JPH07509590A - 無線通信システム - Google Patents

無線通信システム

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 無線通信システム 罠古分j 本発明は2種類のデジタル信号をコード化する方法に関し、特に、デジタル無線 電話におけるベースユニットによる雑音を含むチャンネルを介しての遠隔ユニッ トへの送信のためのデジタル制御信号およびデジタルデータをコード化する方法 に関する。
免胛旦1遣 ベースユニットと一以上の遠隔ユニットとの間の無線通信は当業界において周知 であり、周波数分割多元接続方式(FDMA)はその周知の方法のひとつである 。このFD M A方式においては、有効な電磁通信スペクトルが複数の周波数 チャンネルに分割され、ベースユニットと遠隔ユニットとの間の通信が前記周波 数チャンネルの一つを介して行われ、さらに、前記ベースユニットと他の遠隔ユ ニットとの間の通信が他の周波数チャンネルを介して行われる。
また、時分割多元接続方式(TDMA)も当業界において周知である。このTD MA方式においては、ベースユニットと第1の遠隔ユニットとの間の送信が時間 の第1の1部分(slice)Jにおいて行われ、さらに、前記ベースユニット と第2の遠隔ユニットとの送信が、前記第1「部分」とは異なる、時間の第2の 「部分」において行われる。
さらに、コード分割多元接続方式(CDMA)においては、ベースユニットと一 以上の遠隔ユニットとの間のを介して行われ、前記周波数領域においては、特異 的な疑似ランダム(PN)コードがベースユニットと第1の遠隔ユニットとの間 の通信を識別し、さらに、異なるコードがベースユニットと別の遠隔ユニットと の間の通信を識別する。なお、このCDMA方式には、ダイレクトシーケンス、 周波数ホッピングおよび時間ホッピング等の幾つかの種類がある。このダイレク トシーケンス拡散スペクトラム方式は送信機において低レートのデータの一流れ を高レートのデータの流れにコード化する。その後、受信機において前記高レー トのデータ流は低レートのデータ流に復号される。
なお、通信処理に先立つ遠隔ユニットとベースユニットとの間のプロトコルの設 定はモデム通信技術において周知である。したがって、例えば、パケット通信に おいては、通信処理に先立って、X、25プロトコルにしたがって遠隔ユニット およびベースユニットのパケットサイズが定められる。さらに、このようなモデ ム通信技法においては、異なる送信定格容量を有するモデムが通信処理に先立っ て上記両ユニットに適応可能な最大速度を決定する。
従来技術においては、送信パワーは、送信されるパワーと相手側により予期され る受信パワーとのア プリオリな知見に基づいて調節できると考えられていた。
しかしながら、このような技術は固定したチャンネルの減衰を仮定している点で 制限がある。
また、従来技術において、フィードバックループを用いることによりダイナミッ クなパワー制御をコマンド調節することも知られている。しかしながら、TDM Aシステムの場合、計測時間、送信時間および作動時間から成る遅延か大きな能 率低下につながる。さらに、パワー制御のために割り当てられることが必要なメ ツセージレートの量が大きくなる場合があり、容fltM失を引き起こす。
免肚q且1 本発明においては、2種類のデジタルデータ信号をコード化する方法を開示する 。この2種類のデジタルデータ信号は雑音を含むチャンネル上に送信される第1 の信号と第2の信号とから成り、各信号はビットストリームにより特徴付けられ る。この場合、第1信号からのNビットが特異的なMビットの第3信号に写像さ れ、MはNよりも大きく、かつ、Mビット信号中の「1」の数はM/2よりも小 さい。Mビット第3信号は第2信号からのビットか「0」である場合に送信され る一方、Mビット第3信号の補数が前記第2信号からのビットが「1」である場 合に送信される。
の な! 日 第1図は本発明のベースユニットのブロック図である。
第2図は本発明の遠隔ユニットのブロック図である。
第3図は第1図示のベースユニットのRF/IFアナログ部分の詳細なブロック 図である。
第4図は第2図示の遠隔ユニットのRF/IFアナログ部分の詳細なブロック図 である。
第5a図ないし50図はそれぞれ第1図示のベースユニットおよび第2図示の遠 隔ユニットの待機および同期ユニットのブロック図の一部である。
第6図は第1図示のベースユニットおよび第2図示の遠隔ユニットのインターフ ェイスおよびマルチプレクサ部分の詳細なブロック図である。
第7図は第1図示のベースユニットおよび第2図示の遠隔ユニットのアプリケー ションコントローラ部分の詳細なブロック図である。
第8図は周波数スペクトルの概略図であり、この図で示される領域において本発 明の通信システムの好ましい実施例が動作する。
第9図はベースユニットおよび遠隔ユニットの間の通信プロトコルにおけるタイ ミング図である。
第10図は第9図示の詳細なタイミング図であり、べ−スユニットにより送信さ れる部分を示している。
第11図は第9図示の詳細なタイミング図であり、遠隔ユニットにより送信され る部分を示している。
日の−な昔日 第1図はベースユニット10を示すブロック図である。
このベースユニット10は第2図示の一以上の遠隔ユニット40と通信するべく 用いられる。好ましい実施態様においては、ベースユニット10および遠隔ユニ ット40は総括的にデジタル無線電話8から構成される。而して、ベースユニッ ト10はRJIIジャック等の公共電話ネットワーク(PSTN)またはl5D Nインターフエイスとの接続のためのインターフェイス12を備えている。
このインターフェイス12のPSTN部分はオン/オフフック、多重音調発生等 のPSTN式電話動作を行う。
このインターフェイス12により受信された信号はインターフェイスおよびマル チプレクサ18に送られ、次いで、アプリケーションコントローラ22に送られ る。
また、インターフェイス12のl5DN部分はl5DNメツセージを対応するオ ン/オフフックエコー、DTMF音調エコー、ダイアル音調等の信号や呼出し等 の信号メツセージに翻訳する。
すなわち、ベースユニット10は配線により電話切替ネットワークに接続される 一方で、−以上の遠隔ユニット40と無線連絡する。また、ベースユニット10 はスピーカホーン端末14から構成される。而して、このスピーカホーン端末1 4により、ベースユニッ) 10 i;! PSTN/l5DNインターフェイ ス12を介して電話ネットワークと直接連絡することもでき、また、−以上の遠 隔ユニット40と無線通信することも可能である。加えて、ベースユニット10 はPSTN/l5DNインターフェイス12による電話ネットワークとの連絡や 一以上の遠隔ユニット40との無線通信のためのデジタルデータを受け取るデー タ端末インターフェイス16から構成される。而して、例えば、コンピュータ等 の供給源からのデータを、PSTN/l5DNインターフェイス12を介しての 電話ネットワークによる送信や受信、あるいは、−以上の遠隔ユニット40との 無線送信や受信のために、前記電話端末インターフェイス16を介してベースユ ニット10に供給することも可能である。
これらのPSTN/l5DNインターフェイス12、スピーカホーン端末14お よびデータ端末インターフェイス16はすべてインターフェイスおよびマルチプ レクサ18に接続している。このインターフェイスおよびマルチプレクサ18は 、第6図に詳細に示されているが、スピーカホーン端末14およびデータ端末1 6から受け取った種々の信号についてのインターフェイスとして作用して、これ らの信号をPSTN’/l5DNインターフェイス12を介して電話ネットワー ク上に送ったり、−以上の遠隔ユニット40に送信するべく処理したりする。
さらに、ベースユニット10はライト、スイッチおよびキーバッドから成るパネ ル20から構成される。このパネル20からの信号はアプリケーションコントロ ーラ22に送られる一方で、アプリケーションコントローラの信号がパネル20 に供給される。なお、アプリケーションコントローラ22は第7図において詳細 に示されて。
いる。
このアプリケーションコントローラ22はインターフェイスおよびマルチプレク サ18とのインターフェイス処理を行う。すなわち、アプリケーションコントロ ーラ22の機能はシステム8の使用者とのインターフェイスを実行すること、パ ネル20から入力された使用者の命令を判読すること、および、使用者に対して システム8から応答を送ることである。
インターフェイスおよびマルチプレクサ18およびアプリケーションコントロー ラ22は共にベースユニ・ントトランンーバ30と連携している。このベースユ ニットトランンーバ30はシステムクロ・ンク35、プロトコルおよびコントロ ールユニット32、待機および同期ユニット34、RF/IFアナログユニット 36および少なくとも−組みの音声/データブロセ・ノサ38aおよびその付属 ベースバンド処理ユニツト28aから構成される。
へ−スユニット10においては、このベースユニ・ント10と同時に作動する一 以上の遠隔ユニ・ント40と同数の音声/データプロセッサ38aおよびその付 属ベースバンド処理ユニット28aが備えられている。したがって、ベースユニ ット10が3個の遠隔ユニット40と同時に作動している場合、トランシーバ3 0の中には3個の音声/データプロセッサ38とそれぞれに付属するベースバン ド処理ユニット28が存する。
各音声/データプロセッサ38はその付属ベースバンドユニット28と接続して おり、また、インターフェイスおよびマルチプレクサ18やプロトコルおよびコ ントロールユニット32とも接続している。また、ベースバンド処理ユニット2 8はRF/IFアナログユニット36およびプロトコルおよびコントロールユニ ット32と接続している。
さらに、RF/IFアナログユニット36は待機および同期ユニット34および 一対のアンテナ26a、26bと接続しており、これらアンテナ26aおよび2 6bは各々送信および受信の動作を行う。
さらに、プロトコルおよびコントロールユニット32はアプリケーションコント ローラ22に接続されている。
一方、遠隔ユニット40は受話器およびデータを受け取るためのインターフェイ ス端末から成る受話器/端末42から構成されている。この受話器端末42は上 記ベースユニットのインターフェイスおよびマルチプレクサ18と同様のインタ ーフェイスおよびマルチプレクサ44に接続している。遠隔ユニットはまた受話 器パネル46から構成されており、この受話器パネル46はライトおよびスイッ チを含む。この受話器パネル46はベースユニット10におけるアプリケーショ ンコントローラ22と同様のアプリケーションコントローラ22に接続している 。さらに、ベースユニット1oと同様に、アプリケーションコントローラ22は インターフェイスおよびマルチプレクサ44に接続されている。
また、遠隔ユニット4oは遠隔ユニットトランシーバ50を含む。この遠隔ユニ ットトランシーバ5oはベースユニットのトランシーバ3oと同様にプロトコル およびコントロールユニット52がら構成されており、このユニット52もまた ベースユニット1oのプロトコルおよびコントロールユニット32と同様に構成 されている。
さらに、前記遠隔ユニットトランシーバ5oは待機および同期ユニット34がら 構成されており、このユニット34はベースユニット1oの待機および同期ユニ ット34と同一である。また、遠隔ユニットトランシーバ50はRF/IFアナ ログユニット56がら成り、このユニット56もまたベースユニットトランシー バ3oのRF/IFアナログユニット36と同様であり、送受信アンテナ58a および受信アンテナ58bに接続されている。
遠隔ユニットトランシーバ5oはさらに単一の音声データプロセッサ38aおよ びその付属のベースバンド処理ユニット28aを含む。これらの音声/データプ ロセッサ38およびその付属ベースバンド処理ユニット28aはベースユニット トランシーバ3oにおける音声/データプロセッサ38aおよびその付属ベース バンド処理ユニット28aと同一である。
