JPH0751238B2 - 排水処理装置 - Google Patents

排水処理装置

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JPH0751238B2
JPH0751238B2 JP2070536A JP7053690A JPH0751238B2 JP H0751238 B2 JPH0751238 B2 JP H0751238B2 JP 2070536 A JP2070536 A JP 2070536A JP 7053690 A JP7053690 A JP 7053690A JP H0751238 B2 JPH0751238 B2 JP H0751238B2
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circulating liquid
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憲亮 鈴木
文夫 辻
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アタカ工業株式会社
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    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

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  • Aeration Devices For Treatment Of Activated Polluted Sludge (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、膜分離方式の排水処理装置に関する。
(従来の技術) 従来、膜分離方式の排水処理装置としては、例えば、
『建築設備と配管工事』Vol.23、No.11(1985年)所載
の「膜型バイオリアクターによる中水道システム」によ
って紹介されているものが知られている。
この従来の装置は、第3図に示すように、排水を導く生
物反応槽1内の生物反応混合液を循環ポンプ2により膜
分離装置3に送り、この膜分離装置3で清澄処理水と活
性汚泥の循環液とに分離し、この分離した循環液を上記
生物反応槽1にその上部に設けたいわゆるエジェクター
方式の流入装置4を介して導き、かつ、この流入装置4
により循環液の生物反応槽1への流入と共に空気を取入
れて曝気を行なうものである。
そして、上記生物反応槽1への循環液のエジェクター方
式による流入装置4は、第4図に示すように、生物反応
槽1の上部に落下案内管5を垂設し、この落下案内管5
の上端部に枠体6を設け、この枠体6の中央部に、吐出
部分の口径を絞った流入ノズル7を取付けると共に、枠
体6の一側部に空気導入口8を設けている。
そして、膜分離装置3からの循環液を流入装置4の流入
ノズル7に導いて、その吐出部分の絞りにより下方に噴
射させ、スロート部を高速に通過させることにより空気
吸引負圧を発生させ、空気を空気導入口8から吸引し、
循環液と共に曝気用の空気を取入れ、かつ、ジェット流
による乱れによって気液の混合接触を行なわせ、この空
気との混合流を生物反応槽1に注入して曝気を行なって
いる。
(発明が解決しようとする課題) 上記のように、圧力型のエジェクター方式の流入装置を
用いるものでは、その構造上圧力損失が大きく、流入装
置に圧入するための圧力は1kg/cm2程度が必要であり、
そして、膜分離装置の出口における循環液の圧力はそれ
以上に保たなければならず、かつ、膜分離装置の入口に
おいては、膜分離装置の圧力損失を加算した圧力を保つ
必要がある。
したがって、従来の装置では、エジェクター方式の流入
装置を接続するために、循環ポンプには、膜分離装置の
操作に本来必要以上の圧力を出力するものを用いてい
る。このようにすることは、曝気用ブロワや散気装置を
省略する点では有効であるものの、エネルギー消費の面
からは何ら合理性がなく、また、流入装置の上流側にあ
る膜分離装置の膜面全体に必要以上の圧力が働き、さら
に、選定される循環ポンプの圧力における負担も大きい
という問題がある。
本発明は、これらの問題を解決しようとするもので、き
わめて低圧の循環液を生物反応槽の上部に導くのみで、
曝気による生物反応処理を省エネルギー的に容易になし
得るようにすることを目的とするものである。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、排水を導く生物反応槽内の生物反応混合液を
循環ポンプにより膜分離装置に送り、この膜分離装置で
清澄処理水と活性汚泥の循環液とに分離し、この分離し
た循環液を上記生物反応槽にその上部に設けた流入装置
を介して導き、かつ、この流入装置により循環液の生物
反応槽への流入と共に空気を取入れて曝気を行なう排水
処理装置において、循環生物反応槽への循環液の流入装
置として、生物反応槽の上部に落下案内管を垂設し、こ
の落下案内管の上端周側部に、循環液を溢流堰式に落下
案内管に導く流入室を形成すると共に、落下案内管の上
端中央部に空気導入管を設けた構造の低水頭曝気装置を
用いるものである。
(作用) 本発明では、排水は生物反応槽内で生物反応処理される
と共に、生物反応槽内の生物反応混合液は循環ポンプに
より膜分離装置に送られ、この膜分離装置で清澄処理水
と活性汚泥の循環液とに分離され、この分離濃縮された
循環液が生物反応槽にその上部の流入装置を介して返送
される。
この際、循環液は、流入装置の流入室に導かれ、落下案
内管の上端からオーバーフローして落下案内管内に入っ
て液面上に落下すると共に、その落下により生ずる負圧
力により空気導入管から空気が取入れられ、このように
して、循環液が溢流堰式に自然落下して落下案内管から
生物反応槽内に流入すると共に、空気が取入れられて曝
気を行なう。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、膜分離型排水再生利用処理システムを示して
いる。
第1図において、11は排水を導く微細目のスクリーン装
置で、このスクリーン装置11に原水槽12が接続され、こ
の原水槽12に原水ポンプ13を介して生物反応槽(曝気
