JPH07505304A - 気管内チューブ導入器 - Google Patents

気管内チューブ導入器

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JPH07505304A
JPH07505304A JP5516925A JP51692593A JPH07505304A JP H07505304 A JPH07505304 A JP H07505304A JP 5516925 A JP5516925 A JP 5516925A JP 51692593 A JP51692593 A JP 51692593A JP H07505304 A JPH07505304 A JP H07505304A
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フィッシャー,ジョゼフ アーノルド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 気管内チューブ導入器 技術分野 本発明は、気管内チューブ導入器(即ち、挿管器)に関する。
技術背景 気管内チューブを声帯を通して気管内へ導入するのを助成するためのいろいろな 器具が従来から提供されている。「探り針」型導入器はその一例である。探り針 型導入器は、声帯の間を通って気管内へ突入するように位置づけされる案内ワイ ヤのような小径のものである。気管内チューブをこの案内ワイヤに被せて声帯の 間を通して挿入する。しかしながら、気管内チューブが時折喉頭の開口部を含む 咽頭内の組織に引っ掛かることがあるので気管内チューブを案内ワイヤを被って 挿入することができない場合があり、組織に外傷を起すことがある。更に、その ような探り針型導入器を使用するには、気管内チューブを案内ワイヤに被せて操 作するのに両方の手を必要とするが、一方の手で喉頭鏡を保持しているときは片 手しか使用することはできないので不便である。
従来の気管内チューブ導入器の他の例として、声帯の間を通さず、上側咽頭部に 装置させて気管内チューブを声帯及び喉頭の方に向けるようにした喉頭部導入器 がある。使用においては、気管内チューブを喉頭部に向けてないするように湾曲 した喉頭部導入器内に気管内チューブを挿入して通す。しかしながら、このタイ プの器具は、最も熟練した人の手でも成功率がかなり低く、押し進められる気管 内チューブがその通り道の組織に外傷を与えるのを防止することができない。更 に、このタイプの気管内チューブ導入器は使用中は患者の口に挿入したままにし ておかなければならず、導入器の直径は大きいので、患者は口を大きく開けたま まにしておかなければならない。
米国特許第4,211,234号は、上述した従来の器具を改良した器具を開示 している。同特許の気管内チューブ導入器は、従来技術に対して1つの進歩をも たらすものではあったが、その構造上、気管内チューブを導入器の内部を通して 押し進める際気管内チューブを囲繞するための筒状部分を導入器の遠位端にも形 成するのに相当な量の材料を用いなければならない。従って、気管内チューブ導 入器の遠位端の筒状部分を堅く巻き締められたとしても、その相当に太い筒状部 分を声帯の間を通して喉頭部へ挿入しなければならない。しかも、この遠位端の 筒状部分は、気管内チューブを導入器内を通して押し進める際、巻きほどかれに くく、拡開しにくい。
更に、米国特許第4,211,234号の器具は、2種類の異なる材料を接合し なければならず、複雑な包被及び圧縮工程によって直径を最小限にしなければな らない。
従って、本発明の目的は、使用材料の量を最少限にし、従って、声帯の間を通し て喉頭部へ挿入しなければならない導入器の遠位端の材料の量を最少限にし、筒 状部分の直径を最小限にする改良された気管内チューブ導入器(挿管器)を提供 することである。
本発明の他の目的は、気管内チューブの前進を制御案内することができ、そのよ うな制御を維持するのに必要な材料の量を最少限にする気管内チューブ導入器を 提供することである。
本発明の更に他の目的は、使用のために巻き締められたときは断面積が最小限に され、しかも、気管内チューブが気管内チューブ導入器内を通して押し進められ る際容易に巻きほどかれ、拡開することができる遠位端部分を有し、従って、挿 管(気管内チューブを喉頭部へ挿入する操作)の成功率を向上させる気管内チュ ーブ導入器を提供することである。