而して、遠隔ユニットトランシーバ5oはプロトコルおよびコントロールユニッ ト52、待機および同期ユニット34、RF/I Fアナログユニット56、音 声/データプロセッサ38aおよびベースバンド処理ユニット28aから構成さ れる。さらに、これらユニット間の接続はベースユニットトランシーバ3oにお ける各対応成分間の接続と同一である。すなわち、プロトコルおよびコントロー ルユニット52はアプリケーションコントローラ22と音声/データプロセッサ 38aおよびベースバンド処理ユニット28a1さらに、待機および同期ユニッ ト34に接続している。また、音声/データプロセッサ38aはベースバンド処 理ユニット28aとインターフェイスおよびマルチプレクサ44とに接続してい る。
また、ベースバンド処理ユニット28aはRF/IFアナログユニット56に接 続しており、このRF/IFアナログユニット56は待機および同期ユニット3 4とアンテナ58aおよび58bとに接続されている。
第3図はベースユニットトランシーバ3oのRF/IFアナログユニット36の 詳細なブロック図である。このRF/IFアナログユニット36の機能はアンテ ナ26aおよび26bにより送信または受信される信号の周波数を無線周波数か ら中間周波数に変換することである。
加えて、ユニット36は送信信号の送信パワーを制御するパワー制御能力を有す る。さらに、ユニット36はベースバンド信号の同相および直交位相成分を変調 および復調する。
ユニット36は二組の送受信用アンテナ26aおよび26bから構成されている ように示されている。これら二本のアンテナ26(aおよびb)とこれに適応す る二組の回路を使用することにより、他のアンテナが遠隔ユニット40に必要な 信号を送受信するような「デッドスポット」に−のアンテナが位置する場合を保 証している。
アンテナ26の−により受信された信号はRFフィルタおよび低ノイズ増幅器( LNA)70 aに送られ、この増幅器によりフィルタ処理され増幅される。次 いで、前記RFフィルタおよびLNA70aの出力はRF−I Fダウンコンバ ータ72aに供給される。このRF−I Fダウンコンバータ72aの機能は受 信されたRF倍信号中間周波数信号に変換することである。このようなRF−I Fからの変換はRF−I Fダウンコンバータ72aに供給される差周波数に依 存する。さらに、このような差周波数は周波数選択入力信号に依存して周波数合 成器74により発生される。
その後、RF−IFダウンコンバータ72aから中間周波数かIFフィルタおよ び増幅器76aに供給される。
このIFフィルタおよび増幅器76aの機能は受信したIF信号をフィルタ処理 して増幅することである。さらに、IFフィルタおよび増幅器76aはこれに供 給されるゲイン制御信号に基づいてフィルタ処理した信号のゲインを増加する。
次いで、増幅されフィルタ処理されたIF倍信号I/Q復調器78aに送られる 。このI/Q復調器78aは同相および直交位相復調器であり、ベースバンド周 波数信号を出力として生じる。なお、入力信号の復調は温度補償水晶発振器82 から供給されるIF周波数信号に基づいて行われる。その後、前記ベースバンド 周波数信号はRRCMF80aに供給される。このRRCMF80aは累乗板( root raised)余弦波信号適合フィルタであり、その出力は、キャリ ヤ位相エラーのない場合において、信号の同相および直交位相成分の各々に対す る正または負のインパルス信号となる。なお、前記同相および直交位相成分は複 素信号がら構成される。
同様に、アンテナ26bからの信号は同一の第2の回路に沿って供給される。ま ず、アンテナ26bがらの信号はRFフィルタおよびLNA回路70bに送られ る。
次いで、このRFおよびLNA回路70bがらの出力はRF−IFダウンコンバ ータ72bに供給される。さらに、周波数合成器74により発生された差周波数 がRF−IFダウンコンバータ72bに送られる。その後、RF−IFダウンコ ンバータ72bの出力がIFフィルタおよび増幅器76bに供給され、そのゲイ ンもまた、IFフィルタおよび増幅器76aに供給されるものと同一のゲイン制 御信号により制御される。
次いで、IFフィルタおよび増幅器76bからの信号はIF I/Q復調器78 bにより同相および直交位相の復調処理を受ける。この同相および直交位相の復 調処理は温度補償水晶発振器82から供給されるIF周波数信号に基づいて行わ れる。その後、IF I/Q復調器78bの出力はRRCMF回路80bに送ら れる。
送信状態においては、「拡散」データ信号(後に詳述する)における同相および 直交位相成分に対応する+1の2値信号がRRCフィルタ84に供給される。こ の入力信号が+1または−1であるとき、RRC84はそれぞれ正または負の累 乗根余弦波信号を発生する。その後、このRRCフィルタ84の出力はRF I /Q変調器86に送られ、この変調器は前記累乗根余弦波信号を送信用の無線周 波数変調信号に直接変換する。一方、変調するべく選択される無線周波数信号を 決定する周波数合成器74の出力と変調におけるRF周波数を決定するTCXO 82の出力がミキサ88に供給される。このミキサ88の出力がRF I/Q変 調器86に送られて、RRCフィルタ84の出力により変調される。
さらに、RF I/Q変調器86の出力は、増幅部分が上記ゲイン制御信号によ り制御されるゲインを有するRFフィルタおよび増幅器90に供給される。その 後、RFフィルタおよび増幅器90の出力はアンテナ26aからの送信のために RF線形増幅器92aに送られる。
加えて、RFフィルタおよび増幅器90の出力は遅延回路94による「チップ」 時間Tcの遅延後にアンテナ26aを介する送信のために第2RF線形増幅器9 2bに供給される。このように2種類の信号(−の信号は他の信号から遅延によ り得られる)が生成され、これらは遠隔ユニット40に送られて組み合わされる 。この場合、2種類の信号は遅延されているので、単一アンテナによる遠隔ユニ ット40での受信が可能である。
周波数合成器74はRFおよびIF周波数の間の差周波数を発生する。この差周 波数は合成器74に供給される周波数選択信号により変化する。而して、周波数 合成器74はすべての周波数帯域にわたって動作する。この成型74が前記差周 波数(RF−IF変換器72に供給される)と送信用に選択されるRF周波数の 双方を発生でき、かつ、これらの信号を速やかに切り替えることか可能である場 合、ミキサ88は不要である。また、このような場合は、合成器74の選択RF 周波数出力がRFI/Q変調器86に直接供給できる。
第4図は遠隔トランシーバユニット50のRF/IFアナログユニット56の詳 細ブロック図である。RF/IFアナログユニット36と同様に、RF/IFア ナログユニット56は信号を受信するためのアンテナ58aまたは58bから構 成される。この場合、受信信号は、受信RF信号をフィルタ処理し増幅するため のRFフィルタおよび低ノイズ増幅器70に供給される。さらに、RFフィルタ およびLNA回路70から信号がRF−IFダウンコンバータ72に供給される 。このRF−IFダウンコンノュータ72は受信RF信号を周波数合成器74に より発生された差周波数信号に基づいて中間周波数信号に変換する。なお、周波 数合成器74により発生される差周波数信号は周波数選択信号により選択できる 。
その後、RF−IFダウンコンノく一タ72から、IF倍信号、ゲインをゲイン 制御信号により制御されるIFフィルタおよび増幅器76に送られる。次いで、 このIFフィルタおよび増幅器76の出力がIF I/Q復調器78に供給され る。
このIF I/Q復調器78はまた温度補償水晶発振器82により発生されたI F周波数信号を受け取る。その後、このIF I/Q復調器78により復調され た同相および直交位相信号がRRC適合フィルタ80に送られる。このRRC適 合フィルタ80の出力は、キャリヤ位相エラーが存在しない場合、信号の同相お よび直交位相成分の各々に対応して+1の2値信号を表現する正または負のイン パルスとなる。
また、RF/IFアナログユニット56の送信部はベースバンド処理ユニット2 8aからの「拡散」信号を受け取る。この信号はRRCフィルタ84に送られ、 このフィルタ84は上記の「拡散」信号における+1の2値の同相または直交位 相成分に対応して発生される正または負の累乗根余弦波信号を出力する。その後 、RRCフィルタ84の出力信号がRF I/Q変調器86に供給される。また 、発振器82の出力および周波数合成器74の出力がミキサ88に送られ、この ミキサはRF 1/Q変調器86に供給されるに要するRF変調信号を発生する 。而して、RF I/Q変調器86の出力はRFフィルタおよび増幅器90に供 給されるRF変調信号となる。さらに、RFフィルタおよび増幅器9oはゲイン がゲイン制御信号により制御される増幅器を備えている。
その後、このRFフィルタおよび増幅器90の出力はRF線形増幅器92に送ら れ、さらに、送信アンテナ58bに送られる。
第5a図ないし50図は上記の待機および同期ユニット34の詳細なブロック図 である。この待機および同期ユニット34は信号を捕捉し検証する部分(第5a 図)、信号を同期化する部分(第5b図)および信号を検出する部分(第5c図 )から構成されている。
すなわち、第5a図には、待機および同期化ユニット34の捕捉および検証部1 00が示されている。この捕捉および検証部100は上記RRCMF回路80の 出力をその入力として受け取るプレアンブル適合フィルタ102から構成される 。このプレアンブル適合フィルタ回路102の機能はベースユニット34により 発生した5YNC信号のプレアンブル部分または遠隔ユニットにより発生したP AL信号のプレアンブル部分(以下に詳述する)を検出することである。このプ レアンブル適合フィルタ回路102の出力はエネルギー検出回路104に送られ る。このエネルギー検出回路104は上記の同相および直交位相成分から信号の 大きさを得るべく動作する。次いで、エネルギー検出回路104の出力は閾値検 出回路106に送られる。この閾値検出回路106はプレアンブル信号の存在の 有無を検出するべく動作する。
一般に、閾値は最初は誤認を防ぐために高めに設定されており、その後、検出確 率を高めるべく低めに設定される。さらに、閾値検出回路106の出力は検証カ ウンタ108に供給される。この検証カウンタ108は閾値検出回路に対して随 意的にフィードバックすることが可能であり、閾値検出回路をフィードバックル ープ内において制御することができる。検証カウンタ108の出力はイネーブル 信号であり、待機および同期ユニツト34の他の成分において使用される。例え ば、上記RF/IFアナログユニット36または56により受け取られる信号か コレクト信号である場合、イネーブル信号はノ1イ(high)になる。
第5b図は待機および同期ユニット34の同期化部分120を示している。同期 化部分120は疑似ランダム(PN)コード発生器134から成り、この発生器 はコード選択信号をその入力として受け取る。このPNコード発生器134はコ ード選択信号により決定されるPNコードを発生する。加えて、前記発生器は上 記コード選択信号により選択されるコードよりも1/2「チップ」時間だけ位相 が早い第1複累乗算器122aに供給されるコードを発生する。PNコード発生 器134はまた上記コード選択信号により選択されるコードよりも1/2「チッ プ」時間だけ位相が遅い第2複累乗算器122bに供給されるコードを発生する 。
上記RRC適合フィルタ回路80の出力はこれら第1および第2複素乗算器12 2aおよび122bにそれぞれ供給される。さらに、複素乗算器122aおよび 122bの出力は低域フィルタ124aおよび124bにそれぞれ送られる。そ の後、低域フィルタ124aおよび124bの出力はエネルギー検出回路126 aおよび126bにそれぞれ供給される。この低域フィルタとエネルギー検出回 路126(aおよびb)は同相および直交位相成分からの信号の大きさを把握す るべく機能する。
次いで、エネルギー検出回路126aおよび126bの出力は比較器128に供 給される。比較器128の出力は差動信号であり、ループフィルタ130に送ら れる。
さらに、上記検証ユニット100からのイネーブル信号もループフィルタ130 に供給される。このループフィルタはイネーブル信号がハイであるとき作用する 。さらに、ループフィルタ130の出力は制御クロック132に送られた後、P Nコード発生器134に戻る。このようにして、PNコード発生器134は遅延 ロック処理されたループにより同期状態に維持される。低域フィルタ124(a およびb)はビットレートの近傍の帯域幅を有しており、積分およびダンプ回路 として備えることもできる。すなわち、積分およびダンプ回路は低域フィルタの 簡単な実施態様の一例である。また、制御クロック132はシステムクロック3 5を駆動する。
