JPH0750802A - Vtr - Google Patents
VtrInfo
- Publication number
- JPH0750802A JPH0750802A JP4261679A JP26167992A JPH0750802A JP H0750802 A JPH0750802 A JP H0750802A JP 4261679 A JP4261679 A JP 4261679A JP 26167992 A JP26167992 A JP 26167992A JP H0750802 A JPH0750802 A JP H0750802A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- video signal
- recording
- circuit
- switch
- data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スイッチの切り換えによって記録しようとす
る入力映像信号を符号化した信号を復号化して予め確認
し、この確認に基いて圧縮するか否か、または確認に基
いた圧縮率を決定し、この後映像信号を記録するように
することで、入力映像信号の画質に応じた最適な記録が
簡単な構成で実現することができるようにする。 【構成】 入力映像信号を符号化する圧縮符号化回路5
と、これからの符号化データに記録処理を施した後、磁
気ヘッド7により磁気テープ8に傾斜トラックを形成す
る如く記録する記録系6と、記録データを磁気ヘッド9
を介して再生し、再生処理を施して符号化データを得る
再生系10と、これからの符号化データを元の入力映像
信号に復号化する復号化回路12と、符号化回路5から
の符号化データまたは再生系10からの符号化データを
復号化回路12に選択的に供給するスイッチ11とを有
する。
る入力映像信号を符号化した信号を復号化して予め確認
し、この確認に基いて圧縮するか否か、または確認に基
いた圧縮率を決定し、この後映像信号を記録するように
することで、入力映像信号の画質に応じた最適な記録が
簡単な構成で実現することができるようにする。 【構成】 入力映像信号を符号化する圧縮符号化回路5
と、これからの符号化データに記録処理を施した後、磁
気ヘッド7により磁気テープ8に傾斜トラックを形成す
る如く記録する記録系6と、記録データを磁気ヘッド9
を介して再生し、再生処理を施して符号化データを得る
再生系10と、これからの符号化データを元の入力映像
信号に復号化する復号化回路12と、符号化回路5から
の符号化データまたは再生系10からの符号化データを
復号化回路12に選択的に供給するスイッチ11とを有
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば入力データを符
号化して圧縮し、圧縮したデータを磁気テープに傾斜ト
ラックを形成する如く記録するVTRに適用して好適な
VTRに関する。
号化して圧縮し、圧縮したデータを磁気テープに傾斜ト
ラックを形成する如く記録するVTRに適用して好適な
VTRに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばD1、D2等のフォーマッ
ト名で多くのディジタルVTRが提案されている。
ト名で多くのディジタルVTRが提案されている。
【0003】例えばD2フォーマットのディジタルVT
Rの記録系においては、入力映像信号をソースコーディ
ングしてディジタルデータに変換し、変換で得たディジ
タルデータを映像系の回路においてチャンネルデマルチ
プレクス処理し、処理したデータにアウターECC(エ
ラー・コレクション・コーディング)を付加し、更にこ
のECCを付加したデータを1フィールドの1/3単位
でシャッフリングし、シャッフリングしたデータと、音
声データ(音声データはディジタルデータにされた後、
ECCが付加され、シャッフリングされている)とを多
重化し、この多重化したデータにインナーECC、同期
信号を付加し、更にチャンネルコーディング処理を施し
た後、4つの磁気ヘッドを用い、1フィールドのディジ
タルデータを6本の傾斜トラックを形成する如く記録す
る。
Rの記録系においては、入力映像信号をソースコーディ
ングしてディジタルデータに変換し、変換で得たディジ
タルデータを映像系の回路においてチャンネルデマルチ
プレクス処理し、処理したデータにアウターECC(エ
ラー・コレクション・コーディング)を付加し、更にこ
のECCを付加したデータを1フィールドの1/3単位
でシャッフリングし、シャッフリングしたデータと、音
声データ(音声データはディジタルデータにされた後、
ECCが付加され、シャッフリングされている)とを多
重化し、この多重化したデータにインナーECC、同期
信号を付加し、更にチャンネルコーディング処理を施し
た後、4つの磁気ヘッドを用い、1フィールドのディジ
タルデータを6本の傾斜トラックを形成する如く記録す
る。
【0004】一方再生時においては、4つの磁気ヘッド
を用いて磁気テープに記録されているデータを再生し、
増幅、波形等化した後に、再生データをチャンネルデコ
ードし、チャンネルデコードしたデータの同期信号を検
出した後、エラー訂正及び修整(コンシール)処理を施
し、この処理を施したデータを音声データと映像データ
とに分け、映像データについては、デ・シャッフル処
理、アウターECCによるデコード、チャンネルマルチ
プレクス処理、エラーコンシール処理を施し、更にアナ
ログ信号に変換して出力し、音声データについては、デ
・シャッフル処理、アウターECCによるデコード、エ
ラーコンシール処理を施し、更にアナログ信号に変換し
て出力する。
を用いて磁気テープに記録されているデータを再生し、
増幅、波形等化した後に、再生データをチャンネルデコ
ードし、チャンネルデコードしたデータの同期信号を検
出した後、エラー訂正及び修整(コンシール)処理を施
し、この処理を施したデータを音声データと映像データ
とに分け、映像データについては、デ・シャッフル処
理、アウターECCによるデコード、チャンネルマルチ
プレクス処理、エラーコンシール処理を施し、更にアナ
ログ信号に変換して出力し、音声データについては、デ
・シャッフル処理、アウターECCによるデコード、エ
