JPH0751256A - 異常診断装置 - Google Patents

異常診断装置

Info

Publication number
JPH0751256A
JPH0751256A JP5203130A JP20313093A JPH0751256A JP H0751256 A JPH0751256 A JP H0751256A JP 5203130 A JP5203130 A JP 5203130A JP 20313093 A JP20313093 A JP 20313093A JP H0751256 A JPH0751256 A JP H0751256A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lung
area
image
abnormality
threshold value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5203130A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Tanada
恵一 棚田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP5203130A priority Critical patent/JPH0751256A/ja
Publication of JPH0751256A publication Critical patent/JPH0751256A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は異常診断装置に関し、大量のX線画
像を簡単な構成で確実にかつ迅速に診断することができ
る異常診断装置を提供することを目的としている。 【構成】 肺のX線フィルム画像を読み取る読取部10
と、該読取部10で読み取った肺部の所定の領域の面積
演算を行い、面積結果を所定の閾値と比較して、その比
較結果に応じて肺の異常を診断するようにした診断部2
0から構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は異常診断装置に関し、特
に肺の異常を診断する異常診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】被検体の放射線画像(例えばX線画像)
が記録されたフィルムから被検体画像をディジタル画像
データとして取り込み、ディジタル的に画像処理して被
検体が正常であるか異常であるか診断する装置がある。
【0003】図4はこの種の先行技術の構成ブロック図
で、特開平3−236831号公報記載の発明を示して
いる。図において、1は入力されるディジタル画像デー
タから互いにエネルギーの異なる少なくとも2種類の放
射線を被検体に照射して得られた複数の放射線画像デー
タに基づいて、前記被検体の主として骨部が記録された
骨画像データと、前記被検体の柔部と骨部との双方が記
録された原画像データとを求める画像演算手段である。
【0004】2は異常陰影抽出フィルタを用いて前記原
画像を走査することにより、原画像中に現れる異常陰影
の候補を抽出する異常陰影候補抽出手段、3は前記骨部
画像データに基づいて骨部の位置情報を求める骨部抽出
手段である。4は前記異常陰影候補抽出手段で抽出され
た各候補の位置情報と前記骨部抽出手段で求められた骨
部の位置情報とに基づいて、前記候補が異常陰影である
か否かを判定する判定手段である。このように構成され
た装置の動作を説明すれば、以下のとおりである。
【0005】放射線画像から得られたディジタル放射線
画像データは、画像演算手段1に入る。該画像演算手段
1は、入力されるディジタル画像データから互いにエネ
ルギーの異なる少なくとも2種類の放射線を被検体に照
射して得られた複数の放射線画像データに基づいて、前
記被検体の主として骨部が記録された骨画像データと、
前記被検体の柔部と骨部との双方が記録された原画像デ
ータとを求める。
【0006】異常陰影候補抽出手段2は、画像演算手段
1から与えられる原画像データから異常陰影抽出フィル
タを用いて前記原画像を走査することにより、原画像デ
ータ中に現れる異常陰影の候補を抽出し、出力する。
【0007】一方、骨部抽出手段3は、画像演算手段1
から与えられる骨画像データに基づいて骨部の位置情報
を求め、出力する。判定手段4は、これら異常陰影候補
抽出手段2の出力と骨部抽出手段3の出力とを受けて、
前記陰影候補が異常陰影であるかどうかを判定し、結果
を出力する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記した先行技術で
は、画像演算手段1で先ず原画像データと骨画像データ
を求める処理が必要である。また、異常陰影候補抽出手
段2では異常陰影が疑われる候補点を抽出し、骨部抽出
手段3は骨部の位置情報を抽出する。判定手段4は、異
常陰影候補抽出手段2の出力と骨部抽出手段3からの出
力とを受けて異常陰影候補点から真の異常陰影を抽出す
る。このように、従来の技術では、各構成要素の処理シ
ーケンスが極めて複雑であり、ソフトウェア的に処理す
る場合には処理に多くの時間を要し、ハードウェア的に
処理する場合には回路にコストがかかってしまうという
問題があった。
【0009】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであって、大量のX線画像を簡単な構成で確実にか
つ迅速に診断することができる異常診断装置を提供する
ことを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
本発明は、肺のX線フィルム画像を読み取る読取部と、
該読取部で読み取った肺部の所定の領域の面積演算を行
い、面積結果を所定の閾値と比較して、その比較結果に
応じて肺の異常を診断するようにした診断部から構成さ
れることを特徴としている。
【0011】
【作用】肺疾患、例えば肋横角の異常の場合には、読み
取った肺の画像の特定の領域の面積が変化することに着
目した。そして、求めた面積が所定の閾値より大きいか
小さいかで肺の異常を診断することができるので、前述
した従来の装置よりもはるかに簡単な構成で異常を確実
