JPH07509197A - 軽車両用運搬装置を備えたコンベヤ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 軽車両用運搬装置を備えたコンベヤ装置発明の分野 本発明は人が乗った自転車や他の軽車両を移動させる傾斜型コンベア装置に関す る。本コンベア装置は傾斜した道路、歩道、あるいは特別に設けられた分離軌道 に設置されるものである。

発明の背景 健康、環境、あるいは経済的理由のため、今日、個人及び社会は、人の輸送を車 ではなく公共的乗り物、例えば、バスや、列車や、自転車に託そうとする傾向に ある。

自転車の使用を種々な手段によって促進することは可能である。自転車の使用に 対する諸障害を徐々に排除することも充分に可能である。世界の最も近代的な都 市において、現在、自転車走行の安全性の向上や、駐輪自転車の管理に関わる諸 問題の解決努力に加えて、数多くの自転車専用路の整備が着々と進行している。

近年、自転車は大幅な技術的進歩を遂げてきている。例えば、凸凹の悪路の走行 がさらに快適なものとなっている。この技術的進歩によって斜面の多い街の走行 がさらに楽になり、サイクリングが一層に注目を集めるようになった。しかし、 −船人にとり、長い登り斜面は自転車利用の天敵であることには変わりがない。

自転車の主たる使用目的は、学校や仕事場への通学・通勤、買物、外出である。

このような使用目的においては人は疲れることを好まない。

多くの街には丘陵地帯が存在し、低地はオフシーズンであり、丘陵地は住宅地で あることが多い。従って、丘陵地の住民にとって自転車通勤は一苦労である。

人や物を乗せて運ぶ斜面用のコンベア型装置は現存する。自転車もこのようなコ ンベア技術を改良・応用して運搬することは可能である。自転車を回転型歩道上 で運搬することも可能である。しかしながら、通常のコンベア型装置や回転型歩 道は屋内用である。従って、これら運搬手段を屋外に設置しようとすれば、設置 箇所の地形や道路環境によっては深刻な問題が提起される。

従来式のローブウェーやケーブルカーを自転車運搬用に利用することも不可能で はない。これらの施設は地上に建設された鉄塔にケーブルを懸架するものである が、地表を牽引することも可能である。しかし、これら施設の建設には多額な費 用を要し、工事期間中は交通の障害ともなり得る。さらに、このようなコンベア 装置やケーブル装置は自転車と利用者の双方を運ぶものでなければならない。

アメリカ合衆国特許第４，６８１，０３９号には、自動解放手段すなわち手動式 自転車解放手段を備えたスキーリフトや、自転車用のフック式運搬装置が開示さ れている。この装置はオフシーズンにスキーリフトを利用して自転車を運ぶもの である。しかし、通常の懸吊型スキーリフトは交通妨害の観点から都市には不向 きである。

本発明の主要な目的は、安価であって、安全で、しかも環境に優しく、自転車の 利用者に坂道を楽に登らせ、自転車愛好者に多大な利便を提供することができる 装置の提供にある。本発明の装置は交通量が少なく、十字路の少ない坂道に設置 することが最適である。本発明の便利さを満喫させるには、設置する坂道は急坂 であり、迂回が面倒であることが理想的である。さらに望ましくは、自転車利用 者が数多く住んでいる住宅地に位置する急坂道に設置することである。利用者は 自分の自転車に乗ったままこの装置を利用することが可能である。

発明の概要 本発明の１実施態様においては、全ての機構は地上に設置されており、本装置の 運搬手段（踏台）に踏載された自転車利用者の片足を押しながら坂道を登らせる ものである。本装置はいたって単純構造であり、利用もいたって簡単である。

