JPH0750847A - 複合ビデオ符号化/復号化用途のための分離可能ダイアモンド形状多次元フィルター - Google Patents

複合ビデオ符号化/復号化用途のための分離可能ダイアモンド形状多次元フィルター

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JPH0750847A
JPH0750847A JP9774891A JP9774891A JPH0750847A JP H0750847 A JPH0750847 A JP H0750847A JP 9774891 A JP9774891 A JP 9774891A JP 9774891 A JP9774891 A JP 9774891A JP H0750847 A JPH0750847 A JP H0750847A
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pass filter
diamond
low pass
separable
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JP9774891A
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Chon Tam Ledinh
タム レディン ション
Huu L Huynh
ラ ヒュイン ヒュー
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CENTRE DE RECH IND DU KEBETSUKU
IND DU KEBETSUKU CENTRE RECH
Centre de Recherche Industrielle du Quebec CRIQ
Original Assignee
CENTRE DE RECH IND DU KEBETSUKU
IND DU KEBETSUKU CENTRE RECH
Centre de Recherche Industrielle du Quebec CRIQ
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/77Circuits for processing the brightness signal and the chrominance signal relative to each other, e.g. adjusting the phase of the brightness signal relative to the colour signal, correcting differential gain or differential phase
    • H04N9/78Circuits for processing the brightness signal and the chrominance signal relative to each other, e.g. adjusting the phase of the brightness signal relative to the colour signal, correcting differential gain or differential phase for separating the brightness signal or the chrominance signal from the colour television signal, e.g. using comb filter

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  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 複合カラー信号を符号化/復号化するための
装置、特にNTSC,PAL,ATVカラー信号の輝
度、色差成分を分離する多次元フィルターと、ダイアモ
ンド形状のフィルターの様々な等級の設計方式を提供す
る。 【構成】 NTSC符号化/復号化のためのフレーム間
3Dダイアモンド形状帯域パス−帯域消去フィルターが
示される。それは整合遅延112、加算器114、そし
て分離可能3Dダイアモンド形状帯域パスフィルターか
ら成る。提示されたシステムの特殊性はその分離性にあ
る。即ち、所望のフィルター構成はそれら自身のゼロ又
は傾斜周波数軸で独立的に動作する多重単純IDフィル
ターから構成される。既存のダイアモンド形状フィルタ
ーと比較して、本システムは簡単で、周波数領域におけ
るゼロ軸(水平、垂直、そして時間の)に沿った良好な
性能など、かなりの長所を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複合カラー信号を符号化
/復号化するための装置、特にNTSC、PAL、そし
てATVカラー信号の輝度や色差成分を分離するための
多次元フィルターに関する。本発明はまたダイアモンド
形状のフィルターの様々な等級を設計するための方法に
も関する。
【0002】
【従来の技術】過去数年間、複合TV信号における輝度
や色差成分の水平分離を改良するための垂直遅延ライン
櫛形フィルターの利用が増加している。水平と垂直領域
のそれぞれにおけるいくつかの分離可能フィルターが米
国特許番号4,345,268,4,500,912,
と4,524,400で開示されているようにアナログ
又はデジタル技術で実施されている。但し、この等級の
フィルターは傾斜高周波輝度情報の解像度損失が生じ
る。故に、米国特許番号4,040,084や4,24
0,105で開示されたように、ある適応や/あるいは
補償技術が暗示された。但し、適応する物は見られる画
像内で導入可能である。
【0003】最近、NTSC符号化された信号における
色差成分のダイアモンド形状スペクトルが導入され、そ
して米国特許番号4,829,367はNTSC符号化
及び復号化用の非分離可能水平垂直ダイアモンド形状フ
ィルターの利用法を示す。これらの非分離可能フィルタ
ーは通常複雑で、その輝度帯域消去フィルター能力は水
平及び垂直周波数領域軸に沿って理想的ではない。
【0004】垂直時間領域において、米国特許番号4,
683,490は偶数と奇数フィールド遅延と適切な低
パスと高パスフィルター係数で実施されたダイアモンド
形状フィルターの利用を示している。但し、提示された
12のフィールドフィルターはゼロ軸に沿った成分分離
に対して15デシベルの限界が生じる。本発明者はまた
垂直時間周波数領域で単に長方形の帯域パス又は帯域消
去フィルターであるフレームサンプル化フィルターの利
用を示唆している。
【0005】PALビデオ信号を符号化又は復号化する
場合において、その状況は同じである。J.O.Dre
wery氏による”The Filtering of
Luminance and Chrominanc
e Signals toAvoid Cross−C
olour in a PAL Colour Sys
tem”のタイトル名でBBC Engineerin
gの1976年9月、8−39に発表された記事におい
て、空間周波数領域内でのいくつかの(分離可能)長方
形又は(非分離可能)円形状フィルターが提示されてい
る。円形状領域の選択は直感に留まり、そして比較的簡
単なフィルター計算を生む。垂直時間領域において、D
reweryやC.K.P.Clarke氏等は、”P
ALDecoding:Multidimension
al Filter Design for Chro
minance−Luminance Separat
ion”のタイトル名のBBC Research D
epartmentReport no BBC−RD
1988/11の記事でまたダイアモンド形状フィルタ
ーの実施のための偶数と奇数のフィールド遅延の利用を
