JPH07506120A - フッ素化4−アミノアンドロスタジエノン誘導体及びその製造方法 - Google Patents

フッ素化4−アミノアンドロスタジエノン誘導体及びその製造方法

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JPH07506120A JP6518595A JP51859594A JPH07506120A JP H07506120 A JPH07506120 A JP H07506120A JP 6518595 A JP6518595 A JP 6518595A JP 51859594 A JP51859594 A JP 51859594A JP H07506120 A JPH07506120 A JP H07506120A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 フッ素化4−アミノアンドロスタジェノン誘導体及びその製造方法 本発明は、新規のフッ素化4−アミノアンドロスタジェノン誘導体、その製造方 法、該誘導体を含有する医薬組成物、及びこれらの物質の治療剤としての使用、 特に哺乳動物のホルモン依存性疾患の治療における使用に関する。
基礎臨床データは、アンドロゲンの芳香族化代謝産物、即ちエストロゲンが、乳 癌、子宮内膜癌及び卵巣癌といったある種のホルモン依存性感の成長と関係のあ る病因細胞変化に関与しているホルモンであると指摘している。
エストロゲンは、良性前立腺肥大の病因にも関与している。
内在性エストロゲンは最終的にはアンドロステンジオン又はテストステロンから 直接的前駆体として生成される。
最も重要な反応はステロイド環Aの芳香族化であり、これは酵素アロマターゼに よって実施される。芳香族化は、エストロゲン生合成の一連のステップにおける 唯一の反応であり且つ最後のステップである。芳香族化ステップを妨害すること ができる化合物に起因するアロマターゼの効果的な阻害は、循環エストロゲンの 量、生殖におけるエストロゲン依存プロセス、及びエストロゲン依存性腫瘍を抑 制するために有用であろうと推測されてきた。アロマターゼ阻害作用を有すると 報告されている公知のステロイド物質は、例えばΔ゛−テストロラクトン米国特 許第2,744.120号)、4−ヒドロキシアンドロスト−4−エン−3,1 7−ジオン及びそのエステル(例えば米国特許第4.235.893号参照)  、10− (1,2−プロバジ工二ル)−ニストルー4−エン−3,17−ジオ ン(米国特許第4,289.762号)、1O−(2−プロピニル)ニストルー 4−エン−3,17−ジオン(J、Amer。
Chem、Soc、、103.3221 (1981)及び米国特許第4,32 2,416号)、19−チオアンドロステン誘導体(欧州特許出願筒100.5 66号)、アンドロスタ−4,6−ジエン−3,1フージオン、アンドロスタ− 1,4,6−ドリエンー3,17−ジオン(英国特許出願筒2,100.601 A号)、アンドロスタ−1゜4−ツエン−3,17−ジオン(Cancer R es。
(Suppl、)±2.3327 (1982)) 、6−アルケニレン−アン ドロスタ−1,4−ジエン−3,17−ジオン(米国特許第4,808,816 号及び米国特許第4.904,650号)並びに6−アルケニレン−アンドロス タ−1,4−ジエン−17−オール−3−オン誘導体(米国特許第4,873. 233号)である。
非フッ素化4−アミノアンドロスタジェノン誘導体は米国特許第4,757,0 61号に開示されている。
本発明は、下記の式(1) (x)及び(y)は単結合又は二重結合であり:Aは C=O又は CHOR3 であり;R及びR3は各々独立して水素又はアシルを表し。
R1は水素又はフッ素であり: (y)が単結合の場合はR2が水素、フッ素、メチル又はトリフルオロメチルで あり; (y)が二重結合の場合はR2がメチレンであり;但し、(X)又は(y)のう ちの一方が二重結合の場合は他方が単結合であり、またR1及びR2のうち少な くとも一方がフッ素であるか、又は R2の場合には、トリフルオロメチルであ る〕 で示される化合物又はその医薬的に許容し得る塩を提供する。
本発明はその範囲内に、式(1)の化合物の総ての考えられ得る異性体、立体異 性体及びこれらの混合物、並びに代謝産物及び代謝前駆体又は生体内前駆体(b ioprecursor)を包含する。本明細書の式中で、太い実線()は置換 基がβ配置にある、即ち環の平面の上方にあることを示し、点線(ンは置換基が α配置にある、即ち環の平面の下方にあることを示し、波線()は置換基がα配 置もしくはβ配置又はその両方、即ちこれらを混合した配置にあることを示す。
は、OR3置換基がα配置もしくはβ配置又はその両方、即ちこれらを混合した 配置を有し得る。また、(X)及び(y)が単結合の場合は、R2置換体がα配 置もしくはβ配置又はその両方の配置を有し得る。
本発明は、式(1)の化合物の総ての考えられ得る異性体、例えば、6α、17 α;6α、17β;6β、17α及び6β、17βの単一エビマー、並びにこれ らエピマーの総ての考えられ得る混合体、例えば6(α、β)、17α:6(α 、β)、17β;6α、17(α、β);6β。
17(α、β)及び6(α、β)、17(α、β)−異性体を包含する。従って 、立体化学に関する説明を伴わずに本明細書に特定的に記載されている本発明の 化合物は、該化合物の総ての可能な異性体及びこれら異性体の混合物を表すこと になる。
アシル基は任意の生理学的に許容し得る酸の残基であり得る。前記酸の好ましい 具体例としては、C3〜C4アルカン酸、特に酢酸、プロピオン酸及び酪酸が挙 げられる。従ってアシル基は、好ましくはC1〜C4アルカノイル基、より好ま しくはC1〜C4アルカノイル基、例えばアセチル、プロピオニル又はブチリル である。
本発明の化合物の医薬的に許容し得る塩としては、無機酸、例えば塩酸、臭化水 素酸、硫酸、過塩素酸及びリン酸との酸付加塩、又は有機酸、例えば酢酸、プロ ピオン酸、グリコール酸、乳酸、シュウ酸、マロン酸、リンゴ酸、酒石酸、クエ ン酸、安息香酸、ケイ皮酸、マンデル酸及びサリチル酸との酸付加塩が挙げられ る。
前述のように、本発明は、式(1)の化合物の医薬的に許容し得る生体内前駆体 (あるいはプロドラッグとして知られている)、即ち前記式(1)とは異なる式 を有するにもかかわらず、ヒトに投与されるとin vivoで直接的又は間接 的に式(1)の化合物に変換される化合物をその範囲内に包含する。
本発明の好ましい化合物は、Aが \ でありC=0基 Rが水素である式(1)で示される化合物及びその医薬的に許容し得る塩である 。
本発明の特定化合物の具体例としては下記の化合物が挙げられる: 4−アミノ−2−フルオロ−アンドロスタ−1,4−ジエン−3,17−ジオン 。
4−アミノ−6α−フルオロ−アンドロスタ−1,4−ジエン−3,17−ジオ ン; 4−アミノ−6β−フルオロ−アンドロスタ−1,4−ジエン−3,17−ジオ ン; 4−アミノ−2−フルオロ−アンドロスタ−1,4,6−ドリエンー3,17− ジオン; 4−アミノ−6−フルオロ−アンドロスタ−1,4,6−ドリエンー3,17− ジオン; 4−アミノ−2−フルオロ−6−メチル−アンドロスタ−1,4,6−1リエン ー3,17−ジオン;4−アミノ−2−フルオロ−6−メチレン−アンドロスタ −1,4−ジエン−3,17−ジオン;4−アミノ−6α−トリフルオロメチル −アンドロスタ−1,4−ジエン−3,17−ジオン; 4−アミノ−6β−トリフルオロメチル−アンドロスタ−1,4−ジエン−3, 17−シオン: 4−アミノ−6−ドリフルオロメチルーアンドロスター1゜4.6−ドリエンー 3.17−シオン:4−アミノ−2−フルオロ−6α−メチル−アンドロスタ− 1,4−ジエン−3,17−ジオン;4−アミノ−2−フルオロ−6β−メチル −アンドロスタ−1,4−ジエン−3,17−ジオン;4−アミノ−2,6−ジ フルオロ−アンドロスター1.4゜6−ドリエンー3.17−ジオン; 4−アミノ−2,6α−ジフルオロ−アンドロスタ−1゜4−ジエン−3,17 −ジオン; 4−アミノ−2,6β−ノフルオローアンドロスター1゜4−ジエン−3,17 −ジオン; 及び、適当であれば、前記6α、6β−エピマーのα、β混合体、並びにこれら の化合物の医薬的に許容し得る塩。