しかも、本人はもとより、他人に対しても危害を及ぼす恐れがない。本装置の非 利用時にはこの運搬手段はガイドダクト内に収納されており、交通障害とはなら ない。

本装置は自転車ばかりではなく、例えば、車椅子等でも人を乗せたまま運搬する ことができる。利用者が自転車や車椅子から降りた状態で双方を運搬することも 可能である。

図面の簡単な説明 図１は本発明の１実施例を示す斜視図であり、自転車と、自転車に乗った状態の 利用者の運搬状態を図示している。

図２は図１の装置の構造を略式に表す断面図である。

図３ａは図１の装置の踏台の２形態を表す略式２側面図と１平面図である。

図３ｂは本発明の別例であり、ガイドダクトから突出している固定式フレキシブ ルベルト（８）に沿って移動する運搬手段（２ｂ）の作用を表している。

図３Ｃは本発明のさらに別例であり、自転車のタイヤと接触状態にある自由走行 ロール体（９ｂ）を備えた運搬手段（２ｃ）の作用を表している。

図４ａと図４ｂはそれぞれ本発明のさらに別懇様であり、通常のスキーリフトに も応用可能なものである。

発明の詳細な説明 図１を説明する。この例の運搬装置は地表あるいは地表すれすれの位置に設置す るものである。本装置はモータで駆動される無端ベルトを利用している。この無 端運搬ベルトは、ワイヤーであっても、ロープであっても、鎖であっても、また は他の同様な手段であっても構わない。

図２はスチールワイヤー（１）を利用した本装置の１例である。複数の運搬手段 （２ａ）は所定の間隔をあけてワイヤー（１）に固定されている。運搬手段の移 動速度やその数は本装置に望まれる能力に応じて設定される。

非使用状態である登板途中の運搬手段（２ａ）はガイドダクト（４）内に収容状 態にある。降板途中の運搬手段（２ａ）も、同一のガイドダクトあるいは別に設 けられたガイドダクト内を通過し、登板する運搬手段の妨害をすることはない。

ガイドダクト（４）の断面形状は様々に可能である。例えば、方形であっても、 円形であってもよい。ガイドダクトの材料は、スチール製であっても、アルミ製 であっても、プラスチック製であってもよい。

図３ａに示す実施例は方形ダクトを採用しており、長手（縦）方向に運搬手段ガ イド用のスリット軌道（４ａ）を有している。

自転車と利用者を直接運搬する運搬手段（２ａ）は、本人によって制御が可能な 電気式装置、あるいは機械式装置によって、その一部をスリット軌道から地表に 突き出すものである。

利用終了後、すなわち登板完了後に、運搬手段は坂道上縁部に設置された回転体 （６）を収容している箱体内に収納される。運搬手段自体、あるいはワイヤーに 固定された分離式清掃具は、ダクト内走行中にスリット軌道（４ａ）を通って内 部に落下したゴミを掻き出す。

運搬手段に、ガイドダクト内、及び／又は、ガイドダクト上での摩擦を減少させ るための車輪を装着することも可能である。摩擦が少なく、耐久性に優れたプラ スチック材料を使用し、この車輪の代用としてスライドブロック体あるいはスラ イド面（７ａ、７ｂ）を利用しても構わない。

自転車と利用者を運搬開始する際の始動トルクを減少させるために、運搬手段に トルク緩和手段（３）、例えば、バネ等を運搬手段の固定部、例えｌよ、ワイヤ ーに接続設置することもできる。

本発明の本例においては、自転車に乗っている利用者は運搬手段（２ａ）に片足 を載せる。運搬手段は踏載された足を押しながら自転車もろとも、ＩＩ用用音登 板させる。

始動時及び走行時の足にかかる負担を緩和するため、載せる足を後方に傾斜させ （すなわち利用者は前傾姿勢をとる）、膝を伸ばした状態にすることが望ましい 。

本発明の別実施例（図３ｂ）においては、フレキシブルな摩擦ベルト（８）、例 えば、ゴム製、あるいはプラスチック製のものがガイドダクト上（こ（中Ｉｉさ れた状態でガイドダクト全長にわたって敷かれる。本例の運搬手段（２ｂ）４こ 番よ、摩擦ベルトとほぼ同じ幅の自由走行ローラー（９ａ）が提供される。運搬 手段（２ｂ）はローラーを摩擦ベルト下でガイドし、板上に向けて進行するベル ト波を軌道の全長にわたって摩擦ベルト上に創出する。本例においては、自転車 の車輪（１１）は摩擦ベルト上に直載され、前記のベルト波はその車輪を押して 自転車及び利用者を軌道上で走行させる。このようにして自転車と利用者（よ坂 道を自動的に押し上げられる。軌道の終点で運搬手段はダクト内に収容され、版 下に戻される。

