JPH07508201A - 再使用可能な内視鏡外科器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 再使用可能な内視鏡外科器具は、道具組立体及びハンドル組立体を含んで成る。

道具組立体は、それに少なくとも一つの道具あごが旋回自在に装着されているス リーブを含んで成る。道具あごは、例えば、はさみ道具あご又はその他のタイプ のあご組立体で良い。一つの実施態様においては、各々の道具あごは、その近位 端に開かれた端のスロットを有する。延長部は、スリーブ内に位置付けられてい てそしてスリーブ内で長さ方向に移動自在である。延長部は、道具あごの近位端 中のスロットとのかみ合いに入るようにそして出るように移動自在である。延長 部が道具あごとかみ合っている時には、延長部の後方へそして前方への長さ方向 の移動は、あごを開かれたそして閉じられた位置の間で動くようにせしめる。道 具組立体は、ハンドル組立体内に保留される。ハンドル組立体は、延長部をスリ ーブ内で長さ方向に後方へそして前方へ移動させてあごを開きそして閉じるよう にせしめることによって外科用あご組立体を作動させる。

一つの実施態様においては、あごは、ピボットピンにょワてスリーブの遠位端に 装着される。ピボットピンは、あごの中のピボット穴を通過しそしてスリーブの 反対側の中に入る。駆動ピンが、延長部の遠位端に取り付けられる。駆動ピンは あごとがみ合い、その結果延長部の長さ方向の移動は、あごとかみ合っている時 には、あごを開きそして閉じるようにせしめる。

一つの実施態様においては、スリーブ、道具あご及び延長部がら成る道具組立体 は、ユニットとしてハンドルから取り外し自在である。この実施態様においては 、道具組立体全体が置き換え自在である。あご組立体は、永久にスリーブに取り 付けらでぃて良い。その代わりに、それは、スリーブに取り外し自在に取り付け られても良い。これを達成するためには、スリーブの遠位端は弾性材料から作ら れていて良（、その結果それは広がって開くことができ、あご組立体が挿入及び 取り外し装置によって挿入され又は取り外されることを可能にする。あご組立体 はまた、あごをスリーブの遠位端に装着するバネ荷重された圧縮自在なピボット と共に作られて良い。ピボットは圧縮されてあご組立体の挿入及び取り外しを可 能にする。これらの形状においては、あご組立体は個々に置き換え自在である。

別の実施態様においては、道具組立体は、延長部の遠位端にピボットによって旋 回自在に装着された道具あごを含んで成る。スリーブは、延長部の回りに位置付 けられ、そして延長部に対して相対的に移動自在であって、道具あごを開かれた そして閉じられた位置の間で駆動させる。

道具組立体の近位端は、回転の動きを許容する一方延長部を長さ方向の動きに対 して保留するための手段を有するハンドル組立体の第一ベース部分中の口の中に 挿入される。ハンドルはまた、スリーブを延長部に対して相対的に移動するため にベース部分に対して相対的に旋回自在である第二引き全部分を含んで成る。

この実施態様においては、道具あごの各々は、その近位端にスロットそしてその 遠位端にあご刃を含んで成ることができる。ピボットピンが、旋回自在にあごを 延長部に接続する。スリーブに取り付けられた駆動ピンが、スロットによって位 置付けられる。少なくとも一つのスロットは、ピボットピンに対して相対的なス リーブ及び駆動ピンの長さ方向の移動があごを開かれたそして閉じられた位置の 間で旋回せしめるように角度付けられ又は曲げられる。駆動ピンは、ピボットピ ンと道具組立体の近位端との間に長さ方向に位置付けられる。スリーブが延長部 に対して相対的に道具組立体の近位端に向かって後方に長さ方向に移動される時 には、あごは閉じられた位置に向かって動く。この実施態様においては、あごの 一つは延長部に固定されて良く、その結果スリーブが移動される時に他のあごだ けが動く。また、（動く部品の間の接触角を変えることによって）摩擦を減らす ために、あご中のスロットは曲げられても良い。

本発明はまた、使用の間の道具組立体の清掃を提供することができる。

一つの実施態様においては、道具組立体は清掃口を含む。この実施態様において は、清掃液を、シリンジから道具組立体中の清掃口を経由して道具組立体中へ導 入することができる。清掃液はスリーブに入り、スリーブ並びに取り付けられて いる場合には延長部及びあご組立体の内部を清掃する。一つの実施態様において は、清掃口を開きそして閉じるために、バネ荷重されたボールバルブが使用され る。清掃の間、清掃液を含むシリンジは、液が導入される時に、ボールバルブが 清掃口を開くようにせしめる。外科器具の通常の使用の間には、ボールバルブは 清掃口を閉じて、外科サイトからの液及びガスが清掃口を経由して器具の外へ移 動することを防止する。

また、本発明の外科器具は、ハンドル内の道具組立体の長さ方向の軸の回りの外 科道具組立体の回転を与える。これは、使用される間、使用者が道具組立体を任 意の所望の角度の向きに位置付けることを可能にする。スリーブは、道具組立体 の回転の向きに拘わらず、ハンドルがスリーブを長さ方向の動きに対して保留す るごとを可能にする周辺の溝を含んで成る。

本発明の外科器具の延長部はまた、スリーブの内側に対してシールされて良い。

一つの実施態様においては、０リングが延長部の上の溝の中に装着される。０リ ングはスリーブの内側表面と接触する。このシールは、体液及びガスが使用の間 に道具組立体の近位端に向かって移動することを防止する。それはまた、清掃プ ロセスの間に清掃液を道具組立体の遠位端のあご組立体に向かって向けることに 役立つ。

本発明の外科器具はまた、焼灼手術を実施するために使用することができる。こ れは、ハンドル組立体中に備えられる電気的接続口によって容易にされる。

ハンドル組立体はまた二重口形状で提供されても良く、この形状においては、引 き金を旋回させることは２つの口の両方の中での移動の動きを与える。道具組立 体はどちらの口の中にも挿入することができる。引き金がハンドルに関して旋回 される時に、あごは開かれたそして閉じられた位置の間で旋回される。

ハンドル組立体はまた回転自在な口の形状で提供されても良い。回転自在な口の ハンドルは、その中で道具組立体を保留しそして作動させることができる単一の 口を有する。口はハンドルベース又はノ）ウジングの一部である。このハンドル の実施態様においては、ハウジングは、ハンドルの指ループ及び親指ループに対 して相対的に２つの可能な向きの一つに位置付けることができる。この向きは、 道具組立体をハンドルから取り外すことな（、ピストル形状とはさみ形状との間 で行ったり来たり変えることができる。か（して、外科医は、実質的な妨げなし に、行われている手術のために快適な位置を選択することができる。

本発明の外科器具は、他の器具を凌ぐ多数の利点を提供する。本発明の外科器具 における道具組立体及びあご組立体の清掃可能性及び置換可能性は、先行システ ムにおいては見い出されない多様性を有する器具を提供する。延長部をあごから 取り外す可能性は、清掃及び置換特徴を容易にする。

道具組立体を清掃するためには、延長部を、道具組立体の近位端に向かって清掃 位置まで引き戻す。この位置においては、延長部はあごから取り外される。延長 部の上のＯリングは、清掃口に近位に位置付けられる。清掃口を経由して入る清 掃液は、それ故、道具組立体の遠位端に向かって向けられる。

かくして、本発明は、外科器具のための数個の多重使用用途を提供する。道具組 立体は、あごの鋭さに依存して３〜４回使用して良い。使用の間に、道具組立体 は、取り外されそして清掃口によって清掃される。

延長部とあごの取り外しは、道具組立体が清掃形状に置かれることを可能にする 。

あご組立体がスリーブから取り外し自在である場合には、それは使用ごとに変え ても良い。すると、各々の手術は新しく鋭いあごによって行われる。もう一度、 この利点を提供するのは、本発明の延長部のあごからの取り外しである。加えて 、あご組立体が容易に取り外されそして置き換え得るので、外科手術の間に同じ 器具の上で異なるあご組立体を使用することができる。例えば、外科医は、手術 の間にはさみからつかみ器に容易に変えることができる。

この出願を通じて、“近位”という術語は、外科器具のハンドル端に向かう方向 又は場所を指すことに注目しなければならない。“遠位“という術語は、器具の ハンドルからもっと先の、組み立てられた外科器具の最も遠い端に向かう方向又 は場所を指す。例示するために、内視鏡外科器具中に組み立てられて良いはさみ あご組立体の遠位端は、はさみ刃の先端から成るであろう。

図面の簡単な説明 本発明の上述の及びその他の目的、特徴及び利点は、添付する図面中に図示され たような本発明の好ましい実施態様の後続する更に特別な説明から明らかであろ う。これらの図面においては、類似の参照符号は、異なる図を通じて同じ部品を 指す。図面は必ずしも一定の尺度ではな（、むしろ本発明の原理を図示すること に強調が置かれている。

図１は、本発明の外科器具の実施態様の略側面図である。

図２は、図１の外科器具のハンドル組立体の略側面図である。

図３は、開かれた位置での本発明に従ったはさみタイプのあご組立体の刃を描写 する。

図４は、閉じられた位置での本発明に従ったはさみタイプのあご組立体の刃を描 写する。

図５は、延長部があご組立体とのかみ合いから外れた、本発明に従ったはさみタ イプのあご組立体及び延長部を描写する。

図６は、図１の実施態様の道具組立体の遠位端を描写する。

図７は、あごが開かれた位置にある、図１の外科器具のあご組立体作動機構を描 写する切り欠き図である。

図８は、あごが閉じられた位置にある、図１の外科器具の作動機構を描写する切 り欠き図である。

図９は、本発明の外科器具の延長部を描写する。

図１０は、清掃形状にある、図１の外科器具の道具組立体を示す。

図１１は、本発明の実施態様に従ったスリーブの遠位端の断面図である。

図１２は、本発明に従ってあご組立体を受けるために拡大されて開かれたスリー ブの遠位端の断面図である。

図１３は、本発明の実施態様に従って拡大されて開かれそしてあご組立体を受け るスリーブの遠位端の断面図である。

図１４は、本発明に従って据え付けられたあご組立体を有するスリーブの遠位端 の断面図である。

図１５は、あご組立体を装填された挿入道具の斜視図である。

図１６は、あご組立体挿入プロセス前の挿入道具及びスリーブの遠位端の斜視図 である。

図１７は、あご組立体挿入プロセスの間の挿入道具及びスリーブの遠位端の斜視 図である。

図１８は、あご組立体挿入プロセス後の挿入道具及びスリーブの遠位端の斜視図 である。

図１９は、本発明に従った挿入／取り外し道具の実施態様の斜視図である。

図２０は、本発明に従った圧縮自在なピボットを有する取り外し自在なあご組立 体の実施態様の断面図である。

図２１ａは、本発明の外科器具の別の実施態様の略側面図である。

図２１ｂは、図２１ａの器具において使用される、本発明の使い捨て道具組立体 の実施態様を描写する。

図２２ａ〜２２ｃは、図２１ａ及び２１ｂの器具において使用される外科はさみ の実施態様を描写する。

図２３ａ〜２３ｂは、本発明に従った二重口ハンドルの実施態様を描写する。

図２４は、本発明に従った回転自在な口のハンドル組立体の実施態様の略側面図 である。

図２５は、道具作動プロセスを示す、図２４の回転自在な口のハンドル組立体の 略側面図である。

図２６は、回転自在な口のハンドル組立体の略分解斜視図である。

図２７は、回転自在な口のハンドル組立体のハウジング及び指ループの略側面図 である。

図２８ａは、はさみ形状における回転自在な口のハンドル組立体の略側面図であ る。

図２８ｂは、図２８ａの線Ａ−Ａで取られた断面図である。

図２９は、回転自在な口のハンドル組立体のハウジングの略立面図である。

図３０は、回転自在な口のハンドル組立体の指ループの略立面図であ図３１は、 回転自在な口のハンドル組立体の親指ループの略立面図である。

図３２ａは、回転自在な口のハンドル組立体の駆動はめば歯車の略立面図である 。

図３２ｂは、９０°回転された図３２ａの駆動はめば歯車の略立面図である。

図３３ａは、回転自在な口のハンドル組立体の解放引き金の略立面図である。

図３３ｂは、９００回転された図３３ａの解放引き金の略立面図である。

図３４は、回転自在な口のハンドル組立体の滑り部材の略立面図である。

図３５ａは、解放引き金のトップに滑り部材を有する回転自在な口のハンドル組 立体の解放引き金及び滑り部材の略斜視図である。

図３５ｂは、解放引き金のボトムに滑り部材を有する回転自在な口のハンドル組 立体の解放引き金及び滑り部材の略斜視図である。

図３６ａ〜３６ｆは、回転プロセスにおける種々のステップを示す、本発明の回 転自在な口のハンドル組立体のディスク、駆動はめげ歯車、解放引き金及び滑り 部材の略側面図である。

図３７ａ〜３７ｆは、図３６ａ〜３６ｆに対応する断面図である。

発明の詳細な説明 図１は、本発明の外科器具１０の実施態様の側面図である。図１は、ハンドル組 立体１４中に保持された道具組立体１２を描写する。道具組立体１２は、スリー ブ１８の内側に位置付けられた内部延長部１６及びピボットビン６８によってス リーブ１８に取り付けられたはさみ型あご組立体６６を含んで成る。非伝導性カ バー２０がスリーブ１８を覆う。

ハンドル１４は、ハウジング又はベース５０、及びピボット５４によってベース ５０に旋回自在に装着された道具作動引き金又は親指ループ５２を含んで成る。

ベース５０は指ループ５１を含んで成る。器具の通常の使用の間には、使用者は 、その指を指ループ５１中に置いてベース５０を固定さ也そしてその親指を親指 ループ又は作動引き金５２を通して置いて道具組立体を作動させる。ハンドル１ ４はまた、その中に道具組立体１２が保持される口１７を含んで成る。

内部延長部１６は、スリーブ１８に対して長さ方向に移動自在である。

内側延長部１６は、３つの部分、即ち中央スパン２２、近位端２６及び遠位端６ ４を含んで成る。内側延長部１６がスリーブ１８に対して移動される時には、延 長部１６の遠位端６４はあご組立体６６とかみ合う。

以下に詳細に説明するように、延長部１６が道具組立体１２の近位端に向かって 移動して戻される時には、延長部１６の遠位端はあご７ｏ及び７２の近位端とか み合いそれらが閉じるようにせしめる。延長部１６が道具組立体１２の遠位端に 向がって移動される時には、延長部１６の遠位端はあご７０及び７２とかみ合い それらが開くようにせしめる。

