JPS635097A - アンドロスト−4−エン−3,17−ジオンのメチレン誘導体およびその製造方法 - Google Patents

アンドロスト−4−エン−3,17−ジオンのメチレン誘導体およびその製造方法

Info

Publication number
JPS635097A
JPS635097A JP62152403A JP15240387A JPS635097A JP S635097 A JPS635097 A JP S635097A JP 62152403 A JP62152403 A JP 62152403A JP 15240387 A JP15240387 A JP 15240387A JP S635097 A JPS635097 A JP S635097A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ene
formula
methylene
compound
dione
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62152403A
Other languages
English (en)
Inventor
フランコ・ブツエツテイ
エンリコ・デイ・サツレ
パオロ・ロンバルデイ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pfizer Italia SRL
Original Assignee
Farmitalia Carlo Erba SRL
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Farmitalia Carlo Erba SRL filed Critical Farmitalia Carlo Erba SRL
Publication of JPS635097A publication Critical patent/JPS635097A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07JSTEROIDS
    • C07J53/00Steroids in which the cyclopenta(a)hydrophenanthrene skeleton has been modified by condensation with a carbocyclic rings or by formation of an additional ring by means of a direct link between two ring carbon atoms, including carboxyclic rings fused to the cyclopenta(a)hydrophenanthrene skeleton are included in this class
    • C07J53/002Carbocyclic rings fused
    • C07J53/0043 membered carbocyclic rings
    • C07J53/0053 membered carbocyclic rings in position 12
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Steroid Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な6−もしくは7−メチレン−1,2β−
シクロプロパノアンドロスト−4−エン−3,17−ジ
オン、その製造方法、それを含有する医薬組成物、並び
に哺乳動物におけろホルモン依存性の癌を治療するため
の前記化合物の使用に関するものである。
基礎データおよび臨床データは、アンドロゲンの芳香族
化された代謝物(すなわちエストロゲン)がたとえば乳
癌、子宮癌および卵巣癌のようなホルモン依存性筋の生
長を伴う病原性細胞変化に関与するホルモンであること
を示している、 さらに、エストロゲンは良性の前立腺肥厚の病因にも関
与する。
内因的なエストロゲンは、直接的先駆体としてのアンド
ロステンジオンもしくはテストステψ ロンのいずれから最終的に生成される。
中心的に重要な反応はステロイド環への芳香族化であり
、これは酵素アロマターゼによって行なわれる。芳香族
化は独特な反応でありかつエストロゲンの生合成におけ
る一連の工程の最後のものなので、芳香族化工程に対し
相互作用しうる化合、vJから生ずるアロマターゼの有
効な抑制&’!、 fi環エストロゲンの量、生殖にお
けるエストゲン依存性の過程、およびエストロゲン依存
性の腫瘍を制御する有用な用途を有することが判明した
。アロマターゼ抑制作用を有すると報告されている公知
のステロイド系物質はたトエばΔ −テストロラクトン
(米国特許筒2.744.120号)、4−ヒドロキシ
−アンドロスト−4−工ン−3,17−ジオンおよびそ
のエステル(たとえば米国特許第4233893号参照
)、1o−(1,2−プロパジェニル)−ニストロ−4
−エン−3、17−ジオン(米国特許筒4,289,7
62号)、1G−(2−プaビソサエティー、第103
巻、第3221頁(1981):FJよび米国特許筒も
322,416号〕。
19−チオアンドロステン訪導体(ヨーロッパ特許出願
第100566号)、アンドロスタ−4,6−レニン−
3,1フージオン、アンドロスタ−1,4,6−)ジエ
ン−3,1フージオン(英国特許出願部2,100,6
01 A号)、並びにアンドロスタ−1,4−ジエン−
3,17−ジオy〔カンサー・リサーチ(補遺)、第4
2巻、第3327頁(1982))である。
本発明は1次の一般式(I): 〔式中、Rは水素もしくは弗素であり。
R1およびR2の一方は=CH2でありかつ他方に水素
もしくはC1−04アルキルであり、さらにR2が−C
H2である場合はRおよびR1の少な(とも−方が水素
以外のものである〕 の化合物を提供する。
さらに1本発明はその範囲内に全ての可能な異性体、立
体異性体およびその混合物、並びに式(1)の化合物の
代謝物、および代謝先駆体もしくは生物先駆体を包含す
る。
本明8書中の式において、破mc−−−−−)は置換基
がα−配置であること、すなわち環の平面より下方に存
在することを示す一方、太い連続線(−一〇は置換基が
β−配置であること、すなわち環の平面より上方に位置
することを示し、波線結合(□)は置換基がα−配置も
しくはβ−配置のいずれかまたを工その両者としうろこ
とを示している。
式(I)の化合物においてR1が−CH2である場合、
R2@換基はα−もしくはβ−配置のいずれであっても
よい。同様に、R2が=CH2である場合、R1置換基
を工α−もしくはβ−配置のいずれであってもよい。C
1−C4アルキル基は好ましくはメチルもしくはエチル
基、より好ましく昏エメチル基である。アルキル基は分
枝鎖もしくは直鎖の基とすることができる。
上記したように1本発明はさらにその範囲内において1
式(I)の化合物の医薬上許容しうる生物先駆体(bi
o−precursor ) (或いはプロトラグ(p
ro−drugs )としても知られる)、すなわち上
記式CI)とは異なる式を有するが人間に投与した際に
直接的または間接的に生体内で式(I)の化合物に変換
される化合物を包含する。
本発明の好適化合物は1式(I)に?いてRが水素もし
くは弗素であり、R1およびR2の一方が−CH2であ
りかつ他方がC1−C4アルキルであるような化合物で
ある。
本発明の具体的化合物の例は次の通りであるニアα−メ
チル−6−メチレン−1,2β−シクロプロパ/アンド
aスト−4−エン−3,17−ジオン; 7β−メチル−6−メチレン−1,2β−シクロプロパ
/アンドロスト−4−エン−3+ 17 ”−ジオンニ アα−エチル−6−メチレン−1,2β−シクロプロパ
ノアンドロスト−4−エン−3,17−シオン: 7β−エチル−6−メチレン−1,2β−シクロラン−
/アンドロスト−4−二ンー3.17−シオン: 16−フルオロ−6−メチレン−1,2β−シクロプロ
パ/アンドロスト−4−エン−3゜17−シオン: 16−フルオr:1−7α−メチル−6−メチレン−1
,2β−シクロプロパ/アンドロスト−4−エン−3,
17−シオン: 16−フルオロ−7β−メチル−6−メチレン−1,2
β−シクロプロパ/アンドロスト−4−エン−3,17
−シオン: 16−フルオロ−7α−エチル−6−メチレン−1,2
β−シクロプロパ/アンドロスト−4−エン−3,1フ
ージオン: 16−フルオロ−7β−エチル−6−メチレン−1,2
β−シクロプロパ/アンドロスト−4−エン−3,17
−ジオン: 7−メチレン−1,2β−シクロプロパノアンドロスト
−4−エン−3,17−シオン:6α−メチル−7−メ
チレン−1,2β−シクロプロパ/アンドロスト−4−
エン−3,17−ジオン; 6β−メチル−7−メチレン−1,2β−シクロプロパ
ノアンドロスト−4−エン−3,+7−シオン: 6α−エチル−7−メテレンー1,2β−シクロアンド
ロスト−4−エン−3j17−シオン:6β−エチル−
7−メチレン−1,2β−シクロプロパノアンドロスト
−4−エン−3,17−シオン: 16−フルオロ−ツーメチレン−1,2β−シクロジン
−ノアンドロスト−4−二ンー3゜17−シオン: 16−フルオa−5α−メチル−7−メチレン−1,2
β−シクロプロパノアンドロスト−4−エン−3,17
−シオン: 16−フルオロ−6β−メチル−7−)lチV7−1.
