JPH07508900A - 弾性を示す不織物下着の加工 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 弾性を示す不織物下着の加工 本発明は、体の滲出液を封じ込めるための吸収材構造物を任意に含む解剖学的形 状適合性を示す（ａｎａｔｏｍｉｃａｌｌｙ　ｆｏｒｍ−ｆｉｔｔｉｎｇ）弾性 下着を製造する方法に関するものである。より詳細には、本発明は、特別な不織 物出発シートを裁断した後、廃棄材料を最小限にしながらそれらを継ぎ合わせる ことによって、平らであり包装が容易な長方形もしくは台形構造の衣類を生じさ せる上記方法に関する。

従来技術の説明 使い捨て可能な下着、パンティー、おむつなどには、典型的に、１つの腰開口部 と２つの足間口部が備わっている外被が含まれている。５ｕｚｕｋ　ｉ他の米国 特許第４，６２６，３０５号に開示されているように、腰および足の開口部内に はしばしば、この下着をこれの着用者の体により密に適合させる目的で、弾性を 示す特別な構成要素が組み込まれている。このような衣類を製造する方法では、 一般に、その弾性を示す構成要素を適当な位置に糊付けするか或は結合させる特 別な段階が必要とされている。このような特別な段階を用いると、しばしば、製 造速度が低下すると共にコスト上昇がもたらされる。

伸びる外被が備れ７Ｔいる使い捨て可能下着およびそれらの製造方法もまた知ら れている。７ｊえばＷｉｄｅｍａｎの米国特許第４．６０６゜９６４号には、と りわけ使い捨て可能おむつ、幼児用トレーニングパンツおよびパンティ一様衣類 の製造で用いるに適切なギヤザー付は可能（ｇａ　ｔｈｅ　ｒａｂ　ｌ　ｅ）ウ ェブに結合させた弾性材料で出来ている、差別的に張力を与えた（ｄｉｆｆｅｒ ｅｎｔｉａｌｌｙ　ｔｅｎｓｉｏｎｅｄ）網状ウェブが記述されている。５ｔｅ ｖｅｎｓの米国特許第４，７０１．１７２号には、１つ以上のギヤザー付は可能 不織物ウェブに結合させたエラストマー状ミクロファイバーで出来ている、弾性 を示す不織物ウェブを含む外被が備わっている上記衣類が開示されている。この 外被が示す伸びを制限しないような様式で、この外被に吸収材構造物が取り付け られている。典型的には、この外被はただ１つの方向のみに回復可能な伸びを示 す。２方向伸びを達成する種々のアプローチが開示されている。例えばＪｏｈｎ ｓｏｎの米国特許第４，７０１，１７４号には、バイアスを基として外被構造物 を展開することが開示されており、モしてＢｏ　ｌ　ａｎｄ他の米国特許第４， ７０１，１７１号およびＳ　ｔ　ｅｖｅｎｓの米国特許第４．７５６，７０９　 号には、伸びる特定ゾーンが備わっている外被が開示されている。

本発明の目的は、上記下着を製造する簡潔な改良方法を提供すること本発明は、 腰部に１つの開口部と足部に２つの開口部を有するように加工した、伸びる外被 が備わっている、解剖学的形状適合性を示す弾性下着を製造する改良方法を提供 するものである。この方法は、弾性を示させ、そして任意−１こ、それの内側表 面に、体滲出液を封じ込めるための吸収材構造物を取り付けることを含んでいる 。本発明の改良は、（ａ）この弾性を示す不織物シートが、変形可能基質と一緒 に組み込まれている弾性ストランドが間隔を置いて平行に位置している列がら成 る隊列を含んでおり、これらのストランドは１ｃｍ当たり１から８個の列の範囲 で間隔を置いて位置しており、そしてこの弾性を示す不織物シートが第一方向に 少な（とも７０％の弾性伸びを示すと同時にこの第一方向に垂直な方向に少なく とも２０％の縮みを示すこと、（ｂ）この弾性を示す不織物シートを、この弾性 を示す不織物シートの幅を横切る張力を本質的に均一にして、このシートの第一 方向に本質的に平行な方向か或は垂直な方向でその裁断および継ぎ合わせ操作に 供給すること、そして（Ｃ）この第一方向をその加工する下着の腰部方向に平行 にしながら、この不織物ンートを平らな台形または長方形の構造で選択的に裁断 して継ぎ合わせることを含んでいる。好適には、この第一方向の弾性伸びは１０ ０から２５０％の範囲でありそしてそれと同時に生じるそれに垂直な方向の縮み は２５から６０％の範囲である。この方法の１つの態様において、この弾性を示 す不織物ソートは、単位重量が１平方メートル当たり１７から６５グラムの範囲 であるステッチボンデツド（ｓ　ｔ　ｉ　ｔ　ｃｈｂｏｎｄｅｄ）不織構造物で あり、これは、弾性を示す糸でステッチ加工（Ｓｔｉｃｈｅｄ）（これは弾性ス トランドの平行な列を生じる）した本質的に接着していない繊維層を含んでおり 、これらの列内のステッチ頻度は１ｃｍ当たり１から８個の範囲、好適には１ｃ ｍ当たり２がら５個の範囲である。好適には、トリコットステッチ（ｔｒｉｃｏ ｔ　５ｔｉｔｃｈｅｓ）またはチェーンステッチ（ｃｈａｉｎ　５ｔｉｔｃｈｅ ｓ）またはこれらの組→わせの連続を用いて、これらのステッチの列を生温付図 を参照することで本発明がより良く理解されるであろう。