本発明の化合物は、 a)下記の式(T I) [式中、(x)は単結合又は二重結合であり、Rはアシルであり、R2は水素、 メチル又はトリフルオロメチルである] で示される化合物をフッ化水素でエポキシド開裂して、Aが C=Oであり、( x)が単結合又は二重結合であり、(y)が単結合であり、Rがアシルであり、 R1がフッ素であり、R2が水素、メチル又はトリフルオロメチルである式(1 )の化合物を得る操作、又は b)下記の式(I I I) [式中、Rはアシルであり、RIは水素又はフッ素である]で示される化合物を フッ化水素でエポキシド開裂して、Aが C=0であり、(X)が二重結合であ り、(y)が単結合であり、Rがアシルであり、R1が水素又はフン素であり、 R2がフッ素である式(I)の化合物を得る操作、又は C)下記の式(IV) [式中、Rはアシルであり、R1は水素又はフッ素である]で示される化合物を フッ素化して、 Aが C=0であり、(x)及び(y)が単結合であり、Rがアシルであり、R 1が水素又はフッ素であり、R1がフッ素である式(1)の化合物を得る操作、 又はd)下記の式(V) で示されるアンド化合物の選択的還元を行って、Aが C=Oであり、(x)が 単結合であり、(y)が二重結合であり、Rが水素であり、R1がフッ素であり 、R2がメチレンである式(I)の化合物を得る操作、又はe)下記の式(Vl ) で示される化合物をアミノ化して、 Aが C=Oであり、(x)及び(y)が単結合であり、R及びR1が水素であ り、R1がトリフルオロメチルである式(1)の化合物を得る操作、又は f)下記の式(Vll) で示される化合物をアミノ化して、 Aが C=0であり、(X)が二重結合であり、(y)が単結合であり、R及び R1が水素であり、R2がトリフルオロメチルである式(1)の化合物を得る操 作、及び/又は、 g)下記の式(Ia) [式中、Rはアシルであり、(x)、(y) 、R’及びR2は前述の意味を表 すコ で示される化合物をN−説アシル化して、Aが C=Oであり、Rが水素であり 、x s y s R’及びR2が前述の意味を表す式(1)の化合物を得る操 作、及び/又は、 h)下記の式(Ib) [式中、R,R’、R2、(x)及び(y)は前述の意味を表す] で示される化合物の選択的還元を行って、Aが CHOHであり、(x)、(y ) 、R,R’及びR2が前述の意味を表す式(1)の化合物を得る操作、及び /又は、 i)下記の式(Ic) [式中、Rはアシルであり、(x)、(y) 、R’及びR2は前述の意味を表 す] で示される化合物をアシル化して、Rがアシルであり、(x)、(y) 、R’ SR”が前述の意味を表し、AがCHOR’(式中R3はアシルである)である 式(1)の化合物を得る操作、及び/又は、 j)下記の式(Id) [式中、(x)、(y) 、R’及びR2は前述の意味を表す]で示される化合 物をアシル化して、(X)、(y) 、R’及びR2が前述の意味を表し、 Aが C=0であり、Rがアシルである式(I)の化合物を得る操作、及び/又 は k)下記の式(Ie) [式中、(x)、(y) 、R’及びR2は前述の意味を表す]で示される化合 物の選択的O−アシル化を行って、(X)、(y) 、R’及びR2が前述の意 味を表し、(1)の化合物を得る操作、及び/又は、所望であれば、式(1)の 化合物を別の式(I)の化合物に変換し、及び/又は、所望であれば、式(I) の化合物をその塩に変換し;及び/又は、所望であれば、前記化合物の塩を対応 する遊離化合物に変換し;及び/又は、所望であれば、式(+)の化合物の異性 体の混合物を単一異性体に分離する操作を含む方法によって製造し得る。
酸性条件下で脱水してそれぞれ所望の2−フルオロ−Δl−又は6−フルオロ− Δ6−化合物を生成する不安定なフロオロヒドリン中間体を得るために、それぞ れ前記製造ステップa)及びb)に従って式(II)又は(I I I)の化合 物をフッ化水素でエポキシド開裂する操作は、公知の手順で実施し得る。好まし くは、テトラヒドロフラン、クロロホルム又はこれらの混合物といった不活性有 機溶媒中で、約−78℃から室温までの範囲の温度で、無水フッ化水素酸と反応 させることにより実施する。
製造ステップC)のフッ素化、即ち臭素−フッ素交換反応は、例えばJ、Man nらによりJ、Chem、Soc。
Perkin Trans、I、2681 (1983)に記載されているよう な公知の方法に従って実施し得る。例えば、ブロモ化合物を、酸化水銀(I I )の存在下で、約り℃〜約80℃の範囲の温度で、ピリジンポリ−水素フルオリ ドと反応させるのである。
製造ステップd)のアジド基の還元は公知の方法で実施し得、例えば、Tetr 、Lett、39.3633 (1978)に記載のように、トリエチルアミン 中でプロパン−1,3−ジチオールのような種々の還元剤で還元するか、水溶液 中でジチオールトレイトールで還元するが:例えばBull、Soc、Chem 、Fr、1985.815に記載のように、テトラヒドロフラン水溶液中でメル カプト酢酸及びトリエチルアミン又は例えばトリフェニルホスフィンで還元し得 る。
製造ステップe)及びf)のアミノ化反応は、例えば米国特許第4.865,7 66号に記載のような公知の方法で実施し得る。
好ましくは、式(Vl)又は(Vll)の化合物を、水と水混和性有機溶媒、例 えばジオキサン又はテトラヒドロフランとの混合物、好ましくは水とジオキサン との混合物からなる溶媒中の濃縮アンモニア水溶液と反応させる。前述のような 混合物の特に好ましい比率は、2部の30%アンモニア水溶液及び1部のジオキ サンである。反応温度は約20℃から約120℃の範囲にし得る。
製造ステップg)のN−説アシル化は公知の方法で実施し得る。
好ましくは、約O℃から還流温度までの範囲の温度で、アルコール溶液中の塩酸 で処理する。より好ましくは、沸騰エタノール溶液中で濃塩酸で処理する。
製造ステップh)の17−カルボニル基の還元は、例えばDjerassiによ り5teroid Reactions (1963)に記載されているような 、又はFr1edにより“Organic Reactions 1nSter oid Chemistry” (1972)に記載されているような、良く知 られている方法で実施し得る。該還元は、不活性有機溶媒、好ましくはメタノー ル溶液中で、約り℃〜約50℃の温度で、組体化金属水素化物、特にホウ水素化 ナトリウムで行うのが好ましい。
製造ステップi)の17−ヒドロキシ基のアシル化及び製造ステップj)の4− アミノ基のアシル化は、例えば、塩基性物質の存在下で約り℃〜約50℃の温度 で、適当なカルボン酸の反応性誘導体、例えば無水物又はハロゲン化物と反応さ せることによって実施し得る。
該アシル化は、ピリジンのような有機塩基の存在下で、それぞれの無水物と反応 させることによって実施するのが好ましい。
製造ステップk)の選択的0−アシル化は、例えばHCl又はH,SO4又はp −)ルエンスルホン酸(PTSA)塩のような塩形態の式(Ie)の化合物を、 CHCl、のような不活性溶媒中で、対応する酸性触媒、即ちHCI又1;!H ,So、又はPTsAの存在下で、20〜1oo℃の温度で、R3がアシルであ る式R”OHで示される適当なカルボン酸と反応させることにより実施し得る。
該反応は、好ましくは、式(Ie)の化合物のPTsA塩を、水を共沸で除去し ながら、還流CHCI s溶液中で適当なカルボン酸と反応させることにより実 施する。