2β−シクロプロパノアンドロスト−4−エン−3,1
7−シオン: 16−フルオロ−6α−エチル−7−メチレン−1,2
β−シクロプロパ/アンドロスト−4−エン−3,17
−シオン:36よび 16−フルオロ−6β−エチル−7−メチレン−1,2
β−シクロプロパノアンドロスト−4−エン−3,17
−ジオン。
本発明の上記特定化合物のリスト、並びに後記実施例お
よび特許請求の範囲において「16−フルオロ」という
用語は、16α−もしくは16β−異性体およびその混
合物の両者を包含することを意図する。
本発明の化合物は。
In2式(■): 〔式中、Rは上記の意味を有し、かつR1は水素モしく
(工C,−C,アルキルであり、RRよびR1の少なく
とも一方は水素以外のものである〕 の化合物のメチレン化(methylenation 
)によってRが−CH,でありかつRRよびR1が上記
の意味を有する式(I)の化合物を得。
または lb1式(■): 〔式中、Rは上記の意味を有する〕 の化合物の6位においてC□−04アルキルをグリニヤ
ール反応によって生成させ1次いで加水分解しかつ脱水
してR1が−CH2であワかつR2がC,−C4アルキ
ルである式(I)の化合物を得、または 161前記式(III)の化合物を還元し1次いで製水
分解しかつ脱水してR1が一〇H2でありかつR2が水
素である式(,1)の化合物を得、所望に応じ式(、I
)の化合物を式(I)の他の化合物に変換し、かつ/ま
たは所望に応じ式(I)の化合物の異性体混合物を単一
の異性体に分離する。
ことを特徴とする方法によって製造することができる。
式(n)の化合物のメチレン化(すなわち6−メチレン
化)は公知方法〔たとえば、K、アネン等、ジンセシス
(1982)、第34頁〕にしたがって行なうことがで
きろ。好ましくは、式(n)の化合物乞適当な育機溶剤
(たとえばクロロホルム)中にてホルムアルデヒドジエ
チルアセタールと還流温度にて縮合剤(たとえば塩化ホ
スホリル)および酢酸ナトリウムの存在下で反応させる
。或いは、この反応は他の不活性有機溶剤、たとえば1
.2−ジクロルエタン、ジエチルエーテルもしくはジオ
キサン中にて他の適する縮合剤(たとえば五酸化燐もし
くはp−トルエンスルホンa)の存在下で行なうことも
できる。
式(I[I)の化合物に対するグリニヤール反応は、π
機化学において周知の反応条件、たとえばM。
S、カラシュ2よびO,ラインムスにより「非金属物質
のグリニヤール反応」に記載されたような条件にしたが
って行なうことができる。好まし゛くは、グリニヤール
試薬はエチルエーテル溶液中にて適当な沃化C1−C4
アルキルとマグネシウムとの反応によって製造される。
次いで、適当な店開、たとえばベンゼンもしくはテトラ
ヒドロフランに溶解した式(I[i)の化合物を添加し
、得られた混合物を還流するまで加熱する。或いは、グ
リニヤール試薬は適当なA化4しくは塩化C1−C4ア
ルキルから適当なジ(C,−04アルキル)エーテルを
用いて製造することもできる。
その後のケタール基の加水分解は、たとえば酸性条件下
に約り℃〜沸点温度の範囲の温度で行なうことができる
。好1しくに、酸性加水分解は約20〜約60℃の範囲
の温度での氷酢駿と水との2=1混合物での処理により
行なわれる。最終的な脱水はこの加水分解工程に際し、
−般に生じる。或いは、ピリジン溶液中にて塩化チオニ
ルを用いて約θ〜約30℃の範囲の温度で行なうことも
できる。
式(III)の化合物の還元は、たとえばアンドール・
ハヨスにより「錯体水素化物」〔エルセヴイール編(1
979))に記載されたような公知方法にしたがって適
当な水素化物での処理により行なうことができる。
好ましくは、還元はエチルエーテル溶液中にてリチウム
アルミニウム水素化物により約り℃〜硼水素化物および
他の適当な溶剤、たとえばテトラヒドロフランを使用す
ることもできる。
続(ケタール基の加水分解および得られたβ−ヒドロキ
シケトンの脱水は、上記のように行なわれる。
異性体混合物から単一の異性体への分離、並びに式(I
)の化合物から式(I)の他の化合物への変換を工、公
知方法にしたがって行なうことができる。たとえば1式
(■)の化合物の6β−もしくは7β−メチル誘導体は
、低級アルコール(たとえばエタノール)中にて塩基性
試薬(たとえば0.IN水酸化ナトリウム)と共に還流
するまで加熱することにより、それぞれ6α−もしくは
7α−メチル誘導体に変換することができる、 式(II)の化合物はそれ自体公知の方法を用いて次の
反応式にしたがい合皮することができる:(以下余白) (X) R:1■C1−04アルキル。
たとえば、式(v)の化合物を得るための式<y>の化
合物のケタール化(ketalization )は、
ジクロルメタン溶液中にて還流温度でオル)蟻酸)IJ
エチルおよびp−)ルエンスyホン酸の存在下にエチレ
ングリコールと反応させて行なうことができる。
式(M)の化合物番工、公知方法にしたがって式(V)
の化合物を臭素化することにより得られる。
好ましくハ、臭素化tXE、R,グレイジャー〔ジャー
ナル・オプ・オーガニック・ケミストリー(1962)
、第27巻、第4397員〕にしたかって沸とうメタノ
ール中にて無水臭化鋼(1)での処理により行なわれる
式(■)の化合物から式(■)の化合物への変換は、た
とえばJ、マン等〔ジャーナル・オブ・ザ・ケミカル・
ソサエティ・パーキン・トランス、第1巻、第2681
員(1983))の公知方法にしたがって行なうことが
できる。すなわち、プロ七化合切を酸化水銀(II)の
存在下に約0〜約80℃の範囲の温度にてピリジニウム
ポリ(弗化水素)と反応させる。
化合物(■)を得るための化合物(■)の脱ケタール化
は、上記と同様に行なうことができる。
化合物(K)を得るための化合物(■)の脱水素は、た