延長部１６は、Ｏリング３２によってスリーブ１８の内側表面にシールされてい る。０リング３２は、延長部１６中のスロット２４中に装着されている。延長部 １６がスリーブ１８内に位置付けられる時には、０リングは、スリーブ１８の内 側表面と接触し、がくして延長部１６をスリーブ１８にシールする。このシール は、体液及びガス例えば二酸化炭素が外科手術の間に道具組立体１２の近位端に 移動することを防止する。

それはまた、以下に詳細に説明する清掃プロセスの間に、清掃液が道具組立体１ ２の近位端に移動することを防止する。

道具組立体１２は、ハンドル１４内の単一体としてその長さ方向の軸の回りを回 転させることができる。回転ノブ４２がスリーブ１８に取り付けられている。延 長部１６及びスリーブ１８は、延長部１６におけるピン３４及びスリーブ１８に おけるスロット３５によってお互いに連結されている。ピン３４は、延長部１６ 中の穴１０２中に押し付けられそして延長部１６から突出している。スロット３ ５は、スリーブ１８の壁中に切られている。延長部１６及びスリーブ１８は、ピ ン３４の端がスロット３５中に突出するように組立られている。

道具組立体１２を回転させるためには、使用者は回転ノブ４２を回転させる。こ れは、スリーブ１８に回転動作を賦与する。上で説明したように延長部１６及び スリーブ１８はピン３４及びスロット３５によって連結されているので、延長部 １６もまた回転する。スリーブ１８及び延長部１６が回転される時には、あご組 立体６６はピボットピン６８によって回転させられる。

道具組立体１２の回転は、道具組立体１２が一定の割出された増分内で回転され るように制御される。これは、割出し回転子３７、バネ３６及び戻り止め４４に よって達成される。割出し回転子３７は、スリーブ１８に固定的に取り付けられ ている。戻り止め４４は、バネ３６によって片寄らされて割出し回転子３７の外 方表面の上の歯とかみ合う。道具組立体１２及び割出し回転子３７が回転される につれて、戻り止め４４は、割出し回転子３７の上の溝とかみ合うようにそして 溝とのかみ合いから外れるように動（。望ましい回転角度が選択される時には、 バネ３６は、割出し回転子３７及び道具組立体１２を不注意な回転に対して不動 に維持するのに十分な力を戻り止め４４に与える。

道具組立体１２は、バネ荷重された保留ノブ６０のテーバの付いた端６３の回転 ノブ４２の上の保持溝６２とのかみ合いによってハンドル１４のロ１７内に保留 される。保留ノブ６０は、バネ６１によってかみ合い位置に向かってバネで片寄 らされる。道具組立体１２がロ１７中に挿入される時に、保留ノブ６０の端６３ は保持溝６２とかみ合って道具組立体１２を所定の場所に保留する。

前に説明したように、あご組立体６６の作動は、スリーブ１８内の延長部１６の 長さ方向の移動によって制御される。この長さ方向の移動は、ハンドル１４の作 動引き金５２によって制御される。スプール２８は、延長部１６の近位端２６に 固定的に取り付けられている。スプール２８は、保留クリップ３０によって延長 部１６の近位端２６の上に保留される。

道具組立体１２がハンドル１４のロ１７中に据え付けられる時に、作動引き金５ ２の上のタブ５６はスプール２８中の移動溝６５とかみ合う。

作動引き金５２がピボット５４の回りを回転するにつれて、タブ５６はロ１７内 で動き、スプール２８及び延長部１６をそれと共に運ぶ。か（して、作動引き金 ５２の角度の動きは、スプール２８の線状の動きに転換される。

作動引き金５２が時計方向に回転される時には、スプール２８及び延長部１６は 外科器具１０の近位端に向かって移動して戻される。以下に詳細に議論するよう に、スリーブ１８に関する延長部１６のこの近位の移動は、あご７０及び７２が 閉じた位置に向かって動くようにせしめる。

作動引き金５２が反時計方向に回転される時には、延長部１６は外科器具１０の 遠位端に向かって前進移動される。延長部１６のこの遠位の移動は、あご７０及 び７２が開くようにせしめる。

作動引き金５２は、戻し捩りバネ５５によってバネで片寄らされる。

戻しバネ５５は、作動引き金５２の回転を反時計方向に片寄らせる。この片寄り は、延長部１６を道具組立体１２の遠位端に向かって移動させる傾向があり、そ してかくしてあご７０及び７２を開く傾向がある。戻しバネ５５の一端４３は作 動引き金５２に固定的に取り付けられていて、そして他端４１はハンドルベース ５０に固定的に取り付けられている。

戻しバネ５５は、反時計回転の片寄りが得られるように、機器への取り付けの前 に半径方向に押し付けられる。図１の実施態様においては、示したように、戻し バネ５５は、作動引き金５２が片寄りとは反対に時計方向にできる限り遠く回転 されるので、できる限り遠く押し付けられる。

本発明の外科器具１０はまた、焼灼処置のために必要とされる電気的接続に備え る。これらの電気的接続は、ハンドル１４中の電気的接続口４９によって遂げら れる。

電気的に伝導性のバネクリップ４６は、口４９の内部に曝されている。

クリップ４６は、ハンドルの前部に向かってバネ３６及び戻り止め４４へと遠位 に延びている。バネクリップの遠位端は、バネ３６と戻り止め４４との間で絞ら れ、か（して割出し回転子３７への接続を作る。バネクリップ４６、戻り止め４ ４、割出し回転子３７、スリーブ１８及びあご組立体６６は、すべて電気的に伝 導性である。それ故、電気的接続が、電気的接続口４９からあご組立体６６へと 作られる。所望の時には、電気的接続を、電気的接続口４９中に挿入された電気 的コネクタ４８によって作ることができる。

スリーブ１８の外側の上の非伝導性カバー２０は、電気を通じたスリーブ１８を 体の中の組織から絶縁するのに役立つ。これは、使用者が焼灼手術を組織の十分 に規定された領域に限定することを可能にする。

道具組立体１２及びハンドル１４は、取り外し自在である。道具組立体１２をハ ンドル１４から取り外すためには、使用者は、バネ荷重された保留ノブ６０を矢 印５９によって示した方向に下に滑らせる。これは、ノブ６０の端６３が回転ノ ブ４２中の保持溝６２から外れるようにせしめる。次に、使用者は、回転ノブ４ ２をつかみそして道具組立体１２を口１７から遠位に引き出して良い。その代わ りに、使用者は、ノブ６０を下に保持したまま、作動引き金５２を反時計方向に できる限り遠くに回転させても良い。これは、タブ５６がスプール２８中の移動 溝６５から外れるようにせしめる。加えて、タブ５８は、スプール２８の裏側と かみ合って延長部１６及び道具組立体１２を口１７から出るように促すであろう 。スプール２８がタブ５６及び５８を通過した後で、使用者は、単に道具組立体 １２を口１７から残りの道を滑り出させて良い。

図２は、道具組立体１２が取り外された、図１の外科器具１０のハンドル１４を 示す。図１及び２を参照して説明すると、道具組立体１２をハンドル１４中に据 え付けるためには、使用者は、まず作動引き金５２を反時計方向にできる限り遠 く回転させる（一点鎖線で示した）。これは、タブ５８がロ１７中に突出するよ うにせしめる。次に、使用者は、単に道具組立体１２をロ１７中に滑り込ませる 。保留ノブ６０の端６３はテーパが付けられているので、使用者は、ノブ６０を 道から外に清らせて、道具組立体１２が口１７中に滑って戻るようにせしめる必 要はない。ノブ６０は、回転ノブ４２中の保持溝６２がノブ６０の端６３によっ てかみ合わせられるまで、道具組立体１２の干渉部品によって道から外に簡単に 動かされるであろう。

道具組立体１２の据え付けの間に、スプール２８はロ１７内へ滑って戻る。それ がそのようにするにつれて、スプール２８の裏側は、口１７中に突出するタブ５ ８とかみ合う。スプール２８の後方への動きは、作動引き金５２を時計方向に強 いて回転させることによってタブ５８を強いて道の外に出す。すると、スプール ２８の後部うね部分２９は、作動引き金５２の上のタブ５６と５８との間の溝５ ７とかみ合う。最後に、スプール２８が口１７中にずっと滑って戻るにつれて、 作動引き金５２の回転は、タブ５６をスプール２８の上の移動溝６５とかみ合う ようにせしめる。ノブ６０の端６３が回転ノブ４２の上の保持溝６２とかみ合う 時に、道具組立体１２はハンドル１４内に保留されそしていつでも使用されるよ うになっている。

図１を参照して説明すると、道具組立体１２はまた、回転ノブ４２中に清掃口４ ０を備えている。この日４０は、道具組立体１２中への清掃液の導入を可能にす る。口４０はルア（ｌｕｅｒ）テーバ形状である。

かみ合うルアテーパを有する端を持つ、清掃液で一杯のシリンジ（図示しない） を口４０中に挿入して良い。次に、清掃液を、道具組立体１２の内部中へ延長部 １６とスリーブ１８の内側表面との間に導入する。以下に詳細に説明するように 、この清掃プロセスは、道具組立体１２がハンドル１４から取り外された時に実 施して良い。

好ましい実施態様においては、道具組立体がハンドル１４中に据え付けられてい る時には、口１７の近位端は、Ｏリングシール３２が清掃口４０の近位側に移動 するのにはるかに十分にスプールが動いて近位に戻ることを防止する。かくして 、道具組立体１２がハンドル１４中に据え付けられるでいる時には、図１中に示 したように位置付けられたＯリングシール３２は、体液が道具組立体１２を上っ てハンドル１４に移動することを防止する。

この実施態様においては、清掃プロセスは、道具組立体をハンドルから取り外し て実施される。道具組立体を取り外すと、口１７の近位端は、延長部１６の移動 と干渉しない。Ｏリングシール３２は、清掃口４０の近位側に位置付けられて良 い。清掃液は、口４０を経由して道具組立体１２に入り、そして道具組立体１２ の遠位端へと流れる。他の実施態様においては、口１７の近位端は、延長部１６ の移動を禁止しない。これらの実施態様においては、清掃プロセスは、道具組立 体をハンドルに取り付けて実施することができる。

図３及び４は、それぞれ、開かれたそして閉じられた位置で示した、本発明の外 科器具１０において使用されるあご組立体６６のはさみ型実施態様を描写してい る。図３を参照して説明すると、あご７０及び７２は、ピボット６８によってお 互いに旋回自在に装着されて示されている。

あご７０は切断表面７４を含み、そしてあご７２は切断表面７６を含む。

あご７０及び７２中のそれぞれくぼみ７８及び８０は、あごがそれらの操作の範 囲全体にわたって旋回する時に適切にかみ合うことを可能にする。各々のあごの 遠位端は各々のあごの近位端に対してねじられ、その結果あごは向かい合う角度 だけお互いに向かって片寄らされ、操作の間の適切な正の切断作用を与える。好 ましい実施態様においては、各々のあごのねじれ角度は約２．５°である。

各々のあごはまた、その近位端に開かれた端のスロットを含む。あご７２は開か れた端のスロット８２を含み、モしてあご７０は開かれた端のスロット８４を含 む。開かれた端のスロット８２及び８４は、駆動ピン８６とかみ合うことができ る。駆動ピン８６はあご組立体６６の一部ではないことに注目すべきである。そ れは、図９と関連して以下で説明するように、内部延長部１６の遠位端６４に連 結される。

図３は、あご組立体６６の遠位端に向かってできる限り遠く位置付けられた駆動 ピン８６を示す。この相対的配置においては、あごは開かれた位置にある。駆動 ピン８６がスロット８２及び８４の近位端に向かって動かされる場合には、あご ７０及び７２は閉じた位置に向かって動くのに役立つであろう。駆動ビン８６が 近位に動かされるにつれて、それは、スロット８２の内部壁８７及びスロット８ ４の内部壁８８とかみ合う。これは、スロットの内部壁がお互いにから離れて広 がるようにせしめ、そして更にあご７０及び７２が閉じるようにせしめる。

図４は、閉じた位置でのあご７０及び７２を描写する。駆動ビン８６は、スロッ ト８２及び８４の近位端に動かされた。駆動ピン８６の一層近位への移動は、駆 動ピン８６がスロット８２及び８４から外れるようにせしめるであろうが、この ような移動は通常はハンドル組立体によって防止されることに注目すべきである 。あご７０及び７２の近位端は、駆動ビン８６の適切なかみ合いを保証する角度 で形成されている。駆動ビン８６があご中のスロットから外される時には、駆動 ビン８６の遠位移動は、たとえスロットが整列されていない場合でも、刃の旋回 の配置に拘わらずそれがスロットとかみ合うようにせしめるであろう。この効果 は、あごの近位端が形成されている角度に起因する。

刃を開くためには、駆動ビン８６を、あご７０及び７２の遠位端に向かってスロ ット８２及び８４内で移動させて良い。駆動ビン８６がスロツトに沿って動くに つれて、それはスロット８２の内部壁９２及びスロット８４の内部壁９０とかみ 合って、刃を離れさせる。あご７２及び７０のそれぞれ角度のある側部表面９４ 及び９６は、あごが開かれた位置にある時に、あごがスリーブ１８と干渉するこ とを防止するために備えられている。それらはまた、駆動ビン８６がスロットか ら外れた時に、あご７０及び７２が遠くまで旋回し過ぎることを防止するための 停止装置として役立つ。

図５は、本発明のあご組立体６６及び延長部１６の遠位端を描写する。

延長部１６の遠位端は、駆動ピン８６を保持するＵリンク１０４を含む。

駆動ピン８６は、Ｕリンク１０４中のギャップ１０６にかかつている。

Ｕリンク１０４及び駆動ピン８６は、あご７０及び７２の近位端とのかみ合いを 外れて示されている。

図６は、道具組立体１２の遠位端を描写する。あご組立体６６は、ピボットピン ６８によってスリーブ１８に取り付けられて示されている。

延長部１６の遠位端は、スリーブ１８内に示されている。延長部１６は、Ｕリン ク１０４に取り付けられた中央スパン２２の遠位端を含む。延長部１６の詳細は 、以下に詳細に説明されるであろう。図５においては、Ｕリンク１０４によって 保持された駆動ピン８６は、あご７０及び７２の近位端とかみ合って示されてい る。

図７及び８は、ハンドル１４のロ１７内のスプール２８の位置とあご７０及び７ ２の位置との間の関係を描写する。図７は、あごが開いている形状を描写し、そ して図８は、あごが閉じている形状を描写する。