本発明の更に他の目的は、好ましい実施形態では一部片から製造され、容易に製 造することができる気管内チューブ導入器を提供することである。
発明の開示 本発明の一側面によれば、近位端(操作者に近い側の端部)と、遠位端(操作者 から遠い側の端部)を有し、好ましくは長平に沿って湾曲された、改良された気 管内チューブ導入器が提供される。近位端は、それに挿入される気管内チューブ より大きい直径の、入口開口を備えており、気管内チューブを患者の咽頭蓋を通 し声帯の間を通して気管内へ挿入するための細長部分が該入口開口から長平方向 に延長している。この細長部分は、遠位端及び入口開口から長平に沿って延長し た少くとも1つの補強案内部分と、案内部分の両側から側方へ延長した(例えば 、各側から1つづつ延長した)比較的薄い柔軟な側部部分又は翼部分から成り、 両側部部分又は翼部分は、該気管内チューブ導入器の他のどの部分にも連結して いない自由縁を画定し、少くとも前記の遠位端に近接したところでは互いにオー バーラツプする。
前記両側部部分又は翼部分は、好ましくは、前記遠位端に向かってテーバしてお り、好ましくは、気管内チューブを気管内チューブ導入器の案内により患者の喉 頭部へ導入するとき、該気管内チューブが前記近位端の入口開口に挿入され、両 側部部分又は翼部分が気管内チューブを気管内チューブ導入器の中空部内に維持 するために気管内チューブの外周を少くとも部分的に囲繞するように各両側部部 分又は翼部分を前記案内部分からテーバさせ手口由縁に終端させる。
一実施例においては、両側部部分又は翼部分が、互いにオーバーラツプしてテー バしており、それによって、長手軸線を囲繞し、遠位端に向かって漸次直径が減 少する内部空間を画定するように構成される。気管内チューブを気管内チューブ 導入器の長手に沿って遠位端に向けて進入させるにつれて、オーバーラツプした 両側部部分は巻きほどかれ、拡開又は膨張せしめらるが、気管内チューブを気管 内チューブの外周面に係合したままに留まり、それによって、気管内チューブを 気管内チューブ内で制御し、気管内チューブを咽顕蓋を通し、声帯の間を通して 喉頭部内へ案内する。次いで、気管内チューブ導入器を患者の口から容易に引き 出すことができるように両側部部分を完全に拡開して分離し、気管内チューブ導 入器を患者の口から取り出し、気管内チューブを使用するために喉頭部内に残す 。
前記人口開口は、好ましくはその円周の大部分に亙って延長する半径方向に突出 したハンドルを担持した、中断された環状壁によって囲繞することができる。一 実施例においては、該ハンドル及び環状壁は、該入口開口の周りに約350°に 亙って延長させ、円周端を有する構成とする。ハンドルの厚みは、ハンドルの同 円周端が互いに係合したとき、その係合によって、挿管中気管内チューブ導入器 が握り締められても前記環状壁の互いに離隔した円周端の縁部がオーバーラツプ するのを防止するように定められる。
本発明の気管内チューブ導入器は、熱可塑性材、例えば低密度ポリエチレンで、 該低密度ポリエチレンをその二次成形を可能にするように加熱と冷却サイクルに かけることによって製造する(あるいは、二次成形を可能にするように加熱と冷 却サイクルにかけることができる他の任意の熱可塑性材で製造する)。ペレット 化されたポリエチレン原材料を特定の厚さの均質シートに成形し、そのシートを 加熱した後円筒形チューブ又はロンドの周りに巻きつけてカールさせ、中断した (完全に閉じていない)筒体を形成する。次いで、その筒体を加熱し、その近位 端と遠位端の間で長手軸線に沿って湾曲させ、気管内チューブ導入器の両側部部 分又は翼部分を互いにオーバーラツプさせてテーバさせ、それによって、長手軸 線を囲繞し、遠位端に向かって漸次直径が減少する内部空間を画定するように形 成する。
このように、本発明の気管内チューブ導入器は、典型的な射出成形工程の後コン ストリクター成形工程を用いることによって成形される。即ち、この気管内チュ ーブ導入器は、ポリエチレン原材料のペレットを均質の制御された肉厚にして筒 体の形に成形し、次いで、その筒体を(例えば、コンストリクター成形法によっ て)その近位端と遠位端の間で長手軸線に沿って湾曲させ、長手軸線の周りに互 いにオーバーラツプさせた気管内チューブ導入器の両側部部分又は翼部分の内部 空間の直径を遠位端に向かって漸次減少させる順次の工程において加熱と冷却サ イクルを用いた一連の工程によって成形される。
