JPH07505213A - 暖房,換気および空調システムにおける換気率および室内空気品質を制御する方法および装置 - Google Patents

暖房,換気および空調システムにおける換気率および室内空気品質を制御する方法および装置

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JPH07505213A JP6510180A JP51018094A JPH07505213A JP H07505213 A JPH07505213 A JP H07505213A JP 6510180 A JP6510180 A JP 6510180A JP 51018094 A JP51018094 A JP 51018094A JP H07505213 A JPH07505213 A JP H07505213A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 暖房、換気および空調システムにおける換気率および室内空気品質を制御する方 法および装置光肌Ω宜景 本発明は一般的には暖房、換気および空調システム(HVAC)における換気率 および室内空気品質を制御する方法および装置に関する。さらに詳細には、本発 明は微量ガス濃度感知を用いてHVACシステムにおける室外空気流量を制御す る方法および装置に関する。
室内空気品質は問題なく必要な重要性を有する課題である。例えばオフィス・ス ペース等の建物の居住者が健康問題についてますます関心もちかつそれを意識す るようになってきているのみならず、技術的協会が許容室内空気品質のための最 低換気率を特定する基準を最近発行している。例えば、アメリカ暖房、冷房およ び空調技術者協会(American 5ociety of Heating 、 Refrigerating and Air−Conditioning  Engineers、 Inc、 (ASHRAE))が「許容室内空気品質 のための換気」と題するASHRAE基準62−1989を発行した。ASHR AE基準は一般に安全管理を示唆することによって産業界および一般大衆を援助 するために確立されているものであるが、それに合わせることはまったく随意で ある。とは言っても、この基準はASHRAEの賛助の下に開発されたものであ り、その基準に含まれた課題についての関係各位が到達した合意を反映している 。
さらにASHRAE基準62−1989のような多くのASHRAE基準は各地 のビルディング・コード(local building codes)に早急 に取入れられるようになりつつある。
ASHRAE 62−1989は室内に許容空気品質を室内に確保するための他 の手順、すなわち換気率手順および室内空気品質手順を指定している。許容空気 品質は指定された品質と量の換気空気を所定の空間に与えることによって換気率 手法に従って得られる。同様に、許容空気品質は既知の指定可能な汚染物質を制 御することによって室内空気品質手法に従ってその空間内で得られる。
さらに詳細には、ASHRAE 62−1989は居住、会館および商業用の施 設に対する許容室内空気品質のために必要とされる許容外気の供給率を規定する 。その基準に示されているように、供給率は安全性の十分な余裕を含んでおりか つ人間のあいだの健康の変化を4酌する。°これらの率は特に環境のタイプ(す なわち喫煙室、オフィス・スペース)および居住者の数の関数である。換気のた めの5S)IRAE外気要件は、要求された許容外気の最低の所定供給量として 1人当り約15(例えば喫煙室で)から約60立方フイート/分の範囲である。
室内空気品質も特に外気の品質、囲まれた空間の形状、換気装置の設計および保 守、ならびに汚染物質源の存在および強度を含む多くの変数の関数である。適切 に設計された換気装置は許容レベルの室内空気品質を維持するためにはこれらの 変数のすべてを糾酌しなければならない。
多くのスペース汚染物質源が存在する。人間と人間の活動が多くの種類の有機お よび無機化学物質を放出する。化粧用品、複写機、および他のオフィス用装置が 化学物質を放出する。菌性物質の成長が空気中に胞子を放出する。溜まった水が バクテリアを増殖する。事務室用家具、間仕切り、塗料、ジュータンおよび清掃 剤が化学物質を空気中に放出する。低級な壁および床における亀裂がラドンガス が建物に入り込むのを許容する。
外気自体が望まれない汚染物質源となりうる。これは大きな混雑した都市領域に ある建物に対して、あるいは外気の取入れ場所が荷積みドック、ガレージの近く またはビルの排気口の近くにある場合に特に言えることである。
はとんどの空気源汚染物質が下記の物質のうちの1つとして分類され得る。すな わち、粒子状物質、無機化合物、揮発性有機化合物あるいは微生物およびそれら の副産物。粒子状物質は特に煙草の煙、塵埃等を含む。無機空気汚染物質は二酸 化炭素、−酸化炭素、二酸化窒素、オゾンまたはラドンのようなガス、ならびに 粒子状のアスベストまたはガラスファイバを含む。揮発性有機化合物は例えば清 掃剤、化粧用品、家具、カーペット、接着剤、塗料および人間によって発生され るものを含む。
上述のように、換気率要件に合致する1つの許容モードは安全レベル以下の有害 物質を測定しかつ制御することによる(ASHRAE屋内空気品質手順で与えら れるような)。しかし、この方策は、すべての汚染物質を考慮するので本質的に 非常に厳密であり、かつ潜在的な室内汚染物質の何千もの組合せに対する安全濃 度レベルについての知識が不十分であるから実施が困難である。さらに、これら の汚染物質のすべてをモニタするためのセンサを購入することは現在ではコスト 的に効果的ではない。