暗示している。そのフィルター性能はNTSC信号の場
合において、米国特許番号4,683,490のフィル
ター性能と同じである。
【0006】最後に、既存の提示されたフィルターの全
ては水平−垂直又は垂直−時間領域のいずれにおいても
ダイアモンド形状領域を有することに留意すべきであ
る。
【0007】
【発明の概要】NTSCビデオ信号を符号化/復号化す
るための両水平−垂直及び垂直−時間領域における通常
分離可能3Dダイアモンド形状フィルターを提供するこ
とが本発明の特長である。そのフィルターは整合遅延、
加算器、そしてそれら自身のゼロ又は傾斜周波数軸にお
いて独立的に動作する7つの単次元フィルターのカスケ
ード式接続を包含する。
【0008】本発明の他の特長は上記領域内の一つのみ
に経済的なダイアモンド形状フィルターを提供すること
である。
【0009】本発明の他の特長は分離可能で単純単次元
フィルターを組み合わせることにより得られるダイアモ
ンド形状フィルターを提供することである。
【0010】本発明の他の特長は周波数領域内の3つの
ゼロ軸に沿って輝度情報を保持することが出来るNTS
C符号化/復号化フィルターの等級を提供することであ
る。本発明の他の特長はPALビデオ信号を符号化/復
号化するための空間的周波数領域内にダイアモンド形状
フィルターを提供することである。
【0011】本発明の他の目的はPALビデオ信号を符
号化/復号化するためにほとんどフィールド遅延を利用
しないで高品質で、しかも経済的な3D分離可能フィル
ターを提供することである。
【0012】本発明の特長はATV用途の共役孔の利用
を可能にする幾つかの3Dダイアモンド形状フィルター
を提供することである。Fukinuki及びHira
no氏等はIEEE Trans.on Commun
ications,vol.COM32,no.8,1
986年8月、948−953頁で”Extended
Definition TV Fully Comp
atible with Existing Stan
dard”と言うタイトルを付けた。
【0013】本発明の広い局面によれば、複合ビデオ信
号を復合するためのダイアモンド形状多次元フィルター
回路が提供される。ダイアモンド形状フィルター回路は
複合ビデオ信号への入力において接続された分離可能フ
ィルターの直列構造で構成される。整合遅延回路は入力
に接続されて、そして一連の分離可能フィルターの結果
的信号の遅延と整合する遅延出力信号を提供する。この
一連の構成はその出力において色差信号を生成する。加
算回路が提供され、正と負の入力を有する。負入力は色
差出力に接続されて、色差信号を受信する。遅延出力信
号は加算回路の正入力に接続され、それにより加算回路
はその出力に帯域消去輝度信号を生成する。
【0014】本発明のさらに広い局面によれば、複合ビ
デオ信号を符号化するためのダイアモンド形状多次元フ
ィルター回路が提供される。ダイアモンド形状フィルタ
ー回路は二つの色差入力信号にそれぞれ接続され、そし
て二つの低パス色差出力信号を生成する分離可能単次元
低パスフィルターの二連構造から構成されている。クロ
マ直角変調器は低パス色差出力信号に接続され、そして
変調クロマ出力信号を生成する。分離可能ダイアモンド
形状フィルターは輝度入力信号に接続され、そして帯域
消去輝度出力信号を生成する。整合遅延回路は帯域消去
輝度出力信号に接続され、そして変調クロマ出力信号の
遅延に整合する遅延輝度出力信号を生成する。加算器は
遅延輝度出力信号と変調クロマ出力信号に接続され、そ
してその出力において複合ビデオ信号を生成する。
【0015】本発明のさらに広い局面によれば、複合ビ
デオ信号を符号化するためのダイアモンド形状多次元フ
ィルター回路が提供さている。ダイアモンド形状フィル
ター回路は色差入力信号に接続されたクロマ直角変調器
から構成される。整合遅延回路は輝度入力信号に接続さ
れている。クロマ直角変調器は第一加算回路の負入力に
接続された出力を有する。第一加算回路は輝度入力信号
に接続された正入力を有する。加算回路は分離可能フィ
ルターの一連の接続から形成された帯域パスフィルター
に送られる出力信号を生成する。帯域パスフィルターの
出力は第二加算回路の負入力に接続される。遅延輝度出
力信号は第二加算回路の正入力に送られ、それにより第
二加算回路は複合ビデオ出力信号を生成する。
【0016】本発明のさらに広い局面によれば、ダイア
モンド形状多次元フィルター回路を利用することにより
複合ビデオ信号を符号化するための方法が提供されてい
る。その方法は分離可能フィルターの一連の構造の入力
に複合ビデオ信号を供給することから成る。複合ビデオ
信号はまた整合遅延回路にも送られる。整合遅延回路は
一連の分離可能フィルターにより引き起こされた遅延に
整合される遅延ビデオ出力信号を生成する。色差信号は
一連の分離可能フィルターの出力に生成されて、出力色
差信号を生成する。分離可能フィルターの出力は加算回
路負入力に供給される。遅延ビデオ出力信号は加算回路
の正入力に供給され、それにより加算回路はその出力に
帯域消去輝度信号を生成する。
【0017】本発明のさらに広い局面によれば、ダイア
モンド形状多次元フィルター回路を利用することにより
複合ビデオ信号を符号化するための方法が提供されてい
る。その方法は低パス色差出力信号を生成するために二
連構造の分離可能単次元フィルターに色差入力信号を供
給することから成る。低パス色差出力信号は変調され、
変調色差信号を生成する。輝度入力信号は帯域パス輝度
出力信号を生成するために一連構造の分離可能単次元フ
ィルターに供給され、そして分離可能連接フィルターの
遅延と整合する遅延輝度出力信号を生成するために整合
遅延回路に供給される。遅延輝度出力信号と帯域パス輝
度出力信号は加算回路の正入力と負入力のそれぞれに供
給され、帯域消去輝度出力信号を提供する。帯域消去輝
度出力信号は遅延整合されて、変調器クロマ出力信号と
同遅延を有する遅延帯域消去輝度出力信号を生成する。
変調クロマ出力信号と遅延帯域消去輝度出力信号は加算
回路に供給されて、その出力に複合ビデオ信号を生成す
る。本発明の好適形態は添付の図面を参考に説明され
る。
【0018】
【実施例】第1図において、NTSC符号化/復号化の
ための本発明の提案されたフレーム間3Dダイアモンド
形状帯域パス−帯域消去フィルターが示されている。そ
れは整合遅延112、加算器114、そして分離可能3
Dダイアモンド形状帯域パスフィルターから成る。提案
帯域パスフィルターは7つの直列に接続された小フィル
ター、即ち、時間帯域パスフィルター103、526H
低パスフィルター104、524H低パスフィルター1
05、垂直高パスフィルター106、1H+2P低パス
フィルター107、1H−2P低パスフィルター10
8、そして最後の水平帯域パスまたは高パスフィルター
109から構成される。フィルター位置の順序はシステ
ムの機能性に対しては重要な因子とはならない。但し、
整合遅延112を最小にするためには、最長遅延を生成
するフィルターはその序列の始めに配備されよう。現在
の場合、3つの可能な候補、つまり、時間帯域パスフィ
ルター103、そして526H又は524H低パスフィ
ルター104,105のそれぞれがある。これら3つの
フィルターは106と共にダイアモンド形状時間−垂直
帯域パスフィルターを形成する。
【0019】カラー副搬送周波数の4倍で直交サンプル
されたビデオ入力101は第一フィルター入力に供給さ
れる。第一フィルターにより生成された適性遅延入力1
11は順に整合遅延112に送られる。帯域パス出力1
10は整合遅延出力113と共に帯域消去輝度出力11
5を生成する加算器114の負と正のそれぞれの入力に
送られる。復号化の場合、帯域パス出力110は変調ク
ロマ出力に対応する。詳細に検討すると、7つのフィル
ターは所望の分離可能ダイアモンド形状3D帯域パスフ