ラーコンシール処理を施し、更にアナログ信号に変換し
て出力する。
【0005】ところで、近年HD(高精細度テレビジョ
ン)方式によるテレビジョンが開発されたことに呼応し
て、このHD方式のテレビジョン信号を記録するための
VTRにおいて、標準テレビジョンに比して多くの情報
を記録するために、例えばコーデック等と称される符号
化装置で行われている圧縮方法を用いることが考えられ
ている。
ン)方式によるテレビジョンが開発されたことに呼応し
て、このHD方式のテレビジョン信号を記録するための
VTRにおいて、標準テレビジョンに比して多くの情報
を記録するために、例えばコーデック等と称される符号
化装置で行われている圧縮方法を用いることが考えられ
ている。
【0006】このコーデックは、画像データを伝送また
は記録する際に符号化して圧縮するためのものであり、
この画像データの符号化は、1990年12月に国際電
気通信連合(ITU)の傘下である国際電信電話諮問委
員会(CCITT)によって成立に至った映像CODE
C(コーダ、デコーダ)勧告H.261により標準化さ
れている。
は記録する際に符号化して圧縮するためのものであり、
この画像データの符号化は、1990年12月に国際電
気通信連合(ITU)の傘下である国際電信電話諮問委
員会(CCITT)によって成立に至った映像CODE
C(コーダ、デコーダ)勧告H.261により標準化さ
れている。
【0007】動画像符号化が適用されるのは、信号源と
して標準テレビジョンやハイディフィニッション(H
D)テレビジョンを用い、遠隔地への信号伝送を伴う用
途として例えば放送、通信等、また、ローカルな信号処
理の用途として蓄積等の分野にわたっている。
して標準テレビジョンやハイディフィニッション(H
D)テレビジョンを用い、遠隔地への信号伝送を伴う用
途として例えば放送、通信等、また、ローカルな信号処
理の用途として蓄積等の分野にわたっている。
【0008】この勧告H.261による映像フォーマッ
トとして、地域(全世界)によるテレビジョン方式の違
いを解決し、CODEC間で通信を行うことのできる共
通の中間フォーマット(CIF:Common Int
ermediate Format)があげられる。
トとして、地域(全世界)によるテレビジョン方式の違
いを解決し、CODEC間で通信を行うことのできる共
通の中間フォーマット(CIF:Common Int
ermediate Format)があげられる。
【0009】このCIFによる画像の解像度は、横35
2、縦288ドットである。
2、縦288ドットである。
【0010】さて、一般にビデオコーデックの符号化部
は、入力ビデオデータを符号器で符号化し、これを多重
化符号化し、更にこのデータを送信バッファに一旦蓄え
た後、伝送符号器で符号化し、符号化したビット列とし
て送信し、復号化部は伝送された符号化されたビット列
のビデオデータを伝送復号器で復号し、これを一旦受信
バッファに蓄えた後、多重化復号化し、更にこのデータ
を復号して元のビデオ信号を得る。
は、入力ビデオデータを符号器で符号化し、これを多重
化符号化し、更にこのデータを送信バッファに一旦蓄え
た後、伝送符号器で符号化し、符号化したビット列とし
て送信し、復号化部は伝送された符号化されたビット列
のビデオデータを伝送復号器で復号し、これを一旦受信
バッファに蓄えた後、多重化復号化し、更にこのデータ
を復号して元のビデオ信号を得る。
【0011】このように膨大な画像データを伝送する場
合においては、伝送時に符号化して圧縮し、受信時に符
号化されて圧縮された画像データを復号するようにして
いる。
合においては、伝送時に符号化して圧縮し、受信時に符
号化されて圧縮された画像データを復号するようにして
いる。
【0012】従って、ビデオコーデックは画像の伝送の
みならず、上述したようにVTRにおいて画像データを
記録するときにも用いることができる。
みならず、上述したようにVTRにおいて画像データを
記録するときにも用いることができる。
【0013】特に、上述したHDテレビジョンの方式の
画像データや標準のテレビジョン方式のディジタル映像
信号は標準のテレビジョン方式のアナログ映像信号それ
とは異なり、膨大なデータ量となるので、当然記録時に
符号化して圧縮し、再生時に復号化して元の画像データ
を得るようにすることは記録コストを大幅にダウンさせ
るためにも必須の課題となっている。
画像データや標準のテレビジョン方式のディジタル映像
信号は標準のテレビジョン方式のアナログ映像信号それ
とは異なり、膨大なデータ量となるので、当然記録時に
符号化して圧縮し、再生時に復号化して元の画像データ
を得るようにすることは記録コストを大幅にダウンさせ
るためにも必須の課題となっている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、ディジ
タルVTRにおいて、映像データを符号化することによ
り圧縮するようにした場合は、上述したHDテレビジョ
ン方式のみならず、標準テレビジョン方式においても記
録情報を大幅に減らすことができ、これによって圧縮し
ないで記録した場合よりもより長い時間の記録が可能と
なる。
タルVTRにおいて、映像データを符号化することによ
り圧縮するようにした場合は、上述したHDテレビジョ
ン方式のみならず、標準テレビジョン方式においても記
録情報を大幅に減らすことができ、これによって圧縮し
ないで記録した場合よりもより長い時間の記録が可能と
なる。
【0015】ところで、上述のように、入力映像信号を
圧縮して記録したものを再び再生して元の映像信号を復
元した場合、入力時の映像信号と同等のクオリティ、あ
るいはこれ以上のものを得られるかどうかを確認するこ
とが必要である。
圧縮して記録したものを再び再生して元の映像信号を復
元した場合、入力時の映像信号と同等のクオリティ、あ
るいはこれ以上のものを得られるかどうかを確認するこ
とが必要である。
【0016】特に入力映像信号の画質があまり良くない
場合には、圧縮を行ったことによって入力時のそれより
再生時に劣化している可能性がある。
場合には、圧縮を行ったことによって入力時のそれより
再生時に劣化している可能性がある。
【0017】したがって、入力映像信号を圧縮して記録