換気要件を満たす他の許容モードは換気空気流量をそれが所定の率に調整され得 るように連続的に測定することである。1つの公知のやり方は、すべての動作モ ードにおいて十分な流れ調整を確保することが期待される屋外取入れ空気ダンパ に対する固定した最少位置を設定することである。しかし、観察された結果は定 容量ファン装置におけるようなある種の場合においては単に限界に許容され得る にすぎず、殆どの可変空気容量方式では許容され得ない。
したがって、ある空間に所定の量の換気空気が供給されるようにするためには、 換気空気流量の測定および閉ループ制御が非常に望ましい。しかし、換気空気流 量の測定を正確に行うのは非常に困難でかつ高価である。
例えば、換気空気(すなわち外気)流量は空気流量計を用いて測定することがで きる。空気流量を測定するための最も一般的な技法はピトー管空気流ステーショ ンである。このようなステーションは一般にピトー管の固定アレイを含む。これ らのステーションにおけるピトー管は空気がチューブのまわりを通過するときの その空気の速度圧を感知する。対応する空気速度は公知の態様で速度圧に関係し ている。外気流を測定するためには、これらの流れステーションは通常、最高空 気速度が一般に500ft/min以下である外気取入れ口の近くに設置される 。500ft/minに関連した速度圧はW、C,で0.016(4Pa)にす ぎないから、ピボットチューブ信号を評価するために必要とされる差圧トランシ ミツタの出力における非常に小さな誤差が計算される空気速度に非常に大きな誤 差を生ずるおそれがある。この理由のために、ピトー管ステーションは一般に、 オートゼロイング(auto−zeroing)機能を有する例外的に正確な差 圧トランスミッタが設置されないかぎり、800ft/min (4,1m/s )より低い空気速度には対処でない。不都合なことには、このタイプのトランス ミッタに伴うコスト高は多くの設置において許されないであろう。したがって、 ホト−管空気流ステーションは典型的な外気取入れ口構成で設置された場合には 所要の感知精度を与えることができない。
それより一般的でないタイプの空気流ステーションは空気流を測定するために熱 的に感応する抵抗(被加熱サーミスタ)のアレイを利用する。サーミスタに電圧 が印加されると、空気速度、空気温度および電力消費間の関係が決定され得る。
このような量は一般にマイクロプロセッサを用いて決定される。これらのステー ションは500ft/min以下の空気速度を正確に測定することができる。し かし、低い空気流量におけるこれらの装置の高感度のために、低レベルの乱流が 空気流測定の精度に悪影響を及ぼすおそれがある。不都合なことには、外気取入 れ口は通常非常に乱流性の高い環境である。さらに、複雑なフィールド構成手順 が用いられなければならず、かつ変化する空気温度の効果を正確に補償すること は困難な場合が多い。したがって、熱空気流ステーションは外気流量を正確に直 接測定する問題に対する非常に優れた解決策ではない。
あるいは、外気または還気流が断熱的に混合された場合には、外気、還気および 混合空気の測定温度に基づいて換気空気流量を計算するために質量およびエネル ギ保存の法則が利用され得る。
例えば、外気流量(CFM、、)は外気の温度(T、、) 、還気の温度(T、 、) 、混合空気の温度(T−、) 、ならびに混合空気流量(CFM。
、)に基づいて欠きの関係式に従って決定され得る。
CFM、、 = (T、、 −T、、)/T、、 −T、、)・CFM、。
図1に示された典型的なファン装置レイアウトが上記の式を実施するために用い られ得る。Tea、TeaおよびCMF、、を測定するためのトランスミッタお よびセンサは図1に示されているように位置決めされるのが有益である。しかし 、T1.とTagの差はが小さくなる場合には、TrmあるいはT6.のいずれ かの測定における小さい誤差でも計算される外気流量に非常に大きな誤差を生ず るおそれがある。±1°Fの温度感知誤差が産業界の基準であるかぎり、還気お よび外気温度間の差が106F以下である場合には許容できない測定値が得られ ることになる。外気と還気の温度差が10度以下である場合には、殆どの環境が 大きな時間周期を有する。したがって、温度に基づいた熱エネルギ均衡は外気流 量を計算するための限界的に許容しうる方策であるにすぎない。
マルチポイント・サンプリング・プローブ(multi−point samp ling probe)も知られている。例えば、ゲールガーに対して1968 年2月20日に発行された米国特許第3369405号は多数の点からの同時サ ンプリングのためのサンプリング方式を開示している。サンプルは別々の容器に 貯蔵され、そして分析のためにアナライザに順次送られる。さらに、スミス外に 対して1978年5月23日に発行された米国特許第4090392号は多数の サンプルについての順次的な分析を与える自動ガス・アナライザ方式を開示して いる。多数のサンプル・チューブとベント・ラインが、原子吸収スペクトロフォ トメータの形態のサンプル・アナライザの近傍の1つの点における新しいサンプ ルを表面上確保するために利用される。三方制御弁の形態をしたマルチプレクサ がサンプルをアナライザに順次的に通すために利用される。アナライザのオート ゼロおよびオートスパン調節のためのサンプル・インプットの使用も開示されて いる。大きいダクトおよびパイプにおけるガス・サンプリングのための類似のシ ステムがホール外に対して1977年10月4日に発行された米国特許第405 1731号に示されている。