まず図７を参照して説明すると、道具組立体１２は、ハンドル１４の図１７中に 保留されて示されている。バネ荷重された保持ノブ６０の端６３は、回転ノブ４ ２の上の保持溝６２とかみ合って示されている。図においては、スプール２８は 、口１７の遠位端に向かって移動されて示されている。結果として、延長部１６ は、道具組立体１２の遠位端に向かって移動される。延長部１６中のピン３４は 、スリーブ１８中のスロット３５の遠位端において示されている。かくして、駆 動ビン８６は、あご７０及び７２のスロット８２及び８４の遠位端に位置付けら れる。結果として、あごは開いた位置にある。

今度は図８を参照して説明すると、閉じたあご形状が描写されている。

スプール２８は、口１７の近位端に移動された。延長部１６は、近位方向に引き 戻された。延長部１６中のピン３４は、スリーブ１８中のスロット３５の遠位端 と近位端との間の途中に位置付けられている。対照的に、図７中に示した開いた あご形状においては、ピン３４は、スロット３５の遠位端に位置付けられている 。再び図８を参照して説明すると、延長部１６の遠位端６４は、近位方向に引き 戻されて示されている。結果として、駆動ピン８６はスロット８２及び８４の近 位端に位置付けられ、そしてあご７０及び７２は閉じた位置にある。

図９は、図１の外科器具において使用される延長部１６の詳細を示す。

延長部１６は３つの部分を含んで成る。それらは、近位端２６、中央スパン２２ 及び遠位端６４である。

この実施態様においては、スプール２８は、延長部１６の近位端２６の上に保留 される。スプール２８は、延長部１６の近位端の上を滑り、そして肩１００によ りかかる。保留クリップ３０（図］参照）は、溝９８中に滑り込み、スプール２ ８を所定の場所に保留する。ピン３４（図１参照）は、ピン３４の端が穴１０２ の片側に突出するように穴１０２中に押し込まれる。Ｏリングシール３２（図１ 参照）は溝２４内にある。

延長部１６の中央スパン２２は、延長部１６の近位端中の穴２５によって延長部 １６の近位端２６に取り付けられる。中央スパン２２は、穴２５中に挿入されそ してその場所で永久に固定される。

類似の様式で、中央スパン２２は、延長部１６の遠位端６４に位置付けられたＵ リンク１０４に固定される。中央スパン２２は、Ｕリンク中の穴１０３中に挿入 され、そしてその場所に永久に固定される。駆動ピン８６（図２参照）は、Ｕリ ンク１０４中のギャップ１０Ｇを横切って段々に進む。このギャップ１０６は、 駆動ピン８６があご中のスロットとかみ合う時に、あごの近位端のための隙間を 与える。

図１０は、道具組立体１２の清掃形状を描写する。この形状においては、道具組 立体１２はハンドル１４から取り外された。延長部１６は、スリーブ１８内を清 掃位置に引き戻された。延長部１６中のピン３４は、スリーブ１８中のスロット ３５の最も近位端に示されている。図１０中に示すように、清掃位置においては 、延長部１６は、０リングシール３２を清掃口４０の近位側に動くようにせしめ るためにはるかに十分にスリーブ１８内を近位に引き戻される。

清掃液は、清掃口４０を経由してンリンジ１０１から道具組立体１２中に導入さ れる。延長部１６が清掃位置にあるので、０リングシール３２は、清掃液が道具 組立体１２の近位端に向かって移動することを防止する。清掃液は口４０に入り 、そして道具組立体１２を下にそしてあご組立体６６へと外に移動する。これは 、道具組立体１２の内側の清掃操作を行う。また、道具組立体１２の遠位端から 流れ出る液は、あご組立体も同様に清掃する。

この清掃形状においては、延長部１６の遠位端における駆動ピン８６は、もはや あご７０及び７２の近位端とかみ合っていないこともまた注目されなければなら ない。延長部１６は、ピン８６があごの近位端におけるスロットから外れるよう に、道具組立体１２の近位端に向かって引き戻された。あご７２及び７０の近位 端に向かって開かれた端のスロット８２及び８４は、延長部の完全な移動を容易 にして、清掃操作の間、０リングシール３２を適切に位置付ける。

本発明のあごは、スリーブの遠位端に取り外し自在に取り付けられて良い。あご 組立体取り付けのこの手段は、外科器具の任意の実施態様において使用されて良 い。あご組立体は、以下に説明するように、それをスリーブから単に取り外しそ して新しいあご組立体を据え付けることによって交換される。

取り外し自在なあご組立体は、異なる手法によって供給することができる。一つ の実施態様においては、スリーブの遠位端は、弾性材料から作られている。あご 組立体６６は、スリーブの遠位端を広げて開きあご組立体６６のピボットビン６ ８のだめの隙間を与えることによってスリーブに据え付けられ又はスリーブから 取り外される。あご組立体６６がスリーブ内の所定の位置にある時には、遠位端 は閉じてあご組立体を所定の場所に保持する。

図１１及び１２は、この第一のあご組立体取り付は技術において使用されるスリ ーブ３１８の遠位端の断面図である。管状インサーｈ　２３２は、スリーブ３１ ８の端を形成する。インサート２３２は、弾性材料例えばバネ鋼から作られてい る。スロット２３０，２３６及び２３７は、電子放電加工（ＥＤＭ）又は何らか のその他の手段によってインサートの壁の中に切られる。スロット２３０．２３ ６及び２３７と同一のスロットが、管状インサート２３２の反対の壁に位置付け られていることが注目されるべきである。これらは、図１１及び１２の断面立面 図中には示されていない。

穴２３４及び２３５は、スロット２３０の反対側に一直線に位置付けられる。こ れらの穴は、あご組立体６６（図示しない）のピボットピン６８を受けるのに適 している。スロット２３０は、あご７０及び７２がスリーブ３１８の端中に挿入 される時に、あご７０及び７２の近位端のための隙間を与えるのに十分に広く作 られる。

あご組立体６６は、図１２中に示すように、管状インサート２３２の端をスロッ ト２３０において広げることによって管状インサート２３２の遠位端に据え付け られる。スロット２３０の端は、ピボットビン６８が管状インサート２３２の遠 位端中に通りそして穴２３４及び２３５とかみ合うことを可能にするために十分 にずっと離れて広げられる。スロット２３６及び２３７は、“生きている丁番” として−緒に作用して、管状インサート２３２が材料のゆがみを引き起こすこと なくはねて開くそして閉じることを可能にする。

図１２においては、管状インサート２３２は、あご組立体６６を受けるためには ねて開いて示されている。スリーブ３１８は、あご組立体６６のピボットビン６ ８がスロット２３０中に通ることを可能にするために十分に広くはねて開いてい る。あご組立体６６が穴２３４及び２３５がピボットピン６８とかみ合うことが できるように一直線に位置付けられる時には、スリーブ３１８はそれがピボット ピン６８を覆って閉じることを可能にするように解放される。

図１３は、はねて開かれそしてあご組立体６６を受けている管状インサート２３ ２を示す、スリーブ３１８の遠位端の断面である。端は、ピボットピン６８がス ロット２３０を通過することを可能にするために十分に広くはねられた。また、 延長部１６の遠位端におけるＵリンク１０４も示されている。Ｕリンク１０４は 、その遠位端に駆動ピン８６を保持する。あご組立体６６はインサート２３２中 にまだ完全には挿入されてないので、駆動ビン８６はまだあご７０及び７２の近 位端とかみ合っていない。

図１４は、あご組立体６６が据え付けられた後のスリーブ３１８の遠位端を描写 する。インサート２３２は再びはねて閉じられ、そして穴２３４及び２３５はあ ご組立体６６のピボット６８とかみ合っている。Ｕリンク１０４の遠位端におけ る駆動ピン８６は、今度は、あご７０及び７２の近位端中のスロットとかみ合っ ているように示されている。この時点では、スリーブ３１８の遠位端に向かって の延長部１６の移動は、前に説明したように、駆動ビン８６があご７０及び７２ を開いた位置に駆動するようにせしめるであろう。

図１５は、外科器具の広げることができるスリーブの実施態様においてあご組立 体を据え付けそして取り外すために使用される本発明に従った挿入道具３００の 斜視図である。挿入道具３００は、あご組立体６６を装填されて示されている。

あご組立体６６は、挿入道具３００のハウジング又はトレー３０２中にある。あ ごの遠位端は、トレー３０２の内側壁３０４によりかかっている。ピボット６８ は、トレー３０２の裏側中のスロット３０６の内側にある（図２０参照）。レバ ー３１２及び３１４は、それぞれピボットピン３２０及び３２２によってトレー ３０２に旋回自在に装着されている。

レバー３１２及び３１４の近位端３Ｊ、５及び３１７は、それぞれくさび３２４ 及び３２６を含む。くさび３２４及び３２６は、スリーブ３１８の遠位端で管状 インサート２３２の上のスロット２３０とかみ合うように形作られている。

レバー３１２及び３１４は、開いた位置と閉じた位置との間でピボットピン３２ ０及び３２２の回りに旋回自在である。図１５は閉じた位置におけるレバーを描 写する。挿入プロセスの間に、レバー３１２及び３１４を閉じた位置にして、く さび３２４及び３２６は、スリーブ３１８の管状インサート２３２の上のスロッ ト２３０とかみ合う。（さびはスロット２３０とかみ合って、あご組立体２６６ がインサート２３２中に挿入されるのを可能にするのに十分に広く管状インサー ト２３２の端を広げる。

挿入プロセスの間に、あご組立体６６及び挿入道具３００がスリーブ３１８の遠 位端中に挿入された後で、レバー３１２及び３１４は開いた位置に旋回される。

くさび３２４及び３２６はスロット２３０から解放される。これは、管状インサ ートの遠位端があご組立体６６中のピボット６８を覆って下に閉じるようにせし める。

挿入が完了した後で、挿入道具３００のトレー３０２中のスロット３０６は、組 み立てられたスリーブ３１８及びあご組立体６６から挿入道具が取り外されるよ うにせしめる。

図１６．１７及び１８は、あご組立体挿入プロセスにおける３つのステップを示 す斜視図である。図１６は、あご組立体６６が据え付けられていないスリーブ３ １８の遠位端を示す。挿入道具３００が、まさにスリーブ３１８に据え付けられ ようとしているあご組立体６６と共に示されている。非伝導性カバー２０は、ス リーブ３１８の詳細を見ることができるように切り欠かれて示されている。レノ く−３１２及び３１４は、閉じた位置に旋回される。

挿入プロセスは、挿入道具３００が矢印２３１の方向に動かされると始まる。く さび３２４及び３２６は、スロツト２３０とかみ合ってスリーブ３１８の端を広 げて開く。あご組立体６６の近位端は、スリーブ３１８の遠位端中に滑り込む。

図１７においては、挿入道具３００及びあご組立体６６は、レノ＜−３１２及び ３１４を閉じた位置にしてスリーブ３１８の遠位端中に挿入された。（さび３２ ４及び３２６はスロツト２３０とかみ合ってＬＸる。スリーブは、スロワｌ−２ ３０でそしてスロ・ｙｌ・２３６及び２３７によって形成された生きている丁番 で広げられ離された。スリーブ中の穴２３４及び２３５は、ピボットピン６８が 穴２３４及び２３５の間を通ることを可能にするようにはるかに十分に広げられ 離されている。穴２３４及び２３５はピボット６８と整列され、その結果スリー ブ３１８が再びはねて閉じるようにせしめられる時に、あご組立体６６は、穴２ ３４及び２３５とピボット６８とのかみ合いによってスリーブ３１８内に保持さ れるであろう。

図１８は、据え付けられたあご組立体６６と共にスリーブ３１８の遠位端を描写 する。スリーブ３１８は、あご組立体６６のビポ・ソトピン６８が穴２３４及び ２３５中に保留されるように下に閉じられた。挿入道具３００は、あご組立体６ ６なしでスリーブ３１８の近くに示されている。空の挿入道具３００は捨てられ ても良く、又はそれは別のスリーブ３１８からの鈍いあご組立体６６の取り外し のために保留されても良い。

あご組立体６６をスリーブ３１８から取り外すためには、上のプロセスを逆にす る。空の挿入道具３００を、レバー３１２及び３１４を開いた位置にしてスリー ブ３１８の遠位端の上に挿入する。次に、レバー３１２及び３１４を閉じた位置 に旋回させる。レバーの上の後部の平らな表面３２７及び３２９（図１８参照） は、あご組立体６６の近位端とかみ合って、それをスリーブ３１８から引く。（ さび３２４及び３２６は、スロット２３０においてスリーブ３１８の端を広げる 。スリーブ３１８がピボットピン６８をスリーブ３１８中の穴２３４及び２３５ を通過せしめるのに十分に広（広げられた時に、挿入道具３００及びあご組立体 ６６をスリーブ３１８から外に引き出す。スリーブ３１８は、はねて閉じそして 新しいあご組立体６６がいつでも挿入されるようになっている。

図１９は、本発明に従った挿入／取り外し道具４００の斜視図である。

道具４００の挿入端４０１は、図１５と関連して上で説明した挿入道具３００と 類似である。あご組立体６６は、ハウジング４０２中に装填されていて、そして 外科道具組立体のスリーブ中への挿入のために準備ができている。

挿入／取り外し道具４００の取り外し端４０３は、あご組立体がハウジング４０ ５中に装填されていない以外は、挿入端４０１と同一である。

取り外し端４０３は、図１６〜１８に関連して上で説明したようにして、あご組 立体６６を道具組立体の端から取り外すために使用される。

挿入／取り外し道具４００は、道具組立体の上のあご組立体を交換するために使 用される。まず、取り外し端４０３は、古いあご組立体を取り外すために使用さ れる。古いあご組立体が取り外された後で、新しいものを据え付けるために挿入 端４０１を使用する。このプロセスが完了した後では、古いあご組立体を有する 挿入／取り外し道具４００は捨てても良い。

図２０は、取り外し自在なあご組立体７００の別の実施態様を描写する。この実 施態様においては、あご７７０及び７７２は、圧縮可能なピボット７０１によっ てお互いに取り付けられている。ピボット７０１は、あご組立体７００を道具組 立体スリーブの遠位端中の所定の場所に保持する。

圧縮可能なピボット７０１は、部分的に圧縮されたコイルバネ７０８によってお 互いから離れて片寄らされた２つのピボット端７０２及び７０４を含む。あご組 立体７００は、まずピボット端７０４を管状部材７０５中の空隙７０６中に据え 付けることによって組み立てられる。次に、コイルバネ７０８を据え付ける。ピ ボット端７０２を、コイルバネ７０８のバネ力に対抗して空隙７０６中に無理に 入れる。すると、ピボット端７０２及び７０４並びにバネ７０８は、管状部材７ ０５の空隙７０６内で所定の場所に固定される。