したものを再び再生して元の映像信号を復元し、復元し
た映像信号をテレビジョンモニタに供給してその管面上
に映像し、映出した画像を目視により劣化しているか否
かを判断し、その判断に基いて入力映像信号を圧縮して
記録するか、あるいは圧縮しないで記録するかを決定
し、再び入力映像信号を記録するようにすれば良い。
したものを再び再生して元の映像信号を復元し、復元し
た映像信号をテレビジョンモニタに供給してその管面上
に映像し、映出した画像を目視により劣化しているか否
かを判断し、その判断に基いて入力映像信号を圧縮して
記録するか、あるいは圧縮しないで記録するかを決定
し、再び入力映像信号を記録するようにすれば良い。
【0018】しかしながら、このような判断を行うため
にわざわざ入力映像信号を記録し、これを再生すること
は使用者にとって大きな手間となるばかりでなく、画質
の善し悪しで圧縮して記録するか否かを簡単に決定して
しまうのは、本来映像信号を圧縮して記録することのメ
リットを完全になくしてしまうことになる。
にわざわざ入力映像信号を記録し、これを再生すること
は使用者にとって大きな手間となるばかりでなく、画質
の善し悪しで圧縮して記録するか否かを簡単に決定して
しまうのは、本来映像信号を圧縮して記録することのメ
リットを完全になくしてしまうことになる。
【0019】このことは、画質の非常に良い映像信号だ
けを圧縮して記録し、このような映像信号以外の映像信
号については全て圧縮をしないで記録することを意味す
る。
けを圧縮して記録し、このような映像信号以外の映像信
号については全て圧縮をしないで記録することを意味す
る。
【0020】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、入力映像信号の圧縮・伸長に伴う画質劣化の確認を
極めて簡単に行えるようにすると共に、入力映像信号の
画質に対応した圧縮・伸長及び記録を行うことのできる
VTRを提案しようとするものである。
で、入力映像信号の圧縮・伸長に伴う画質劣化の確認を
極めて簡単に行えるようにすると共に、入力映像信号の
画質に対応した圧縮・伸長及び記録を行うことのできる
VTRを提案しようとするものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力情報を符
号化する符号化手段5と、この符号化手段5からの符号
化データに記録のための処理を施した後、磁気ヘッド7
により磁気テープ8に傾斜トラックを形成する如く記録
する記録手段6と、この磁気テープ8に記録した記録デ
ータを磁気ヘッド9を介して再生し、再生のための処理
を施して符号化データを得る再生手段10と、この再生
手段10からの符号化データを元の入力情報に復号化す
る復号化手段12と、符号化手段5からの符号化データ
または再生手段10からの符号化データを復号化手段1
2に選択的に供給する選択供給手段11とを有するもの
である。
号化する符号化手段5と、この符号化手段5からの符号
化データに記録のための処理を施した後、磁気ヘッド7
により磁気テープ8に傾斜トラックを形成する如く記録
する記録手段6と、この磁気テープ8に記録した記録デ
ータを磁気ヘッド9を介して再生し、再生のための処理
を施して符号化データを得る再生手段10と、この再生
手段10からの符号化データを元の入力情報に復号化す
る復号化手段12と、符号化手段5からの符号化データ
または再生手段10からの符号化データを復号化手段1
2に選択的に供給する選択供給手段11とを有するもの
である。
【0022】更に上述において本発明は、選択供給手段
11を切り換えスイッチ11としたものである。
11を切り換えスイッチ11としたものである。
【0023】更に上述において本発明は、符号化手段5
の圧縮率を可変する可変手段を設け、この可変手段での
切り換え動作に連動して符号化手段5の圧縮率を可変さ
せるようにしたものである。
の圧縮率を可変する可変手段を設け、この可変手段での
切り換え動作に連動して符号化手段5の圧縮率を可変さ
せるようにしたものである。
【0024】更に上述において本発明は、可変手段によ
って切り換えられる符号化手段5での圧縮率は、少なく
とも画質優先の標準モードに対応した圧縮率と録画時間
重視の長時間モードに対応した圧縮率を持つものであ
る。
って切り換えられる符号化手段5での圧縮率は、少なく
とも画質優先の標準モードに対応した圧縮率と録画時間
重視の長時間モードに対応した圧縮率を持つものであ
る。
【0025】
【作用】本発明の構成によれば、入力情報を符号化手段
5で符号化し、この符号化手段5からの符号化データに
記録のための処理を記録手段で施した後、磁気ヘッド7
により磁気テープ8に傾斜トラックを形成する如く記録
し、この磁気テープ8に記録した記録データを磁気ヘッ
ド9を介して再生手段10で再生し、再生のための処理
を施して符号化データを得、この再生手段10からの符
号化データを復号化手段12で元の入力情報に復号化
し、符号化手段5からの符号化データまたは再生手段1
0からの符号化データを選択供給手段11で復号化手段
12に選択的に供給する。
5で符号化し、この符号化手段5からの符号化データに
記録のための処理を記録手段で施した後、磁気ヘッド7
により磁気テープ8に傾斜トラックを形成する如く記録
し、この磁気テープ8に記録した記録データを磁気ヘッ
ド9を介して再生手段10で再生し、再生のための処理
を施して符号化データを得、この再生手段10からの符
号化データを復号化手段12で元の入力情報に復号化
し、符号化手段5からの符号化データまたは再生手段1
0からの符号化データを選択供給手段11で復号化手段
12に選択的に供給する。
【0026】更に上述において本発明は、選択供給手段
11を切り換えスイッチ11とし、この切り換えスイッ
チにより、符号化手段5からの符号化データまたは再生
手段10からの符号化データを復号化手段12に選択的
に供給する。
11を切り換えスイッチ11とし、この切り換えスイッ
チにより、符号化手段5からの符号化データまたは再生
手段10からの符号化データを復号化手段12に選択的
に供給する。
【0027】更に上述において本発明は、可変手段での
切り換え動作に連動して符号化手段5の圧縮率を可変さ
せる。