ィルターを形成する。これらのフィルターは単にそれら
自身及び適性な大きさで独立的に動作するFIR単次元
フィルターである。第6図は有限インパルス応答1Dフ
ィルターと種々のタイプのフィルターに対する関連遅延
を示す。第1図の7つのフィルターの伝達関数はそれぞ
れ次のように表される。
【0020】時間帯域フィルター
【0021】
【数56】
【0022】526H低パスフィルター
【0023】
【数57】
【0024】524H低パスフィルター
【0025】
【数58】
【0026】垂直高パスフィルター
【0027】
【数59】
【0028】1H+2P低パスフィルター
【0029】
【数60】
【0030】1H−2P低パスフィルター
【0031】
【数61】
【0032】水平帯域パスフィルター
【0033】
【数62】
【0034】これらの上記数式において、Hは1ライン
遅延、Pは1ピクセル遅延を表す。水平、垂直、そして
時間周波数のそれぞれに対する規格化周波数ω1 ,ω
2 ,ω3 は次のように定義される。
【0035】ωi=2πfi/fsi (8) ここで、i=1,2,3、対応サンプリング周波数fsi
は、 fs1=4fsc=14.32MHz (9) fs2=262.5c/ph またはサイクル/ピクチャー高(10) fs3=59.94Hz (11) フィルター104と105のペアーは垂直−時間領域内
にダイアモンドの形状を生成する。同様に、フィルター
107と108は水平−垂直領域内にダイアモンド領域
を形成する。
【0036】SI=13.5MHzのサンプリング周波
数で同じフィルターが使用可能であることに留意すべき
である。但し、フィルター設計において13.5MHz
/4とカラー副搬送周波数との間のオフセットに関して
ある予防処理を取ることが必要である。
【0037】第7図は第1図におけるフィルターの空間
−時間スペクトルの一部を示す。水平−時間周波数領域
においてはフィルター形状はダイアモンドではないこと
が指摘される。この考察は種々のイメージシーケンスの
真スペクトルに基づく。
【0038】さらに、フレーム遅延を利用することによ
り、第1図の帯域パス−帯域消去フィルターは両クロマ
及び共役孔情報に対して適切である。
【0039】第1図の構成に対する種々のフィルター係
数が表1に示されている。16のフィールドを有するフ
ィルターがある。フィルター係数は単純で、且つ係数増
倍は加算器を利用して実施可能であることに留意すべき
である。
【0040】
【表1】
【0041】前のフィルターを簡単に示す第2図におい
て、それはフィールド内空間的領域内で特に動作する分
離可能ダイアモンド形状フィルターである。提案帯域パ
スフィルターは直列に接続された5つの小フィルター、
即ち、選択的時間帯域パスフィルター203、垂直高パ
スフィルター204、1H+2P低パスフィルター20
5、1H−2P低パスフィルター206、そして水平帯
域パスフィルター207から構成される。
【0042】これらのフィルターの伝達関数は等式
(1),(4),(5),(6)そして(7)にそれぞ
れ示されている。
【0043】第8図は第2図のフィルターの空間−時間
スペクトル図の一部を表す。ダイアモンド形状特性は水
平−垂直周波数領域内のみにある。選択的帯域パス20
3は時間周波数領域内のフィルター拡散を制限する。
【0044】例として、12ラインを有するフィルター
の係数が表2に示されている。選択的時間帯域パスフィ
ルター係数が完全を期するためにまた与えられている。
8フィールドフィルターは良好な結果を生む。もちろ
ん、異なるフィルターを所望の仕様により得ることも可
能である。
【0045】
【表2】
【0046】第11図は与えられた係数により定義され
たフィルターの空間的スペクトル特性を表す。
【0047】フレーム記憶メモリを低減するために、第
2図の選択的時間帯域パスフィルターはIIR、有限イン
パルス応答、フィルター技術を利用して設計可能である
ことに留意すべきである。
【0048】第3図において、NTSC符号化/復号化
のための提案フレーム間分離可能帯域パス−帯域消去フ
ィルターが示されている。それは第1図のフィルターを
単純化したものである。帯域パスフィルターは直列に接
続された5つの小フィルター、時間帯域パスフィルター
303、526H低パスフィルター304、524H低
パスフィルター305、垂直高パスフィルター306、
水平帯域パスフィルター307から構成されている。
【0049】これらの伝達関数は等式(1),(2),
(3),(4)、そして(7)にそれぞれ示されてい
る。
【0050】第8図は第3図のフィルターの3Dスペク
トル特性を示す。この場合、ダイアモンド形状特性は時
間−垂直周波数領域内にある。表3は例として14フィ
ールドフィルター係数を示す。
【0051】
【表3】
【0052】第4図において、両クロマ及び共役孔情報
用の提案NTSCフィールド間分離可能帯域パス−帯域
消去フィルターが示されている。その3D帯域パスフィ
ルター403,408,409,416,417,41
8,419、そして加算器407から成る。ビデオ信号
401は時間帯域パスフィルター403の入力に供給さ
れる。フィルター出力404はそれぞれフィルター41
7,419に続く並列の両フィルター416,418に
送られる。上記フィルターのそれぞれの出力405,4
06は垂直高パスフィルター408と水平帯域パスフィ
ルター409で直列に接続された加算器407に共に結
合される。演算結果の信号410が3D帯域パスフィル
ター出力である。
【0053】フィルター403,408、そして409
の伝達関数は等式(1),(4)、そして(7)により
それぞれ示されている。
【0054】263Hフィルター416と418は伝達
関数として次式を有する。
【0055】
【数63】
【0056】最後に、262Hフィルター417と41
9に対して、
【0057】
【数64】
【0058】前のフレーム間フィルターのものと同様の
ダイアモンド形状フィルター領域は第8図に示されるよ
うに時間−垂直周波数領域内にある。
【0059】符号化の観点から、第1図,2,3、そし
て第4図は輝度成分に対してのみ適切である。第5図a
は関連低パスフィルタークロマ符号化を示す。第1図に
対応する完全な場合において、提案クロマ低パスフィル
ターは7つの単次元低パスフィルター502,503,
504,505,506,507、そして508のカス
ケード式接続を包含する。フィルター502,503,
504,505,506、そして507の伝達関数は等
式(1),(12),(13),(4),(5)そして
(6)によりそれぞれ与えられている。水平低パスフィ
ルター508に対して、伝達関数は次のように示され
る。
【0060】
【数65】
【0061】第2図に関連して、第5図aに示された符
号化クロマ低パスフィルターは直列に接続された50
5,506,507、そして508の5つのフィルター
(選択的)のみ包含する。第3図と第4図に関しては、
対応クロマ低パスフィルターが502,503,50
4,505、そして508から構成される。
【0062】上記フィルターは第5図や第6図に示され
るようにNTSC符号化用に使用可能である。第5図b
は二つのクロマ成分IとQのそれぞれに対する二つの提
案分離可能ダイアモンド形状低パスフィルター520,
521、クロマ直角変調522、輝度成分Yに対する提
案分離可能ダイアモンド形状帯域消去フィルター52
3、整合遅延524、そして加算器525から構成され
る。
【0063】第5図cにおいて、両輝度−色差符号化に
対する相補フィルターが示されている。この構成は既知
であるので、帯域パスフィルター514は第1図,2,
3、そして第4図において以前に説明された帯域パスフ
ィルターの一つであることを指摘することで十分であ
る。
【0064】NTSC符号化/復号化に関する好適形態