詳述すれば、まず、原材料を平坦なシートに射出成形し、それを軸線の方向に筒 形に巻き、次いで、筒体を湾曲させて上記案内部分が気管内チューブ導入器の凸 面状の外表面を画定し、近位端のところで上記両側部部分又は翼部分の間に開口 を形成し、両側部部分又は翼部分が気管内チューブ導入器の凹面状の内表面を画 定するようにする。この湾曲加工によって、遠位端に近い側の両側部部分又は翼 部分を互いにオーバーラツプさせて遠位端に近い側の気管内チューブ導入器の内 部空間を閉じる。
案内部分の両側の側部部分又は翼部分が遠位端に向かってテーバし、一実施例に おいては遠位端近(では側部部分又は翼部分が存在しない。
直接喉頭鏡検査法で本発明の気管内チューブ導入器の使用する場合、喉頭部の組 織を目視するために患者の口を開けて喉頭鏡ブレードを口内へ挿入する。気管内 チューブ導入器を中指と薬指を揃えて握り、親指の先端を気管内チューブの近位 端の上に載せる。次いで、導入器の遠位端を患者の口に通し、直接口で見ながら 、又は触感で声帯の間に挿入する。導入器が正しい位置に位置づけされたならば 、導入器を前進させずに親指で気管内チューブだけを導入器内へ更に進入させる 。その際、導入器がその中を通る気管内チューブと一緒に牽引されないように、 導入器を中指と薬指で握り締めることにより気管内チューブによる牽引力に対抗 する力を導入器に及ぼす。その(導入器を中指と薬指でしつかり握り締めること の)結果として、上記ハンドルの対向した円周端が互いに衝接し、それによって 、導入器の近位端に近接したところで両側部部分が互いにオーバーラツプするの を防止する。それによって、側部部分がオーバーラツプすることにより気管内チ ューブを締め付けてその前進を妨害することを回避する。
気管内チューブが導入器内へ更に深く前進するにつれて、オーバーラツプした側 部部分又は翼部分が順次に解かれて拡開する。(本発明の一実施例による構造及 び製造方法によれば、オーバーラツプした側部部分又は翼部分は、テーバしでい るために、らせん状の側部部分又は翼部分となる。) 側部部分又は翼部分は、弾性記憶を保持しているので、挿管中(気管内チューブ を喉頭部へ挿入する操作中)気管内チューブをその全周の少くとも一部分を囲繞 したままに留まり、気管内チューブを導入器の背骨(中心)に沿って案内する。
側部部分又は翼部分は、遠位端近くにおいである程度オーバーラツプしていない とすると、導入器の設計によっては、気管内チューブを導入器の方向に追従して 喉頭部内へ案内することができるように気管内チューブの前進を十分に制御する ことができない場合がある。従って、ここに教示された本発明によるガイドライ ンに従うことが肝要である。
気管内チューブの全長が導入器を通して挿入されたならば、患者の口から喉頭鏡 を取り出すことができる。次いで、気管内チューブを片手で所定位置に保持し、 導入器に牽引力を加えて側部部分が引離されることによって生じる間隙を通して 導入器を気管内チューブから分離する。
補強の目的で、上記背骨又は案内部分を側部部分又は翼部分より厚くすることが できる。又、本発明の気管内チューブ導入器は、例えば、射出成形された部分を 筒体の形に成形し、次いでその筒体を、気管内チューブを喉頭部内へ案内するこ とができるように湾曲する工程によって気管内チューブ導入器を成形することを 可能にするのに十分な柔軟性と弾性記憶を有するものである限り、低密度ポリエ チレン以外の材料から製造することもできる。
以下に、添付図を参照して本発明の一実施例を説明する。
図面の簡単な説明 図1は、本発明の気管内チューブ導入器を成形するのに用いられるブランクを製 造するための射出成形工程から得られたブランクの平面図である。
図LA、IB、IC及びIDは、それぞれ、図1の矢印A−A、B−B、C−C 及びD−Dの方向にみたブランクの断面図である。
図2は、図1のブランクから成形された筒体の平面図である。
図3は、図2の筒体を長手軸線に沿って湾曲さえて成形された、完成した気管内 チューブ導入器の側面図である。
図3E、3F、3G及び3Hは、それぞれ、図3の矢印E−E、F−゛F、G− G及びH−Hの方向にみたブランクの断面図である。
図4は、図3の気管内チューブ導入器の一部分の拡大透視図である。
