JPH07509303A - 噛合部を有する2つの円形体と前記噛合部に順次押付け可能な複数のセグメントとを有する遊星ローラ伝動装置 - Google Patents
噛合部を有する2つの円形体と前記噛合部に順次押付け可能な複数のセグメントとを有する遊星ローラ伝動装置Info
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- JPH07509303A JPH07509303A JP6512748A JP51274894A JPH07509303A JP H07509303 A JPH07509303 A JP H07509303A JP 6512748 A JP6512748 A JP 6512748A JP 51274894 A JP51274894 A JP 51274894A JP H07509303 A JPH07509303 A JP H07509303A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
噛合部を有する2つの円形体と前記噛合部に順次押付は可能な複数のセグメント
とを有する遊星ローラ伝動装置
本発明は噛合部を有する2つの円形体と前記噛合部に順次押付は可能な複数のセ
グメントとを有する遊星ローラ伝動装置に関する。
本発明は外周又は内周に成形部又は噛合部を有する2つの円形体、特にリングを
有する遊星ローラ伝動装置であって、第1の円形体が不動にかつ第2の円形体が
第1の円形体に対して平行にかつ同軸的に配置されかつ第1の円形体に対して相
対回動可能に支承されており、両方の円形体における歯数が異なっており、前記
円形体の成形部又は噛合部に順次押付は可能な複数のセグメントを有し、これら
のセグメントが前記円形体の前記成形部又は噛合部に適合する対応噛合部を有し
、そのつど同時に不動の円形体と回動可能な円形体の噛合部を負荷するようにな
っており、さらに前記セグメントに沿って前記円形体とは反対側で循環する、前
記セグメントをそれぞれ半径方向にそれ自体に対して平行に前記円形体に向かっ
て調節可能な押付は部材を有し、両方の円形体における歯数が異なることに基づ
き、回動可能な円形体が不動の円形体に対して相対的に運動可能であり、戻し力
が前記セグメントをそれぞれ再び前記噛合部から外す形式のものに関する。
このような遊星ローラ伝動装置は例えばDE−A31182011号明細書によ
って公知である。この場合には個々のセグメントはそれぞれ両方の端面側から軸
方向に案内され、その半径方向の相対運動に際して側方への逃げ運動が阻止され
るようになっている。さらにこの文献には個々のセグメントが横ビンによって互
いに結合され、環状のセグメントチェーンを形成し、これによって個々のセグメ
ントの案内と保持とが改善されている実施例が開示されている。したがっていず
れの場合にも伝動装置は機械的に費用のかかることになる。この伝動装置におい
ては個々のセグメントは高い製作及び組立費用と、セグメントが両側で案内され
ている場合には大きな所要スペースが必要である。
例えばUS−A−2943513号明細書からは、比較し得る遊星ローラ伝動装
置が公知であり、セグメントではなく一貫して循環する歯付きベルトが使用され
ているが、この伝動装置は小さなトルクしか伝達できず、押付は部材が循環する
場合に見られる変形に基づき、歯付きベルトを一方ではリングの内噛合部に押込
みかつ他方では隣接する個所でこれから引戻す場合に高い摩耗に晒される。
この公知の伝動装置においては押付は部材のために楕円形の軸受が、セグメント
又は歯付きリングをそれぞれ部分的にリングの内噛合部に押込み、隣接範囲をこ
の外に保持するか又はこれから引出すために必要である。
したがって本発明の課題は、冒頭に述べた形式の遊星ローラ伝動装置であって、
歯付きセグメントが両側の案内又は相互の結合を必要とせずに、歯付きセグメン
トが個々に半径方向にそれ自体に対して平行に調節可能であり、したがって両側
の案内及び又は相互の連結とは無関係に正確に移動可能であり、同時に押付は部
材の楕円形の支承又は構成が回避され得る遊星ローラ伝動装置を提供することで
ある。
前記課題を解決するために、冒頭に規定した遊星ローラ伝動装置は、周方向で並
べて配置されたー場合によっては互いに接触するーセグメントが個々にかつ互い
に無関係に、互いに剛性的に結合された2つの平行な棒又は板はねに、その戻し
力に抗して偏位可能に支承されており、この場合に両方のばねが半径方向で相前
後して配置されており、各セグメントを押付けた場合に各セグメントがそれ自体
に対して平行に調節可能であるように偏位可能である°ことを特徴としている。
この配置によって各セグメントのためにはセグメントの位置の正確でかつ確実な
固定が得られ、同時にセグメントの前記保持によって戻し力も保証されるので、
セグメントはそれぞれ隣接セグメントとは無関係に半径方向で偏位させることが
でき、互いに平行に配置された両ばねに基づきそれ自体に対して平行に調節され
、その負荷後に自動的に再び出発位置へ戻されて噛合解除される。2重ばね支承
に基づく平行調節は軸方向の歯長全体に亙って対応噛合部への所望の噛合をもた
らし、ひいては可能な最少の摩耗で可能な最大の力伝達をもたらす。セグメント
の両側の案内又はセグメントチェーンを形成するための、費用のかかるセグメン