本発明の別実施例（図３ｃ）によれば、運搬手段（２Ｃ）は、自転車の後部車輪 を直接的に押すための摩擦カバ一体（１２）を装着した自由走行ローラー（９ｂ ）を備えている。

本例の変形例は図４ａに示されてし）る。この例（こお６＞て；よ、オフシーズ ン用として、通常のスキーリフトに設置可能な弓１よ（ｆ升多態を示してし）る 。

リフトのワイヤー軌道はリール体（１３）を固定してしλる。スキー１ノフト（ よスキーヤ−を引っ張るためのＴ型）・ツクあるし為１よディスク型クランプを 備えて６ｓる。

これらの牽引手段は本発明の運搬手段と全面的、あるし）（よ部分的（こ交換さ れる。

この運搬手段は出発直前に手動で、あるシ）（よ自動的に、地表に設置されたガ イド手段（１４）内、あるいはその外側でガイドされる。スキー）ノット軌道の 凹凸（二沿って進行するため、この運搬手段１よスイペλレアーム体（１５）を 備えることができ、さらには、例えば、車輪体（１６）を設置させて地表を回転 式（二進行させることも可能である。自転車に乗ったｆ１用者（よ、足を適当な 踏板（１７）４こ載せ、あるいは図３ｂ及び図３０におり）で紹介したような手 段（こて坂を弓１き上番ブられる。

この運搬手段は、簡単な調整手段ある０１よ延長手段と、１ノフト軌道のローラ ー型通路の設置によって、車椅子使用者や、軽車輪運搬装置の帛」川音（こよっ ても使用が可能となる。この本発明装置を利用すれ（よ、スキー１ノフト（よ夏 期（こも人や荷物の運搬に利用が可能となり、椅子リフトやケーブルカー（二代 用することができる。

図４ｂは本発明の変形型であり、フレキシブルなマｙ）（８）ｌよ軌道の全長【 こわたって延びており、自転車用ローラー型登板手段の軌道として、さら（こ； よ、運搬装置（２ｅ）の強制ガイド手段として機能する。

マットは、例えば、繊維製、プラスチック製あるｌ、ｔｌよゴム製、また（よフ レキシブルな材料製である。ごのマットを、例え１ｉ、木製ある０１よアルシミ 製のエスカレータ式多段部材によって製造することも可能である。ローラー（１ ８）ｌよ、図３ｂに示すローラー（９ａ）の変形であり、ローラー（１９）ｌよ 図３ｃｌこ示すローラー（９ｂ）の変形である。

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Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. １．自転車もしくは車輪のある乗り物を利用者とともに移動させるための装置で あって、無端ワイヤー（１）と、２地点間でループ式に設置されたベルト手段と を備えており、少なくとも１運搬手段（２）をさらに備えており、該運搬手段は その強制ガイド手段と係合状態にあり、前記強制ガイド手段（４、８、１４）は 接地状態であり、前記運搬手段は、前記強制ガイド手段とガイド式に係合するも のであって、自転車に乗った利用者の少なくとも片足を押すように設計されてい ることを特徴とする自動運搬移動装置。
2. ２．前記運搬手段は足保持装置（２ａ）を含んでおり、人の足を押すものであり 、摩擦表面を有しており、約３０度から約４０度の斜面角を有していることを特 徴とする請求項１記載の自動運搬移動装置。
3. ３．始動時トルク減少手段（３）をさらに備えていることを特徴とする請求項１ あるいは２記載の自動運搬移動装置。