を説明するために、PALビデオ信号を考察する。
【0065】第11図において、6つのフィルター12
04,1205,1206,1207,1208、そし
て1209から構成されるPALフィールド間3D分離
可能フィルターの提案構成が示されている。4fscで
準直交サンプルされた、ビデオ入力1201はフィルタ
ー入力に供給される。第11図の6つのフィルターの伝
達関数はそれぞれ以下に示される。
【0066】水平帯域パスフィルター1209
【0067】
【数66】
【0068】H−2P帯域パスフィルター1208
【0069】
【数67】
【0070】H+2P帯域パスフィルター1207
【0071】
【数68】
【0072】垂直帯域パスフィルター1206
【0073】
【数69】
【0074】313H高パスフィルター1204
【0075】
【数70】
【0076】2フィールド非分離可能帯域パスフィルタ
ー1205
【0077】
【数71】
【0078】ここで、係数C0,C1、…C6は第12図
で示されるようにウエイトアレイで示される。
【0079】水平、垂直、そして時間周波数のそれぞれ
に対する規格化周波数ω1 ,ω2 ,ω3 は次のように定
義される。
【0080】 ωi=2πfi/fsi;i=1,2,3 (21) ここで、対応サンプリング周波数は、 fs1=4fsc=17.73MHz (22) fs2=312.5c/ph (23) fs3=50Hz (24) 所望の仕様により、種々のフィルター係数を得ることが
可能であることが指摘される。
【0081】第11図における構成に対する種々のフィ
ルター係数は表4に示される。それぞれ4及び6フィー
ルドを利用する二つのフィルターがある。以下のことに
留意することは興味深いことである。
【0082】第一に、時間垂直周波数領域において、第
17図に示されたフィルター1202スペクトル形状は
ダイアモンドでは無い。但し、その形状は副搬送周波数
の中心辺りで局所的に左右対称的である。この特長は両
側波帯変調システムにおいては重要である。
【0083】第二に、水平帯域パスフィルター1209
は長いので、それを二つ以上の直列の小フィルターに分
解することが望ましい。その等式(15)は次のように
なる。
【0084】
【数72】
【0085】その係数an とbn は以下のように選択さ
れる。
【0086】 a0 =128/512 b0 =110/256 a1 =110/512 b1 =−72/256 a2 =64/512 b2 =12/256 a3 =−19/512 b3 =8/256 a4 =0 b4 =3/256 a5 =1/512
【0087】
【表4】
【0088】第三に、より大きな帯域幅を得るために、
1207と1208の二つのフィルター内の係数は以下
のように変更可能である。
【0089】c0 =46/32 c1 =8/32
2 =1/32 図に戻って、第13図はPAL符号化/復号化のための
提案された空間(水平、垂直)ダイアモンド形状帯域パ
ス−帯域消去フィルターのブロック図を表す。それは1
409,1408,1407,1406の直列の4つの
フィルターのみ包含する。その対応伝達関数は等式(1
5),(16),(17)、そして(18)によりそれ
ぞれ与えられている。フィルター係数は対応例120
9,1208,1207、そして1206のそれぞれに
対して表4で与えられたものと同じである。第17図は
空間スペクトルフィルター特性を示す。
【0090】第14図は空間的領域内のダイアモンド形
状の特長が取り除かれている提案されたPAL3Dフィ
ルターのブロック図を示す。それは1509,150
6,1505、そして1504の直列の4つのフィルタ
ーを包含する。そのフィルター伝達関数は等式(1
5),(18),(20)、そして(19)によりそれ
ぞれ与えられている。そのフィルター1505と150
4の係数は対応例1205,1204のそれぞれにおい
て表4で与えられたものと同じものが選択可能である。
但し、フィルター1506と1509の係数は与えられ
た所望の仕様を満足させるフィルター設計プログラムに
より得ることが可能である。
【0091】第15図はダイアモンド形状時間−垂直P
AL帯域パスフィルターの他の提案されたブロック図を
表す。それは直列の二つの1Dフィルター1604と1
605により完全に分離可能である。313H高パスフ
ィルター1604の伝達係数は等式(19)によりもう
すでに説明されている。312H帯域パスフィルター1
605の伝達係数は次のように表される。
【0092】
【数73】
【0093】表5は10,12、そして16のフィール
ドをそれぞれ利用して三つの帯域パスフィルターのため
に使用される係数を要約する。第18図は時間−垂直周
波数領域における10フィールドフィルター応答を表
す。
【0094】もし時間−垂直周波数領域内のダイアモン
ド形状特性が必要とされるならば、フレーム記憶装置を
犠牲にして、第11図又は第14図のそれぞれにおける
ブロック1202又は1502は第15図の1602に
より置き換えることが可能である。
【0095】
【表5】
【0096】種々のダイアモンド形状フィルターがNT
SC,PAL,ATVビデオ信号を符号化/復号化する
ためにここに提案されている。これらのフィルターは分
離可能であるので、NTSC,PAL空間フィルターの
ための(2ω1 +ω2 ,2ω1 −ω2 )、フレーム間フ
ィルターのための(2ω3 +ω2 ,2ω3 −ω2 )、フ
ィールド間フィルターのための(ω3 +1/2ω2 ,ω
3 −1/2ω2 )などの種々の傾斜周波数軸を導入する
ことにより実施される。これは以下に要約して説明され
る。例えば、1H+2P及び1H−2P低パスフィルタ
ーのペアーを考察してみる。第9図aにおいて、ビデオ
信号の空間データアレイが示されている。囲まれたドッ
トは与えられた中心ピクセルに対するこれらのフィルタ
ー内に格納されたサンプルデータに対応する。これらの
二つの低パスフィルターのカスケード式接続は第9図b
に示されたように空間周波数領域内の三つのパス帯域と
なる。第9図cに示されるような所望の帯域を得るため
に、直列の水平帯域パス及び垂直高パスフィルターのペ
アーを使用することが必要となる。最後の二つのフィル
ターは同時にダイアモンド形状の大きさとゼロ軸に沿う
所望のシステム性能を制御するための二つの主要な利益
を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】NTSC符号化/復号化用の提案されたフレー
ム間3Dダイアモンド形状分離可能帯域パス−帯域消去
フィルターのブロック図である。
【図2】NTSC符号化/復号化用の選択的時間帯域パ
スフィルターと提案された空間的ダイアモンド形状分離
可能帯域パス−帯域消去フィルターのブロック図であ
る。
【図3】提案されたNTSCフレーム間ダイアモンド形
状分離可能帯域パス−帯域消去フィルターのブロック図
である。
【図4】両クロマ及び共役孔情報に対する提案されたN
TSCフィールド間ダイアモンド形状分離可能帯域パス
−帯域消去フィルターのブロック図である。
【図5】
【図6】
【図7】aは第1図,2,3、そして第4図に関連する
クロマ符号化低パスフィルターのブロック図である。b
は第1図,2,3,4、そして第5図の回路を利用する
輝度色差非相補符号化フィルターのブロック図である。
cは第1図,2,3、そして第4図に示された提案帯域
パスフィルター付き輝度色差非相補符号化フィルターの
ブロック図である。
【図8】第1図,2,3,4、そして第5図の回路で使
用されても良いFIR 1Dフィルターのブロック図で
ある。
【図9】第1図のフィルターの一般的空間−時間スペク
トル形状の斜視図である。
【図10】第1図,2,3、そして第4図のフィルター
の一般的空間−時間スペクトル形状の斜視図である。
【図11】a〜cは例として、直列の1H+2Pと1H
