JPH075160A - 液体クロマトグラフィー - Google Patents

液体クロマトグラフィー

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JPH075160A
JPH075160A JP5143305A JP14330593A JPH075160A JP H075160 A JPH075160 A JP H075160A JP 5143305 A JP5143305 A JP 5143305A JP 14330593 A JP14330593 A JP 14330593A JP H075160 A JPH075160 A JP H075160A
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JP5143305A
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Shizuyoshi Yamazaki
静悦 山崎
Toshiyuki Koyama
敏之 小山
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Mitsubishi Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 第1カラム及び第2カラムを連結した液体ク
ロマトグラフィーにおいて、第1カラム(7)と第2カ
ラム(23)との間に複数の空カラム(15)及び複数
の濃縮カラム(21)を連結し、良溶媒(2)と第1の
貧溶媒(4)との混合溶媒からなる第1の溶離液を用い
て試料(S)を第1カラムに送給して成分を粗分離し、
第1カラムから溶出した各フラクションを各空カラムに
採取し、次いで第1の溶離液で各空カラムのフラクショ
ンを流出させ、これに第2の貧溶媒を加えて各濃縮カラ
ムに導入し、各フラクション中の成分を各濃縮カラム中
に捕捉させた後、第2の溶離液を用い濃縮カラム中の成
分を溶出して第2カラムに送給し分離する液体クロマト
グラフィー。 【効果】 試料を1回注入するのみで、多成分系で、か
つアミノ酸の光学分割のような複雑な分離が可能であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液体クロマトグラフィ
ーに基づく成分の分離方法及びその装置に関し、特にア
ミノ酸のDL分割など多成分系の高分離・精製及び分析
の自動化に好適な液体クロマトグラフィーに関する。
【0002】
【従来の技術】複雑な物質又は構造の類似した物質の混
合物を液体クロマトグラフィーで分析した場合、単一の
分離カラムでは試料中の各成分を分離できないことが多
い。この場合、分離カラム又は溶離液あるいはその両者
の種類を替えて複数回分析しなければならない。しか
し、複数回分析するには多数の装置及び多くの分析時間
を必要とする。更に試料を複数回注入するので、貴重な
試料を浪費する場合も多い。最近、互いに分離モードの
異なる第1カラム及び第2カラムを連結して成分の分離
を行うことが考えられ、分子量で分離するGPCカラム
と極性で分離する逆相カラムを連結した液体クロマトグ
ラフィーを用いる手法が提案されている(特開昭61−
140861号及び特開平2−171653号各公
報)。
【0003】GPCカラムと逆相カラム連結をした液体
クロマトグラフィーの系では逆相カラムの背圧がGPC
カラムにかかり、3次元重合ポリマーのゆえ圧力に弱い
構造のGPCカラム充填剤が損傷しやすい。そのため、
単管又はバルブを介したGPCカラムと逆相カラムの直
接連結法は実用的に不可能であり、現実的に上記の背圧
の問題を考慮して第1カラムと第2カラムの中間にトラ
ップ又は濃縮カラムを介在させ、第1カラムからの溶出
液をトラップ管にトラップした後、そのトラップ液に水
を加えて濃縮カラムに導入し、目的成分を濃縮して第2
カラムで分析し、良好なピークを得る方法が報告されて
いる。
【0004】しかしこの流路構成では空ループから濃縮
カラムにて濃縮を行い、溶離液の流路方向を逆にし、第
2カラムに成分を導入している。この場合、GPCカラ
ムと逆相カラムの組合せでは分離モードが異なるため分
離にはさほどの支障はないが、例えば第1カラム及び第
2カラム共逆相ODS系カラムを用いてアミノ酸誘導体
を分析する場合、濃縮カラムは第1カラムでのDL体の
粗分離を保った状態で濃縮するが、第2カラムへ成分を
導入する際、流路構成上溶離液を濃縮操作と逆方向へ流
さざるをえず、濃縮カラム中で粗分離していたピークが
再び一体化し、第2カラムで改めて分離するため分離効
率が悪い。更にトラップ管が1本しかないため再分析を
必要とするピーク群が複数ある場合、希望するピーク群
が溶出するたびにメインポンプを止め第2カラムで分析