次に、管状部材７０５を、バネワッシャ７０７を通してそして次にあご７０３及 び７１１中の穴を通して挿入する。フランジ７０９を管状部材７０５の上に押し 付けて、あご組立体７００を一緒に保持する。バネワッシャ７０７は、あご刃７ ０３と７１１との間の圧縮力を維持して適切な操作を確保する。

あご組立体７００をスリーブ中に据え付けるためには、ビポ・ソト端７０２及び ７０４をお互いに向かって圧縮する。次にあご組立体７００をスリーブの遠位端 中に滑り込ませる。端７０２及び７０４がスリーブの向かい側の壁を通る穴と整 列するようになる時に、それらは穴と素早くかみ合って、あご組立体７００を所 定の場所に保持する。あご組立体７００を取り外すためには、ピボット端７０２ 及び７０４を、それらがスリーブの壁の中の穴を通過することを可能にするのに 十分にお互いに向かって圧縮する。次に、あご組立体７００をスリーブから滑り 出るようにせしめる。

図２１ａは、本発明の外科器具の別の実施態様７１０を描写する。道具組立体７ １２は、ハンドル７１４に取り外し自在に取り付けられる。

道具組立体７１２（図２３ｂ中に示す）は、その近位端をロア１８を経由して空 間７１６中に挿入することによってハンドル７１４に取り付けられる。

道具組立体７１２は、外部スリーブ７２２内に内部延長部７２０を含む。外部ス リーブ７２２は、延長部７２０の上を後方及び前方へ移動することができる。道 具組立体７１２をハンドル７１４に取り付ける時には、道具組立体７１２をハン ドル７１４の後方に滑らせる。保留クリ・ツブ７２６は、ハンドル７１４中の空 間７２８を通って挿入され、そして延長部７２０中の溝７２４とかみ合って、延 長部７２０をハンドル７１４に対して固定された長さ方向の位置で保留する。

スプール７３０を外部スリーブ７２２に取り付ける。スプール７３０の上の溝７ ３２は、引き金７３６の上のタブ７３４とかみ合う。引き金７３６は、それがピ ボット７３８でハンドル７１４に関して旋回するようにハンドル７１４に装着さ れる。引き金７３６がノーンドル７１４に対して動かされる時に、スプール７３ ０は空間７１６に沿って長さ方向に動く。かくして、スリーブ７２２は、延長部 ７２０に関して移動するようにせしめられる。

図２１８及び２１ｂの実施態様においては、道具組立体７１２は、外科はさみ７ ４０を含んで示されている。はさみ７４０は延長部７２０に装着される。延長部 ７２０に対しての外部スリーブ７２２の移動は、はさみ７４０を開くそして閉じ るようにせしめる。それ故、ハンドル７１４の上の引き金７３６は、はさみ７４ ０の開閉を制御するために使用される。引き金７３６がハンドル７１４に向かっ て旋回するにつれて、スリーブ７２２は、器具７１０の後方（近位端）に向かっ て延長部７２０に対して移動する。これは、はさみ７４０を閉じるようにせしめ る。引き金７３６をハンドル７１４から離して動かすことは、スリーブ７２２が 前方に（器具７１０の遠位端に向かって）移動するようにせしめる。

これは、今度は、はさみ７４０を開くようにせしめる。はさみ７４０は、図２２ ａ〜２２ｃに関連してもつと詳細に以下で議論されるであろう。

道具組立体７１２はまた、回転子ノブ７４２を含む。回転子ノブ７４２は、外部 スリーブ７２２に取り付けられる。ノブ７４２を回転させることによって、はさ み７４０は、所望の回転方向に置くことができる。

スリーブ７２２の回転は、スリーブ７２２とはさみ７４０との間の機械的結合の ためにはさみ７４０を回転せしめる。回転は、ノブ７４２の上の目盛りによって 指示された４５°増分である。

図２１ｂは、ハンドル７１４から取り外された、この実施態様の道具組立体７１ ２を描写する。道具組立体７１２は、内部延長部７２０、外部スリーブ７２２、 スプール７３０、保留クリップ７２６、回転子ノブ７４２及びはさみ７４０を含 んで成る。道具組立体７１２がハンドル７１４から分離することができる容易さ のために、道具組立体７１２は使い捨てにすることができる。

道具組立体７１２をハンドル７１４から取り外すためには、保留クリップ７２６ を延長部７２０中の溝７２４から取り出す。これは、道具組立体７１２全体が空 間７１６内で自由に動くことを可能にする。次に、引き金７３６を、それが道具 組立体７１２の軸と一直線であるように解放位置に引き戻す。結果として、タブ ７３４は溝７３２から外れる。また、タブ７３５はスプール７３０の後方とかみ 合って、道具組立体７１２をハンドル７１４の前方に向かって滑らせる。すると 、道具組立体７１２をハンドル７１４から取り出すことができる。

道具組立体７１２をハンドル７１４１ｍ取り付けるためには、引き金７３６を再 び解放位置に引き戻す。これは、タブ７３５を空間７１６中に殆ど垂直に突出せ しめる。道具組立体７１２を、ロア１８中に挿入しそして空間７１６の後方に向 かって滑らせる。道具組立体７１２が無理に後方にやられるにつれて、スプール ７３０の後方はタブ７３５とかみ合う。この滑る動きが継続すると、引き金７３ ６は、タブ７３４がスプール７３０中の溝７３２とかみ合うようにせしめる如（ 旋回する。かくして、２つのタブ７３４及び７３５は、組み合わせられてスプー ル７３０の後方とかみ合う歯車として作用し、道具組立体７１２が据え付けられ る時に、引き金７３６がはさみ７４０を適切に作動させるであろうことを確実に する。道具組立体７１２が完全に挿入される時に、保留クリップ７２６は、延長 部７２０中の溝７２４中に挿入され、延長部７２０を長さ方向の動きに対して保 留する。

図２２ａ〜２２ｃは、本発明の図２１ａ及び２１ｂの外科はさみ７４０の実施態 様８４０を描写する。図２２ａは、開らかれた位置でのはさみ８４０の図である 。図２２ｂは、閉じられたはさみ８４０の図である。

図２２ｃは、閉じられたはさみ８４０を示す、図２２ａ及び２２ｂの図から９０ °回転された図である。

図２２ａ〜２２ｃの実施態様においては、あご８００及び８０２は、ピボットビ ン８０６によって旋回自在に延長部７２０に装着される。駆動ビン８１６は、曲 がったスロット９０４．９０６を通して外部スリーブ７２２に装着される。あご ９００はスロット９０４を含み、モしてあご９０２はスロット９０６を含む。

スリーブ７２２が延長部７２０の上を後方に移動される時には、駆動ビン８１６ は曲がったスロット９０４及び９０６とかみ合ってあご９００．９０２を閉じる 。スリーブ７２２が前方に移動される時には、駆動ビン８１６はスロット９０４ ．９０６とかみ合ってあご９００．９０２を閉じる。

本発明のハンドル組立体はまた、二重口形状で供給することができる。

この形状においては、引き金を旋回させることは、２つの口の両方における移動 動きを与える。道具組立体は、どちらの口の中に挿入することもできる。引き金 がハンドルに対して旋回される時には、あごは開かれたそして閉じられた位置の 間で旋回される。

図２３ａ及び２３ｂは、本発明の二重ロ外科道具）Ｓンドル１０１４の実施態様 を描写する。二重ロハンドルの例示のために、図２１ａ及び２１ｂの外科器具実 施態様が使用される。しかしながら、二重ロハンドルの発明の特徴は、本明細書 中で説明された任意の外科器具に対して適用可能であることが理解されるであろ う。二重口ハンドル１０１４は、道具組立体７１２が２つの口１０１８及び１０ １９のいずれにも挿入されることを可能にする。口１０１８及び１０１９は、道 具を使用する際に外科医に一層の融通を与えるようにお互いに対して一つの角度 で向けられている。外科医は、使用されるべきハンドル口を、使用の容易さ、快 適さ、又は行われる予定の外科的処置に影響する任意の数の因子を基にして選択 して良い。

道具組立体７１２を二重ロハンドル１０１４中で保留しそして作動させるやり方 は、図２１ａの単−ロハンドル７１４におけるのと同じである。保留クリップ７ ２６を、延長部７２０の端中のスロット７２４中に挿入する。スプール７３０を メカニズムとかみ合わせて、スリーブ７２２を延長部７２０の上で後方そして前 方に移動させる。

図２３ａにおいては、引き金１０２０はビン１０２２の回りを旋回する。引き金 １０２０の端の大歯車１０３ｏの上の歯１ｏ２４は、大歯車１０３０の上の歯１ ０２８とかみ合って、大歯車１０３ｏをビン１０３２の回りで回転させる。引き 金１０２０が矢印１ｏ３４の方向に動かされる時には、大歯車１０２６は反時計 方向に回る。同時に、大歯車１゜３０は時計方向に回転する。引き金１０２０が 反対の方向に動がされる時には、大歯車１０２６及び１０３ｏはそれらの回転の 方向を逆転させる。

道具組立体７１２が口１０１８中に据え付けられる場合には、大歯車１０２６の 上のタブ１０４０はスプール７３０とがみ合い、スリーブ７２２を延長部７２０ の上で後方及び前方に移動させる。道具組立体７１２が口１０１９中に据え付け られる場合には（図２３ｂ参照）、大歯車１０３０の上のタブ１０４２がスプー ル７３０とかみ合い、スリーブ７２２を移動させる。

本発明のハンドル組立体はまた、回転自在な口又は自在口形状で供給することが できる。回転自在な口のハンドル組立体は、その中で道具組立体１２が保留され そして作動される単一の口を有するベース又はハウジングを含む。指ループ及び 親指ループ又は作動引き金が、ハウジングに旋回自在に装着されている。前に説 明した実施態様におけるように、親指ループと指ループとの間の相対的な回転の 動きは、口に移動の動きを与え、道具組立体を作動させる。

回転自在な口のハンドル５００は、２つの形状−−ピストル形状及びはさみ形状 のどちらかで操作できる。ピストル形状は図２４中に描写されている。ピストル 形状においては、指ループ５５０は示された向きでハウジング５０２に固定され ている。親指ループ又は作動引き金５５２は、指ループ５５０に対して旋回自在 であり、道具組立体１２を作動させる。

はさみ形状は図２８ａ中に示されている。指ループ５５０は、示された向きでハ ウジング５０２に固定されている。もう一度、親指ループ５５２は、指ループ５ ５０に対して旋回自在であり、道具組立体を作動させる。

指ループ５５０及び親指ループ５５２は、ピストル又ははさみ形状のどちらかに 容易に位置付けることができる。その閉じられた又はかみ合い位置においては、 解放引き金６０２が、どちらかの位置でハンドル組立体５００をロックする。位 置を交換することが望まれる場合には、解放引き金６０２がその開かれた位置に 回転して、ハンドル５００をその現在の形状から解放する。次に、親指ループ５ ５２及び指ループ５５０を、解放引き金６０２がそれらを新しい位置でロックす るまで、回転させる。

図２６は、回転自在な口のハンドル組立体５００の部品の相互作用を示す。ハウ ジング５０２及びトップカバー５０３は、−緒になって道具組立体（図示しない ）のための口５１７を形成する。ハウジング５０２は、ハウジングディスク６２ ７と共に形成される。ハウジングディスク６２７は、その外部周辺中に形成され たピストル形状ノツチ６２０及びはさみ形状ノツチ６３２を有する。

指ループ５５０は、ハンドル５００が組み立てられる時にハウジングディスク６ ２７の上に横たわる指ディスク６２４と共に形成される。解放引き金６０２は、 指ループ５５０に旋回自在に装着されている。引き金キー６１２は、ハンドルが ピストル形状にある時には、指ディスク６２４の上の指ノツチ６１８及びハウジ ングディスク６２７の上のノツチ６２０とかみ合う。はさみ形状においては、引 き金キー６１２は、ノツチ６１８及び６３２とかみ合う。

滑り部材６００は、解放引き金６０２に連結されている。滑り部材６００は、滑 り部材６００中の溝６４８とかみ合った解放引き金６０２の上のレール６４６に よってガイドされた解放引き金６０２に沿って滑ることを許される。滑り部材６ ００は、指ディスク６２４の上のノツチ６１８とかみ合わない滑りキー６１０を 有する。そこで、引き金キー６１２がノツチ６１８とかみ合わされる時でさえ、 滑り部材６００は、解放引き金６０２とは独立に自由に滑る。

親指ループ５５２は、その外部表面中に形成されたノツチ６１６を有する親指デ ィスク６２２と共に形成される。親指ディスク６２２はハンドル５００中の指デ ィスク６２４の上に横たわり、そして駆動はめば歯車５０４は親指ディスク６２ ２の上に横たわる。駆動はめは歯車５０４は、駆動はめは歯車５０４が器具中に 組み立てられる時に道具組立体を作動するタブ５５６と共に形成される。

ピストル及びはさみ形状の両方において、駆動はめは歯車５０４は親指ディスク ６２２に固定される。親指ループ５５２が指ループ５５０に対して回転される時 に、駆動はめは歯車５０４はそれと共に回転して道具組立体を作動させる。親指 ディスク６２２及び駆動はめば歯車５０４は、滑りキー６１０によって一緒に保 持される。滑りキー６１０は、親指ノツチ６１６並びに駆動はめば歯車５０４の 上のノツチ６１４及び６３０の一つとかみ合う。ピストル形状においては、滑り キー６１０は、ノツチ６１６及び駆動はめば歯車ピストル形状ノツチ６１４とか み合う。

はさみ形状においては、滑りキー６１０は、ノツチ６１６及びはさみ形状ノツチ ６３０とかみ合う。

通常の操作の間には、解放引き金６０２はその閉じられた位置にある。

ピストル形状においては、例えば、引き金キー６１２はノツチ６１８及び６２０ とかみ合い、そして滑りキー６１０はノツチ６１４及び６１６とかみ合う。親指 ループ５５２は指ループ５５０に対して回転されて、道具組立体を作動させる。

親指ループ５５２が回転するにつれて、滑り部材６００は解放引き金６０２に沿 って滑り、ノツチ６１４．６１６と滑りキー６１０との間のかみ合いによって運 ばれる。滑りキー６１０は、駆動はめば歯車５０４を親指ループ５５２に固定す る。親指ループ５５２が回転するにつれて、タブ５５６はロ５１７内に移動して 道具組立体を作動させる。

図２４は、本発明に従った回転自在な口又は自在ロハンドル組立体５００の側面 図である。回転自在な口のハンドル組立体は、延長部が移動されるのにスリーブ が不動に保持される外科器具の実施態様において使用されるとして示されそして 説明されることが注目されるべきである。

