JPH07506790A - エアバッグ用フィルター織物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 エアバッグ用フィルター織物 本発明は、輸送手段用膨張可能エアバッグの製造のため、両面織りの織物の伸び か２０〜５０％である、芯糸（ｃｏｒｅ　Ｌｈｒｅａｄ）及びシース糸（ｓｂｅ ａｔｈ　Ｌｂｒｅａｄ）を有するフィルター織物に関するものである。

乗用車用の衝撃に対する防護装置としてのエアバッグは既知である（ドイツ国特 許第３４４４５５４号公報）。これらの既知のエアバッグでは、その壁部分をフ ィルター織物で構成している。このフィルター織物は、アラミドファイバーとポ リアミドファイバーとの混合物からなっている。ステーブルファイバー（ｓＬａ ｐｌｅ　ｆｉｂｅｒｓ）で編み込まれたアラミド及びポリアミド織物は、それら のきめの粗さ及び寸法安定性の点から選択されていた。このきめの粗さは、確実 に空気中の粒子に対し、より良いフィルター効果を発揮する。孔密度はまた、ス テープルファイバー又はスピニングファイバー（ｓｐｉｎｎｉｎｇ　ｆｉｂｅｒ ｓ）を使用するとより均一になる。

しかしながら、紡績糸から製造した織物は、フィラメント糸よりも製造コストか 高いという欠点ををする。ファイバーのための原料として使用するとき、アラミ ドは、織物の伸び又は弾性か非常に制限されるので、空気の通過が遅れるという 欠点をＴＴする。さらに、破断伝播抵抗か十分でない。アラミドは、製造コスト か非常に高い。

本発明の目的は、コーティングしていないフィルター織物、特に、エアバッグに 適し、かつ、経済的に製造できる、耐熱性で空気透過性に優れた織物を提供する ことにある。

この目的は、芯糸を、熱的に安定化した熱可塑性フィラメント糸から製造するこ とによって、本発明を達成する。好適な熟的安定なポリアミド糸は、例えば、国 際公開第９３／１５１３８号公報に記載されているように、Ｃｕ及びＩの糸に基 つく耐軌持性を有している。

芯糸又は基礎糸として使用する熱可塑性フィラメント糸の利点は、アラミドと比 較して、織物を形成するためのプロセスの改良にある。ポリアミド又はポリエス テルは、既知のアラミド材料を製造するよりも実質的に簡単であり、その結果と して経済的である。好適なポリアミド材料は、ポリアミド６６、ポリアミド６、 又は、ポリアミド４６であり、一方、ポリエステルとしては、ポリエチレンテレ フタレートか好適である。

空気透過性は、１分間に１平方デシメートルの面積を通過する空気の体積が３０ 〜＋００リツトル、特に、３０〜８０リツトル、好ましくは２５〜８０リツトル 、そして、圧力を５００パスカルとする。ポリアミド芯糸は、その製造に依存し 、伸長前のフィラメントの長さに関して、２０〜５０％の間のいずれか所望の伸 びにすることができ、特に、２５〜３０９ぎ、好ましくは３０％の伸びにするこ とができるという利点を有する。

好適な実施例としては、糸又はより糸のシースを、コアツイストプロセス（ＣＯ ｒｅ　ｔｗｉｓｔｉｎｇ　ｐｒｏｃｅｓｓ）を使用して芯糸の回りに設ける。熱 的安定な糸又はより糸のいずれかを、この目的のために使用することかできる。

他の実施例としては、芯糸に、いわゆるコアスピニングプロセス（ｃｏｒｅ　ｓ ｐｉｎｎｉｎｇ　ｐｒｏｃｅｓｓ）で、シース又は外層を設けることかできる。

このソースは、例えば、アラミド又はイミドからなる、熱的安定の、又は特に耐 熱性のファイバー又は糸を使用することによって得られる。

さらに、他の実施例としては、芯糸を、ＰＶＣのような特に耐熱性で、又は、熱 伝導性化合物でコーティングする。このコーティングは、糸のみに適用され、織 物には適用しない。

加えて、他の実施例としては、芯糸に、好ましくは銅を、真空蒸着でコーティン グする。

ソース糸は、熱的安定なファイバー材料からなるのが好ましい。ファイバー材料 を、例えばアラミドにすることかできる。糸（ｙａｒｎ）は、糸（ｔｈｒｅａｄ ）とスラッピングの両方として使用することができる。スラッピングは、熱的安 定なステーブルファイバー又はスピニングファイバーから作製することができる 。スピニングファイバーは、発生ずる粒子を保持するようにエアバッグを使用す るとき、熱分解の間中、補助的なフィルター効果の利点を有する。

次に、本発明を、図面を参照しながら説明する。

図１ａは、単一ブライ（層；ｐｌｙ）カバーをもつ芯糸を示す図である。

図」ｂは、２プライカバーをもつ芯糸を示す図である。

図２は、スパン（ｓｐｕｎ）カバーをもつ芯糸を示す図である。

図３は、コーティングした芯糸を示す図である。

図４は、真空蒸着によってコーティングした芯糸を示す図である。

図１ａでは、ポリアミド６６のフィラメント糸からなる芯糸ｌが、単一のレース 糸又はより糸２によって覆われている。

図１ｂでは、芯糸が、糸若しくはより糸２と、糸若しくはより糸２′とで覆われ ている。糸若しくはより糸２及び２′は、同じファイバー若しくは異なるファイ バー混合物、又は、より糸から製造することができる。

図２では、スピニングファイバー３を、芯糸ｌの回りに紡ぎだしている。図示し ないが、補強のため、スピニングファイバー３を付随した糸によって補助的に取 り囲むことかできる。

図３では、芯糸ｌに、プラスチック４をコーティングしである。

図４では、金属コーティング５か、ヒートシールドとして芯糸ｌ上に蒸着されて いる。

表１に、本発明に従う実施例の結果を具体的に示しである。

表１ 本発明に従うフィルター織物は、輸送手段、特に、自動車、バス、及び航空機の セーフティーエアバッグを製造するのに特に適している。

しかしながら、空気圧の迅速な補償が、同時に起こるフィルター動作に付随して 影響を及はすような場合に使用することもできる。

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. １．輸送手段用の膨張可能エアバッグを製造するため、両面織りの織物の伸びが ２０〜５０％である、芯糸及びシース糸から製造されるフィルター織物であって 、熱的安定な熱可塑性フィラメント糸の芯糸（１）を特徴とするフィルター織物 。
2. ２．熱可塑性フィラメント糸がポリアミドからなる請求項１に記載のフィルター 織物。
3. ３．熱可塑性フィラメント糸がポリエステルからなる請求項１に記載のフィルタ ー織物。
4. ４．空気透過性が、１分間に１平方デシメートルの面積を通過する空気の体積が ３０〜１００リットルであり、かつ、圧力が５００パスカルである請求項１に記 載のフィルター織物。
5. ５．外層を芯糸（１）の回りにより合わせる構成にした請求項１に記載のフィル ター織物。
6. ６．外層を芯糸（１）の回りに紡ぎだす構成にした請求項１に記載のフィルター 織物。
7. ７．芯糸（１）をコーティングする構成にした請求項１に記載のフィルター織物 。
8. ８．芯糸（１）に真空蒸着によってコーティングする構成にした請求項１に記載 のフィルター織物。
9. ９．シース糸が熱的安定なファイバー材料からなる請求項１に記載のフィルター 織物。