ト相互の結合は回避される。何故ならばセグメントはそれぞれ個別に懸吊され、
これによって正確に規定された位置を有しかつ保持されるからである。
通常はこのような遊星ローラ伝動装置は円形体として異なる内噛合部を有する2
つのリングを有し、その一方が回転可能に支承されている。この場合にはさらに
、軸と該軸に剛性的に結合された、押付は部材又は転勤部材を備えた保持体が設
けられている。このような遊星ローラ伝動装置においては本発明の構成では、内
成形部を備えたリングが例えば1つ、2つ、3つ又はそれ以上の歯を備えた、外
噛合部の設けられた成形セグメントに対し少なくとも1つの接触個所を有し、セ
グメントが平行なばね系で固定リングに支承されていることができる。円形体と
して、内周に成形部又は噛合部を有するり〉グを有する遊星ローラ伝動装置が有
利であることは証明されている。この場合には個々のセグメントは互いに無関係
にその歯でリングの内噛合部に押込まれ、これによって歯数の異なる回転可能な
リングを回転させ、押付は部材を周方向に動かす駆動軸に対し相応に高い減速を
もたらすことができる。
特に有利であるのは、1つのセグメントを保持するための、半径方向に並べて配
置された両方のばねが、その締込み個所から間隔をおいて剛性的な横棒によって
又はセグメント体自体によって結合されていることである。この場合、横棒又は
前記結合は半径方向に延びている。又は軸方向で横棒又は両方のばねの結合の横
に噛合部を有するセグメントが配置又は固定されていると有利である。これによ
って両方のばね、その締込み個所及びその結合は、ばねによって形成された、通
常は長い方の、平行な2辺を有する四角形を形成する。この場合にはこの四角形
の短い辺も互いに平行に配向されていることができる。この四角形に固定された
セグメントが偏位する場合には、該セグメントは前記支承により自動的にほぼそ
れ自体に対して平行に、戻し力に対して調節されるので、押付は部材で負荷され
た後で再び戻り調節される。
この場合、セグメントは両方のばねの中間に又は中心軸に対してほぼ平行に延び
るばねの延長に、特に半径方向でもっとも外に位置するばねの延長に配置されて
いることができる。これは、スペースを節減する構成形式を可能にする。何故な
らば、このような内噛合部を備えたリングを有する遊星ローラ伝動装置の場合に
は、半径方向で見てより内側に位置する板ばねは、押付は部材が一軸方向で隣接
して一循環しかつ場所を必要とする範囲に位置することができるようになるから
である。この場合には通常の形式で、回転体又はリングの歯とセグメントの歯と
は、駆動軸及び被駆動軸もしくは回転体又はリングの中心軸線に対してほぼ平行
に配置されている。
押付は部材がもっとも簡単な場合、循環する滑り部材として又は押付は及び循環
の間転勤するローラとして構成され、押込まれたセグメントと隣接セグメントと
の間に段部が生じるにも拘わらず、それぞれ半径方向に移動させられたセグメン
トにおいてできるだけ衝撃のない、摩擦の少ない循環が得られるためには、押付
は部材とセグメントの、回転体又はリングとは反対側との間に弾性的な接触リン
グを配置することができる。この接触リングは循環する押付は部材のために中断
されていない一貫した面を、歯セグメントがそれぞれ互いに相対的に半径方向に
移動させられ、ひいては常に段部を形成するにも拘わらず、形成する。前記段部
は接触リングによって橋絡されかつ緩和される。
さらに付言すれば、各個々のセグメントの歯数は回転体又はリングの歯数が大き
ければ大きいほど大きいことができる。これによって相応に良好な重なりを達成
することができる。
個有の保護されるべき意義を持つ本発明の特に有利な構成の特徴は、回動可能な
回転体又はリングの円周の1部に亙って歯数が、不動の回転体又はリングの同じ
円周範囲に亙る歯数と同じであり、回動可能な回転体のそれぞれ隣接する円周範
囲が異なる歯数を有していることである。これによって両方の回転体又はリング
の円周長さあたり歯数が同じである範囲に歯セグメントが押込まれる所定の時間
の間、押付は部材の循環に際して、駆動装置が回転させられている状態で駆動軸
が引続き回転させられるが被駆動軸は停止させられ、歯数が異なるか又は歯ピッ
チが異なる隣接した円周範囲が有効になって初めて再び回転しはじめることが達
成される。この場合、回転は回転可能なリングの歯数又は歯ピッチが不動のリン
グの相応する円周範囲におけるよりも大きいか又は小さいかに応じて選択的に一
方向又は他方向に行われる。これによってこのように構成された伝動装置はステ
ップ切換え伝動装置として又は場合によっては所定の範囲に対しては逆転伝動装
置としてもしくは振子運動を実施するために使用することができる。この場合に
は交代する歯数又は歯ピッチを有する円周範囲の数と長さを選択することに応じ
て振幅の小さいか又は大きい振子運動が与えられる。この場合にはこの配置は互
いに結合されたセグメント、歯付きベルト又はそれに類似したものを有する遊星
ローラ伝動装置においても使用することができる。
しかしながら特に好ましくは、セグメントが個々に平行なばねに懸吊され、スペ
ースの節約された構造形式で正確でかつ摩耗の少ない運動が可能になっている。
これは伝動装置の内部で、交代する歯数又は歯ピッチを用いた前述の処置に基づ
き循環の間に加速と遅延とが被駆動装置において発生すると特に有利である。