を行うか、そのつど試料を注入し目的とするピークを個
々に分析することとなり分析操作は非常に煩雑となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる問題
を解決し、単一の分析条件では分離不可能であった構造
の類似した複雑な多成分の分離を可能とし、一度の注入
で多種の分離結果が得られる液体クロマトグラフィーを
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者らは、
上記問題を解決するため鋭意検討を重ねた結果、第1カ
ラム及び第2カラムの間に、複数の空カラム及び複数の
濃縮カラムを連結し、それらの操作を特定した液体クロ
マトグラフィーは、上記目的を達成することを見出し、
本発明に到達した。
【0007】すなわち、本発明は第1カラム及び第2カ
ラムを連結した液体クロマトグラフィーにおいて、第1
カラム(7)と第2カラム(23)との間に複数の空カ
ラム(15)及び複数の濃縮カラム(21)を連結し、
良溶媒(2)と第1の貧溶媒(4)との混合溶媒からな
る第1の溶離液を用いて試料(S)を第1カラム(7)
に送給して成分を粗分離し、第1カラム(7)から溶出
した各フラクションを各空カラム(15)に採取し;次
いで第1の溶離液で各空カラム(15)のフラクション
を流出させ、これに第2の貧溶媒(18)を加えて各濃
縮カラム(21)に導入し、各フラクション中の成分を
各濃縮カラム(21)中に捕捉させた後、第2の溶離液
を用い濃縮カラム(21)中の成分を溶出させて第2カ
ラム(23)に送給し分離することを特徴とする液体ク
ロマトグラフィーであり、特に、第1カラム(7)及び
第2カラム(23)とも逆相分配型カラムである液体ク
ロマトグラフィーであり、更にそれを用いてアミノ酸を
光学分割する方法である。
【0008】以上は、試料の一度の注入で複雑な物質の
混合物又は構造の類似した試料成分の高分離、高精度分
析を確実、かつ自動的に遂行できる分離方法とそのシス
テムであり、以下の特徴を有している。流路構成が一
方向であり、いかなるカラム等を用いた場合でも、濃縮
カラムから第2カラムへ成分を導入する際に流路の逆転
による分離効率の悪化がない。複数の空カラム及び複
数の濃縮カラムを有しているので、1回の分析で複数成
分の再分離を効率良く行うことができる。
【0009】
【実施例】図1には本発明の液体クロマトグラフィーの
実施に用いるマルチカラム高速液体クロマトグラフの一
例を示す。以下図1に基づいて本発明を説明する。試料
Sの、注入口1には良溶媒2を注入する注入ポンプ3
と、第1の貧溶媒4を注入する注入ポンプ5が連結され
ている。良溶媒としては、親水性有機溶媒が用いられ、
その例として一般的に、メタノール、エタノール、プロ
パノール又はアセトニトリルなどが挙げられる。
【0010】第1の貧溶媒としては、水溶液が用いら
れ、例えば、コハク酸、シュウ酸、酢酸等の有機酸又は
リン酸等の無機酸、あるいはそれ等の酸の塩の水溶液が
挙げられる。塩を形成するカチオン成分としては、リチ
ウム、ナトリウム、カリウム、アンモニウムなどが好ま
しい。水溶液のpHは中性が望ましく、一般には4〜9.
5、好ましくは5〜7.5の範囲である。また、必要に
応じて、クラウンエーテル又はデキストリン等の包接化
合物が少量添加されてもよい。
【0011】良溶媒と第1の貧溶媒は試料注入口1で混
合されて第1の溶離液が形成され、試料Sが添加された
溶離液は切換バルブ6に送られる。次いで切換バルブ6
を介して第1カラム7、検出器8、第2の切換バルブ9
に送られる。レコーダー10は検出器8の出力を表示及
び記録し、試料を第2カラム23で分離する際、第1カ
ラム7による圧力低下を避けるためのバイパス管11が
切換バルブ6により切換えられるようになっている。
【0012】第1カラム7には、試料中の各成分を分離
するための充填剤が充填される。充填剤としては、例え
ばシリカ、スチレン−ジビニルベンゼン共重合体、ポリ
ビニルアルコール又はポリビニルピロリドン等の粉末が
用いられ、特に≡Si−OR(式中、RはC1 、C2
8 又はC18のアルキル基を表す)基を有するケイ素化
合物で表面処理したシリカ粉末が好ましい。溶離液の排
出口12から、採取不要のフラクションが排出される。
必要なフラクションは、第3の切換バルブ13及び第4
の切換バルブ14によって複数の空カラム15のいずれ
かに送給され、同カラム15に採取される。必要なフラ
クションを採取するための切換バルブ13及び14の操
作はレコーダー10の表示を参照して行われる。必要な
フラクションが空カラム15−1〜15−nにそれぞれ
採取され、次いで、第1カラム中の成分が溶出し終えた
ならば第2カラムでの分離が行われる。
【0013】第2カラム23での分離を行うためには、