図１は、本発明の連続方法の流れ図であり、ここで、弾性を示す不織物シート１ ０の１つの層には、これに取り付けられている吸収材構造物１３が備わっており 、これを次に裁断し、折り畳み、そして熱継ぎ合わせすることによって、下着を 生じさせる。

図２は、本発明の連続方法の別の流れ図であり、ここでは、予め折り畳んだ吸収 材構造物２３を、弾性を示す不織物シートの２つの層１０゜２０の間に入れるよ うにこれらを組み立てた後、加熱されているロール２７と模様付きロール２８の 間で同時に継ぎ合わせと裁断を行うことによって、下着を生じさせる。

図３および４は、それぞれ、折り畳む前の吸収材１３または２３の断面図および 平面図である。

図５は、図１の方法に関して、その吸収材をシートの上に位置させてそれに取り 付けた直後の、弾性を示す不織物シート１ｏ内の吸収材１３の位置を示している 。

図６は、図１の方法に関して、折り畳み操作を行う前のシート１ｏ内で行う裁断 を示している。

図７および８は、それぞれ、衣類を折り畳んで継ぎ合わせる直前と後の平面図で ある。

図９は、本発明の方法で製造した下着の着用を示しており、この下着ル２７．２ ８を出た直後の多数単位（吸収材２３は排除）を説明しており、そしてこれは、 足間口部１００および腰開口部１０１のための切り込み位置と、重なっているシ ート１０．２０を股部１０２および側部１０３で一緒にする結合継ぎ合わせを示 している。

図１１および１２は、弾性を示す不織物ソートを２枚伴って図２および１０の方 法で製造した下着に関して、それぞれ、完成した個々の下着を使用準備が出来て いる平らな状態および「着用時の」状態で示している。

好適な態様の詳細な説明 以下の好適な態様の記述を行うことで本発明の詳細な説明を行う。

これらは説明の目的で含めるものであり、添付請求の範囲で定義する本発明の範 囲を制限することを意図するものでない。

例えば図１１および１２に示す如き、本発明の方法で得られる下着製品には、弾 性を示す外被１ｏ、２ｏが備わっており、これらの外被には、１つの腰部開口部 と２つの足間口部が含まれていると共に側部１０３と股部１０２に生じさせた継 目が含まれている。図８および９に示すように、折り畳んだ単一構造物からこの 外被を生じさせる場合、その股部の継目を省く。この外被の内側表面に、任意に 、体滲出液を吸収して封じ込めるための吸収材を取り付けておく。この下着製品 はその腰部方向に弾性伸びを示す。この衣類は、このように腰部内で伸びると同 時に、この腰部に垂直な方向に縮む。この腰部に垂直な方向に縮む結果として、 この股部の領域内では上方向にそして足部の回りでは対角線的に生じる弾性引張 りがもケラ、され、その結果、この下着はこれの着用者に良好な本発明の方法で 製造する下着の外被のための出発材料として用いるに適切な構造物を、便利に、 図１および２に示す如きロール１０．２０上に供給する。適切な出発構造物は、 変形可能基質と一緒に組み込まれている弾性を示す平行なストランドの隊列を含 んでいる、弾性を示す不織物である。本明細書で用いる「変形可能基質」は、こ の変形可能層内に裂けまたは穴が生じることなくその弾性を示すストラ〉・ドに よって伸びるか或は縮み得る層を意味している。この基質自身は必ずしも弾性を 示す必要はない。この基質は、張力下に置かれると非弾性的に伸び、そしてその 弾性を示すストランドが示す収縮力下で縮む時、ひだが寄りそして／または曲が り得る。