切り換え動作に連動して符号化手段5の圧縮率を可変さ
せる。
【0028】更に上述において本発明は、可変手段によ
って符号化手段5での圧縮率を少なくとも画質優先の標
準モードに対応した圧縮率または録画時間重視の長時間
モードに対応した圧縮率に切り換える。
って符号化手段5での圧縮率を少なくとも画質優先の標
準モードに対応した圧縮率または録画時間重視の長時間
モードに対応した圧縮率に切り換える。
【0029】
【実施例】以下に、図1を参照して本発明VTRの一実
施例について詳細に説明する。
施例について詳細に説明する。
【0030】この図1において、1は例えばディジタル
映像信号が供給される入力端子、2は例えばアナログ映
像信号が供給される入力端子である。
映像信号が供給される入力端子、2は例えばアナログ映
像信号が供給される入力端子である。
【0031】入力端子1を介して供給されるディジタル
映像信号はスイッチ2の一方の固定接点2aに供給され
る。入力端子3を介して供給されるアナログ映像信号は
A−Dコンバータ4においてディジタル映像信号に変換
された後にスイッチ2の他方の固定接点2bに供給され
る。
映像信号はスイッチ2の一方の固定接点2aに供給され
る。入力端子3を介して供給されるアナログ映像信号は
A−Dコンバータ4においてディジタル映像信号に変換
された後にスイッチ2の他方の固定接点2bに供給され
る。
【0032】このスイッチ2は図示しない操作パネル等
の切り換えスイッチによる切り換え動作に連動して、可
動接点2cを固定接点2aまたは2bに接続する。この
スイッチ2で選択されたディジタル映像信号は圧縮符号
化回路5に供給される。
の切り換えスイッチによる切り換え動作に連動して、可
動接点2cを固定接点2aまたは2bに接続する。この
スイッチ2で選択されたディジタル映像信号は圧縮符号
化回路5に供給される。
【0033】この圧縮符号化回路5はスイッチ2からの
ディジタル映像信号に対して、例えばランレングス符号
化、ハフマン符号化、離散コサイン変換、ADRC(ア
ダプティブ・ダイナミック・レンジ・コーディング)処
理、サブサンプリング処理等の各種符号化処理を施し、
処理を施して得た符号化データを記録系6に供給する。
ディジタル映像信号に対して、例えばランレングス符号
化、ハフマン符号化、離散コサイン変換、ADRC(ア
ダプティブ・ダイナミック・レンジ・コーディング)処
理、サブサンプリング処理等の各種符号化処理を施し、
処理を施して得た符号化データを記録系6に供給する。
【0034】またこの圧縮符号化回路5は図示しない操
作パネルの切り換えスイッチに連動して圧縮率を変更す
る。ところで、この切り換えスイッチであるが、単に圧
縮するか否かを切り換えるようにしても良いが、例えば
ボリュームにしても良い。ボリュームにした場合は、そ
のボリュームからのボリューム情報に基いて圧縮符号化
回路5が対応する圧縮率に変更(圧縮率の変化は再量子
化のときのビット数によって決まる)することとなる。
作パネルの切り換えスイッチに連動して圧縮率を変更す
る。ところで、この切り換えスイッチであるが、単に圧
縮するか否かを切り換えるようにしても良いが、例えば
ボリュームにしても良い。ボリュームにした場合は、そ
のボリュームからのボリューム情報に基いて圧縮符号化
回路5が対応する圧縮率に変更(圧縮率の変化は再量子
化のときのビット数によって決まる)することとなる。
【0035】また、切り換えスイッチの切り換えとして
は、標準、長時間モードの切り換えとする。即ち、「標
準モード」としては、圧縮符号化回路5での圧縮率を例
えば符号量制御によって“100”(即ち、圧縮を行わ
ないで記録する)とするようにし、「長時間モード」と
しては、圧縮符号化回路5での圧縮率を例えば符号量制
御によって“10”(1/10に圧縮する)とするよう
にする。この制御は例えば記録系6内の制御回路で行う
っても、図示しないコントローラの如き専用の制御回路
で行っても、圧縮符号化回路5内の制御部で行っても良
い。
は、標準、長時間モードの切り換えとする。即ち、「標
準モード」としては、圧縮符号化回路5での圧縮率を例
えば符号量制御によって“100”(即ち、圧縮を行わ
ないで記録する)とするようにし、「長時間モード」と
しては、圧縮符号化回路5での圧縮率を例えば符号量制
御によって“10”(1/10に圧縮する)とするよう
にする。この制御は例えば記録系6内の制御回路で行う
っても、図示しないコントローラの如き専用の制御回路
で行っても、圧縮符号化回路5内の制御部で行っても良
い。
【0036】尚、上述の切り換えスイッチの代わりに、
ボリュームを用いて圧縮率を変更できるようにした場
合、ボリウムが”0”で圧縮率は“100”(圧縮を行
わない)とし、ボリウムが“0”から順次増加するに従
って高い圧縮率で圧縮するようにする。
ボリュームを用いて圧縮率を変更できるようにした場
合、ボリウムが”0”で圧縮率は“100”(圧縮を行
わない)とし、ボリウムが“0”から順次増加するに従
って高い圧縮率で圧縮するようにする。
【0037】記録系6は圧縮符号化回路5からの符号化
データにディジタルVTRとしての各種処理、チャンネ
ルコーディングやエラー訂正符号の付加、同期信号の付
加等を行い、この後磁気ヘッド7を介して磁気テープ8
に傾斜トラックを形成する如く記録する。
データにディジタルVTRとしての各種処理、チャンネ
ルコーディングやエラー訂正符号の付加、同期信号の付
加等を行い、この後磁気ヘッド7を介して磁気テープ8
に傾斜トラックを形成する如く記録する。
【0038】さて、再生系について説明すると、磁気テ
ープ8に記録したデータを磁気ヘッド9で再生し、再生
データに再生系10でチャンネルデコーディング、エラ
ー訂正処理、同期検出等の各種処理を施して符号化デー
タを得、この後スイッチ11の固定接点11bに供給す
る。
ープ8に記録したデータを磁気ヘッド9で再生し、再生
データに再生系10でチャンネルデコーディング、エラ
ー訂正処理、同期検出等の各種処理を施して符号化デー
タを得、この後スイッチ11の固定接点11bに供給す
る。
【0039】このスイッチ11は図示しない操作パネル
等の切り換えスイッチの切り換え動作に連動して可動接
点を固定接点11aまたは11bに接続する。例えば切