第1の溶離液で空カラム15−1中のフラクションを第
5の切換バルブ19に送り、第2の貧溶媒注入ポンプ1
7から送られる第2の貧溶媒18と混合して所定の濃縮
カラム21に導入する。濃縮カラム21−1〜21−n
には、試料成分の担持体としてシリカ又はガラスビーズ
等が充填されており、第2の貧溶媒が混合されたフラク
ション中の試料成分は、濃縮カラム21中の担持体上に
沈積する。空カラム15に採取された各フラクションを
各濃縮カラム21に保持させる作業が終了した後、第2
の貧溶媒18の添加を中止し、良溶媒2又は良溶媒2と
第1の貧溶媒4との混合溶離液からなる第2の溶離液を
所定の濃縮カラム21に供給して、沈積した成分を溶出
し、第6の切換バルブ20及び第7の切換バルブ22を
介して第2カラム23に送給する。
【0014】第2カラム23は、試料の各フラクション
を精密に分離するため、第1カラム7と同様の充填剤を
有するが、しかし、第2カラム23の充填剤は第1カラ
ム7の充填剤とは分離能が異質となるように組合わせる
ことが好ましい。第2カラム23で分離された試料成分
は、検出器24で検出され、排出口25から排出され
る。レコーダー26は検出器24の出力を表示記録す
る。
【0015】以上、本発明の操作の要点は下記のとおり
である。初めにバルブ流路を第1カラム7−検出器8−
排出口12に接続し、その状態で試料を導入し、第1カ
ラムで1段目の分離を行う。この第1カラムで分離され
た各フラクションは、流路を切換えて第1カラム7−検
出器8−空カラム15−排出口16とし、分離目的成分
のトラップを行う。得られた粗分離成分はバルブ13及
び14を切換えて1からn群までトラップ可能である。
第1カラムで分離終了後バルブ流路を切換えバイパス管
11−空カラム15(1からn)−濃縮カラム21(1
から6)−バイパス管27−排出口25とし、トラップ
した成分を確実に濃縮カラム21に濃縮するが、このと
き第2の貧溶媒をポンプ17から添加することにより、
更に分離目的成分の回収率が向上する。その後バルブ流
路をバイパス管11−空カラム15−濃縮カラム21−
第2カラム23−検出器24とし、分析目的成分を順次
再分離し、これによって従来は分離不可能であった成分
を分離・分析することができる。
【0016】〈実験例〉逆相カラムを用い、微量の多成
分アミノ酸の光学分割を本発明の装置により実施し、従
来単一の分析条件では分離不可能であった成分の分離を
可能とした本発明の効果を具体的に説明する。
【0017】A.装置の条件等 第1カラム 7:逆相ODS(直径6mm×長さ200m
m) 濃縮カラム15:逆相ODS(直径6mm×長さ 50m
m) 第2カラム23:逆相ODS(直径6mm×長さ300m
m) 空カラム 21:内径0.5mm、容量5ml 溶離液 :ポンプ3 メタノール ポンプ5 0.01M 酢酸ナトリウム水溶液(pH=7.
0) 検出器 :蛍光検出器 励起波長 233nm 蛍光波長 455nm カラム温度 :20℃
【0018】試料調製は、本装置に付属するオートサン
プラーの前処理機能を用いて、以下のように行った。
空のバイアルにアミノ酸水溶液を200μl 加える。
続いて0.1N ホウ酸ナトリウム水溶液を600μl
加える。続いてオルトフタルアルデヒド0.8g 及び
N−アセチル−L−システインの100mlメタノール溶
液を400μl 加え、5回混合後2分間放置し、アミノ
酸の蛍光誘導体を調製した。
【0019】B.第1カラム7のみでの分離 上記Aで調製した試料5μl を蛍光検出器を付属する図
1の高速液体クロマトグラフシステムに注入し、第1カ
ラム7のみで分析を行い、その結果を図2に示す。
【0020】図2からわかるように、光学分割したアミ
ノ酸と分割されなかったアミノ酸(スレオニンThrと
ヒスチジンHis、フェニルアラニンPhe、リシンL
ysとロイシンLeu)が見られる。そこで分離未達成
のアミノ酸ピークを空カラムに分取、濃縮、第2カラム
23に導入し、再分離を行った。結果を次項Cで説明す
る。
【0021】C.全系での分離 C−1.粗分離操作 (1)バルブを操作し、流路を第1カラム7−検出器8
−排出口12とする。 (2)ポンプ3及び5よりメタノールと酢酸ナトリウム
水溶液をそれぞれ流入させる。 (3)オートサンプラにて誘導体化したアミノ酸を試料
注入口1に注入する。 (4)試料注入後、溶離液を表1に設定したグラジエン
ト条件で分離を行う。
【0022】
【表1】
【0023】(5)検出器8で分割不十分のピーク先端
を確認したら切換パルブ9を操作し、流路を第1カラム
7−検出器8−空カラム15−1−排出口16と切換
え、空カラム15−1へ分割不十分のピーク群を導入し
分取する。 (6)検出器8で分離不十分のピーク末端を確認したら