第5C図は待機および同期ユニット34の変調および復調部140を示している 。この変調および復調部140は上記RRC適合フィルタ回路80から信号を受 け取る。この信号はさらに第1複累乗算器142aに送られる。上記PNココ− 発生器134の出力はこの第1複累乗算器142aにも送られる。さらに、第1 複累乗算器142aの出力は第1低域フイルタ144aに供給される。次いで、 第1低域フイルタ144aから信号が第1の1ビツト遅延回路146aに送られ る。その後、この第11ビット遅延回路146aの出力は上記低域フィルタ14 4aの出力が供給される第1共役乗算器148aに送られる。さらに、第1共役 乗算器148aの出力はマルチパス組合せ器150に供給される。その後、マル チパス組合せ器150から、信号が閾値検出器152に送られ、この検出器は2 値デ一タ信号を発生する。
RRCMF回路80からの信号はまた第2複素乗算器142bから成る第2経路 にも送られ、この乗算器にはさらにPNコード発生器134の出力も供給される 。
この第2複素乗算器142bの出ツノは第2低域フイルタ144bに送られる。
さらに、第2低域フイルタ144bの出力は第2の1ビツト遅延回路146bに 供給される。その後、1ビツト遅延回路146bの出力は第2共役乗算器148 bに送られ、この共役乗算器には第2低域フイルタ144bの出力も供給される 。次いで、この第2共役乗算器148bの出力は上記のマルチパス組合せ器15 0に送られる。すなわち、待機および同期ユニット34がベースユニットトラン シーバ30のRF/IFアナログユニット36とともに使用される場合、2種の RRCMF回路80aおよび80bからの信号のための2種の経路が与えられる 。また、待機および同期ユニット34が遠隔ユニットトランシーバ50のRF/ IFアナログユニット56とともに使用される場合、ベースユニット10が単一 チップ分だけ相互間で遅延される2種の信号を送信すると、上記のマルチパス組 合せ器150が使用される。
データ検出部140はまた上記ベースバンド処理ユニット28aから2値データ を受け取る差動エンコーダ160から構成されている。この差動エンコーダ16 0の出力は複素乗算器162に送られ、この乗算器にはPNコード発生器134 の出力も供給される。複素乗算器162の出力は「拡散」信号であり、RF/I Fアナログユニット36または56による送信のためにRRCフィルタ84に送 られる。
ベースバンド処理ユニット28は捕捉および検証ユニット(第5a図示)、同期 化ユニ・ノド(第5b図示)およびデータ検出ユニット140(第50図示)か ら構成されている点で待機および同期ユニット34と類似している。また、異な る点は、後に説明するが、ベースバンド処理ユニットが遠隔ユニット40とベー スユニット10とが連絡している間に動作することである。これに対して、待機 および同期ユニット34は遠隔ユニット40が待機モードにある時にのみ動作す る。ただし、ベースバンド処理ユニット28aの種々の成分が待機および同期ユ ニット34と同一ではないにしても類似しているので、遠隔ユニット40内にお けるベースバンド処理ユニット28aと待機および同期ユニット34は単一のユ ニットに組合せることが可能である。
また、音声/データプロセッサ38aを周知のC0DEC標準とすることができ る。したがって、音声/データプロセッサ38aの音声プロセッサ部分をADP CMプロセッサとすることが可能である。加えて、後述するように、遠隔ユニッ ト40やベースユニット10の各製造者は専有の音声コードを供給することがで きる。
また、プロトコルおよびコントロールユニット52はプログラムを記憶してこれ を実行し得るマイクロコンピュータである。加えて、このユニットはシステムク ロック54または35からの信号を受け取り、周波数選択信号、コード選択信号 およびゲイン制御信号等の必要な制御信号を発生する。
第6図はインターフェイスおよびマルチプレクサ18のブロック図である。上述 の如く、インターフェイスおよびマルチプレクサ44はインターフェイスおよび マルチプレクサ18と類似している。ただし、インターフェイスおよびマルチプ レクサ18はPSTN/l5DNインターフェイス12に接続して電話ネットワ ークの中央処理局と連絡している点が異なる。
インターフェイス18はマルチプレクサ180がら成り、このマルチプレクサで はPSTN/l5DNインターフェイス12との信号のやりとりが行われる。こ のマルチプレクサ180はスイッチマトリクス182に信号を出力する。すなわ ち、マルチプレクサ18o2データ端末16およびスピーカホーン端末14がら の信号はすべてスイッチマトリクス182に送られる。このスイッチマトリクス 182は、名称が示す通り、音声/データプロセッサ38aに供給される信号の 切り替えを行うスイッチである。
スイッチマトリクス182は音声/データプロセッサ38aをデータ端末16ま たはスピーカホーン端末14のいずれかに接続して遠隔ユニット4oとの局所接 続を行うか、あるいは、PSTN/l5DNインターフェイス12に接続して遠 隔ユニット40を介する電話ネットワークとの接続を行う。さらに、スイッチマ トリクス182はデータ端末16またはスピーカホーン端末14を接続してベー スユニット10を介する電話ネットワークとの接続を行うこともできる。
また、インターフェイスおよびマルチプレクサ18は、制御信号をマルチプレク サ180に供給してその出力(PSTNまたはl5DN信号のいずれか)を選択 し、また、スイッチマトリクス182に供給して音声/データプロセッサ38a に信号を送るコントロールユニット184から構成される。このコントロールユ ニットは上述のアプリケーションコントローラ22から命令を受け取る。さらに 、インターフェイスおよびマルチプレクサ18は音調発生信号(PSTNライン に対応)または信号メツセージ(ISDNライン対応)をアプリケーションコン トローラ22から直接炎は取る。
第7図はアプリケーションコントローラ22のブロック図である。アプリケーシ ョンコントローラ22はアプリケーションプロセッサ190から構成される。ペ ースユニットパネル20または遠隔ユニットパネル46からのデータはこのアプ リケーションプロセッサ190に受け取られる。すなわち、パネル20または4 6のキーによる人力に対応して、アプリケーションプロセッサ190は信号をP STN/l5DNインターフェイスに送り、D T M F /パルス発生器( PSTNライン対応)の適当な行または列を活性化するか、あるいは、信号メツ セージ(ISDNライン対応)をフォーマット処理する。いずれの場合も、信号 はインターフェイスおよびマルチプレクサ18のスイッチマトリクス182に送 られる。
外向けの呼び出しの場合、アプリケーションプロセッサ190は上記BSパネル 20からのオフ−フック信号かプロトコルおよびコントロールユニット32がら のオフ−フックメツセージのいずれかを呼び出しを要求している遠隔ユニット4 0に対応して受け取る。次いで、アプリケーションプロセッサ190はインター フェイスおよびマルチプレクサ18を介してPSTN/l5DNインターフェイ ス12に通知して適当な信号(PSTNライン対応)またはメツセージ(ISD Nライン対応)を発生する。ダイアル数字の通知の場合も同様の手順が用いられ る。
内向けの呼び出しの場合、PSTN/l5DN12は聞き取り可能な通報音を発 生する。この場合、通報メツセージがインターフェイスおよびマルチプレクサ1 8とアプリケーションコントローラ22を介してプロトコルおよびコントロール ユニット32に送られて、遠隔ユニット40の通報処理が行われる。その後、呼 び出しが応答されると、上述のオフ−フック動作が行われる。
軌詐 次に、上述のベースユニット10と一以上の遠隔ユニット40とから成る通信シ ステム8の動作について説明する。上述の如く、システム8はデジタル無線電話 として特に好適であり、902MHzから928MHzの間の電磁放射スペクト ル域における動作に適している。この領域を第8図に示す。
この902MHzから928MHzの周波数スペクトル域は複数の周波数チャン ネルに分けられ、その各々は約1.3MHzの帯域幅を有する。したがって、約 20の周波数チャンネルを選択することができる。また、ベースユニット10と これに付属するすべての遠隔ユニット4oとの間の通信がこれら選択される周波 数チャンネルの−において有効である。
さらに、選択された周波数チャンネル内においては、ベースユニット10とこれ に付属する遠隔ユニット40は疑似ランダムコードまたはCDMAを用いるPN コードを介して通信し合う。而して、例えば、ベースユニット10が第1の遠隔 ユニット40aと通信している場合、ベースユニット10は選択される周波数チ ャンネルにおいて送信および受信を行い、第1のPNコードを介して遠隔ユニッ ト40aと通信する。さらに、ベースユニット10が第2の遠隔ユニット40b と同時通信している場合、ベースユニット10は同一の選択周波数チャンネルに おいて異なるPNコードにより通信する。
また、ベースユニット10と各遠隔ユニット40との間の通信かTDMA技法に より行われる。第9図はベースユニット10から一以上の遠隔ユニット40への 信号の送信および受信を行う場合のタイミングを示している。
すなわち、選択周波数チャンネル内において、ベースユニット10は共通信号チ ャンネル(C3C−B)部から成る時間部分において送信し、保護時間およびユ ーザチャンネル(UC−B)部がこれに続き、さらに、保護時間がこれに続いて いる。次いで、遠隔ユニット40の各々による送信が一以上の遠隔ユニット40 により分割された共通信号チャンネル(C8C−R)部から成る時間域において 行われ、さらに保護時間、ユーザチャンネル(UC−R)部、そして、保護時間 が続く。このような動作により1フレームが構成される。その後、このようなタ イミングのシーケンスが繰り返されて、ベースユニット10がその時間域におい て送信し、次いで、−以上の遠隔ユニット40がその時間域において送信する。
第10図はベースユニットにより送信される種々の信号のタイミングを示してい る。この場合、C3C−B信号はさらに5YNC部とDATA部に分“割されて いる。
また、この5YNC部においては、信号がさらにSWIおよびSW2信号に分割 されている。SWI信号は同期化信号である。また、このSW1信号は、ベース ユニツト10に特異的でありすべての正当な遠隔ユニツト40により知られるP Nコードに基づいて発生される。さらに、後述するが、SW2信号はSWIと同 一かあるいはSWIの逆信号である。さらに、C3C−BのDATA部は、ベー スユニット10がPNコードを遠隔ユニット40に割り当ててベースユニット1 0と遠隔ユニ・ノド40との間の通信をユーザチャンネル(UC−BおよびUC −R)において行う等の、信号データを含むことができる。
また、ベースユニット10により送信される信号のUC−B部においては、UC −B信号がさらにユーザ信号チャンネル(USC−B)とユーザベアラチャンネ ル(UBC−B)とに分割されている。USC−Bはさらにパワー制御等の制御 情報を含むチャンネルコントロールメツセージ(CCM)部と信号メツセージ等 の制御信号情報を含むデータ領域とに分割される。デジタル無線電話の場合、信 号メツセージはダイアル数となる。また、tJBc−B部はベースユニット10 から遠隔ユニット40に送信されるメツセージまたはデータを含んでいる。
好ましい実施態様においては、遠隔ユニット40とベースユニット10との間の メツセージが多くのフレームにまたがり、以下のような定義がメツセージの境界 を画するために用いられる。すなわち、上述の如きC5C−B、UC−’B、C 3C−RおよびUC−Rから成る通常フレーム、8個の通常フレームから成るマ イナス−ツク−フレームおよび16個の通常フレームから成るメジャースーパー フレームがある。
SWIおよびSW2信号の相対極性は以下のようにこの通常フレームとマイナス −パーフレームとのタイミングを区別する。