り換えスイッチの一方の接点を「再生」とし、他方の接
点を「モニタ」等とし、切り換えスイッチを「再生」側
にした場合には、スイッチ11の可動接点11cが固定
接点11bに接続されるようにし、切り換えスイッチを
「モニタ」側にした場合には、可動接点11cが固定接
点11aに接続されるようにする。これによってスイッ
チ11を介して圧縮符号化回路5からの符号化データま
たは再生系10からの符号化データが選択的に復号化回
路12に供給される。
等の切り換えスイッチの切り換え動作に連動して可動接
点を固定接点11aまたは11bに接続する。例えば切
り換えスイッチの一方の接点を「再生」とし、他方の接
点を「モニタ」等とし、切り換えスイッチを「再生」側
にした場合には、スイッチ11の可動接点11cが固定
接点11bに接続されるようにし、切り換えスイッチを
「モニタ」側にした場合には、可動接点11cが固定接
点11aに接続されるようにする。これによってスイッ
チ11を介して圧縮符号化回路5からの符号化データま
たは再生系10からの符号化データが選択的に復号化回
路12に供給される。
【0040】この復号化回路12はスイッチ11を介し
て圧縮符号化回路5または再生系10から供給される符
号化データから元のディジタル映像信号を復元し、復元
したディジタル映像信号を出力端子13から出力すると
共に、D−Aコンバータ14に供給する。D−Aコンバ
ータ14に供給されたディジタル映像信号はこのD−A
コンバータ14においてアナログ映像信号に変換され、
出力端子15を介して例えばテレビジョンモニタに供給
され、その管面上において画像として映出される。
て圧縮符号化回路5または再生系10から供給される符
号化データから元のディジタル映像信号を復元し、復元
したディジタル映像信号を出力端子13から出力すると
共に、D−Aコンバータ14に供給する。D−Aコンバ
ータ14に供給されたディジタル映像信号はこのD−A
コンバータ14においてアナログ映像信号に変換され、
出力端子15を介して例えばテレビジョンモニタに供給
され、その管面上において画像として映出される。
【0041】ところで、本例においては、上述したよう
に、スイッチ11を切り換えることによって、圧縮符号
化回路5の出力または再生系10の出力を復号化回路1
2に選択的に供給するようにしている。
に、スイッチ11を切り換えることによって、圧縮符号
化回路5の出力または再生系10の出力を復号化回路1
2に選択的に供給するようにしている。
【0042】即ち、本例においては、このスイッチ11
の切り換えによる記録、再生時の操作として次のような
使用方法を提案する。
の切り換えによる記録、再生時の操作として次のような
使用方法を提案する。
【0043】先ず、記録時において、これから記録しよ
うとする入力映像信号を圧縮符号化回路5で符号化し、
符号化したデータをスイッチ11を介して復号化回路1
2に供給し、復号化回路12で符号化データを復号して
元のディジタル映像信号を得、このディジタル映像信号
をD−Aコンバータ14でアナログ映像信号に変換した
後、テレビジョンモニタに供給してその管面上に画像と
して映出し、映出した画像の画質を確認した後に符号化
して圧縮するか否かを判断し、この後記録するようにす
る方法である。
うとする入力映像信号を圧縮符号化回路5で符号化し、
符号化したデータをスイッチ11を介して復号化回路1
2に供給し、復号化回路12で符号化データを復号して
元のディジタル映像信号を得、このディジタル映像信号
をD−Aコンバータ14でアナログ映像信号に変換した
後、テレビジョンモニタに供給してその管面上に画像と
して映出し、映出した画像の画質を確認した後に符号化
して圧縮するか否かを判断し、この後記録するようにす
る方法である。
【0044】そして、もう1つの方法として、実際に記
録を行いながら、上述と同様にして画質を確認し、符号
化するか否か、またはどのくらいの圧縮率で符号化する
かを図示しない操作パネルの切り換えスイッチやボリウ
ム等で設定する方法である。
録を行いながら、上述と同様にして画質を確認し、符号
化するか否か、またはどのくらいの圧縮率で符号化する
かを図示しない操作パネルの切り換えスイッチやボリウ
ム等で設定する方法である。
【0045】このような方法を採用すれば、実際に記録
したデータを再生、復元してテレビジョンモニタ上に映
出させて確認するという煩わしい作業を行うことなく、
入力映像信号に最も適した記録を行うことができる。
したデータを再生、復元してテレビジョンモニタ上に映
出させて確認するという煩わしい作業を行うことなく、
入力映像信号に最も適した記録を行うことができる。
【0046】次に動作について説明する。
【0047】先ず、記録を行う前に入力される映像信号
を符号化し、更にこれを復号化して得た映像信号の画質
を確認する場合は、図示しない操作パネルの切り換えス
イッチを例えば「モニタ」側に切り換える。
を符号化し、更にこれを復号化して得た映像信号の画質
を確認する場合は、図示しない操作パネルの切り換えス
イッチを例えば「モニタ」側に切り換える。
【0048】この切り換えにより、スイッチ2の可動接
点2cが固定接点2aに接続された場合は、入力端子1
及びスイッチ2を介してディジタル映像信号が圧縮符号
化回路5に供給され、この圧縮符号化回路5において符
号化処理されて符号化データにされ、この後記録系6で
記録処理され、磁気ヘッド7に供給される。
点2cが固定接点2aに接続された場合は、入力端子1
及びスイッチ2を介してディジタル映像信号が圧縮符号
化回路5に供給され、この圧縮符号化回路5において符
号化処理されて符号化データにされ、この後記録系6で
記録処理され、磁気ヘッド7に供給される。
【0049】一方、圧縮符号化回路5からの出力はスイ
ッチ11を介して復号化回路12にも供給され、この復
号化回路12により元のディジタル映像信号に変換され
た後、D−Aコンバータ14に供給され、このD−Aコ
ンバータ14によってアナログ映像信号に変換された
後、出力端子15を介して図示しないテレビジョンモニ
タに供給され、その管面上において画像として映出され
る。
ッチ11を介して復号化回路12にも供給され、この復
号化回路12により元のディジタル映像信号に変換され
た後、D−Aコンバータ14に供給され、このD−Aコ