1血1 図1を参照すると、低密度ポリエチレン(サーリン熱可塑性樹脂)から射出成形 されたブランクlOが示されている。ブランク10は、近位端12及び遠位端1 4と、中央厚肉案内部分又は背骨16と、背骨又は案内部分16の両側に位置す る側部部分又は翼部分18A、18Bを有する。側部部分又は翼部分18Aと1 8Bは、案内部分16に関してだい少である。近位端12に形成された厚肉部分 20(図1Aに断面図で示されている)が、補強部分22(図IBに断面図で示 されている)連接しており、補強部分22は翼部分18A、18Bに連接してい る。図1に示されるように、側部部分18A、18Bは、遠位端14に向かって テーバしている。
図2を参照して説明すると、図1に示されたブランク10を円筒形ロッド又はチ ューブ(図示せず)の周りに巻きつけて加熱し、筒体loAの形に成形した後、 冷却する。ブランク10の筒体10Aへの成形は、ブランクlOを加熱し、加熱 されたブランクを適当な円筒形ロッド又はチューブに被せることによって行われ る。成形されたブランクは冷却されて、図2に示される形になる。
好ましい成形方法では、ブランクは、最終製品の内径より30%大きい直径を有 する型(円筒形ロッド又はチューブ)の周りに巻きつけ、155°F(69°c )の温水に90秒間浸漬し、次いで、50″F(10″C)の冷水に2分間浸漬 する。
図2に示されるように成形された筒体10Aを加熱し、チャールトン式コンスト リクター成形法を用いて側部部分又は翼部分18A、18Bの遠位端14に向け て延長した部分が互いにオーバーラツプするような態様に(図3F?照)湾曲さ せる。このようにして、図3に示される構造を有する筒体即ち気管内チューブ導 入器(挿管器)10Aの遠位端部分の湾曲され、オーバーラツプされ、テーバさ れる0図3を参照して説明すると、厚肉部分20が、近位端12の入口開口30 をほぼ完全に囲繞する半径方向に突出した円周ハンドル20’ となっている。
3501に亙って延長しているハンドル20’は、入口開口30をほぼ完全に囲 繞し、縁即ち円周端32゜34に終端している(図3H参照)。気管内チューブ を気管内チューブ導入器100の長手に沿って挿入し、中指と薬指で気管内チュ ーブ導入器100に牽引対抗力(後述するように導入器内を通す気管内チューブ がそれと一緒に導入器を牽引しようとする牽引力に対抗するカ)を及ぼすと、円 周端32と34が互いに衝接し、それによって、近位端12に近接したところで は側部部分18Aと18Bがオーバーラツプするのを防止する。
ハンドル20゛は、その下に円周方向に延長した補強段部22°に連接している 。段部22°は、図3にみられるように、遠位端14に向かって延長している案 内部分又は背骨16及び側部部分又は翼部分18A、18Bに連接している。
気管内チューブ導入器100の下方部分は、湾曲しており、その案内部分又は背 骨16は導入器100の外側湾曲部分上に凸面状に湾曲している。側部部分又は 翼部分18A、18B(7)遠位rA14 Gm近接した部分18A。
、18B’ (図3Fl照)は、内側表面において凹面状に湾曲し、互いにオー バーラツプしている。
気管内チューブ導入器100の上方部分では、側部部分又は翼部分18A、18 Bは、オーバーラツプしていない1図3Qt3照)が、気管内チューブ導入器が 遠位端14に向かってテーパするにつれて翼部分が互いにオーバーラツプしてい る。使用において気管内チューブが気管内チューブ導入器100内に挿入される と、気管内チューブ導入器は、気管内チューブの前進方向を制御する。気管内チ ューブ導入器がオーバーラツプ部分18A″、18B’を有していないとすると 、気管内チューブは適正進入コースからはずれて、患者の喉頭内に進入しない場 合がある。
図4を参照すると、ブランク1oの厚肉部分2o、補強部分22及び翼部分18 A、18Bの一体構造の拡大図が示されている。
一例を挙げれば、ブランク10は、長さを21cmとし、近位端12側の側部部 分18A、18Bの外縁から鎖線までの幅を5.5cmとする。この側部部分1 8A、18Bをテーパさせ、完成した気管内チューブ導入器100ではその遠位 端に近接した最後の約2cmの区間の側部部分18A’ 、18B’を最小限の 幅とする。ブランクから気管内チューブ導入器100に成形するとき、ブランク の遠位端14から約12cmの長さ部分を湾曲させて約71どの円弧を形成する 。ハンドル20′は長さ約6mm、厚さ2mmとする。側部部分18A、18B の厚さは0.5mmとし、背骨16の厚さは1.0mmとする。
