JPH07507595A - 被覆中の顔料としてのケイ素 - Google Patents

被覆中の顔料としてのケイ素

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JPH07507595A JP6508711A JP50871193A JPH07507595A JP H07507595 A JPH07507595 A JP H07507595A JP 6508711 A JP6508711 A JP 6508711A JP 50871193 A JP50871193 A JP 50871193A JP H07507595 A JPH07507595 A JP H07507595A
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ビルトゥル, エーリッヒ
ドッペルベルガー, ヨハン
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ワツカー−ケミー ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 被覆中の顔料としてのケイ素 本yA明は金属を元素状のケイ素を含有するポリマーおよび/または反応してポ リマーになる材料で被覆する方法に関する。
先行技術 米国特許第5093289号明細書からは、シリコーン樹脂およびケイ素粉末の キシレン中の懸濁液を連続起泡の孔構造を有するポリウレタン発泡体上に塗布す ることは公知である。こうして被覆された発泡体は、引き続き熱分解される。炭 素の存在で反応結合性のケイ素をベースとするセラミック材料が残留する。
特に、米国特許第3817905号明細書から亜鉛粉末含有の被覆材料が記載さ れており、この材料は結合剤として三炭化水素オキシオルガノシラン部分水解物 を含有する。
1隻 本発明の課題は、金属被覆のための適当な顔料を提供することであった。本発明 のもう一つの課題は、高温で安定である被覆を開発することであった。さらに、 本発明の課題は、金属顔料が水素の形成の原因とならずに、金属顔料添加材料で 金属を被覆する方法を開発することであった。
解決策 前記の課題は、本発明により、 (A) 1種以上のポリマーおよび/または1種以上のポリマーに硬化する成分 を含有する材料を塗布することにより金属を被覆する方法において、前記材料が 同様に、 (B) 元素状のケイ素を含有することを特徴とする金属の被覆方法により解決 される。
金属とは、この場合、金属合金、たとえば青銅、真鍮、鋼、洋銀および他の銅− ニッケル合金、ジュラルミン、マグネシウム合金、アルミニウムブロンズ、トン パック、活字合金等でもあると理解される。同様に金属とは、この場合、半金属 、たとえばケイ素、およびこのような半金属の合金であると理解される。
前記した材料中に使用された成分(B)は、有利にはケイ素粉末、特に0.3p m〜30μmの平均粒度を有するようなもの、特に有利に1μm〜10μmの平 均粒度、殊に2μm〜7μmの平均粒度を有するようなものである。
この種のケイ素粉末は、より粗大な粒子を有するケイ素から通常の粉砕方法によ って製造することができる。このような方法は、特に次のような工程を包含する ことができるニジヨークラッシャー、ローラークラッシャー、コーンクラッシャ ー中での粉砕、ハンマーミル、ロッドミル、ドラムミル、チューブミル、ボール ミル中での粉砕:空気分級機、ハイドロサイクロン、篩による分級、ケイ素溶融 物などの7トマイゼーシヨン。
本発明による方法において使用されるケイ素は高純度の要求に応じる必要はない 。この目的のために、ロ7コウ合成(Rochow−57+ubese)からの 廃棄物として生じる不純物を有するケイ素が特に適している。このケイ素は一般 に約60重量%のケイ素含量を有する。
ロッコウ合成は、触媒として銅の存在で塩化メチレンとケイ素との反応によりメ チルクロロシランの直接合成である。