SWI SW2 フレームの種類 0 0 通常 o 1 マイナースーパー 而して、C3C−Bの5YNC部は「00」のフレーム単位から成り、また、「 01」の8個のフレーム単位から成る。メジャーフレームの開始はUSC−Bの DATA部におけるベースユニット10によるフレーム番号番含むメツセージの 送信により行われる。
第11図は各遠隔ユニットにより送信されるIF周波数信号部分の詳細なタイミ ングである。上記のC5C−R部はPAi部およびC3−R部に分割される。こ のPA1部は同期化情報用に使用され、C5−R部は制御チャンネルとして機能 する。さらに、上記UC−R部はPA2部、USC−R部およびUBC−R部に 分割される。
このPA2部は同期化情報用に使用され、また、USC−R部はその領域が信号 の性質および信号メツセージ等の制御情報を含む点でUSC−B部と同様である 。さらに、UBC−R部はベースユニット10により送信されるUBC−B部と 同様であり、また、UBC−R部は遠隔ユニット40によりベースユニットに送 信されるデータまたはメツセージである。
呑リンクの! ここで、−例として、ベースユニット10が単一の遠隔ユニット40と通信する 場合を考える。この場合のベースユニット1oと遠隔ユニット40との間の通信 リンクの設定は以下のようである。すなわち、ベースユニット10は割り当てら れた時間スロットのC3C−B部において5YNC信号(SWIおよびSW2か ら成る)を定期的に送信する。このことは選択された周波数の全体わたって言え る。さらに、−例として、周波数が4番目の周波数チャンネルにおいて選択され た場合を考える。
この場合も、5YNC信号はPNコード化される(簡単のために、コードのイン デクスをOとする)。而して、5YNC信号(SWIおよびSW2の両方)はベ ースユニット10によりPNコードのインデクスOでコード化されて送信される 。
周知の如く、PNコードは一連のチップである。好ましい実施態様においては、 5YNC信号に対応するPNコードは8X32=266チツプの長さを有してお り、このうちの128チツプが同相信号に対応し、残りの128チツプが直交位 相信号に対応する。すなわち、各位相に対して1ビツト当たり16チツプが対応 する。而して、各々付随のインデクスを有する5YNC信号に対して2256個 の可能なPNコードの組み合わせが存在する。
例えば、Oに等しいPNコードのインデクスは「100・・・01」であるPN コードに対応する。
遠隔ユニットは3種の可能な状態、すなわち、オン状態、待機およびオフ状態の −を採ることができる。
遠隔ユニット40がオン状態になると、このユニットはベースユニットのPNコ ード、すなわち、この場合Oのインデクスに等しいインデクスを有するPNコー ドを持つ信号を検索するデフオールド状態になる。次いで、遠隔ユニット40は Oに等しい周波数チャンネルにおいて周波数スペクトルの走査を開始する。
このことは上述のプロトコルおよびコントロールユニット52により行われ、ユ ニット52は周波数選択信号を発生して上記合成器74に差周波数を発生させ、 0に等しいチャンネルにおけるRF周波数が中間周波数に変換されるようにする 。プロトコルおよびコントロールユニット52はまたコード選択信号を発生して 0のインデクスに等しいPNコードが5SU34のPNコード発生器134から 発生されるようにする。このような状態になると、上記のイネーブル信号が発生 される。しかしながら、5YNC信号が所定時間後に見い出されないと、PCU 52は別の周波数選択信号を発生して、1に等しい周波数チャンネルに移す。
このようにして、遠隔ユニット40が4に等しい周波数チャンネルに到達すると 、5YNC信号が見い出され、遠隔ユニット40はC5C−R時間フレームのC 3−R部における4に等しい周波数チャンネルに要求信号メツセージを送信する 。このような5YNC信号の捕捉を認識した上での遠隔ユニット40による要求 信号メツセージの送信はまたOに等しいインデクスのPNコードから派生したP Nコードにおいてコード化される。
遠隔ユニット40からの要求信号メツセージの受信に応じて、すなわち、ベース ユニット10と遠隔ユニット40との間のメツセージまたはデータ交換の間、ベ ースユニット10はUC送信において使用されるPNコードに対して割り当て信 号メツセージを送信する。このようなベースユニット10による割り当て信号メ ツセージの送信はC3C−Bタイミング部分のDATA部において行われ、Oに 等しいインデクスのPNコードにコード化される。而して、例えば、ベースユニ ット10が遠隔ユニット40から要求信号メツセージを受け取ると、ベースユニ ット10は次の通信が10に等しいインデクスのPNコードを用いて処理される ように命令を出す。データ通信の間に用いられるPNコードは上述の5YNC信 号の場合のPNコードとは異なる構造を有することができる。好ましい実施態様 においては、PNコードは65535チツプの長さであり、同相および直交位相 信号に対応するチップが交互に存在する。なお、各位相には1ビツト当たり16 チツプが存在する。その後、10に等しいインデクスのPNコードメツセージは 0に等しいインデクスのPNコードによりコード化され、C3C−8時間スロッ ト、特にDATA時間スロット上に送信される。(なお、ベースユニット10が 同時に別の遠隔ユニット40と通信している場合は、遠隔ユニット40の通信に は異なるPNコードが割り当てられる。)遠隔ユニット40はベースユニット1 0からの信号をC3C−8時間スロットのDATA部受は取ってその情報を復号 する。その後、ベースユニット10がそのUC−B部分において送信し、また、 遠隔ユニット40がそのUC−R部分において送信する状態で、ベースユニット 1oと遠隔ユニット4oとの間の通信のメツセージ部分が10に等しいインデク スのPNコードを用いて処理される。
さらに、オフ状態から待機状態に移る過程においては、上記PCU52は合成器 74に対して周波数選択信号を発生して周波数チャンネル(0−20)を走査し 、また、5SU34のPNコード発生器134に対してコード選択信号を送って Oに等しいインデクスのPNを検索する。
この周波数選択信号は上記プレアンブルMF 102が5YNC信号に適合する ものを見い出さない場合に変更される。このようにして、5YNC信号が見つか ると、遠隔ユニット40は待機状態に維持され、5SU34のみが動作する。
ベースユニット10と複数の遠隔ユニット4oとの間の通信もまた上述と同様で ある。すなわち、遠隔ユニット40が通信処理を開始する必要がある場合、また は、ユニット40が待機状態にある場合、このユニットは上記5YNCパルスを 検索しながら周波数チャンネルを走査する。その後、ユニット40はC3C−R のC3−R部分に送信する。また、ベースユニット1oはC5C−Bタイミング 部分のDATA部において特異的なPNコードインデクスを有する割り当て信号 メツセージを送信する。ベースユニット10により割り当てられたPNコードは UC−B部分およびtJC−R部分の両方の送信において用いられる。その結果 、上述の如く、各遠隔二二ット40は共通の信号チャンネル部分、すなわちC3 C−R部分を一時的に得る。その後、他の遠隔ユニット40においては、C3C −R部分上のベースユニット10への信号送信が自由になる。すなわち、遠隔ユ ニット40がそのPNコードを割り当てられると、ベースユニッ)−10と遠隔 ユニット40との間の割り当てられたPNコード上の通信は同一のスロット時間 における他の遠隔ユニット40とベースユニット10との間の通信に干渉しなく なる(これらのPNコードが異なるために)。
五渉 動作のために選択される周波数スペクトル(902−928MHz)がマイクロ 波装置等の他のRF発生源からの干渉を受けやすいために、ベースユニット10 と一以上の遠隔ユニット40との間の通信リンクが妨害されやすい。しかしなが ら、上述したように、ベースユニット10とその遠隔ユニット40のすべてとの 間の通信は単一の選択周波数チャンネルにおいて行われる。而して、ベースユニ ット10が一以上の遠隔ユニット40からの信号において過剰の干渉を検出した 場合、ベースユニット10はこれらの遠隔ユニット40の各々に対してそのUS C−B部分のDATA部における信号メツセージを送信して別の周波数チャンネ ルに移す。この信号メツセージは切り替え時期についての同期化またはクロック 情報を含んでいる。このようにして遠隔ユニット40の各々への受信が行われる と、PCU52は新規の選択周波数チャンネルに移動するための周波数選択信号 を発生する。
;リンクの 上述のような機構によって、干渉を回避し通信リンクの継続を行うための−の周 波数チャンネルがら他の周波数チャンネルへの通信の移動が行われるが、予期し ない程に大きな干渉信号等により、ベースユニット1oと一以上の遠隔ユニット 40との間の通信リンクが影響を受ける場合がある。このような場合、ベースユ ニット1゜とその−以上の遠隔ユニット40との間の通信リンクを再設定する手 法を確立することが必要になる。
そのような通信リンクの設定の一部として、ベースユニット10と遠隔ユニット 40がそれぞれUBC−B部およびUBC−R部において通信する前に、ベース ユニット10は遠隔ユニット40の各々に対して通信の中断の場合において使用 する通信チャンネルのテーブルを送信する。すなわち、このチャンネルのテーブ ルはベースユニット10からUBC−HのDATA部を介して遠隔ユニット40 に通信される。さらに、チャンネルのテーブルは周波数チャンネルとPNコード のインデクスの両方を含むリストから成る。
また、チャンネルのテーブルは、例えば0に等しくないPNコードインデクス等 の選択されたPNコードインデクスに従ってコード化される。さらに、チャンネ ルのテーブルはベースユニット10によりあたかも「データ」の別の部分の如く 送信される。また、チャンネルのテーブルを受け取る遠隔ユニット40はチャン ネルのテーブルを割り当てられたPNコードに従って復号する。その後、復号処 理されたチャンネルテーブルの信号がプロトコルおよびコントロールユニット5 2の記憶部に記憶される。
なお、通信が中断した場合は、遠隔ユニット40は5SU34に対して内部的に 発生するシステムクロック35に基づいてクロック信号のカウントを継続するよ うに動作する。すなわち、システムクロック35はベースユニット10から送信 される5YNC信号の継続における同期に基づいてカウントを継続する。次いで 、プロトコルおよびコントロールユニット52がシステムクロック35からタイ ミング信号を受け取る。つまり、マイクロコントローラであるプロトコルおよび コントロールユニット52はこのクロック信号値に所定の数学的関数を適用する 。このような遠隔ユニット40により使用される数学的関数の一例として、ハツ シュ(hash)関数H(T)がある。つまり、ハツシュ関数H(T)は上記ク ロック信号から得られるフレーム番号Tをプログラム番号H(T)に写像する。
このようなハツシュ関数H(T)の好ましい実施態様は以下の如く定義される。
H(T)= [R(T)XBコ この式において、[・・・コはフロア(floor)関数であるとともに、R( T)= (((T/8)x7)+3)mod16)/16であり、領域(0,1 )における疑似ランダム値である。
さらに、Bはチャンネルのテーブルにおける記入の番号である。すなわち、R( T)は個数16の最大長シーケンス発生成分に対応する種(s e e d)と して上述のマイナス−バーフレーム番号T/8を採用し、これに7を掛け、次い で3を加え、さらに領域(0,1)における疑似ランダム値を得るべく規格化す ることにより得られる。
而して、上記クロック信号値に対する遠隔ユニット40による数学的関数の適用 により、チャンネルテーブルにおける記入が行われる。その後、プロトコルおよ びコントロールユニット52は前記テーブルにおける選択された記入に付随する 通信チャンネルを選択する。上述したように、選択された通信チャンネルのテー ブルにおける記入はこれに付随する周波数チャンネルとPNコードインデクスと を含む。