しかし、これらの方式は何れも、例えば屋内空気品質基準に対する適合を確保す るために必要とされるような外気、換気空気の流量を測定するための正確で間接 的な方法および装置を提供しない。したがって、換気レートおよび屋内空気品質 を制御するための正確でかつ信頼できる方法および装置を提供するするという長 い間感じられていてこれまで未解決の必要性が存在する。
発見FとL約 本発明は上述の技術の限界および難点を克服する外気、換気空気の流量を測定す るための正確で、間接的な方法および装置を提供する。本発明は、構造物に混合 空気を供給するための供給ダクト、還気をシステムから抽出するためのリターン ダクト、供給ダクトに還気を再循環させるための再循環ダクト、および外部の環 境と換気システムの間で空気を取入れるためあるいは通気するための取入れおよ び排出ダクトを具備した構造物のための換気システムに特に提供される。
本発明がこれを達成する態様は好ましい実施例の説明に関連して詳細に記述され るであろう。しかし、一般に、本発明の方法および装置は還気中のトレーサガス の濃度と供給空気中の濃度との差と還気中のトレーサの濃度と外気中の濃度の差 との比から外気(メークアップ)の流量を間接的に決定する。正確でかつ首尾一 貫した測定値を確保するために、自動較正方法および装置も開示される。
さらに、種々のトレーサガス濃度レベルを順次感知するように適当に構成された 単一のセンサを利用する外気流量計算の精度を高めるための方法および装置も提 示される。このよういして、従来のセンサに内在する感知誤差が最小限に抑えら れるかあるいは除去される。
本発明の好ましい実施例によれば、メークアップ流体と還流体の混合流体をある 容積内に循環させるために利用されているメークアップ流体の流量を決定するた めの方法および装置が提供される。この装置はメークアップ流体の1つの成分を 感知しかつそのメークアップ流体成分を表わす第1の出力を与え、還流体の同じ 成分を感知かつその還流体成分を表わす第2の出力を与え、そして供給流体の同 じ成分を感知しかつその供給流体成分を表わす第3の出力を与える少なくとも1 つのセンサを具備している。この装置はまた、上記容積内に供給流体を導入する ための循環装置をも具備している。このようにしてメークアップ流体の流量は第 2の出力と第3の出力の差と第2の出力と第1の出力の差との比から決定され得 る。
本発明はまた、構造物内に外気と還気よりなる混合空気を循環させるためのシス テム内に導入される外気の流量を決定する方法をも提供する。この方法は、構造 物内で供給空気を循環させ、構造物から還気を除去し、還気の少なくとも一部分 をシステム中に再循環させる工程を含む。還気中の1つの成分の濃度が測定され 、そして還気成分濃度が得られ、外気中の同じ成分の濃度が測定されそして外気 成分濃度が得られ、そして供給空気中の同じ成分の濃度が測定され、そして供給 空気成分濃度が得られる。外気の流量が還気成分濃度と供給空気成分濃度の差と 還気成分濃度と外気成分濃度の差との比から決定される。
本発明はさらにまた、構造物内で供給空気を循環させるためにシステム中に導入 される外気の量を制御するための装置であって、取入れ制御手段、再循環制御手 段、外気センサ手段、還気センサ手段および供給空気センサ手段を具備するタイ プの装置を使用する方法をも提供する。この方法は供給空気センサ手段および還 気センサ手段を較正しかつ取入れ制御手段を開き、再循環制御手段を閉じ、供給 空気センサ手段を外気センサ手段に対して較正し、再循環手段を開き、そして還 気センサ手段を供給空気センサ手段に対して較正する工程を含む。
本発明の1つの態様に従って用いられる多数のセンサを較正するための制御シス テムも提供される。
区血立皿里ム説皿 本発明の好ましい実施例が添付図面に関連してこの後で説明されるが、添付図面 では同一の数字は同一の要素を示している。
図1は典型的な空気循環システム・レイアウトを示し、従来技術の1つの態様を 示している。
図2は本発明にようる空気循環システム・レイアウトを示している。
図3は空気循環システム・レイアウトを示し、ビルディング排気口からビルディ ング外気取入れ口への空気の短いサイクリングを示している。
図4は本発明が本発明の第1の好ましい実施例に従ってハードウェア形式で実施 されうる態様を示す概略図である。
図5は本発明が本発明の他の好ましい実施例に従って実施されつる態様を示す概 略図である。
図6は本発明が好ましい実施例に従って実施されうる態様を示す概略的な制御ロ ジック図である。
図7は単一センサ実施例を示す概略図である。
図8はゼロ・シフト誤差のグラフである。
図9はスパン・シフト誤差のグラフである。
図10は本発明の1つの態様の多重化された単一センサ実施例を示す概略図であ る。
図11は図10に示されたマルチプレクサの他の好ましい実施例の詳細な概略図 である。
図12は図10および11に示されたマルチプレクサに関するタイミング・シー ケンスのグラフである。
しい の− な1日 図2および3を参照すると、実施例の暖房、換気および空調(HVAC)空気流 回路200は、外気ダクト202、供給空気ダクト204、還気ダクト206、 および再循環ダクト208を適当に具備する。通常の運転時には、外気が外気ダ クト202を通じて引き込まれ、外気が再循環ダクト208からの再循環される 空気と混合され、本明細書中で「供給空気」と呼ばれている外気と再循環空気と の混合物を生ずる。供給空気は供給空気ダクト204を通じて占有空間内に引き 込まれる。