にかつ迅速に診断することができる。処理が迅速になる
ので、大量のX線画像を処理することができるようにな
る。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は本発明の一実施例を示す構成ブロッ
ク図である。図において、10は肺のX線フィルム画像
を読み取る読取部、20は該読取部10で読み取った肺
部の所定の領域の面積演算を行い、面積結果を所定の閾
値と比較して、その比較結果に応じて肺の異常を診断す
るようにした診断部である。5はX線画像が記録された
X線フィルム、6はレーザビームで照射されたX線フィ
ルム5の透過光から画像を電気信号として検出する画像
検出器である。
【0013】読取部10において、11は画像検出器6
の出力を受けて所定の振幅に調整する等の処理を行なう
画像読取部、12は該画像読取部11の出力をディジタ
ル画像データに変換するA/D変換器、13は該A/D
変換器12の出力を一時保存するメモリである。
【0014】診断部20において、21はメモリ13に
保存されている画像データを読み取る第2の画像読取
部、22は該画像読取部21で読み取った肺の画像デー
タの内の特定領域の面積を演算する面積演算部である。
該面積演算部22は、外部より与えられるライン数分の
面積を演算する。23は面積演算部22で演算した面積
を、予め与えられた閾値と比較し、肺の異常/正常を判
定する判定部である。そして、該判定部23の出力から
GO/NOGOの判定結果が出力される。このように構
成された装置の動作を説明すれば、以下のとおりであ
る。
【0015】レーザビームでX線フィルム5を走査する
と、記録画像に対応した光信号が発生する。この画像信
号を画像検出器6で受けると、画像信号に対応した電気
信号(アナログ画像信号)が得られる。このアナログ画
像信号は、続くA/D変換器12でディジタル画像デー
タに変換される。得られたディジタル画像データは、メ
モリ13に記憶される。
【0016】図2はメモリ13に記憶された肺の画像デ
ータ例を示す図である。その記憶容量の大きさは、例え
ば2048画素×2048画素程度である。診断部20
内の画像読取部21は、メモリ13に記憶されている肺
の画像データを順次読み出して面積演算部22に送る。
【0017】面積演算部22は、肺画像の先端を検出
し、その先端部から所定のライン数分の面積を演算す
る。図3は本発明の動作説明図で、肺の特定領域の面積
演算の様子を示している。肺機能が正常な場合、得られ
る肺画像の先端は図のA1ラインで示す位置となる。こ
のA1ラインからA3ラインまでの予め決められたライ
ン数(N本)により特定される輪郭だけの肺領域の面積
S1を演算により求める。
【0018】求められた面積S1を続く判定部23で所
定の閾値と比較する。肺機能が正常な場合には、面積S
1は閾値よりも小さくなる。判定部23は、面積S1が
閾値よりも小さい場合には、GOの判定を下す。
【0019】一方、肺に肋横角の異常がある場合には、
その先端は図3に破線で示すA2ラインのように丸まっ
たものとなる。面積演算部22は、このA2ラインから
A4ラインまでの予め決められたライン数(N本)によ
り特定される輪郭だけの肺領域の面積S2を演算により
求める。
【0020】求められた面積S2を続く判定部23で所
定の閾値と比較する。この場合には、図3より明らかな
ように面積S2は閾値よりも大きくなる。判定部23
は、面積S2が閾値よりも大きい場合には、NOGOの
判定を下す。
【0021】このように、本発明によれば簡単な演算処
理と、閾値との比較処理により肺機能の異常を確実にか
つ迅速に診断することができる。なお、面積演算部22
に与えられる設定ライン数の値と、判定部23に与えら
れる閾値は任意の値に設定することができる。
【0022】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば大量のX線画像を簡単な構成で確実にかつ迅速に
診断することができる異常診断装置を提供することかで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成ブロック図であ
る。
【図2】肺の画像データ例を示す図である。
【図3】本発明の動作説明図である。
【図4】先行技術の構成ブロック図である。
【符号の説明】
5 X線フィルム 6 画像検出器 10 読取部 11 画像読取部 12 A/D変換器 13 メモリ 20 診断部 21 画像読取部 22 面積演算部 23 判定部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 肺のX線フィルム画像を読み取る読取部
    (10)と、 該読取部(10)で読み取った肺部の所定の領域の面積
    演算を行い、面積結果を所定の閾値と比較して、その比
    較結果に応じて肺の異常を診断するようにした診断部
    (20)から構成される異常診断装置。
  2. 【請求項2】 前記診断部(20)は、肺の画像の先端
    を検出し、その先端から一定数のラインまでの肺の面積
    を演算し、演算結果を所定の閾値と比較するようにした
    ことを特徴とする請求項1記載の異常診断装置。
  3. 【請求項3】 前記診断部(20)は、求めた面積が所
    定の閾値よりも大きい時に、肺に異常があると診断する
    ようにしたことを特徴とする請求項2記載の異常診断装
    置。
JP5203130A 1993-08-17 1993-08-17 異常診断装置 Pending JPH0751256A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5203130A JPH0751256A (ja) 1993-08-17 1993-08-17 異常診断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5203130A JPH0751256A (ja) 1993-08-17 1993-08-17 異常診断装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0751256A true JPH0751256A (ja) 1995-02-28