+2P低パスフィルターの空間的結果を示す。
【図12】
【図13】a〜dは例として、第2図の空間的ダイアモ
ンド形状フィルターの空間的特性を示す斜視図とグラフ
である。
【図14】提案されたPAL3D分離可能帯域パス−帯
域消去フィルターのブロック図である。
【図15】2フィールド非分離可能帯域パスフィルター
1205に対するウエイトアレイ表記を表す。
【図16】PAL符号化/復号化のための提案された空
間的ダイアモンド形状分離可能帯域パス−帯域消去フィ
ルターのブロック図である。
【図17】空間的領域におけるダイアモンド形状の特長
が取り除かれている提案されたPAL3D帯域パス−帯
域消去フィルターのブロック図である。
【図18】提案された時間−垂直完全分離可能ダイアモ
ンド形状PAL帯域パスフィルターのブロック図であ
る。
【図19】第13図の空間的ダイアモンド形状PALフ
ィルターのスペクトル特性を例として示すグラフであ
る。
【図20】フィルター1602又は1502の時間−垂
直スペクトル特性を表す。
【図21】フィルター1602の時間−垂直スペクトル
特性を表す。
【符号の説明】
101,201,1201…ビデオ入力 103,203,303,403…時間帯域パスフィル
ター 104,304…526H低パスフィルター 105,305…524H低パスフィルター 106,204,306,408…垂直高パスフィルタ
ー 107,205…1H+2P低パスフィルター 108,206…1H−2P低パスフィルター 109…水平帯域パスまたは高パスフィルター 110…帯域パス出力 111…遅延入力 112,524…整合遅延 113…整合遅延
出力 114,407,525…加算器 115…帯域消去
出力 207,307,409,1209,1409,150
9…水平帯域パスフィルター 404…フィルター出力 416,503…263H低パスフィルター 417…262H高パスフィルター 418…263H高パスフィルター 419,504…262H低パスフィルター 502…時間低パスフィルター 505…垂直低パ
スフィルター 508…水平低パスフィルター 514…提案帯域パスフィルター 520,521…提案分離可能ダイアモンド形状低パス
フィルター 522…クロマ直角変調器 523…提案帯域消去フィルター 1204,1504,1604…313H高パスフィル
ター 1205,1505…2フィールド非分離可能フィルタ
ー 1206,1406,1506…垂直帯域パスフィルタ
ー 1207,1407…H+2P帯域パスフィルター 1208,1408…H−2P帯域パスフィルター 1605…312H帯域パスフィルター
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】NTSC符号化/復号化用の提案されたフレー
ム間3Dダイアモンド形状分離可能帯域パス−帯域消去
フィルターのブロック図である。
【図2】NTSC符号化/復号化用の選択的時間帯域パ
スフィルターと提案された空間的ダイアモンド形状分離
可能帯域パス−帯域消去フィルターのブロック図であ
る。
【図3】提案されたNTSCフレーム間ダイアモンド形
状分離可能帯域パス−帯域消去フィルターのブロック図
である。
【図4】両クロマ及び共役孔情報に対する提案されたN
TSCフィールド間ダイアモンド形状分離可能帯域パス
−帯域消去フィルターのブロック図である。
【図5】(a)は第1図,2,3、そして第4図に関連
するクロマ符号化低パスフィルターのブロック図であ
る。(b)は第1図,2,3,4、そして第5図の回路
を利用する輝度色差非相補符号化フィルターのブロック
図である。(c)は第1図,2,3、そして第4図に示
された提案帯域パスフィルター付き輝度色差非相補符号
化フィルターのブロック図である。
【図6】第1図,2,3,4、そして第5図の回路で使
用できるFIR 1Dフィルターのブロック図である。
【図7】第1図のフィルターの一般的空間−時間スペク
トル形状の斜視図である。
【図8】第1図,2,3、そして第4図のフィルターの
一般的空間−時間スペクトル形状の斜視図である。
【図9】(a)〜(c)は例として、直列の1H+2P
と1H+2P低パスフィルターの空間的結果を示す。
【図10】(a),(b)はそれぞれ、第2図の空間的
ダイアモンド形状フィルターの空間的特性を示す斜視図
である。
【図11】(a),(b)はそれぞれ、、第2図の空間
的ダイアモンド形状フィルターの空間的特性を示すグラ
フである。
【図12】提案されたPAL3D分離可能帯域パス−帯
域消去フィルターのブロック図である。
【図13】2フィールド非分離可能帯域パスフィルター
1205に対するウエイトアレイ表記を表す。
【図14】PAL符号化/復号化のための提案された空
間的ダイアモンド形状分離可能帯域パス−帯域消去フィ
ルターのブロック図である。
【図15】空間的領域におけるダイアモンド形状の特長
が取り除かれている提案されたPAL3D帯域パス−帯
域消去フィルターのブロック図である。
【図16】提案された時間−垂直完全分離可能ダイアモ
ンド形状PAL帯域パスフィルターのブロック図であ
る。
【図17】第15図の空間的ダイアモンド形状PALフ
ィルターのスペクトル特性を例として示すグラフであ
る。
【図18】フィルター1602又は1502の時間−垂
直スペクトル特性を表す。
【図19】フィルター1602の時間−垂直スペクトル
特性を表す。
【符号の説明】 101,201,1201…ビデオ入力 103,203,303,403…時間帯域パスフィル
ター 104,304…526H低パスフィルター 105,305…524H低パスフィルター 106,204,306,408…垂直高パスフィルタ
ー 107,205…1H+2P低パスフィルター 108,206…1H−2P低パスフィルター 109…水平帯域パスまたは高パスフィルター 110…帯域パス出力 111…遅延入力 112,524…整合遅延 113…整合遅延
出力 114,407,525…加算器 115…帯域消去
出力 207,307,409,1209,1409,150
9…水平帯域パスフィルター 404…フィルター出力 416,503…263H低パスフィルター 417…262H高パスフィルター 418…263H高パスフィルター 419,504…262H低パスフィルター 502…時間低パスフィルター 505…垂直低パ
スフィルター 508…水平低パスフィルター 514…提案帯域パスフィルター 520,521…提案分離可能ダイアモンド形状低パス
フィルター 522…クロマ直角変調器 523…提案帯域消去フィルター 1204,1504,1604…313H高パスフィル
ター 1205,1505…2フィールド非分離可能フィルタ
ー 1206,1406,1506…垂直帯域パスフィルタ
ー 1207,1407…H+2P帯域パスフィルター 1208,1408…H−2P帯域パスフィルター 1605…312H帯域パスフィルター
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【図8】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図16】
【図17】
【図14】
【図15】
【図18】
【図19】

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複合ビデオ信号を復号化するためのダイ
    アモンド形状多次元フィルター回路において、前記ダイ
    アモンド形状フィルター回路は、出力において色差信号
    を提供し入力において前記複合ビデオ信号に接続された
    分離可能フィルターの連接構成、前記入力に接続され前
    記の一連の分離可能フィルターで作られた結果的信号の
    遅延に整合する遅延出力信号を提供する整合遅延回路、
