JPH075169Y2 - 墓石用花立 - Google Patents

墓石用花立

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JPH075169Y2
JPH075169Y2 JP5654392U JP5654392U JPH075169Y2 JP H075169 Y2 JPH075169 Y2 JP H075169Y2 JP 5654392 U JP5654392 U JP 5654392U JP 5654392 U JP5654392 U JP 5654392U JP H075169 Y2 JPH075169 Y2 JP H075169Y2
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JP
Japan
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flower
flower stand
outer cylinder
tombstone
artificial
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JP5654392U
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JPH068638U (ja
Inventor
拡史 浦野
Original Assignee
株式会社アート・スリー
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、墓前に生花を供えら
れるようにし、その不使用時でも生花が供えられている
ように印象される墓石用花立に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、墓前には、物故者の霊を弔う
ためにも生花が活けられることが多く、種々の草花が墓
前に設置される花立によって供えられている。このため
に使用される従来の花立は、墓前の墓石台上に固定され
る上部開口の有底筒状に形成されており、墓参りその他
に際する清掃後に生花が活けられるようになっている。
【0003】この従来の花立は、生花を活けるために上
部が開口されているから、不使用時には雨水が溜まり、
それが腐敗し、異臭を発散させることがあり、これを防
止すべく、花立自体を着脱式のものとしたり、逆伏せ可
能に構成したり、収容する水の交換を容易なものとした
り等している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、従来から提
案されているこうした花立は、使用時と不使用時との間
で異なる取扱いに関する構造のものとするものであり、
これ自身の体裁が良好であること、デザイン的に優れた
ものとすること等のものではなかった。
【0005】そこで、この考案は、叙上のような従来存
した諸事情に鑑み案出されたもので、特に、生花を活け
ていない不使用時の形態自体を良好なものとするばかり
でなく、生花を活けた状態でもこれとの相乗作用と相俟
って、一段と体裁がよいものとできる墓石用花立を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、この考案にあっては、所定の墓石T上に載置セッ
トされる上部開口の有底筒状の外筒体1と、この外筒体
1の内部に着脱自在に配装される上部開口の有底筒状の
花立本体2と、外筒体1、花立本体2相互間の空隙部分
に、花立本体2を囲むようにして固化手段4を介して形
成配置された造花体3とを備えたことを特徴とする。
【0007】また、造花体3はセラミック製のものとし
て、固化手段4はシリコン樹脂製のものとして構成する
ことができる。
【0008】
【作用】この考案に係る墓石用花立にあって、花立本体
2内に生花Fが入れられると、造花体3と共に一層豪華
な雰囲気を醸成し、墓参者等を楽しませる。
【0009】また、生花Fがない状態では、造花体3
が、草花がある疑似状態の独自の雰囲気を醸成させるば
かりでなく、セラミック製であることで屋外での長期間
の使用を可能にさせる。
【0010】着脱自在な花立本体2は、不使用時では外
筒体1から取り外し、雨水その他が溜まり、不衛生とな
ることを防止させる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照してこの考案の一実施例を
説明するに、図において示される符号1は所定の墓石T
上に載置セットされる上部開口の有底筒状の外筒体であ
り、この外筒体1の内部には、生花を活けるための、上
部開口の有底筒状の花立本体2が着脱自在に配装されて
いる。これらの外筒体1及び花立本体2によって、この
考案花立自体は内外二重の筒状構造を呈するように構成
されており、図示のように、花立本体2が外筒体1に比
し高さが高く形成される場合に限らず、場合によっては
外筒体1が花立本体2に比し高く形成されたり、同様な
高さに形成されたりする。
【0012】また,花立本体2自体は、底部と開口上部
とがほぼ同様な径を有するように形成しておき、花体本
体2自体を使用しないときは、開口上部を逆向きに伏せ
た状態で外筒体1内に収納できるものとしておくこと
で、不使用時に花体本体2内に雨水等が溜まらず、衛生
的に優れたものとすることができる。なお、図示を省略
したが、その開口上部が外方に至るに伴ない次第に拡開
し、反対側に膨出するような半円形状を呈するものとし
て形成することも可能であり、いずれにしても、これら
の形状に限定されるものでないことは勿論である。
【0013】また、図示にあっては、内周部分に溝部を
有する断面でほぼU字状で、平面から見てほぼドーナツ
状を呈するように外筒体1を形成し、中心部の空隙部位
内に花立本体2を着脱自在に収納したものとしてある。
外筒体1自体は、その中心部が空洞状に形成されてい
て、この外筒体1の内外を連通させる溝状あるいは孔状
の排水部5が底部に形成されており、墓石T上に設置さ