式(1)の化合物の任意の塩化、塩から対応する遊離化合物への変換、異性体混 合物から単一異性体への分離、及び式(1)化合物を別の式(I)化合物に変換 する操作は、公知の方法で実施し得る。
例えば、式(1)の17β−ヒドロキシ化合物を対応する17α−ヒドロキシ化 合物に変換する操作は塩基性触媒、例えば、エタノールのような脂肪族アルコー ル中のo、IN水酸化ナトリウムを用いて実施し得る。別の具体例は、式(1) の6β−フルオロ化合物がら対応する6α−フルオロ化合物への変換である。こ の異性化反応は、酸性触媒、例えば酢酸中の塩酸を用いて実施し得る。更に別の 具体例は、式(1)の6β−メチル又は6β−トリフルオロメチル化合物から対 応する6α−化合物への変換である。この異性化反応は、例えばエタノール溶液 中の塩酸のような酸性触媒を用いて、又は例えばアルコール溶液中の水酸化ナト リウムのような塩基性触媒を用いて実施し得る。更に別の具体例は、式(1)の 17−ケト化合物から対応する式(1)の17−ヒドロキシ化合物への変換であ る。この還元は前述の方法で実施し得る。また、製造ステップg)で説明したN −説アシル化、及び製造ステップi)で説明したO−アシル化も、式(1)の化 合物を別の式(1)の化合物に変換する操作の具体例である。
式(I I)の化合物は、下記の式(Vlll)[式中、Rはアシルであり、R 1は水素であり、R2は水素、トリフルオロメチル又はメチルであり、(X)は 単結合又は二重結合である] で示される化合物のアルカリ性エポキシ化によって製造し得る。該アルカリ性エ ポキシ化は、適当な酸化剤、例えばヒドロアルコール中の水酸化アルカリ溶液中 の36%H2O2、好ましくはメタノール中のKOH又はNaOHで、2時間〜 数日に及ぶ反応時間にわたり約0°C〜約30℃の温度で処理することによって 実施し得る。
R2が水素又はメチルを表す式(Vlll)の化合物は公知であり、又は例えば 米国特許第4,757,061号に記載のように、公知の化合物から公知の方法 で製造し得る。R2がトリフルオロメチルである式(VIII)の化合物は、製 造ステップ(e)及び(f)で説明したように製造し得る。
式(III)の化合物は、下記の式(IX)[式中、Rはアシルであり、R1は 水素又はフッ素であり、R2は水素である] で示される化合物の酸性エポキシ化によって製造し得る。
該酸性エポキシ化は、公知の方法、例えば、ジクロロメタン、クロロホルム又は ベンゼンのような不活性有機溶媒、好ましくはジクロロメタン中で、約o℃〜約 50℃の温度で、過フタル酸、過安e、香酸又はm−クロロ過安息香酸のような 適当な有機過酸、好ましくはm−クロロ過安息香酸で処理する方法により実施し 得る。
Rがアシルであり、R1及びR2が水素である式(IX)の化合物は公知であり 、米国特許第4,757.061号に従って製造し得る。Rがアシルであり、R 1がフッ素であり、R2が水素である式(IX)の化合物は製造ステップa)で 説明したように製造する。
式(IV)の化合物は、下記の式(X)[式中、Rはアシルであり、R1は水素 又はフッ素である]で示される化合物のアリル臭素化(allylic bro muration)によって製造し得る。該アリル臭素化は、当業者に公知の反 応条件下で、例えば四塩化炭素のような不活性溶媒中で、例えばN−ブロモスク シンイミドのような臭素化剤を用いて実施し得る。
RがアシルでありR1が水素である式(X)の化合物は公知であり、米国特許第 4,757.061号に開示されている。RがアシルでありR1がフッ素である 式(X)の化合物は、製造ステップa)で説明したように製造し得る。
式(V)の化合物は、下記の式(XI)で示される化合物を、アジ化アルカリ又 はアジ化アンモニウム又はアジ化トリアルキルノリル、好ましくはアジ化ナトリ ウムと反応させることによって製造できる。該反応は、ジメチル−ホルムアミド 、ジメチルアセトアミド又はジメチルスルホキシドのような有機溶媒中で実施す るのが好ましい。アジ化物塩の溶解性を高めるために、少量の水又はメタノール もしくはエタノール水溶液を添加してもよい。
炭酸ナトリウム、カリウム又はリチウムのような無機塩基も添加される。該反応 は、穏やかな条件下で、即ち約り℃〜約60℃の低温で、例えば数分〜約1時間 の短い反応時間にわたって実施する。より過激な条件下では、対応するアミノ化 合物が得られる。
式(XI)の化合物は、下記の式(Xll)で示される化合物の臭素化によって 製造できる。該反応は、公知の方法により穏やかな条件下で実施し得る。例えば 、ジエチルエーテル又は酢酸のような有機溶媒又はその混合物中で、約−50° C〜0°Cの範囲の温度で、臭素で処理することにより実施し得る。臭素はl  mol当量だけ使用するのが好ましい。
式(Xll)の化合物は、下記の式(Xlll)て示される化合物をフッ化水素 でエポキシド開裂することによって製造できる。該開裂は公知の手順で実施し得 る。
好ましくは、THF、CHCl3又はこれらの混合物のような不活性有機溶媒中 で、約−78℃から室温までの範囲の温度で、無水フッ化水素酸と反応させるこ とによって実施する。
式(Xlll)の化合物は、下記の式(XIV)で示される化合物のエポキシ化 によって製造できる。該エポキシ化は、適当な酸化剤、例えばヒドロアルコール 中の水酸化アルカリ溶液中の36%H202、好ましくはメタノール中のKOH 又はNaOHで、約08C−30℃の温度で処理することにより実施し得る。
式(XIV)の化合物は公知であり、例えば米国特許第4.808.816号に 従って製造し得る。
式(Vl)の化合物は、下記の式(XV)で示される化合物を、例えば塩化スル フリルを使用し、例えばピリジン中で、約0℃〜60°Cの温度で操作すること により塩素化することによって製造し得る。
式(XV)の化合物は、下記の式(XVI)F3 で示される化合物を、適当な脱水素剤、例えばジクロロジンアノベンゾキノン( DDQ) 、二酸化セレン又はクロラニルで脱水素することにより製造し得る。
該反応は、ジオキサン、ベンゼン又はトルエンのような不活性溶媒中で、約40 ℃〜110℃の温度で、DDQで処理することによって実施するのが好ましい。
式(XVI)の化合物は公知であり、英国特許第905,694号に従って製造 し得る。
式(Vll)の化合物は、前述のように製造した式(X■)の化合物から、公知 の反応条件下で、四塩化炭素のような不活性溶媒中で、例えばN−ブロモスクシ ンイミドのような臭素化剤でアリル臭素化し、それによって6−ブロモ誘導体を 形成することにより製造し得る。これを、公知の方法で、例えば有機塩基、好ま しくはピリジン又はコリジンを用いて、約20℃〜130’Cの温度で操作する が、又は無機塩基、好ましくはDMF中の炭酸リチウム及び塩化リチウムを用い て、約60’C〜120”Cの温度で操作することにより脱水素臭素化する。
本発明の新規の化合物及びその中間生成物中に、前述の反応にかける前に保護す る必要のある基が存在する場合には、有機化学で良く知られている方法によって 、これらの基を反応を生起させる前に保護し、反応の最後に脱保護する。
本発明の化合物は、アンドロゲンからエストロゲンへの生体内変換の阻害物質、 即ちステロイドアロマターゼ阻害物質である。
本発明は、ヒト又は動物の体を治療によって処置する方法で使用するための、特 にアロマターゼ阻害物質として使用するための、式(1)の化合物又はその医薬 的に許容し得る塩を提供する。
本発明は、アロマターゼ阻害物質として使用するための医薬の製造における式( 1)の化合物又はその医薬的に許容し得る塩の使用方法も提供する。
我々は、Thompson及び5iiteriによって記述されているin v rtroテスト(E、A、Th。
mpson及びP、に、5iiteri、J、Biol。
Chem、249.5364 (1974))を使用して、本発明の化合物のア ロマターゼ阻害活性を立証した。該テストは、ヒト胎盤ミクロソームフラクショ ンを酵素源として使用する。