しかしながら、回転自在な口のハンドルの本発明の特徴は、本明細書中で説明さ れるすべての器具の実施態様に適用可能であることが理解されるであろう。ハン ドル組立体５００は、上述の説明に従ってその中で道具組立体１２が保留されそ して作動される口５１７を有するハウジング又はベース５０２を含む。親指ルー プ又は作動引き金５５２及び指ループ５５０は、ピボット５５４によってハウジ ング５０２に旋回自在に装着される。親指ループ５５２及び指ループ５５０はお 互いに対してそしてハウジング５０２に対して旋回自在である。

駆動はめば歯車５０４は、ピボット５５４によって指ループ５５０、親指ループ ５５２及びハウジング５０２に旋回自在に装着される。駆動はめは歯車５０４は 、前に説明したように、道具組立体１２のスプール２８中の移動溝６５とかみ合 うその外部径の上のタブ５５６を含む。駆動はめば歯車５０４がピボット５５４ の回りを回転せしめられるにつれて、スプール２８は後方及び前方に移動されて 、道具組立体１２を作動させる。

解放引き金６０２は、ピボット６０４によって旋回自在に指ループ５００に装着 される。滑り部材６００は、滑動自在に解放引き金６０２の上に装着される。解 放引き金６０２は、押下げ端６０６及びキ一端６０８を含む。引き金キー６１２ は、解放引き金６０２のキ一端６０８に位置付けられる。滑り部材６００の滑り キー６１０は、引き金キー６１２引き金キー６１２は、それが滑り部材６００の 滑りキー６１０の後ろにあるので、見ることができない。

滑りキー６１０は、道具組立体１２の作動の間、駆動はめば歯車５０４の外部表 面の上のノツチ６１４及び親指ループ５５２の親指ディスク６２２の上のノツチ ６１６とかみ合う。これは、駆動はめは歯車５０４と親指ループ５５２との間の 回転の動きを排除する。かくして、親指ループ５５２がピボット５５４の回りを 回転される時には、駆動はめは歯車５０４はそれと共に運ばれる。駆動はめば歯 車５０４が回転するにつれて、タブ５５６はスプール２８をロ５１７内で長さ方 向に移動せしめ、道具組立体１２を作動させる。

指ループ５５０は、解放引き金６０２によってハウジング５０２に対して回転す ることを防止される。解放引き金６０２の上の引き金キー６１２は、指ループ５ ５０の指ディスク６２４の上のノツチ６１８及びハウジング５０２の上のハウジ ングディスク６２７（図２４参照）の上のノツチ６２０とかみ合う。かくして、 道具組立体１２が作動されている間も、指ループ５５０及びハウジング５０２は お互いに対して固定された関係にある。種々のディスク、ノツチ及びキーの間の 相互作用及び関係は、以下でより詳細に説明されるであろう。

解放引き金６０２はバネ荷重される。コイルバネ６２６は、図２４中に描写され た閉じられた又はかみ合い位置に向かって反時計回転方向に解放引き金６０２を 片寄らせる。解放引き金６０２の押下げ端６０６を押すことは、コイルバネ６２ ６の片寄らせる力に対して解放引き金６０２をピボット６０４の回りを時計方向 に回転せしめる。引き金キー６１２は、ノツチ６１８及び６２０とのかみ合いか ら出る。滑り部材６００は解放引き金６０２と共に運ばれ、その結果滑りキー６ １０はノツチ６１４及び６１６とのかみ合いから出る。引き金６０２が解放され る時に、これらのノツチがそれらの対応するキーと整列している場合には、コイ ルバネ６２６は引き金６０２を強いて旋回せしめ、その結果これらのキーはノツ チとのかみ合いに陥る。

ハンドル組立体５００は、２つの可能な形状、図２４中に示されたピストル形状 及び図２８ａ及び２８ｂ中に示されたはさみ形状において操作可能である。この 器具は、ハウジング５０２及び駆動はめば歯車５０４に対して指ループ５５０及 び親指ループ５５２を回転させることによって一つの形状から他の形状へ変える ことができる。一つの例示として、ピストル形状からはさみ形状へ回転させるプ ロセスを以下に説明する。

回転プロセスは、解放引き金６０２を押し下げて駆動はめげ歯車５０４及び種々 のディスクをお互いから解放することによって実施される。

次に、親指ループ５５２及び指ループ５５０を新しい位置まで回転させるが、こ の間ハウジング５０２及び駆動はめば歯車５０４は不動で留まる。新しい位置に 到達した時に、解放引き金６０２は閉じる。滑り部材６００の上の滑りキー６１ ０は、親指ディスク６２２の上のノツチ６１６及び駆動はめば歯車５０４の上の はさみ形状ノツチ６３０とのかみ合いに陥り、二つを一緒にロックする。同時に 、引き金キー６１２は、指ディスク６２４の上のノツチ６１８及びはさみ形状ハ ウジングディスクノツチ６３２（図２６参照）とかみ合い、ハンドル５００を形 状中にロッりする。回転プロセスの詳細は、もっと詳細な図面と関連して以下で 説明されるであろう。

道具組立体１２は、他の実施態様のために説明したやり方と類似のやり方で口５ １８内に保留される。バネ荷重されたノブ５６０のテーパの付いた端５６３は、 道具組立体１２中の保持溝６２とかみ合う。コイルバネ５６１は、かみ合い位置 に向かってノブ５６０を片寄らせる。道具組立体１２が取り出されている時には 、ノブ５６０の端５６３が保持溝６２とのかみ合いから滑り出るまで、ノブ５６ ０は、コイルバネ５６１の片寄らせる力に対して矢印５５９によって示された方 向に無理に滑らされる。道具組立体１２が口５１７中に据え付けられている時に は、ノブ５６０の端５６３の上のテーパは、道具組立体が口５１７中へ滑り込む につれて、ノブ５６０を無理に道の外に出るようにせしめる。ノブ５６０の端５ ６３は、道具組立体１２が口５１７中にずっと滑って戻るにつれて、保持溝６２ とのかみ合いに素早くはいる。

捩りバネ５５５は、駆動はめば歯車５０４をハウジング５０２のトップカバー５ ０３に連結する（図２６参照）。捩りバネ５５５の機能は、他の実施態様におけ る捩りバネ５５のものと類似である。バネ５５５は、駆動はめば歯車５０４の回 転を時計方向に片寄らせ、道具組立体１２の据え付けの間、タブ５５８を口５１ ７内に位置付け、適切な据え付けを保証する。

回転自在な口のハンドル組立体５００はまた、電気的接続口５４９による道具組 立体１２への電気的接続を与える。電気的コネクタ４８は口５４９中に挿入され る。バネクリップ５４６は、コネクタ４８がら道具組立体１２に固定された割出 し回転子３７への電気的接続を与える。コイルバネ５３６は戻り止め５４４に力 を加える。戻り止め５４４は、割出し回転子３７の外部表面の上に乗り、道具組 立体１２の割出された回転を与える。バネクリップ５４６は、バネ５３６と戻り 止め５４４との間で絞られる。かくして、電気的接続が道具組立体１２に与えら れる。

図２５は、道具組立体１２の作動の間のハンドル組立体５００の操作を描写する 。親指ループ５５２が矢印６４０によって示された方向に回転される時には、親 指ディスク６２２及び駆動はめば歯車５０４は、矢印６４１によって示された方 向に回転する。タブ５５６は道具組立体１２のスプール２８及び延長部１６に矢 印６４２によって示されたような移動の動きを賦与し、道具組立体１２を作動さ せる。

図２５中に示されたように、滑り部材６００の滑りキー６１０は、駆動はめば歯 車５０４中のノツチ６１４及び親指ディスク６２２中のノツチ６１６とかみ合っ た。結果として、駆動はめば歯車５０４は親指ループ５５２と共に回転する。ま た、解放引き金６０２の上の引き金キー６１２は、指ループ５５０の指ディスク ６２４の上のノツチ６１８及びハウジングディスク６２７中のノツチ６２０とか み合った。それ故、指ループ５５０は、ハウジング５０２に対して不動に保持さ れる。

図２５はまた、道具組立体が作動されている間の解放引き金６０２及び滑り部材 ６００の操作を図示する。親指ループ５５２が矢印６４０によって示された方向 に回転するにつれて、滑り部材６００は、ノツチ６１４及び６１６の壁と滑りキ ー６１０との間の干渉によって解放引き金６０２に沿って運ばれる。滑り部材６ ００は、解放引き金６０２中の滑りレール６４６及び滑り部材６００中のかみ合 い滑り溝６４８によって導かれた解放引き金６０２に沿って滑る（図３５ｂ参照 ）。また、滑り部材６００中のスロット６５０はピボット６０４に沿って滑る。

スロット６５０は、滑り部材６００の移動を限定するために役立つことができる 。

図２６は、本発明のハンドル組立体５００の略分解図である。ハウジング５０２ は道具組立体のための口５１７を含む。また、ハウジングディスク６２７も示さ れている。この実施態様においては、ハウジングディスク６２７はハウジング５ ０２の一体部分である。ハウジング５０２は、示されたように形成されたディス ク６２７と共に成形される。

ハウジングディスク６２７は、その外部径の上にノツチ６２０及びノツチ６３２ を含む。形状に依存して、解放引き金６０２の上の引き金キー６１２は、これら のノツチの一つとかみ合う。ハンドル５００がピストル形状にある（図２５）場 合には、引き金キー６１２はノツチ６２０とかみ合う。はさみ形状（図２８ａ） においては、引き金キー６１２はノツチ６３２とかみ合う。

指ループ５５０は、ピボット６０４で取り付けられた解放引き金６０２と共に示 されている。滑り部材６００は、解放引き金６０２に滑動自在に取り付けられて 示されている。滑り部材６００は、解放引き金６０２中のかみ合いレール６４６ 及び滑り部材６００中の溝６４８によって導かれる解放引き金６０２に沿って滑 る。ピボット６０４は、滑り部材６００中のスロット６５０を通過する。上で説 明したように、溝６５０及びピボット６０４は、滑り部材６００の滑りを導くと 共にその移動の程度を限定する。

滑り部材６００の滑りキー６１０は、引き金キー６１２と整列して示されている 。しかしながら、これは、そうである必要はない。図２６においては、解放引き 金６０２は閉じられた位置にあり、その結果引き金キー６１２は指ディスク６２ ４中のノツチ６１８とかみ合う。しかし、滑り部材６００中の滑りキー６１０は ノツチ６１８とかみ合わない。それ故、親指ループ５５２及び指ループ５５０が お互いに対して回転する時には、滑り部材６００は、解放引き金６０２とは独立 に自由に滑る。

ハンドル５００が組み立てられる時には、指ディスク６２４の後方表面６２３は 、ハウジングディスク６２７の前方表面６２９と接触する。

ハウジングディスク６２７中のピボット穴６５２は、指ディスク６２４中のピボ ット穴６５４と整列される。示された向きにおいて、ハウジングが組み立てられ る時に、引き金キー６１２は、解放引き金６０２が閉じられた位置にある時にハ ウジングディスク６２７中のノツチ６２０とかみ合うであろうように、指ループ ５５０は位置付けられる。引き金キー６１２がノツチ６２０中にあると、ハンド ル５００はピストル形状にある。はさみ形状に変えるためには、引き金６０２を 押し下げて、引き金キー６１２をノツチ６１８及び６２０から外す。次に、指デ ィスク６２７中のノツチ６１８がハウジングディスク６２７中のノツチ６３２と 整列されるまで、指ループ５５０を時計方向に回転させる。すると、解放引き金 ６０２は閉じる。引き金キー６１２はノツチ６１８及び６３２とのかみ合いに落 ち、ハンドル５００をはさみ形状でロックする。

ハンドル５００が組み立てられる時には、親指ループ５５２の後方表面６２１は 、指ループ５５０の前方表面６２５と接触する。親指ディスク６２２中のピボッ ト穴６５６は、指ディスク６２４中のピボット穴６５４と整列される。親指ルー プ５５２は、指ディスク６２４中のノツチ６１６が、それぞれ指ディスク６２４ 及びハウジングディスク６２７中のノツチ６１８及び６２０と整列されるように 向（プられて示されている。

結果として、ハンドル５００が組み立てられる時には、滑りキー６１０は、ノツ チ６１６を示されたように整列されたキー６１０及び６１２とかみ合わせるであ ろう。

ハンドル５００が組み立てられる時には、駆動はめは歯車５０４の後方表面６６ ０は、親指ディスク６２２の前方表面６６２と接触する。親指ディスク６２２中 のピボット穴６５６は、駆動はめば歯車５０４中のピボット穴６５８と整列され る。図２９中に示された向きにおいては、駆動はめげ歯車５０４の上のピストル ノツチ６１４は、親指ディスク６２２の上のノツチ６１６と整列される。示され たように解放引き金６０２が閉じられた位置では、滑りキー６１０はノツチ６１ ４及び６１６とかみ合い、駆動はめば歯車５０４をピストル形状における親指デ ィスク６２２に関して固定された回転の関係でロックするであろう。

この形状においては、駆動はめは歯車５０４の上のタブ５５６は、実質的に垂直 に向けられることに注目せよ。それ故、ハンドル５００が組み立てられる時には 、タブ５５６はロ５１７中に延び、道具組立体１２を駆動するであろう。ハンド ル５００がはさみ形状に変えられる時には、駆動はめは歯車５０４は、図２６中 に示されたものと本質的に同じ回転の向きを保留しなければならない。この向き は、タブ５５６がロ５１７中に突出するように保持し、道具組立体１２をどちら かの形状に駆動する。かくして、回転プロセスが実施される時には、解放引き金 ６０２は押し下げられて、引き金キー６１２をハウジングディスク６２７の上の 指ディスクノツチ６１８及びピストル形状ノツチ６２０から外す。同時に、滑り キー６１０は、親指ディスクノツチ６１６並びに駆動はめば歯車５０４の上のピ ストル形状ノツチ６１４から外れる。次に、親指ループ５５２及び指ループ５５ ０ははさみ位置へと一緒に回転され、一方駆動はめげ歯車５０４及びハウジング ディスク６２７は実質的に不動で留まる。

指ディスク６２４の上のノツチ６１８が）＼ウジフグディスク６２フの上のはさ み形状ノツチ６３０と整列される時には、引き金キー６１２はノツチ６１８及び ６３２とのかみ合いに落ち、指ループ５５０をはさみ位置でハウジングディスク ６２７にロックする。親指ディスク６２２の上のノツチ６１６が駆動はめば歯車 ５０４の上のはさみ形状ノツチ６３０と整列される時には、滑りキー６１０はノ ツチ６１６及び６３０とのかみ合いに落ち、親指ディスク６２２をはさみ形状で 駆動はめは歯車５０４にロックする。河・転プロセスは、ロ５１７中に据え付け られた道具組立体１２に関して宙均される。引き金が解放又は開かれた位置にあ る時には、道具組立体中に固有の摩擦力が、駆動はめは歯車５０４の回転を抑制 する。