れているときに外筒体1の中心部に溜まることがある雨
水等を自動的に排水させるように配慮してある。
【0014】そして、外筒体1と花立本体2との間の空
隙部分内、例えば前記のU字状の溝部内には、花立本体
2周囲を囲むように造花体3が固化手段4によって固定
されることで形成配置されている。この造花体3は、例
えばセラミック製のものとされ、屋外において長期間に
亙って日光等に晒されることがあっても退色したり、風
化したり、崩壊したり等することがないように配慮され
ることが望ましい。もとより、この造花体3は、セラミ
ック製であることに限定されず、合成樹脂、布帛、金属
その他の従来からの装飾用造花材料のものが使用できる
のは勿論である。
【0015】この造花体3自体の形態は、種々の草花を
象ったものとすることができ、通常は、墓前に供えられ
るものとして一般的な草花の中から選択されたそれらの
疑似形状のものとされる。
【0016】固化手段4は、シリコン樹脂等によること
が予定され、例えば外筒体1における前記U字状の溝部
内に配置したスポンジ材の如き支持部材に差し込み、盛
花形態を整えた後、流動状態にあるシリコン樹脂等を流
し込み、適当な養生期間の経過後で固化されるものとし
て得られる。この場合、溝部内に造花体3を固化手段4
によって固定配装して構成したものとなり、造花体3は
支持部材によってデザイン的な形態が仮止め状に整えら
れるから、制作形態を予め特定できる。そして、特定さ
れた造花体3の配置、デザイン等によって固化手段4を
介して外筒体1と一体状に形成させることができる。
【0017】また、図示を省略したが、外筒体1と花立
本体2との間に支持部材等によって造花体3を適当に配
置した後、流動状態にあるシリコン樹脂等を流し込み、
適当な養生期間の経過後で固化されるものとして形成す
ることもできる。もとより、造花体3、支持部材、固化
手段4等を一体状に構成し、これと外筒体1、花立本体
2両者とを組合せるようにすることも可能である。この
ときの花立本体2の着脱は、この花立本体2周囲に凝固
配置される固化手段4内で抜き差しさせることで行なわ
れるものとなる。
【0018】次にこれの使用の一例を説明するに、従来
と同様に、図2に示すように、所定の墓石Tにおける墓
石台上に載置セットされればよく、生花F等を供える場
合に、花立本体2を外筒体1から取り外し、清掃後に
水、生花Fを収容し、再び外筒体1内に挿入すればよい
ものである。このとき、生花Fと造花体3とによって一
層豪華な雰囲気のものとなり、墓参者等を楽しませるこ
とができる。
【0019】また、生花Fがない状態では、外筒体1内
に配装固定されている造花体3によって草花がある疑似
状態の雰囲気が得られ、このとき、使用していない花体
本体2は逆向きに伏せた状態にし、雨水等が溜まるのを
防止するようにしておくものである。
【0020】
【考案の効果】この考案は以上のように構成されてお
り、これがため、墓石Tにあって、特に、生花Fを活け
ていない不使用時にあってもこれらの周囲の雰囲気を疑
似の造花体3によって良好なものとでき、また、生花F
を活けた状態では、造花体3との相乗作用と相俟って、
一段と体裁がよいものとすることができる。
【0021】すなわち、これは、この考案において、外
筒体1と、この外筒体1に対して着脱自在な花立本体2
との空隙部分に、花立本体2を囲むようにして造花体3
を形成配置したからであり、これによって、不使用時で
も墓前に生花Fが供えられているように印象されるから
である。
【0022】また、造花体3はセラミック製のものとし
てあるから、屋外における退色、風化、崩壊の虞れが少
なく、長期間に亙って永年的に使用でき、極めて便利で
あり、しかも、これ自体の手入れも不要なものである。
【0023】外筒体1に対して花立本体2を着脱自在に
してあるから、墓参時以外等の不使用時では外筒体1か
ら取り外すことができ、花立本体2内に雨水その他が溜
まることがなく、衛生的な状態を維持できるものであ
る。
【0024】シリコン樹脂製の固化手段4は、外筒体1
と花立本体2との空隙部分に配装する造花体3の配置を
固定的に維持し、しかも、これが固化する以前における
造花体3の配置形態を自由に選定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部切欠斜視図である。
【図2】使用状態の正面図である。
【符号の説明】
F 生花 T 墓石 1 外筒体 2 花立本体 3 造花体 4 固化手段 5 排水部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の墓石上に載置セットされる上部開
    口の有底筒状の外筒体と、この外筒体の内部に着脱自在
    に配装される上部開口の有底筒状の花立本体と、外筒
    体、花立本体相互間の空隙部分に、花立本体を囲むよう
    にして固化手段を介して形成配置された造花体とを備え
    たことを特徴とする墓石用花立。
  2. 【請求項2】 造花体はセラミック製のものとしてある
    請求項1記載の墓石用花立。
  3. 【請求項3】 固化手段はシリコン樹脂製のものとして
    ある請求項1または2記載の墓石用花立。
JP5654392U 1992-07-02 1992-07-02 墓石用花立 Expired - Lifetime JPH075169Y2 (ja)

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JP5654392U JPH075169Y2 (ja) 1992-07-02 1992-07-02 墓石用花立

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JPH068638U JPH068638U (ja) 1994-02-04
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