JPH0751332Y2 - 印 判 - Google Patents

印 判

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JPH0751332Y2
JPH0751332Y2 JP1993046202U JP4620293U JPH0751332Y2 JP H0751332 Y2 JPH0751332 Y2 JP H0751332Y2 JP 1993046202 U JP1993046202 U JP 1993046202U JP 4620293 U JP4620293 U JP 4620293U JP H0751332 Y2 JPH0751332 Y2 JP H0751332Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stamp
printing plate
relief
printing
imprint
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Application number
JP1993046202U
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English (en)
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JPH0712249U (ja
Inventor
工 杉本
幸太郎 原田
Original Assignee
株式会社ビーテック
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、新規な印判に関する。
詳しくは、印影を押印行為によって複写するという印判
の本来の機能の他に、押印してみなくても印影の内容が
一目瞭然であると共に、装飾性及び趣味性をも十分に満
足させる新規な印判を提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】紙等に印影を押印行為によって複写する
印判として、図6及び図7に示すようなものaがある。
【0003】bは木製の印台であり、合成ゴム製の印版
cが貼着された印面dと、この反対側の面eに印影を示
す見出し部fを設けて成るものであり、見出し部fによ
って押印行為をしなくても押印した際の印影を認識する
ことができるようにしたものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うな印判aにあっては、その形自体が定形的であり、ま
た、印影も見出し部fによって平面的に示されているだ
けであったので、単に印影を紙等に複写するという機能
面だけが追求された趣味性に乏しい無味乾燥な単機能商
品に過ぎなかった。
【0005】ところで、近年においては、消費者のニー
ズによって、商品はその機能のみを追求したものは少な
く、その商品本来の機能が十分であるのはもちろんであ
るが、これに加えて何等かの付加価値を持たせたものが
多くなってきた。
【0006】従って、これまでは機能面しか顧みられる
ことがなかった印判にあっても、印判の種類によっては
更に別の付加価値を併せ持たせることが必要となってき
た。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案印判は、上記した
ような課題を解決するために、図形や文字が凹凸状に形
成されて成る印字部を有する合成ゴム製の印版と、該印
版を貼着するための印台とから成る印判において、前記
印台の印版が貼着された面と反対側の面に印影の一部又
は全部を立体的に現したレリーフを形成して印影を示す
見出し部を設けたものである。
【0008】
【作用】従って、本考案印判にあっては、印影を示す見
出し部に印影の一部又は全部を立体的に現したレリーフ
を設けることによって、単に印影を紙等に複写するとい
う機能面だけが追求された単機能商品ではなく、装飾性
及び趣味性をも併せ持ち、しかも、このレリーフによっ
て、印影のイメージが平面的ではなく立体的に現される
ので、印影のイメージを直接視覚に強く訴えることがで
き、商品として店頭に並んだ場合においても、購入者に
強くその存在をアピールすることができる。
【0009】また、印判としての本来の機能を用いない
場合においても、卓上等に置いておくだけで、今度は置
物として装飾品的な付加機能を発揮することができる。
【0010】
【実施例】以下に、本考案印判の詳細を添付図面に示し
た実施例に従って説明する。
【0011】図1乃至図3は本考案印判の実施の一例1
を示すものであり、2は木製の印台である。
【0012】印台2は、例えば、塗装に適し、かつ変形
しにくいアガチス材又はスプルス材を用いて適宜な大き
さに形成されている。
【0013】尚、該印台2に、ある程度の厚みを持たせ
ているのは、手で保持して押印するという印判の性格
上、保持し易くするために必要だからである。
【0014】3は合成ゴム製でシート状をした印版であ
り、一方の面3aには図形や文字が凹凸状に形成された
印字部4が形成されている。
【0015】該印版3の作成方法は、例えば、亜鉛板に
て印影の凸版を作成し、これを基板に多数プレスして雌
型を作成し、そして、このようにして作成された雌型に
合成ゴムを流し込み硬化したものを雌型から剥がして所
定の大きさに裁断して作成するものである。
【0016】尚、印字部4を形成する凹凸状に形成され
た図形や文字は、凹部と凸部の高さの差がより大きい場
合、即ち、より立体的に形成されている方が押印によっ
て紙等に複写される印影が鮮明となり、印版3の端部が
接触して印影が不鮮明となるようなことがなく、磨耗に
よる耐久性も向上する。
【0017】5は印字部4の一部である図形部分を立体
的に現したレリーフであり、例えば、ポリエステル系樹
脂に硬化剤を入れて攪拌し、それを所望の形状の雌型に
流し込んで硬化させ、そして、適宜な色に彩色したもの
である。
【0018】6は印字部4が押印によって複写された状
態、即ち印影を示す見出し部であり、印台2の一端面2
aに白色の塗装が施され、その上にシルク印刷等によ
り、印影と略同じものが印刷される。
【0019】しかして、本考案印判は、上記したように
して作成された印台2の見出し部が形成された一端面2
aと対向した他端面2bに印版3が接着剤等により貼着
され、そして、図示したように、レリーフ5がこれと対