本発明による方法中で成分CB)として使用される元素状のケイ素は、前記の被 覆材料中で、成分(A)100重量部に対してそれぞれ有利に10〜75重量部 、特に25〜60重量部で含有される。
本発明による方法において使用することができる成分(A)は、ポリオルガノシ ロキサン、ポリオルガノシロキサンに硬化可能な成分および/またはオルガノシ ロキサン単位および他の有機樹脂の単位からのコポリマー樹脂を含有するのが有 利である。
ポリオルガノシロキサンまたはポリオルガノシロキサンに硬化可能な成分は、有 機樹脂、たとえばアルキド樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂およびフェノール 樹脂との混合物として使用することができる。コポリマー樹脂(コンビネーショ ン樹脂とも呼ばれる)として、オルガノシランおよび/またはオルガノシロキサ ンと他の有機樹脂、たとえばポリエステル樹脂、アルキド樹脂およびアクリル樹 脂およびこれらのプレポリマーとの反応生成物を使用することができる。
ポリオルガノシロキサンとして、この関連で、特に式(1)の化合物が有利であ る: R,(R’ O) yS i O(4−m−v+yx (1)し前記式中、 Rは同じまたは異なり、場合により置換された01〜C1,炭化水素または水素 原子を表し、R′は同じまたは異なり、酸素を介してケイ素と結合する基、つま り場合により置換されたC9〜C18炭化水素または水素原子を表し、 Xは1.1〜1.9の平均値を有するO〜3の整数を表し、 ただし、x + yの和は最大で2.5の値を示すものとする]。
ポリオルガノシロキサンに硬化可能な成分として縮合可能基を含有するオルガノ シランが有利である。これは特に式(2) %式%(2) [式中、 Rは前記した式(1)に記載されたものを表し、Xは同じまたは異なる縮合可能 基、たとえばハロゲン原子、ヒドロキシル基、C4〜C,アルコキシ基、5i− O−N−結合ジー(C+〜C4アルキル)ケトキシム基、5i−0−C結合C1 〜C4アクリルオキシ基、5i−N−結合する式ニーNH,、−NHRおよび− NR7の基を表し、および 2は0.1.2または3の値の整数を表すコで示されるシランまたはシラン混合 物ならびにその部分水解物および部分縮合物である。
前記した基RおよびR′の例はアルキル基、たとえばメチル基、エチル基、n− プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基1、 <ブチル基、イソペンチル基、ネオペンチル基、t−ペンチル基、ヘキシル基、 たとえばn−ヘキシル基、ヘプチル基、たとえばn−ヘプチル基;オクチル基、 たとえばn−オクチル基およびインオクチル基、たとえば2,2.4−4リメチ ルベンチル基:ノニル基、たとえばn−ノニル基、デシル基、たとえばn−デシ ル基、ドデシル基、たとえばn−ドデシル基、オクタデシル基、たとえばn−オ クタデシル基、アルケニル基、たとえばビニル基およびアリル基、シクロアルキ ル基、たとえばシクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基および メチルシクロベキシル基、アリール基、たとえばフェニル基、ナフチル基、アン トリル基およびフエナントリル基、アルカリール基、たとえば0−1m−1p− トルイル基、キシリル基およびエチルフェニル基、アラルキル基、たとえばベン ジル基、α−およびβ−フェニルエチル基である置換基RおよびR′の例は、シ アンアルキル基、たとえばβ−シアンエチル基およびハロゲン化炭化水素基、た とえばハロゲンアルキル基、3,3.3−トリフルオロ−〇−プロピル基、Z、 2,2.2’ 、2’ 。
2′−へキサフルオロイソプロピル基、ヘプタフルオロイソプロピル基およびハ ロゲンアリール基、たとえば0−lm−およびp−クロロフェニル基である。