本発明の加工に供給するこの弾性を示す不織構造物内で典型的に用いる基質には 、本質的に結合していないテキスタイルｄｔｅｘ（即ち約１−２２ｄｔｅｘ）の 繊維で出来ている変形可能不織物層が含まれる。ステーブル繊維または連続フィ ラメントが適切である。天然繊維または合成有機ポリマーの繊維が適切である。

種々の適切な繊維層出発材料の中には、けば立てた繊維の６綿、フィラメントま たは繊維のクロスラップト（ｃｒｏｓｓ−１ａｐｐｅｄ）６綿およびエアーレイ ド（ａｉｒ−１ａｉｄ）６綿、連続フィラメントの不織物シート、軽く結合させ たスパンボンデツド（ｓｐｕｎｂｏｎｄｅｄ）シート、水力で絡ませた（ｈｙｄ ｒａｕｌｉｃａｌｌｙ　ｅｎｔａｎｇｌｅｄ）繊維のシートなどがある。典型的 な基質の重量は、１平方メートル当たり１５から６５グラムの範囲である。

基質に関してこれがテキスタイルデニールの天然もしくは合成有機繊維で出来て いる不織物層である時これらの繊維を一般的には例えば化学もしくは熱作用など で互いに結合させていないことを意味している。しかしながら、若干の点結合ま たは線結合は、この結合によってこの繊維層の満足される伸び、縮みそしてまた は曲げが邪魔されない限り、この言葉「本質的に結合していない」に含まれるこ とを意図している。

この弾性を示す不織出発構造物内で用いる典型的な弾性糸には、天然もしくは合 成ゴム、スパンデックスなどの如きエラストマー材料が含まれる。通常の非弾性 繊維（例えばナイロンまたはポリエステル製）を用いてこれらの糸を被覆するか 或は絡ませてもよい。特に好適な糸にはスパンデックス（例えばＥ、１．ｄｕ　 Ｐｏｎｔ　ｄｅ　Ｎｅｍｏｕｒｓａｎｄ　Ｃｏｍｐａｎｙが市販しているｒＬｙ ｃｒａＪスパンデックス糸など）が含まれ、これは高い伸びと収縮力を有してい る。

いくつかの通常方法のいずれかで、この変形可能基質と一緒にこれらの弾性糸を 組み込むことができる。ステッチ加工、間欠糊付け、連続もしくは間欠熱結合、 超音波結合、水力絡み合わせなどを用いて、これらの糸をその基質に取り付ける ことができる。これらのストランドは、網目構造または簡単な平行隊列の一部と なり得る。この網目構造または隊列内に存在している平行なストランドの数は、 １ｃｍ当たり１から８個の範囲である。これらの弾性糸を組み込むに好適な方法 は、通常１ｃｍ当たり１から８個、好適には２から５個のステッチ数の範囲のス テッチ頻度を用いたステッチボンディング（ｓｔｉｔｃｈｂｏｎｄｉｎｇ）によ るものである。簡単なステッチ模様、例えばチェーンステッチまたはる。本発明 の方法における出発材料として用いるステッチボンデツド構造物を製造するに適 切な方法は、私の初期の米国特許第４．　７７３．　２３８号および４．９９８ ．４２１号の中に開示されている。

本発明の方法における出発材料として用いるに適切な弾性を示す不織構造物は、 最終的にはその下着の腰部分になる方向で、少なくとも７０％、好適には１００ から２５０％の範囲の弾性伸びを示す。この出発構造物が示す弾性伸びは、この 弾性伸びの方向に垂直な方向で同時に生じる、少なくとも２０％、好適には２５ から６０％の範囲の縮みを伴う。