とえば沸とうt−ブタノール中でのクロルアニルでの処
理による公知方法で行なうことかできる。
或いは、Δ −重結合を沸とう四塩化炭素中でN−ブロ
モスクシンイミドでの臭素化により導入して6−ブロモ
化合物を得、これを還流温度でのプリジンによりまたは
90〜120℃の温度におけるジメチルホルムアミド中
での炭酸リチウムおよび塩化リチウムにより臭化水素除
去することもできる。
Rが弗素でありかつR1が01−04アルキルである式
(n)の化合物としての式(X)の化合物を得るための
化合物(K)の7−アルキル化は。
公知方法によって行なうことができる。たとえば、アル
キルリチウムをエチルエーテル溶液中で0〜10℃にて
沃化鋼(I)と反応させてジアルキル鋼リチウム錯体を
生成させ、次いでこれをテトラヒドロフランにおける化
合物CDC”)の溶液へ0〜20℃の範囲の温度で添加
する。
式(■)の化合物は、Rが弗素でありかつR1が水素で
ある式(II)の化合物である。
Rが水素でありかつR1がC1−C4アルキルである式
(It)の化合物は、式(IV)の化合物から出発して
公知方法にしたがい得ることができる。たとえば、式(
■)の化合物から式(K)の化合物への脱水素および式
(X)の化合物から式(X)の化合物への7−アルキル
化につき記載したと同様な手順にしたがって式(IV)
の化合物を先ず最初に脱水素にかけ1次いで7−アルキ
ル化することかできる。
式(II)の化合物は、公知方法にしたがって得ろこと
ができる。たとえば、Rが弗素である式(III)の化
合vlJは次の反応式にしたがって製造することができ
る: (以下余日) (II) ■ 式(XI)の化合物を得るための化合物(V)もしくは
(■)のケタール化は、公知方法により、たとえば沸と
うベンゼン溶液中にて連続共沸的水除去の条件下でp−
)ルエンスルホン酸の存在下にエチレングリコールと反
応させて行なうことができろ。
化合物(X[[)を得るための化合物(XI)の酸素化
は公知方法により、たとえばアセトン水溶液中にて0℃
乃至沸とうm度の範囲の温度で炭酸カリウムの存在下に
過マンガン酸カリウムで酸化して行なうことができる。
式(yl)の化合物のエポキシ化(epoxldatl
on )は、アルコール性アルカリ金属水酸化物、好ま
しくはメタノール中のKOHもしくはNaOH中で0〜
25℃の範囲の温度にて約2時間〜数日間にわたり適当
な酸化剤、好ましくは濃厚(たとえば36%)H20□
での処理によって行なうことができる。
化合物(III)を得るための化合物(XI[)のウイ
チツヒ反応(wittig reaetlon )は公
知方法で行なうことができる。たとえば、ウィチツヒ試
薬+s、沃化メチルトリフェニルホスホニウムをたとえ
ばジメチルスルホキシドのような適当な溶剤中で0〜3
0℃の温度にて強塩基、たとえばカリウムt−ブトキシ
ドと反応させて製造される0次いで、化合物(X[[)
を添加し、そして反応混合物を約40〜70℃の温度ま
で1〜24時間加熱する。
式(It/)の出発化合物は公知である。たとえば、こ
れは米国特許第4.071,625号の実施例24に記
載された手順にしたがって製造することができる。この
手順によれば、出発物質は1.4−アンドロスタジエン
−3,17−ジオンであり。
この反応の最終工程は1,2β−メチレン−5−アンド
ロステン−3β、17β−ジオールのジョーンズ試薬(
Jonea reagent )による酸化を含んでい
ろ。
本発明の化合物はアンドロゲンからエストロゲンへの生
物変換の抑制剤であり、すなわちこれらにステロイトリ
アロマターゼ抑制剤である。
これら化合物のアロマターゼ抑制活性はトンプソンRよ
びシイテリにより記載されたインビトロ試験(E、A、
 )ンブソンおよびP、に、シイテリ、ジャーナル・オ
ブ・バイオロジカル・ケミストリー、第249巻、第5
364頁(1974))を用(・て示され、この方法は
酵素源としてヒト胎盤顆粒体フラクションを利用する。
この試験においては、アンドロステンジオンからエスト
ロンへの芳香族化割合は、〔1β、2β−H〕アンドロ
ステンジオン(5op、M)をNADPHの存在下で醪
素製剤と共に培養しかつ37’Cでの20分間の培養で
生成されたH29Jの量を測定して評価した。
芭々の濃度で培養した新規な化合物は、適切なアロマタ
ーゼ抑制活性を示した。
アロマターゼを抑制するその能力、したがってエストロ
ゲンレベルを低下させるその能力により、これら新規な
化合物は各埋のエストロゲン依存性の病気、すなわち乳
癌、子宮癌、卵巣癌および膵臓癌1女性化乳房、婦人科
の良性な胸疾患、子宮内膜症、多層性卵巣病および早発
背春期の治療および予防に有用である。本発明による化
合物の他の用途は前立腺肥大、すなわちエストロゲン依
存性基質組織の病気の治療および/または予防処置であ
る。
さらに、これら新規な化合物は、精子過少症に関連する
男性不妊症、並びに女性の避妊処理に対しその排卵およ
び卵着床を抑制する能力によって処置するのにも使用す
ることができる。
本発明による化合物は、その高い治療効果に鑑み、医薬
中に安全に使用することができる。
たとえば、投与量を増大させかつ処置してから7日間後
に測定される単一投与により測定したネズミにおける本
発明の化合物の大兄の急性毒性(ID5o)tL無視し
うるものであると判明した。
本発明の化合物は種々の投与形態、たとえば錠剤、カプ
セル、糖衣もしくは薄膜被覆錠、溶液または懸濁液の形
態で経口的に、或いは座薬の形態で経腸的に、或いはた
とえば筋肉内のような非経口的に、或いは静脈内注射も
しくは点滴として投与することができる。
投与量は患者の年令、体重、症状並びに投与経路に依存
し、たとえば取入に対し経口投与するぺ(採用される投
与量は毎日1〜5回として投与1回当り約lθ〜約15