ンバータ14によってアナログ映像信号に変換された
後、出力端子15を介して図示しないテレビジョンモニ
タに供給され、その管面上において画像として映出され
る。
【0050】使用者はここで入力映像信号を符号化して
記録した場合の再生画像の画質劣化を確認し、この確認
に基いて例えば図示しない操作パネルの切り換えスイッ
チを例えば「標準モード」または「長時間モード」に切
り換え操作する。この切り換えスイッチの操作により圧
縮符号化回路5における圧縮率は“100”(圧縮を行
わない)または“10”(1/10の圧縮)等に設定さ
れる。
記録した場合の再生画像の画質劣化を確認し、この確認
に基いて例えば図示しない操作パネルの切り換えスイッ
チを例えば「標準モード」または「長時間モード」に切
り換え操作する。この切り換えスイッチの操作により圧
縮符号化回路5における圧縮率は“100”(圧縮を行
わない)または“10”(1/10の圧縮)等に設定さ
れる。
【0051】そしてこの後使用者が図示しない操作パネ
ルを操作してVTRを記録状態にすると、圧縮符号化回
路5で符号化または符号化されないデータが記録系6に
供給され、この記録系6において記録処理が施された後
に磁気ヘッド7を介して磁気テープ8に傾斜トラックを
形成する如く記録される。
ルを操作してVTRを記録状態にすると、圧縮符号化回
路5で符号化または符号化されないデータが記録系6に
供給され、この記録系6において記録処理が施された後
に磁気ヘッド7を介して磁気テープ8に傾斜トラックを
形成する如く記録される。
【0052】ところで、上述した切り換えスイッチの代
わりにボリウムを用いて調整するようにした場合は、使
用者が調整したボリウムの設定値に基いて圧縮符号化回
路5における圧縮率が設定される。
わりにボリウムを用いて調整するようにした場合は、使
用者が調整したボリウムの設定値に基いて圧縮符号化回
路5における圧縮率が設定される。
【0053】そしてこの後使用者が図示しない操作パネ
ルを操作してVTRを記録状態にすると、圧縮符号化回
路5で入力映像信号の画質に対応した圧縮率で符号化さ
れたデータが記録系6に供給され、この記録系6におい
て記録処理が施された後に磁気ヘッド7を介して磁気テ
ープ8に傾斜トラックを形成する如く記録される。
ルを操作してVTRを記録状態にすると、圧縮符号化回
路5で入力映像信号の画質に対応した圧縮率で符号化さ
れたデータが記録系6に供給され、この記録系6におい
て記録処理が施された後に磁気ヘッド7を介して磁気テ
ープ8に傾斜トラックを形成する如く記録される。
【0054】尚、この場合、ボリウムであるので復号化
回路12で復元した画像を見ながら、調整及び記録を行
うようにしても良い。
回路12で復元した画像を見ながら、調整及び記録を行
うようにしても良い。
【0055】一方、再生の場合は、使用者が図示しない
操作パネルの切り換えスイッチを「再生」側にするか、
もしくは単に「再生釦」を押圧することにより、スイッ
チ11の可動接点11cが固定接点11bに接続され
る。
操作パネルの切り換えスイッチを「再生」側にするか、
もしくは単に「再生釦」を押圧することにより、スイッ
チ11の可動接点11cが固定接点11bに接続され
る。
【0056】そしてこの後、磁気テープ8に記録された
データは磁気ヘッド9で再生され、更に再生系10にお
いて再生処理されてスイッチ11を介して復号化回路1
2に供給され、この復号化回路12により元のディジタ
ル映像信号に復元され、出力端子13及びD−Aコンバ
ータ14に夫々供給される。
データは磁気ヘッド9で再生され、更に再生系10にお
いて再生処理されてスイッチ11を介して復号化回路1
2に供給され、この復号化回路12により元のディジタ
ル映像信号に復元され、出力端子13及びD−Aコンバ
ータ14に夫々供給される。
【0057】そしてD−Aコンバータ14に供給された
ディジタル映像信号はアナログ映像信号に変換された後
に出力端子15を介してテレビジョンモニタに供給さ
れ、その管面上に画像として映出される。この映出され
た画像は、予め使用者によって設定された最適な圧縮率
(100〜0まで)で符号化したデータを記録、再生し
たものであるので、良好な画像となっている。
ディジタル映像信号はアナログ映像信号に変換された後
に出力端子15を介してテレビジョンモニタに供給さ
れ、その管面上に画像として映出される。この映出され
た画像は、予め使用者によって設定された最適な圧縮率
(100〜0まで)で符号化したデータを記録、再生し
たものであるので、良好な画像となっている。
【0058】即ち、使用者は、入力映像信号を符号化
し、復元した画像の画質があまり良くない場合には、図
示しない操作パネルの切り換えスイッチを「標準モー
ド」にし、入力映像信号を符号化し、復元した画像の画
質が良好な場合には図示しな操作パネルの切り換えスイ
ッチを「長時間モード」にして入力映像信号の画質に最
適な記録を行うように設定することができる。
し、復元した画像の画質があまり良くない場合には、図
示しない操作パネルの切り換えスイッチを「標準モー
ド」にし、入力映像信号を符号化し、復元した画像の画
質が良好な場合には図示しな操作パネルの切り換えスイ
ッチを「長時間モード」にして入力映像信号の画質に最
適な記録を行うように設定することができる。
【0059】このように、この例においては、スイッチ
11の切り換えによって記録しようとする入力映像信号
を符号化した信号を復号化して予め確認し、この確認に
基いて圧縮するか否か、または確認に基いた圧縮率を決
定し、この後映像信号を記録するようにしているので、
入力映像信号の画質に応じた最適な記録が簡単な構成で
実現することができる。
11の切り換えによって記録しようとする入力映像信号
を符号化した信号を復号化して予め確認し、この確認に
基いて圧縮するか否か、または確認に基いた圧縮率を決
定し、この後映像信号を記録するようにしているので、
入力映像信号の画質に応じた最適な記録が簡単な構成で
実現することができる。
【0060】尚、上述の例においては、映像信号の場合
について示したが、音声信号の場合においても、テレビ
ジョンモニタの代わりにいわゆるプリメインアンプ及び
スピーカを用意し、予め音声をモニタし、その結果に応