この伸びと縮みを測定する方法に関しては以下に示す。

本発明の方法で製造する下着には、体滲出液を吸収して保持するための、本明細 書内で「吸収材」と呼ぶ任意の通常構成要素を含めることができる。図３および ４に示すように、典型的な吸収材には、液体透過性を示す体側ライナー３２と液 体透過性を示さないバリヤ一層３１との間に挟まれている吸収材コア３０が含ま れている。液体透過性を示す体側ライナーとして適切な材料には、不織物シート および穴開きフィルムが含まれる。好適な吸収材コア材料は吸収材繊維、例えば 粉砕したウッドバルブまたは綿リンター、ヒドロゲルなどである。これらの吸収 材は種々の形状を有していてもよい。

図１の流れ図に示すように、フィーダー１２から供給する吸収材１３を、ロール ８から供給するシート１０の上に位置させる。ここに示していない手段を用いて 、これらの吸収材をそのシートに取り付ける。図ＩＦ−Ｆに沿って予め折り畳ん だ状態で、吸収材２３を供給する。出発シート１０．２０（それぞれロール８． ９から供給される）が自由にウェストライン方向に伸びると同時にこの腰部に垂 直な方向に縮むような様式で、これらの吸収材を取り付ける。好適には、その弾 性を示す外被がそのウェストライン方向に少な（とも７５％伸びると同時にこの 腰部に垂直な方向に縮むことができるように、この外被に吸収材１３または２３ を取り付ける。種々の取り付は手段、例えば熱または圧力で活性化する接着剤、 糊、熱または超音波結合などを用いることができる。好適には、接着取り付は形 状を平面図で見ると小さい幅の十字がその吸収材の中心線に沿って存在するよう に、上記手段を用いてその吸収材をそのシートに接着させる。この接着剤を、そ の吸収材の、その液体透過性を示さない層の外側に塗布する。この接着剤のこの 領域は、その股部になる領域内の結合補強を増大し得る。他の種々の接着構造配 置も利用可能である。通常、この外被構造物がその腰部領域内で邪魔を受けずに 伸縮し得るように、この吸収材の隅には接着剤を付けない。

図１の方法では、その上に吸収材１３が備わっているシート１０（図５参照）を 裁断ステーションに進めるが、このステーションには、バックアップロール１５ と裁断および切り込み装置１４が備わっている。装置１４は、加熱されている模 様付きロール、超音波カッター、レーザーカッター、或は他の数多（の通常装置 の１つであってもよい。この裁断ステーションでもまた、シート１０に吸収材１ ３を接着させるに必要とされる熱およびまたは圧力を供給することができる。シ ート１０内で行う種々の裁断を図６に示すが、ここで、４１は、この衣類の縦方 向縁を材１３のノツチ４３からその縁に至る切り込みを示している。図７は、吸 収材１３をこの衣類の適当な場所に位置させるようにシート１０から裁断した個 々の衣類の拡大平面図である。線分ＷＺとｗ’ｚ’　および線分ｘｙおよびＸ″ 　ｙ゛は、折り畳み装置１６を用いて中心線Ｆ−Ｆに沿っておむつを折り畳みそ して加熱されている模様付きロール１７．１８の間を通したあと図８に示すよう に一緒に継ぎ合わせる縁を表している。

継ぎ合わせを行う他の通常の方法、例えば接着剤結合、超音波結合などもまた本 発明の方法で用いるに適切である。

図２に示す本発明の方法では、液体透過性を示さないフィルムとシート１０とを 面と面で接触させるようにこれらの吸収材を半分に折り畳んだ状態で、フィーダ ー２２により、吸収材２３をシート１０の上に位置させた後、シート２０をロー ル９からこの吸収材の上に供給することによって、層になったアセンブリを生じ させ、これを次に、加熱されている模様付きロール２７．２８で代表される継ぎ 合わせおよび裁断ステーションの中に送り込む。図１０に示す如き継ぎ合わせお よび裁断ステーションでは、裁断１００を行って側面を生じさせると共に裁断１ ０１を行って腰開口部を生じさせると同時に、継ぎ合わせ１０３を行って、衣類 の側面の所でシート１０．２０を一緒に結合させると共に股部領域の所で１０２ を結合させる。図１０において矢印で示すｒｓＤＪは、この構造物で意図した腰 部の方向および弾性伸びの方向を示している。図１１は、パッケージ２９の中に 供給しようとして平らに置いた個々の長方形衣類を示している。図１２は、胴に 付けた時見られるような、腰部がでいる。