捩れバネ５５５は、駆動はめは歯車５０４をハンドル５００のトップカバー５０ ３に連結する。バネ５５５の一端６６６は、駆動はめは歯車５０４中の穴６６４ 中に挿入される。バネ５５５の他端６６８は、カバーの裏側中の穴中に挿入され る（図示しない）。捩れバネ５５５は、駆動はめば歯車５０４及び親指ループ５ ５２の回転を時計方向に片寄らせる傾向がある。この時計方向の片寄りは、道具 組立体１２の０５１７中への据え付けの間の助力する。口５１７が空である時に は、駆動はめば歯車５０４の上のタブ５５８は、回転されてロ５１７中に入れら れる。

道具組立体の挿入の間は、タブ５５８は、タブ５５６が回転されて道具組立体と の適切なかみ合いに入るであろうことを確実にする。

ピボットナツト６７０は、ディスク及び駆動はめば歯車中のビボ・メト穴６５２ ．６５４．６５６．６５８を通過し、それらを所定の位置で保持する。ピボット スクリュ６７２は、カバー５０３、駆動はめば歯車５０４及びディスクを通って ピボットナツト６７０中に縫って入り、ハンドル組立体５００を一緒に保持する 。

前に説明したように、ピストル形状又ははさみ形状のどちらにおいても、ハンド ル組立体５００は、指ループ５００と親指ループ５５２との間の相対的な回転の 動きによって道具組立体１２を作動させる。閉じられた位置での解放引き金６０ ２に関しては、指ループ５５０は、ハウジング５０２に対してそしてそれ故また ロ５１７中の道具組立体に対して不動である。タブ５５６は、ロ５１７中の道具 組立体とかみ合う。親指ループ５５２が回転されるにつれて、駆動はめは歯車５ ５４の上のタブ５５６は、ロ５１７内で後方へそして前方へ運ばれて、道具組立 体を作動させる。

かくして、道具組立体１２がハンドル組立体５００によって作動されている間に 、滑りキー６１０によって一緒に連結された親指ループ５５２及び駆動はめば歯 車５０４は、引き金キー６１２によって一緒に連結された指ループ５５０及びハ ウジング５０３に対して回転する。この独立の回転は、解放引き金６０２と滑り 部材６００との間の滑り動きによって容易にされる。親指ループ５５２及び駆動 はめば歯車５０４が回転するにつれて、滑り部材６００は解放引き金６０２に沿 って滑る。滑り部材６０２は、滑りキー６１０と駆動はめは歯車５０４の上の親 指ループノツチ６１６及びピストル形状ノツチ６１４又ははさみ形状ノツチ６３ ０のどちらとのかみ合いによって滑るようにせしめられる。それが滑る時には、 滑り部材６００は、解放引き金６０２の上のかみ合い滑りレール６４６及び滑り 部材６００の上の滑り溝６４８によって導かれる。

図２６においては、ハンドル組立体５００は、道具組立体−閉じられた位置で示 されている。即ち、親指ループ５５２に対する指ループ５５０の相対的な回転の 向きは、前に説明したように、タブ５５６がロ５１７内に引き戻されて、道具組 立体あごを閉じるようなものである。親指ループ５５２は、反時計方向にできる 限り遠くに回転される。これは、ノツチ６１４．６１６．６１８及び６２０の位 置並びに解放引き金６０２に対する滑り部材６００の位置によって見ることがで きる。これらのノツチはすべて整列されていて、そして滑り部材６００は解放引 き金６０２のトップでその移動の限度にある。滑り部材６００中の溝６５０及び ピボット６０４が滑り部材６００が解放引き金６０２に沿って更に滑ることを防 止するであろうから、親指ループ５５２は反時計方向に更に回転することはない であろう。スロット６５０及びピボット６０４は滑り部材６００が解放引き金６ ０２の下に滑ることを可能にするであろうから、道具あごを開くための親指ルー プ５５２の時計方向の回転は滑り部材６００によって禁止されない。

図２７は、ハンドル組立体５００のハウジング５０２及び指ループ５５０の略側 面図である。ハウジング５０２及び指ループ５５０は、回転プロセスの間で示さ れている。回転プロセスは指ループ５５０及びハウジング５０２に関するので、 回転プロセスを明瞭に図示するために、親指ループ５５２及び駆動はめば歯車５ ０４は除去される。また、滑りキー６００も解放引き金６０２から除去された。

図２７においては、指ループ５５０は、ピストル形状とはさみ形状との間のほぼ 中程で示されている。例示の目的のためだけに、指ループ５５０はピストル形状 からはさみ形状へと動かされていると仮定されるであろう。しかしながら、この 図はまた逆のプロセスも図示することが理解されるであろう。

押下げ領域６０６はコイルバネ６２６に対して押し下げられ、その結果解放引き 金６０２は開かれた又は解放位置へと回転される。引き金キー６１２は、ハウジ ングディスク６２７の上のピストル形状ノツチ６２０並びに指ディスク６２４の 上のノツチ６１８とのかみ合いから外に出た。

指ループ５５０の回転の間、引き金キー６１２はハウジングディスク６２７の外 部表面に沿って乗る。か（して、解放引き金６０２を解放位置に維持するために 、解放引き金６０２の押下げ領域６０６の上に圧力が維持される必要はない。指 ループ５５０がはさみ位置により近（回転されるにつれて、指ループノツチ６１ ８及び引き金キー６１２は、ハウジングディスク６２７の上のはさみ形状ノツチ ６３２に近づく。指ノツチ６１８がはさみ形状ノツチ６３２の上に整列される時 に、引き金キー６１２は両方のノツチとのかみ合いに落ちるようにせしめられ、 かくして指ループ５５０及びハウジング５０２をはさみ形状に固定する。

指ループ５５０を回転させてピストル形状に戻すためには、解放引き金６０２を 押し下げて、指ディスクをハウジングディスクから解放する。

次に、指ループ５５０をピストル形状に向かって回転させる。引き金キー６１２ は、ハウジングディスク６２７の周辺の上に乗る。ノツチ６１８がハウジングデ ィスク６２７の上のピストル形状ノツチ６２０と直線になる時に、引き金キー６ １２はこれらのノツチ中に落ち、指ループ５５０及びハウジング５０２をピスト ル形状にロックする。

図２８ａ及び２８ｂは、はさみ形状におけるハンドル組立体５００を描写する。

指ループ５５０及び親指ループ５５２は、ハウジング５０２及び駆動はめは歯車 ５０４に対して新しい位置に回転された。駆動はめば歯車５０４の上のタブ５５ ６は、それがロ５１７中に突出するように、実質的に垂直な向きで留まる。

解放引き金６０２は、ハンドル５００がはさみ形状にロックされているような閉 じられた位置で示されている。滑りキー６１０は引き金キー６１２と整列されて 示されていて、そしてピボット６０４は滑り部材６００中のスロット６５０の端 に示されている。かくして、もう一度、親指ループ５５２は指ループ５５０に対 して反時計方向にできる限り遠く回転され、その結果タブ５５６はロ５１７内で できる限り遠く引き戻される。

示されたようなはさみ形状においては、引き金キー６１２は、ハウジングディス ク６２７の上の指ノツチ６１８及びはさみ形状ノツチ６３２とかみ合う。滑りキ ー６１０は、駆動はめば歯車５０４中の親指ノツチ６１６及びはさみ形状ノツチ ６３０とかみ合う。駆動はめは歯車中のピストル形状ノツチ６１４及びハウジン グ５０２中のピストル形状ノツチ６２０は、これらのキーのどちらともかみ合わ ない。

はさみ形状においては、道具組立体の作動は、ピストル形状におけるのと同じや り方で行われる。親指ループ５５２は、指ループ５５０に対して回転される。指 ループ５５０は、引き金キー６１２によってハウジング５０２に対して不動に保 持される。親指ループ５５２が回転するにつれて、駆動はめば歯車５０４は、滑 りキー６１０が駆動はめば歯車５０４を親指ディスク６２２にロックするので、 親指ループ５５２と共に運ばれる。駆動はめば歯車５０４が回転するにつれて、 タブ５５６はロ５１７内で移動して、道具組立体を作動させる。

図２８ｂは、図２８ａの線Ａ−Ａに沿って取られた略図である。ハウジング５０ ２は、ハウジングディスク６２７を含む。指ディスク６２４はハウジングディス ク６２７のトップの上にあり、そして親指ディスク６２２は指ディスク６２４の トップの上にある。駆動はめば歯車５０４は親指ディスク６２２のトップの上に ある。捩れバネ５５５は、明瞭さのために図から分解されて示されている。

これらのディスク及び駆動はめば歯車５０４の各々は、異なる径を有する。詳細 には、この実施態様においては、ディスクはハウジング５０２から離れる方向に 径が減少する。異なる径はキー６１０及び６１２の表面と協力して働いて、ピス トル形状とはさみ形状との間の回転のプロセスを制御する。キーがディスクの上 のノツチとのかみ合いに落ちる順序は、回転プロセスが適切に実施されることを 保証するために制御される。この順序付けは、以下に詳細に説明されるであろう 。

図２８ｂはまた、ピボット６０４の上に装着された解放引き金６０２を示す。押 下げ端６０６及びキ一端６０８は、ピボット６０４の反対側にある。滑り部材６ ００もまた示されている。ガード６７４は指ループ５５０の一体部分である。そ れは、異物が引き金６０２、滑り部材６００及びノツチと干渉することを防止す る。

図２９は、ハンドル組立体５００のハウジング５０２の略立面図である。ハウジ ング５０２は、道具組立体口５１７の半分及び一体のハウシングディスク６２７ を含む。ピボット穴６５２は、ハウジングディスク６２７のほぼ中心でハウジン グを通過する。ハウジングディスク６２７はピストル形状ノツチ６２０及びはさ み形状ノツチ６３２を含み、これらの両方とも引き金キー６１２とかみ合い自在 であり、ハウジングディスク６２７を指ディスク６２４にロックする。

図３０は、本発明のハンドル組立体５００の指ループ５５０の略立面図である。

指ループ５５０は指ディスク６２４及びガード６７４を含む。

ピボット穴６５４は、指ディスク６２４のほぼ中心で指ループ５５０を通過する 。指ディスク６２４は引き金キー６１２とかみ合い自在な指ノツチ６１８を含み 、ピストル又ははさみ形状のどちらかで指ディスク６２４をハウジングディスク ６２７にロックする。指ループ５５０はまたピボット穴６７６を含む。ピボット ６０４はこの穴６７６を通過して、解放引き金６０２を指ループ５５０に装着す る。

図３１は、本発明のハンドル組立体５００の親指ループ５５２の略立面図である 。親指ループ５５２は、そのほぼ中心にピボット穴６５６そしてその周辺に親指 ノツチ６１６を有する親指ディスク６２２を含む。

親指ノツチ６１６は滑りキー６１０とかみ合い自在であり、親指ディスク６２２ を駆動はめば歯車５０４にロックする。

図３２ａは、本発明のハンドル組立体５００の駆動はめは歯車５０４及び捩れバ ネ５５５の略立面図である。図３２ｂは、駆動はめは歯車５０４の側面図である 。駆動はめば歯車５０４は、はぼその中心を通って位置付けられたピボット穴６ ５８を含む。捩れバネ５５５は、駆動はめば歯車５０４の引っ込んだ部分６７８ 中にある。捩れバネの端６６６は、穴６６４中に挿入される。捩れバネ５５５の 端６６８は、トップヵバー５０３（図示しない）中の穴の中にある。

タブ５５６及び５５８は、駆動はめば歯車５０４の周辺に形成される。

タブ５５６は道具組立体とかみ合い、それを作動させる。タブ５５８は据え付け の間道具組立体とかみ合い、適切な据え付けを確保する。

ピストル形状ノツチ６１４及びはさみ形状ノツチ６３２もまた、駆動はめば歯車 ５０４の周辺に形成される。これらのノツチは滑りキー６１０とかみ合い自在で あり、ピストル形状又ははさみ形状のどちらかに親指ディスク６２２を駆動はめ ば歯車５０４にロックする。

図３３ａ及び３３ｂは、お互いから９０°回転された、本発明のハンドル組立体 ５００の解放引き金６０２の略立面図である。解放引き金６０２は、ピボット６ ０４がそれを通過して解放引き金６０２を指ループ５５０に装着するピボット穴 ６７８を含む。解放引き金６０２はまた、押下げ端６０６及びキ一端６０８を含 む。引き金キー６１２は、解放引き金６０２のキ一端６０８に位置付けられる。

解放引き金６０２はまた滑りレール６４６を含む。滑りレール６４６は、滑り部 材６００の上の滑り溝６４８とかみ合う。駆動はめば歯車５０４及び親指ループ ５５２がハウジングディスク６２７及び指ループ５５０に対して回転する時には 、滑り部材６００は、滑りレール６４６及び滑り溝６４８によって導かれて、解 放引き金６０２に沿って滑る。

図３４は、本発明のハンドル組立体５００の滑り部材６００の略立面図である。

滑り部材６００は、解放引き金６０２の滑りレール６４６とかみ合う滑り溝６４ ８を含む。ピボット６０４は滑り部材６００中のスロット６５０を通過し、滑り 部材６００の移動の程度を制御する。滑り部材６００の滑りキー６１０は、ステ ップ６８０を含む（図３５ａ及び３５ｂも参照）。ステップ６８０は、キー６１ ０及び６１２とディスク及び駆動はめば歯車５０４中の溝とのかみ合いの順序付 は及び深さを制御する際に使用される。これは、以下で詳細に説明されるであろ う。

図３５ａ及び３５ｂは、本発明のハンドル組立体５００の解放引き金６０２及び 滑り部材６００の略斜視図である。これらの図は、解放引き金６０２に関する滑 り部材６００の滑り作用を表す。

滑り部材６００は、矢印６８２によって示されたように解放引き金６０２に沿っ て後方にそして前方に滑る。図３５ａは、解放引き金６０２のトップでの滑り部 材６００を示す。滑りキー６１０と引き金キー６１２は実質的に整列される。図 ２６と関連して上で説明したように、解放引き金６０２及び滑り部材６００がハ ンドル組立体５００を有する組み立てられた外科器具においてこの位置にある時 には、親指ループ５５２及び指ループ５５０はお互いに向かって回転された。結 果として、駆動はめげ歯車５０４の上のタブ５５６はロ５１７内で後方に移動さ れ、そして道具組立体１２は閉じられた位置にある。