このテストではアンドロステンジオンからエストロンへの芳香族化率を、アンド ロステンジオン(50nM)をNADPHの存在下で酵素製剤と共にインキュベ ートしく1β−3H)、37℃で20分間のインキュベーションの間に生成され た’H20の量を測定することによって評価した。
本発明の化合物は、種々の濃度でインキュベートすると、適切なアロマターゼ阻 害活性を示した。本発明の化合物は、アロマターゼを阻害し、それによってエス トロゲンレベルを低下させる能力を有するため、ヒトを含む哺乳動物の種々のエ ストロゲン依存性疾患、例えば乳癌、子宮内膜癌、。
卵巣癌、膵臓癌、女性化乳房、良性乳房疾患、子宮内膜症、多嚢胞性卵巣疾患及 び早熟思春期の治療及び予防に有用である。本発明の化合物は、エストロゲン依 存性間質性組織の病気である前立腺肥大の治療及び/又は予防処置にも使用でき る。
本発明の化合物は、精液過少症に関連した雄不妊症の治療にも使用でき、また、 排卵及び妊卵着床を阻止する能力があるため、雌受精能の抑制にも使用できる。
本発明の化合物は毒性が低いため、安心して医薬に使用できる。例えば、マウス における本発明の化合物の大体の急性毒性(LD5a)は、用量を増加させなが ら各用量毎に一回の投与を行い処理後7日目に測定したところ、無視し得る程度 であることが判明した。
本発明の化合物は種々の投薬形態で投与し得、例えば錠剤、カプセル、糖衣もし くは被膜でコーティングした錠剤、液状の溶液もしくは懸濁液の形態で経口投与 するが、座薬形態で直腸投与するが、例えば筋向もしくは静脈内への注射もしく は注入によって非経口投与し得る。
用量は、患者の年齢、体重、状態及び投与経路によって異なり、例えば、ヒト成 人に経口投与する場合には、−回当たり約10〜約150〜200mgの量を一 日当たり1〜5回投与し得る。
本発明は、本発明の化合物を、医薬的に許容し得る賦形剤(担体又は希釈剤であ り得る)と組合わせて含有する医薬組成物も包含する。
本発明の化合物を含有する医薬組成物は通常一般的な方法で製造され、医薬的に 適切な形態で投与される。
例えば、固体状の経口投与形態組成物は、活性化合物と共に、希釈剤、例えばラ クトース、デキストロース、サッカロース、セルロース、コーンスターチ又は馬 鈴薯澱粉;潤滑剤、例えばシリカ、タルク、ステアリン酸、ステアリン酸マグネ シウムもしくはカル7ウム、及び/又はポリエチレングリコール:結合剤、例え ば澱粉、アラビアゴム、ゼラチン、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロ ース又はポリビニルピロリドン;離解剤、例えば澱粉、アルギン酸、アルギネー ト又はナトリウム澱粉グリコレート(sodium 5tarch glyco late);起泡用混合物:色素;甘味料;湿潤剤、例えばレシチン、ポリソル ベート、ラウリルスルフェートを含有し得、通常は、医薬配合物で使用される非 毒性且つ薬理学的不活性の物質も含有し得る。前記医薬製剤は公知の方法、例え ば、混合、造粒、錠剤成形、糖衣加工又は被膜コーティング加工によって製造し 得る。経口投与用の分散液としては、例えばシロップ、エマルジョン及び懸濁液 が挙げられる。シロップは、例えばサッカロース又はサッカロースとグリセリン 及び/又はマンニトール及び/又はソルビトールを担体として含有し得る。懸濁 液及びエマルジョンは、例えば天然ゴム、寒天、アルギン酸ナトリウム、ペクチ ン、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース又はポリビニルアルコール を担体として含有し得る。
筋向注射用の懸濁液又は溶液は、活性化合物と共に、医薬的に許容し得る担体、 例えば滅菌水、オリーブ油、オレイン酸エチル、グリコール(例えばプロピレン グリコール)を含有し得、所望であれば、適量の塩酸リドカインも含有し得る。
静脈内注射又は注入用の溶液は、例えば滅菌水を担体として含有し得、又は好ま しくは滅菌水性等張塩水の形態を有し得る。
座薬は、活性化合物と共に、医薬的に許容し得る担体、例えばココアバター、ポ リエチレングリコール、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル界面活性 剤又はレシチンを含有し得る。
以下の実施例は本発明を説明するものであって限定するものではない。
実施例1 4−アミノ−2−フルオロ−アンドロスタ−1,4,6−ドリエンー3,17− ジオン (ISA= C=0.R=R”=HSR’=F。
X=二重結合)。
約−60℃に冷却したねじ蓋付きポリエチレン場に入っているテトラヒドロフラ ン(11,8g)及びクロロホルム(6ml)中の無水フッ化水素(6g)の溶 液に、やはり約−60℃に冷却したクロロホルム(30ml)中の4−アセトア ミノ−1,2α−エポキシ−アンドロスタ−4゜6−レニン−3,1フーシオン (3,554g、10mmof)の溶液を加えた。ステロイドを加えながら、フ ッ化水素−テトラヒドロフラン試薬をアセトン−ドライアイス浴中に浸漬した。
クロロホルム(6ml)を更に用いてエポキシドのトランスファー(trans fer)を補助した。次いで反応混合物を4時間−30℃に維持し、これを、炭 酸カリウム水溶液とクロロホルムと氷との混合物を良く撹拌したものに徐々に加 えた。有機層を分離し、アルカリ水性層をクロロホルムで2回逆抽出し、有機層 をまとめて蒸発乾固させた。残渣をエチルアセテート−エタノールでのフラッシ ュクロマトグラフィーにかけて、純粋な4−アセチルアミノ−2−フルオロ−ア ンドロスタ−1,4,6−ドリエンー3,17−ジオンを収率70%で得た(2 ゜502 g)。
該化合物(2,502g、7mmoりをエタノール(140ml)と36%塩酸 (14ml)との混合物に溶解し、還流で4時間加熱した。該溶液を水で希釈し た後、真空下で濃縮し、次いでエチルアセテートで2回抽出した。
分離した水相を冷却しながら炭酸ナトリウムで塩基性にすると、はぼ純粋な表題 化合物が収率的65%(1,433g)で沈殿した。
CI9HzzF N O2計算値:C72,35H7,03F 6. 02 N  4. 44 測定値:C72,10H6,95 F 6. 05 N 4. 30 M5 m/z 315 IRam−I:3450,3350 (NHり、1745(Co)、1640  (Co)、1615゜1560 CC=C) 式(II)の適当な化合物を出発材料として前述の手順で操作すると、下記の化 合物を得ることができる:4−アミノー2−フルオローアンドロスタ−1,4− ジエン−3,17−シオン: 4−アミノ−2−フルオロ−6α−メチル−アンドロスタ−1,4−ジエン−3 ,17−ジオン;4−アミノ−2−フルオロ−6β−メチルーアンド口スタ−1 ,4−ジエン−3,17−ジオン;及び4−アミノ−2−フルオロ−6−メチル −アンドロスタ−1,4,6−)ジエン−3,1フージオン。
実施例2 4−アミノ−6−フルオロ−アンドロスタ−1,4,6−ドリエンー3.17− ジオン (1,A= C=C,R=R’=H,R”=F。
X=二重結合)。
約−60℃に冷却したねじ蓋付きポリエチレン場に入っているTHF (11, 8g)及びCHCIg(6ml)中の無水HF(6g)の溶液に、やはり約−6 0℃に冷却したCHCIs(30ml)中の4−アセチルアミノ−6゜7α−エ ポキシ−アンドロスタ−1,4,−ジエン−3゜17−ジオン(3,554g、 10mmol)の溶液を加えた。ステロイドを加えながら、HF−THF試薬を アセトン−ドライアイス浴中に浸漬した。CHC1s (6m l )を更に用 いてエポキシドのトランスファーを補助した。次いで反応混合物を4時間−30 ℃に維持し、これを、K宜CO3水溶液とCHCl3と氷との混合物を良く撹拌 したものに徐々に加えた。有機層を分離し、アルカリ水性層をCHC13で2回 逆抽出した。有機層をまとめて蒸発乾固させ、粗生成物4−アセチルアミノ−6 β−フルオロ−7α−ヒドロキシーアンドロスター1.4−ジエン−3,17− ジオンを得た。残渣をエタノール(100ml)と36%HCI (10ml) との混合物に溶解し、還流で4時間加熱した。該溶液を水で希釈し、真空下で濃 縮し、EtOAcで2回抽出した。酸性層を冷却しなからNaHCO2でアルカ リ性にして粗生成物を沈殿させ、これをEtOAc−EtOHでのフラッシュク ロマトグラフィーにかけると、純粋な表題化合物が収率5o%(1,577g) で得られた。
