 1964-03-02 1966-11-10

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