ここまでは、均一な構造を有する出発シートに関して本発明の方法を記述してき た。しかしながら、本発明の方法ではまた、異なる伸縮特徴を示すレーンが備わ っているシートも使用可能である。例えば、腰部方向になる方向に高い弾性伸び を示す（そして同時にこれに対して垂直方向に高いネックイン（ｎｅｃｋ−ｉｎ ）を示す）レーンが備わっており、これらのレーンが、はとんどか或は全く伸び ないレーンで分離されている、出発シートを用いることができる。この高い伸縮 特徴を示すレーンを有する均一なシートは本方法の出発シートの基準に合致して いるが、その他の特徴を示すレーンを有するソートは合致していない。しかしな がら、本方法では、両方の種類のレーンを有するシートは満足される様式で使用 可能である。各側面に１つづつ存在している２つのサイドパネル（これらの各々 は高い伸びを示す）および前と後ろのパネル（これはほとんど伸びを示さないか 或は示しても僅かである）が備６っている仕上げ下着を製造するように、これら のレーンの扇状物の幅およヒ位置ヲ決めることができる。これらのサイドパネル が、本方法の均一な出発シートで意図した機能を果すに充分な伸びと同時のネッ クインを示し得る限り、異なる弾性特質を示すレーンが備わっている出発シート も使用可構造物が一定方向に伸びそしてそれに対して垂直な方向に縮む（即ち時 には「ネックイン」と呼ぶ）能力を下記の如く測定する。幅が４イン≦１ 験すべき構造物の縦（「ＬＤ」）および横（ｒＴＤＪ　）方向に切り取る。

このサンプルを、幅が４インチのクランプから吊し、そしてこのサンプルの反対 側に幅が４インチの第二クランプを取り付ける。この第二クランプから１０ポン ド（４，５４ｋｇ）の重りを３０秒間吊した後、取り除く。この重りを吊しなが ら、その伸びた長さおよびそれに相当するミツドスパン（ｍｉｄ−ｓｐａｎ）縮 み幅を測定する。この重りを取り外した後、その回復した長さを測定する。下記 の式％式％） を用いて、弾性伸びパーセント（％Ｓ）を計算し、そして下記の弐％Ｃ＝１００ 　（Ｗｉ−Ｗｅ）／Ｗｉ から、同時に生じる縮みパーセント（％Ｃ）（ネックイン％）を計算したが、こ こで、Ｌｅは、荷重下で伸びた長さであり、Ｌｒは、荷重を取り除いた後に回復 した長さであり、Ｗｉは、このサンプルの初期幅（即ち４インチ）であり、そし てＷｅは、このサンプルのミツドスパン点におけるくびれ幅（即ち、このサンプ ルを荷重下に置きながら）である。

実施例 以下に示す実施例を用いて本発明の詳細な説明を行う。本発明の方法で用いるに 適切な１組の構造物の加工を実施例１に示す。図１に示す方法によりこれらの構 造物の１つを用いて作成する衣類の加工の詳細を実施例ＩＩに示す。

実施例１ 本発明の方法における出発シートとして用いる目的で、ステッチボンディング技 術により６種の構造物を製造した。ｒＬｉｂａＪ縦編み機にか０．７オンス／平 方ヤード（２４，５ｇ／ｍ２）の５ｔｙｌｅ　８０１７　ｒｓｏｎｔａｒａＪス パンレースド不織構造物（Ｅ、１．　ｄｕ　Ｐｏｎｔ　ｄｅ　Ｎｅｍｏｕｒｓ　 ａｎｄ　Ｃｏｍｐａｎｙが市販）の変形可能層と、被覆スパンデックスで出来て いる弾性ストランドを用いて、最初の５種の説明的構造物各々を製造した。変形 可能ウェブが、Ｓｃ。