C+*HzzFNOz 計算値:C72,35H7,03F 6. 02 N  4. 44 測定値:C72,10H6,80 F 5. 85 N 4. 35 M5 m/z 315 IRcm−’:3450.3300 (NH2)、1740(Co)、1635  (Co)、1610゜1570 (C=C)。
式(I I I)の適当な化合物を出発材料として前述の手順で操作すると、下 記の化合物を製造することができる=4−アミノ−2,6−ジフルオロ−アンド ロスター1.4゜6−ドリエンー3.17−ジオン。
実施例3 4−アミノ−6α−フルオロ−アンドロスタ−1,4−ジエン−3,17−ジオ ン及び4−アミノ−6β−フルオロ−アンドロスタ−1,4−ジエン−3,17 −ジオン(1,A= C=C1R=R’=HSR”=F。
X=単結合)。
6α−及び6β−ブロモ−4−アセチルアミノ−アンドロスタ−1,4−ジエン −3,17−ジオン(3,78g。
9mmol)の混合物を、ピリジニウムポリ−水素フルオリド(25ml)中の 黄色HgO(3,906g、18mmo+)の懸濁液を激しく撹拌したものに室 温で加えた。
3時間後、該混合物を粉砕氷上に注ぎ、CH,C1,で抽出した。抽出物をまと めて洗浄し、乾燥し、蒸発させた。残渣をEtOAcでのフラッシュクロマトグ ラフィーにかけて、6α−及び6β−フルオロ−4−アセチルアミノ−アンドロ スタ−1,4−ジエン−3,17−ジオンの混合物を収率的60%(1,941 g)で得た。
該生成物混合物(1,941g、5.4mmo l)をEtOH(100ml) 及び36%HCI (10ml)に溶解し、得られた溶液を還流で4時間加熱し た。該溶液を水で希釈し真空下で濃縮した後、EtOAcで2回抽出した。
水性層を冷却しながらN a 2 COsで塩基性にして、6α−及び6β−異 性体の混合物を沈殿させ、これをEtOAc/EtOH1%を用いてシリカゲル でフラッシュクロマトグラフィーにかけた。
4−アミノ−6α−フルオロ−アンドロスタ−1,4−ジエン−3,17−ジオ ンは収率的20%で得られた。
CIO2!4F N Ox 計算値:C71,90H7,62F 5. 99  N 4. 41 測定値:C71,81H7,51 F 5. 85 N 4. 35 M5 m/z 317 IRcm−’:3400.3300 (NHり、1745(Co)、1635  (Co)、1610゜1570 (C=C)。
4−アミノ−6β−フルオロ−アンドロスタ−1,4−ジエン−3,17−ジオ ンは収率的30%で得られた。
C+*Hz4FNOt 計算値:C71,90H7,62F 5. 99 N  4. 41 測定値:C71,85H7,55 F 5. 80 N 4. 30 M5 m/z 317 TRcm−’:3450,3350 (NHり、1740(Co)、1640  (Co)、1610゜1570 CC=C)。
式(I I I)の適当な化合物を出発材料として前述の手順で操作すると、下 記の化合物を製造することができる;4−アミノ−2,6α−ジフルオロ−アン ドロスタ−1゜4−ジエン−3,17−ジオン;及び 4−アミノ−2,6β−ジフルオロ−アンドロスタ−1゜4−アミノ−2−フル オロ−6−メチレン−アンドロスタ−1,4−ジエン−3,17−ジオン THF (20ml)中の4−アジド−2−フルオロ−6−メチレン−アンドロ スタ−1,4−ジエン(3,554g、10mmo I)の溶液に、トリフェニ ルホスフィン(2,623g)を少しずつ加えた。
反応は発熱性であり(温度が約35℃に上がった)、窒素の発生が観察された。
反応は約2.5時間後に終了した(TLCモ=ター)。次いで、ジオキサン(1 00ml)及びHzO(10m l)を加え、該混合物を10時間還流で加熱し た。最後に該混合物を水に注ぎ、生成物をEtOAcで抽出した。有機相を2N  HCIで4回抽出し、水相を分離し、NaOHでの中和によってほぼ純粋な表 題化合物を沈殿させた。収率40%。
C3゜H24F N Ox 計算値:C72,92H7,34F 5. 77  N 4. 25 測定値:C72,85H7,35 F 5. 68 N 4. 15 M5 m/z 329 1 Rcm−’: 3400 (NHz)、3070 (CmNHり1725( 17−ケト)、1650 (3−ケト)、1610 (C=C)。
実施例5 4−アミノ−6α−トリフルオロメチル−アンドロスタ−1,4−ジエン−3, 17−ジオン 4−クロロ−6α−トリフルオロメチルアンドロスタ−1,4−ジエン−3,1 7−ジオン(1,161g、3mmol)と、ジオキサン(30m+)と、30 %NH,OH(60ml)との混合物を圧力容器内で75℃で18時間撹拌した 。室温まで冷却した後、溶媒及び過剰アンモニアを真空蒸発させ、残渣を濃HC Iの添加によってpH1に酸性化した。該水溶液をEtOACで2回洗浄し、濃 NaOHを注意深く添加することによりpH11にした。形成された沈殿物を濾 過で除去し、水で洗浄し、真空下4゜℃で乾燥した。はぼ純粋な表題化合物が約 30%の収率で得られた。
CzoH24FsNOx tf算(1:C65,38H6,58F 15. 5 1 N 3. 81 測定値:C62,25H6,45 F 15. 45 N 3. 75 M5 m/z 367 IRCm−1:3450,3300 (NH2)、1745(Co)、1645  (Co)、1610゜1570 (C=C) 式(Vl)の6β−トリフルオロメチル異性体を出発材料として同様の手順で操 作すると、下記の化合物を製造することができる: 4−アミノ−6β−トリフルオロメチル−アンドロスタ−1,4−ジエン−3, 17−ジオン。
実施例6 4−アミノ−6−ドリフルオロメチルーアンドロスター1.4.6−ドリエンー 3.17−ジオン(■、A= CmO1R=R’=H1R”=CF8、X=二重 結合) 4−クロロ−6−ドリフルオロメチルアンドロスター1.4.6−ドリエンー3 .17−ジオン(1,924g。
5mmol)と、ジオキサン(50ml)と、30%NHsOH(100ml) との混合物を圧力容器内で90℃で24時間撹拌した。該反応混合物を室温まで 冷却した後、実施例5で説明したように処理した。0.457g(収率25%) の表題化合物が黄色固体物質として得られた。
C1゜HzzF sN O2計算値:C65,74H6,07F 15.60  N 3.83 測定値:C65,65H6,03 F 15.55 N 3.75 M5 m/z 365 IRcm−’:3350 (NHt)、1740 (CO)。
1635 (Co)、1605.15704−アミノ−2−フルオロメチル−ア ンドロスタ−1,4゜6−ドリエンー3.17−ジオン (11R=R”=HS R蔦 =F、A は CmO、X=二重結合) 4−アセチルアミノ−2−フルオロ−アンドロスタ−1゜4.6−ドリエンー3 ,17−ジオン(2,502g、7mmo+)を、EtOH(140ml)と3 6%HCI(14ml)との混合物に溶解し、還流で4時間加熱した。
該溶液を水で希釈した後、真空下で濃縮し、次いでEtOAcで2回抽出した。
分離した水性相を冷却しながらNa、Co、の添加によりアルカリ性にして、は ぼ純粋な表題化合物を収率的65%(1,433g)で沈殿させた。