還気は占有空間から還気ダクト206を通じて引かれる。還気ダクト206内の 空気の一部分が再循環空気ダクト208内に送られ、そして外気と混合されて供 給空気を生じ、再循環ダクト2O8内に送り込まれない還気ダクト206内の還 気の部分がシステムから排出される。
ASHRAE基準62−1989のような適当なASHRAE基準に適合しかつ ビル居住者の全般的な快適さと健康を一般的に維持するために、供給空気を構成 する外気の量を制御することが望ましい。実際に、その地方のビルディング・コ ードにASHRAE基準62−1989を採用した地方自治体では、ビル管理者 は供給空気中に予め定められた最小限のレベルの外気を維持することを要求され る。
前述のように、建物内への外気の容積流量は一般に、特に建物(例えば、オフィ ス用、産業用、住宅用の)内における環境の種類およびその建物内における居住 者の数の関数である。例えば、オフィス用建物に対するASHRAE基準は一人 当り20立方フィート/分(CFM)を必要とする。したがって、100人の人 間が1つの特定のオフィス用建物内にいることが予想される場合には、2 、  OOOCFMの外気容積流量が維持されなければならない。建物の居住者数は変 動するから、例えば人が通常仕事のために到着する早朝時、昼休み時および人が 建物を去ることが多いその日の終業時には、所望の外気容積流量がそれに応じて 変動する。したがって建物の管理者は、適用可能なASHRAE基準をエネルギ の面で、したがってコストの面で効率的な態様で満足する必要性をもって、望ま しい温度、湿度および粒子濃度を維持することのような他の種々の配慮に所望の 外気容積流量を調和させなければならない。
本発明者等は、特にHVACシステム200内の種々の点におけるトレースまた はトレーサ(テスト)ガスの濃度に基づく外気容積流量の間接的な決定を可能に する質量均衡関係を提案した。
さらに詳細には、本発明の1つの態様によれば、非毒性で、生理的に無害のトレ ース・ガスが空気タクト206内の還気内に注入されうる。使用される特定のト レース・ガスは、外気中に既知の、一般に一定の濃度を有するもの、あるいは外 気中にはまったく存在しないものでなければならない。
還気中に注入されるトレース・ガスが還気内に均一に分布されているとすると、 再循環ダクト208内のトレース・ガスの濃度は還流ダクト206内のトレース ・ガスの濃度と同じになるであろう。外気中のトレース・ガスの濃度は既知であ るか、あるいは容易に決定され得るから、供給ダクト204内のトレース・ガス の濃度は供給導管204内における外気と(再循環される)還気の比を表わす。
下記の式がこの関係を示している。
CFM、、= (G、、−G、、)/(G、、 −G、、)・CFM、、 式( 1)ただしCFM、、およびCFM、、はそれぞれ外気(Oa)および供給空気 (sa)の容積流量(毎分当りの立方フィートで)に対応し、Graは還気のト レース・ガス濃度に対応し、そしてGosは外気中のトレース・ガスの濃度に対 応する。
本発明者等は、人間が呼吸時に発生する二酸化炭素(COW)が多くの理由で特 に有用であることを決定した。例えば、外気のω2濃度は短い期間にわたってか なり一定であり、かつ米国全体にわたって場所に応じて約370から440パー ツ・パーミリオン(ppm)の範囲、一般には約400 (ppm)とかなり均 一である。
したがって、HVACシステム200内への外気の容積流量は、容易に直接測定 される供給空気の容積流量、および還気co、濃度と供給空気CO1濃度の差と 還気CO7濃度と外気co、濃度の差との比の関数として決定されうる。
CFM、、=(COi ra −COi−)/(Cot −−−C02−) ・ CFM、。
式(2) ただしCFM、、およびCFM、、は上記に定義されたものであり、co、 r eは還気中のCO8濃度に対応し、CO,、、は供給空気中のCO2濃度に対応 し、そしてCO3,は外気中のCO2濃度に対応する。
図2を続けて参照すると、供給空気容積流量センサ210は、還気と外気が互い に混合される点から十分な距離をもって供給ガツト204内に配置され、それに よってセンサ210の近傍における供給ダクト204の断面積全体にわたって実 質的に一定の空気速度(したがって速度圧)を確保するようにすることが有益で ある。
次に図3を参照すると、当業者は、図3において点206Aで示されている還気 が建物から排出される点が、点202Aで示されている外気がシステムに引き込 まれる点に接近して位置決めされることが多いことを理解するであろう。このよ うな設置では、点206Aにおいて還気ダクト206から排出される還気は、取 入れ点202Aに゛おいてシステム内に再度取入れられるが、この現象はショー ト・サイクリングとして知られている。ショート・サイクリングが起こると、外 気ダクト202に入る外気は実際に真の(新鮮な)外気と排出された還気との組 合せである。還気排出グリルが外気取入れグリルに近接している設備では、十分 なショート・サイクリングが生ずる。
本発明の1つの態様によれば、式(2)に示された質量流量関係が図3に示され たショート・サイクリング現象にも適用されうる。特に、図3の点Bにおける分 析は下記の関係式を与える。
CFMt−=(Cow −−−Cot。、)/(COi ra −Cot +− )・CFM、。