応した見出し部6の部位に接着剤等により貼着されて組
み立てられ、これによって、押印のイメージが立体的に
現され、しかも、レリーフ5が彩色されているために視
覚的に訴えるものが強く、装飾性、趣味性をも兼ね備え
た印判が形成される。
【0020】図4及び図5は本考案印判の変形例1Aを
示すものである。
【0021】尚、この変形例と上記した実施例とは、押
印イメージを具体的に現す見出し部の形成方法が異なる
のみであるので、この異なる部分のみを重点的に説明
し、そして、便宜状、上記実施例と同様の部分について
は、実施例において使用した符号と同一の符号を使用
し、その説明を省略する。
【0022】7は印字部4を示す見出し部であり、表面
に印字部4が押印によって複写されたときの印影が印刷
された紙製のシール8を印台2の一端面2aに貼着して
成るものである。
【0023】そして、図示したように、この一端面2a
にシール8の上から印影の一部が立体的に現され適宜な
色に彩色されたレリーフ9が見出し部7のこれと対応し
た部位に接着剤によって貼着されている。
【0024】以上のようにして印判1Aが構成される。
【0025】従って、上記変形例1Aのように見出し部
を印台に直接塗装や印刷によらずにシールを用いて設け
ることにより、見出し部を直接紙製のシールに一度に大
量に印刷することができ、また、印台の塗装が不要とな
り、生産コストを削減することができる。
【0026】尚、上記各実施例においては、印台とレリ
ーフを別々に形成し、印台に貼着したものを示したが、
例えば、合成樹脂等で印台とレリーフとを一体成形によ
り形成してもよい。
【0027】
【考案の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本考案印判は、図形や文字が凹凸状に形成されて成
る印字部を有する合成ゴム製の印版と、該印版を貼着す
るための印台とから成る印判において、前記印台の印版
が貼着された面と反対側の面に印影の一部又は全部を立
体的に現したレリーフを形成して印影を示す見出し部を
設けたことを特徴とする。
【0028】従って、本考案印判にあっては、印影を示
す見出し部に印影の一部又は全部を立体的に現したレリ
ーフを設けることによって、単に印影を紙等に複写する
という機能面だけが追求された単機能商品ではなく、装
飾性及び趣味性をも併せ持ち、しかも、このレリーフに
よって、印影のイメージが平面的ではなく立体的に現さ
れるので、印影のイメージを直接視覚に強く訴えること
ができ、商品として店頭に並んだ場合においても、購入
者に強くその存在をアピールすることができる。
【0029】また、印判としての本来の機能を用いない
場合においても、卓上等に置いておくだけで、今度は置
物として装飾品的な付加機能を発揮することができる。
【0030】尚、上記実施例において示した各部の形状
や構造は、何れも本考案を実施するにあたっての具体化
のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本
考案の技術的範囲が限定的に解釈されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案印判の実施の一例を示す斜視図である。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】背面図である。
【図4】本考案印判の変形例を示す正面図である。
【図5】図4のV−V線に沿う断面図である。
【図6】従来例を示す正面図である。
【図7】縦断面図である。
【符号の説明】
1 印判 2 印台 2a 反対側の面 2b 印版が貼着された面 3 印版 4 印字部 5 レリーフ 6 見出し部 1A 印判 7 見出し部 9 レリーフ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図形や文字が凹凸状に形成されて成る印
    字部を有する合成ゴム製の印版と、該印版を貼着するた
    めの印台とから成る印判において、前記印台の印版が貼
    着された面と反対側の面に印影の一部又は全部を立体的
    に現したレリーフを形成して印影を示す見出し部を設け
    たことを特徴とする印判。
JP1993046202U 1993-08-03 1993-08-03 印 判 Expired - Lifetime JPH0751332Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993046202U JPH0751332Y2 (ja) 1993-08-03 1993-08-03 印 判

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993046202U JPH0751332Y2 (ja) 1993-08-03 1993-08-03 印 判

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0712249U JPH0712249U (ja) 1995-02-28
JPH0751332Y2 true JPH0751332Y2 (ja) 1995-11-22

Family

ID=12740504

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993046202U Expired - Lifetime JPH0751332Y2 (ja) 1993-08-03 1993-08-03 印 判

Country Status (1)

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JP (1) JPH0751332Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0613632Y2 (ja) * 1988-07-29 1994-04-13 スター農機株式会社 ホッパカバー構造
JPH0483767U (ja) * 1990-11-30 1992-07-21

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0712249U (ja) 1995-02-28

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