式(1)の適当なアシルアミノ化合物を出発材料として同様の手順で操作を行う と、下記の化合物を製造することができる: 4−アミノ−2−フルオロメチル−アンドロスタ−1,4−ジエン−3,17− ジオン; 4−アミノ−2−フルオロ−6α−メチル−アンドロスタ−1,4−ジエン−3 ,17−ジオン;4−アミノ−2−フルオロ−6β−メチル−アンドロスタ−1 ,4−ジエン−3,17−ジオン;4−アミノ−2−フルオロ−6−メチル−ア ンドロスタ−1,4,6−ドリエンー3,17−ジオン;4−アミノ−6−フル オロ−アンドロスタ−1,4,6−ドリエンー3.17−ジオン; 4−アミノ−2,6−ジフルオロ−アンドロスター1.4゜6−ドリエンー3. 17−ジオン; 4−アミノ−6α−フルオロ−アンドロスタ−1,4−ジエン−3,17−ジオ ン; 4−アミノ−6β−フルオロ−アンドロスタ−1,4−ジエン−3,17−シオ ン: 4−アミノ−2,6α−フルオロ−アンドロスタ−1,4−ジエン−3,17− ジオン;及び 4−アミノ−2,6β−フルオロ−アンドロスタ−1,44−アミノ−2−フル オロ−アンドロスタ−1,4,6−ドリエンー17β−オール−3−オン (ISAは CH−OH,R=R”=H,R’=F。
X=二重結合) メタノール(200ml)中の4−アミノ−2−フルオロ−アンドロスタ−1, 4,6−ドリエンー3,17−ジオン(3,154g、10mmo l)の溶液 を撹拌し、これにホウ水素化ナトリウム(0,570g、15mmol)を0〜 5℃で20分かけて加え、撹拌を0〜5℃で更に1時間続けた。酢酸を数滴加え た後、該混合物を真空下で濃縮し、水で希釈し、エチルアセテートで抽出した。
有機相をまとめて塩水で洗浄し、乾燥しく N a 2S 04) 、次いで真 空蒸発させた。残渣をシリカゲルでカラムクロマトグラフィーにかけた。エチル アセテート−エタノール混合物での勾配溶離の結果、純粋な表題化合物が収率8 0%で得られた。
CIIIH24F N Ox 計算値:C71,90H7,62F 5. 99  N 4. 41 測定値:C71,65H7,45 F 6. 01 N 4. 50 M5 m/z 317 IRCm”+3400.3300 (NHt、OH)。
1640 (Co)、1610.15704−アセチルアミノ−17β−アセト キシ−2−フルオロ−アンドロスタ−1,4,64リエンー3−オン(ISAは  CH−OAcSR=ACSR’=F%R’=HSx=二重結合) 乾燥ピリジン(5ml)中の4−アセチルアミノ−17β−ヒドロキシ−2−フ ルオロ−アンドロスタ−1,4゜6−ドリエンー3−オン(3,594g、10 mmol)の溶液を冷却し、これに無水酢酸(4,084g、40mm01)を 加え、得られた混合物を一晩0〜5℃に維持した。溶媒を真空下で除去し、残渣 をCHzClxに溶解し、有機層を水で洗浄し、次いで減圧下で蒸発させた。
粗生成物をベンゼンから結晶化すると、純粋な表題化合物が収率80%(3,2 12g)で得られた。
CzsHzsFNO4計算値:c 68.81 H7,03F 4. 73 N  3. 49 測定値:c 68. 75 H7,05F 4. 65 N 3. 35 M5 m/z 401 1Rcm−’: 3400,3200 (NH)、1740(OCOCHs)、 1680 (−NHCOCHs)、1’630 (3−ケト) 実施例10 4−アミノ−2−フルオロ−アンドロスタ−1,4,6−エタノール(100m l)中の4−アミノ−2−フルオロ−アンドロスタ−1,4,6−ドリエンー3 ,17−ジオン−(3,154g、10mmo I)の溶液を0.IN塩酸(1 00ml、10mmo+)で処理した。
次いで該黄色溶液を0.1gの炭素で処理し、濾過し、アルコールを減圧下で蒸 留して除去した。得られた水溶液を凍結乾燥して、純粋な表題化合物を収率10 0%(3゜518 g)で得た。
C7゜823CI F N Ox 計算値:C64,86H6,59CI 10.08N 3゜98 測定値:C64,75H6,55CI 10.01N 3. 90 M5 m/z 351 実施例11 4−アセトアミノ−1,2α−エポキシ−アンドロスタ−4,6−レニン−3, 1フーシオン (I I、R=COCHs、R”=H,x=二重結合)メタノール(50ml) 及びCHICI ! (25m l)中の4−アセトアミノ−アンドロスタ−1 ,4,6−ドリエンー3,17−ジオン(3,384g、10mmo I)の水 冷溶液に、35%HzOx (4,5m l)及び2N NaOH(1ml)を 徐々に加えた。該混合物を0〜5℃で5日間静置した。氷水を加え、該混合物を 真空下で濃縮して減量し、沈殿物を濾過により除去した。その結果、はぼ純粋な 表題化合物が得られた(1.99g)。母液から1゜020gの出発生成物が回 収された。従って、該回収量を考慮すれば収率は約80%である。
C21H2BN O4計算値:C70,96H7,09N 3. 94 測定値:C70,88H7,05 N 3. 95 M5 m/z 355 式(VIII)の適当な化合物を出発材料として前述の手順で操作すると、下記 の化合物を製造することができる4−アセトアミノ−1,2α−エポキシ−アン ドロスト−4−エン−3,17−ジオン; 4−アセトアミノ−1,2α−エポキシ−6−メチル−アンドロスタ−1,4− ジエン−3,17−ジオン;及び4−アセトアミノ−1,2α−エポキシ−6− メチル−アンドロスト−4−エン−3,17−ジオン。
実施例12 4−アセトアミノ−6,7α−エポキシ−アンドロスタ−1,4−ジエン−3, 17−ジオン (I I l5R=COCHs、R1=H)CH,C1,(100ml)中の4 −アセトアミノ−アンドロスタ−1,4,6−ドリエンー3.17−ジオン(3 ゜384g、10mmol)の溶液を撹拌し、これにpH8のホウ酸塩緩衝液( 50ml )を加え、次いで冷却しながら50%m−クロロ過安息香酸(6,9 g、20mmo I1)を徐々に加えた。該混合物を、完全に変換するまで(T LCモニター)、室温で6時間撹拌した。次いで該混合物を20%メタ重亜硫酸 ナトリウム溶液と共に室温で1時間撹拌した。最後に有機相を分離し、乾燥し、 真空下で蒸発させた。残渣をEtOAcを用いるシリカゲルでのフラッシュクロ マトグラフィ、−にかけると、純粋な表題化合物が収率50%(1,772g) で得られた。
Cz+HzsNOn 計算値:C70,96H7,09N 3. 94 測定値:C70,71H6,99 N 3. 85 M5 m/z 355 式(IX)の適当な化合物を出発材料として前述の手順で操作すると、下記の化 合物を製造することができる:4−アセトアミノ−6,7α−2−フルオロ−ア ンドロスタ−1,4−ジエン−3,17−ジオン。
実施例13 6α−及び6β−ブロモ−4−アセトアミノ−アンドロスタ−1,4−ジエン− 3,17−ジオン(IV、RI=H) CCI4(250ml)中の4−アセトアミノ−アンドロスタ−1,4−ジエン −3,17−ジオン(3,404g、10mmo 1)の溶液に、N−ブロモス クシンイミド(2,850g、16mmo I)及び過酸化ベンゾイル(0,1 21g、0.5mmol)を加えた。該溶液を還流で1時間加熱し、次いで濾過 して不溶性物質を除去した。
濾液を5%NaHCO3溶液及び水で洗浄し、有機相を減圧下で蒸発乾固させた 。残渣を少量の95%EtOHで粉砕して、粗生成物6α−及び6β−ブロモア セトアミノ−アンドロスタ−1,4−ジエン−3,17−ジオンの混合物を収率 90%(3,780g)で得た。該混合物はそれ以上精製せずに次のフッ素化反 応で使用した。
同様の手順で下記の化合物を製造することができる二6α−ブロモー4−アセト アミノ−2−フルオロ−アンドロスタ−1,4−ジエン−3,17−ジオン;及 び6β−ブロモ−4−アセトアミノ−2−フルオロ−アンドロスタ−1,4−ジ エン−3,17−ジオン。
実施例14 4−アジド−2−フルオロ−6−メチレン−アンドロスタ−1,4−ジエン−3 ,17−ジオン(V)DMF (100ml)中の6β−ブロモ−6α−ブロモ メチル−2−フルオロ−アンドロスタ−1,4−ジエン−3,17−ジオン(4 ,742g、10mmo I)の溶液にLizCOs(0,74g110mmo l)を加えた。得られた混合物に、水(10ml)中のNaN5(0,650g 、lQmmol)の溶液を1/4時間かけて滴下した。