別の構成の特徴は運動可能な回転体又はリングがその円周の所定の角度範囲にお
いては不動の回転体又はリングの向き合った円周範囲よりも多くの歯を有し、池
の角度範囲においては不動の回転体又はリングの向き合った円周範囲よりも少な
い歯数を有していることである。これは駆動装置が同じ方向に回転する間に被駆
動装置において回転方向が前述の如く逆転させられる結果を生ぜしめる。
合致する歯数の円周範囲から異なる歯数の円周範囲への移行範囲又は種々の歯数
を有する円周範囲の移行範囲においては、少なくとも第1の導出部において零と
は異なる値又は無衝撃性を有する噛合部の移行部の伝達機能が設けられるか又は
使用することができる。
これによって停止状態から回転運動への移行又は被駆動装置の一方の回転方向か
ら他方の回転方向への移行が衝撃なく行われるようになる。
押付は部材としては少なくとも1つの回転するローラ(既述した)又は圧力媒体
、特に圧縮空気を放出する少なくとも1つのノズルが設けられていることができ
る。前記ノズルはセグメントにおいて循環し、セグメントを順次、ノズルから出
るジェット流に基づき、セグメントの弾性的な懸吊に抗して噛合位置へもたらす
。これは個々のセグメントのほぼ摩擦のない作動をもたらす。
遊星ローラ伝動装置の同様に摩擦のない作動は電磁的な押付は装置が設けられ、
この押付は装置においてセグメントが磁石であり、回転体とは反対側を循環する
磁石が押付は部材として互いに同極の配置でその弾性的な支承に対して反発可能
でかつ偏位可能であることによって達成される。これも摩擦のない作動をもたら
す。
組立にとっても好ましい構成的に有利な配置の特徴は、それぞれ平行なばね又は
板ばねが締込み範囲の内側で互いに特に一体にリングにより結合されていること
である。例えば元来幅の広い2重壁リングをアキシャルスリットによって個々の
平行な板ばねに分割することができる。しかしながらこの場合にはスリットはリ
ングを完全には分離しない。これによって唯一の構成部分が得られる。この構成
部分においてはそれにも拘わらず、個々のセグメントは互いに無関係に半径方向
でそれを保持する2重ばねに対して偏位可能である。この比較的に多(のセグメ
ントの組立は相応に簡単である。
さらに付言しておくが、押付はローラはセグメントの循環と押付けとの間、セグ
メントにおける適合する噛合部と噛合う噛合部を有していることができる。した
がってセグメントはこの場合には両方の周面側に噛合部を備えている。これによ
って押付はローラが循環する場合に、押込まれたセグメントと押込まれていない
セグメントとの間に段部が形成されているにも拘わらず、やわらかい移行とやわ
らかい循環がもたらされる。
必要であるか又は望まれる場合には大きな又は著しく大きな軸方向の構成長さを
必要とすることなしに個々のセグメントのはね装置をよりやわらかく構成するた
めに、両方の棒状のばねをそれぞれ少な(とも2つの方向変化を介してほぼ8字
又は2字形に構成することができる。この場合、ばねはその方向変化で互いに鏡
面対称的に配置することができ、セグメントにかつ互いに結合された端部は締込
み端部よりも互いに近く位置していることができる。ばねの軸方向の長さがほぼ
変わらない状態でこれによって有効なばね長さを拡大することができるので、よ
りやわらかいばね装置が達成される。
良好な内回転と質量補償のためには、自体公知の形式で1直径上で互いに向き合
った2つの押付は部材又は円周に均一に分配された3つの押付は部材を設けるこ
とが有利である。これらの押付は部材は特に共通の、駆動軸と回動可能なウェブ
又はそれに類似した保持体に固定又は支承され、この保持体と駆動軸と一緒に回
転する。
遊星ローラ伝動装置のヴアリエーションは、回転体又はリング又は円板が外項合
部を有し、個々のセグメントが外部から外項合部に押付は可能でありかつ内項合
部を有し、セグメントの外側を押付は部材又は押付はローラが転勤することで形
成できる。これによって外項合部を有する回転体を製作することができる。これ
は内項合部の製作よりも簡単である。
次に図面に基づき本発明の詳細な説明する:図面は本発明の遊星ローラ伝動装置
を部分的に略示して示したものであって、第1図は本発明の遊星ローラ伝動装置
を、ローラとして構成された3つの押付は体と、該押付は体によって負荷される
、それぞれ1つの歯を有する個々の歯付きセグメントと共に示した、第2図の断
面線A−Aに沿って断面した断面図、第2図は第1図の遊星ローラ伝動装置を半
分は縦断面図で示した側面図、
第3図は個々のセグメントがそれぞれ2つの歯を有する遊星ローラ伝動装置を第
1図に相応して第2図のA−A線に沿って断面した横断面図、
第4図は個々のセグメントがそれぞれ3つの歯を有する、第3図に相応する横断
面図、
第5図は循環するローラと個々の歯付きセグメントとの間に弾性的な接触リング
が配置され、押付は運動が押付はローラから間接的に歯付きセグメントに伝達さ
れる遊星ローラ伝動装置を第6図の断面線A−Aに沿って断面して示した、第1
図、第3図及び第4図に相応した図、
第6図は第5図に示した遊星ローラ伝動装置を半分は縦断面図で示した側面図、
第7a図は2つの歯を有する個々の歯付きセグメントの端面図、
第7b図は歯付きセグメントをそれを保持する平行なばねと共に示した側面図、
第7c図はばねの締込み端部と、このばねに向いた、ばねを剛性的に結合する歯
付きセグメント側とを示す背面図、