    正と負の入力を有する加算器であって、前記負入力は前
    記色差信号を受信するために前記色差出力に接続され、
    前記遅延出力信号は前記正出力に接続され、その出力に
    おいて帯域消去輝度信号を生成する加算器とから構成さ
    れていることを特徴とするダイアモンド形状多次元フィ
    ルター回路。
  2. 【請求項2】 前記複合ビデオ信号がNTSC信号であ
    ることを特徴とする請求項1記載のダイアモンド形状多
    次元フィルター回路。
  3. 【請求項3】 分離可能フィルターの連接構成は時間−
    垂直ダイアモンド形状帯域パスフィルターを生成するた
    めの二連結合の分離可能フィルターと一連接続された水
    平−垂直ダイアモンド形状帯域パスフィルターから構成
    される帯域パスフィルターであり、前記帯域パスフィル
    ターは帯域パス色差出力信号を生成することを特徴とす
    る請求項2記載のダイアモンド形状多次元フィルター回
    路。
  4. 【請求項4】 前記時間−垂直ダイアモンド形状帯域パ
    スフィルターは4つの分離可能フィルター、即ち、時間
    帯域パスフィルター、526H低パスフィルター、52
    4H低パスフィルター、そして垂直高パスフィルターか
    ら構成され、前記の三つのフィルターは操作的直列配置
    で接続されており、前記複合ビデオ信号入力はカラー副
    搬送周波数の4倍又は13.5MHzで直交サンプルさ
    れていることを特徴とする請求項3記載のダイアモンド
    形状多次元フィルター回路。
  5. 【請求項5】 最長遅延を生成する前記の4つの分離可
    能フィルターの一つは前記入力ビデオ信号に接続され、
    そしてその適切に遅延されたビデオ入力は前記整合遅延
    回路に接続されていることを特徴とする請求項4記載の
    ダイアモンド形状多次元フィルター回路。
  6. 【請求項6】 前記水平−垂直ダイアモンド形状帯域パ
    スフィルターは4つの分離可能フィルター、即ち、垂直
    高パスフィルター、1H+2P低パスフィルター、1H
    −2P低パスフィルター、そして水平帯域パスフィルタ
    ーから構成され、前記の4つのフィルターは操作的直列
    配置で接続されていることを特徴とする請求項4記載の
    ダイアモンド形状多次元フィルター回路。
  7. 【請求項7】 前記分離可能フィルターはそれら自身
    で、且つ適正な大きさで独立的に動作するFIR単次元
    フィルターであることを特徴とする請求項3記載のダイ
    アモンド形状多次元フィルター回路。
  8. 【請求項8】 前記分離可能フィルターは次の数式によ
    り決定された伝達関数を有し、前記時間帯域パスフィル
    ターに対して、 【数1】 前記526H低パスフィルターに対して、 【数2】 前記524H低パスフィルターに対して、 【数3】 前記垂直高パスフィルターに対して、 【数4】 前記1H+2P低パスフィルターに対して、 【数5】 前記1H−2P低パスフィルターに対して、 【数6】 前記水平帯域パスフィルターに対して、 【数7】 上記数式において、Hは1ライン遅延を表し、Pは1ピ
    クセル遅延であり、水平、垂直、そして時間周波数のそ
    れぞれに対する規格化周波数ω1 ,ω2 ,ω3は次のよ
    うに定義され、 ωi=2πfi/fsi (8) ここで、i=1,2,3、対応サンプリング周波数fs
    iは、 fs1=4fsc=14.32MHz (9) fs2=262.5c/ph またはサイクル/ピクチャー高(10) fs3=59.94Hz (11) ここで、fsi=13.50MHzは同様フィルターと共
    に使用可能であることを特徴とする請求項6記載のダイ
    アモンド形状多次元フィルター回路。
  9. 【請求項9】 前記分離可能帯域パスフィルターは時間
    周波数領域内のフィルター拡散を制限するための選択的
    時間帯域パスフィルター、垂直高パスフィルター、1H
    +2P低パスフィルター、1H−2P低パスフィルタ
    ー、そして水平帯域パスフィルターから構成されるフィ
    ールド内ダイアモンド形状帯域パスフィルターであり、
    全てが共に直列に接続されていることを特徴とする請求
    項2記載のダイアモンド形状多次元フィルター回路。
  10. 【請求項10】 前記分離可能フィルターは次の数式に
    より決定された伝達関数を有し、前記選択的時間帯域パ
    スフィルターに対して、 【数8】 前記垂直高パスフィルターに対して、 【数9】 前記1H+2P低パスフィルターに対して、 【数10】 前記1H−2P低パスフィルターに対して、 【数11】 そして、前記水平帯域パスフィルターに対して、 【数12】 上記数式において、Hは1ライン遅延を表し、Pは1ピ
    クセル遅延であり、水平、垂直、そして時間周波数のそ
    れぞれに対する規格化周波数ω1 ,ω2 ,ω3は次のよ
    うに定義され、 ωi=2πfi/fsi (8) ここで、i=1,2,3、対応サンプリング周波数fs
    iは、 fs1=4fsc=14.32MHz (9) fs2=262.5c/ph またはサイクル/ピクチャー高(10) fs3=59.94Hz (11) ここで、fsi=13.50MHzは同様フィルターと共
    に使用可能であることを特徴とする請求項9記載のダイ
    アモンド形状多次元フィルター回路。
  11. 【請求項11】 前記分離可能帯域パスフィルターと帯
    域パス−帯域消去フィルターは時間帯域パスフィルタ
    ー、526H低パスフィルター、524低パスフィルタ
    ー、垂直高パスフィルター、そして水平帯域パスフィル
    ターから構成されるフレーム間分離可能パスフィルター
    であり、全てが共に直列に接続されていることを特徴と
    する請求項2記載のダイアモンド形状多次元フィルター
    回路。
  12. 【請求項12】 前記分離可能フィルターは次の数式に
    より決定された伝達関数を有し、前記時間帯域パスフィ
    ルターに対して、 【数13】 前記526H低パスフィルターに対して、 【数14】 であることを特徴とする請求項11記載のダイアモンド
    形状多次元フィルター回路。
  13. 【請求項13】 前記分離可能帯域パスフィルターはN
    TSC信号における両クロマ及び共役孔情報のためのフ
    ィールド間分離可能帯域パス−帯域消去フィルターであ
    り、且つ前記複合ビデオ信号を包含する前記入力に接続
    された時間帯域パスフィルターから構成され、前記時間
    帯域パスフィルターはフィルターの二つの並列ブランチ
    の入力に接続された出力を有し、その一つのブランチは
    262H高パスフィルターと共に直列に接続された26
    3H低パスフィルターにより形成され、他方のブランチ
    は262H低パスフィルターと共に直列に接続された2
    63H高パスフィルターにより形成され、前記二つのブ
    ランチはそれらの出力において、加算回路のそれぞれの
    入力に接続され、そこでこれらの信号は複合信号として
    結合され、そして前記色差信号を生成する水平帯域パス
    フィルターと共に直列に接続される垂直高パスフィルタ
    ーに供給されることを特徴とする請求項2記載のダイア
    モンド形状多次元フィルター回路。
  14. 【請求項14】 前記分離可能フィルターは次の数式に
    より決定された伝達関数を有し、前記時間帯域パスフィ
    ルターに対して、 【数15】 前記垂直高パスフィルターに対して、 【数16】 そして、前記水平帯域パスフィルターに対して、 【数17】 前記263Hフィルターに対して、 【数18】 前記262Hフィルターに対して、 【数19】 上記数式において、Hは1ライン遅延を表し、Pは1ピ