Family

ID=16468913

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5203130A Pending JPH0751256A (ja) 1993-08-17 1993-08-17 異常診断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0751256A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5692065A (en) Apparatus and method for determining image quality
KR100339854B1 (ko) 자동화질제어방법및장치
EP1768069A1 (en) Method of processing radiographic image and processing apparatus
JPH1166317A (ja) 顔映像の目位置検出装置及び方法
JPH1071138A (ja) 放射線画像処理方法および装置
JP3617751B2 (ja) 放射線画像の照射野認識方法および装置
JPH0751256A (ja) 異常診断装置
JPS63240832A (ja) 肺野部輪郭線を求める画像計測方法
JPH0641538Y2 (ja) X線ct装置
JPH0777749A (ja) 放射線画像情報読取装置
JPH08215183A (ja) 石灰化検出方法および装置
JPH11332858A (ja) 照射野外黒化処理装置
JP2001016446A (ja) イメージ読取装置
JPH0887101A (ja) マスク検査装置
JPH0723845B2 (ja) 欠陥検出方法
JP2000283725A (ja) 中空糸測定装置および方法
JP2841373B2 (ja) パターン検査装置
JP3710319B2 (ja) 画像規格化処理システムおよび画像出力方法
JP2727797B2 (ja) 固体撮像素子検査装置
JPS6113939A (ja) 検出器不良自動検出装置
Yagi et al. A robust medical image recognition system employing edge-based feature vector representation
JP2762724B2 (ja) 外観検査装置
JP2998518B2 (ja) パターン検査装置
JP2891821B2 (ja) バーコードの識別方法
JPS6112311B2 (ja)