切換バルブ13及び14を操作し、流路を第1カラム7
−検出器8−排出口12に切換える。 (7)更に再分離が必要なピーク群が現れたら流路を第
1カラム7−検出器8−空カラム15−2と切換え分取
する。 (8)以降の操作は、空カラム番号を順送りする以外は
(4)から(6)の操作を繰返す。
【0024】C−2.濃縮操作 (1)バルブ流路をバイパス管11−空カラム15−1
−濃縮カラム21−1−バイパス管27−検出器24−
排出口25とする。 (2)ポンプ3及び5より良溶媒と貧溶媒をポンプ17
より貧溶媒18を各々流入させ、空カラム15−1中の
分取画分を濃縮カラム21−1へ濃縮沈積させる。 (3)以降の操作は、空カラム番号及び濃縮カラム番号
を順送りする以外は(1)及び(2)の操作を繰返す。
【0025】C−3.再分離操作 (1)バルブ流路をバイパス管11−空カラム15−1
−濃縮カラム21−1−第2カラム23−検出器24−
排出口25とする。 (2)ポンプ3よりメタノールを、ポンプ5より0.0
1M リン酸二水素ナトリウム水溶液(pH=7.5)又は
0.01M ベータシクロデキストリン+酢酸ナトリウム
水溶液を流入させ、濃縮カラム21−1中の分離未達成
画分を第2カラム23で再分離する。 (3)以降の操作は、濃縮カラム番号を順送りする以外
は(1)及び(2)の操作を繰り返す。
【0026】C−4.結果 前記B項で光学分割されなかったアミノ酸、すなわち、
スレオニンとヒスチジン、フェニルアラニン及びリシン
とロイシンのピーク群を空カラムへ分取、濃縮、第2カ
ラムで再分離した結果、目的通り光学分割が達成され、
その結果を図3、図4及び図5に示した。本結果よりわ
かるように従来一つの分析条件では分離未達成のピーク
でも、本システムを用いての分取、濃縮、第2カラムで
の再分離により、ピーク分割が効率よく達成されること
が判明した。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の装置及び
方法によると単一の分析条件では分離不可能であった複
雑な多成分の分離が可能となる。更に試料の一度の注入
で多種の分離結果が入手可能となり、貴重な試料の浪費
を防ぐと共に試料再調製の手間を省くことも可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液体クロマトグラフ装置の説明図であ
る。
【図2】実験例中、B項で実施した分析結果を示すチャ
ートである。
【図3】実験例中、C項で実施したスレオニンとヒスチ
ジンの分析結果を示すチャートである。
【図4】実験例中、C項で実施したフェニルアラニンの
分析結果を示すチャートである。
【図5】実験例中、C項で実施したリシンとロイシンの
分析結果を示すチャートである。
【符号の説明】
S 試料 1 試料注入口 2 良溶媒 3 注入ポンプ 4 第1の貧溶媒 5 注入ポンプ 6 切換バルブ 7 第1カラム 8 検出器 9 切換バルブ 10 レコーダー 11 バイパス管 12 排出口 13 切換バルブ 14 切換バルブ 15−1〜15−n 空カラム 16 排出口 17 注入ポンプ 18 第2の貧溶媒 19 切換バルブ 20 切換バルブ 21−1〜21−6 濃縮カラム 22 切換バルブ 23 第2カラム 24 検出器 25 排出口 26 レコーダー 27 バイパス管

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1カラム及び第2カラムを連結した液
    体クロマトグラフィーにおいて、第1カラム(7)と第
    2カラム(23)との間に複数の空カラム(15)及び
    複数の濃縮カラム(21)を連結し、良溶媒(2)と第
    1の貧溶媒(4)との混合溶媒からなる第1の溶離液を
    用いて試料(S)を第1カラム(7)に送給して成分を
    粗分離し、第1カラム(7)から溶出した各フラクショ
    ンを各空カラム(15)に採取し;次いで第1の溶離液
    で各空カラム(15)のフラクションを流出させ、これ
    に第2の貧溶媒(18)を加えて各濃縮カラム(21)
    に導入し、各フラクション中の成分を各濃縮カラム(2
    1)中に捕捉させた後、第2の溶離液を用い濃縮カラム
    (21)中の成分を溶出させて第2カラム(23)に送
    給し分離することを特徴とする液体クロマトグラフィ
    ー。
  2. 【請求項2】 第1カラム(7)及び第2カラム(2
    3)とも逆相分配型カラムである請求項1の液体クロマ
    トグラフィー。
  3. 【請求項3】 請求項2の液体クロマトグラフィーを用
    いてアミノ酸を光学分割する方法。
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