式(2)の化合物の有利な例は、ケイ酸テトラメチル、ケイ酸テトラエチル、メ チルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、フェニルトリメトキシシ ラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、i−オクチルト リエトキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、メチルフェニルジメトキシシラ ン、ジフェニルジメトキシシラン、クロロプロピルトリメトキシシラン、ビニル トリス(メトキシエトキシ)シラン、ビニルトリアセトキシシラン、N−(2− アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−(2−アミノエ チル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、N−(シクロヘキシル) アミノプロピルトリメトキシシラン、メタクリロイルオキシプロピルトリメトキ シシラン5グリシドオキシプロビルトリエトキシシラン、メルカプトプロとルト リメトキシシランおよびその部分氷解物である。
本発明による方法において被覆のために使用される成分(A)は、有利に有機溶 剤中の溶液の形で、または水性分散液の形で存在する。
前者の場合、本発明による方法において使用される材料は、成分(C)として1 種以上の有機溶剤を含む溶剤を使用する場合、0.1MPaで120’Cまでの 沸点もしくは沸騰範囲を有する溶剤または溶剤混合物が有利である。このような 溶剤の例は、アルコール、たとえばメタノール、エタノール、n−プロパツール 、イソプロパツール:エーテル、たとえばジオキサン、テトラヒドロフラン、ジ エチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル;塩素化された炭化水 素、ジクロロメタン、トリクロロメタン、テトラクロロメタン、1.2−ジクロ ロエタン、トリクロロエチレン炭化水素、たとえばペンタン、n−ヘキサン、ヘ キサン異性体混合物、ヘプタン、オクタン、洗浄ベンジン、石油エーテル、ベン ゼン、トルエン、キシレン、ケトン、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイ ソブチルケトン、二硫化炭素およびニトロベンゼン、またはこれらの溶剤の混合 物である。
溶剤という表記はこの中に全ての成分が溶解しなければならないことを意味しな い。この反応は、1種以上の反応体の懸濁液またはエマルション中でも実施する ことができる。この反応は混合ギャップを有する溶剤混合物中でも実施すること ができ、その際、それぞれの混合相中でそれぞれ少なくとも1種の反応体が溶解 する。
本発明による方法において使用される成分(A)が水性分散液の形である場合 、この分散液の安定のために1種以上の乳化剤を添加するのが有利である。
アニオン性乳化剤として、特に次のものが適している 1、 アルキルスルフアート、特に8〜18個のC原子の鎖長を有するようなも の、疎水性基中8〜18個のC原子を有しおよび1から40エチレンオキシド( EO)−もしくはプロピレンオキシド(PO)単位を有するアルキル−およびア ルカリールエーテルスルフアート。
2、 スルホナート、特に8〜18個のC原子を有するアルキルスルホナート、 8から18個のC原子を有するアルキルアリールスルホナート、タウリド、スル ホコハク酸と1価の4〜15個のC原子を有するアルコールまたはアルキルフェ ノールとのエステルおよび半エステル、場合により、このアルコールまたはアル キルフェノールは1〜40のEO単位でエトキシ化されていてもよい。
3、 アルキル基、アリール基、アルカリール基またはアラルキル基中に8〜2 0個のC原子を有するカルボン酸のアルカリ金属塩およびアンモニウム塩。
4、リン酸部分エステルおよびそのアルカリ金属塩およびアンモニウム塩、特に 有機基中に8〜20個のC原子を有するアルキル−およびアルカリールホスファ ート、アルキル−もしくはアルカリール基中に8から20個のC原子を有し、お よび1〜40のEO単位を有するアルキルエーテル−もしくはアルカリールエー テルホスフェート。