0〜200■の範囲とすることができる。
本発明は、本発明による化合物を医薬上許容しうる賦形
薬(キャリヤもしくは希釈剤とすることがでとる)と組
合せてなる医薬組成物を包含する。
本発明による化合物を含有する医薬組成物は一般に常法
によって型造され、かつ医薬上適当な形態で投与される
、 たとえば、固体の経口投与形態は活注化合功と共に希釈
剤、たとえば乳素、デキス)o−ス、蕪糖、セルロース
、コーンスターチもしく一エポテトスターチ:滑剤、た
とえばシリカ、タルク。
ステアリン酸、ステアリン酸マグネシウムもしく1エカ
ルシウム、?よび/またはホ91ノエチレングリコール
:結合剤、たとえば澱粉、アラビアゴム、ゼラチン、メ
チルセルロース、カルボキシメチルセルロースまたはポ
リビニルピロリドン:解膠剤、たとえば澱粉、アルギン
酸、アルギン酸塩若しくはエステル、またはナトリウム
澱粉グリコレート;起泡性混合物二着色料:甘味料:湿
潤剤、たとえばレシチン、ポリソルベート、ラウリル硫
酸塩:並びに−般に無毒の医薬組成物に使用される薬理
学上不活性な物質を含有することができる。これらの医
薬製剤は公知方法で、たとえば混合、粒状化1錠剤化、
糖被覆または薄膜被覆法によって作成することができろ
経口投与用の液体分散物はたとえばシロップ、乳剤およ
び懸濁液である。シロップはキャリヤとしてたとえば蕪
糖または蔗糖とグリセリンgよび/またはマニトールお
よび/′!たはソルビトールとの混合物を含有すること
ができる。特に、糖尿病思考に投与すべきシロップはキ
ャリヤとしてグルコースまで伏線しえない、或いは巧く
少量しかグルコースまで代謝しえないような化合物、た
とえばソルビトールのみを含有することができろ。
懸濁液2よび乳剤はキャリヤとしてたとえば天然ガム、
寒天、アルギン酸ナトリウム、ペクチン、メチルセルロ
ース、カルボキシメチルセルロースまたはポリビニルア
ルコールを含有スることができる。
筋肉内注射用の懸濁液もしくは溶液は活性化合物と一緒
に医薬上許容し5るキャリヤ、たとえば無菌水、オリー
ブ油、オレイン酸エチル、グリコール、たとえばプロピ
レングリコール。
Sよび所望に応じ適当量のりドカイン塩酸塩を含有する
ことができる。
静脈内注射もしくは点滴用の溶液はキャリヤとしてたと
えば無菌水を含有することができ、或いは好ましくは無
菌の水性等張塩溶液の膨頭とすることもできる。
座薬は活性化合物と共に医薬上許容しうろキャリヤ、た
とえばココア脂、ポリエチレングリコール、ポリオキシ
エチレンソルビタン脂肪酸エステル表面活性剤、またを
エレシチンを含有することができる。
以下、実施例により本発明を説明するが、これらのみに
限定されない。
実施例1 酢酸ナトリウム(0,9g5,9.12ミリモル)と無
水クロロホルム(301/りとホルムアルデヒドジエチ
ルアセタール(3od、0.24モル)と塩化ホスホリ
ル(3,81j、 0.04モル)と7α−メチル−1
,2β−シクロプロノ(ファンドロスト−4−工ン−3
,17−ジオン(0,835,9,2,71モル)との
混合物を還流下で約5時間、すなわち出発物質が消失す
るまで攪拌した、この懸濁物を冷却させ、かつ激しい攪
拌下で飽和炭酸ナトリウム溶液を水石のpHがアルカリ
性となるまで滴加した(約1時間)。
有機層を分離し、水で中和しかつ硫酸ナトリウムで乾燥
した。減圧下で濃縮した後、油性残留物を溶出剤として
ヘキサン/酢酸エチルを用いるシリカゲル上でのクロマ
トグラフィーによって精製した。か(して、純7α−メ
チルー6−メチレン−1,2β−シクロプロパノアンド
ロスト−4−エン−3,17−ジオンが60%収率で得
られた。
実測値: C81,32,H8,50,C,2H2Aの
理論値: C81,44,Ha70 上記手順にしたがうが、適当な誘導体から出発して、下
記の化合物を純α−もしくはβ−異性体またはその混合
物として製造することができたニ アα−エチル−6−メチレン−1,2β−シクロプロパ
/アンドウス)−4−47−3,17−シオン: 16−フルオロ−6−メチレン−1,2β−シクロラン
−/アンドロスト−4−二ンー3゜17−シオン: 16−フルオロ−7α−メチル−6−メチレン−1,2
β−シクロプロパ/アンドロスト−4−エン−3,17
−シオン: 1s−フルオa−7α−エチル−6−メチレン−1.2
β−シクロプロパ/アンドロス)−4−エン−3,17
−シオン: 7β−エチル−6−メチレン−1,2β−シクロプロパ
/アンドロスト−4−エン−3,17−シオン: 7β−メチル−6−メチレ7−1,2β−シクロプロノ
ミ/アンドロスト−4−エン−3、17−シオン: 16−フルオロ−7β−メチル−6−メチレン−1,2
β−シクロプロパノアンドロスト−4−エン−3,17
−シオン:?よび 16−フルオロ−7β−エチル−6−メチレン−1,2
β−シクロプロノミアンドロスト−4−エン−3,17
−ジオン。
1五匹l ベンゼン7001Ltにおける3、17−ビス(エチレ
ンジオキシ)−S、6α−エポキシ−7−メチレン−1
,2β−シクロプロパノアンドロスタン4,146.9
(10ミリモル)の溶液を。
−r/ネシウム(0,94Jil、40ミリモル)ト沃
化メチル(1,4211,50ミリモル)とからジエチ
ルエーテル150d中で作成したグリニヤール混合物に
添加した。
溶剤を、沸点が78℃に達するまで除去した。
次いで、加熱をさらに3時間続けた。氷?よび飽和塩化
アンモニウム溶液を添加し、生成物を酢酸エチルで抽出
し、かつ有機層を洗浄し乾燥した後に減圧下で蒸発させ
た。残留油状物を溶出剤としてヘキサン/酢酸エチルを
用いるシリカゲル上でのクロマトグラフィーにかけて。
3.3gの純3,17−ビス(エチレンジオキシ)−5
α−ヒトクキシー6β−メチルーフーメチレンーー1.