ｔｔ　ＮｏｎｗｏｖｅｎｓＳＬａｎｄｉｓｖｉｌｌｅ、Ｎｅｗ　Ｊｅｒｓｅｙが 市販している長さが１．５インチ（３，８ｃｍ）である１、５デニール（１，７ ｄｔｅｘ）のポリプロピレン繊維で出来ている０、５オンス／平方ヤード（１７ ｇ／ｍり点結合ウェブである以外は同様にして、６番目の構造物を製造した。各 シートの弾性伸びと同時縮み特質を縦方向と横方向で測定した。次に、本発明の 下着製造方法で用いる各シートの有用性を評価した。各構造物が示す弾性伸びと 同時ネックイン特質を表Ｉに要約する。

縦方向および横方向の両方に弾性を示すように構造物１を製造した。

１インチ当たり１４個のステッチ数（５，５／ｃｍ）および１２ゲージ（４／ｃ ｍ）の１−０．１−２トリコントステツチを用いて、このスパンレースド構造物 を１本棒（ｓｉｎｇｌｅ−ｂａｒ）ステッチ加工した。

このステッチ加工用糸は、Ｍａｃｆｉｅｌｄ　Ｔｅｘｔｕｒｉｎｇ　１ｎｃ　が 市販しているナイロン被覆ｒＬｙｃｒａＪスパンデックス、５ｔｙｐｅ　ＬＯ５ ２３であった。ｒＬｙｃｒａＪはＥ、１．　ｄｕ　Ｐ。

ｎｔ　ｄｅ　Ｎｅｍｏｕｒｓ　ａ、ｎｄ　Ｃｏｍｐａｎｙが製造しているれてい る１４０デニール（１５４ｄｔｅｘ）ｒＬｙｃｒａＪであった。

３８０度Ｆ（１９３°Ｃ）のテンタフレーム（ｔｅｎｔｅｒ　ｆｒａｍｅ）上で ３分間熱硬化を行うことによって、この構造物の仕上げを行った。

この仕上げを行っている間に、この構造物をＬＤでそれの元の長さの０゜５倍に まで縮ませると同時に、それの元の幅（即ちＴＤ）の１．２倍にまで伸ばした。

ゲージを６（２／ｃｍ）にする以外は構造物１と同じ様式でまたＬＤおよびＴＤ で弾性伸びを示す構造２を製造した。

１インチ当たり９個のステッチ数（３，５／ｃｍ）および１２ゲージ（４，７／ ｃｍ）にし、２本棒を用いてｒＳｏｎｔａｒａＪ変形可能構造物のステッチ加工 を行うことによって、ＬＤ弾性を示す構造物３の構築を行った。上のサンプルで 用いたのと同じ弾性糸を罰俸に通して、１−０．０−１チエーンステツチを生じ させた。７０デニール（７７ｄｔｅｘ）のテクスチャードポリエステル糸を後棒 に通して、１−０．２−３トリコツトステツチを生じさせた。ピンテンタ上で仕 上げを行っている間、この構造物をそれの元の長さＬＤの０４倍にまで縮ませる と同時に、それの元の幅ＴＤの１．５倍にまで伸ばした。

２番目の棒で得られるステッチをなくしそして第−棒を１インチ当たり６個のス テッチ数（２，５／ｃｍ）にする以外は構造物３と同じ様式で、ＬＤ弾性を示す 構造物４を製造した。構造物３と同じ方法でこの構造物の仕上げを行った。

後棒を１インチ当たり１２個のステッチ数（４，５／ｃｍ）および１ステツチを 生じさせ、そして罰俸を１インチ当たり６個のステッチ数（２４／ｃｍ）および ６ゲージ（２，４／ｃｍ）にして被覆無し１４０デニール（１５４ｄｔｅｘ）ｒ ＬｙｃｒａＪスパンデックスでこの変形可能層のステッチ加工を行って１−０． １−２トリコツトステツチを生じさせることにより、ＴＤ弾性を示す構造物５を 製造した。構造物１と同じ時間および温度条件下でこの構造物の仕上げを行った が、この場合、これをテンタフレームに供給する時、ＬＤに関してはこれをぴん と張って保持し、そしてＴＤに関しては、それの元の幅の約０．８倍にまで縮め た。

１インチ当たり４個のステッチ数（１，６／ｃｍ）および４ゲージ（１５／ｃｍ ）で棒を１本のみ用い、変形可能ウェブ内に１−０．　Ｏ−１チエーンステツチ を生じさせることによって、ＴＤ弾性を示す構造物６ヲｌＩＦ＆した。７０デニ ール（７７ｄｔｅｘ）のポリエステル糸で被覆されている２８０デニール（３１ ０ｄｔｅｘ）ｒＬｙｃｒａＪスパンデックスのステッチ加工用糸を用いた。