使用において、喉頭部の組織を目視検査すべき患者の口を開き、喉頭、鏡ブレー ド(図示せず)を患者の口に挿入する0次いで、気管内チューブ導入器100を 中指と薬指を揃えて握り、親指の先端を気管内チューブの近位端の上に載せる0 次いで、導入器100の遠位端14を患者の口に通し、直接目で見ながら、又は 触感で声帯の間に挿入する。導入器100が正しい位置に位置づけされたならば 、導入器lOOを前進させずに親指で気管内チューブだけを導入器100内へ更 に進入させる。その際、導入器100がその中を通る気管内チューブと一緒に牽 引されないように、導入器100を中指と薬指でしっかり握り締めることにより 気管内チューブによる牽引力に対抗する力を導入器に及ぼす、その(導入器を中 指と薬指でしっかり握り締めることの)結果として、円周端32と34が互いに 衝接し、それによって、近位端12に近接したところで側部部分18Aと18B が互いにオーバーラツプするのを防止する。側部部分18Aと18Bがオーバー ラツプすると、気管内チ、ユーブを締め付けてその前進を妨害することになるか らである。
気管内チューブが導入器100内へ更に深く前進するにつれて、らせん状のオー バーラツプした側部部分又は翼部分18A’ 、18B’が順次に解かれるが、 その弾性記憶によって気管内チューブをその全周の少くとも一部分を囲繞したま まに留まり、気管内チューブを導入器100の背骨16(中心)に沿って案内す る。気管内チューブの全長を導入器100を通して挿入すれば、患者の口から喉 頭鏡を取り出すことができる0次いで、気管内チューブを片手で所定位置に保持 し、導入器に牽引力を加えて側部部分18Aと18B及び18A°と18B°が 引離されることによって生じる間隙を通して導入器を気管内チューブから分離す る。
以上、本発明を実施例に関連して説明したが1本発明は、ここに例示した実施例 の構造及び形態に限定されるものではな(、本発明の精神及び範囲から逸脱する ことな(、いろいろな実施形態が可能であり、いろいろな変更及び改変を加える ことができることを理解されたい。
フロントページの続き (72)発明者 フィッシャー、ジョゼフ ァーノルドカナダ、エル4ジェイ  3ビー9.オンタリオ、ソーンヒル、フランモア サークル

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.挿入すべき気管内チューブより大きい直径の入口開口を備えた近位端と、遠 位端と、気管内チューブを患者の咽頭蓋を通し声帯の間を通して気管内へ挿入す るために該入口開口から長手方向に延長した細長部分とから成る気管内チューブ 導入器であって、該細長部分は、前記遠位端及び入口開口から長手に沿って延長 した少くとも1つの補強案内部分と、該案内部分の両側からそれぞれ側方へ延長 した比較的薄い柔軟な側部部分又は翼部分から成り、該両側部部分又は翼部分は 、該気管内チューブ導入器の他のどの部分にも連結していない自由縁を画定し、 少くとも前記の遠位端に近接したところでは互いにオーバーラップしていること を特徴とする気管内チューブ導入器。
  2. 2.長手に沿って湾曲していることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の気管 内チューブ導入器。
  3. 3.前記両側部部分又は翼部分は、前記遠位端に向かってテーパしていることを 特徴とする請求の範囲第1項に記載の気管内チューブ導入器。
  4. 4.前記両側部部分又は翼部分は、互いにオーバーラップしてテーパしており、 それによって、長手軸線を囲繞し、前記遠位端に向かって漸次直径が減少する内 部空間を画定することを特徴とする請求の範囲第3項に記載の気管内チューブ導 入器。
  5. 5.前記薄い柔軟な両側部部分又は翼部分は、各々、前記案内部分からその自由 縁にまでテーパしていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の気管内チュ ーブ導人器。
  6. 6.前記入口開口は、その円周の大部分に亙って延長する半径方向に突出したハ ンドルを担持した、中断された環状壁によって囲繞されていることを特徴とする 請求の範囲第2項に記載の気管内チューブ導入器。
  7. 7.前記入口開口は、その円周の大部分に亙って延長する半径方向に突出したハ ンドルを担持した、中断された環状壁によって囲繞されていることを特徴とする 請求の範囲第3項に記載の気管内チューブ導入器。