該混合物を冷却せずに更に2時間撹拌した。温度は最初に約35℃まで上がり、 次いで室温に下がった。水(400ml)を加えて生成物を沈殿させ、これを濾 過し、洗浄し、真空乾燥した。はぼ純粋な表題化合物が収率80%(2゜84g )で得られた。
C20H22F N 302 計算fa:c 67.59 H6,24F 5.35N 11.82 測定値:C67,51H6,15F 5.25N 11.75 M5 m/z 355 6β−ブロモ−6α−ブロモメチル−2−フルオロ−アンドロスタ−1,4−ジ エン−3,17−ジオン(XI)約−5℃に冷却した無水エーテル(100ml )中の2−フルオロ−6−メチレン−アンドロスタ−1,4−ジエン−3,17 −ジオン(3,144g、lQmmol)の懸濁液に、酢酸(10ml)中の1 モル臭素溶液を約−5℃で20分かけて滴下した。該反応混合物を約θ℃で更に 1/2時間撹拌した(TLCモニター)。次いでエタノール(50ml)を加え 、エーテルを真空下で蒸発させ、水の添加によって粗生成物を沈殿させた。該生 成物をフラッシュクロマトグラフィーにかけた。ヘキサン/エチルアセテート2 0%で溶離するとテトラブロモ化合物が得られ、ヘキサン/エチルアセテート3 0%で溶離すると表題の化合物が収率的60%(2,845g)で得られた。
CzoH23B r 2F O1 計算値:C50,66H4,89Br 33.70F 4. 01 測定値:C50,61H4,75Br 33.72F 4. 05 MS m/z 474 実施例16 2−フルオロ−6−メチレンアンドロスタ−1,4−ジエン−3,17−ジオン (Xlり 約−60℃に冷却したねじ蓋付きポリエチレン壜に入れたテトラヒドロフラン( 15ml)及びクロロホルム(5ml)中の無水フッ化水素(7,00g、35 0mmo I)の溶液に、やはり約−60℃に冷却したクロロホルム(25ml )中の1,2α−エポキシ−6−メチレン−アンドロスト−4−エン−3,17 −ジオン(3,124g、IQmmol)を加えた。
ステロイドを加えながら、フッ化水素−テトラヒドロフラン試薬をアセトン−ド ライアイス浴中に浸漬した。クロロホルム(5ml)を更に使用してエポキシド のトランスファーを補助した。該反応混合物をアセトン−ドライアイス浴から除 去し、その後4時間−30℃に維持し、次いで、炭酸カリウム水溶液とクロロホ ルムと氷との混合物をよく撹拌したものに適当な速度で加えた。弱アルカリ性水 性層を分離し、クロロホルムで2回逆抽出した。有機層をまとめて水で洗浄し、 乾燥し、蒸発乾固させた。残渣をエチルアセテート/エタノール1〜20%でフ ラッシュクロマトグラフィーにかけると、純粋な表題化合物が収率75%で得ら れた。
C2゜H2302計算値:C81,32H7,85F 6. 04 測定値:C81,21H7,75 F 6. 01 MS m/z 295 IRcm−’:3070 (C=CH,)、1725 (17−ケト)、165 0 (3−ケト)。
1610 (C=C)。
前述の手順で操作すると下記の生成物を製造することができる: 2−フルオロ−6−メチレン−アンドロスタ−1,4−ジエン−17β−オール −3−オン; 17β−アセトキシ−2−フルオロ−6−メチレン−アンドロスタ−1,4−ジ エン−3−オン。
実施例17 1.2α−エポキシ−6−メチレン−アンドロスタ−1゜4−ジエニ/−3,1 7−ジオン(Xlll)6−メチレン−アンドロスタ−1,4−ジエン−3,1 7−ジオン(2,964g、IQmmol)をメタノール(200ml)に溶解 し、得られた溶液を0℃に冷却した。
次いで、水冷36%過酸化水素(20ml)及び2%水酸化ナトリウム(10m l)を加えた。該混合物を0℃で約24時間撹拌し、次いで氷水中に注いだ。生 成物を濾過によって除去し、水で洗浄し、乾燥すると、はぼ純粋な表題化合物が 約50%の収率(15,560g)で得られた。
C2゜Hz40 s 計算値:C76,89H7,74測定値:C76、85H 7,65 M5 m/z 312 IRcm−’:3060 (C=CHz)、1740 (17−ケト)、171 5(3−ケト)。
1250 (エポキシド)。
実施例18 4−クロロ−6α−トリフルオロメチル−アンドロスタ−1,4−ジエン−3, 17−ジオン(Vl)ピリジン(35ml)中の6α−トリフルオロメチル−ア ンドロスタ−1,4−ジエン−3,17−ジオン(3゜524g、IQmmol )の溶液に、塩化スルフリル(2゜699g、20mmol)を約+5℃で20 分かけて滴下した。該反応混合物を+5℃で更に1時間撹拌し、次いで水に注い だ。沈殿物を濾過によって除去し、残渣をエチルアセテート及びジクロロメタン 中での粉砕によって精製した。その結果、はぼ純粋な表題化合物が収率的60% (2゜32g)で得られた。
C3゜822CI F 30 m 計算値:C62,10H5,73CI 9.16F 14.73 測定値:C62,05H5,65CI 9.05F 14.65 MS m/z 386 実施例19 6α−トリフルオロメチル−アンドロスタ−1,4−ジエン−3,17−ジオン (XV) 6α−トリフルオロメチル−アンドロスト−4−エンー3.17−ジオン(3, 544g、10mmo 1)及びジクロロジシアノベンゾキノン(DDQ、3. 4g、15mmol)を無水ジオキサン(150ml)中で約10時間還流させ た。DDQを除去するために、該懸濁液をアルミナで濾過した。溶媒を蒸発させ た後、残渣をエチルアセテートに溶解し、有機層を水で洗浄し、乾燥しくNat SO<)、次いで蒸発させた。
粗生成物を、溶離液としてヘキサン/エチルアセテート40%を用いるカラムク ロマトグラフィーにかけると、純粋な表題化合物が収率50%(1,763g) で得られた。
C211H23F so を 計算値:C68,17H6,58F 16.17測定値:C68,11H6,5 1F 16.05M5 m/z 352 実施例20 各々の重量0.150g、活性物質含量25mgの錠剤を下記のように製造した 。
組成(錠剤io、ooo個当たり): 4−アミノ−2−フルオロ−アンドロスタ−1,4,6−ドリエンー3.17− ジオン 250gラクトース 800g コーンスターチ 415g タルク粉末 30g ステアリン酸マグネシウム 5g 4−アミノ−2−フルオロ−アンドロスタ−1,4,6−ドリエンー3.17− ジオンとラクトースと半量のコーンスターチとを混合した。次いで、該混合物を メツシュサイズ0.5mmのふるいにかけた。
コーンスターチ(10g)を温水(90ml)に懸濁し、得られたペースト状物 質を用いて前記粉末を顆粒状に造粒した。
該顆粒を乾燥し、メツシュサイズ1.4mmのふるいにかけて粉末状にし、残り の分量のコーンスターチとタルクとステアリン酸マグネシウムとを加え、注意深 (混合し、錠剤に加工した。
実施例21 各々の分量0.200g、活性物質含量20mgのカプセルを製造した。
カプセル500個当たりの組成: 4−アミノ−6−フルオロ−アンドロスタ−1,4,6−ドリエンー3.17− ジオン 10g ステアリン酸マグネシウム 5g この配合物を、各カプセルの分量0.200gで、2つの部分からなる硬質ゼラ チンカプセル内に封入した。
フロントページの続き (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、 PT、SE )、 AU、 BB、 BG、 BR,BY、CA、CN、CZ、FI、HU、 JP、KP、KR、KZ、 LK、 LV、 MG、 MN、 MW、 No、  NZ。
PL、RO,RU、SD、SK、UA、UZ、VN(72)発明者 ディ・サー レ、エンリコイタリー国、20124・ミラン、ビアーレ・アンドレア・ドーリ ア、5