一方、ベースユニット10はこの間にこれに付随するシステムクロック35によ りそのクロック信号の発生を継続する。而して、上述のプロトコルおよびコント ロールユニット32は通信チャンネルのテーブルにおける同一の記入を得るべく システムクロック35からのクロック信号と同一の値に対して同一の数学的関数 を適用する。
次いで、ベースユニット1oは前記テーブルにおける記入に付随する通信チャン ネルを選択する。この結果、この通信チャンネルのテーブルにおける記入がら選 択される通信チャンネル上において通信処理が再設定される。
1ガ没1 ベースユニット10と一以上の遠隔ユニット4oとの間の初期プロトコルの一部 として、遠隔ユニット4oが時間スロットのC5C−B部分における5YNC信 号上にロックすると、前記ユニット4oはそのC3C−RにおけるC5−R部分 内の要求信号メツセージを送信する。
その後、ベースユニット10は、そのC5C−8時間スロットのDATA部分内 に、ベースユニット1oとの通信処理において遠隔ユニット40により使用され る特定PNコードのインデクスを送信する。
遠隔ユニット40はこれを復号し、ベースユニット10に対してその機能的能力 のリストを送信するために選択されたPNコードを使用する。而して、遠隔ユニ ット40は時間スロットUSC−R上に、例えばPNコード=10である、選択 PNコードにより符号化された機能的能力のリストを送信する。
その後、ベースユニット10はUSC−R時間スロット内にメツセージを受け取 り、この信号を上記選択PNコードに従って復号して、遠隔ユニット40の機能 的能力のリストを得る。次いで、ベースユニットは遠隔二ニット40の機能的能 力のリストと自分の機能的能力とを比較して共通の機能的能力の組み合わせを決 定する。その後、ベースユニット10は遠隔ユニット40に対してそのUSC− 8時間スロットのDATA部分上に選択PNコードに従って符号化されたその共 通の機能的能力の組み合わせのリストを送信する。このようにして、遠隔ユニッ ト40とベースユニット10との間の通信が選択された周波数において選択PN コードに従って共通の機能的能力の組み合わせを用いて行われる。
遠隔ユニット40およびベースユニット10の機能的能力は会話デジタル符号化 等の能力を含むことができる。
この場合、異なる会話符号化技法(その一部は一般に知られる原理に基づき、ま たその他は特定の製造者に専有の原理に基づく)が有効であり、また、異なる製 造者による遠隔ユニット40が少なくとも共通の機能的能力に基づいて異なる製 造者によるベースユニット10と通信する能力を有することが望まれるために、 通信リンクの設定の一部として、遠隔ユニット40およびベースユニット10が 互いに共通の機能的能力を知得していることが望まれる。
以下、ベースユニット10と遠隔ユニット40における会話コードに対応する機 能的能力の一例を説明する。
ベースユニット10 遠隔ユニット4032 Kbps ADPCM 32 K bps ADPCM32 Kbps エンハンスド 16 Kbps サブバンド 16 Kbps サブバンド8 Kbps CE LP 専有 遠隔ユニット40による機能的能力のリストがられがるように、ベースユニット 10は上記のテーブルを比較して、対応する共通能力のリストに16Kb p  sサブバントおよび32KbpsADPCMが含まれることを決定する。この比 較に基づいて、ベースユニット10は上記のような機能的能力のリストを遠隔ユ ニット4oに送信し、通信が会話コードに対応する二つの機能的能力のいずれか を用いて行われる。
このように、遠隔ユニット40とベースユニット10が共通の能力のリストを「 協定する」能力を備えているので、ベースユニット10または遠隔ユニット40 の会話コード化において専有権を有している製造者は他の製造者の遠隔ユニット 4oまたはベースユニット10と、これら製造者の両方のユニットに備えられる 少なくとも−の会話コード化機能能力における共通要素が存在する限り、通信を 行うことが可能である。
基ユニ11 ベースユニット10は複数の遠隔ユニット40と通信することが可能であるが、 このユニット10が各遠隔ユニット40の送信パワーについて制御されており、 ベースユニット10に受信される遠隔ユニット40の各々からの信号強度がほぼ 同一にして、これら遠隔ユニット4Oのいずれか−が過剰パワーになったり他の ユニットを支配することのないようにすることが望ましい。さらに、このような パワー制御はマルチパスフェージングや遮蔽ひずみを抑制する点で好ましい。
なお、通信システム8においては、ベースユニット10により送信される信号が 遠隔ユニット40により受信され、ベースユニット10から受信した信号のパワ ーは遠隔ユニット40におけるBPU28aの検出器104により計測される。
次いで、遠隔ユニット40における送信パワーが以下の式に従って制御される。
パワー=A+ (B−C) ここで、Aは遠隔ユニット40により送信される信号におけるベースユニット1 0により受信される所望のパワーを示している。
また、Bはベースユニット10により送信される信号のパワーを示しており、さ らに Cはベースバンド処理ユニット28aの検出器104により計測された遠隔ユニ ット40において受信される信号のパワーである。AおよびBの値は遠隔ユニッ ト40の送信パワーを制御するためにベースユニット10から遠隔ユニット40 に送信されるデータである。さらに、Aはベースユニット10の検出器104に より計測された遠隔ユニット40により送信される信号のベースユニット10に より受信される所望のパワーである。この値はベースユニット10から遠隔ユニ ット40に対してそのUS C−HのDATA部上に送信される値である。Bは ベースユニット10により送信される信号のパワーであり、これもベースユニッ ト10から遠隔ユニット40に対してそのUSC−BのDATA部上に送信され る値である。したがって、AおよびBは遠隔ユニット4oにアプリオリに知られ ているか、あるいは、ベースユニット10から遠隔ユニット40に送信される信 号メツセージの一部である。
また、遠隔ユニット40におけるプロトコルおよびコントロールユニット52に より発生されるゲイン制御信号は送信信号のパワーに影響するRFフィルタおよ び増幅器90のゲインを制御する。このゲイン制御されるRF増幅器90はモト ローラ(Mo t o ro I a)製の部品AN1025等の周知の構成を 採ることができる。
元二又二旦M1 前述のように、UC−B部およびUC−R部はUSCおよびUBC部分から構成 されている。したがって、UC−8時間スロットにおいては、信号USC−Bお よびUBC−Bが送信され、USC−Bはパワー活性、呼び出し状態等の情報を 含む制御信号部分であり、UBC−Bはデータを含む部分となっている。同様に 、UC−R部分においては、UC−RかPA2およびUSC−R部分から構成さ れており、これらはUBC−Rをデータ部分とする制御信号となっている。
これらのUC−BおよびUC−Rの制御信号部分はUC−BおよびUC−Rのデ ータ部に比して少量のデジタルデータを有するデジタルデータ流列である。制御 信号部分の耐干渉能力をさらに高めるべくその部分を保護するために、UC−B およびUC−Rの双方の制御信号部分およびデータ部分はさらにデジタル符号化 することが可能である。
このようなデジタルデータの符号化は以下のように行う。すなわち、データ部分 がら各Nビットブロックが特定の「軽い」 (ここで、[軽い(light)J とは1の数が0の数よりも少ないことを意味する)Mビット信号に写像され、M はNよりも大きく、Mビット信号における「1」の数はM/2よりも小さい。こ の軽いMビット信号はUC−BまたはUC−Rの制御信号部がらのビットが「0 」である場合に送信されるが、UC−BまたはUC−Rの制御信号部からのビッ トが「1」である場合は軽いMビット信号の補数が送信される。
チャンネルのコード化が最近の通信システムにおいて広まっているが、このよう なチャンネルコードは雑音をを生成する情報の流れに冗長性を単に付加するもの である。このようなチャンネルコードが好適に作成されると、このコード化によ り誘導される冗長性により送信ビットの一部の受信がエラーとなっても、デコー ダが元の情報の流れを信頼性高く回復することができる。
本発明による装置においては、上記コード化の目的は上述のUC−BまたはUC −R時間スロットの制御信号部分における送信エラーに対して最大の保護を提供 し、かつ、UC−BまたはUC−Rのデータ部分において最小の保護を与えるこ とである。このようにすることにより、受信されるユニット(遠隔ユニット40 またはベースユニット10)は低いエラー発生率の条件下において制御信号およ びデータ信号の両方を回復することが可能になり、また、極めて高いエラー発生 率の条件下において制御信号を回復することが可能になる。
以下、上述のコード化技法の一例を図に基づいて説明する。まず、制御信号の単 一ビットおよびデータの96ビツトを送信用の120ビツトを有するコード化ビ ット流にコード化する。96ビツト語から120ビツト語への写像は96ビツト 語を3組の32ビツト語に分割することにより行われる。次いで、32ビツト語 は各々軽い40ビツト語に写像される。さらに、これら3種の40ビツト語は連 結されて軽い120ビツト語を形成する。
数学的に言えば、232はC(40,12)0)組み合わせよりも小さいから、 32ビツトのシーケンスは12すなわち12個の1を確実に含むハミングウェイ ト(Hamming weight)を有する40ビツトのシーケンスに写像す ることかできる。
すなわち、データチャンネルからの3種の32ビツト入力語からそれぞれ写像し た3種の40ビツト語は連結されてハミングウェイト36の120ビツト語とな る。
この場合、上記制御信号からの単一ビットが0であると、120ビツト語が送り 出される。また、制御信号からの単一ビットが1であると、120ビツト語の補 数が送り出され、そのウェイトは120−36=84ビツトの「1」から成る。
このウェイトの差は84−36=48となり、「軽い」Mビット語が「重い」M ビット語と間違えられるが、あるいはその逆である前に、120ビツト中の24 以上がエラーとなることを意味している。
このような例では、いかなるチャンネルエラーもコード化したデータにおける1 個の32ビツトの部分の損失を引き起こすという欠陥がある。この問題は正常単 一流(127,120)のハミングコードを付加することにより改善できる。す なわち、7個の周期冗長性チェック(CRC)ビットを120ビツト語に付加す ることにより、127ビツトブロツクにおけるいかなる単一ビットエラーの補正 も可能になる。このような改善を加えることにより、2ビツトよりも小さい信号 が雑音により変化した場合でも、デコード処理は制御信号およびデータ信号の両 方において正しい結果を生じることが可能になる。
FIG、 6 ベースユニット10による送信 遠隔ユニット40による送信Flに、 9 PAI C3−RPA2 USC−RIJBc−RFlに、 11 フロントページの続き (31)優先権主張番号 790,634(32)優先日 1991年11月8 日(33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 789,737(32)優先日 1991年11月8 日(33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 789,292(32)優先日 1991年11月8 日(33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 789,736(32)優先日 1991年11月8 日(33)優先権主張国 米国(U S )(81)指定国 EP(AT、BE 、CH,DE。
DK、ES、PR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、 SE)、  AU、 CA、JP、 KR(72)発明者 メッサーシュミット、デイヴイッ ドアメリカ合衆国 94556 カリフォルニア州 モラガ、ランプ コート  4 (72)発明者 フロアーズ、クリストファーアメリカ合衆国 94611 カ リフォルニア州 オークランド フェアマウント アヴエニュ−621 (72)発明者 ルー、ヒュイフン アメリカ合衆国 94506 カリフォルニア州 ダンヴイル シルヴアー メ イプルドライブ 3478 (72)発明者 スー、チュンーメン アメリカ合衆国 94549 カリフォルニア州 ラフアイエツト アパートメ ント 204 イースト ストリート 949(72)発明者 ベタツシュ、サマン アメリカ合衆国 94708 カリフォルニア州 パークレー シニック アヴ エニュー(72)発明者 チェノ、ニドワード アメリカ合衆国 94539 カリフォルニア州 フレモント ミッション リ ッジ コート48