非イオン性乳化剤として、特に次のものが適している゛ 5、 アルキルポリグリコールエーテル、有利に、8〜40のE○単位を有し、 8〜20個のC原子のアルキル基を有するようなもの。
6、 アルキルアリールポリグリコールエーテル、有利に、8〜40のEO単位 を有し、アルキル基およびアリール基中に8〜20個のC原子を有するようなも の。
7、 エチレンオキシド/プロピレンオキシド(EO/PO)−ブロックコポリ マー、有利に8〜40のEO−もしくはPO単位を有するようなもの。
8、6〜24C原子を有する脂肪酸。
9、 天然物質およびその誘導体、たとえばレシチン、ラノリン、サポニン、セ ルロース、セルロースアルキルエーテルおよびカルボキシアルキルセルロース、 そのアルキル基はそれぞれ4個までの炭素原子を有する10、 極性基を含有す る線状オルガノ(ポリ)シロキサン、特に24個までのC原子を有するアルコキ シ基、および/または40までのEO基および/またはPO基を有するようなも の。
カチオン性乳化剤として、特に、次のものが適している: 11、 8〜24個のC原子を有する第1級、第2級および第3級脂肪アミンと 、酢酸、硫酸、塩酸およびリン酸との塩。
12、 第4級アルキル−およびアルキルベンゼンアンモニウム塩、特にアルキ ル基が6〜24個のC原子を有する様なもの、特にハロゲン化物、硫酸塩、リン 酸塩および酢酸塩。
13、 アルキルピリジニウム塩、アルキルイミダゾリニウム塩およびアルキル オキサゾリニウム塩、特にアルキル基が18個までのC原子を有するようなもの 、特にハロゲン化物、硫酸塩、リン酸塩および酢酸塩。
本発明による方法において製造される被覆は、成分(A)の種類および特性に応 じて室温でまたは高温で硬化することができる。この被覆は触媒およびその他の この硬化を促進する添加剤を含有することができるこのような添加剤は、酸、塩 基ならびに縮合触媒として公知の金属化合物、たとえばスズ化合物、有機スズ化 合物、チタン化合物、有機チタン化合物等であることができる。
酸の例は、ルイス酸、たとえばB F z、A I CI 3、T i Cl  s、S n Cl 4、SO,、PC1,、Pock、、F e C] sおよ びこれらの水和物およびZnC1,;ブレンステッド酸、たとえば塩酸、臭化水 素酸、硫酸、クロロスルホン酸、リン酸、たとえば。−1m−およびポリリン酸 、ホウ酸、亜セレン酸、硝酸、酢酸、プロピオン酸、ハロゲン酢酸、たとえばト リクロロ−およびトリフルオロ酢酸、シュウ酸、p−トルエンスルホン酸、酸性 イオン交換体、酸性ゼオライト、酸活性の酸性白土、酸活性カーボンブラック、 フッ化水素、塩化水素などである。
塩基の例は、たとえばルイス塩基、たとえばヒドロキシルイオン、メタノラード イオンおよびエタノラードイオンおよびインプロパノラードイオン:ブレンステ ッド塩基、たとえばアルカリ金属−およびアルカリ土類金属水酸化物、たとえば Li○H,NaOH,KOH,RbOH,Cs OH,Mg (OH)!、Ca  (OH) z、S r (OH) *、Ba(OH)*およびアミド、たとえ ばナト リウムアミド、カリウムアミド、水素化物、たとえば水素化ナトリウム 、水素化カリウムおよび水素化カルシウム:テトラ炭化水素アンモニウムヒドロ キシド、たとえばテトラメチルアンモニウムヒドロキシドおよびベンジルトリメ チルアンモニウムヒドロキシド;テトラ炭化水素ホスホニウムヒドロキシド、た とえばテトラメチルホスホニウムヒドロキシドである。
成分(A)は有機ケイ素化合物の縮合により硬化可能である場合、つまり特に式 (1)および/または(2)の化合物の縮合により硬化可能である場合、触媒の 使用が望ましくまたは有利である際に、触媒としてテトラ炭化水素アンモニウム ヒドロキシドおよびテトラ炭化水素ホスホニウムヒドロキシドが有利である材料 の塗布後に被覆を高温に曝す場合、140℃〜400℃、特に180℃〜250 ℃の温度が有利である。
本発明により製造された被覆は、従来の亜鉛粉末で充填されたものと比較して、 この顔料が通常の成分と水素の形成下に反応しないという利点を有している。