  8. 8.前記入口開口は、その円周の大部分に亙って延長する半径方向に突出したハ ンドルを担持した、中断された環状壁によって囲繞されていることを特徴とする 請求の範囲第4項に記載の気管内チューブ導入器。
  9. 9.前記入口開口は、その円周の大部分に亙って延長する半径方向に突出したハ ンドルを担持した、中断された環状壁によって囲繞されており、該ハンドル及び 環状壁は、該入口開口の周りに約350°に亙って延長し、円周端を有すること を特徴とする請求の範囲第5項に記載の気管内チューブ導入器。
  10. 10.前記入口開口は、その円周の大部分に亙って延長する半径方向に突出した ハンドルを担持した、中断された環状壁によって囲繞されており、該ハンドル及 び環状壁は、該入口開口の周りに約350°に亙って連続して延長し、円周端を 有することを特徴とする請求の範囲第6項に記載の気管内チューブ導入器。
  11. 11.前記入口開口は、その円周の大部分に亙って延長する半径方向に突出した ハンドルを担持した、中断された環状壁によって囲繞されており、該ハンドル及 び環状壁は、該入口開口の周りに約350°に亙って連続して延長し、円周端を 有することを特徴とする請求の範囲第7項に記載の気管内チューブ導入器。
  12. 12.前記入口開口は、その円周の大部分に亙って延長する半径方向に突出した ハンドルを担持した、中断された環状壁によって囲繞されており、該ハンドル及 び環状壁は、該入口開口の周りに約350°に亙って連続して延長し、円周端を 有することを特徴とする請求の範囲第8項に記載の気管内チューブ導入器。
  13. 13.前記ハンドルの厚みは、該ハンドルの両円周端が互いに係合したとき、そ の係合によって、挿管中該気管内チューブ導入器が握り締められても前記環状壁 の互いに離隔した円周端の縁部がオーバーラップするのを防止するように定めら れていることを特徴とする請求の範囲第9項に記載の気管内チューブ導入器。
  14. 14.前記ハンドルの厚みは、該ハンドルの両円周端が互いに係合したとき、そ の係合によって、挿管中該気管内チューブ導入器が握り締められても前記環状壁 の互いに離隔した円周端の縁部がオーバーラップするのを防止するように定めら れていることを特徴とする請求の範囲第10項に記載の気管内チューブ導入器。
  15. 15.前記ハンドルの厚みは、該ハンドルの両円周端が互いに係合したとき、そ の係合によって、挿管中該気管内チューブ導入器が握り締められても前記環状壁 の互いに離隔した円周端の縁部がオーバーラップするのを防止するように定めら れていることを特徴とする請求の範囲第11項に記載の気管内チューブ導入器。
  16. 16.前記ハンドルの厚みは、該ハンドルの両円周端が互いに係合したとき、そ の係合によって、挿管中該気管内チューブ導入器が握り締められても前記環状壁 の互いに離隔した円周端の縁部がオーバーラップするのを防止するように定めら れていることを特徴とする請求の範囲第12項に記載の気管内チューブ導入器。
  17. 17.前記両側部部分又は翼部分は、前記遠位端に向かってテーパしており、該 遠位端のところでは側部部分又は翼部分がなくなるように構成されていることを 特徴とする請求の範囲第5項に記載の気管内チューブ導入器。
  18. 18.熱可塑性材で形成されていることを特徴とすることを特徴とする請求の範 囲第1〜3項のいずれかに記載の気管内チューブ導入器。
  19. 19.熱可塑性材で形成されていることを特徴とすることを特徴とする請求の範 囲第4〜6項のいずれかに記載の気管内チューブ導入器。
  20. 20.熱可塑性材で形成されていることを特徴とすることを特徴とする請求の範 囲第7〜9項のいずれかに記載の気管内チューブ導入器。
  21. 21.熱可塑性材で形成されていることを特徴とすることを特徴とする請求の範 囲第10〜12項のいずれかに記載の気管内チューブ導入器。
  22. 22.熱可塑性材で形成されていることを特徴とすることを特徴とする請求の範 囲第13〜15項のいずれかに記載の気管内チューブ導入器。
  23. 23.熱可塑性材で形成されていることを特徴とすることを特徴とする請求の範 囲第16又は17項に記載の気管内チューブ導入器。
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