の還気を含んでいない外気の容積流量に対応し、CFM、、は新鮮な空気とショ ート・サイクリングの還気との混合物の容積流量に対応し、CO□1.は還気の C02濃度に対応し、co、 Imは新鮮な空気(ショート・サイクリングの還 気と混合していない)のCO2濃度に対応し、モしてCO□。、は外気、すなわ ちショート・サクリングを生じた還気と混合していない新鮮な空気のCO2濃度 に対応する。式(2)および(3)が結合されかつ簡単にされると、式(4)が 得られる。
CFMr−= (Co2re −C02−)/CO2−、−CO2+−)・CF M、。
式(4) 建物に入る新鮮な空気の量は式(4)によって計算することができる。供給ダク ト204に入る新鮮な外気のパーセンテージは式(4)における差の比によって 下記のようにして計算され得る。
%FOA = (Cot 、、 −COs 、、)/(Co2re −Cow  (−) 式(5)ただし、%FOAはシステムに入る新鮮な(ショート・サイク リングうけていない)外気のパーセンテージである。
直接流量測定技術は、それが典型的に空気速度および/または圧力をモニタする 限りにおいて、排気流と外気流との間のまたは還気流と混合気流との間の空気シ ョート・サイクリングの効果を検知または補償することはできないことに注目す ることが重要である。
さらに、外気中には存在しないまたは外気中では時間的に実質的に一定であるト レーサ・ガスが用いられている場合には、式(4)に関しては還気と供給空気中 のみのCO2濃度をモニタすうるだけで十分である。可変のco、 faの代り に既知の値が挿入されるだけでよい。
新鮮な外気のパーセンテージは式(5)中の比に等しいから、新鮮な外気の流量 は、この比に供給空気の流量を掛は算することによって(すなわち式(4))決 定され得る。前述のように、例えば環境要因(風、雪、雨、デブリ)によって必 要とされる低い新鮮な空気の取入れ速度のような要因に基因して、供給空気流量 は通常新鮮な空気の流量よりも遥かに容易に決定される。さらに、新鮮な空気の ダクトの長さが通常短いために、その新鮮な空気のダクト内に乱流性の圧力およ び速度特性を生ずる。それとは対照的に、供給空気ダクトはそれより高い空気速 度を有しており、通常は新鮮な空気ダクトより長さが相対的に長いので、供給ダ クトは空気圧(したがって空気速度)を相対的に容易に感知できるようにする流 れストレートナとして機能する。
次に図4を参照すると、本発明の好ましい実施例が例示としてのHAVACシス テム400に関して例示的に実施される。システム400は、協働的に配置され た供給ファン18を有する供給空気ダクト14、協働的に配置された還流ファン 20を有する還気ダクト16、機会的排出口12を関連された構造物10(例え ばオフィス用建物)、再循環ダクト22、端部に排出出口28を有する排出ダク ト26、および端部に配置された外気取入れ口34を有する外気ダクト32を適 当に具備している。HVACシステム400は、コントローラ46、コントロー ル・バス48、還気ダクト16中の空気を感知するために配置された供給空気ダ クト、供給空気ダクト内の供給空気を感知するために配置された外気センサ44 、供給空気ダクト14内の供給空気を感知するために配置された供給空気センサ 44、および外気ダクト32内の外気を感知するために配置された外気センサを 含んだコントロール・システム43を具備している。ここで論述される実施例に 関連しては、再循環ダクト22の「上流」の外気ダクト32内の外気は、可変量 のショートサイクリングをうけた還気を含んでいる限り「外気」と呼ばれる。外 気はショート・サイクリングをうけた還気と混合していない「新鮮な空気」と区 別される。
コントロール・システム43は、再循環ダクト22と協働して配置された再循環 ダンパ24、排気ダクト26と協働して配置された排気ダンパ30、および外気 ダクト32と協働して配置された外気ダンパ36をさらに具備している。構造物 10内への供給空気の容積流量をモニタするために供給空気ダクト14と協働し て空気流ステーション38が適当に配置されている。
各ダンパ30,24および36の閉塞角度を制御することによって、コントロー ラ46は、特に式(4)に示された関係に従つて、構造物10内への外気の容積 流量をコントロールする。
構造物10は従来の換気ダクト網および他の公知の分布媒体(図示せず)を具備 することを当業者は理解するであろう。HVACシステム400によって行われ る換気処理に加えて、ある量びドレイン・ベントのような1つ以上の機械的排気 構造物を介して構造物10から不可避的に排出される。典型的な構造物は、種々 の亀裂、多孔質の面、格子、天井、床、壁、煙突、そして開いた窓を通じて出し 入れする。
供給ファン18は供給空気を構造物10内に引き込むのに適当な構造となされて おりかつ戻しファン20は構造物1oから還気を引出す構造となされているが、 任意適当な構造のファン等が構造物10を通じて換気用空気を満足に循環させう ろことを当業者は理解するであろう。例えば、各ファン18および20に加えて またはそれらに代えて、1つ以上のファンが1つ以上の供給空気ダクト14、構 造物10、および還気ダクト16に沿った種々の点において使用されうる。
通常の動作時には、外気が外気ダクト32に引き込まれ、それとともに、外気の トレース・ガス(例えばCO,)濃度が外気センサ44によって感知される。外 気センサ44は外気のトレース・ガス濃度を表わす信号をコントローラ46に送 る。外気が外気ダクト32中を、すなわち図4において左から右へと通過すると 、再循環ダクト22からの再循環された還気と混合され、それによって生じた供 給空気(すなわち外気と再循環される還気との混合物)が供給ダクト14を通じ て引かれる。供給空気センサ4oは供給空気ダクト14内のトレース・ガス濃度 を感知するようになされており、トレース・ガス濃度を表わす信号をコントロー ラ46に送る。空気流れステーション38で使用されているセンサの種類の応じ て、供給空気のパラメータが感知され、そしてそれを表わす信号が空気流れステ ーション38によってコントローラ46に伝送される。例えば、空気流れステー ション38がピトー管よりなるものである場合には、容積流量(CFM、、)を 表わす圧力信号が空気流れステーション38からコントローラ46に伝送されう る。