本発明により製造された被覆は、それぞれ成分(A)として式(1)および/ま たは(2)の化合物を使用する場合、少なくとも650℃の温度まで安定性であ る。
葱1.In 本発明による方法により製造された被覆は、今までのポリマーペースの被覆が塗 布されている金属のそれぞれの種類に塗布することができる。その高温安定性の ために、本発明により製造された成分(A)として式(1)および/または(2 )を含有する被覆は、今まで亜鉛およびアルミニウムを顔料として利用していた 全ての目的に対しする高温安定性被覆として特に適している。
次の実施例において、他に記載のない場合、a) 全ての量の表示は重量に関し 。
b) 全ての圧力は0.10MPa(絶対):C) 全ての温度は20℃である 。
大皇五 例1 次の成分。
キシレン中のメチルフェニルシリコーン樹脂およびエポキシ樹脂からのコンビネ ーション樹脂(EPIKOTE’ +0015hell Chem、 Camp 、) (約50重量%の固形物含量および固形物含量(VP 440491ac ke+−Che+++ic G+obH。
Muenchen)に対して50重量%のシリコーン含量を有する)14.0g 脂肪族炭化水素の混合物(クリスタルオイルK 30 (K+is+alloe l K 30)) 20.0 gブタノール2.0g テトラ(n−ブチル)チタナート5.0gからなる混合物中に、次の成分 7μmの粒度および98重量%のケイ素含量を有する工業用ケイ素粉末35.0 gおよび 約120m”7gのBET表面積を有する疎水性熱分解ケイ酸(’Wicker  ’ HDK )I 15) 3 、0 gを約20m/秒の速度で急速に撹拌 混合した。
例2 次の成分。
25℃で37〜38mm″/Sの粘度を有するケイ酸エチル(TES 55 W acker−Chemie GmbH,Muenchen) 44.0g クリスタルオイルに30 22.0g エチルグリコール22.Og アクリラート軟化剤(Plexisol’ PM 709 Roeh+++ G mbH。
Da+ms+ad+) 1 、 2 gからなる混合物中に、次の成分ニ アμmの粒度および98重量%のケイ素含量を有する工業用ケイ素粉末35.0 gおよび 約120m’/gのBET表面積を有する疎水性熱分解ケイ酸(tacked”  HDK N 20) 1 、0 gを約20m/秒の速度で急速に撹拌混合し た。
例1および例2で製造した被覆剤を、100μmのブレードでVA鋼板上に塗布 した。室温で乾燥後に、3時間の間1000℃に加熱し、−晩中冷却した。鋼板 は高温で著しく反っていたにもかかわらずこの被覆は鋼板上に良好に付着してい た。
例3 水50重量%、およびキシレン7重量%の含量を有する中程度の硬質のメチルフ ェニルシリコーン樹脂(42%の固形物含量、40mm”/sの粘度、非イオン 性乳化剤および約1900nmの平均粒度を有する) (Sil+es HP  42E Wicket−Che+aie GmbH,Muenchen)のエマ ルション50重量%中に、2μmの平均粒度および98重量%のケイ素含量を有 する工業用ケイ素粉末25重量部を、ゆっくりと30mmの直径を有するディソ ルバー板を用いて撹拌混合した。引き続き4000U/分で10分間撹拌した。
この被覆剤を60pmのブレードでVA鋼板上に塗布した。その後、室温で1時 間乾燥させた。引き続き乾燥機中で200℃で1時間焼き付け、それぞれ100 ℃〜1000℃の段階でマツフル炉中で空気中で加熱した。
800℃までこの被覆は著しく良好に付着していた。
900℃および1000℃で、鋼板は反り、剥がれ落ちが起こった。
例4 a) 次の成分: 25℃で37〜38 m m27 sの粘度を有するエチルシリカート(TES  55 Wicket−Chemie Gmbl−1,Muenchen)44 .0g クリスタルオイル(K+1slalloel K 30) 22.0 gエチル グリコール22.Og プレキシソール(Plexisol ’ PM 709) 1 、2 gからな る混合物中に、 7μmの平均粒度および98重量%のケイ素含量を有する工業用ケイ素粉末15 0.0gおよび200 m”/ gのBET表面積を有する熱分解ケイ酸(Wa cker ” HDK N 20) 1 、0 gを、約20m/秒の速度で分 散させた。