槽)14が接続され、この生物反応槽14には上部に流入装
置15が設けられている。また、上記生物反応槽14に循環
ポンプ16を介して膜分離装置17が接続され、この膜分離
装置17が上記生物反応槽14の流入装置15に接続されてい
る。また、上記生物反応槽14は汚泥ポンプ18を介して汚
泥槽19に接続されていると共に、上記スクリーン装置11
も汚泥槽19に接続され、この汚泥槽19には排出ポンプ20
が設けられている。
上記膜分離装置17に処理水槽21が接続され、この処理水
槽21に再利用ポンプ22を介して高架水槽23が接続され、
この高架水槽23にトイレ等の再利用設備24が接続されて
いる。
上記生物反応槽14の上部に設けられた流入装置15は、第
2図に示すように、溢流堰式の自然落下型のものであ
り、生物反応槽14の上壁を貫通して落下案内管31が垂設
され、この落下案内管31の上端外周側部に外枠32が設け
られて流入室33が形成されていると共に、外枠32の一側
下部に導入口34が設けられ、かつ、上記外枠32の中央部
に、落下案内管31の上端中央部に挿入配置された空気導
入管35が取付けられている。このように、流入装置15と
しては、上記のような構造の低水頭曝気装置を用い、膜
分離の適正な運転条件範囲において合理的に結合する。
そうして、ビル等から排出された厨房排水や雑排水等の
有機系排水は、微細目のスクリーン装置11に導かれて高
度に除渣された後、原水槽12に一旦貯留される。
なお、スクリーン装置11によって除かれたし渣は汚泥槽
19に流入される。そして、除渣された原水槽12の排水は
原水ポンプ13によって生物反応槽14に定量送液される。
排水は生物反応槽14内で生物反応処理されると共に、生
物反応槽14内の生物反応混合液は循環ポンプ16により膜
分離装置17に送られ、この膜分離装置17で清澄処理水と
活性汚泥の循環液とに分離され、この分離濃縮された循
環液が生物反応槽14にその上部の流入装置15を介して返
送される。
この際、循環液は、流入装置15の導入口34から外枠32内
の流入室33に導かれ、落下案内管31の上端からオーバー
フローして落下案内管31内に入って液面上に落下すると
共に、その落下により生ずる負圧力により空気導入管35
から空気が取入れられ、このようにして、循環液が溢流
堰式に自然落下して落下案内管31から生物反応槽14内に
流入すると共に、空気が取入れられて曝気を行なう。
このようにして、循環ポンプ16の吐出残存エネルギーが
有効利用されて空気を吸引し、曝気が行なわれ、これに
より、有機物が好気的に分離処理される。生物反応槽14
内では分離濃縮液の返送により活性汚泥が保持される
が、原水水質に適したMLSS濃度に調整するため、余剰汚
泥は汚泥ポンプ18によって引き抜かれ、汚泥槽19に送ら
れる。この余剰汚泥は、し渣と共に排出ポンプ20により
下水道に排出するか、系外へ搬出される。
一方、膜分離装置17によって清澄処理水として分離され
た透過水は処理水槽21に送られ、薬品による滅菌処理を
受けて、必要量が再利用水ポンプ22によって高架水槽23
に送られ、トレイ等の再利用設備24の洗浄水等として用
いられ、この再利用後の排水は透過水の余剰分と共に下
水道等に放流される。
上記のように、膜分離装置17から生物反応槽14に循環水
を導く際、その流入装置15において溢流堰式の自然落下
型として空気を取入れているため、膜分離装置17の出口
のエネルギー、すなわち、膜分離装置17を出て生物反応
槽14に再び循環される活性汚泥の循環液の水量及び水頭
を曝気のためのエネルギーとして有効に再利用すること
ができ、この際、生物反応槽14の液面よりの高低差の水
頭程度の圧力(0.4kg/cm2)があれば、従来の装置と同
じ曝気性能が得られ、したがって、循環ポンプ16の負担
が軽減され、従来の装置に比して大幅に省エネルギーを
果すことができ、また、膜分離装置17の膜面全体にかか
る圧力が従来の1kg/cm2から0.4kg/cm2と低くなった
分、膜面汚染が軽減されたため、膜面にかかる圧力も適
正な範囲とすることが可能となり、膜分離装置17の安定
性が向上する。
〔発明の効果〕
本発明によれば、膜分離装置から生物反応槽に循環水を
導く際、その流入装置において溢流堰式の自然落下型と
して空気を取入れることにより、膜分離装置を出て生物
反応槽に再び循環される活性汚泥の循環液の水量及び水
頭を曝気のためのエネルギーとして有効に再利用するこ
とができ、この際、生物反応槽の液面よりの高低差の水
頭程度の圧力があれば、従来の装置と同じ曝気性能が得
られ、したがって、循環ポンプの負担が軽減され、従来
の装置に比して大幅に省エネルギーを果すことができ、
また、膜分離装置の膜面全体にかかる圧力が低くなった
分、膜面汚染が軽減されたため、膜面にかかる圧力も適
正な範囲とすることが可能となり、膜分離装置の安定性
を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の排水処理装置の一実施例を示す説明
図、第2図は第1図の流入装置の断面図、第3図は従来
の排水処理装置の説明図、第4図は第3図の流入装置の
断面図である。 14……生物反応槽、15……流入装置、16……循環ポン
プ、17……膜分離装置、31……落下案内管、33……流入
室、35……空気導入管。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】排水を導く生物反応槽内の生物反応混合液
    を循環ポンプにより膜分離装置に送り、この膜分離装置
    で清澄処理水と活性汚泥の循環液とに分離し、この分離
    した循環液を上記生物反応槽にその上部に設けた流入装
    置を介して導き、かつ、この流入装置により循環液の生
    物反応槽への流入と共に空気を取入れて曝気を行なう排
    水処理装置において、 上記生物反応槽への循環液の流入装置として、生物反応
    槽の上部に落下案内管を垂設し、この落下案内管の上端
    周側部に、循環液を溢流堰式に落下案内管に導く流入室
    を形成すると共に、落下案内管の上端中央部に空気導入
    管を設けた構造の低水頭曝気装置を用いる ことを特徴とする排水処理装置。
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