2β−シクロプロパ/アントロスタンを得た。
上記で得られた化合物馨酢酸−水の2:l混合物(60
0に溶解し、かつこの溶液を40〜SO℃にて6時間加
熱した0次いで、水を加え、生成物を酢酸エチルで抽出
した。有機層を重炭酸す)IJウム溶液で洗浄し、乾燥
しかつ減圧下で蒸発させた。残留物をシリカ上でのクロ
マトグラフィーによって精製し、2.5Iiの純6β−
メチルー7−メチレン−1,2β−シクロダン−ノアン
ドロスト−4−二ンー3.17−ジオンな得た。
′ili!剣値: C81,33,H8,65,C2□
H280□の理論筐: C81,44,H8,70 6α−メチル−7−メチレン−1,2β−シクロプロパ
/アンドロスト−4−工/−3゜17−ジオンな、その
エタノール溶液を0.IN水酸化す) IJウムと共に
30分間にわたり還流下に加熱して6β−異性体から得
ることができた。
同様な手順により、下記化合物な純α−もしくはβ−異
性体またはその混合物として得ることができた: 6α−エチル−7−メチレン−1,2β−シクロダン−
/アンドロスト−4−二ンー3.17−シオン: 6β−エチル−7−メチレン−1,2β−シクロプロパ
/アンドロスト−4−エン−3,17−シオン: 16−フルオロ−6α−メチル−7−メチレン−,1,
2β−シクロプロパ/アンドロスト−4−エン−3,1
7−シオン: 16−フルオC2−6β−メチル−7−メチレン−1,
2β−シクロプロパ/アンドロスト−4−エン−3,1
7−シオン: 16−フルオロ−6α−エチル−7−メチレン−1,2
β−シクロプロパ/アンドロスト−4−エン−3,17
−シオン:および 16−フルオロ−6β−エチル−7−メチレン−1,2
β−シクロプロパンアンドロスト−4−エン−3,17
−ジオン。
実施例3 ジエチルエーテル(30au)における水素化リチウム
アルミニウム(0,38,9)の溶液へ徐々にテトラヒ
ドロフラン(100d)にHける3、17−ビス(エチ
レンジオキシ)−5,6α−エポキシ−7−メチレン−
1,2β−シクロプロパ/アントロスタン(4,146
110ミlJそル)の溶gン添Wした。得られた混合物
720℃にて約18時間攪拌した。次いで、酒石酸ナト
リウムカリウムの水溶液を添加した。
この混合?!I濾過しかつ減圧下で小体積まで濃縮した
。この濃縮物をエーテル中に溶解し、かつ水で充分洗浄
した。エーテル溶液を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過
しかつエーテルを減圧下で除去して残留物を得、これを
溶出剤とじてス(エチレンジオキシ)−5α−ヒドロキ
シ−7−メチレン−1,2β−シクロプロパ/アントロ
スタン(0,30fl )を得た。
上記で得られた化合物を酢酸と水との2:1混合物(s
od)に溶解させ、かつこの溶液を40〜50℃にて約
6時間m熱した1次いで、水を添加し、生成物を酢酸エ
チルで抽出した。
有機層を分離し、重炭酸ナトリウム溶液で洗浄し、乾燥
しかつ減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲル上での
カラムクロマトグラフィーにより精製して、純7−メチ
レン−1,2β−シクロフロパ/アンドロスト−4−エ
ン−3゜17−ジオン(0,25g)を得た。
実測値: C81,19,H8,36,C2、H260
□の堺論値: C81,215,H8,44 同様な手頴により、下記化合物を純α−もしくはβ−異
性体またはその混合物として製造することができた=1
6−フルオロ−ツーメチレン−1,2β−シクロプロパ
/アンドロスト−4−エン−3,17−ジオン。
実施例4 1.2β−シクロプロパノアンドロスト−4−:r−y
−3,t 7−ジオンとエチレングリコールドオルト蟻
酸トリエチルとp−)ルエンスルホン酸とのジクロルメ
タン中における混合物を還流下で3時間加熱した。次い
で、この混合物を冷却し、トリエチルアミンで中和し、
有機層を重炭酸ナトリウム溶液で洗浄し、乾燥しかつ減
圧下で蒸発させた。残留物をアセトン−ヘキサンから結
晶化させて、3−エチレンジオキシ−1,2β−シクロ
プロパ/アンドロスト−5−xン−17−オンを得た。
メタノール中における3−エチレンジオキシ−1,2β
−シクロプロパ/アンドロスト−5−エン−7−オンz
よび臭化第二銅の溶液を20時間還流させた。この淡黄
色溶液を水中に注ぎ入れ、かつ得られた混合物ケクロロ
ホルムで抽出した。有機抽出物を硫酸マグネシウムで乾
燥し、濾過しかつ減圧下で蒸発させた。残留物をシリカ
ゲル上でのクロマトグラフィーにかケ、かつべ/セン/
エチルエーテルでの濃度勾配溶出の後に純16α−ブロ
モー3−エチレンジオキシ−1,2β−シクロ7’ a
 A /アンドロストー5−二ンー17−オンを得た。
上記で得られた化合物を激しく攬袢されたピリジニウム
ポリ(弗化水素)におけろ黄色の酸化水銀(n)の壓濁
物へ室温にて添加した。
3時間後、この混合物を砕氷上に注ぎ込み、かつジクロ
ルメタンで抽出した。抽出物を合して水洗し、乾燥しか
つ減圧下で蒸発させた。残留物を溶出剤としてベンゼン
/エチルエーテルを用いろシリカゲル上で2回クロマト
グラフィーにかけて、純16α−フルオロー3−エチレ
ンジオキシ−1,2β−シクロプロバノアンドロスト−
5−エン−17−オンヲ得り。
酢酸−水(2:1)に2ける16α−フルオロ−3−エ
チレンジオキシ−1,2β−シクロプロパ/アンドロス
ト−5−エン−17−オンの溶液を40”Cにて6時間
保った。次いで、反応混合−を酢酸エチルで抽出し、有
機層を分離し、飽和重炭酸ナトリウム溶液で洗浄し、乾
燥しかつ最後に減圧下で蒸発乾固させた。ヘキサン/酢
酸エチルを溶出剤として用いるシリカゲル上での粗生成
物のカラムクロマトグラフィーは、純16α−フルオロ
−1,2β−シクロプロパ/アンドロスト−4−エン−
a 、 17−ジオンを与えた。
16α−フルオロ−1,2β−シクロプロパ/アンドロ
スト−4−エン−3,17−ジオンとN−ブロモスクシ
ンイミドと過酸化ベンゾイルとの四塩化炭素に8ける混
合物を還流下で4時間加熱した。冷却後、沈澱物をr別
し、残留物を四塩化炭素で洗浄し、ρ1つP液を会して
減圧下で蒸発させた。得られた粗製の6β−ブロモー1
6α−フルオロ−1,2β−シクロプロパ/アンドロス
ト−4−エン−3,17−ジオンをジメチルホルムアミ
ドに溶解させ、かつ炭醒リチウムと塩化リチウムとを添
加した。この混合物t90℃にて2時間加熱した1次い
で、混合’m’pf濾過し、水で希釈しかつベンゼンで
抽出した。有機層を水泥し、乾燥しかつ減圧下で蒸発さ
せた。残留@ぞシリカゲル上でのクロマトグラフィーに
かケ、ベンゼン/エチルエーテルでの濃度勾配溶出の後
に純16α−フルオロ−1゜2β−シクa7’ロバ/ア