供給空気は供給空気ダクト14を通じて構造物10内に導入され、そして従来の 空気循環ダクト網(図示せず)によって構造物10全体に循環される。還気セン サ42は構造物10がら排出されかつ還気ダクト16を通って流れる還気のトレ ース・ガス濃度を感知するように構成されている。還気センサ42は還気トレー ス・ガス濃度を表わす信号をコントローラ46に伝送する。各ダンパ24.30 および36の閉塞の程度に応じて、還気の一部分が再循環ダクト22を通じて構 造物10内に再循環され、再循環されない還気の残部は排気出口28においてH VACシステム400から排出される。図3に関連して前述のように、排気出口 28から排出されたある量の還気が外気取入れ口にショート・サイクリングによ り戻りうろことが考えられうる。
前述のように、そして当業者には理解されるように、本発明ではトレースまたは テスト・ガスとして任意適当なガスが使用されうる。好ましい実施例では、トレ ース・ガスとしてCotが用いられる。状況に応じて、各センサ40,42およ び44のうちの1つ以上が、センサのまわりの空気中の002の濃度に対応した 電圧出力を発生するように適当に構成された非分散赤外線または光・音響を適当 に具備する。
コントロニラ46は供給ファン18、戻しファン20、再循環ダンパ24、排気 ダンパ30.外気ダンパ36、空気流れステーション38、混合空気センサ40 、還気センサ42および外気センサ44にコントロール・バス48によって結合 される。このようにして、コントローラ46は供給ファン18、戻しファン20 、再循環ダンパ24、排気ダンパ30、および外気ダンパ36の動作を指令する ためにコントロール・バスを通じて制御信号を送る。
さらに、コントローラ46は空気流れステーション38、混合空気センサ40. 還気センサ42および外気センサ44からコントロール・バスを通じて制御信号 を受取る。
図5を参照すると、本発明の他の実施例は、供給空気センサ40が供給ファン1 8と構造物10の間で供給ダクト14に結合される。図5に示された実施例は、 供給ダクト14内での混合空気の層流が生じうる状況で好まれるであろう。例え ば、再循環ダンパ24と外気ダンパ36の両方が開いている場合には、混合空気 が層流となる傾向がある。混合空気は混合点から下流に相当な距離となるまで十 分混合されない。
供給ダクト内における温度の層状化はよく知られている。ガス中の熱伝達がガス 分子間の運動エネルギ伝達によって生ずるので、温度層状化はCO2濃度の層状 化にさらに寄与する。このような次第で、拡散が生ずるための付加的な時間をも って結合される供給ファン18によって導入される乱流が均一な空気混合と、混 合空気センサ40によるCO2濃度の正確な測定を確保する。
次に図6を参照すると、コントローラ46の機能は任意適当なハードウェア構成 で実施されうる。本発明の好ましい実施例によれば、コントローラ46の機能は 、オートゼロ論理回路602、オートゼロ、マニフォルド、コントロール79、 各加算器64.66、各引算器68.70、割算器72、および掛は算器78よ りなる論理フロ二回路600で実施される。
供給空気センサ40は供給空気のトレース、ガス(例えばC02)濃度を表わす 信号40Sを発生しかつ出力し、還気センサ42は還気中のトレース、ガス(例 えばC03)濃度を表わす出力信号42Sを発生する。各出力信号40Sおよび 42Sは下記に詳細に説明されるオートゼロ論理回路602に与えられる。さら に、還気出力信号42しゃ加算器66のピン1に与えられ、同様に、供給空気出 力信号40Sは加算器66のピン1に与えられる。オートゼロ論理回路602に 関連して下記にさらに詳細に説明されるように、第1のバイアス信号58Sが加 算器64のピン2に与えられ、そして第2のバイアス信号60Sが加算器66の ピン2に与えられる。
還気出力信号42Sと第1のバイアス信号58Sは適当に結合されて実効還気濃 度信号64Sを生ずる。同様に、供給空気出力信号40と第2のバイアス信号6 0Sは加算器66によって結合されて実効供給空気濃度信号66SWこ生ずる。
還気濃度信号64Sと供給空気濃度信号66Sは引算器68に与えられる。引算 器68は実効還気濃度信号64Sと実効供給空気濃度信号66Sの間の差(CO □、、−CO,、、)を表わす第1の差信号68Sを発生する。引算器68の出 力、すなわち第1の差信号68Sは式(4)および(5)の分子に対応する。
式(4)および(5)の分母は下記の態様で引算器70によって発生される。実 効還気濃度信号64Sは引算器70のピン1に与えられる。オートゼロ論理回路 602に関して下記にさらに詳細に説明されるトレース、ガス濃度基準信号59 Sが引算器70のピン2に与えられる。引算器70は実効還気濃度信号64Sと 基準信号59Sの差を計算し、そしてそれらの差(Co、−、−Co2+、)を 表わす第2の差信号70Sを発生する。式(4)および(5)の分子に対応する 第2の差信号70Sは割算器72のピン2に与えられる。