Claims (85)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.雑音を含むチャンネル上の送信のために、2種類のデジタルデータ信号、す なわち第1および第2信号をコード化する方法であって、各信号がビットの流れ により特徴付けられており、さらに、 前記第1信号のNピットを特異的な軽Mピット(M>N)の第3信号に写像し、 このMピット第3信号における「1」の数がM/2よりも小さい段階と、前記第 2信号からのビットが「0」である場合に、前記第1信号のNピットから写像さ れる軽Mビット第3信号を送信し、また、前記第2信号からのビットが「1」で ある場合に、前記第1信号のNビットから写像される軽Mビット第3信号の補数 を送信する段階と、を具備することを特徴とするコード化方法。
  2. 2.さらに、前記Mビット第3信号を送信処理に先立ってエラー補正コードによ りコード化する段階を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 3.前記送信段階がさらに、 複数の連結された軽Mピット第3信号を送信する段階を含み、隣接するMビット 第3信号の各々が前記第1信号の隣接するNビット部分から写像されることを特 徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 4.さらに、前記複数のMビット第3信号を送信処理に先立ってエラー補正コー ドによりコード化する段階を含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 5.ビットの流れにより特徴付けられるデジタルデータ信号を第1デジタル信号 および第2デジタル信号に復号する方法において、復号段階が、 前記デジタルデータ信号からMピットを受け取る段階と、 前記Mピットにおける「1」の数がM/2よりも小さい場合に第2デジタル信号 として「0」を出力し、前記Mビットにおける「1」の数がM/2よりも大きい 場合に第2デジタル信号として「1」を出力する段階と、前記受け取られたMビ ットを前記第1デジタル信号としてのNピットに写像する段階とを具備すること を特徴とする復号方法。
  6. 6.前記写像段階は、さらに、前記受け取られたMビットが前記Nピットに写像 不可能である場合に、エラー信号を出力することを特徴とする請求項5に記載の 方法。
  7. 7.雑音を含むチャンネル上に、2種類のデジタルデータ信号、すなわち第1信 号および第2信号を送受信する方法において、各信号がピットの流れにより特徴 付けられており、さらに、 前記第1信号のNピットを特異的な軽Mビット(M>N)の第3信号に写像し、 このMビット第3信号における「1」の数がM/2よりも小さい段階と、前記第 2信号からのビットが「0」である場合に、前記第1信号のNピットから写像さ れる軽Mビット第3信号を前記チャンネル上に送信し、また、前記第2信号から のビットが「1」である場合に、前記第1信号のNビットから写像される軽Mビ ット第3信号の補数を前記チャンネル上に送信する段階と、 前記チャンネルからMピットを受け取る段階と、前記Mビットにおける「1」の 数がM/2よりも小さい場合に前記第2信号として「0」を出力し、また、前記 Mピットにおける「1」の数がM/2よりも大きい場合に前記第2信号として「 1」を出力する段階と、前記受け取られたMビットを前記第1信号としてのNビ ットに写像する段階とを具備することを特徴とする送受信方法。
  8. 8.前記写像段階がさらに、前記受け取られたMピットが前記Nピットに写像不 可能である場合に、エラー信号を出力することを特徴とする請求項7に記載の方 法。
  9. 9.ベースユニットと遠隔ユニットとを備えるデジタル無線電話を動作する方法 において、この方法が前記ベースユニットと遠隔ユニットとの間を無線で通信す るためのものであり、前記ベースユニットがデジタル制御信号とデジタルデータ 信号とをチャンネル上に送信し、各信号がビットの流れにより特徴付けられ、さ らに、前記デジタルデータ信号のNビットを特異的な軽Mビット(M>N)送信 信号に写像し、前記Mビット送信信号における「1」の数がM/2よりも小さい 段階と、前記デジタル制御信号からのピットが「0」である場合に、前記デジタ ルデータ信号のNピットから写像される軽Mビット送信信号を送信し、また、前 記デジタル制御信号からのビットが「1」である場合に、前記デジタルデータ信 号のNピットから写像される軽Mピット送信信号の補数を送信する段階とを具備 することを特徴とするデジタル無線電話動作方法。
  10. 10.さらに、前記Mビット第3信号を送信処理に先立ってエラー補正コードに よりコード化する段階を含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 11.前記送信段階がさらに、 複数の連結された軽Mピット第3信号を送信する段階を含み、隣接するMビット 第3信号の各々が前記第1信号の隣接するNビット部分から写像されることを特 徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 12.さらに、前記複数のMピット第3信号を送信処理に先立ってエラー補正コ ードによりコード化する段階を含むことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 13.前記遠隔ユニットが、受信したビット流により特徴付けられるデジタルデ ータ信号を第1デジタル信号および第2デジタル信号に復号し、この復号段階が 、前記デジタルデータ信号からMピットを受け取る段階と、 前記Mビットにおける「1」の数がM/2よりも小さい場合に第2デジタル信号 として「0」を出力し、また、前記Mピットにおける「1」の数がM/2よりも 大きい場合に第2デジタル信号として「1」を出力する段階と、前記受け取られ たMピットを前記第1デジタル信号としてのNピットに写像する段階とを具備す ることを特徴とする請求項9に記載の方法。
  14. 14.前記写像段階がさらに、前記受け取られたMビットが前記Nビットに写像 不可能である場合に、エラー信号を出力することを特徴とする請求項13に記載 の方法。
  15. 15.第1の機能的能力の組を有するベースユニットと第2の機能的能力の組を 有する遠隔ユニットとの間の無線通信リンクを設定する方法において、前記ベー スユニットにより、所定の選択周波数チャンネルにおいて、所定の第1選択時間 内に、同期信号を周期的に送信する段階と、 前記同期信号を検出するために前記遠隔ユニットにより走査する段階と、 前記第1選択時間と異なる第2選択時間内に、前記同期信号の検出に応じて、前 記遠隔ユニットにより前記選択周波数チャンネル内に第1応答信号を送信する段 階と、前記第1および第2選択時間とは異なる第3選択時間内に、前記選択周波 数チャンネルにおいて前記遠隔ユニットにより、第1コードによりコード化した 第1制御信号を送信する段階とから成り、前記第1制御信号が前記第2の機能的 能力の組を含み、さらに、前記ベースユニットにより前記第1制御信号を受け取 る段階と、 前記ベースユニットにより前記第1制御信号を復号処理して前記第2の機能的能 力の組を得る段階と、前記ベースユニットにより前記第2の組を前記第1の組に 比較し、それらにおける共通の機能的能力の組を決定する段階と、 前記第1、第2および第3選択時間とは異なる第4選択時間内に、前記選択周波 数チャンネルにおいて前記ベースユニットにより、前記第1コードによりコード 化した第2制御信号を送信する段階とから成り、前記第2制御信号が前記共通の 機能的能力の組を含み、さらに、前記共通の組からの所定の機能的能力に基づい て前記ベースユニットと前記遠隔ユニットとの間の通信処理を行う段階とから成 ることを特徴とする方法。
  16. 16.さらに、前記第1、第2、第3および第4時間間隔とは異なる第5時間間 隔内に、前記遠隔ユニットからの第1応答信号に応じて、前記ベースユニットに より承認信号を前記選択周波数チャンネル内において送信する段階から成ること を特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 17.前記第1コードがCDMAコードであることを特徴とする請求項15に記 載の方法。
  18. 18.前記同期信号が、前記第1コードとは異なる第2のコードにより符号化さ れることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  19. 19.前記第2コードがCDMAコードであることを特徴とする請求項18に記 載の方法。
  20. 20.さらに、前記選択周波数チャンネルとして前記ベースユニットにより複数 の周波数チャンネルの一を選択する段階から成り、かつ、前記走査段階がさらに 前記複数の周波数チャンネルを所定時間に1回走査する段階から成ることを特徴 とする請求項15に記載の方法。
  21. 21.第1の機能的能力の組を有するベースユニットと第2の機能的能力の組を 有する遠隔ユニットとの間の無線通信リンクを設定する装置において、前記ベー スユニットにより、所定の選択周波数チャンネルにおいて、所定の第1選択時間 内に、同期信号を周期的に送信する手段と、 前記遠隔ユニットにより前記同期信号を検出する手段と、 前記第1選択時間と異なる第2選択時間内に、前記同期信号の検出に応じて、前 記遠隔ユニットにより前記選択周波数チャンネル内に第1応答信号を送信する手 段と、前記第1および第2選択時間とは異なる第3選択時間内に、前記選択周波 数チャンネルにおいて前記遠隔ユニットにより、第1コードによりコード化した 第1制御信号を送信する手段とから成り、前記第1制御信号が前記第2の機能的 能力の組を含み、さらに、前記ベースユニットにより前記第1制御信号を受け取 る手段と、 前記ベースユニットにより前記第1制御信号を復号処理して前記第2の機能的能 力の組を得る手段と、前記ベースユニットにより前記第2の組を前記第1の組に 比較し、それらにおける共通の機能的能力の組を決定する手段と、 前記第1、第2および第3選択時間とは異なる第4選択時間内に、前記選択周波 数チャンネルにおいて前記ベースユニットにより、前記第1コードによりコード 化した第2制御信号を送信する手段とから成り、前記第2制御信号が前記共通の 機能的能力の組を含み、さらに、前記共通の組からの所定の機能的能力に基づい て前記ベースユニットと前記遠隔ユニットとの間の通信処理を行う手段とから成 ることを特徴とする装置。
  22. 22.さらに、前記第1、第2、第3および第4時間間隔とは異なる第5時間間 隔内に、前記遠隔ユニットからの第1応答信号に応じて、前記ベースユニットに より承認信号を前記選択周波数チャンネル内において送信する手段から成ること を特徴とする請求項21に記載の装置。
  23. 23.前記第1コードがCDMAコードであることを特徴とする請求項21に記 載の装置。
  24. 24.前記同期信号が、前記第1コードとは異なる第2のコードにより符号化さ れることを特徴とする請求項21に記載の装置。
  25. 25.前記第2コードがCDMAコードであることを特徴とする請求項24に記 載の装置。
  26. 26.さらに、前記選択周波数チャンネルとして前記ベースユニットにより複数 の周波数チャンネルの一を選択する手段から成ることを特徴とする請求項21に 記載の装置。
  27. 27.前記検出手段がさらに前記複数の周波数チャンネルを所定時間に1回走査 する手段から成ることを特徴とする請求項26に記載の方法。