ンドロス)−4,6−レニン−3,1フージオンな得た
リチウムジメチル鋼の溶液は、沃化第一鋼(760ダ)
のエーテルスラリーへ1.6Mのエーテル性メチルリチ
ウム(15ml)を0℃にて窒素下で添加することによ
り作成した。この溶液を0℃にて30分間11拌し1次
いで無水テトラヒドロフラン(10m)にuげる16α
−フルオロ−1,2β−シクロプロパ/アンドロスタ−
4,6−レニン−3,1フージオン(314192)の
溶液8−20分間かけて添加し、かつさらに30分間攪
拌した。この混合物を氷冷された希塩酸に注ぎ入れた。
ベンゼンン添加し、かつ得られた混合物?珪藻土で濾過
した、有機層を塩化アンモニウム水溶液Sよび水で洗浄
し、硫酸マグネシウムで乾燥し、かつ蒸発乾固させた。
残留物な溶出剤としてベンゼン/工f ル:f:、、 
−チルを用いるシリカゲル上でのクロマトグラフィーく
かげて、2種の分離した異性体16α−フルオロ−7α
−メチル−1,2β−シクaプロパ/アンドロスト−4
−エン−3,17−ジオンおよび16α−フルオニI−
7β−メチル−1j2β−シクロプロパ/アンドロスト
−4−エン−3,17−ジオン(2307+9)を得た
冥測値: C76,21:  !(8,15:  F 
 5,62C2□H270□Fの理論値: C76,3
3:  H8,24:F5,75 上記手順にしたがったが、試薬としてリチウムジメチル
鋼を用いろことにより下記化合物を得ろことができた: 16α−フルオロ−7α−エチル−1,2β−シクロプ
ロパ/アンドクストー4−エン−3゜17−ジオン、お
よび 16α−フルオロ−7β−エチル−1,2β−シクロプ
ロハ/アンドロスト−4−エン−3゜17−ジオン。
実施例5 ベンゼンにおげろ3−エチレンジオキシ−16α−フル
オロ−1,2β−シクロプロパ/アンドロスト−5−エ
ン−17−オンの溶液を、p−)ルエンスルホン酸の存
在下で同時に共佛水除去しながら約20時間還流させた
。次いで、反応混合物を冷却し、有機層を水冷重炭酸ナ
トリウム溶液および水で洗浄し、乾燥しかつ最後ス(エ
チレンジオキシ)−16α−フルオロ−1,2β−シク
ロプロパノアンドロスト−5−エンな得た。
水性アセトンに?ける3、11−ビス(エチレンジオキ
シ)−1Sα−フルオロ−1,2β−シクロプロパ/ア
ンドロスト−5−エンの溶液を炭酸カリウムの添加によ
ってアルカリ性となし、過マンガン酸カリウムの濃厚水
溶液を溶液が着色するまで滴加した0次いで、アセトン
を減圧下での蒸発によって除去し、かつ粗生成物’&濾
過によって単離した。シリカゲル上でのカラムクロマト
グラフィーは、純3,17−ビス(エチレンジオキシ)
−16α−フルオa −1#2β−シクロプロパ/アン
ドロスト−5−エン−7−オンを与えた。
メタノール中の3.17−ビス(エチレンジオキシ)−
16α−フルオロ−1,2β−シクロプロパ/アンドロ
スト−4−エン−7−オンの水冷溶液へ36%過酸化水
素と2%水酸化ナトリウムとを徐々に添加した。この混
合物を0〜6℃に20時間静置させた1次いで、氷水を
添加し、沈澱した粗生成物をr別した。アセトン−ヘキ
サンからの結晶化は、純3,17−ビス(エチレンジオ
キシ)−5,6α−エポキシ−16α−フルオロ−1,
2β−シクロプロパ/アントロスタン−7−オンな与え
た。
ジメチルスルホキシド(201j)におけるカリウムt
−ブトキシド(449■)の溶液へ、沃化メチルトリフ
ェニルホスホニウム(1616ダ)を20〜25℃にて
窒素下に滴加し、かつこの混合物をこの温度でさらに3
0分間保った。
次いで3.17−ビス(エチレンジオキシ)−5,6α
−エポキシ−16α−フルオロ−1゜2β−シクロプロ
パ/アンドロスクン−7−オン(435q)のジメチル
スルホキシド溶液(10111)’を添加し、かつ混合
物を徐々に4時間力1けて40℃まで加熱した。この反
応混合物を氷上へ注ぎ込み、生成物乞酢酸エチルで抽出
し、有機層を水洗し、乾燥しかつ減圧下で蒸発させた。
残留物をシリカゲル上でクロマトグラフィーにかけ、か
つヘキサン/酢酸エチルで溶出させて、純3,17−ビ
ス(エチレンジオキシ)−5,6α−エポキシ−16α
−フルオロ−7−メチレン−1,2β−シクロプロパ/
アントロスタン(340〜)を得た。
冥測値: C69,35:  H7,65:  F 4
.33C2SH3305Fの理論値:C69,42: 
 H7,69:F4.39 同様な手順にしたがったが、出発物質として3−エチレ
ンジオヤシ−1,2β−シクロプロパ/アンドクストー
4−工ン−17−オンヲ用いることにより、次の化合g
Eン製造することができた:3.1?−ビス(エチレン
ジオキシ)−5,6α−エポキシ−7−メチレン−1,
2β−シクロプロパ/アントロスタン。
実施例6 それぞれ0.150.9の重量%有しかつ25■の活性
物質χ含有する錠剤を次のようにして製造することがで
きた: 組成 (10000錠につき): 16α−フルオロ−7α−メチル−6−メチレン−1,
2β−シクロプロパ/アンドロスト−4−エン−3,1
7−ジオン    250I乳糖          
     SOO#コーンスターチ         
 415I粉末タルク             so
gステアリン酸マグネシウム       5,916
α−フルオa−7α−メチル−6−メチシン−1,2β
−シクロプロパ/アンドロスト−4−工ン−3,17−
ジオンと乳糖とコーンスターチの半分とン混会した。次
いで、この混合物ン強制的に0.5mメツシュ寸法の篩
に通した。
コーンスターチ(10g)Y湛水(90ゴ)に懸濁させ
、得られたペーストラ用いて粉末を粒状化させた。
この粒状物を乾燥し、1.4mメツシュ寸法の篩で粉砕
し、次いで残量の澱粉とメルクとステアリン酸マグネシ
ウムとン添210L、慎重に混合し、ρ・つ錠剤に加工
した・ 実施例7 それぞれ0.200 jjの投与量でありかつ20qの
活性物質を含有するカプセルな次のように製造すること
ができた: 500個のカプセルに対する組g: 16d−フルオロー7α−メチル−6−メチレン−1,
2β−シクロプロパ/アンドロスト−4−エン−3,1
7−ジオン        1og乳糖       
          8011コーンスターチ    
         5Iステアリン酸マグネシウム  
      5g与する。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、Rは水素もしくは弗素であり、 R_1およびR_2の一方は=CH_2でありかつ他方
    は水素もしくはC_1−C_4アルキルであり、さらに
    R_2が=CH_2である場合はRおよびR_1の少な
    くとも一方は水素以外のものである〕 の化合物。