割算器72は出力信号68Sと出力信号70Sの比、すなわち(CO□、、−C O□、)/(cot、、−C0xra)を適当に計算する。割算器72は第1の 差信号68Sと第2の差70Sの比に対応する出力信号72Sを発生し、そして 出力信号72Sを掛は算器74のピン1に与える。
空気流センサ38は供給空気ダクト14中の供給空気の容積流量を表わす信号を 発生し、そして供給空気容積流量(CFM、、)を表わす出力信号38Sを掛は 算器74のピン2に与える。掛は算器74は出力信号72Sに出力信号38Sを 実効的に掛は算して、式(4)の量CFMt−に対応したアナログ外気容積信号 76を発生する。
アナログ外気容積信号76の振幅は外気導管32中を流れる新鮮な空気の容積流 量(CFMl、)に適当に直線的に比例する。循環ファン(例えばファン18. 20)の動作を制御するためおよびシステム400内への新鮮な空気の所望の容 積流量を維持するように各ダンパ24.30および36のうちの1つ以上の閉塞 の程度を制御するためにコントロール・システム43によって利用されうろこと を当業者は理解するであろう。ここで議論される種々の出力信号は適当に電圧ま たは電流レベルよりなり、かつ回路600を動作させるために選択された特定の ハードウェアに応じてディジタルまたはアナログ形式でありうることも当業者は 理解するであろう。
続いて図6を参照して、オートゼロ・ロジック602の機能について説明しよう 。
従来のトレース・ガス・センサ(例えばCO,センサ)がある量を測定しかつそ の測定された量の大きさを表わす対応する出力信号を発生する精度は、オフセッ ト、バイアス、直線性等のような要因に基因しうる量子化可能な誤差で特定され ることが多い。オフセット誤差は全体のセンサ誤差の実質的な部分(例えば67 %)よりなりうるが、オフセットは従来の現場較正技術によって補正可能であり うる。本発明者等は、式(4)および(5)は非常に正確な理論的結果を与える が、建物に入れ込まれる新鮮な空気流の容積をモニタするのにこれらの式を使用 すると、種々のCO3濃度レベルを測定するために用いられた感知装置の精度に おける比較的小さい誤差の結果として新鮮な空気流の計算値における大きい誤差 を受けることを認めた。
さらに詳細にはかつ図8および9を瞬間参照すると、現在公知のガス濃度センサ は通常幾つかの点でセンサによって異なる。例えば、典型的なセンサは実際の感 知されたパラメータにセンサ誤差をプラスまたはプラスしたものに等しい出力信 号を発生しうる。
ここで、センサ誤差は特にゼロシフト誤差(オフセ・ノド誤差)とスパン・シフ ト誤差を含む。
図8を詳細に参照して、理想的なセンサ1が実際のCO2値に正確に等しい出力 を発生し、すなわちセンサ1はゼロシフト誤差もスパンシフト誤差も呈示しない と仮定しよう。他方、センサ2はゼロシフト誤差とスパンシフト誤差の両方を呈 示する。センサ1および2が式(4)で用いられている異なるパラメータを測定 するために用いられる場合には、センサ2が呈示するゼロシフト誤差とスパンシ フト誤差はCFMl−の計算値に反映されるであろう。
特に、センサ1が還気CO2濃度を測定するために用いられ、そして例えば供給 空気CO2濃度レベル(点1010)を測定するためにセンサ2が用いられると しよう。さらに、還気Cot濃度の実際の値が点1002によって定義され、か つ供給空気濃度レベルの実際の値が点1004によって定義されると仮定しよう 。これら2つのCO2レベルを測定するためにセンサ1および2を用0ると、セ ンサ2によって呈示されたゼロシフト誤差が計算された差(例えば(COx−、 、−C02−)に取込まれることになるであろう。すんわち、還気と供給空気の CO2濃度レベル間の計算された差がセンサ2によって呈示されたゼロシフト誤 差に等しい誤差成分を呈示するであろう。
同様に、センサ2によって呈示される任意のスパンシフト誤差もセンサ1および 2によって感知された濃度レベル間の計算された差に反映されるであろう。図9 を詳細に参照して、還気Cot濃度レベル(点1016)を測定するためにセン サ1が用いられ、かつ供給空気CO7濃度レベル(点1018)を測定するため にセンサ2が用いられるとここでも仮定しよう。また、供給空気CO。
レベルの実際の値が点1004によって定義され、かつ還気CO。
レベルの実際の値が点1002によって定義されると仮定しよう。
還気と供給空気の濃度レベル間の差を計算するためにセンサ1および2を用いる と、センサ2によって呈示されるスパンシフト誤差が前記の全問の計算された差 に反映されるであろう。図9に見られるように、この差を計算する際の誤差の大 きさは、いずれかの量の値が増大するにつれて増加する。
本発明者等は例えばゼロシフト誤差に基因する固有のセンサ誤差が本発明のオー トゼロ機能に従って実質的に軽減されうろことを確認した。さらに、本発明者等 は図7〜12に関連して下記に論述される単一センサの実施例ではスパンシフト 誤差が実質的に除去されうろことをも確認した。
本発明のオートゼロ機能は、両方のセンサが同じ供給源からの空気を感知してい るときに各出力信号40Sおよび42S間の任意の差を補償するのに必要なよう に加算器64および66のうちの1つの出力を本質的にバイアスする。
ここで図6に戻ると、オートゼロ論理回路602は適当に各引算器50.52と 、各トラック・アンド・ホールド回路58.59および60よりなる。
1に適当に与えられ、供給空気出力信号40Sは引算器50のピン1と引算器5 2のピン2に適当に印加される。引算器50は供給空気と還気のCO2濃度レベ ル間の差(Cot−、Co2t−)を表わす出力信号54を発生する。引算器5 2は還気と供給空気のCO3濃度レベル間の差(COi−、−C0a−)を表わ す出力信号56を発生する。