  28. 28.遠隔通信装置によりベース送信装置に対して送信される遠隔送信信号のパ ワーを制御する方法において、前記ベース装置が前記遠隔装置に対してベース送 信信号を送信し、さらに、 前記遠隔装置により前記ベース送信信号を受け取る段階と、 前記遠隔装置により受け取られた前記ベース送信信号のパワーを計測する段階と 、 パワー=A+(B−C)、の式に従って前記遠隔送信信号の送信パワーを制御す る段階とから成り、Aが前記ベース装置により受け取られる遠隔送信信号の所望 のパワーを示し、 Bが前記ベース送信信号のパワーを示し、Cが前記遠隔装置により受け取られる 際のベース送信信号の計測されたパワーを示していることを特徴とする方法。
  29. 29.前記パラメータAおよびBが前記ベース通信装置により前記遠隔通信装置 に送信されることを特徴とする請求項28に記載の方法。
  30. 30.遠隔送信装置からベース通信装置に対して送信される遠隔送信信号のパワ ーを制御する装置において、前記ベース装置が前記遠隔装置に対してベース送信 信号を送信し、さらに、 前記ベース送信信号を受け取る手段と、前記ベース送信信号のパワーを計測する 手段と、パワー=A+(B−C)、の式に従って前記遠隔送信信号の送信パワー を制御する手段とから成り、Aが前記ベース装置により受け取られる遠隔送信信 号の所望のパワーを示し、 Bが前記ベース送信信号のパワーを示し、Cが前記遠隔装置により受け取られる 際のベース送信信号の計測されたパワーを示していることを特徴とする装置。
  31. 31.所定の時間内に、所定の選択周波数チャンネルにおいて、遠隔送信信号を CDMAを用いてベースユニットに送信する手段と、 前記所定時間と異なる別の時間内に、前記選択周波数チャンネルにおいて、前記 ベースユニットからのベース送信信号をCDMAを用いて受け取る手段と、パワ ー=A+(B−C)、の式に従って前記遠隔送信信号の送信パワーを制御する手 段とから成り、Aが前記ベース装置により受け取られる遠隔送信信号の所望のパ ワーを示し、 Bが前記ベース送信信号のパワーを示し、Cが前記遠隔装置により受け取られる 際のベース送信信号の計測されたパワーを示していることを特徴とする、ベース ユニットとの無線通信のための遠隔ユニット。
  32. 32.前記送信手段がさらに、前記所定時間の一部分において制御信号を送信し 、かつ、前記所定時間の他の部分においてCDMAによりコード化したデータ信 号を送信する手段から成ることを特徴とする請求項31に記載の遠隔ユニット。
  33. 33.前記受信手段がさらに前記ベースユニットから同期信号を受け取ることを 特徴とする請求項31に記載の遠隔ユニット。
  34. 34.前記受信手段がさらに、 前記ベース送信信号を検出する手段と、前記ベース送信信号をCDMAを用いて 復号して復号ベース送信信号を生成する手段とから成ることを特徴とする請求項 31に記載の遠隔ユニット。
  35. 35.前記送信手段が前記所定時間内に第1制御信号と第1データ信号とを送信 し、前記受信手段が別の時間内に第2制御信号および第2データ信号を受け取る ことを特徴とする請求項31に記載の遠隔ユニット。
  36. 36.前記遠隔ユニットがオフ状態、待機状態およびオン状態の3状態の内の一 を採ることが可能であることを特徴とする請求項35に記載の遠隔ユニット。
  37. 37.前記遠隔ユニットが待機状態である時に、前記第1制御信号のみを送信し 、かつ、前記同期信号および第2制御信号のみを受信することを特徴とする請求 項36に記載の遠隔ユニット。
  38. 38.前記選択周波数チャンネルが複数の周波数チャンネルからの一として選択 されることを特徴とする請求項31に記載の遠隔ユニット。
  39. 39.さらに、前記ベースユニットからの要求に応じて別の周波数に変更するた めに、送信を別の周波数チャンネルに変更する手段から成ることを特徴とする請 求項38に記載の遠隔ユニット。
  40. 40.ベースユニットと遠隔ユニットとの間の無線通信リンクを設定する方法に おいて、 前記ベースユニットにより、所定の選択周波数チャンネルにおいて、所定の第1 選択時間内に、同期信号を周期的に送信する段階と、 前記同期信号を前記遠隔ユニットにより走査する段階と、 前記第1選択時間と異なる第2選択時間内に、前記同期信号の検出に応じて、前 記遠隔ユニットにより、前記選択周波数チャンネル内に第1コードによりコード 化した第1応答信号を送信する段階と、 前記第1および第2選択時間と異なる第3選択時間内に、前記選択周波数チャン ネルにおいて前記ベースユニットにより、前記第1コードによりコード化した第 1制御信号を送信する段階とから成り、前記第1制御信号が前記ベースユニット と遠隔ユニットとの間の通信処理において使用される第2コードを含み、さらに 、前記第3時間内に遠隔ユニットにより前記第1制御信号を受け取る段階と、 前記第1、第2および第3選択時間と異なる第4選択時間内に、前記ベースユニ ットにより、前記第2コードによりコード化したデータ信号を送信し、かつ、前 記第1、第2、第3および第4時間と異なる第5時間内に、前記遠隔ユニットに より、前記第2コードによりコード化した別のデータ信号を送信することによっ て、前記選択周波数チャンネルにおいて、前記ベースユニットと遠隔ユニットと の間の通信処理を行う段階とから成ることを特徴とする方法。
  41. 41.前記同期信号がCDMAコードとしてコード化されることを特徴とする請 求項40に記載の方法。
  42. 42.前記第1コードがCDMAコードであることを特徴とする請求項40に記 載の方法。
  43. 43.前記第2コードがCDMAコードであることを特徴とする請求項40に記 載の方法。
  44. 44.さらに、前記ベースユニットにより複数の周波数チャンネルから前記選択 周波数チャンネルを選択する段階から成ることを特徴とする請求項40に記載の 方法。
  45. 45.前記走査段階がさらに、 前記同期信号に対応して、所定時間に1回、前記複数の周波数チャンネルを走査 する段階から成ることを特徴とする請求項44に記載の方法。
  46. 46.ベースユニットと遠隔ユニットとの間の無線通信リンクを設定する装置に おいて、 前記ベースユニットにより選択された所定の選択周波数チャンネルにおいて、所 定の第1選択時間内に、同期信号を周期的に送信する手段と、 前記同期信号を前記遠隔ユニットにより検出する手段と、 前記第1選択時間と異なる第2選択時間内に、前記クロック信号の検出に応じて 、前記遠隔ユニットにより、前記選択周波数チャンネル内に第1コードによりコ ード化した第1応答信号を送信する手段と、前記第1および第2選択時間と異な る第3選択時間内に、前記選択周波数チャンネルにおいて前記ベースユニットに より、前記第1コードによりコード化した第1制御信号を送信する手段とから成 り、前記第1コード化制御信号が前記ベースユニットと遠隔ユニットとの間の通 信処理において使用される第2コードを含み、さらに、前記遠隔ユニットにより 前記第1制御信号を受け取る手段と、 第3時間内に、前記遠隔ユニットにより前記第1制御信号を復号する手段と、 前記第1、第2および第3選択時間と異なる第4選択時間内に、前記ベースユニ ットにより、前記第2コードによりコード化したデータ信号を送信し、かつ、前 記第1、第2、第3および第4時間と異なる第5時間内に、前記遠隔ユニットに より、前記第2コードによりコード化した別のデータ信号を送信することによっ て、前記選択周波数チャンネルにおいて、前記ベースユニットと遠隔ユニットと の間の通信処理を行う手段とから成ることを特徴とする装置。
  47. 47.前記同期信号がCDMAコードとしてコード化されることを特徴とする請 求項46に記載の装置。
  48. 48.前記第1コードがCDMAコードであることを特徴とする請求項46に記 載の装置。
  49. 49.前記第2コードがCDMAコードであることを特徴とする請求項46に記 載の装置。
  50. 50.さらに、複数の周波数チャンネルから前記選択周波数チャンネルを選択す る手段から成ることを特徴とする請求項46に記載の装置。
  51. 51.前記検出手段がさらに、 前記同期信号の検出に対応して、前記遠隔ユニットにより、所定時間に1回、前 記複数の周波数チャンネルを走査する手段から成ることを特徴とする請求項50 に記載の方法。
  52. 52.ベースユニットと遠隔ユニットとの間の通信処理を行う無線通信システム において、 複数の選択された周波数チャンネルの一において前記ベースユニットと遠隔ユニ ットとの間の送信をCDMAを用いて行う手段から成り、前記ベースユニットが 所定の時間内において送信し、また、前記遠隔ユニットが前記所定時間と異なる 別の時間内において送信し、さらに、前記周波数チャンネルの一における干渉に 応じて、前記周波数チャンネルの一を前記周波数チャンネルと異なる別の周波数 チャンネルに変更する手段から成り、その結果、前記ベースユニットと遠隔ユニ ットとの間の通信処理が前記別の周波数チャンネル上において行われることを特 徴とするシステム。
  53. 53.前記送信手段が、 前記所定時間の第1部分および前記別の時間の第1部分において前記ベースユニ ットと遠隔ユニットとの間に制御信号を送信し、かつ、前記所定時間の第2部分 および前記別の時間の第2部分において前記ベースユニットと遠隔ユニットとの 間にデータ信号を送信する手段から成ることを特徴とする請求項52に記載のシ ステム。
  54. 54.前記送信手段がさらに、 前記所定時間内に前記ベースユニットから前記遠隔ユニットに対して同期信号を 送信する手段から成ることを特徴とする請求項52に記載のシステム。
  55. 55.ベースユニットと遠隔ユニットとの間の通信処理を行う無線通信方法にお いて、 複数の選択された周波数チャンネルの一において前記ベースユニットと遠隔ユニ ットとの間の送信をCDMAを用いて行う段階から成り、前記ベースユニットが 所定の時間内において送信し、また、前記遠隔ユニットが前記所定時間と異なる 別の時間内において送信し、さらに、前記周波数チャンネルの一における干渉に 応じて、前記周波数チャンネルの一を前記周波数チャンネルと異なる別の周波数 チャンネルに変更する段階から成り、その結果、前記ベースユニットと遠隔ユニ ットとの間の通信処理が前記別の周波数チャンネル上において行われることを特 徴とする方法。
  56. 56.前記所定時間の第1部分および前記別の時間の第1部分において制御信号 が送信され、かつ、前記所定時間の第2部分および前記別の時間の第2部分にお いてデータ信号が送信されることを特徴とする請求項55に記載の方法。
  57. 57.さらに、前記所定時間内に前記ベースユニットから前記遠隔ユニットに対 して同期信号を送信する段階から成ることを特徴とする請求項56に記載のシス テム。
  58. 58.遠隔ユニットと無線通信するためのベースユニットにおいて、 前記遠隔ユニットに対して、所定時間内に、複数の選択された周波数チャンネル の一においてCDMAを用いて送信する手段と、 前記所定時間と異なる別の時間内に、前記複数の選択された周波数チャンネルの 一においてCDMAを用いて前記遠隔ユニットからの送信を受信する手段と、前 記周波数チャンネルの一における干渉に応じて、別の周波数チャンネルに送信を 変更する手段とから成り、このことにより、前記遠隔ユニットとの通信が前記別 の周波数チャンネル上において行われることを特徴とするベースユニット。
  59. 59.さらに、前記所定時間の第1の部分において制御信号を送信し、前記所定 時間の第2の部分においてCDMAによりコード化されたデータ信号を送信する 手段から成ることを特徴とする請求項58に記載のベースユニット。
  60. 60.前記制御信号がさらに同期信号および共通の制御信号から成ることを特徴 とする請求項59に記載のベースユニット。
  61. 61.前記受信手段がさらに、 前記遠隔ユニットからの送信を検出して検出信号を生成する手段と、 前記検出信号をCDMAを用いて復号して復号化送信信号を生成する手段とから 成ることを特徴とする請求項60に記載のベースユニット。
  62. 62.ベースユニットと無線通信するための遠隔ユニットにおいて、 前記ベースユニットに対して、所定時間内に、複数の選択された周波数チャンネ ルの一においてCDMAを用いて送信する手段と、 前記所定時間と異なる別の時間内に、前記複数の選択された周波数チャンネルの 一においてCDMAを用いて前記ベースユニットからの送信を受信する手段と、 前記ベースユニットからの別の周波数への変更の要求に応じて、送信を別の周波 数チャンネルに変更する手段とから成ることを特徴とする遠隔ユニット。