上に記述した試験操作に従うて、上記構造物が示す伸びと縮み傾向を測定した。

表Ｉにその結果を要約する。

６　１２７　３２　ｎｍ　ｎｍ 注：ｎｒｒ＋−測定せず 上に要約したデータは、縦方向または横方向のどちらかがその作成する衣類の意 図した腰部に平行になるようにして構造物１および２を使用することができるこ とを示している。しかしながら、構造物３．４および６が使用可能なのは、それ らの縦方向を腰部方向にした時のみである。

構造物５が使用可能なのは、加工すべき衣類の腰部の意図した方向に対してこの 構造物の横方向を平行にした時のみである。これらの構造物を用いて個々の下着 を加工した結果、上記結果が立証された。

実施例１１ 図１に示す本発明の方法では、弾性を示す不織出発構造物として実施例Ｉの構造 物６を用いた。幅が２１インチ（５４ｃｍ）の出発シートを、その幅を一定に保 ちながら約２倍に伸ばした均一な張力下で供給した。

交差配置で糊を吹き付けることによって、長さが約１６インチ（４１ｃｍ）で幅 が約３．５インチ（９ｃｍ）の吸収材を上記シートに取り付けた。この組み立て 物を折り畳み、裁断した後、継ぎ合わせることによって、継目長ＷＺおよびｘｙ の長さが５５インチ（１４ｃｍ）である図８に示す衣類を生じさせた。

ＦＩＧ、Ｉ ＦＩＧ、２ ＦＩＧ、３ ＦＩＧ、４ ＦＩＧ、９

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. １．弾性を示す不織物シートを選択的に裁断および継ぎ合わせて衣類用の外被を 生じさせ、そして任意に、それの内側表面に、体滲出液を封じ込めるための吸収 材構造物を取り付けることを含む、腰部に１つの開口部と足部に２つの開口部を 有するように加工した伸びる外被が備わっている解剖学的形状適合性を示す弾性 下着を製造する改良方法において、 この弾性を示す不織物シートが、変形可能基質と一緒に組み込まれている弾性ス トランドが１ｃｍ当たり１から８個の列の範囲の頻度で間隔を置いて平行に位置 している列から成る隊列を含んでおり、そして第一方向に少なくとも７０％の弾 性伸びを示すと同時にこの第一方向に垂直な方向に少なくとも２０％の縮みを示 すこと、この弾性を示す不織物シートを、この弾性を示す不織物シートの幅を横 切る張力を本質的に均一にして、このシートの第一方向に本質的に平行な方向か 或は垂直な方向でその裁断および継ぎ合わせ操作に供給すること、そして この第一方向をその加工する下着の腰部方向に平行にしながら、この不織物シー トを平らな台形または長方形の構造で選択的に裁断して継ぎ合わせること、 から成る改良を含む方法。
2. ２．該第一方向の弾性伸びが１００から２５０％の範囲でありそしてそれと同時 に生じるそれに垂直な方向の縮みが２５から６０％の範囲である請求の範囲１記 載の方法。
3. ３．該弾性を示す不織物シートが、１平方メートル当たり１７から６５グラムの 範囲の単位重量を有するステッチボンデッド不織構造物であり、そして１ｃｍ当 たり１から８個の範囲のステッチ頻度で弾性ストランドの平行な列を生じるよう に弾性を示す糸でステッチ加工した繊維層を含んでいる請求の範囲２記載の方法 。
4. ４．該ステッチ頻度が１ｃｍ当たり２から５個の範囲であり、そしてチェーンス テッチの連続を用いてその平行な列を生じさせる請求の範囲３記載の方法。
5. ５．該ステッチ頻度が１ｃｍ当たり２から５個の範囲であり、そしてトリコット ステッチの連続を用いてその平行な列を生じさせる請求の範囲３記載の方法。
6. ６．超音波継ぎ合わせおよび裁断技術を用いて該裁断および継ぎ合わせを同時ま たは連続的に実施する請求の範囲１記載の方法。
7. ７．レーザー裁断技術を用いて該裁断を実施する請求の範囲１記載の方法。