JPH07506031A - 表示／中断手段を備えた薬剤吸入器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

表示／中断手段を備えた薬剤吸入器 発明の技術分野 本発明はノズル、前記ノズルに接続する導管、分配する多数回分の用員の薬理学 的に活性の化合物を収容する前記導管に隣接する貯蔵手段、前記活性化合物の予 め決められたそして再現可能な単位用量を運ぶための部分を有する運搬手段から なり、前記運搬手段は前記部分の一つを前記導管中に置くために前記導管及び前 記貯蔵手段の間で動くように取りイ］けられており、それにより前記部分にある 前記活性化合物の前記単位用量を導管に分配することができ、前記運搬手段は操 作手段の働きにより動かされる液体に懸濁された薬理学的に活性の化合物または 物質を患者に分配するための薬剤吸入器に関する。 発明の背景 上述の一般的形式の薬剤吸入器は、例えば薬剤吸入器の適量分配手段に関するＵ Ｓ−＾−４．５２４，７６９　、及び吸入器の中で例証されている使用した又は 薬剤分配手段中にまだ残っている適量の数を知らせる表示手段に関するＵＳ−＾ −４，６６８，２１８に開示されている。場合によっては、供給する薬理学的に 活性の化合物の供給が使い尽くされていることをはっきりとそしてあいまいでな く患者に知らせるのが一方で都合のよいことがある。その上、製造が簡単で且つ 安価であり、そして簡単な仕方で薬剤吸入器に充填される実際の適量の数を自動 的に決めることができる設計の表示手段が望ましい。 発明概念の簡単な説明 これらの及び池の目的は前記吸入器が前記貯蔵手段中の前記活性化合物が使い尽 くされたとき直接又は間接に前記操作手段の動きを中断する手段を備えることに より達成される。本明細書において、用語「中断」は「機能を停止させるため」 、例えば操作手段を動けなくするか又は操作手段を一方向又は両方向に自由に回 転し得るようにする意味で使用される。このようにして、患者に対し化合物供給 が使い尽くされたことの明確な表示が与えられる。 前記吸入器のさらに別の態様は前記貯蔵装置に残存する適量の数又は使用した適 量の数のいずれも知らせる装置を提供することであり、この表示装置は前記運搬 手段の前記断続する動きにより回転するねじ及びナツト機構からなり、前記回転 により引き起こされるこの機構におけるねじ及びナツトの間の相対的な動きは前 記表示装置を動かすために使用される。このねじ及びナツト機構は表示手段が種 々の適量の数に容易に予備調節することができるように迅速調節のための特長を 備えるのが好ましい。 好ましい実施態様においてはねじ及びナツト機構におけるねじ及びナツトの間の 相対的な動きは操作手段の動きの中断に利用される。 ４、

【図面の簡単な説明】

図１は吸入器の第一の実施態様の縦断面図であり、図２は図１に示す吸入器の縦 の部分断面図であり、図３は図１の吸入器の下の部分の横断面図であり、図４は 吸入器の第二の実施態様の縦断面図である。 発明の好ましい実施態様の詳細な説明 本発明は微粉形態の固体の薬理学的活性化合物の投与のためを意図するＵＳ−Ａ −１，５２４，７６９に記述された一般的な種類の呼気作動型吸入器に適合する ものとして下に図示する。用語「上部」、「下部ｊ等は例えば図１に示す吸入器 の位置づけに関連してのみ以下で使用されるもので、限定的な意味に解釈すべき ではない。図１〜３に示すように、第一の実施態様における吸入器は、その上に ノズル２が取り付けられたハウジング１からなる。このハウジングは患者が吸入 器により吸入した場合、ハウジングを通って周辺空気をノズルに導入する導管３ を持つ。ハウジングはさらに微粉にした化合物の貯蔵室４を持つ。化合物は円錐 状の孔６を含む回転可能なディスク又は膜５により貯蔵室から空気導管３に移さ れる。ディスク５はハウジング１の中でジャーナル軸受により支持されるシャフ ト７に取り付けられている。ディスク５の下側にはハウジング１の底の上にジャ ーナル軸受で支持される回転可能な操作ホイール１０に付着するっめ９と協働す るつめ車８がある。ハウジング１に対する操作ホイール１０の動きはホイールＩ Ｏに付着しているレバー１１及びハウジングから下に延びる突起１２．１３の形 の２つの止め具により制限されている。 ホイールｌＯが一つの限界から他へ向かって一つの方向に回転すると、つめ車８ 及びその結果としてディスク５も止め具１２．１３の間の距離により決まる距離 を回転する。操作ホイールが他の方向に回転するとつめ車８とディスク５は静止 のままである。孔６は常に１個又は数個の孔６が同時に貯蔵室４の中にあり（従 って充填されており）、一方１個又は数個の孔６が操作ホイール１０の−っの末 端位置において導管３の中にあるようにディスク上に配置へれている。このこと は操作ホイール１０の一つの限界位置から他へ及び戻りの一つの動きにより確実 に導管３の中に１個又は数個の充填された孔６があることを意味する。患者がノ ズル２を経て吸入すると、空気は空気取入口１４を通り、空気導管３の孔６を通 ってノズル２に吸い込まれ、かくして孔６の中の微粉化合物は患者の気道に搬運 される。このノズル２は塊分散手段１５を備えてもよ（、この物は例えば微粉に した化合物が孔６に充填される際に形成されることのある塊をすべて分散させる 。 吸入器を使用する場合、上述のように操作ホイールＩＯの一つの末端位置から他 へ及び戻りの動きにより確実に新しい投与量が空気道管３の中に置かれる。 ハウジングは又、ねじ１６及びナツト手段１７の形の表示装置も備える。ねじは ２つの主要部分１８及び１９からなる。ねじ山の上側フランク２１はねじの縦方 向と斜めの角度をなし、一方ねじ山の下側フランク２２はねじの縦方向に対して ほぼ直角になっている。ナツト手段はハウジング１の内壁の上の案内２３の中で 滑動し得るように支持されている弾性アーム２０に付着した先端１７の形をして いる。最初の位置においては、アーム２０の主要部分は案内２３の外に延びてい る。先端１７の下側は一般にねじ山の上側フランクと平行であり、そして先端１ ７の上側は一般にねじ山の下側フランクと平行である。この結果、アーム２０及 び先端１７はつめ車機構の仕組みでねじの上部の任意の所望の位置までねじに沿 って滑動することができる。しかしながらこ動くことができる。ねじ１６の上部 １８は形が一般に円筒状であり、一方下部１９は円錐状である。ねじ１６の円筒 部分のねじ山のピッチは円錐部分１９のねじ山のピッチより小さい。 アーム２０の上部は最初は内側に曲がっており、これにより先端１７はねじ１６ のねじ山の方にバネで片寄っている（ｓｐｒｉｎｇ−ｂｉａｓｅｄ）。 アーム２０が案内２３の中を下方へ動くと、案内の中にあるアームの長さは増加 し、その結果外方に曲がりそしてハウジング１の壁に対して固定さね、その結果 必然的にアームはますますその弾性を失い、その結果先端１７はねじ１６にます ます固く保持される。 ねじ１６の下端にははめ歯２４があり、この物は中間のはめ両歯車２Ｇによりシ ャフト７の上のはめ歯２５と係合している。その結果ディスク５の回転はねじ１ ６の回転となり、その必然の結果としてアーム２０の下方への動きとなる。アー ム２０の外側にはまだ残っている適量の数を示す目盛りが付されており、これは 指標２７を備えたハウジング内の窓から見ることができる。 化合物の供給がほとんど使い尽くされていることの視覚的表示は、アームがほと んどその下端位置にあるときアームの上にねじが見られるようにするために十分 な長さの窓を設計することにより実現することができる。この場合、ねじは利用 できる適量がほとんどないことを示す明るい色の材料で作るのが好ましい。 アーム２０の下部２８は吸入器の縦方向に対して斜めになっている。 案内２３は止め具１２の直前にあり、レバー１１の止め具１２の方への動きの方 向から見られるようにレバー１１の動きを制限する。ハウジング１の壁の下端に おいてレバー１１の幅に相当する幅を持つ切取り部分２９が止め具１２の後に止 め具１２に近接して置かれている。 当初、吸入器の製造の直後はナツト又は先端Ｉ７はね引６のねじ山の上にある。 これにより適量分配用ディスク及びそれに付随する機構の機能を吸入器の製造に 関連してそしてその充填の前において表示手段を動かさないで試験することがで きる。装置に充填するとき、先端１７を押してねじ１６のねじ山と係合させる。 可能な最大量の微粉にした化合物を貯蔵室に充填する場合、先端１７を単に下方 に押して一番上のねじ山と係合させればよく、そして適Ｉの最大数が窓の中に見 られる。より少ない量の微粉化粉末（すなわち、より少ない数の投与量）を充填 することが望まれる場合は、先端１７をさらにねじ山を越えて下方に滑らせ、そ して適量のより小さい数が窓の中に示される。この先端１７の動きは案内２３の 直上のハウジングの上部壁にある孔に貫通して挿入された種々の長さのピンによ り自動的に実行することができ、これは吸入器の充填と共に実行するのが好まし い。 アーム２０は先端１７がねじ１６の上部１８にある限りディスク５の回転と共に 一定速度で下方に動く。先端１７がねじの円錐部分１９に達すると、先端の下方 への動きはこの部分のねじ山のピッチがより粗くなっているため加速され、そし てアーム２０の下端２８は比較的速（レバー１１の通路に入り込む。そのもっと も低い位置（はとんど使い尽くした貯蔵室に対応する）においては、アーム２０ の下端２８は弾性レバーＵのすべり面として働き、これによりレバーは上げられ て止め具１２を越え、そして止め具１２の後の切り取り部分２９の中に落とし込 まれる（ｓｎａｐｓ　ｄｏｗｎ　１ｎｔｏ）。レバーは切り取り部分２９の位置 により運搬手段を充填位置又は分配位置のいずれにも固定することができる。 これにより操作ホイールはロックされ、吸入器はこれ以上使用すべきでないこと の明確な表示を与える。 吸入器の別の実施態様を図４に示す。図４の部分の参照記号は図１〜３の部分と 同じであるが、但し図１〜３に関する参照記号とは１００より上の数字が付され ている点が異なる。２つの実施態様の間の差異を理解するために必要な部分のみ が図４に関しては記載されている。 この実施態様において、回転可能なディスク１０５が取り付けられたシャフト１ ０７はねじ１１６を含む中空スリーブの形をしている。ねじ１１６のねじ山は上 の実施態様におけるねじ山と同じ一般的形状を持つが、但しそれらはねじの全長 にわたって同じピッチを持つ。ねじ１１６は図１〜３のねじ１６に関して上側が 下になっており、ねじ山の傾斜フランクは下方に面している。 アーム１２０は下方に面した自由端を持つ、スリーブ１０７の壁の中で縦方向に ある弾性の舌状カット（ｔｏｎｇｕｅ　ｃｕｔ）の形であり、そしてスリーブ１ ０７の内部に突出する先端１１７の形のナツト手段を持つ。先端１１７は上の実 施例の先端１７の一般的形状を持つが、しかしながら先端１７に関して上側が下 に変わつている。ねじのピッチはディスク１０５がつめ車機構１０８．１０９に より回転する場合ねじが下方に動くように選ばれている。 従ってねじは上述のナツト手段の１つと同じ仕組みで予め決められた適量の数に 対応する所望の位置まで押し下げることができる。 その後ディスク１０５が回転するとねじはその位置から下方に動（。 表示手段は窓１３３を通して残存する適量の数を示す目盛りを付した棒１３２の 形をしており、ハウジング１０１の壁の内側にある縦方向の案内１２３の中で滑 動することができる。棒１３２は中間棒１３１を介してねじ１１６に固（接続し ており、その結果ねじ１１６の縦方向の動きと一緒に動くことができる。 上述のように、ねじ１１６はディスクの各々の回転運動につれて下方に動くこと ができる。貯蔵室１０４の内容がほとんど使い尽くされると、ねじ１１６の下端 は弾性レバー１１１と係合してレバーを下方に曲げる。ねじ１１６はレバーにそ の付着点の比較的近くで係合するから、ねじの比較的小さな動きはレバーの自由 端を比較的大きな距離を動かす。微粉にした化合物の供給がほとんど使い尽（さ れていることに対応するねじの末端位置においては、レバーの自由端は操作ホイ ール１１０の壁部分にある内みぞ１３０に押し下げられ、これは操作ホイールが 回転性ディスク１０５を動かすことなく自由に回転できることを意味する。 このようにして再び吸入器が空であり、その結果もはや使用すべきでないことの 明確な表示が与えられる。 上述の方法により、一方で極めて簡単なやり方で薬学的に活性の化合物の種々の 適量の数に決めることができ、そして他方で吸入器の中の化合物が使い尽（され ており、そしてその結果吸入器はもはや使用すべきでないことをはっきりとそし てあいまいでな（知らせる表示手段を持つ薬剤吸入器が得られる。これを可能に する構造的細部は比較的簡単であり、そして製造費用が安価である。 上述のように、操作手段の２つの末端位置の間の明確な回転往復運動は前記導管 への単位用量の分配に関連する前記運搬手段の正常な動きを示す。本発明の装置 は操作手段を動けな（するか又は操作手段の２つの末端位置の１つ又は両方をな くすことにより、この動きの規則正しさをはっきりと変更することができる。 発明の可能な変更 本発明はもちろん添付の請求の範囲の範囲内でいろいろに変更することができる ことに注意しなければならない。 例えば、上の好ましい実施態様における操作手段及び運搬手段は２つの別々の部 分として例示したが、操作手段を運搬手段の一体的部分として、例えばハウジン グのみぞ穴を通って延びる運搬手段のきざみ付き部分として設計することももち ろん考えられることを強調しなければならない。 上の好ましい実施態様においては、目盛りはハウジングの上にそして指標は弾性 アームの上にある。もちろん目盛りが弾性アームの上にそして指標がハウジング の上にあることも可能である。 本発明の薬剤吸入器の他の可能な変更は、ねじ山を前記ねじ及びナツト機構のそ れぞれの構成部材の上で前記並進的な動きを可能にするためそれらが相互に自由 であるように配置することである。 フロントページの続き （８１）指定国　ＥＰ（ＡＴ、ＢＥ、ＣＨ，ＤＥ。 ＤＫ、ＥＳ、ＦＲ，ＧＢ、ＧＲ，ＩＥ、ＩＴ、ＬＵ、ＭＣ，ＮＬ、ＰＴ、ＳＥ） 、０Ａ（ＢＦ、ＢＪ、ＣＦ、ＣＧ、　ＣＩ、　ＣＭ、　ＧＡ、　ＧＮ、　ＭＬ、 　ＭＲ，ＮＥ、　ＳＮ。 ＴＤ、　ＴＧ）、　ＡＴ、　ＡＵ、　ＢＢ、　ＢＧ、　ＢＲ，ＣＡ。 ＣＨ，ＣＺ、　ＤＥ、　ＤＫ、　ＥＳ、　ＦＩ、　ＧＢ、　ＨＵ、ＪＰ、ＫＰ、 ＫＲ，ＫＺ、ＬＫ、ＬＵ、ＭＧ、ＭＮ、ＭＷ、　ＮＬ、　Ｎｏ、　ＮＺ、　ＰＬ 、　ＰＴ、　ＲＯ，ＲＵ、　ＳＤ。 ＳＥ、ＳＫ、ＵＡ、ＵＳ、ＶＮ （７２）発明者　ヴイルターネン、リストーフィンランド国ニス・エフ−０１９ ００ヌルミイエルヴイ、トーレンヴエイエン１０セー

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．ノズル（２）、前記ノズルに接続する導管（３）、分配する多数回分の用量 の薬理学的に活性の化合物を収容する前記導管（３）に隣接する貯蔵手段（４） 、前記活性化合物の予め決められたそして再現可能な単位用量を運ぶための部分 （６）を有する運搬手段（５、１０５）からなり、前記運搬手段（５、１０５） は前記部分（６）の一つを前記導管（３）中に置くために前記導管（３）及び前 記貯蔵手段（４）の間で動くように取り付けられており、それにより前記部分（ ６）にある前記活性化合物の前記単位用量を導管に分配することができ、前記運 搬手段は操作手段（１０、１１０）の働きにより動かされる液体に懸濁された薬 理学的に活性の化合物を患者に分配するための薬剤吸入器であって、 前記吸入器が前記貯蔵手段（４）の中の前記活性化合物が使い尽くされたとき直 接又は間接に前記操作手段（１０、１１０）の動きを中断する手段（２０、１１ ７）を備えることを特徴とする薬剤吸入器。 ２．運搬手段（５）がバネ状に片寄ったつめ（９）を含むつめ車機構（８、９） により動かされ、そして前記つめ車機構の動きは２つの明瞭な位置の間を往復移 動することができるレバー（１１）により制限されており、運搬手段の動きを中 断するための手段は貯蔵手段（４）の中の薬剤が使い尽くされたとき前記レバー （１１）をロックされた状態に置くことを特徴とする請求項１記載の薬剤吸入器 。 ３．運搬手段（１０５）がバネ状に片寄ったつめ（１０９）を含むつめ車機構（ １０８、１０９）により動かされ、そして前記つめ車機構（１０８、１０９）の 動きは２つの明瞭な位置の間を往復移動することができるレバー（１１１）によ り制限されており、操作手段の動きを中断するための手段（１１７）は貯蔵手段 の中の薬剤が使い尽くされたとき前記レバーを自由にすることを特徴とする請求 項１記載の薬剤吸入器。 ４．吸入器がさらに貯蔵装置に残存する適量の数又は使用した適量の数を知らせ る装置を備え、前記表示装置は操作手段及び／又は運搬手段（５、１０５）の断 続する動きにより回転するねじ及びナット機構（１６、１７；１１６、１１７） からなり、前記回転により引き起こされるねじ及びナットの間の相対的な動動き は予め決められた数の回転の後、前記操作手段（１０、１１０）の動きを中断す るために使用されることを特徴とする請求項１〜３のいずれか一項記載の薬剤吸 入器。 ５．ノズル（２）、前記ノズルに接続する導管（３）、分配する多数回分の用量 の薬理学的に活性の化合物を収容する前記導管（３）に隣接する貯蔵手段（４） 、前記活性化合物の予め決められたそして再現可能な単位用量を運ぶための部分 （６）を有する運搬手段（５、１０５）からなり、前記運搬手段（５、１０５） は前記部分の一つを前記導管（３）中に置くために前記導管（３）及び前記貯蔵 手段（４）の間で断続する動きをするように取り付けられており、それにより前 記部分（６）にある前記活性化合物の前記単位用量を導管に分配することができ 、前記運搬手段は操作手段（１０、１１０）の働きにより動かされる液体に懸濁 された薬理学的に活性の化合物を患者に分配するための薬剤吸入器であって、 前記吸入器がさらに貯蔵装置に残存する適量の数又は使用した適量の数を知らせ る装置を備え、前記表示装置は運搬手段（５、１０５）の前記断続する動きによ り回転するねじ及びナット機構（１６、１７；１１６、１１７）からなり、前記 回転により引き起こされる前記機構のねじ（１６、１１６）及びナット（１７、 １１７）の間の相対的な動きは前記表示装置を動かすために使用されることを特 徴とする薬剤吸入器。 ６．回転により引き起こされるねじ（１６、１１６）及びナット（１７、１１７ ）の間の相対的な動きは予め決められた数の回転の後操作手段の動きを直接又は 間接に中断するために使用されることを特徴とする請求項５記載の薬剤吸入器。 ７．運搬手段（５）がパネ状に片寄ったつめ（９）を含むつめ車機構（８、９） により動かされ、そして前記つめ車機構の動きは２つの明瞭な位置の間を往復移 動することができるレバー（１１）により制限されており、ねじ（１６）及びナ ット（１７）の間の相対的な動きは貯蔵装置（４）の中の薬剤が使い尽くされた とき、前記レバー（１１）を動かしそしてロックされた状態に置くことを特徴と する請求項５記載の薬剤吸入器。 ８．運搬手段（１０５）がパネ状に片寄ったつめ（１０９）を含むつめ車機構（ １０８、１０９）により動かされ、そして前記つめ車機構（１０８、１０９）の 動きは２つの明瞭な位置の間を往復移動することができるレバー（１１１）によ り制限されており、ねじ（１１６）及びナット（１１７）の間の相対的な動きは 貯蔵装置（４）の中の薬剤が使い尽くされたとき、レバー（１１ｌ）の往復運動 を前記２つの明瞭な位置により制限されることから自由にするために使用される ことを特徴とする請求項５記載の薬剤吸入器。 ９．ねじ及びナット機構（１６、１７；１１６、１１７）が表示手段の異なる量 の適量を示す異なる位置への動きを容易にするねじ及びナットの間の相対的並進 的な動きをさせる迅速な調節の特長を備えることを特徴とする請求項５記載の薬 剤吸入器。 １０．相対的並進的な動きが実際に充填される適量の数に応じて吸入器を充填す るために使用する手段により自動的に達成される請求項９記載の薬剤吸入器。 １１．並進的な動きがねじ及びナット機構に直接又は間接に作用する異なる長さ のピンにより、前記ねじ及びナット機構の構成部材の１つを問題のピンの長さに 相当する位置まで押すことにより達成される請求項１０記載の薬剤吸入器。 １２．ねじ山がねじ及びナット機構のそれぞれの構成部材上で並進的な動きを可 能にするため相互に自由であることができることを特徴とする請求項９〜１１の いずれか一項記載の薬剤吸入器。 １３．ねじ及びナット機構のナット部材がねじ部材（１６、１１６）のねじ山に 係合する１個又は数個の弾性の片寄った突起又は先端（１７、１１７）の形をな し、前記突起のフランクの一つは前記突起（１個又は複数個）又は先端（１個又 は複数個）が縦方向においてねじのねじ山を越えて容易に滑動するが、しかし反 対の縦方向ではつめ車の仕組みで滑動しないようにさせるため、他のフランクよ りねじ（１６、１１６）の縦方向に対してより斜めになっていることを特徴とす る請求項１２記載の薬剤吸入器。 １４．突起（１つ又は複数）上で斜めになっているフランク（１つ又は複数）と 係合するねじ（２６、１１６）のねじ山のフランクが、１つの縦方向において前 記突起（１つ又は複数）又は先端（１つ又は複数）の滑動運動を容易にするため 円維状に傾斜していることを特徴とする請求項１３記載の薬剤吸入器。 １５．突起（１つ又は複数）又は先端（１つ又は複数）（１７、１１７）が弾性 アーム又はレバー（２０、１２０）の上にあることを特徴とする請求項１３〜１ ４のいずれか一項記載の薬剤吸入器。