JPH0751141Y2 - エアクリーナにおけるフィルタエレメントの取付け装置 - Google Patents

エアクリーナにおけるフィルタエレメントの取付け装置

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JPH0751141Y2
JPH0751141Y2 JP1990016557U JP1655790U JPH0751141Y2 JP H0751141 Y2 JPH0751141 Y2 JP H0751141Y2 JP 1990016557 U JP1990016557 U JP 1990016557U JP 1655790 U JP1655790 U JP 1655790U JP H0751141 Y2 JPH0751141 Y2 JP H0751141Y2
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JP
Japan
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filter element
air cleaner
cleaner case
outer peripheral
peripheral edge
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JP1990016557U
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English (en)
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JPH03105909U (ja
Inventor
弘志 宗時
明 下西
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Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、エアクリーナケースと、該エアクリーナの上
面を塞ぐカバー体との間に、フィルタエレメントを、前
記エアクリーナケースとカバー体との間の空所を上下に
仕切るように配設して、大気空気がフィルタエレメント
を上方から下方に向けて通過するように構成して成るエ
アクリーナにおいて、前記フィルタエレメントをエアク
リーナケースに取付ける装置の改良に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、軸流式のエアクリーナにおいてフィルタエレメン
トを取付けるには、第4図に示すように、底面に気化器
への流出口21を開口したエアクリーナケース20の外周縁
に、フィルタエレメント22の外部枠体22aが嵌まる段部2
0aを形成して、該エアクリーナケース20における段部20
aと、エアクリーナケース20に対するカバー体23の外周
縁23aとの間に、フィルタエレメント22の外部枠体22aを
介挿する一方、エアクリーナケース20の底面に、フィル
タエレメント22における内部枠体22bの下面に接当する
柱状突起24を一体的に造形して、該柱状突起24の上面
に、カバー体23とフィルタエレメント22とを撮み付きボ
ルト25にて一体的に締結するようにしている。
そして、フィルタエレメント22の外部枠体22aに、位置
決め用突起26を外向き突設する一方、エアクリーナケー
ス20の段部20aに、前記フィルタエレメント22の位置決
め用突起26が嵌まる外向き膨出部27を形成して、フィル
タエレメント22の位置合わせを行うようにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、このフィルタエレメント22は、着脱の容易性
のためエアクリーナケース20の段部20aに遊嵌するよう
に形成されていることから、従来のようにフィルタエレ
メント22の外周縁に1箇所だけ位置決め用突起26を形成
したに過ぎない構成では、フィルタエレメント22が膨出
部27を中心にして水平方向にずれ動き得るため、位置決
め用突起26が膨出部27に嵌合しているにも拘わらず、フ
ィルタエレメント22の位置が不正確になってしまい、フ
ィルタエレメント22の外周縁箇所での密封が不確実にな
ることがあった。
これに対しては、フィルタエレメント22の外部枠体22a
に位置決め用突起26を複数箇所設ければ良いと考えるら
れるが、この種の軸流式エアクリーナにおいては、一般
に、エアクリーナケース20における柱状突起24の位置
が、気化器への流出口21の関係でエアクリーナケース20
の中心から偏芯していることにより、フィルタエレメン
ト22におけるボルト孔28もフィルタエレメント22の中心
から偏芯しており、フィルタエレメント22に方向性があ
るため、位置決め用突起26を複数個設けると、ボルト孔
28が柱状突起24の雌ねじ孔と一致するよう一々方向を確
認しなければならず、フィルタエレメント22の取付け作
業の作業性が悪化すると云う問題が生じる。
本考案は、フィルタエレメントを、取付け作業の能率を
低下することなく、所定の位置に確実に取付けできるよ
うにした装置を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため本考案は、 「エアクリーナケースの外周縁に形成した段部と、該エ
アクリーナケースの上面を塞ぐカバー体の外周縁との間
に、フィルタエレメントの外周縁を介挿し、前記フィル
タエレメントの外周縁には位置決め用突起を、前記エア
クリーナケースの段部には前記フィルタエレメントの位
置決め用突起が嵌まる膨出部を各々半径外向きに突設す
る一方、前記エアクリーナケースの底面に、前記フィル
タエレメントの下面に接当する柱状突起を造形し、該柱
状突起の上面に、前記カバー体とフィルタエレメントと
をボルトにて着脱自在に締結して成るエアクリーナにお
いて、前記フィルタエレメントの下面に、前記エアクリ
ーナケースにおける柱状突起の上端に対して密接して被
嵌嵌合する筒部を造形し、該筒部の内周面と前記柱状突
起における上端の外周面とのうち少なくとも何れか一方
を、直径が下向きに拡大するテーパ面に形成する。」 〔考案の作用・効果〕 っこのように、フィルタエレメントの下面に、前記エア
クリーナケースにおける柱状突起の上端に対して密接し
て被嵌嵌合する筒部を造形し、該筒部の内周面と前記柱
状突起における上端の外周面とのうち少なくとも何れか
一方を、直径が下向きに拡大するテーパ面に形成するこ
とにより、フィルタエレメントは、その外周縁の位置決
め用突起をエアクリーナケースにおける段部の膨出部に
嵌合した状態でその姿勢が多少水平方向にずれていて