第7d図は歯付きセグメントとそのばね系を半径方向で見た図、
第8図は本発明の遊星ローラ伝動装置の内項合部を有するリングであって、他の
リングの相応する角度範囲に一致する歯数が設けられた3つの範囲と、異なる歯
数が設けられた3つの別の範囲とを有する形式のものを概略的に示した図、
第9図は不動のリングの相応する角度範囲に対して異なる歯数が設けられている
3つの範囲を有する、内項合部を備えたリングを示した図、
第10図は押付は部材として役立つ転動ローラが外項合部を有し、外側に位置す
る歯てリングの内項合部に係合するセグメントが付加的に、押付はローラの外周
における噛合部に噛合う内項合部を有する遊星ローラ伝動装置を第11図の断面
線A−Aに沿って断面した、第1図、第3図、第4図、第5図に相応する断面図
、
第11図は第10図の遊星ローラ伝動装置を半分は縦断面図で示した側面図、
第12図は本発明の遊星ローラ伝動装置を駆動装置と被駆動装置と共に示した縦
断面図、
第13図は押付は体が噛合部を備えたリング又は円板の外側を伝動し、そこにあ
るセグメントを半径方向内方へ押付けるようになっている遊星ローラ伝動装置の
横断面図、
第14図は第13図の縦断面図である。
以後記述した実施例においては機能に関して一致する部分は構成が異なってもほ
ぼ一致する符号で示されている。
全体として符号10で示された遊星ローラ伝動装置(以後単に「伝動装置10」
と呼ぶ)は、内周に成形部又は噛合部を有する2つのリング1と4とを有してい
る。この場合、第1のリング1は不動でかつ第2のリング4は第1のリングに対
して平行にかつ同軸的に配置され、第1のリングに対して相対回動可能に支承さ
れている。この両方のリング1と4の成形部又は噛合部の歯数は異なっている。
さらに伝動装置 10には、リング1と4の成形部又は吻合部に押付は可能なセ
グメント6.1から63もしくは6.0が設けられている。これらのセグメント
はリング1と4の噛合部に適合する対応噛合部を有し、これでそのつど同時に、
不動のリング1と回動可能なリング4との噛合部内へ押込み可能であるので、両
方のリング1と4の歯数が異なることにより、回動可能なリング4は駆動軸2に
対して高い減速で回転させられる。
セグメント6.1.6.2,6.3及び6.Dに沿ってはリング1と4との噛合
部とは反対側を少なくとも1つの押付は部材、実施例ではローラ3が転動する。
この押付は部材によって個々のセグメントは半径方向でそれ自体に対して平行に
、セグメントがリング1と4の噛合部と噛合わされるように調節される。ローラ
3の転勤は駆動軸2によって与えられる。あとで説明する戻し力はセグメント6
を再び噛合部から外すために役立つ。実施例においては押付は部材として役立つ
それぞれ3つのローラ3が互いに均一な間隔でセグメント6の内側を転動するの
でしたがって伝動装置10内では3つのゾーンにおいて形状接続が生じる。
第2図、第6図、第7図及び第11図によれば周方向で並べて配置されたセグメ
ント6.1,6.2,6.3及び6 Dは個別に、したがって互いに無関係に、
それぞれ半径方向でリング1と4との内項合部内へ移動させられかつこの自噴合
部から外へ戻され得るようになっており、このためにそれぞれ、互いに剛性的に
結合された2つの平行な棒又は板ばね7に、その戻し力に抗して偏位可能に支承
されている。前記図面においては、ばね7は半1方向で相前後してもしくは並べ
て配置されていることが示されており、各セグメントを押付ける場合に、各セグ
メントが望まれる形式でそれ自体に対して平行に調節可能であるように偏位可能
である。これはばね7とその締込み個所とその剛性的な結合とによって形成され
た四角形によって行われる。この四角形の両方の長辺はばね7によって形成され
ている。この簡単でかつ合目的的である処置によって個々のセグメント相互間の
費用のかかる案内又は結合は回避される。
すべての実施例においては自噴合部を備えた2つの平行なリング1と4とが設け
られている。しかしながら他の円形体、例えば4噛合部を備えた円板、輪体又は
セグメントが同じように外側から押付けられる第13図と第14図に示されたリ
ングを使用することも考えられる。これはセグメント6がばね7によって確実に
保持され、費用のかかる保持処置を必要とすることなしにかつ外側を転勤するロ
ーラ又は類似した押付は部材のための噛合側をロックする必要なしに相応する回
転体の外側にも支承され得ることによって可能である。
押付は部材として役立つローラ3はローラ保持体5(以後単に「保持体5」と呼
ぶ)を介して軸2と剛性的に結合され、駆動装置によるこの軸の回転が保持体5
を回転方向に動かし、ローラ3がセグメント6の内側を転勤し、これによってセ
グメントを順次すでに示した形式でそれ自体に対して平行に調節する。この場合
、調節されたセグメント6の噛合はそれぞれローラ3が通過してあとでばね7の
戻し力に基づき再び外される。
この場合、内成形部を備えたリング1と4は外に吻合部を備えた成形部材に対し
、少なくとも1つの接触個所を育している。成形部材は種々の図に示されている
ように1つの歯(第1図)、2つの歯(第3図)、3つの歯(第4図)又はそれ
以上の歯を備えていることができる。この場合、セグメント6は平行なばね系で
固定リング(実施例では不動のリング1)に支承されている。
両方のばねの支承は特に第12図からもはっきり判る。この場合には、1つのセ