じて符号化して記録するか否かを決定するようにしても
良い。
について示したが、音声信号の場合においても、テレビ
ジョンモニタの代わりにいわゆるプリメインアンプ及び
スピーカを用意し、予め音声をモニタし、その結果に応
じて符号化して記録するか否かを決定するようにしても
良い。
【0061】また、音声及び映像を記録するVTRにお
いては、記録系6にディジタル音声信号またはアナログ
音声信号を入力した後に上述と同様映像信号と多重化し
て記録するようにしても良いし、また、映像信号と同様
に圧縮符号化回路によって符号化して記録するようにし
ても良い。
いては、記録系6にディジタル音声信号またはアナログ
音声信号を入力した後に上述と同様映像信号と多重化し
て記録するようにしても良いし、また、映像信号と同様
に圧縮符号化回路によって符号化して記録するようにし
ても良い。
【0062】また、上述においては使用者が符号化し、
復号化した画像を確認し、この後手動で「標準モード」
または「長時間モード」を設定するか、または、ボリウ
ムで設定を行うようにしているが、これらを全て自動的
に行えるようにしても良い。更に標準のテレビジョン方
式からHDテレビジョン方式に変換する場合において
は、圧縮率を“200”とするようにしても良い。
復号化した画像を確認し、この後手動で「標準モード」
または「長時間モード」を設定するか、または、ボリウ
ムで設定を行うようにしているが、これらを全て自動的
に行えるようにしても良い。更に標準のテレビジョン方
式からHDテレビジョン方式に変換する場合において
は、圧縮率を“200”とするようにしても良い。
【0063】また、上述の実施例は本発明の一例であ
り、本発明の要旨を逸脱しない範囲でその他様々な構成
が取り得ることは勿論である。
り、本発明の要旨を逸脱しない範囲でその他様々な構成
が取り得ることは勿論である。
【0064】
【発明の効果】上述せる本発明によれば、入力情報を符
号化手段で符号化し、この符号化手段からの符号化デー
タに記録のための処理を記録手段で施した後、磁気ヘッ
ドにより磁気テープに傾斜トラックを形成する如く記録
し、この磁気テープに記録した記録データを磁気ヘッド
を介して再生手段で再生し、再生のための処理を施して
符号化データを得、この再生手段からの符号化データを
復号化手段で元の入力情報に復号化し、符号化手段から
の符号化データまたは再生手段からの符号化データを選
択供給手段で復号化手段に選択的に供給するようにした
ので、記録しようとする映像信号に対して圧縮・伸長処
理を行ったときの画質の劣化を簡単な構成で確認できる
と共に、入力映像信号の画質に最適な記録を行うことが
できる。
号化手段で符号化し、この符号化手段からの符号化デー
タに記録のための処理を記録手段で施した後、磁気ヘッ
ドにより磁気テープに傾斜トラックを形成する如く記録
し、この磁気テープに記録した記録データを磁気ヘッド
を介して再生手段で再生し、再生のための処理を施して
符号化データを得、この再生手段からの符号化データを
復号化手段で元の入力情報に復号化し、符号化手段から
の符号化データまたは再生手段からの符号化データを選
択供給手段で復号化手段に選択的に供給するようにした
ので、記録しようとする映像信号に対して圧縮・伸長処
理を行ったときの画質の劣化を簡単な構成で確認できる
と共に、入力映像信号の画質に最適な記録を行うことが
できる。
【0065】更に上述において本発明は、選択供給手段
を切り換えスイッチとし、この切り換えスイッチによ
り、符号化手段からの符号化データまたは再生手段から
の符号化データを復号化手段に選択的に供給するように
したので、上述の効果に加え、回路構成を簡単にするこ
とができる。
を切り換えスイッチとし、この切り換えスイッチによ
り、符号化手段からの符号化データまたは再生手段から
の符号化データを復号化手段に選択的に供給するように
したので、上述の効果に加え、回路構成を簡単にするこ
とができる。
【0066】更に上述において本発明は、可変手段での
切り換え動作に連動して符号化手段の圧縮率を可変させ
るようにしたので、上述の効果に加え、入力映像信号に
最適な圧縮率で圧縮を行い、良好な記録を行うことがで
きる。
切り換え動作に連動して符号化手段の圧縮率を可変させ
るようにしたので、上述の効果に加え、入力映像信号に
最適な圧縮率で圧縮を行い、良好な記録を行うことがで
きる。
【0067】更に上述において本発明は、可変手段によ
って符号化手段での圧縮率を少なくとも画質優先の標準
モードに対応した圧縮率または録画時間重視の長時間モ
ードに対応した圧縮率に切り換えるようにしたので、上
述の効果に加え、標準、長時間の何れのモードにおいて
も、入力映像信号に最適な記録を行うことができる。
って符号化手段での圧縮率を少なくとも画質優先の標準
モードに対応した圧縮率または録画時間重視の長時間モ
ードに対応した圧縮率に切り換えるようにしたので、上
述の効果に加え、標準、長時間の何れのモードにおいて
も、入力映像信号に最適な記録を行うことができる。
【図1】本発明VTRの一実施例を示す構成図である。
2、11 スイッチ 4、14 D−Aコンバータ 5 圧縮符号化回路 6 記録系 7 記録ヘッド 8 磁気テープ 9 再生ヘッド 10 再生系 12 復号化回路
Claims (4)
- 【請求項1】 入力情報を符号化する符号化手段と、 この符号化手段からの符号化データに記録のための処理
を施した後、磁気ヘッドにより磁気テープに傾斜トラッ
クを形成する如く記録する記録手段と、 この磁気テープに記録した記録データを磁気ヘッドを介
して再生し、再生のための処理を施して上記符号化デー
タを得る再生手段と、 この再生手段からの符号化データを元の入力情報に復号
化する復号化手段と、 上記符号化手段からの符号化データまたは上記再生手段
からの符号化データを上記復号化手段に選択的に供給す
る選択供給手段とを有することを特徴とするVTR。 - 【請求項2】 上記選択供給手段を切り換えスイッチと
したことを特徴とする請求項1記載のVTR。 - 【請求項3】 上記符号化手段の圧縮率を可変する可変
手段を設け、この可変手段での切り換え動作に連動して
上記符号化手段の圧縮率を可変させるようにしたことを