  2. (2)Rが水素もしくは弗素であり、R_1およびR_
    2の一方が=CH_2でありかつ他方がC_1−C_4
    アルキルである特許請求の範囲第1項記載の式( I )
    の化合物。
  3. (3)7α−メチル−6−メチレン−1,2β−シクロ
    プロパノアンドロスト−4−エン−3,17−ジオン; 7β−メチル−6−メチレン−1,2β−シクロプロパ
    ノアンドロスト−4−エン−3,17−ジオン; 7α−エチル−6−メチレン−1,2β−シクロプロパ
    ノアンドロスト−4−エン−3,17−ジオン; 7β−エチル−6−メチレン−1,2β−シクロプロパ
    ノアンドロスト−4−エン−3,17−ジオン; 16−フルオロ−6−メチレン−1,2β−シクロプロ
    パノアンドロスト−4−エン−3,17−ジオン; 16−フルオロ−7α−メチル−6−メチレン−1,2
    β−シクロプロパノアンドロスト−4−エン−3,17
    −ジオン; 16−フルオロ−7β−メチル−6−メチレン−1,2
    β−シクロプロパノアンドロスト−4−エン−3,17
    −ジオン; 16−フルオロ−7α−エチル−6−メチレン−1,2
    β−シクロプロパノアンドロスト−4−エン−3,17
    −ジオン; 16−フルオロ−7β−エチル−6−メチレン−1,2
    β−シクロプロパノアンドロスト−4−エン−3,17
    −ジオン; 7−メチレン−1,2β−シクロプロパノアンドロスト
    −4−エン−3,17−ジオン; 6α−メチル−7−メチレン−1,2β−シクロプロパ
    ノアンドロスト−4−エン−3,17−ジオン; 6β−メチル−7−メチレン−1,2β−シクロプロパ
    ノアンドロスト−4−エン−3,17−ジオン; 6α−エチル−7−メチレン−1,2β−シクロプロパ
    ノアンドロスト−4−エン−3,17−ジオン; 6β−エチル−7−メチレン−1,2β−シクロプロパ
    ノアンドロスト−4−エン−3,17−ジオン; 16−フルオロ−7−メチレン−1,2β−シクロプロ
    パノアンドロスト−4−エン−3,17−ジエン; 16−フルオロ−6α−メチル−7−メチレン−1,2
    β−シクロプロパノアンドロスト−4−エン−3,17
    −ジオン; 16−フルオロ−6β−メチル−7−メチレン−1,2
    β−シクロプロパノアンドロスト−4−エン−3,17
    −ジオン; 16−フルオロ−6α−エチル−7−メチレン−1,2
    β−シクロプロパノアンドロスト−4−エン−3,17
    −ジオン;および 16−フルオロ−6β−エチル−7−メチレン−1,2
    β−シクロプロパノアンドロスト−4−エン−3,17
    −ジオン よりなる群から選択される特許請求の範囲第1項記載の
    化合物。
  4. (4)(a)式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔式中、Rは特許請求の範囲第1項記載の意味を有し、
    かつR_1は水素もしくはC_1−C_4アルキルであ
    り、RおよびR_1の少なくとも一方は水素以外のもの
    である〕 の化合物のメチレン化によつてR_2が=CH_2であ
    りかつRおよびR_1が特許請求の範囲第1項記載の意
    味を有する式( I )の化合物を得、または (b)式(III): ▲数式、化学式、表等があります▼(III) 〔式中、Rは特許請求の範囲第1項記載の意味を有する
    〕 の化合物の6位におけるC_1−C_4アルキル基をグ
    リニヤール反応によつて生成させ、 次いで加水分解しかつ脱水して、R_1が =CH_2でありかつR_2がC_1−C_4アルキル
    である式( I )の化合物を得、または (c)前記式(III)の化合物を還元し、次いで加水分
    解しかつ脱水してR_1が=CH_2でありかつR_2
    が水素である式( I )の化合物を得、所望に応じ式(
    I )の化合物を式( I )の他の化合物に変換し、かつ
    /または所望に応じ式( I )の化合物の異性体混合物
    を単一の異性体に分離することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の式( I )の化合物の製造方法。
  5. (5)適するキャリヤおよび/または希釈剤と、活性成
    分としての特許請求の範囲第1項記載の式( I )を有
    する化合物とを含有する医薬組成物。
  6. (6)進行性のホルモン依存性乳癌、膵臓癌、子宮癌も
    しくは卵巣癌の治療における医薬に使用する特許請求の
    範囲第1項記載の式( I )の化合物。
  7. (7)前立腺肥厚の治療における医薬に使用する特許請
    求の範囲第1項記載の式( I )の化合物。
  8. (8)進行性のホルモン依存性乳癌、膵臓癌、子宮癌も
    しくは卵巣癌を治療するための医薬組成物を製造する際
    に使用する特許請求の範囲第1項記載の一般式( I )
    の化合物。
  9. (9)前立腺肥厚を治療するための医薬組成物を製造す
    る際に使用する特許請求の範囲第1項記載の一般式(
    I )の化合物。
JP62152403A 1986-06-20 1987-06-18 アンドロスト−4−エン−3,17−ジオンのメチレン誘導体およびその製造方法 Pending JPS635097A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB868615093A GB8615093D0 (en) 1986-06-20 1986-06-20 Methylene derivatives of androst-4-ene-1317-diones
GB8615093 1986-06-20

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS635097A true JPS635097A (ja) 1988-01-11

Family

ID=10599810

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62152403A Pending JPS635097A (ja) 1986-06-20 1987-06-18 アンドロスト−4−エン−3,17−ジオンのメチレン誘導体およびその製造方法

Country Status (17)

Country Link
JP (1) JPS635097A (ja)
AU (1) AU7429187A (ja)
BE (1) BE1000648A4 (ja)
DE (1) DE3719913A1 (ja)