グメント6を保持するための、半径方向で並べて配置された両方のばね7はそれ
ぞれその締込み個所7Aに対して間隔をおいて横棒7B又はセグメント6自体に
よって結合されている。
11111!7B又はセグメント6による結合は半径方向に延び、噛合部を有す
るセグメント6は軸方向で横棒7B又は両方のばねの結合部の横に配置されかつ
固定されている。したがってセグメント6は締込み個所7A。
両方のばね7及びその結合部によって形成された四角の外側にあることになるの
で、セグメント6の偏位はそれ自体に対して平行に、その際に変形された板ばね
7及びその戻し力に抗して行われる。この場合にはセグメント6を内成形部1と
4との噛合から外すためには小さな偏位距離で十分である。ばね7もしくは板ば
ね系の変形は第2図、第6図及び第11図においてはいくらか誇張して示しであ
る。
第2図、第6図、第7b図及び第11図に示すようにセグメント6は両方のばね
7のほぼ中間に、又は第12図に示すように中心軸に対してほぼ平行に延びるば
ね7の延長に、有利には半径方向でもっとも外に位置しているばね7に対して平
行に配置されていることができる。第12図に示した後者の配置は半径方向でよ
り内側にあるばね7が押付はローラ3のための回転軸の高さに位置することがで
きるようになり、伝動装置10全体が可能な限り小さい半径方向の寸法を有する
ようになるという利点を有している。回転体又はリング1と4の歯とセグメント
6の歯はいずれも、駆動軸2と回転可能なリング4に例えば吊鏡体又は円板11
を介して結合された被駆動軸12(第12図参照)との中心軸線に対してほぼ平
行に配置されている。
したがって遊星ローラ伝動装置10においては遊星歯車の代わりに歯付きセグメ
ント6が設けられている。押付はローラ3.1から3.3を受容するローラ保持
体5は軸2と固定的に結合され、したがってこの軸2と共に回転する。軸2が駆
動されることで、ローラ3.1から3,3は成形セグメント6をリング1と4に
導入する。板はね7のばね力によって成形セグメント6は再び出発位置へ戻され
る。
この場合、被駆動リング4が不動のリング1よりも多くの歯を備えていると、リ
ング1の周囲をローラ保持体5が1回転したあとでローラ3のすべてのリング1
がリング1と4との噛合部へ押込まれる。これはばね7の戻し力に抗して行われ
る。被駆動リング4は不完全に、しかもリング1に対する歯の差で回転する。
ローラ3が3つである場合には例えば第1図、第2図及び第3図に示されている
ように、移動可能なリング4に3つの歯が多く設けられている。この場合には被
駆動リング4における運動が、被駆動リング4がローラ3の回転ごとに不動のリ
ング1を先行することで与えられる。
被駆動リング4がリング1と完全に同じである成形部又は歯を同じ数だけ有する
ように構成されていると、ローラ3が転勤する場合に両方のリング1と4との間
には相対運動は与えられない。被駆動リング4は不動のリング1との間に成形同
一性がある範囲のためには係止する。歯数が少ないと戻り運動が与えられる。
押付はローラ3の転勤に際してはそれぞれ個々のセグメントが半径方向に移動さ
せられるのに対し、隣接セグメントはさらに内方へ配置されているので、そのっ
ど異なる半径位置にあるセグメント6の間には小さな段部が生じる。この段部は
第1図に示されているようにそれぞれ1つの歯しか有していない、周方向で幅の
狭いセグメント6.1 を有する実施例ではほとんど感じられない。第3図に示
された比較的に幅の狭いセグメントの場合にも前記段部はわずかにしか認められ
ない。何故ならばローラ3は第1図の場合と同じように同時に複数のセグメント
6を多かれ少ながれ半径方向に動かすからである。しがし周方向でセグメント6
の幅が大きければ大きいほど個々のセグメント6.3の半径方向の偏位の大きさ
にほぼ相応する大きさの個々の段部が生じる。これによって場合により発生する
騒音又は衝撃を緩和するが又は補償するためには、第4図及び第5図の実施例で
は、押付は部材、したがってローラ3とセグメント6の、リング4とは反対側と
の間には弾性的な接触リング8が配置されている。これによって転勤するローラ
3のためにはほぼ段のない接触面が与えられる。
個々のセグメントの歯数は回転体又はリング1と4の歯数が大きければ大きいほ
ど大きくなる。
本発明の伝動装置10の特別な構成の可能性は第8図と第9図に略示的に示され
ている。この構成では回転可能なリング4の円周の1部に亙って歯数が、不動の
回転体又はリング1の不動の同じ円周範囲に亙たる歯数と同じであり、回転可能
な回転体又はリング4の前記円周範囲に隣接する円周範囲が異なる歯数を有して
いる。第8図においては3つの範囲z11.z13、zl5が不動のリング1の
同じ角度範囲と一致するか又は同じである成形部又は歯数をもって構成されてい
るか又は有している回転可能なリング4が示されている。したがって前記範囲z
11.z13.z15ではローラ3の転勤に際して被駆動リング4において係止
位相が生じる。すなわち、ローラ3がこれらの範囲を通過すると、被駆動軸12
においては回転運動は行われない。被駆動リング4はいわゆる休止期にある。
したがって駆動軸2の回転数が変わらない状態で被駆動軸12における歩進的な
回転が生じる。
変化実施例の1つは第9図に示されている。この場合には範囲z11.z13.
