JPH0750972B2 - Acモ−タ暴走防止回路 - Google Patents

Acモ−タ暴走防止回路

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JPH0750972B2
JPH0750972B2 JP61297487A JP29748786A JPH0750972B2 JP H0750972 B2 JPH0750972 B2 JP H0750972B2 JP 61297487 A JP61297487 A JP 61297487A JP 29748786 A JP29748786 A JP 29748786A JP H0750972 B2 JPH0750972 B2 JP H0750972B2
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circuit
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一男 佐藤
顕穂 蓮尾
勝 平野
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Yaskawa Electric Corp
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Yaskawa Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はACモータの暴走防止回路に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の暴走防止回路は、第5図に示すように、
電流アンプの出力の電圧指令を監視することによりACモ
ータが暴走状態かどうかを判断していた(特開昭62−23
0321号)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来の暴走防止回路は、電流アンプの出力の電
圧指令を検出しているため、モータの速度が低く、トル
クの小さい場合電流アンプの出力も小さくなり検出でき
ず、逆にトルクが大き過ぎて電流アンプが一定値になっ
てしまっている場合も検出できないという欠点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明のACモータ暴走防止回路は、 速度検出器からの速度フィードバックあるいは位置検出
器の出力パルスのカウント値から位相を求める速度また
は位置/位相変換回路と、 各相のポールセンサ信号と前記位相を入力し、少なくと
も1つの相のポールセンサ信号を正負2レベルで表わし
た信号の論理より得られた位相が前記位相に合致してい
ないとき、ACモータが暴走状態にあると判別する論理判
別回路とを有する。
〔作用〕
例として三相(U相,V相,W相)のACモータを考え、位相
の原点としてU相端子電圧の立上り零クロス点を0[de
g]、次の立上り零クロス点を360[deg]とする。ポー
ルは速度フィードバック信号より(1)式で求められ
る。
ここで、θ:位相[deg] v:速度フィードバック信号 t:位相0[deg]を通過してからの時間[sec] K:位置から位相への変換係数 一方、ポールセンサ信号Uφ,Vφ,Wφは、モータの回転
数が低い場合、第4図に示すように、それぞれモータ端
子電圧VU,VV,VWと信号の正負が一致しており、位相θと
次のような関係がある。
そこで、(1)式より求めた位相θ(0〜360[deg])
とポールセンサ信号Uφ,Vφ,Wφとを(2)式の条件に
代入し論理が一致していない時、つまり3つの式が1つ
でも成立しない時にモータを暴走状態と判別できる。
なお、モータの回転数が高くなると、ポールセンサ信号
Uφ,Vφ,Wφは第4図の状態からずれるが、これはその
分補正することにより対処できる。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明のACモータ暴走防止回路の一実施例のブ
ロック図である。
モータコントローラ1によって駆動され3相(U相,V
相,W相)のACモータ2にはポールセンサ3と位置検出器
8(オプティカルエンコーダ)が取付けられている。カ
ンウタ4は、位置検出器8の出力パルスをカウントして
位置/位相変換回路5′に出力する。位置/位相変換回
路5′はカウンタ4のカウント値Sを入力してU相ポー
ルセンサ信号Uφの立上りからのカウント値Sn((1)
式の に相当)を求め、(1)式により位相θに変換する。論
理判別回路6は速度/位相変換回路5で求められた位相
θとポールセンサ3からのU相,V相,W相ポールセンサ信
号Uφ,Vφ,Wφを入力し、少なくとも1つの相のポール
センサ信号が(2)式を満足していないとき、ACモータ
2が暴走状態にあると判定してモータコントローラ1に
暴走警報信号7を出力してACモータ2の駆動停止を指令
する。
第2図は速度/位相変換回路5および論理判別回路6の
処理を示すフローチャートである。
速度/位相変換回路5では、U相の立上りかどうかをU
相ポールセンサ信号Uφから判断し(ステップ11)、立
上りであれば位置検出器8のカウント値Sをカウンタ4
から読取りS0とし(ステップ12)、次に同じく位置検出
器8のカウント値Sを読みとりSnとする(ステップ1
3)。カウント値SnとS0の差をSnとし(ステップ14)、
位相θを式θ=K・Snから求める(ステップ15)。論理
判別回路6では速度/位相変換回路5で求められた位相
θに応じてポールセンサ信号Uφ,Vφ,Wφの判定処理を
行ない(ステップ16)、1つでも式が成立しなければ暴
走警報信号7をモータコントローラ1に出力する(ステ
ップ17)。たとえばU相のポールセンサが断線したとす
ると、θ=0〜180[deg]でUφ≧0またはθ=180〜3
60[deg]でUφ≦0とはならないので、判別できる。
また、U,V相のポールセンサが入れ替わった場合もθ=
0〜60[deg]でVφ≧0、Vφ≦0とならないので判
別できる。
第3図は本発明の他の実施例のブロック図である。本実
施例は速度検出器9(タコジェネレータ)を用いた例で
ある。ここで、速度検出器9で検出された速度vは速度
/位相変換回路5に入力され、(1)式により位相θに
変換され、論理判別回路6に出力される。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、速度フィードバック信号
あるいは位置検出器の出力パルスのカウント値より位相
を算出し、ポールセンサの出力と合致しているかどうか
を調べることにより、電流アンプの出力に無関係に(過
小あるいは過大であっても)容易にACモータの暴走状態
を検出できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のACモータ暴走検出回路の一実施例のブ
ロック図、第2図は位置/位相変換回路5′および論理
判別回路6の処理を示すフローチャート、第3図は本発
明の他の実施例のブロック図、第4図はU相,V相,W相モ
ータ端子電圧VU,VV,VWとU相,V相,W相ポールセンサ信号
Uφ,Vφ,Wφの波形図、第5図は従来例のブロック図で
ある。 1……モータコントローラ、 2……ACモータ、3……ポールセンサ、 4……カウンタ、5……速度/位相変換回路、 5′……位置/位相変換回路、 6……論理判別回路、7……暴走警報信号、 8……位置検出器、9……速度検出器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−230483(JP,A) 実開 昭55−62138(JP,U) 実開 昭59−169598(JP,U) 実開 昭61−205229(JP,U) 実開 昭62−159122(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポールセンサ(3)が取付けられたACモー
    タ(2)を制御するACモータコントローラ(1)におい
    て、 速度検出器(9)からの速度フィードバックあるいは位
    置検出器(8)の出力パルスのカウント値から位相を求
    める速度または位置/位相変換回路(5,5′)と、 各相のポールセンサ信号と前記位相を入力し、少なくと
    も1つの相のポールセンサ信号を正負2レベル表わした
    信号の論理より得られた位相が前記位相と合致していな
    いとき、ACモータ(2)が暴走状態にあると判別する論
    理判別回路(6)とを有するACモータ暴走防止回路。
JP61297487A 1986-12-16 1986-12-16 Acモ−タ暴走防止回路 Expired - Fee Related JPH0750972B2 (ja)

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