  63. 63.前記送信手段がさらに、 前記所定時間の第1の部分において同期信号を送信し、前記所定時間の第2の部 分においてCDMAによりコード化されたデータ信号を送信する手段から成るこ とを特徴とする請求項62に記載の遠隔ユニット。
  64. 64.前記送信手段がさらに、 前記ベースユニットから同期信号を受信する手段から成ることを特徴とする請求 項62に記載の遠隔ユニット。
  65. 65.前記受信手段がさらに、 前記ベースユニットからの送信を検出して検出信号を生成する手段と、 前記検出信号をCDMAを用いて復号して復号化送信信号を生成する手段とから 成ることを特徴とする請求項62に記載の遠隔ユニット。
  66. 66.ベースユニットと遠隔ユニットとの間の通信を行う無線通信システムにお いて、 前記ベースユニットが、 所定時間においてCDMAを用いて同期信号と、第1制御信号と、第1データ信 号とを前記遠隔ユニットに対して送信する手段と、 前記所定時間と異なる別の時間においてCDMAを用いて第2制御信号と第2デ ータ信号とを前記遠隔ユニットから受信する手段とから成り、 前記遠隔ユニットが、 前記所定時間においてCDMAを用いて前記同期信号と、第1制御信号と、第1 データ信号とを前記ベースユニットから受信する手段と、 前記別の時間においてCDMAを用いて前記第2制御信号と第2データ信号とを 前記ベースユニットに対して送信する手段とから成ることを特徴とするシステム 。
  67. 67.前記ベースユニットが複数の同類の遠隔ユニットと送信することを特徴と する請求項66に記載のシステム。
  68. 68.前記第1制御信号が前記複数の同類の遠隔ユニットにより受信されること を特徴とする請求項67に記載のシステム。
  69. 69.前記第1データ信号がCDMAコード化され、かつ、前記複数の遠隔ユニ ットの一により受信されることを特徴とする請求項68に記載のシステム。
  70. 70.前記遠隔ユニットがオフ状態、待機状態およびオン状態の3状態のいずれ かを採り得ることを特徴とする請求項66に記載のシステム。
  71. 71.前記遠隔ユニットが待機状態にある時に前記第2制御信号のみを送信しか つ前記同期信号および第1制御信号のみを受信することを特徴とする請求項70 に記載のシステム。
  72. 72.遠隔ユニットと無線通信するベースユニットにおいて、 所定時間においてCDMAを用いて同期信号と、第1制御信号と、第1データ信 号とを前記遠隔ユニットに対して送信する手段と、 前記所定時間と異なる別の時間においてCDMAを用いて第2制御信号と第2デ ータ信号とを前記遠隔ユニットから受信する手段とから成ることを特徴とするベ ースユニット。
  73. 73.前記ベースユニットが複数の同類の遠隔ユニットと通信することを特徴と する請求項72に記載のシステム。
  74. 74.前記第1データ信号がCDMAコード化されることを特徴とする請求項7 2に記載のシステム。
  75. 75.ベースユニットと無線通信する遠隔ユニットにおいて、 所定時間においてCDMAを用いて同期信号と、第1制御信号と、第1データ信 号とを前記ベースユニットから受信する手段と、 前記所定時間と異なる別の時間においてCDMAを用いて第2制御信号と第2デ ータ信号とを前記ベースユニットに対して送信する手段とから成ることを特徴と する遠隔ユニット。
  76. 76.前記遠隔ユニットがオフ状態、待機状態およびオン状態の3状態のいずれ かを採り得ることを特徴とする請求項75に記載のシステム。
  77. 77.前記遠隔ユニットが待機状態にある時に前記第2制御信号のみを送信しか つ前記同期信号および第1制御信号のみを受信することを特徴とする請求項76 に記載のシステム。
  78. 78.通信処理の中断後に、ベースユニットと遠隔ユニットとの間の無線通信を 再設定する方法において、前記通信の中断に先立ち、前記ベースユニットが遠隔 ユニットに対して前記ベースユニットおよび遠隔ユニットの間で使用される通信 チャンネルのテーブルを送信し、前記ベースユニットが第1クロック信号値を有 する第1クロック信号を発生するための第1手段と前記遠隔ユニットに対して前 記第1クロック信号値を送信するための手段を備えており、前記遠隔ユニットが 第2クロック信号値を有する第2クロック信号を発生するための第2手段を備え ており、通信処理の中断の場合に、前記遠隔ユニットにおける第2手段により発 生された第2クロック信号のカウントを継続し、前記第2クロック信号値を前記 通信の中断に先立って前記遠隔ユニットにより受信された第1クロック信号値と を同期化する段階と、 前記遠隔ユニットにより所定の関数を前記遠隔ユニットにおいて前記第2クロッ ク信号の値に適用して前記テーブルにおける記入を得る段階と、 前記遠隔ユニットにより前記テーブルにおける記入に付随する通信チャンネルを 選択する段階と、前記ベースユニットにおける第1手段により発生された第1ク ロック信号のカウントを継続する段階と、前記ベースユニットにより同一の関数 を前記ベースユニットにおいて前記第1クロック信号の値に適用して前記テーブ ルにおける記入を得る段階と、前記ベースユニットにより前記テーブルにおける 記入に付随する通信チャンネルを選択する段階とから成り、これにより、 前記テーブルの記入に付随する通信チャンネル上に通信処理が再設定されること を特徴とする方法。
  79. 79.各通信チャンネルが前記一のチャンネル内の複数の周波数チャンネルとC DMAコードにより特徴付けられることを特徴とする請求項78に記載の方法。
  80. 80.ベースユニットと遠隔ユニットとの間の通信を行う無線通信システムにお いて、 前記ベースユニットにおいて、前記遠隔ユニットに対して前記ベースユニットと 遠隔ユニットとの間で使用される通信チャンネルのテーブルを送信する手段と、 前記遠隔ユニットにおいて、前記ベースユニットにより送信されたテーブルを受 信する手段と、前記遠隔ユニットにおいて、受信されたテーブルを記憶する手段 と、 前記ベースユニットにおいて、クロック信号を発生する手段と、 前記ベースユニットにおいて、前記クロック信号値を遠隔ユニットに送信する手 段と、 前記ベースユニットと遠隔ユニットとの間の通信リンクにおける中断の場合に、 前記ベースユニットにおいて、所定の関数を前記ベースユニットにおけるクロッ ク信号の値に適用して前記テーブル内の記入を得る手段と、前記ベースユニット において、前記テーブル内の記入に付随する通信チャンネルを選択する手段と、 前記遠隔ユニットにおいて、前記クロック信号値を受信する手段と、 前記遠隔ユニットにおいて、前記クロック信号値に同期化した内部クロック信号 を発生する手段と、前記ベースユニットと遠隔ユニットとの間の通信リンクにお ける中断の場合に、前記遠隔ユニットにおいて、同一の関数を前記遠隔ユニット における内部クロック信号の他に適用して前記テーブル内の記入を得る手段と、 前記遠隔ユニットにおいて、前記テーブル内の記入に付随する通信チャンネルを 選択する手段とから成り、これにより、 前記テーブル内の記入に付随する通信チャンネル上に通信処理が再設定されるこ とを特徴とするシステム。
  81. 81.各通信チャンネルが前記一のチャンネル内の複数の周波数チャンネルとC DMAコードにより特徴付けられることを特徴とする請求項80に記載のシステ ム。
  82. 82.ベースユニットと遠隔ユニットとの間の無線通信リンクを設定する方法に おいて、 前記ベースユニットにおいて、複数の周波数チャンネルの一を選択する段階と、 前記遠隔ユニットにおいて、前記周波数チャンネルの一における第1選択時間内 に同期信号を周期的に送信する段階と、 前記遠隔ユニットにおいて、前記同期信号を検出するために、所定の時間に1回 、前記複数の周波数チャンネルを走査する段階と、 前記遠隔ユニットにおいて、前記第1選択時間と異なる第2選択時間内に、前記 同期信号の検出に応じて前記周波数チャンネルの一において第1応答信号を送信 する段階と、 前記ベースユニットにおいて、前記第1および第2選択時間と異なる第3選択時 間内に、前記周波数チャンネルの一において所定のコードによりコード化した通 信信号のチャンネルのテーブルとクロック信号値とを送信する段階と、 前記遠隔ユニットにおいて、前記第3時間内に、前記テーブル信号とクロック信 号値とを受信する段階と、前記遠隔ユニットにおいて、前記第3時間内に、前記 テーブル信号とクロック信号値とを復号して前記通信チャンネルのテーブルを得 て、さらに、前記遠隔ユニットの内部に発生したクロック信号を前記受信された クロック信号値に同期化する段階と、 前記遠隔ユニットにおいて、前記テーブルを記憶する段階と、 前記遠隔ユニットと前記ベースユニットとの間の通信を行う段階とから成り、 前記通信リンクの中断の場合に、 前記遠隔ユニットにおいて、前記ユニット内部に発生するクロック信号によりク ロック信号のカウントを継続し、 前記遠隔ユニットにおいて、前記遠隔ユニットにおけるクロック信号の値に所定 の関数を適用して前記テーブル内の記入を得て、 前記遠隔ユニットにおいて、前記テーブル内の記入に付随する通信チャンネルを 選択し、 前記ベースユニットにおいて、クロック信号のカウントを継続し、 前記ベースユニットにおいて、前記ベースユニットにおけるクロック信号の値に 同一の関数を適用して前記テーブル内の記入を得て、 前記ベースユニットにおいて、前記テーブル内の記入に付随する通信チャンネル を選択することにより、前記テーブル内の記入に付随する通信チャンネル上に通 信処理が再設定されることを特徴とする方法。
  83. 83.各通信チャンネルが前記一のチャンネル内の複数の周波数チャンネルとC DMAコードにより特徴付けられることを特徴とする請求項82に記載の方法。
  84. 84.ベースユニットと遠隔ユニットとの間の無線通信リンクを設定する装置に おいて、 前記ベースユニットにおいて、複数の周波数チャンネルの一を選択する手段と、 前記ベースユニットにより選択された周波数チャンネルの一における第1選択時 間内に同期信号を周期的に送信する手段と、 前記遠隔ユニットにおいて、前記同期信号を検出するために、所定の時間に1回 、前記複数の周波数チャンネルを走査する手段と、 前記遠隔ユニットにおいて、前記第1選択時間と異なる第2選択時間内に、前記 同期信号の検出に応じて前記周波数チャンネルの一において第1応答信号を送信 する手段と、 前記ベースユニットにおいて、前記第1および第2選択時間と異なる第3選択時 間内に、前記周波数チャンネルの一において所定のコードによりコード化した通 信信号のチャンネルのテーブルとクロック信号値とを送信する手段と、 前記遠隔ユニットにおいて、前記第3時間内に、前記テーブル信号とクロック信 号値とを受信する手段と、前記遠隔ユニットにおいて、前記テーブル信号とクロ ック信号値とを復号して前記通信チャンネルのテーブルを得て、さらに、前記遠 隔ユニットの内部に発生したクロック信号を前記受信されたクロック信号値に同 期化する手段と、 前記ベースユニットと遠隔ユニットとの間の通信リンクにおける中断の場合に、 前記ベースユニットにおいて、前記ベースユニットにおける前記クロック信号の 値に所定の関数を適用して前記テーブル内の記入を得る手段と、前記ベースユニ ットにおいて、前記テーブル内の記入に付随する通信チャンネルを選択する手段 と、前記遠隔ユニットにおいて、内部クロック信号を発生する手段と、 前記ベースユニットと遠隔ユニットとの間の通信リンクにおける中断の場合に、 前記遠隔ユニットにおいて、前記遠隔ユニットにおける内部クロック信号の値に 同一の関数を適用して前記テーブル内の記入を得る手段と、前記遠隔ユニットに おいて、前記テーブル内の記入に付随する通信チャンネルを選択する手段とから 成り、これにより、 前記テーブル内の記入に付随する通信チャンネル上に通信処理が再設定されるこ とを特徴とする装置。
  85. 85.各通信チャンネルが前記一のチャンネル内の複数の周波数チャンネルとC DMAコードにより特徴付けられることを特徴とする請求項84に記載の装置。
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