z15は不動のリング1の同じ角度範囲よりも!/2歯だけ多くかつ範囲z12
、zl4.zl、6は1/2歯だけ少なく構成されているので移動可能な被駆動
リング4の周方向には不動のリング1に対して歯数の小さい範囲と歯数の大きい
範囲とが交互に位置することになる。これによって被駆動軸12又はその他の被
駆動装置においては往復運動が与えられる。何故ならば移動可能なリング4は駆
動軸2及びこれによって駆動されたローラが一様に回転すると交互に異なる方向
へ回動させられる。したがって移動可能な回転体又はリング4は被駆動装置にお
いて所定の変化させられる運動を達成するためには、円周の所定の角度範囲は不
動の回転体又はリング1の向き合った円周範囲よりも多く歯を有し、他の角度範
囲には少ない歯を有することができる。
この場合には歯数の一致する円周範囲から歯数の異なる円周範囲への移行範囲又
は種々異なる歯数の円周範囲、すなわち不動のリングlに対して部分的には多く
の歯を、部分的には少ない歯を備えた円周範囲の移行範囲は、少なくとも第1の
導出部においては零とは異なる値又は無衝撃性を有する噛合い移行伝達機能を有
している。この伝達機能は速度係数を零から最大にかつ再び零に変化させるため
に役立つ。これは歯数差又は成形偏差がサイン関数にしたがって例えば当該範囲
の金歯数に分配されていることで行われる。これによって移行の周囲では駆動リ
ングと被駆動リングとの間に成形同一性が生じる。駆動装置2において導入され
た連続的な運動に対して被駆動装置4に対して、内吻合部を備えたリング4を交
換することによって連続的な減速、スタート−ストップ又は往復運動が得られる
。
既に述べたように実施例においては個々のセグメント6を半径方向で調節するた
めには転勤するローラ3が設けられている。しかしながら無接触の作動のために
は押付は部材として圧力媒体、特に圧縮空気のための単数又は複数のノズルを設
けておくことができる。
このノズルはセグメント6に沿って循環し、ノズルから放出された媒体流でセグ
メント6を弾性的な懸吊に抗して係合位置へもたらす。ノズルが押込もうとする
セグメントを循環に際して通過すると、セグメント6はそのばね7によって再び
戻され、したがって噛合が外される。
同様に無接触な、ひいては摩擦の少ないか又は摩擦のない構成は、電磁的な押付
は装置が設けられていることで得られる。この押付は装置においてはセグメント
は例えば磁石自体であり、この磁石は回転体又はリング]と4とは反対側で磁石
に沿って循環する押付は部材としての、互いに同極の配置を有する磁石により、
その弾性的な支承に抗して突き放し可能でかつ平常な位置から偏位可能で、これ
によって回転体又はリングと係合する位置にもたらされ得るようになっている比
較的に多くのセグメント6の簡単な組立のためにはそれぞれ平行なばね又は板ば
ね7がその締込み範囲7Aの内部で互いに結合され、例えば一体であり、したが
って結合リングの形式を有していると有利である。これによってばね7とこのば
ねによって保持されたセグメント6は互いに無関係に偏位させることができるが
、締込み個所7Aの内部では互いに結合され、全体としてリングとして組み立て
ることができる。
第10図と第11図とに示された伝動装置110の実施例においては押付はロー
ラ3は同様に噛合部を有し、この噛合部はセグメントの循環と押付けとの間、セ
グメント6における、前記噛合部に適合する噛合部と噛合う。これによってもロ
ーラ3の転勤はやわIうか(かつほぼ衝撃なしで行われる。これは押込まれたセ
グメントと押込まれていないセグメント6との間に常1こ所定の段部が発生して
いても可能である。この段部(ま噛合部によって緩和されるかほぼ補償される。
両方の板ばね7を有するばね系の特別な構成11第7図に示されている。第7図
によれば両方の棒状の(fね7はそれぞれ少なくとも2つの方向変更部7Cを介
してほぼS字形に形成されており、少なくともその長さの1部に亙ってそれ自体
に対して平行毒こ延びてl、Nる。
第7b図によればばねはその方向変更部をもって互し)に鏡面対称的に配置され
ており、各セグメント6と力1つ互いに結合されたばね7の端部は締込み端部よ
りも互いに近く位置している。これはばね7の軸方向の総長が比較的に小さいに
も拘わらずばねの有効(fね長さが倍増される結果をもたらし、した力罵ってや
わら力z%)ばねが生じる。これは伝動装置10の全体の寸法の軸方向の短縮を
可能にするか又はセグメント6力曵偏位する場合の抵抗を減少することを可能1
こし、ひ(1て1よ狭いスペースのもとて効率の改善を可能1こする。