b) 次の成分: 平均総和式 CHs S i (0) + 、 + (OCHs )。、で示さ れおよび25℃で25〜35mm’/秒の粘度を有するオリゴマーのメチルケイ 酸の混合物のメチルエステル(Sil+es MSE 100 Wicket− Chemie GmbH,kAuenchen) 40.0 g テトラ−(n−ブチル)−チタナー)3.0gおよび キシレン15.0g からなる混合物中に、 例4a>のケイ素粉末10.0g 例4a)の熱分解ケイ酸1.0gおよびタルク30.Ogを、約20m/秒の速 度で分散させた。
C) キシレン7重量%の含量、42重量%の固形物、40 m m”/ sの 粘度、非イオン性乳化剤および約1900nmの粒度を有する中硬質メチルフェ ニルシリコーン樹脂(VP 4302 Wicket−Chemie GmbH ,Muenchen)のエマルション75g中に、 例4a)のケイ素粉末240g シリコーン−消泡剤(S 1176 Wicket−Chemie GmbH。
Muenchen) 0 、5 gおよび200m”/gのBET表面積を有す る高分散性ケイ酸0.5gを、30 m mの直径を有するディソルバー板を用 いて撹拌混合した。引き続き4000U/分で10分間撹拌した。
全ての被覆剤は100μmブレードを用いてVA鋼板上に塗布した。その後、室 温で1時間乾燥させた。
引き続きそれぞれ1時間、200℃、その後300℃および引き続き400℃で 焼き付けた。全ての被覆は極めて良好に付着した。
例4c)による被覆剤を用いて処理したこの板を、DIN53210による塩水 噴霧試験にかけた。後に記載する表■は200℃、300℃または400℃で処 理したVA錆鋼板用いた200.500および1000時間後の塩水噴霧試験の 結果を示す、DIHによる評価数は錆の生じた表面の割合に関する。この場合、 評価数0=錆なし、5=50%を越える錆の発生を表す0例4c)の被覆剤は錆 保護塗料として適している。
表■ 塩水噴霧試験 焼き付は温度(’C) 時間 200 300 400 200 2.6 3.1 2.7 500 3.1 3.1 3.1 1000 4.5 4.1 4.6 比較例1 例4a)および4b)を繰り返すが、例4a)中のケイ素粉末を亜鉛粉末400 .0gおよび例4b)中のケイ素粉末を亜鉛粉末10.0gに置き換えた。
亜鉛粉末としてツインコリ (Zinkoli 615 Slolbcrger  Zincol i Gmbt(、GE)を使用した。
被覆剤を例4と同様にVA錆鋼板塗布し、焼き付けた。
例4cと同様の亜鉛粉末を有する水含有被覆剤は焼き付けに適していない。それ というのも亜鉛−水一反応に基づき水素を形成するためである。
例4a)、4b)およびそれに相応する金属含量として亜鉛を用いた比較例から の鋼板を、例4と同様の塩水噴霧試験にかけた。付加的に、これらの鋼板は、室 温(20℃)での乾燥の後に試験した。表IIはこの結果を示す。長い試験時間 において、ここでは500および1000時間の場合および高い焼付は温度の場 合、錆保護において顔料としてケイ素が亜鉛を上回っている。
表II 例/ 塩水噴霧 焼き付は温度(”C)金属顔料 時間 20 200 300  4004a/Si 200 3.5 4.1 1.4 2.14a/Zn 2 00 0.2 0.2 0.2 0.24a/Si 500 5.0 5.0  3.0 3.04a/Zn 500 1.1 2.5 3.0 5.04a/S i 1000 4.0 4.0 2.5 3.04a/Zn 1000 1.7  2.1 2.6 5.04b/Si 200 2.5 2.5 1.7 2. 