    クセル遅延であり、水平、垂直、そして時間周波数のそ
    れぞれに対する規格化周波数ω1 ,ω2 ,ω3は次のよ
    うに定義され、 ωi=2πfi/fsi (8) ここで、i=1,2,3、対応サンプリング周波数fsi
    は、 fs1=4fsc=14.32MHz (9) fs2=262.5c/ph またはサイクル/ピクチャー高(10) fs3=59.94Hz (11) ここで、fsi=13.50MHzは同様フィルターと共
    に使用可能であることを特徴とする請求項13記載のダ
    イアモンド形状多次元フィルター回路。
  15. 【請求項15】 複合ビデオ信号を符号化するためのダ
    イアモンド形状多次元フィルター回路において、二つの
    色差入力信号にそれぞれ接続され、そして二つの低パス
    色差出力信号を生成する分離可能単次元低パスフィルタ
    ーの二連構成、前記低パス色差出力信号に接続され、そ
    して変調クロマ出力信号を生成するクロマ直角変調器、
    輝度入力信号に接続されそして帯域消去輝度出力信号を
    生成する分離可能ダイアモンド形状帯域消去フィルタ
    ー、前記帯域消去輝度出力信号に接続されそして前記変
    調クロマ出力信号の遅延と整合する遅延輝度出力信号を
    提供する整合遅延回路、前記遅延輝度出力信号と前記変
    調クロマ出力信号に接続されそしてその出力において複
    合ビデオ信号を提供する加算回路から構成されているこ
    とを特徴とするダイアモンド形状多次元フィルター回
    路。
  16. 【請求項16】 前記ダイアモンド形状フィルターはフ
    レーム間3次元フィルター回路であり、時間低パスフィ
    ルター、263H低パスフィルター、262H低パスフ
    ィルター、垂直低パスフィルター、1H+2P低パスフ
    ィルター、1H−2P低パスフィルター、そして水平低
    パスフィルターから構成される7つの単次元低パスフィ
    ルターを有し、前記フィルターの全てが直列に接続され
    ていることを特徴とする請求項15記載の色差信号を符
    号化するためのダイアモンド形状多次元フィルター回
    路。
  17. 【請求項17】 前記低パスフィルターは次の数式によ
    り決定された伝達関数を有し、時間帯域パスフィルター
    に対して、 【数20】 前記263H低パスフィルターに対して、 【数21】 前記262H低パスフィルターに対して、 【数22】 前記垂直低パスフィルターに対して、 【数23】 前記1H+2P低パスフィルターに対して、 【数24】 前記1H−2P低パスフィルターに対して、 【数25】 前記水平低パスフィルターに対して、 【数26】 上記数式において、Hは1ライン遅延を表し、Pは1ピ
    クセル遅延であり、水平、垂直、そして時間周波数のそ
    れぞれに対する規格化周波数ω1 ,ω2 ,ω3は次のよ
    うに定義され、 ωi=2πfi/fsi (8) ここで、i=1,2,3、対応サンプリング周波数fsi
    は、 fs1=4fsc=14.32MHz (9) fs2=262.5c/ph またはサイクル/ピクチャー高(10) fs3=59.94Hz (11) ここで、fsi=13.50MHzは同様フィルターと共
    に使用可能であることを特徴とする請求項16記載の複
    合ビデオ信号を符号化するためのダイアモンド形状多次
    元フィルター回路。
  18. 【請求項18】 前記ダイアモンド形状フィルター回路
    はフィールド内フィルター回路であり、選択的時間低パ
    スフィルター、垂直低パスフィルター、1H+2P低パ
    スフィルター、1H−2P低パスフィルター、そして水
    平低パスフィルターから構成され、前記のフィルターの
    全ては直列に接続されていることを特徴とする請求項1
    5記載の複合ビデオ信号を符号化するためのダイアモン
    ド形状多次元フィルター回路。
  19. 【請求項19】 前記低パスフィルターは次の数式によ
    り決定された伝達関数を有し、前記時間帯域パスフィル
    ターに対して、 【数27】 前記263H低パスフィルターに対して、 【数28】 前記262H低パスフィルターに対して、 【数29】 前記垂直低パスフィルターに対して、 【数30】 前記1H+2P低パスフィルターに対して、 【数31】 前記1H−2P低パスフィルターに対して、 【数32】 前記水平低パスフィルターに対して、 【数33】 上記数式において、Hは1ライン遅延を表し、Pは1ピ
    クセル遅延であり、水平、垂直、そして時間周波数のそ
    れぞれに対する規格化周波数ω1 ,ω2 ,ω3は次のよ
    うに定義され、 ωi=2πfi/fsi (8) ここで、i=1,2,3、対応サンプリング周波数fsi
    は、 fs1=4fsc=14.32MHz (9) fs2=262.5c/ph またはサイクル/ピクチャー高(10) fs3=59.94Hz (11) ここで、fsi=13.50MHzは同様フィルターと
    共に使用可能であることを特徴とする請求項18記載の
    色差信号を符号化するためのダイアモンド形状多次元フ
    ィルター回路。
  20. 【請求項20】 前記ダイアモンド形状フィルター回路
    はフレーム間またはフィールド間フィルター回路であ
    り、時間低パスフィルター、263H低パスフィルタ
    ー、262H低パスフィルター、垂直低パスフィルタ
    ー、そして水平低パスフィルターから構成され、前記の
    フィルターの全ては直列に接続されていることを特徴と
    する請求項15記載の複合ビデオ信号を符号化するため
    のダイアモンド形状多次元フィルター回路。
  21. 【請求項21】 前記低パスフィルターは次の数式によ
    り決定された伝達関数を有し、前記時間低パスフィルタ
    ーに対して、 【数34】 前記263H低パスフィルターに対して、 【数35】 前記262H低パスフィルターに対して、 【数36】 前記垂直低パスフィルターに対して、 【数37】 前記1H−2P低パスフィルターに対して、 【数38】 前記水平低パスフィルターに対して、 【数39】 上記数式において、Hは1ライン遅延を表し、Pは1ピ
    クセル遅延であり、水平、垂直、そして時間周波数のそ
    れぞれに対する規格化周波数ω1 ,ω2 ,ω3は次のよ
    うに定義され、 ωi=2πfi/fsi (8) ここで、i=1,2,3、対応サンプリング周波数fsi
    は、 fs1=4fsc=14.32MHz (9) fs2=262.5c/ph またはサイクル/ピクチャー高(10) fs3=59.94Hz (11) ここで、fsi=13.50MHzは同様フィルターと共
    に使用可能であることを特徴とする請求項20記載の複
    合ビデオ信号を符号化するためのダイアモンド形状多次
    元フィルター回路。
  22. 【請求項22】 複合ビデオ信号を符号化するためのダ
    イアモンド形状多次元フィルター回路において、前記回
    路は色差入力信号に接続されたクロマ直角変調器、輝度
    入力信号に接続された整合遅延回路から構成され、前記
    クロマ直角変調器は第一加算回路の負入力に接続された
    出力を有し、前記第一加算回路は前記輝度入力信号に接
    続された正入力を有し、前記加算回路は分離可能フィル
    ターの直列接続で形成された帯域パスフィルターに供給
    される出力信号を生成し、前記帯域パスフィルターの出
    力は第二加算回路の負入力に接続されており、前記遅延
    輝度出力信号は前記第二加算回路の正入力に供給されて