も、フィルタエレメントをエアクリーナケース内に落と
し込むのに伴って、前記テーパ面にて、筒部が柱状突起
と同心状になるようにガイドされるから、所定の位置
に、自動的にセットされることになる。
つまり、フィルタエレメントは、その外周縁の位置決め
用突起と筒部との2箇所において位置決めされるから、
所定の位置に確実に、且つ、ワンタッチ的に簡単にセッ
トすることができるのであり、しかも、位置決め用突起
が1箇所で足り、フィルタエレメントの取付け方向が自
動的に決ることと、フィルタエレメントをエアクリーナ
ケース内に落とし込むことによって、所定の姿勢に自動
的にセットできることが相俟って、フィルタエレメント
の取付けも至極迅速に行うことができることになる。
従って本考案によれば、フィルタエレメントを、位置ず
れによる密封不良が生じることのない状態に確実に取付
けできると共に、取付け作業の能率も向上できる効果を
有する。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を図面(第1〜3図)に基づいて
説明すると、図において符号1は、底面に気化器(図示
せず)への流出口3を形成したエアクリーナケース2
と、該エアクリーナケース2の上面を塞ぐカバー体4
と、前記エアクリーナケース2とカバー体4との間に配
設したフィルタエレメント5とから成る軸流式のエアク
リーナを示し、前記カバー体5の一側面には大気空気の
導入口6を設けている。
前記フィルタエレメント5は、合成樹脂製の内部枠体7a
と外部枠体7bとの間の空所に不織布とか紙製等の横断面
ジグザグ状の濾材8を張設した構造であり、前記外部枠
体7bにガスケット9を嵌着し、前記外部枠体7bを、前記
エアクリーナケース2の外周縁に形成した段部2aに嵌挿
して、該エアクリーナケース2の段部2aとカバー体4の
外周縁4aとで上下から挟持し、更に、前記フィルタエレ
メント5における外部枠体7bには、位置決め用突起10を
半径外向きに突設する一方、エアクリーナケース2にお
ける段部2aには、前記フィルタエレメント5の位置決め
用突起10が嵌まる半径外向きの膨出部11を形成する。
そして、前記エアクリーナケース2の底面のうち当該エ
アクリーナケース2の中心よりもずれた部位に、前記フ
ィルタエレメント5における内部枠体7aの下面に接当す
る柱状突起12を一体的に造形し、該柱状突起12に穿設し
た雌ねじ孔13に、前記カバー体4とフィルタエレメント
5の内部枠体7aとを貫通する撮み付きボルト14を螺合す
ることにより、カバー体4とフィルタエレメント5とを
一体的に締結する。
このとき、前記柱状突起12における上端の外周面12a
を、下方に向かって直径が拡大するテーパ面に形成する
一方、前記フィルタエレメント5における外部枠体7bの
下面には、前記柱状突起12の上端に対して密接して被嵌
嵌合するようにした筒部15を一体的に造形し、該筒部15
の内周面15aを、前記柱状突起12の上端に嵌合するよ
う、下方に向かって直径が拡大するテーパ面に形成す
る。
なお、前記エアクリーナケース2の段部2aとカバー体4
の外周縁4aとの相互間は、円周方向に沿った適宜箇所に
おいて、係止金具(図示せず)にてクランプするように
している。
以上の構成において、フィルタエレメント5の位置決め
用突起10をエアクリーナケース2における膨出部11に嵌
めることにより、フィルタエレメント5の方向性とおお
よその位置とが決り、その状態でフィルタエレメント5
をエアクリーナケース2内に落としこむと、フィルタエ
レメント5の位置が多少水平方向にずれていても、その
落とし込みにて筒部15が、エアクリーナケース2におけ
る柱状突起12の上端にきっちりと嵌まり込むから、フィ
ルタエレメント5を、所定の位置に自動的にセットする
ことができるのである。
上記の実施例は、フィルタエレメント5における筒部15
の内周面15aと、エアクリーナケース2における柱状突
起12の上端の外周面12aとの両方をテーパ面に形成した
場合であったが、何れか一方のみをテーパ面に形成して
も良いのであり、また、本考案は、平面視円形のフィル
タエレメントのみでなく、平面視矩形等の他の形態のフ
ィルタエレメントの取付けにも適用できることは云うま
でもない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の実施例を示し、第1図は本考
案の要部を示す図で第2図のI−I視断面図、第2図は
エアクリーナの平面図、第3図は第2図のIII-III視分
解断面図、第4図は従来技術を示す図である。 1……エアクリーナ、2……エアクリーナケース、2a…
…段部、4……カバー体、4a……カバー体の外周縁、5
……フィルタエレメント、7a……内部枠体、7b……外部
枠体、8……濾材、9……ガスケット、10……位置決め
用突起、11……膨出部、12……柱状突起、15……筒部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エアクリーナケースの外周縁に形成した段
    部と、該エアクリーナケースの上面を塞ぐカバー体の外
    周縁との間に、フィルタエレメントの外周縁を介挿し、
    前記フィルタエレメントの外周縁には位置決め用突起
    を、前記エアクリーナケースの段部には前記フィルタエ
    レメントの位置決め用突起が嵌まる膨出部を各々半径外
    向きに突設する一方、前記エアクリーナケースの底面
    に、前記フィルタエレメントの下面に接当する柱状突起
    を造形し、該柱状突起の上面に、前記カバー体とフィル
    タエレメントとをボルトにて着脱自在に締結して成るエ
    アクリーナにおいて、前記フィルタエレメントの下面
    に、前記エアクリーナケースにおける柱状突起の上端に
    対して密接して被嵌嵌合する筒部を造形し、該筒部の内
    周面と前記柱状突起における上端の外周面とのうち少な
    くとも何れか一方を、直径が下向きに拡大するテーパ面
    に形成したことを特徴とするエアクリーナにおけるフィ
    ルタエレメントの取付け装置。
JP1990016557U 1990-02-20 1990-02-20 エアクリーナにおけるフィルタエレメントの取付け装置 Expired - Lifetime JPH0751141Y2 (ja)

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JPH03105909U JPH03105909U (ja) 1991-11-01
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