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.下記の式(I) ▲数式、化学式、表等があります▼(I)[式中、 (x)及び(y)は単結合又は二重結合であり;Aは▲数式、化学式、表等があ ります▼又は▲数式、化学式、表等があります▼であり;R及びR3は各々独立 して水素又はアシルを表し;R1は水素又はフッ素であり; (y)が単結合の場合はR2が水素、フッ素、メチル又はトリフルオロメチルで あり; (y)が二重結合の場合はR2がメチレンであり;但し、(x)又は(y)のう ちの−方が二重結合の場合は他方が単結合であり、またR1及びR2のうち少な くとも−方がフッ素であるか、又は、R2の場合には、トリフルオロメチルであ る〕 で示される化合物又はその医薬的に許容し得る塩。
  2. 2. Aが▲数式、化学式、表等があります▼であり、Rが水素である式(I)で示さ れる請求項1に記載の化合物及びその医薬的に許容し得る塩。
  3. 3.4−アミノ−2−フルオローアンドロスター1,4−ジエン−3,17−ジ オン; 4−アミノ−6α−フルオローアンドロスタ−1,4−ジエン−3,17−ジオ ン; 4−アミノ−6β−フルオローアンドロスタ−1,4−ジエン−3,17−ジオ ン; 4−アミノ−2−フルオローアンドロスタ−1,4,6−トリエン−3,17− ジオン; 4−アミノ−6−フルオローアンドロスタ−1,4,6−トリエン−3,17− ジオン; 4−アミノ−2−フルオロ−6−メチル−アンドロスタ−1,4,6−トリエン −3,17−ジオン;4−アミノ−2−フルオロ−6−メチレン−アンドロスタ −1,4−ジエン−3,17−ジオン;4−アミノ−6α−トリフルオロメチル −アンドロスタ−1,4−ジエン−3,17−ジオン; 4−アミノ−6β−トリフルオロメチル−アンドロスタ−1,4−ジエン−3, 17−ジオン: 4−アミノ−6−トリフルオロメチル−アンドロスタ−1,4,6−トリエン− 3,17−ジオン;4−アミノ−2−フルオロ−6α−メチル−アンドロスタ− 1,4−ジエン−3,17−ジオン;4−アミノ−2−フルオロ−6β−メチル −アンドロスタ−1,4−ジエン−3,17−ジオン;4−アミノ−2,6−ジ フルオローアンドロスター1,6−トリエン−3,17−ジオン; 4−アミノ−2,6α−ジフルオローアンドロスター1,4−ジエン−3,17 −ジオン; 4−アミノ−2.6β−ジフルオローアンドロスター1,4−ジエン−3,17 −ジオン; 及び、適当であれば、前記6α,6β−エピマーのα,β混合体から選択した請 求項1に記載の式(I)の化合物、並びにこれらの化合物の医薬的に許容し得る 塩。
  4. 4.請求項1に記載の化合物又はその医薬的に許容し得る塩の製造方法であって 、 a)下記の式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II)[式中、(x)は単結合又は二重結 合であり、Rはアシルであり、R2は水素、メチル又はトリフルオロメチルであ る] で示される化合物をフッ化水素でエポキシド開製して、Aが▲数式、化学式、表 等があります▼であり、(x)が単結合又は二重結合であり、(y)が単結合で あり、Rがアシルであり、R1がフッ素であり、R2が水素、メチル又はトリフ ルオロメチルである式(I)の化合物を得る操作、又は b)下記の式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(III)[式中、Rはアシルであり、R1 は水素又はフッ素である]で示される化合物をフッ化水素でエポキシド開裂して 、Aが▲数式、化学式、表等があります▼であり、(x)が二重結合であり、( y)が単結合であり、Rがアシルであり、R1が水素又はフッ素であり、R2が フッ素である式(I)の化合物を得る操作、又は c)下記の式(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼(IV)[式中、Rはアシルであり、R1は 水素又はフッ素である]で示される化合物をフッ素化して、 Aが▲数式、化学式、表等があります▼であり、(x)及び(y)が単結合であ り、Rがアシルであり、R1が水素又はフッ素であり、R2がフッ素である式( I)の化合物を得る操作、又はd)下記の式(V) ▲数式、化学式、表等があります▼(V)で示されるアジド化合物の選択的還元 を行って、Aが▲数式、化学式、表等があります▼であり、(x)が単結合であ り、(y)が二重結合であり、Rが水素であり、R1がフッ素であり、R2かメ チレンである式(I)の化合物を得る操作、又はe)下記の式(VI) ▲数式、化学式、表等があります▼(VI)で示される化合物をアミノ化して、 Aが▲数式、化学式、表等があります▼であり、(x)及び(y)が単結合であ り、R及びR1が水素であり、R2がトリフルオロメチルである式(I)の化合 物を得る操作、又は f)下記の式(VII) ▲数式、化学式、表等があります▼(VII)で示される化合物をアミノ化して 、 Aが▲数式、化学式、表等があります▼であり、(x)が二重結合であり、(y )が単結合であり、R及びR1が水素であり、R2がトリフルオロメチルである 式(I)の化合物を得る操作、及び/又は、 g)下記の式(Ia) ▲数式、化学式、表等があります▼(Ia)[式中、Rはアシルであり、(x) 、(y)、R1及びR2は前述の意味を表す] で示される化合物をN−脱アシル化して、Aが▲数式、化学式、表等があります ▼であり、であり、Rが水素であり、(x)、(y)、R1及びR2が請求項1 に記載の意味を表す式(I)の化合物を得る操作、及び/又は、 h)下記の式(Ib) ▲数式、化学式、表等があります▼(Ib)[式中、R、R1、R2、(x)及 び(y)は請求項1に記載の意味を表す] で示される化合物の選択的還元を行って、Aが▲数式、化学式、表等があります ▼であり、であり、(x)、(y)、R、R1及びR2が請求項1に記載の意味 を表す式(I)の化合物を得る操作、及び/又は、 i)下記の式(Ic) ▲数式、化学式、表等があります▼(Ic)[式中、Rはアシルであり、(x) 、(y)、R1及びR2は前述の意味を表す] で示される化合物をアシル化して、Rがアシルであり、(x)、(y)、R1、 R2が請求項1に記載の意味を表し、Aが▲数式、化学式、表等があります▼( 式中R3はアシルをである)を表す式(I)の化合物を得る操作、及び/又は、 j)下記の式(Id) ▲数式、化学式、表等があります▼(Id)[式中、(x)、(y)、R1及び R2は請求項1に記載の意味を表す] で示される化合物をアシル化して、(x)、(y)、R1及びR2が請求項1に 記載の意味を表し、Aが▲数式、化学式、表等があります▼であり、Rがアシル である式(I)の化合物を得る操作、及び/又は k)下記の式(Ie) ▲数式、化学式、表等があります▼(Ie)[式中、(x)、(y)、R1及び R2は請求項1に記載の意味を表す]で示される化合物の選択的O−アシル化を 行って、(x)、(y)、R1及びR2が請求項1に記載の意味を表し、 Aが▲数式、化学式、表等があります▼(式中R3はアシルである)を表す式( I)の化合物を得る操作、 及び/又は、所望であれば、式(I)の化合物を別の式(I)の化合物に変換し ;及び/又は、所望であれば、式(I)の化合物をその塩に変換し;及び/又は 、所望であれば、前記化合物の塩を対応する遊離化合物に変換し;及び/又は、 所望であれば、式(I)の化合物の異性体混合物を単−異性体に分離する操作を 含む前記方法。
  5. 5.適当な担体及び/又は希釈剤と、有効成分としての請求項1に記載の式(I )の化合物又はその医薬的に許容し得る塩とを含む医薬組成物。
  6. 6.アロマターゼ阻害剤として使用するための請求項1に記載の式(I)の化合 物又はその医薬的に許容し得る塩。
  7. 7.アロマターゼ阻害剤として使用するための医薬の製造における請求項1に記 載の式(I)の化合物又はその医薬的に許容し得る塩の使用。
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