図３５ｂは、解放引き金６０２のボトムでの滑り部材６００を示す。

ハンドル組立体５００を有する組み立てられた外科器具においては、解放引き金 及び滑り部材がこの位置にある時には、道具組立体は開いている。図３５ａ及び ３５ｂ中に示されたように、滑り部材６００は、解放引き金６０２の上の滑りレ ール６４６及び滑り部材６００の上の滑り溝６４８によって導かれる。滑り部材 ６００中のスロット６５０及びピボット６０４は、滑り部材６００の移動距離を 限定する。

図３６ａ−ｆ及び３７ａ−ｆは、ピストル形状からはさみ形状への回転のプロセ スにおけるステップを図示する。図３６ａ−ｆは、回転プロセスの種々の段階に おけるハウジングディスク６２７、指ディスク６２４、親指ディスク６２２、駆 動はめげ歯車５０４、解放引き金６０２及び滑り部材６００の略立面図である。

図３７ａ−ｆの各々は、図３６ａ〜ｆの一つ中に示された切断線に沿って取られ た略断面図である。図３６ａ−ｆの各々は、図３７ａ、−ｆの一つに対応する。

ガード６７４は図３５ａ−ｆ中には示されているが、明瞭さの目的のために図３ ７ａ−ｆからは省略されたことに注目すべきである。

図３６ａ及び３７ａは、回転プロセスが始まる前にピストル形状にロックされた ハンドル５００を示す。解放引き金６０２は閉じられた位置にあり、そして指ル ープ５５２及び親指ループ５５０は道具組立体−閉じられた位置までお互いに向 かって回転されている。結果として、４つのディスクノツチ、即ち、ピストル形 状ハウジングノツチ６２０、指ノツチ６１８、親指ノツチ６１６及びピストル形 状駆動はめば歯車ノツチ６１４は整列されている。また、滑り部材６００は解放 引き金６０２のトップにあり、その結果引き金キー６１２と滑りキー６１０は整 列されている。

引き金キー６１２は、ピストル形状ハウジングディスクノソチ６２０及び指ディ スクノツチ６１８とかみ合っている。それ故、２枚のディスクはお互いに回転的 には固定される。滑りキー６１０は親指ディスクノツチ６１６及びピストル形状 駆動はめば歯車ノツチ６１４とかみ合い、親指ループ５５２を駆動はめば歯車５ ０４に回転的に固定する。

図３６ｂ及び３７ｂは、回転プロセスにおける第一ステップを図示する。引き金 ６０２の押下げ領域６０６は押し下げられて解放引き金６０２を回転させ、その 結果キー６１０及び６１２はノツチ６１４．６１６．６１８．６２０ともはやか み合っていない。指ループ５５０及び親指ループ５５２は、ハウジングディスク ６２７及び駆動はめは歯車５０４に対して時計方向に少し回転された。それ故、 ノツチ６１４及び６２０は、ノツチ６１６及び６１８ともはや整列していない。

指ループ５５０及び親指ループ５５２は、図中に示されたように、回転プロセス の間、使用者によって道具組立体−閉じられた位置で一緒に保持されても良い。

これは、プロセスの間、親指ノツチ６１６を指ノツチ６１８と実質的に整列して 保持し、回転プロセスの終わりにハンドルをはさみ形状にロックすることを容易 にする。また、ノツチ６１４及び６２０は、プロセスの間、整列されて留まるよ うに引かれる。これは、そうである必要はない。

駆動はめば歯車５０４とハウジング５０２との間にはノツチ６１４及び６２０を 整列して保持するための連結は存在しない。しかしながら、ハンドルロ５１７中 の道具組立体１２は、駆動はめば歯車５０４の上のタブ５５６とかみ合わせられ る。道具組立体における摩擦力は、駆動はめば歯車５０４をハウジングディスク ６２７に対して不動に保持する傾向があるであろう。一般に、駆動はめば歯車ノ ツチ６１４及び６３０は、それらの対応するハウジングディスクノツチ６２０及 び６３２との整列からほんの僅かしか動かないであろう。

図３７ｂ中に一層明瞭に示したように、このステップの間に、指ループ５５０が 回転されるにつれて、引き金キー６１２はハウジングディスク６２７の外部径の 上に乗る。他のディスクと駆動はめは歯車５０４との間の径の差のために、引き 金キー６１２及び滑りキー６１０は他のディスクと接触しない。

図３６ｃ及び３７ｃにおいては、親指ループ５５２及び指ループ５５０は、指ル ープノツチ６１８がはさみ形状ハウジングディスクノツチ６３２と整列されるよ うに十分に遠く回転された。はさみキー６１２は、両方のノツチとの部分的なか み合いに落ちるようにせしめられる。しかしながら、はさみ形状駆動はめば歯車 ノツチ６３０及び親指ディスクノツチ６１６は指ディスクノツチ６１８及びはさ み形状ハウジングディスクノツチ６３２と整列されないので、滑りキー６１０は 、ノツチ６１６及び６３０とのかみ合いに落ちることができない。その代わりに 、キー６１０は、親指ディスク６２２の外部表面の上にある。

図３７ｃを参照して説明すると、引き金キー６１２は、ハウジングディスクノツ チ６３２及び指ディスクノツチ６１８との部分的なかみ合いに落ちた。この部分 的なかみ合いは、指ループ５５０をはさみ形状でハウジング５０２にロックしそ して一層の回転を防止するのに十分である。

親指ノツチ６１６と駆動はめば歯車ノツチ６３０とはまた整列されないので、滑 りキー６１０は、親指ディスク６２２の外部表面の上にある。

滑り部材６００が滑り１ノール６４６及び滑り溝６４８によって解放引き金６０ ２に連結されるので、滑りキー６１０は、引き金キー６１２がノツチ６１８及び ６３２とのかみ合いに完全に落ちるのを防止する。

図３６ｄ及び３７ｄにおいては、親指ループ５５２の回転に続いて、滑りキー６ １０は、親指ノツチ６１６との部分的なかみ合いに落ちた。

はさみ形状駆動はめば歯車ノツチ６３０が親指ノツチ６１６と整列されないので 、滑りキー６１０そしてかくして引き金キー６１２は、これらのノツチとのかみ 合いに完全には落ちることができない。滑りキー６１０中のステップ６８０は、 駆動はめは歯車５０４の外部表面の上に乗り、か（して引き金６０２が閉じられ た位置へと回転することを防止する。

滑りキー６１０が示されたように親指ノツチ６１６とかみ合うために、親指ルー プ５５２は後方へそして前方へ回転され、滑りキー６１０をノツチ６１６と整列 させた。同時に、滑り部材６００は、この整列を容易にするために解放引き金６ ０２に沿って滑った。図３６ｄ及び３７ｄは、もはや解放引き金６０２のトップ にはない滑り部材６００を示す。それは、滑りキー６１０が親指ノツチ６１６と 一線になるために必要とされる距離を移動した。滑りキー６１０が今やノツチ６ １６中に部分的にかみ合って、滑りキー６１０中のステップ６８０は、駆動はめ は歯車５０４の外部表面の上に乗る。ステップ６８０は滑りキーが親指ノツチ６ １６中に十分に深く落ちるようにせしめ、その結果それは、滑りキー６１０と駆 動はめば歯車５０４の上のノツチ６３０との引き続く整列の間にノツチ６１６か ら不注意に外れることはできないであろう。

図３６ｅ及び３７ｅは、回転プロセスの最後のステップを示す。親指ループ５５ ２は、滑りキー６１０が駆動はめば歯車５０４中のはさみ形状ノツチ６３０との 整列に引き込まれるまで後方へそして前方へ回転された。滑りキー６１０は、ノ ツチ６１８及び６３０との完全なかみ合いに落ちた。それはもはや滑りキー６１ ０によって禁止されないので、引き金キー６１２は、ノツチ６１８及び６３２と の完全なかみ合いに落ちた。解放引き金６０２は、閉じられた位置に完全に回転 された。

図３６ｅ及び３７ｅにおいては、４つのすべてのノツチ６３０．６１６．６１８ 及び６３２は整列していて、そして滑り部材６００は引き金６０２のトップにあ る。かくして、ハンドル５００は、道具組立体−閉じられた位置にある。しかし ながら、これは、そうである必要はない。

回転プロセスはこの位置で完了する必要はない。

図３６ｆ及び３７ｆは、はさみ形状における道具作動機能を図示する。

親指ループ５５０は、指ループ５５２に対して回転される。滑りキー６１０が親 指ディスク６２２を駆動はめは歯車５０４に連結するので、駆動はめは歯車５０ ４もまた回転する。滑り部材６００は解放引き金６０２に沿って滑る。道具作動 の間は、引き金キー６１２は指ノツチ６１８及びはさみ形状ハウジングノツチ６ ３０内で不動に留まる。それ故、はさみ形状が維持される。

本発明をその好ましい実施態様に関して特に示しそして説明してきたけれども、 形態及び詳細における種々の変更を、添付された請求の範囲によって規定される 本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、その中で行うことができることが 当業者によって理解されるであろう。

特表千７−５０８２０１　（１９） 補正書の写しく翻訳文）提出書　（特許法第１８４条の８）１．特許出願の表示 ＰＣＴ／ＵＳ９３１０６０２４ ２、発明の名称 再使用可能な内視鏡外科器具 ３、特許出願人 名　称　マイクロサージ・インコーホレーテッド４、代理人　〒１０７ ５、補正書の提出年月日 １９９４年８月５日 ６、添付書類の目録 明細書 １９８０年代の終わりごろ以来、内視鏡外科は、非常に速い速度で人気が延びて きた。ますます、従来は患者の体に大きな切開を作ることによって行われていた 処置が、今や“最小に冒す”又は内視鏡法によって行われている。２０００年ま でには、すべての外科手術の４０〜５０％が内視鏡的に行われるであろうと推測 された。

内視鏡は、体の中に挿入することができる見るチューブのための総称的な術語で ある。内視鏡外科手術においては、外科医は、スリーブ又はカニユーレを通して 挿入されるトロカールと呼ばれる鋭いパンチのような器具によって患者の体の中 に穴又は侵入量を作る。次に１・ロカールは取り出され、侵入門中にカニユーレ を残す。次に、外科医は、カニユーレを経由して体の中へ所望の器具を挿入する 。それ故、多くの内視鏡処置においては、侵入量は、必要とされる器具を収容す るために使用される。これらは、一般に、光源、ＴＶカメラ、並びに外科道具例 えばはさみ、つかみ器、解剖器具及び類似物を含む。

内視鏡処置の増加につれて、内視鏡適用に適した外科器具に対する需要の増加が 出てきた。これらの器具は、延長された長さを通じて体の外側から制御自在でな ければならない。

よりもむしろ、単にそれを周期的に取り替えることがコスト効果的である可能性 がある。道具それ自体だ；プを規則的な基準で取り替えることが必要でありそし て道具を制御する器具全体ではないので、器具から分離しそして新しいものと取 り替えることができる道具を供給することが更に一層コスト効果的であろう。

内視鏡器具の清掃はまた、時間がかかりそして高価な手順である可能性がある。

典型的には、器具を解体して個別の部品の各々の清掃を可能にするようにしなけ ればならない。このプロセスは、最も高価な外科器具においてのみコスト効果的 である。さもなければ再び使用することができるであろうある種の低いそして中 程度の価格の外科器具は、効率的な清掃プロセスの欠乏のために廃棄されねばな らない。

発明の要約 再使用可能な内視鏡外科器具は、道具組立体及びハンドル組立体を含んで成る。

道具組立体は、それに少なくとも一つの道具あごが旋回自在に装着されているス リーブを含んで成る。道具あごは、例えば、はさみ道具あご又はその他のタイプ のあご組立体で良い。一つの実施態様においては、各々の道具あごは、その近位 端に開かれた端のスロットを有する。延長部は、スリーブ内に位置付けられてい てそしてスリーブ内で長さ方向に移動自在である。延長部は、道具あごの近位端 中のスロットとのかみ合いに入るようにそして出るように移動自在である。延長 部が道具あごとかみ合っている時には、延長部の後方へそして前方への長さ方向 の移動は、あごを開かれたそして閉じられた位置の間で動くようにせあごを開き そして閉じるようにせしめることによって外科用あご組立体を作動させる。

クリ、ブ４６は、ハンドルの前部に向かってバネ３６及び戻り止め４４へと遠位 に延びている。バネクリップの遠位端は、バネ３６と戻り止め４４との間で絞ら れ、かくして割出し回転子３７への接続を作る。バネクリップ４６、戻り止め４ ４、割出し回転子３７、スリーブ１８及びあご組立体６６は、すべて電気的に伝 導性である。それ故、電気的接続が、電気的接続口４９からあご組立体６６へと 作られる。所望の時には、電気的接続を、電気的接続口４９中に挿入された電気 的コネクタ４８によって作ることができる。

スリーブ１８の外側の上の非伝導性カバー２０は、電気を通じたスリーブ１８を 体の中の組織から絶縁するのに役立つ。これは、使用者が焼灼手術を組織の十分 に規定された領域に限定することを可能にする。

道具組立体１２及びハンドル１４は、取り外し自在である。道具組立体１２をハ ンドル１４から取り外すためには、使用者は、バネ荷重された保留ノブ６０を矢 印５９によって示した方向に下に滑らせる。これは、ノブ６０の端６３が回転ノ ブ４２中の保持溝６２から外れるようにせしめる。次に、使用者は、回転ノブ４ ２をつかみそして道具組立体１２を口１７から遠位に引き出して良い。その代わ りに、使用者は、ノブ６０を下に保持したまま、作動引き金５２を反時計方向に できる限り遠くに回転させても良い。これは、タブ５６がスプール２８中の移動 溝６５から外れるようにせしめる。加えて、タブ５８の前方即ち遠位表面の上５ ８を通過した後で、使用者は、単に道具組立体１２を口１７から残りの道を滑り 出させて良い。

図２は、道具組立体１２が取り外された、図１の外科器具１０のハンドル１４を 示す。図１及び２を参照して説明すると、道具組立体１２をハンドル１４中に据 え付けるためには、使用者は、まず作動引き金５２を反時計方向にできる限り遠 く回転させる（一点鎖線で示した）。これは、タブ５８がロ１７中に突出するよ うにせしめる。次に、使用者は、単に道具組立体１２をロ１７中に滑り込ませる 。保留ノブ６０の端６３はテーパが付けられているので、使用者は、ノブ６０を 道から外に滑らせて、道具組立体１２がロ１７中に滑って戻るようにせしめる必 要はない。ノブ６０は、回転ノブ４２中の保持溝６２がノブ６０の端６３によっ てかみ合わせられるまで、道具組立体１２の干渉部品によって道から外に簡単に 動かされるであろう。