実施例においては円周に均等に分配されtこそれぞれ3つのローラが押付は部材
として設↓すられてL)る。しかしながらこのような押付は部材1つだ(すで又
(ま−直径上に向き合って位置する少なくとも2つのこのような押付は部材でこ
のような伝動装置10を構成することも可能である。このような場合にはいずれ
におLlでも押付は部材は駆動軸2と一緒に回転可能なウェブもしくは保持体5
に固定もしくは支承されてLXること力(できる。
この場合にこれらの押付は部材又はローラ3カベ第10図に基づき記述した4噛
合部を有してL)ると、同時に個々のセグメント6の調節の正確さ、ひLXて1
よリング1と4の噛合部へのセグメントの導入が改善される。板ばね7の幅によ
って与えられたシステム全体の無捩れ性は前述の噛合部によって助けられる。内
周又;よ場合によっては外周に成形部又は噛合部を有する2つの円形体、特にリ
ング1と4を有する遊星ローラ伝動装置10は駆動軸2を有し、この駆動軸2の
押付(す部材、特に転勤するローラ3で、対応成形部を有する、互いに無関係に
半径方向へ調節可能な各個々のセグメント6は円形体における前述の成形部と噛
合わされる。この円形体又はリング1と4はそれぞれ互(1に異なる歯数を有し
ており、−分のリング1カ(不動で力\つイ也方のリング4が回転可能であるの
で、駆動装置と被駆動装置との間に相対調節、ひ(Xで(ま同時に高し1減速力
く得られる。軸方向に配置された案内)Jングなしで又(ま個々のセグメント6
をセグメン1−チェーン1こ互1.X+=結合する二となしに、良好に案内され
、それにも1句わらず互いに無関係なセグメントの運動のため1こ(i、周方向
で直接隣接して配置されたセグメント611個々墨二力Xつ互いに無関係にそれ
ぞれ、互シ)(こ剛性約1こ結合された2つの平行な棒又は特に板はね71こ、
その戻し力1こ抗して偏位可能に支承されている。この場合、(fね7は半径方
向で相前後して配置されて(\る力(、(fね7の大きい方の幅は周方向に延び
てLSる。これ1こよってセグメント6はそれぞれそれ自体1こ対して平行1こ
偏位される。したがって正確な噛合運動、ひL)て1ま回転可能な円形体又はリ
ングの調節運動力(高0効率で実施される。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.内周又は外周に成形部又は噛合部を有する2つの円形体、特にリング(1. 4)を有する遊星ローラ伝動装置(10)であって、第1の円形体が不動で、第 2の円形体が第1の円形体に対して平行にかつ同軸的に配置され、第1の円形体 に対して回転可能に支承されており、両方の円形体の成形部における歯数が異な っており、円形体の成形部又は噛合部に順次押付け可能なセグメント(6.1, 6.2,6.3,6.D)が設けられており、該セグメントが前記成形部又は噛 合部に適合する対応噛合部を有し、ひいてはそのつど同時に不動の円形体と回動 可能な円形体との噛合部を負荷するようになっており、円形体とは反対側でセグ メントに沿って循環する、セグメントをそれ自体に対して平行に円形体に向かっ て調節可能である押付け部材が設けられており、両方の円形体における歯数が異 なっていることに基づき、回動可能な円形体が不動の円形体に対して相対的に運 動可能であり、戻し力でセグメントがそのつど噛合部から再び外されるように構 成されている形式のものにおいて、周方同に並べて配置されたセグメント(6. 1,6.2,6.3,6.D)が個々に互いに無関係に、互いに剛性的に結合さ れた2つの平行な棒又は板ばね(7)に、その戻し力に抗して偏位可能に支承さ れており、両方のばね(7)が半径方向で相前後して配置され、各セグメント( 6)を押付ける場合に、各セグメント(6)がそれ自体に対して平行に調節可能 であるように偏位可能であることを特徴とする、噛合部を有する2つの円形体と この噛合部に順次押付け可能な複数のセグメントとを有する遊星ローラ伝動装置 。 2.円形体として異なる内噛合部を有する2つのリング(1.4)を有し、一方 のリングが回転可能に支承されており、軸と、押付け部材又はローラ部材を備え かつ前記軸と剛性的に結合された保持体(5)とを有し、内成形部を有するリン グ(1.4)が外噛合部を有する成形セグメント(6)に対して少なくとも1つ の接触個所を有し、成形セグメント(6)が例えば1つ、2つ、3つ又はそれ以 上の歯を備え、セグメント(6)が平行なばね系で固定リングに支承されている 、請求項1記載の遊星ローラ伝動装置。 