    おり、それにより、前記第二加算回路は複合出力信号を
    生成することを特徴とするダイアモンド形状多次元フィ
    ルター回路。
  23. 【請求項23】 前記複合ビデオ信号はPAL信号であ
    ることを特徴とする請求項1記載のダイアモンド形状多
    次元フィルター回路。
  24. 【請求項24】 分離可能フィルターの前記直列構成は
    帯域パスフィルターを提供し、前記入力PALビデオ信
    号は4Fscで準直交サンプルされることを特徴とする
    請求項23記載のダイアモンド形状多次元フィルター回
    路。
  25. 【請求項25】 前記帯域パスフィルターは313H高
    パスフィルター、2フィールド非分離可能又は312H
    帯域パスフィルター、垂直帯域パスフィルター、H+2
    P帯域パスフィルター、H−2P帯域パスフィルター、
    そして水平帯域パスフィルターから構成され、前記フィ
    ルターの全ては直列に接続されていることを特徴とする
    請求項24記載のダイアモンド形状多次元フィルター回
    路。
  26. 【請求項26】 前記帯域パスフィルターは垂直帯域パ
    スフィルター、H+2P帯域パスフィルター、H−2P
    帯域パスフィルター、そして水平帯域パスフィルターか
    ら構成され、全てが共に直列に接続されている空間的ダ
    イアモンド形状帯域パスフィルターであることを特徴と
    する請求項24記載のダイアモンド形状多次元フィルタ
    ー回路。
  27. 【請求項27】 前記帯域パスフィルターは313H高
    パスフィルター、2フィールド非分離可能又は312H
    帯域パスフィルター、垂直帯域パスフィルター、そして
    水平帯域パスフィルターから構成され、前記フィルター
    の全てが共に直列に接続されていることを特徴とする請
    求項24記載のダイアモンド形状多次元フィルター回
    路。
  28. 【請求項28】 前記の個々のフィルターは次の数式に
    より決定された伝達関数を有し、前記313H高パスフ
    ィルターに対して、 【数40】 前記2フィールド非分離可能帯域パスフィルターに対し
    て、 【数41】 前記312H帯域パスフィルターに対して、 【数42】 前記垂直帯域パスフィルターに対して、 【数43】 前記H+2P帯域パスフィルターに対して、 【数44】 前記H−2P帯域パスフィルターに対して、 【数45】 前記水平帯域パスフィルターに対して、 【数46】 水平、垂直、そして時間周波数のそれぞれに対する規格
    化周波数ω1 ,ω2 ,ω3 は次のように定義され、 ωi=2πfi/fsi;i=1,2,3 (21) ここで、対応サンプリング周波数は、 fs1=4fsc=17.73MHz (22) fs2=312.5c/ph (23) fs3=50Hz (24) となることを特徴とする請求項25記載のダイアモンド
    形状多次元フィルター回路。
  29. 【請求項29】 前記分離可能フィルターは次の数式に
    より決定された伝達関数を有し、前記垂直帯域パスフィ
    ルターに対して、 【数47】 前記H+2P帯域パスフィルターに対して、 【数48】 前記H−2P帯域パスフィルターに対して、 【数49】 前記水平帯域パスフィルターに対して、 【数50】 水平、垂直、そして時間周波数のそれぞれに対する規格
    化周波数ω1 ,ω2 ,ω3 は次のように定義され、 ωi=2πfi/fsi;i=1,2,3 (21) ここで、対応サンプリング周波数は、 fs1=4fsc=17.73MHz (22) fs2=312.5c/ph (23) fs3=50Hz (24) となることを特徴とする請求項26記載のダイアモンド
    形状多次元フィルター回路。
  30. 【請求項30】 前記の個々のフィルターは次の数式に
    より決定された伝達関数を有し、前記313H高パスフ
    ィルターに対して、 【数51】 前記2フィールド非分離可能帯域パスフィルターに対し
    て、 【数52】 前記312H帯域パスフィルターに対して、 【数53】 前記垂直帯域パスフィルターに対して、 【数54】 前記水平帯域パスフィルターに対して、 【数55】 水平、垂直、そして時間周波数のそれぞれに対する規格
    化周波数ω1 ,ω2 ,ω3 は次のように定義され、 ωi=2πfi/fsi;i=1,2,3 (21) ここで、対応サンプリング周波数は、 fs1=4fsc=17.73MHz (22) fs2=312.5c/ph (23) fs3=50Hz (24) となることを特徴とする請求項27記載のダイアモンド
    形状多次元フィルター回路。
  31. 【請求項31】 前記複合ビデオ信号はATVビデオ信
    号であることを特徴とする請求項1記載のダイアモンド
    形状多次元フィルター回路。
  32. 【請求項32】 ダイアモンド形状多次元フィルター回
    路を使用して複合ビデオ信号を復号化する方法におい
    て、 (i)直列構成の分離可能フィルターの入力に前記複合
    ビデオ信号を供給するステップ、 (ii)整合遅延回路に前記複合ビデオ信号を供給するス
    テップ、 (iii )分離可能フィルターの前記連接により引き起こ
    された遅延に整合される前記整合遅延回路により遅延ビ
    デオ出力信号を提供するステップ、 (iV)出力色差信号を生成するために前記連接の分離可
    能フィルターの出力において色差信号を生成するステッ
    プ、 (V)加算回路負入力にもまた前記分離可能フィルター
    の前記出力を供給するステップ、 (Vi)出力に帯域消去輝度信号を生成するために前記加
    算器の正入力に前記遅延ビデオ出力信号を供給するステ
    ップから構成されることを特徴とする方法。
  33. 【請求項33】 ダイアモンド形状多次元フィルター回
    路を使用して複合ビデオ信号を符号化する方法におい
    て、 (i)低パス色差出力信号を生成するために2連接構成
    の分離可能単次元低パスフィルターに色差入力信号を供
    給するステップ、 (ii)変調色差信号を生成するために前記低パス色差出
    力信号を変調するステップ、 (iii )帯域パス輝度出力信号を生成するために分離可
    能単次元フィルターの連接構成と、そして前記分離可能
    直列接続フィルターの遅延に整合する遅延輝度出力信号
    を生成するために整合遅延回路とに輝度入力信号を供給
    するステップ、 (iV)帯域パス輝度出力信号を生成するために加算回路
    の正入力と負入力のそれぞれに前記遅延輝度出力信号と
    前記帯域パス輝度出力信号を供給するステップ、 (V)前記変調クロマ出力信号と同遅延を有する遅延帯
    域消去輝度出力信号を生成するために前記帯域消去輝度
    出力信号を遅延整合するステップ、 (Vi)その出力において複合ビデオ信号を生成するため
    に加算回路に前記変調クロマ出力信号と前記遅延帯域消
    去輝度出力信号を供給するステップから構成されること
    を特徴とする方法。
  34. 【請求項34】 前記複合ビデオ出力信号はNTSC又
    はATVビデオ信号であることを特徴とする請求項33
    記載の方法。
JP9774891A 1990-04-27 1991-04-26 複合ビデオ符号化/復号化用途のための分離可能ダイアモンド形状多次元フィルター Pending JPH0750847A (ja)

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US597346 1990-10-15
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