04b/Zn 200 0.1 0.1 0.1 0.14b/Si 500  2.0 2.0 3.0 3.54b/Zn 500 5.0 5.0 5.0  5.04b/Si 1000 3.1 3.0 3.0 3.04b/Zn  1000 5.0 5.0 5.0 5.0手続本市正書(自発) 平成7年 3月31日 W’fR** # 曝 1、事件の表示 PCT/EP 93102669 2、発明の名称 被覆中の顔料としてのケイ素 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 ワラカー−ケミ−ゲゼルシャフト ミットベシュレンクテル ハフラン グ 4、代理人 住 所 〒105 東京都港区西新橋2丁目7番4号西新橋20森ビル 10階 ドクトル・ゾンデルホフ法律事務所 請求の範囲 1、 迭ヱJわ1二 (A)1種以上のポリオルガノシロキサン1種以上のポリオルガノシロキサンに 硬ヒ可能な成/および/またはオルガノシロキサン単立および他の有機樹脂から なるコポリマー樹脂および (B)元素状のケイ素を含有する材料を塗布することにより金属の血盈支足10 被覆を製造する方法。
2、 前記材料が成分(B)としてケイ素粉末、有利に0.3μm〜30μmの 平均粒度を有するようなものを含有する請求項1記載の方法。
3、 材料中に元素状のケイ素を、成分(A)100重量部に対してそれぞれ1 0〜75重量部まで含有させる請求項1または2記載の方法。
±2 成分(A)が一般式(1) %式%(1) [式中、 Rは同じまたは異なり、置換または非置換の01〜C11炭化水素基または水素 原子を表し、 R′は同じまたは異なり、酸素を介してケイ素に結合する基、つまり、置換また は非置換のC5〜C1M炭化水素基または水素原子を表し、XはO〜3の整数を 表し、平均値1,1〜1.9であり、yはO〜3の整数を表し、平均値0.1〜 1.8であり、ただし、x+yの総和が最大でも2.5の値であるものとする] で示されるポリれか1項記載の方法。
フロントページの続き (51) Int、 C1,6識別記号 庁内整理番号C09D183104  PMS 7242−4J201100 P D C9286−4JI

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.(A)1種以上のポリマーおよび/または1種以上のポリマーに硬化する成 分を含有する材料を塗布することにより金属の被覆を製造する方法において、前 記材料が同様に(B)元素状のケイ素を含有することを特徴とする金属の被覆を 製造する方法。
  2. 2.前記材料が成分(B)としてケイ素粉末、有利に0.3μm〜30μmの平 均粒度を有するようなものを含有する請求項1記載の方法。
  3. 3.材料中に元素状のケイ素を、成分(A)100重量部に対してそれぞれ10 〜75重量部まで含有させる請求項1または2記載の方法。
  4. 4.成分(A)がポリオルガノシロキサン、ポリオルガノシロキサンに硬化可能 な成分および/またはオルガノシロキサン単位および他の有機樹脂の単位からの コポリマー樹脂を含有する請求項1、2または3記載の方法。
  5. 5.成分(A)が一般式(1): R■(R′O)ySiO(4−■−y)/2(1)[式中、 Rは同じまたは異なり、置換または非置換のC1〜C1■炭化水素基または水素 原子を表し、 R′は同じまたは異なり、酸素を介してケイ素に結合する基、つまり、置換また は非置換のC1〜C1■炭化水素基または水素原子を表し、 xは0〜3の整数を表し、平均値1.1〜1.9であり、 yは0〜3の整数を表し、平均値0.1〜1.8であり、 ただし、x+yの総和が最大でも2.5の値であるものとする〕で示されるポリ オルガノシロキサンを含有する請求項4記載の方法。
  6. 6.前記材料が成分(C)として1種以上の有機溶剤を含有する請求項1から5 までのいずれか1項記載の方法。
  7. 7.前記材料の塗布後に、この被覆を高温に曝す請求項1から6までのいずれか 1項記載の方法。
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