道具組立体１２の据え付けの間に、スプール２８はロ１７内へ滑って戻る。それ がそのようにするにつれて、スプール２８の裏側は、ロ１７中に突出するタブ５ ８の前方即ち遠位表面の上の肩とかみ合う。スプール２８の後方への動きは、作 動引き金５２を時計方向に強いて回転させることによってタブ５８を強いて道の 外に出す。すると、スプール２８の後部うね部分２９は、作動引き金５２の上の タブ５６と５８との間の溝５７とかみ合う。最後に、スプール２８がロ１７中に ずっと滑って戻るにつれて、作動引き金５２の回転は、タブ５６をスプール２８ の上の移動溝６５とかみ合うようにせしめる。ノブ６０の端６３が回転ノブ４請 求の範囲 １、お互いに相対的に旋回自在なあご（７０，７２）。

スリーブ（１８）； スリーブ内の延長部（１６）であって、延長部及びスリーブはあごに連結されて いてそしてお互いに相対的に長さ方向に移動自在であって、あごを開かれた及び 閉じられた位置に向かって旋回させる延長部 を含んで成る道具組立体（１２）、並びにその中に道具組立体が保留可能である 口（１７）を有するベース（５０）、及び ベースに旋回自在に装着された作動引き金部材（５２）であって道具組立体とか み合って作動引き金部材の回転に際して延長部及びスリーブをお互いに相対的に 移動させるための、口の中に突出するタブ（５６）、 道具組立体が口の中に挿入される時に道具組立体とかみ合って作動引き金に回転 の動きを与えてタブを道具組立体とのかみ合いへと回転させるための、道具組立 体の挿入の間、口の中に突出する肩を含んで成る金部材 を含んで成るハンドル組立体（１４） を含んで成る外科器具（１０）において、道具組立体が、道具組立体を所望の位 置に回転させるための、スリーブに連結された回転子を更に含んで成り、そして ハンドル組立体が、道具組立体が口の中に挿入される時に道具組立体の端を受け そして道具組立体が挿入される時に道具組立体を口の中に保留するために道具組 立体とかみ合うためのバネで片寄らされた保留部材を更に含んで成る ことを特徴とする外科器具。

２、スリーブが長さ方向の動きに対して保留されそして延長部が移動されてあご を旋回させる、請求の範囲１記載の外科器具。

３　あごが、あごを旋回させるための、延長部とかみ合い自在な開かれた端のス ロット（８２，８４）を含んで成る、請求の範囲１記載の外科器具。

４、延長部が開かれた端のスロットとのかみ合いから外れるように移動可能であ り、その結果あごがスリーブから取り外し自在でかつスリーブの上で置き換え自 在である、請求の範囲３記載の外科器具。

５、スリーブの遠位端が弾性材料から成り、その結果スリーブの遠位端が拡大自 在であってあごをスリーブから取り外すこと及びスリーブの上で置き換えること を特徴とする請求の範囲１記載の外科器具。

６　道具組立体が、あごを取り外し自在にスリーブの遠位端に装着するための圧 縮自在なピボット（７０１）を更に含んで成る、請求の範囲１記載の外科器具。

−り中 ８、道具組立体が、清掃液を道具組立体中に導入することを可能にするための清 掃口（４０）を更に含んで成る、請求の範囲］記載の外科器具。

９　あごを装着するためにスリーブの遠位端に連結されたピボットピン（６８Ｌ 及び 延長部に連結された駆動ピン（８６）（ここで、該駆動ピンはあご中の開かれた 端のスロットとかみ合い自在であってあごを旋回させる）を更に含んで成る、請 求の範囲１記載の外科器具。

１０、回転子（４２）が道具組立体を道具組立体の長さ方向の軸の回りに回転さ せる、請求の範囲１記載の外科器具。

１１、道具組立体に電気的接続（４８）を与えるための手段を更に含んで成る、 請求の範囲１記載の外科器具。

１２、ハンドルのベースがその中に道具組立体が保留自在である第二の口（１０ １８，１０１９）を含んで成り、そして道具組立体がどちらかの口の中に保留さ れている時に延長部とスリーブとの間の相対的移動が作動引き金部材によって供 給自在である、請求の範囲１記載の外科器具。

１３、口がベースに対して相対的に回転自在であり、その結果道具組立体の長さ 方向の軸とハンドルのベースとの間の相対的な向きが変更自在である、請求の範 囲１記載の外科器具。

１４、ハンドル組立体のベースがベースに旋回自在に装着された指部材（５５０ ）を更に含んで成り、該指部材が口に対して相対的な第一の組立体を作動させる 、請求の範囲１３記載の外科器具。

１５　スリーブ（１８）ニ スリーブ内のそしてスリーブに対して相対的に長さ方向に移動自在な延長部（１ ６）；及び お互いに相対的に旋回自在なあご（７０，７２）（ここで、あごはスリーブの遠 位端にピボット（６８）によって旋回自在に装着されている）を含んで成る、ハ ンドル組立体（１４）への取り付けのための外科道具組立体（１２）において、 各々のあごがあごの近位端に開かれた端のスロット（８２，８４）を有し、そし て各々の開かれた端のスロットの側部が開かれた端のスロ、。

トの内部壁（８７，８８，９０，９２）によって規定され、そして延長部が開か れた端のスロット中にそして外に移動自在であり、その結果延長部が開かれた端 のスロットの内部壁とかみ合い自在であって、延長部がスリーブに対して相対的 に移動されるにつれてあごを開きそして閉じる ことを特徴とする外科道具組立体。

１６　あごがスリーブから取り外し自在であるようにピボツトが圧縮自在である 、請求の範囲１５記載の道具組立体。

１７　延長部があご中の開かれた端のスロットから外れるように移動可能であり 、その結果あごがスリーブから取り外し自在でかつスリーブの上で置き換え自在 である、請求の範囲１５記載の道具組立体。

１８、延長部があご中の開かれた端のスロットから外れるように移動拡大自在で あってあごをスリーブから取り外すこと及びスリーブの上で貢き換えることを特 徴とする 請求の範囲１−５記載の道具組立体。

１９　あごを装着するためにスリーブの遠位端に連結されたピボットピン（６８ ）、及び 延長部に連結された駆動ピン（８６）（ここで、該駆動ピンはあご中の開かれた 端のスロットの内部壁とかみ合い自在であってあごを旋回させる） を更に含んで成る、請求の範囲１５記載の道具組立体。

２０、その中に道具組立体（１２）が保留自在であるベース（５０２）であって 、ベースはそれに沿って道具組立体が延びる長さ方向の軸を規定するベース、及 び ベースに連結されそして道具組立体を作動させるためにお互い相対的に旋回自在 である指部材（５５０）及び親指部材（５５２）を含んで成る、外科道具組立体 への取り外し自在な取り付けのためのハンドル組立体において、 長さ方向の軸と親指及び指部材との間の角度の向きが変更自在であることを特徴 とするハンドル組立体。

２１　ベースが道具組立体を保留するための第一のそして第二の口（１０１８， １０１９）を含んで成り、そして道具組立体がどちらかの口の中に保留されてい る時に親指及び指部材が道具組立体を作動させる、を含んで成り、そして 親指及び指部材が第一の解放自在に固定された位置と第二の解放自在に固定され た位置との間でベースに関して回転自在な堅いループを含んで成る、 請求の範囲２０記載のハンドル組立体。

２３、指部材が、ベースに旋回自在に装着されていて、そしてベースに対して相 対的な複数の角度の向きの一つに解放自在に固定自在であり、そして 親指部材が、指部材に対して相対的に旋回自在であって、指部材がベースに対し て相対的な解放自在に固定された角度の向きに固定される時に道具組立体を作動 させる、 請求の範囲２２記載のハンドル組立体。

Ｓ／　’６１８０ フロントページの続き （８１）指定国　ＥＰ（ＡＴ、ＢＥ、ＣＨ，ＤＥ。

ＤＫ、ＥＳ、ＰＲ，ＧＢ、ＧＲ，ＩＥ、ＩＴ、ＬＵ、ＭＣ，ＮＬ、　ＰＴ、ＳＥ ）、　ＡＵ、　ＣＡ、　ＤＥ、　ＧＢ、Ｊ（７２）発明者　バッカス、ジョン・ シーアメリカ合衆国マサチュセツツ州０１７７８ウェイランド・リッチバリーロ ード３９

Claims (23)

【特許請求の範囲】
1. １．お互いに相対的に旋回自在なあご；スリーブ； スリーブ内の延長部（ここで、延長部及びスリーブはあごに連結されていてそし てお互いに相対的に長さ方向に移動自在であって、あごを開かれた及び閉じられ た位置に向かって旋回させる）を含んで成る道具組立体、並びに その中に道具組立体が保留可能である口を有するベースを含んで成るハンドル組 立体 を含んで成る外科器具であって、 ハンドル組立体が、 ベースに旋回自在に装着された作動引き金部材を更に含んで成り、そして 作動引き金部材が、 道具組立体とかみ合って作動引き金部材の回転に際して延長部及びスリーブをお 互いに相対的に移動させるための、口の中に突出するタブ、並びに それが口の中に挿入される時に道具組立体とかみ合って作動引き金に回転の動き を与えてタブを道具組立体とのかみ合いへと回転させるための、道具組立体の挿 入の間、口の中に突出する肩を含んで成ることを特徴とする外科器具。
2. ２．スリーブが長さ方向の動きに対して保留されそして延長部が移動されてあご を旋回させる、請求の範囲１記載の外科器具。
3. ３．あごが、あごを旋回させるための、延長部とかみ合い自在な開かれた端のス ロットを含んで成る、請求の範囲１記載の外科器具。
4. ４．延長部が開かれた端のスロットとのかみ合いからを外れるように移動可能で あり、その結果あごがスリーブから取り外し自在でかつスリーブの上で置き換え 自在である、請求の範囲３記載の外科器具。
5. ５．スリーブの遠位端が弾性材料から成り、その結果スリーブの遠位端が拡大自 在であってあごをスリーブから取り外すこと及びスリーブの上で置き換えること を可能にする、請求の範囲１記載の外科器具。
6. ６．道具組立体が、あごを取り外し自在にスリーブの遠位端に装着するための圧 縮自在なピボットを更に含んで成る、請求の範囲１記載の外科器具。
7. ７．あごが道具組立体から取り外し自在かつ道具組立体の上で置き換え自在であ る、請求の範囲１記載の外科器具。
8. ８．道具組立体が、清掃液を道具組立体中に導入することを可能にするための清 掃口を更に含んで成る、請求の範囲１記載の外科器具。
9. ９．あごを装着するためにスリーブの遠位端に連結されたピボットピン、及び 延長部に連結された駆動ピン（ここで、該駆動ピンはあご中の開かれた端のスロ ットとかみ合い自在であってあごを旋回させる）を更に含んで成る、請求の範囲 １記載の外科器具。
10. １０．道具組立体が、道具組立体を道具組立体の長さ方向の軸の回りに回転させ るための回転子を含んで成る、請求の範囲１記載の外科器具。
11. １１．道具組立体に電気的接続を与えるための手段を更に含んで成る、請求の範 囲１記載の外科器具。
12. １２．ハンドルのベースがその中に道具組立体が保留自在である第二の口を含ん で成り、そして道具組立体がどちらかの口の中に保留されている時に延長部とス リーブとの間の相対的移動が作動引き金部材によって供給自在である、請求の範 囲１記載の外科器具。
13. １３．口がベースに対して相対的に回転自在であり、その結果道具組立体の長さ 方向の軸とハンドルのベースとの間の相対的な向きが変更自在である、請求の範 囲１記載の外科器具。
14. １４．ハンドル組立体のベースがベースに旋回自在に装着された指部材を更に含 んで成り、該指部材が口に対して相対的な第一の回転の向き及び第二の回転の向 きの一つに解放自在に固定可能であり、そして作動引き金部材が指部材に対して 相対的に旋回自在であって道具組立体を作動させる、請求の範囲１３記載の外科 器具。
15. １５．スリーブ； スリーブ内のそしてスリーブに対して相対的に長さ方向に移動自在な延長部；及 び お互いに相対的に旋回自在なあご（ここで、あこごはスリーブの遠位端にピボッ トによって旋回自在に装着されている）を含んで成る、ハンドル組立体への取り 付けのための外科道具組立体であって、 各々のあごがあごの近位端に開かれた端のスロットを有し、そして延長部があご の近位端で開かれた端のスロットとかみ合い自在であって、延長部がスリーブに 対して相対的に移動されるにつれてあごを開きそして閉じる ことを特徴とする外科道具組立体。
16. １６．あごがスリーブから取り外し自在であるようにピボットが圧縮自在である 、請求の範囲１５記載の道具組立体。
17. １７．延長部があご中のスロットとのかみ合いから外れるように移動可能であり 、その結果あごがスリーブから取り外し自在でかつスリーブの上で置き換え自在 である、請求の範囲１５記載の道具組立体。
18. １８．延長部があごの上のスロットとのかみ合いから外れるように移動可能であ り、そして スリーブの遠位端が弾性材料から成り、その結果スリーブの遠位端が拡大自在で あってあごをスリーブから取り外すこと及びスリーブの上で置き換えることを可 能にする、 請求の範囲１５記載の道具組立体。
19. １９．あごを装着するためにスリーブの遠位端に連結されたピボットピン、及び 延長部に連結された駆動ピン（ここで、該駆動ピンはあご中のスロットとかみ合 い自在であってあごを旋回させる）を更に含んで成る、請求の範囲１５記載の道 具組立体。
20. ２０．その中に道具組立体が保留自在であるベース、及び道具組立体を作動させ るための、ベースに連結された作動器を含んで成る、外科道具組立体への取り外 し自在な取り付けのためのハンドル組立体であって、 道具組立体の長さ方向の軸とベースとの間の角度の向きが変更自在である ことを特徴とするハンドル組立体。
21. ２１．ベースが道具組立体を保留するための第一のそして第二の口を含んで成り 、そして道具組立体がどちらかの口の中に保留されている時に作動器が道具組立 体を作動させる、請求の範囲２０記載のハンドル組立体。
22. ２２．ベースが道具組立体を保留するための長さ方向の口を含んで成り、そして 作動器が第一の解放自在に固定された位置と第二の解放自在に固定された位置と の間でベースに関して回転自在である、請求の範囲２０記載のハンドル組立体。
23. ２３．作動器が、 ベースに旋回自在に装着された指部材（ここで、該指部材は、口に対して相対的 な第一の回転の向き及び第二の回転の向きの一つに解放自在に固定可能である） 、及び 道具組立体が口の中に保留されている時に道具組立体を作動させるために指部材 に対して相対的に旋回自在な作動引き金部材を含んで成る、請求の範囲２２記載 のハンドル組立体。