DK (1) DK315487A (ja)
FI (1) FI872660A (ja)
FR (1) FR2600254A1 (ja)
GB (2) GB8615093D0 (ja)
GR (1) GR870942B (ja)
HU (1) HUT44037A (ja)
IL (1) IL82895A0 (ja)
IT (1) IT1204740B (ja)
LU (1) LU86921A1 (ja)
NL (1) NL8701430A (ja)
PT (1) PT85122A (ja)
SE (1) SE8702527L (ja)
ZA (1) ZA874403B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4886394A (en) * 1988-07-26 1989-12-12 Kabushiki Kaisha Iseki Kaihatsu Koki Shield tunneling machine

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB8615092D0 (en) * 1986-06-20 1986-07-23 Erba Farmitalia Androst-4-ene-317-diones
CH683151A5 (de) * 1991-04-24 1994-01-31 Ciba Geigy Ag Antikonzeption bei weiblichen Primaten ohne Beeinflussung des menstruellen Zyklus.

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5614675B2 (ja) * 1973-06-16 1981-04-06
DE3422187A1 (de) * 1984-06-12 1985-12-12 Schering AG, 1000 Berlin und 4709 Bergkamen 1,2ss-methylen-4-androsten- und 4,6-androstadien-3,17-dione

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4886394A (en) * 1988-07-26 1989-12-12 Kabushiki Kaisha Iseki Kaihatsu Koki Shield tunneling machine

Also Published As

Publication number Publication date
NL8701430A (nl) 1988-01-18
IT8720945A0 (it) 1987-06-18
FI872660A0 (fi) 1987-06-16
SE8702527D0 (sv) 1987-06-17
DE3719913A1 (de) 1987-12-23
AU7429187A (en) 1987-12-24
IT1204740B (it) 1989-03-10
GB8615093D0 (en) 1986-07-23
PT85122A (en) 1987-07-01
SE8702527L (sv) 1987-12-21
IL82895A0 (en) 1987-12-20
FR2600254A1 (fr) 1987-12-24
ZA874403B (en) 1987-12-21
DK315487A (da) 1987-12-21
DK315487D0 (da) 1987-06-19
GB8714416D0 (en) 1987-07-22
GR870942B (en) 1987-10-19
LU86921A1 (fr) 1989-03-08
GB2191777A (en) 1987-12-23
BE1000648A4 (fr) 1989-02-28
FI872660A (fi) 1987-12-21
HUT44037A (en) 1988-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4808616A (en) 6-substituted androsta-1,4-diene-3,17-diones
JPS6119640B2 (ja)
JP2643943B2 (ja) 新規な6−もしくは7−メチレンアンドロスタ−1,4−ジエン−3,17−ジオン誘導体およびその製造方法
EP0210665B1 (en) Steroids useful as anti-cancer, anti-obesity, anti-hyperglycemic, anti-autoimmune and anti-hyper-cholesterolemic agents
US4840943A (en) Androst-4-ene-3,17-diones and process for their preparation
JPS5931800A (ja) 19−チオ−アンドロスタン誘導体
US5502044A (en) Fluorinated 4-aminoandrostadienone derivatives and process for their preparation
JPS62158300A (ja) 10β−アルキニルエストレン誘導体およびそれらの製造法
JPS635097A (ja) アンドロスト−4−エン−3,17−ジオンのメチレン誘導体およびその製造方法
JP2566574B2 (ja) 抗癌および抗肥満剤として有用なステロイド
JPS63101397A (ja) 1,2β−メチレン−4−置換アンドロステン−3,17−ジオン誘導体およびその製造方法
EP0608404B1 (en) ANDROST-4-ENO[4,5-b]PYRROLE DERIVATIVES AND PROCESS FOR THEIR PREPARATION
JPH08500609A (ja) フッ素化6−メチレンアンドロスタ−1,4−ジエン−3−オン誘導体及び該誘導体の製造方法
JPH06507181A (ja) ジフルオロメチレンアンドロステノン誘導体およびその調製方法
EP0620823A1 (en) 6,7$g(a)-DIFLUOROMETHYLENANDROSTA-1,4-DIEN-3-ONE DERIVATIVES AND PROCESS FOR THEIR PREPARATION
GB2284605A (en) 6-or 7-substituted 4-aminoandrostadienone derivatives
GB2195639A (en) Polyconjugated androstenediones and process for their preparation