特徴とする請求項1記載のVTR。 - 【請求項4】 上記可変手段によって切り換えられる上
記符号化手段での圧縮率は、少なくとも画質優先の標準
モードに対応した圧縮率と録画時間重視の長時間モード
に対応した圧縮率を持つことを特徴とする請求項3記載
のVTR。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26167992A JP3158721B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26167992A JP3158721B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0750802A true JPH0750802A (ja) | 1995-02-21 |
JP3158721B2 JP3158721B2 (ja) | 2001-04-23 |
Family
ID=17365227
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26167992A Expired - Fee Related JP3158721B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3158721B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998044502A1 (fr) * | 1997-03-31 | 1998-10-08 | Sony Corporation | Dispositif et procede pour enregistrer et reproduire un signal d'information numerique |
-
1992
- 1992-09-30 JP JP26167992A patent/JP3158721B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998044502A1 (fr) * | 1997-03-31 | 1998-10-08 | Sony Corporation | Dispositif et procede pour enregistrer et reproduire un signal d'information numerique |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3158721B2 (ja) | 2001-04-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5706388A (en) | Recording system recording received information on a recording medium while reproducing received information previously recorded on the recording medium | |
KR950014860B1 (ko) | 영상 기록장치 | |
US6253024B1 (en) | Apparatus for recording a digital video signal | |
US5585933A (en) | Recording and/or reproducing apparatus for recording and/or reproducing image data compressed according to different compressing methods | |
KR100503452B1 (ko) | 멀티미디어 데이터 기록장치 | |
JP3158721B2 (ja) | 記録再生装置 | |
US6430221B1 (en) | Transmitter, receiver, transmitting method and receiving method | |
JPH06253331A (ja) | 可変長符号化信号に対応した編集装置 | |
JPH10285531A (ja) | Tv会議記録装置及び方法並びに記憶媒体 | |
JPH10200921A (ja) | デジタルデータ伝送方法、データ記録再生装置、データ編集装置 | |
KR980013231A (ko) | 화상 전화기를 이용한 회의 내용 저장 및 복원 장치 및 방법 | |
US20030128969A1 (en) | Personal video recorder and method for operating the same | |
JPH05176296A (ja) | 画像記録装置 | |
KR0152046B1 (ko) | Ts 복호화기 | |
JP3401273B2 (ja) | 符号化装置 | |
JP2945245B2 (ja) | 静止画像伝送装置 | |
JPH09130263A (ja) | データ通信装置、符号化装置及び復号化装置 | |
KR100205214B1 (ko) | 압축 비디오 데이터의 디코딩 장치 및 방법 | |
JPH1093977A (ja) | 画像信号処理装置とその方法 | |
JP3210377B2 (ja) | 画像・音声伝送装置 | |
JPH09172608A (ja) | 画像音声符号化装置および画像音声記録再生装置 | |
JPH1155669A (ja) | 画像処理装置、符号化装置、復号化装置及び画像処理方法 | |
JPH03240382A (ja) | 記録再生装置 | |
JPH05176297A (ja) | 画像記録装置 | |
JP2003101952A (ja) | デジタル信号記録装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080216 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090216 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100216 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |