JPH07505975A - 通信ネットワーク用の分離可能な雄コネクタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、通信ネットワーク用の分離可能な雄コネクタに関するものである。

このコネクタは特に、たとえば、情報処理データの伝送やデジタル電話データの 伝送を可能にするローカルまたは非ローカルネットワークなどのマルチラインケ ーブルを使用する伝送ネットワークに適用される。対象となるネットワークの種 類に応じて、各ネットワークに、情報処理データ及び／または電話データ処理用 の１台もしくは数台の端末機を分岐及び／または直列に簡単に接続できるように することが必要である。

従来技術の状態 ネットワークにつながれた接続端子をもつ雌コネクタ中に差し込むことによって 、通信ケーブルのラインによって情報処理及び／または電話の端末をネットワー クにつなぐことができる雄コネクタは、たとえば、１９８９年１０月２６日付け で提出されたヨーロッパ特許出願第０３６６５５６号に記載されている。

この特許出願は、より厳密には、データ処理端末機を伝送ネットワークにつなぐ ための汎用接続アセンブリを記載している。

この汎用装置は、雄コネクタと雌コネクタを備えている。雄コネクタは特に、２ 側面と１上面、１上面、１前面と１後面をもつ平行六面体の絶縁支持体と、部分 的にその支持体中に埋め込まれ、その上面または下面のいずれかに開いている接 続端子を備えている。この端子は、絶縁外装によって覆われ、その後面が支持体 中に入り込んでいる通信ケーブルのラインに接続されている。雄コネクタの各接 続端子は、雌コネクタの対応する端子とすべり接触する。これらの雌コネクタ端 子は、ケース中に置かれ、それぞれ通信ネットワークのラインにつながっている 。

雌コネクタのケースの前面を切り取った開口部中に雄コネクタが差し込まれると 、雄コネクタ端子と雌コネクタ端子とが接触する。この開口部は、雄コネクタの 絶縁支持体の面にそれぞれ平行である縁を有している。この特許出願書に記載さ れている絶縁支持体は、さらに、雄コネクタの位置をロックするための堅牢な弾 性舌状片を備えている。

このタイプの雄コネクタの重要な利点は、非常に小型であり、雌コネクタ中で雄 コネクタの位置をしっかりとロックできる点にある。

しかしながら、こうした雄コネクタは一体形であるか、または一体形とみなすこ とができるものである。つまり、通常の使用時には雄コネクタ部分は変形不可能 である。雄コネクタと雌コネクタとを分離するためには人間の力が必要となる。

したがって、ケーブルが引っ張られたときにも、雄コネクタは雌コネクタに接続 されたままとなり、その結果、重大な影響をもたらす可能性がある。すなわち、 作業者がケーブルにつまずき転んで怪我をしたり、そうした動きにコンピュータ ーや測定器のような高価な機器が巻き込まれる危険がある。

１９９０年７月１１日付けで提出されたフランス特許出願第９１１　［１８８３ １号は、上記のタイプの情報処理及び／または電話通信ネットワーク用の雄コネ クタ０記載している。このコネクタは、雌コネクタ中に差し込まれている状態で ケーブルが引っ張られたときに堅牢な弾性舌状片を解放するために、その舌状片 の下にはまり込む、ケーブルに接続されたラッチを備えている。したがってこの コネクタは雌コネクタ中に差し込まれている状態で、雄コネクタと機器をつない でいるケーブルが予期せぬ時に引っ張られた場合でも、その分離を簡単に行なう ことができる。

しかしこのコネクタの構造は、かなり複雑である。

従来技術の雄コネクタは、接点の移動と電線の絶縁体の穿孔によって、接点と通 信ケーブルのラインに対応する電線との間の電気的接触を行なう。このため、以 下のようないくつかの欠点をもっている。

一接触位置がさまざまな規格（たとえばＩＳＯ規格８１１７？）によって厳密に 定められており、締め付は固定には専用の工具が必要となる。また、その位置が 取付は場所で簡単に検査できないので、こうした規格に対する接点の位置と方向 について不確かさが残ってしまう。

−これらのタイプの全てのコネクタの微妙な接触は、突起によって保持されるが こうした固定方法では接点が正確に位置決めされない。電気的結合ゾーンである 接点の有効面はすべて、基準方向に対して異なる方向をとってしまう。

−絶縁体に貫通孔をあけ、銅製の撚り線を通し、コネクタのプラスチック材中で 固定するために、接点にかなり大きな応力が加えられる。したがって、接点とケ ーブルの対応する電線との各接触点が、直線状ではなく曲線状に並んでしまう。

さらに、これらの電線は多芯の撚り線でなければならない。その結果、機械的応 力が接点の表面を劣化させてしまう。

発明の開示 本発明の目的は、より簡単かつ費用のかからない解決策を提案することにより、 ケーブルが予期せぬ時に引っ張られた場合の切断の問題を解決することにある。

実際に、本発明は、通信ケーブルのラインに対応する電線と、雄コネクタを雌コ ネクタ中に差し込んだとき通信ネットワークのラインに接続される、雌コネクタ の端子との間の接続手段と、その雄コネクタを雌コネクタにロックする手段とを 備え、このロック手段が、ケーブルが引っ張られたときに外れることができるこ とを特徴とする、通信ネットワーク用の分離可能な雄コネクタに関する。

このロック手段は、少なくとも１つの空洞を備えた接続ヘッドを備えると好都合 である。接続手段は、それらのロック手段の間の位置決めを可能にするようにこ の空洞に入り込む爪を備えた本体を有する。接続ヘッドは、それぞれその端部の 近くに傾斜面をもつ２つの側面舌状片を備えている。本体は、２つの傾斜した側 壁面を備えており、これら２つの手段が連動している場合には２つの舌状片の傾 斜面がそれぞれこの側壁面に支えられている。

このようなコネクタはとりわけ以下のような数多くの利点を有している。

−６部品の機能を増やすことで使用する部品数を減らすことができる。

−２つの部分に分けることで迅速な分離が可能になる。

−製造コストを下げることができる。

本発明の他の目的は、雌コネクタの端子との電気的接触、絶縁支持体への固定、 ケーブルの電線との電気的接触などの機能を分け、特に通信ケーブルの電線との 接点を実現する新しい方法を駆使することにより、その他の問題を解決すること にある。

このように、本発明のコネクタの特にすぐれた実施方法においては、接続装置は 、通信ケーブルの電線に接続する装置とともに、雌コネクタの対応端子とすべり 接触する装置を備えている。

通信ケーブルへのこの接続手段は、電線が移動できないようにケーブルのブロッ キング手段と連動させると好都合である。

このコネクタは、これらの接触手段を備えた支持体と、これらの接続手段を備え たカバーとを有すると好都合であり、このカバーは、接触手段と接続手段を互い に押し付けることによりそれらの手段の間の接続を行なえるように、この支持体 の上方にびフたりとはまる。

接触手段は、それぞれ各電線に対応するフォーク形の接点を備えており、各接点 は、カバーを支持体上に押し付けたときに電線の各端部が接点のフォーク中には まり込むように電線の端部の下方に位置している。各接点は、それぞれその１つ または複数の内側面に、対応する電線の外装を引き裂き、電線の芯線と接触する ための少なくとも１つの凸凹を備えている少なくとも２つの分岐部を有している 。フォーク形のこれらの接点は、雌コネクタのそれぞれの端子との接触を行なう ことができるような印刷パターンをもつプリント回路の表面に取付けられる。

本発明によるコネクタは、その中にプリント回路を置くことができる空洞の前部 に取付けられた支持体を備えると好都合である。このプリント回路は、前部が傾 斜壁面上で、また後部が爪上で静止する。またこの空洞は、対応する雌コネクタ 内で凸形コネクタを正確に位置決雌ることができるガイド溝によって外部に通じ ている。

カバーは、通信ケーブルの電線の端部が挿入される複数の収納部を備えた締め付 は固定部品を育すると好都合である。このカバーの後部には、電線の端部を解放 するために外装を取り外したケーブルの端部を挿入することができる。この後部 は、傾斜した支持面によって、これらの電線の端部を受けるための収納部を備え る前部に接続されている。さらにこの後部で、カバーは、ケーブルのブロッキン グ部品が間に挿入できるような内側ラックを備えた２つの側壁面を備えており、 このブロッキング部品はカバーの内側ラックにぴったりはめ込むように設けられ た外側ラックを備えている。さらにこのブロッキング部品はその各側面に、カバ ーの各内側ラックの中央部に設けられた溝中を移動できるように備えられた爪を もっている。

カバーの側面には、支持体の壁面にぴったりとはまる側面スリットと、それぞれ が支持体の側面に取り付けられた垂直突起上にぴったりとはまるように設けられ た垂直溝が備えられている。

本発明のコネクタの部品の利点の分類は、主に以下の２つの機能に基づくもので ある。

一第一に、ケーブルのブロッキング部品である機械的ブロッキング用のエレメン ト。アセンブリを閉鎖するためにカバーが支持体中にはめ込まれる。これらの部 品は、ケーブルのシールド及び雌コネクタの０番めのビン、たとえば９番めのビ ンとの連続性をもつように金属メッキされたプラスチック材でつくることもでき る。

一策二に、外側部品の位置決め用のエレメント。接続部品は収納部内でケーブル の電線を位置付け、接続ヘッドはプリント回路の各パターンに面して雌コネクタ の接点を位置決雌る。これらの部品は、接続部品内の電線の位置のように、さま ざまな接続エレメントさらに接続ヘッド内のプリント回路の位置決めが目で見え るように、透明な絶縁プラスチック材でつ（ることもできる。接続ヘッドは、ト ラック間が接続されないように導体であってはならない。なぜならトラック間が 接続されると、たとえば８本の別々のラインの伝送といった目的に反して、共通 の電気ポイントとなってしまうからである。

このような特性を有するコネクタはとりわけ以下のような数多くの利点をもって いる。

一非常に僅かな応力しか必要としないような手段によって、電線の締め付は固定 前に各０触点の位置が固定される。

−たとえば、プリント回路に接着または鋳造またははんだ付けされた材質ででき た機械的変形をもたない手段によって接点が保持される。

一接点の取付けに、もはや大きな力を加える必要がない。したがって接触点は正 確に位置決めされ一列に並べられる。

−電線の締め付は固定を後方にずらすことによって、絶縁体上でより直径の大き な電線を使用することができる。このため、より高性能の特性をもつケーブルの 使用が可能になる。

変形実施例において、フォーク形の各接点は、部分的に支持体中に埋め込まれた 接続端子の第一端部となっており、その第二端部は、雌コネクタの各端子との接 触を行なうことができる。

図面の簡単な説明 第１図は、本発明に適合するコネクタが使用されるデータの伝送ネットワークを 概略的に示している。

第２図は、雌コネクタ内に挿入された位置での従来の技術の雄コネクタの縦断面 を概略的に示している。

第３図は、本発明のコネクタの分解組立図を、部分的断面図として概略的に示し ている。

第４図は、カバーの２つの位置及び支持体の前部の２つの位置における本発明の 雄コネクタの縦断面図を示している。

第５図は、本発明の雄コネクタの支持体内に挿入されるために接点を備えたプリ ント回路を示している。

及簾遭 第１図は、多線型ケーブルを用いて連絡する２つのステーション２．３間のデー タ伝送ネットワークを概略的に示している。

接続アセンブリ４は、接続ケーブル５によって、このネットワークの端末または 他のステーション６に接続することができる。

この接続アセンブリは、ネットワークの通信ケーブルの２つの連続した区間７． ８に接続された雌コネクタと、接続ケーブル５に接続された本発明の雄コネクタ とを備えている。接続ケーブル５は、ケーブル区間７．８と同じく、できればア ースシールド付きの多線型ケーブルであることが望ましい。たとえば、それぞれ の周囲に絶縁外装がほどこされた導体で構成される８本の導線をもっこともでき る。さらに、たとえば電線の周囲に巻き付けられた金属被覆で構成されるアース シールドを備えることもできる。

このタイプの多線型ケーブルにおいては、いくつかの線は第一方向への伝送を行 ない、他の線は反対方向への伝送を行なう。

第２図は、従来の技術の情報処理及び／または電話通信ネットワーク用の雄コネ クタの縦断面を概略的に示している。このコネクタは、平行六面体の絶縁支持体 ２ｏを備えている。接続端子２１は、部分的に支持体２０中に埋め込まれており 、支持体の上面に開いている。これらの端子は、絶縁外装で覆われた通信ケーブ ル２３の電線を形成し、その後面が支持体２ｏ中に入り込んでいる電線２２に接 続されている。

雄コネクタの接続端子２１は、それぞれ雌コネクタの対応する端子２５とすべり 接触する。雌コネクタの端子はケース２６中に閉じ込められるとともに、それぞ れが通信ネットワークの回線に接続されている。雌コネクタのケースは、雄コネ クタの挿入を可能にする開口部を有している。

第２図に示されている支持体２０はまた、堅牢な弾性舌状片２７を備えている。

この舌状片２７は、舌状片２７より幅広い基部２８によって、その下面及び前面 付近でこの支持体と連動している。またこの舌状片２７と基部２８は、支持体２ ｏの下面に対して傾斜しており、ケース２６の前面の対応する切り口中にはめ込 まれる。基部２８は、ロック用の横型ショルダ２９を備えている。雌コネクタ内 への雄コネクタの挿入を容易にするために、基部２８とショルダ２９は傾斜表面 によってつなぐこともできる。ショルダ２９自体もまた、図面に示されているよ うにできれば傾斜させることが望ましい。

雌コネクタ内に雄コネクタを差し込む際、舌状片２７と基部２８はこの基部２８ と切り込み部３０の縁に傾斜した表面の支承とスライドによって、支持体の下面 方向に段階的に逸れていく。挿入が終わると、舌状片２７と基部２８は、ケース ２６の前面の内側壁面上のショルダ２９の支持によって雄コネクタの位置をロッ クするために支持体２０の下面から遠ざかる。

さらに、コネクタはたとえば絶縁材料でできた押え３５を備えており、この押え はこの支持体の後面２４の付近で、支持体２０を締め付ける。この押えは、支持 体２０の内側に存在する通信ケーブル２３の各電線２２の端部３６を支承するた めに、支持体の側面及び上面を部分的に覆う。この支承によって、電線の端部と 雄コネクタの対応する端子との間の各々の接触を行なうことができる。各接続端 子２１は、支持体２０の後面側では電線２２上の押え３５の支承によって、絶縁 体で覆われた導体までこの電線を覆っている絶縁体に貫通孔をあけることができ るような尖った形をしている。この結果、端子と電線の導体が接触する。押え３ ５は、たとえば、この押えの側面につくられ、支持体２０の側面にある突起３８ の上にはめ込まれたスリット３７によって、支持体２ｏ上で支えられる。押え３ ５は、ケーブル２３の電線２２の効果的なブロッキングを行なう。

支持体２０の側面は、ケーブルのシールド用金属外装につながっているシールド スリーブを形成するために、接続端子２１とケーブル線の端部３６との間の各接 点の近くで、少なくとも部分的に金属メッキされている。このシールドは、ケー ス２６の内側で雌導体の端子を被覆するシールドスリーブと接触するのに適して いる。雌コネクタのシールド自体も、ネットワークラインのシールドスリーブに つながっている。

しかしながら、このようなコネクタは数多くの欠点をもっている。

一ケーブルが予期せぬ時に引っ張られた場合に分離しない。

−規格と比べて、電線と端子との間の接触点の位置及び方向が正確でない。

−ここで使用される接点の固定方法では、接点が正しく位置決めされない。

−接触点が一列に並ばない。

これらの欠点を解消するために、本発明のコネクタは、一方では接続及びロック の機能と、もう一方では雌コネクタの端子との電気的接触、絶縁材料でできた支 持体への固定、ケーブル電線との電気的接触とい７た機能を分けることができる 。

この結果、第３図及び第４図に示されているように、本発明の雄コネクタは以下 の２つの部分に分けられる。

−絶縁材料でできた部分８０と分離可能な金属メッキされた材質でできた部分８ １とを備えた支持ケース４０゜第一の部分８０は、その下面に堅牢な弾性舌状片 ４１を備えている。

−通信ケーブル４４をブロックする金属メッキ材でできた部品５４の電線４３を 位置決域る絶縁材料でできた接続部品９１と、金属メッキ材でできたカバー４２ とを備えたカバーアセシブ１月ＯＯ０ 支持ケース４０は、その前部に空洞４５を備えており、そ中にプリント回路４６ を置くことができる。こうしてプリント回路４６は、その前部が前部８０の傾斜 壁面４７上で静止し、その後部及び中央部が後部８１の爪４８及び４８゛上で静 止する。

プリント回路はその後部が、本体８１と連動するストッパー７９の溝７８中に挿 入される。その前部８０では、雌コネクタの接点を対応するプリント回路４６の 接点方向へ正確に誘導することができるガイド溝４９によって空洞４５が外部に 通じている。

したがって、ケース４０は部品８０または接続ヘッドと、部品８１または本体の ２つの部分から構成される。この本体は、電磁波または静電気の発生から伝送デ ータを保護するために全体を金属メッキすることもできる。

接続ヘッド８０は、本体８１の爪８３を受け入れることができる空洞８２を備え ている。この爪によって、２つの部品相互の位置決めを行なうことができる。プ リント回路４６は、２つの部品８０と８１の間で横方向の誘導を行なう。

部品８１上の部品８０の保持は舌状片８４と８５で行なわれる。これらの舌状片 は、この保持を可能にするように面８８と８９を介して部品８１の傾斜面８６と ８７に支えられる。

正常動作においては、コネクタは後方に動くことはできず、舌状片４１の面５１ に支えられた雌コネクタ上のストッパによって後退位置でブロックされる。コネ クタのケーブルを引っ張ると、雄コネクタと雌コネクタが一体となって連動する 。

従来の技術のコネクタと同しように、舌状片４１は、舌状片より幅広い平らな基 部によって支持体と連動している。この舌状片４１及び基部５０は傾斜している 。支持体４０に舌状片４１をつなぐ基部５０は、挿入の終わりに、第３図には示 されていないが、第２図に概略的に表されている雌コネクタ内での雄コネクタの ロックを可能にするような横型ショルダ５１を備えている。

カバー４２は、電線４３の端部を解放するために外装を取り外したケーブル４４ の端部を挿入することができる後部を備えている。

カバー４２の前部では、傾斜支持面５２によって後部につながっている電線の端 部用に収納部７０を備えた部品９１が取付けられている。

カバー４２の後部には、内側ラックを備えた２つの側壁面があり、それらのラッ クの間にケーブルのブロッキング部品５４を差し込むことができる。またこのブ ロッキング部品５４には、カバー４２の内側ラック５３にぴったりとはまり込む ように設けられた外側ラック５５が備えられている。さらにこのブロッキング部 品５４は、各側面に、カバー４２の各ラック内に設けられた溝５７中を移動する ために設けられた爪５６をもっている。カバー４２は、支持体４０の壁面にその カバーをぴったりとはめることができるように側面スリット６０を備えている。

さらに、カバー４２は、支持体４０の側面上に位置する垂直突起６２にそれぞれ がぴったりとはまるように設けられた垂直溝６１を備えている。

したがって、雄コネクタは、２つの分けることができる変形可能なアセンブリ、 つまり舌状片４１と本体８１を有する部品８１を形成している。雄コネクタが第 ４図に示されている組立て位置にあるとき、接続ヘッドの面８８と８９は本体８ １の面８６と８７に接触している。ケーブルを引っ張ることによって、雄コネク タが表面５１を介して雌コネクタにぴったりかぶさり、引っ張り応力が、部品８ ０と８１を遠ざけようとする。これら２つの部品間の支承面（８６，８７，８８ ，８９）は応力の方へ傾斜する。またこの応力は、引っ張り応力に平行な構成要 素と引っ張り応力に垂直な構成要素に分けることができる。垂直な構成要素は、 舌状片８４と８５を互いに近付け、その結果、部品８０が部品８１から、つまり 雄コネクタのアセンブリから離れることができる。

以下の記述においては、説明を簡単にするために、２つの互いに連結した部品８ ｏと８１の全体を総称して支持体４ｏとする。

第５図に示されているようにプリント回路４６は、導体パターン６４を備えてお り、それらパターンの端部で、たとえば３本分岐型のフォークの形をした接点が 金属メッキされた穴６７中に挿入されている。これらの接点は、２本の横方向ラ インにそって５点形に配置されている。いったんプリント回路４６が支持体４０ 上に置かれると、カバーアセンブリ１００が支持体４０上に押し込まれるとき、 電線４３の各端部が接点６５の分岐部６６の間で締め付けられるように、各接点 は電線４３の端部の下方に位置する。

各接点６５は１つまたは複数の内側面に、それぞれが、電線４３の外装を破り、 その結果電線の芯線と接触できるようにするための少なくとも１つの凸凹６８を 備えている２つの分岐部６６をもっている。

したがって、これらの接点は、雌コネクタの各端子との接触を行なうことができ るプリントパターン６４を有するプリント回路４６の表面に取付けられる。これ らの接点はまたたとえば青銅−ベリリウムといった硬い導体材でつくられる。

好都合なことに、ケーブル４４はシールドとドレーン、つまりシールドに沿った 絶縁されていない電線を備えることができる。したがって、カバー４２と支持体 ４ｏの部品８１とプロ、ツキング部品５４を金属メッキし、電磁波や静電気の発 生からデータの伝送を保護するために接点によってこのシールドやドレーンに電 気的に接続することもできる。

第３図及び第４図では、支持体４０とカバーのアセンブリ１００は、２つの別々 の連続した位置で示されている。第一の位置では支持体４０とカバーアセンブリ １００は分離しており、第二の位置においては連結している。

以下の２つの機能に基づいて、アセンブリの部品のもう１つの分割を提案するこ ともできる。

一一方では、ケーブルのブロッキング５４である機械的ブロッキング用のエレメ ント。アセンブリを閉鎖するためにカバー４２が支持体８１中にはめ込まれる。

これらの部品は、ケーブルのシールド、雌コネクタのｎ番めのピン、たとえば９ 番めののピンと連続性をもたせるために金属メッキされたプラスチックでつくる ことができる。

−もう一方では、外側部品の位置決め用のエレメント。接続部品９１は、収納部 ７０中にケーブル４４の電線４３を位置付け、部品８０は、プリント回路の各パ ターンの正面に雌コネクタの接点を位置法域る。これらの部品は、部品９１中の 電線の位置のように、さまざまな接続エレメントまたは部品８０内のプリント回 路の位置決めを目で見ることができるように透明な絶縁プラスチック材でつくる こともできる。部品８０は、パターン同士が接続されることがないように導体で あってはならない。パターン同士が接続されると、たとえば別々の８本のライン の伝送を行なうといった目的とは反対に、共通の電気ポイントとなってしまうか らである。

次に、本発明の凸形コネクタエレメントの取付けを段階別に分析してみる。

１）支持体ケース４０を組み立てる。

第５図に示されているようにここでは８つの接点６５をプリン］・回路４５上に 溶接する。このアセンブリを、部品７９の溝７８中でブロックされるように部品 ８１の爪４８と４８°上に取付ける。こうして、支持ケース４０を形成するよう に部品８０と８１が組み立てられる。

２）ケーブル４４を準備する。

ケーブル４４を十分な長さにする。外装はある程度の長さに切る。ケーブルのシ ールドとドレーンをケーブル上に戻す。こうして、ケーブル４４の電線４３は、 設備または定められた特殊機能に関するカラーフードにしたがって位置決めされ る。

３）カバー４２中で部品９１を組み立てる。

部品９１は、図面には示されていないカバー４２の溝内を移動する側面風によっ てカバー４２中を誘導される。これら２つの部品９１と４２の間の連絡は、たと えば、カバー４２の円筒形の収納部９３の内側で、部品９１の上部に備えられた 三角形の爪９２が変形することによって行なわれる。この組立ては力を加えて行 なわれる。三角形の各点は円筒形収納部の壁面とぶつかり合うので、この三角風 に変形が生じ、これら２つの部品の十分な連絡が確立する。

４）電線４３を取付ける。

互いにあらかじめ相対的に位置決めされた電線が、部品９１の収納部中に挿入さ れる。

５）ケーブル４４をブロックする。

ケーブル４４は、ブロッキング部品５４によってブロックされる。このブロッキ ングはラック型システムによフて行なわれる。部品５４が取付けられ、ケーブル ４４がロックされると、金属メッキされたこの部品５４と部品４２は互いに電気 的に接触し、さらにケーブル４４のシールド及びドレーンと電気的に接触する。

このようにして、ケーブルのシールドと、５４や４２などの金属メッキされた部 品との電気的接触が行なわれる。

６）コネクタの組立てを終える。

最終製品をつくりだすために支持体ケース４０とケーブルに接続されたカバーア センブリ１００が取付けられる。これら２つのアセンブリは、ケース４０の垂直 突起６２とカバー４２の溝６１によって互いに相対的に誘導される。したがって 、絶縁体に穴を開け、接点６５の分岐部６６の間に各電線の芯線を通すためには わずかな応力が必要である。２つのアセンブリがその位置にくると小さなかちっ という音が聞こえる。カバー４２の側面内につくられた４つの対応スリット７１ 中に収納されるのは部品８１の４つのボス７２である。カバー４２は金属メッキ された支持体８１と接触し、これら２つの部品間、つまり支持体８１とケーブル のドレーン４４との間の電気的な連続性が確保される。

このようにして形成された雄コネクタが雌コネクタ中に差し込まれると、接続レ ベルでの電磁遮蔽を行ないながらも、プリント回路４６を通すことにより雌コネ クタに対する接点とのケーブルの各電線のための電気的連続性が確保される。

このようなコネクタはとりわけ以下のような数多くの利点をもっている。

−こうしてつくられた雄コネクタは、ケーブルが予期せぬ時に引っ張られると２ つの部分（部品８０と、部品８ドブリント回路４６・カバーアセンブリ１００） に分けられる。

−雌コネクタとの接触を行なうパターンを備えたプリント回路の上面によって、 規格に定められた接続基準に対して接点の表面を厳密に位置法域ることができる 。

−支持体内の接点の固定は、たとえば接着、樹脂の充填、はんだ付けといった応 力のかからない方法で行なわれる。このため、コネクタにはいかなる応力もかか らず、端部の変形もまったく起きない。

一ケーブルの電線とのこの接点の電気的接続は、電線が接点上を移動することに よってこの接点の後部で行なわれるので、接点の固定応力にはもはや接続応力が 加えられることはない。

−ケーブルの電線との接続部が、コネクタの前面から後方へ数ミリメートルずら されるので、絶縁体上でさまざまな直径をもつ電線を使用することが可能である 。実際に、規格によってコネクタの幅が定められているが、特定のレベルではそ の幅は自由である。したがって、電線の接続ゾーンを遠ざけることもできる。ま た、より小さい番号のゲージを使うことも可能である。さらに、これらの電線は 単芯または多芯型とすることができる。

変形実施例においては、接点は、第２図に示されているのと同じタイプの接続端 子によってつくりだすことができる。対応する電線が特に第５図に示されている ような方法で締付は固定されるように、この端子は数本分岐型のフォークの形の 後端部をもっている。

補正書の写しく翻訳文）提出書（特許法第１８４条の７第１項）平成６年１０月 ７日 １、特許出願の表示　ＰＣＴ／ＦＲ９４１００１５４２、発明の名称　通信ネッ トワーク用の分離可能な雄コネクタ３、特許出願人 住　所　フランス国、０８３３（トブリ一ユニ・オ・ボワ、アブニュ・ジャン・ ジョレス、２５ 名　称　アルカチル・カープル・インタフェース４、代　理　人　東京都新宿区 新宿１丁目１番１４号　山田ビル５、補正書の提出年月日　１９９４年７月８日 ６、添附書類の目録 （１）補正書の翻訳文　１通 請求の範囲 ［１９９４年７月８日国際特許事務所にて受領、特許請求の範囲１−２０は補正 特許請求の範囲１−２０に置き換える（６頁）］１、ネットワークのラインに端 子が接続されている雌コネクタ中に雄コネクタを差し込むことによってネットワ ークのラインに多線型ケーブルの電線をつなぐための通信ネットワーク用の分離 可能な雄コネクタで、このケーブルを受け入れる本体とその本体上に端末接続ヘ ッドを形成し、雌コネクタ中に差し込むことができる支持ケースと、この本体内 でケーブルの電線に接続されているとともに、雌コネクタに接続ヘッドが差し込 まれるときにそれらの端子と接触するように接続ヘッドにアクセスできるような 支持ケース内の取付けられた接続手段と、雌コネクタへのロック装置を備え、こ の接続ヘッド（８０）と本体（８１）は互いに２つの部分に分けることができ、 ネットワークに接続されたケーブルが引っ張られたときには分離するような連結 手段（８４，８５，８６，８７）を備えていることを特徴とするコネクタ。

２、接続ヘッド（８０）が少なくとも１つの空洞（８２）を備え、また本体（８ １）がこのヘッドを本体上で位置法域るために空洞（８２）中に入り込む爪（８ ３）を備えていることを特徴とする請求の範囲第１項に記載のコネクタ。

３、連結手段が、接続ヘッド（８０）上に２つの側面舌状片（８４，８５）を有 し、これらの舌状片がそれぞれ、本体上に位置するその端部の近くに傾斜面（８ ８，８９）を備え、また本体上（８１）に２つの傾斜側壁面（８６，８７）を備 え、接続ヘッドが本体上に取付けられたとき２つの舌状片の傾斜面がそれらの側 壁面（８６，８７）に支えられることを特徴とする請求の範囲第１項または第２ 項に記載のコネクタ。

４、本体が金属メッキされた材料でできていることを特徴とする請求の範囲第１ 項から第３項のいずれか一項に記載のコネクタ。

５、接続ヘッドが、透明であってもよいプラスチック材でできていることを特徴 とする請求の範囲第１項から第４項のいずれか一項に記載のコネクタ。

６、接続手段が、ケーブル（４４）の電線（４３）への第一の接続手段と、互い に本体（８１）中で接続されている雌コネクタの端子との第二のすべり接続手段 （４６，６４）を備えていることを特徴とする請求の範囲第１項から第５項のい ずれか一項に記載のコネクタ。

７゜接続ヘッド（８１）とは反対側の支持ケースの端部にケーブル（４４）のブ ロッキング装ｆｆ１（５４）をさらに備えていることを特徴とする請求の範囲第 ６項に記載のコネクタ。

８、ケーブルの電線を第一の接続手段に接続することにより本体を閉鎖するため に、本体に連結した接続ヘッドとは別に、本体上に取付けられかつ本体上でブロ ックされる、ケーブルの個々の電線を受ける接続手段（９１）とケーブルの前記 ブロッキング手段（５４）を有するカバーアセンブリ（１００）をさらに備えて いることを特徴とする請求の範囲第７項に記載のコネクタ。

９、第一の接続手段が、それぞれケーブルの各電線（４３）に対応するフォーク 形の接点（６５）を備え、各接点が、カッ＜−アセンブリ（１００）を本体（８ １）上に押し付けるときに、電線の各端部が対応する接点のフォーク中で締付け られるように、電線（４３）の端部の下方に位置していることを特徴とする請求 の範囲第８項に記載のコネクタ。

１０、フォーク形の各接点（６５）が、それぞれ１つまたは複数の内側面に、対 応する電線（４３）の外装を引き裂き、電線の心線と接触できるようにするため の少なくとも１つの凸凹（６８）を備えた少な（とも２つの分岐部（６６）を有 していることを特徴とする請求の範囲第９項に記載のコネクタ。

１１、フォーク形の各接点（６５）がさまざまなゲージの電線（４３）を受け入 れられること特徴とする、請求の範囲第１０項に記載のコネクタ。

１２、第二の接続手段（４６，６４）が、雌コネクタの各端子との接触を行なう とともにフォーク形の接点（６５）が接続されるプリントパターン（６４）型プ リント回路（４６）を備えていることを特徴とする請求の範囲第９項または第１ ０項に記載のコネクタ。

１３゜接続ヘッド（８０）が、プリント回路（４６）を収納する主要空洞（４５ ）と、その空洞中に収納されるプリント回路がその上で静止する傾斜壁面（４７ ）と、空洞を外部に通じさせるとともにプリント回路（４６）のパターン上で雌 コネクタの端子を位置法域るためのガイド溝（４９）とを備え、本体（８１）が 支持手段（４８）とプリント回路（４６）のストッパー（７９）とを備えている ことを特徴とする請求の範囲第１２項に記載のコネクタ。

１４．接続手段（９１）が、ケーブルの電線（４３）の端部が挿入される収納部 （７０）を備えていることを特徴とする請求の範囲第８項から第１３項のいずれ か一項に記載のコネクタ。

１５、カバーアセンブリ（１００）がいわゆるカバー（４２）を備え、このカバ ー（４２）が、電線（４３）の端部を解放するために外装を取り外したケーブル （４４）の端部を挿入することができる開かれた後部と、後部と前部との間で傾 斜支持面（５２）によって誘導される電線の端部を受け入れる接続手段（９１） がその中に取付けられた前部とをもち、後部がケーブルのブロッキング装置を収 納していることを特徴とする請求の範囲第１４項に記載のコネクタ。

１６、カバー（４２）がその後部に、内側ラック（５３）を備えた２つの側壁面 を有し、またケーブルのブロッキング装置が、内側ラック間で受けられ、カバー （４２）のラック（５３）にぴったりと合うように設けられた外側ラック（５５ ）を備えたケーブルのブロッキング部品（５４）から構成されることを特徴とす る請求の範囲第１５項に記載のコネクタ。

１７、ブロッキング部品（５４）がまた、各側面に、カバー（４２）の各内側ラ ック中につくられたＩＦ（５７）中を移動するように設けられた爪（５６）を備 えていることを特徴とする請求の範囲第１６項に記載のコネクタ。

１８、カバー（４２）が、本体（８１）の側壁面上にカバーをぴったりとはめ込 むことができる側面スリット（６０）と、本体（８１）の側壁面上に設けられた 対応する突起（６２）上にかぶさる垂直溝（６１）とを備えていることを特徴と する請求の範囲第１７項に記載のコネクタ。

１９、フォーク形の各接点（６５）が、本体中に部分的に埋め込まれた接続端子 の第一の端部であり、またその第二の端部が、雌コネクタの各端子との接触を可 能にすることを特徴とする請求の範囲第１０項に記載のコネクタ。

２０、カバー（４２）と本体（８１）とブロッキング装置（５４）が金属メッキ され、さらに、電磁波や静電気の発生からデータの伝送を保護するために、ケー ブル（４４）のシールドやドレーン（ｄｒａｉｎ）と接点によって電気的に接続 されていることを特徴とする請求の範囲第１５項から第１８項のいずれか一項に 記載のコネクタ。

Claims (20)

【特許請求の範囲】
1. １．通信ケーブル（４４）のラインに対応した電線（４３）と、堆コネクタを雌 コネクタ中に差し込んだとき通信ネットワークのラインに接続される雌コネクタ の端子との間の接続手段と、雄コネクタを雌コネクタにロックする手段（４１） とを備える通信ネットワーク用の分離可能な堆コネクタであって、ケーブル（４ ４）が引っ張られるとこの接続装置（４６、８１、１００）とロック手段（４１ 、８０）が分離できることを特徴とするコネクタ。
2. ２．ロック手段（４１、８０）が少なくとも１つの空洞（８２）を備えた接続ヘ ッド（８０）を有し、接続装置が、それらの手段間の相対的な位置決めを可能に するようにこの空洞（８２）中に入り込む爪を備えた本体（８１）を有すること を特徴とする、請求の範囲第１項に記載のコネクタ。
3. ３．接続ヘッド（８０）が、それぞれその端部近くに傾斜面（８８、８９）を備 えた２つの側面舌状片（８４、８５）を有し、本体（８１）が２つの傾斜側壁面 （８６、８７）を備え、これら２つの装置が連動しているときその壁面上で２つ の舌状片の傾斜面が支持されることを特徴とする、請求の範囲第２項に記載のコ ネクタ。
4. ４．接続手段が金属メッキされていることを特徴とする、請求の範囲第１項に記 載のコネクタ。
5. ５．ロック手段が透明なプラスチックでできていることを特徴とする、請求の範 囲第１項に記載のコネクタ。
6. ６．これらの接続手段が、通信ケーブル（４４）の電線（４３）への接続手段（ １００）と、雌コネクタの対応する端子とすべり接触する手段（４６）とを備え ていることを特徴とする前記請求の範囲第１項から第６項のいずれかに記載のコ ネクタ。
7. ７．通信ケーブル（４４）の電線（４３）への接続手段（１００）がケーブル（ ４４）のブロッキング装置（５４）に連結していることを特徴とする、請求の範 囲第６項に記載のコネクタ。
8. ８．接触手段（４６）を含む支持体（４０）と、これらの接続手段を備えたカバ ーアセンブリ（１００）とを有し、このカバーアセンブリ（１００）が、接触手 段と接続手段を互いに押し込むことにより、これらの手段の間の接続を行なうこ とができるようにこの支持体（４０）の上方にぴったりとはめ込まれることを特 徴とする、請求の範囲第６項に記載のコネクタ。
9. ９．接触手段が、それぞれ各電線（４３）に対応するフォーク形の接点（６５） を備え、各接点が、カバーアセンブリ（１００）を支持体（４０）上に押し込む ときに、電線の各端部が接点のフォーク中で締付けられるように電線（４３）の 端部の下方に位置していることを特徴とする、請求の範囲第８項に記載のコネク タ。
10. １０．フォーク形の各接点（６５）が、それぞれ１つまたは複数の内側面に、対 応する電線（４３）の外装を引き裂き　、電線の芯線と接触できるようにするた めの少なくとも１つの凸凹（６８）を備えた少なくとも２つの分岐部（６６）を 有することを特徴とする、請求の範囲第９項に記載のコネクタ。
11. １１．フォーク形の各接点（６５）がさまざまなゲージの電線（４３）を受け入 れられること特徴とする、請求の範囲第１０項に記載のコネクタ。
12. １２．フォーク形のこれらの接点（６５）が、雌コネクタの各端子と接触できる ようにプリントパターン（６４）を備えたプリント回路（４６）の表面に取付け られることを特徴とする、請求の範囲第１０項に記載のコネクタ。
13. １３．その中にプリント回路（４６）を置くことができるような空洞（４５）を 前部に備えた支持体（４０）を有し、そのプリント回路がその前部が傾斜面（４ ７）上で、後部は爪（４８）上で静止し、またこの空洞（４５）が、プリント回 路（４６）に対応する接点の正面に雌コネクタの接点を正確に位置決めできるよ うなガイド濃（４９）によって外部に通じていることを特徴とする、請求の範囲 第１２項に記載のコネクタ。
14. １４．カバーアセンブリ（１００）が、通信ケーブルの電線（４３）の端部をそ の中に挿入できるようないくつかの収納部（７０）を備えた接続部品（９１）を もつ接続手段を有することを特徴とする、請求の範囲第８項から１３項のいずれ か一項に記載のコネクタ。
15. １５．カバー（４２）が、電線（４３）の端部を解放するために外装を取り外し たケーブル（４４）の端部をその中に挿入することができる後部を備えており、 この後部が、傾斜支持面（５２）によって誘導される電線のこれらの端部を受け 入れるための収納部（７０）を備えた前部につながっていることを特徴とする、 請求の範囲第１４項に記載のコネクタ。
16. １６．カバー（４２）がその後部に、間にケーブルのブロッキング部品（５４） を挟むことができるような内側ラック（５３）を備えた２つの側壁面を備え、そ のブロッキング部品（５４）には、カバー（４２）のラック（５３）にぴったり と合うように設けられた外側ラック（５５）が取付けられることを特徴とする、 請求の範囲第１５項に記載のコネクタ。
17. １７．このブロッキング部品（５４）がまた、各側面に、カバー（４２）の各内 側ラック中につくられた溝（５７）中を移動するように設けられた爪（５６）を 備えていることを特徴とする、請求の範囲第１６項に記載のコネクタ。
18. １８．カバー（４２）が、支持体（４０）の壁面にぴったりとはめこまれるよう な側面スリット（６０）と、この支持体（４０）の側面上に位置する垂直突起（ ６２）の上にそれぞれぴったりとはめ込まれるように設けられた垂直溝（６１） とを備えていることを特徴とする、請求の範囲第１７項に記載のコネクタ。
19. １９．フォーク形の各接点が、支持体中に部分的に埋め込まれた接続端子の第一 の端部であり、またその第二の端部が、雌コネクタの各端子との接触を可能にす ることを特徴とする、請求の範囲第１０項に記載のコネクタ。
20. ２０．カバー（４２）と本体（８１）とブロッキング部品（５４）が金属メッキ され、さらに、電磁波や静電気の発生からデータの伝送を保護するために、ケー ブルのシールドやドレーンと接点によって電気的に接続されていることを特徴と する、請求の範囲第８項から第１９項のいずれか一項に記載のコネクタ。