3.1つのセグメント(6)を保持するために半径方向で並べて配置された両方 のばね(7)がそれぞれその締込み個所に対して間隔をおいて剛性的な横棒(7 B)又はセグメント(6)自体によって結合されており、横棒(7B)又は結合 部が特に半径方向に延びており、軸方向で横棒(7B)又はばね(7)の結合部 の横に、噛合部を有するセグメント(6)が配置されているか又は固定されてい る、請求項1又は2記載の遊星ローラ伝動装置。 4.セグメント(6)が両方のばね(7)の中間又は中心軸に対して平行に延び る一方のばね(7)、特に半径方向でもっとも外側に位置するばね(7)の延長 に配置されている、請求項1から3までのいずれか1項記載の遊星ローラ伝動装 置。 5.回転体又はリング(1.4)の歯とセグメント(6)の歯とが駆動軸(2) と被駆動軸(12)の中心軸線に対して平行に配置されている、請求項1から4 までのいずれか1項記載の遊星ローラ伝動装置。 6.押付け部材、特に押付け及び循環の間に転勤するローラと、回転体又はリン グ(1.4)とは反対のセグメント側との間に弾性的な接触リング(8)が配置 されている、請求項1から5までのいずれか1項記載の遊星ローラ伝動装置。 7.個々のセグメントにおける歯数が回転体又はリング(1.4)の歯数が大き ければ大きいほど大きい、請求項1から6までのいずれか1項記載の遊星ローラ 伝動装置。 8.回動可能な回転体又はリング(4)の円周の1部に亙って歯数が不動の回転 体又はリング(1)の相応する円周範囲に亙る歯数と同じであり、回動可能な回 転体又はリング(4)のそれぞれ前記円周部分に隣接した円周範囲が異なる歯数 又は歯ピッチを有している、請求項1から7までのいずれか1項記載の遊星ロー ラ伝動装置。 9.可動な回転体又はリング(4)がその円周の所定の角度範囲に不動の回転体 又はリング(1)の向き合った角度範囲よりも多くの歯を有しかつ他の角度範囲 においては少なくとも歯数を有している、請求項1から8までのいずれか1項記 載の遊星ローラ伝動装置。 10.一致する歯数の円周範囲から異なる歯数の円周範囲への移行範囲又は種々 異なる歯数を有する円周範囲の移行範囲において、噛合部の移行部に、少なくと も第1の導出部において零とは異なる値もしくは無衝撃性を有する伝達機能が与 えられている、請求項1から9までのいずれか1項記載の遊星ローラ伝動装置。 11.押付け部材として少なくとも1つの転動するローラ又は圧力媒体、特に圧 縮空気を放出する少なくとも1つのノズルが設けられ、該ノズルがセグメントに 沿って循環し、セグメントを順次、ノズルから放出されるジェット流に基づき、 セグメントの弾性的な懸吊に抗して係合位置へもたらす、請求項1から10まで のいずれか1項記載の遊星ローラ伝動装置。 12.磁気的又は電磁的押付け装置が設けられており、セグメント(6)が磁石 であり、この磁石が回転体とは反対側で前記磁石に沿って循環する押付け部材と しての磁石により、互いに同極の配置で、セグメントである磁石の弾性的な支承 に抗して突き離し可能でかつ偏位可能である、請求項1から11までのいずれか 1項記載の遊星ローラ伝動装置。 13.それぞれ平行なばね又は板ばね(7)がその締込み範囲(7A)の内側で 互いに、特に一体にリングによって結合されている、請求項1から12までのい ずれか1項記載の遊星ローラ伝動装置。 14.押付けローラ(3)がセグメント(6)の循環と押付けとの間、セグメン ト(6)における適合する噛合部と噛合う、請求項1から13までのいずれか1 項記載の遊星ローラ伝動装置。 15.両方の棒状のばね(7)がそれぞれ少なくとも2つの方向変更部(7C) を介してほぼS字又はZ字形に構成されており、前記ばね(7)が特に方向変更 部でもって互いに鏡面対称的に配置されかつセグメント(6)と互いに結合され た端部が相互に、締込み端部よりも近く位置している、請求項1から14までの いずれか1項記載の遊星ローラ伝動装置。 16.互いに一直径上に向き合った少なくとも2つの又は円周に均等に分配され た3つの押付け部材又はローラ(3)が設けられ、この押付け部材又はローラ( 3)が特に共通の、駆動軸(2)と一緒に回転可能なウエブ又は保持体(5)に 固定又は支承、特に回転可能に支承されている、請求項1から15までのいずれ か1項記載の遊星ローラ伝動装置。 17.回転体又はリング(1.4)又は円板が外噛合部を有し、個々のセグメン トが外側から前記外噛合部に押付け可能でありかつ内噛合部を有しており、セグ メントの外側に沿って押付け部材又は押付けローラが循環する、請求項1から1 6までのいずれか1項記載の遊星ローラ伝動装置。
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