出力信号54はトラック・アンド・ホールド・モジュール58に印加され、出力 信号56はトラック・アンド・ホールド・モジュール60に印加される。図示さ れた実施例では、各引算器50および52はゼロより大きい値に対応する出力だ けを発生することができる。例えば、供給空気出力信号40S(引算器50のピ ン1に印加される)の値が還気出力信号42S(引算器50のピン2に印加され る)の値より大きい場合には、出力信号54は各入力値間の差を表わす正の直流 電圧レベルよりなるであろう。他方、供給空気出力信号40Sが還気出力信号4 2Sより小さく、その差が負の数となるような場合には、引算器50の出力信号 54はゼロの値を有するであろう。
コントロール・システム43はオートゼロ・マニフオルド・コントロール79と 協働してオートゼロ論理回路602の動作モードを制御する。すなわち、マニフ ォルド・コントロール79が各トラック・アンド・ホールド・モジュール58. 59および60のそれぞれにイネーブル信号62を与える。イネーブル信号62 が第1の値(例えば正の値または2進数「1」)を呈示する場合には、各トラッ ク・アンド・ホールド・モジュール58.59および60のそれぞれが動作され 、そしてそれの対応する入力信号値に等しい出力信号を発生する。イネーブル信 号62の値がトラック・アンド・ホールド回路が非動作状態となされるような値 である場合、例えば、イネーブル信号62の値が負または2進数ゼロである場合 には、各トラック・アンド・ホールド・モジュール58.59および60がそれ らのその時の電流値を「セーブ」(save) L、そしてそれが非動作状態と なされた時点におけるそれの入力信号の値に等しい出力信号を発生し続ける。換 言すれば、トラック・アンド・ホールド・モジュールが動作状態となされると、 それの出力がそれの人力に追従し、トラック・アンド・ホールド・モジュールが 非動作状態となされると、それが非動作状態となされた時点における入力信号の 値に等しい一定の出力信号を、それが非動作状態にある間、発生する。
前述のように、トラック・アンド・ホールド・モジュール58によって発生され た出力信号58Sは加算器64のピン2に印加され、そしてトラック・アンド・ ホールド・モジュール60によって発生された出力信号60Sは加算器66のピ ン2に印加される。これはトラック・アンド・ホールド・モジュール58.60 が動作状態であるかあるいは非動作状態であるかに関係なく行われる。
オートゼロ・モードはコントローラ46によって開始される。
さらに詳細には、コントローラ46が下記の態様でゼロオート・マニフォルド7 9を操作する。ここで図4および6を参照すると、マニフォルド・コントロール 79は、供給ダクト14に連結された供給空気サンプル・チューブ84と、外気 ダクト32に連結された外気サンプル・チューブ86と、還気ダクト16に連結 された還気サンプル・チューブ88を具備するのが適当である。マニフォルド・ コントロール79はさらに、供給空気サンプル・チューブ84からの供給空気、 または外気サンプル・チューブ86からの外気をセンサ40に選択的に送るよう に構成された供給空気弁80を具備している。この目的のために、マニフォルド ・コントロール79は供給空気センサ40を通る十分な空気流を確保するために 供給空気サンプル・ポンプを具備するのが適当である。
マニフォルド・コントロール79はさらに、還気サンプル・チューブからの還気 、または外気サンプル・チューブ86からの外気をセンサ42に選択的に送るよ うに構成された還気弁82を具備している。この目的のために、マニフォルド・ コントロール79は還気センサ42を通るサンプリングされた空気の十分な流量 を確保するように構成されたサンプル・ポンプ92をさらに具備している。
HVACシステム400の通常の定常状態の動作時(すなわちこのシステムがオ ートゼロ・モードでない場合)、弁80は供給空気Sナブル・チューブ84から の供給空気をセンサ40に送るようになされ、そして弁82は還気サンプル・チ ューブがらの還気をセンサ42に送るようになされる。弁8oおよび82の位置 は各作動体弁78および79Aによって適当に制御される。それらの作動体弁の それぞれはコントローラ46がらオートゼロ・イネーブル信号62を受取るよう になされるのが好ましい。
オートゼロ動作モード時には、コントローラ46は、答弁8゜および82をオー トゼロ動作モードにするために、イネーブル信62を特に各弁作動体78および 79Aに与える。さらに詳細には、オートゼロ動作モードでは、弁8oは外気サ ンプル・チューブからの外気(供給空気ではなくて)をセンサ4oに送るように なされ、そして弁82は外気(還気ではなくて)をセンサ42に送るようになさ れる。定常(通常モード)およびオートゼロ・モードの動作時の弁80および8 2の位置が表1にそれぞれ示されている。
表1 弁位置: 通常モード=1−2 オートゼロ・モード:3−2 オートゼロ・マニフォルド・コントロール79がオートゼロ動作モードにある場 合には、供給空気センサ4oと還気センサ42は外気のCO□濃度を表わす出力 信号を発生するように同時に較正される。またオートゼロ動作モード時には、ト ラック・アンド・ホールド・モジュール58および6oがアンラッチ状態(動作 状態)となされ、かつそれらの入力値を追跡する。このシステムは、マニフォル ド・コントロール79から還気および供給空気を放逐しかつ各センサ40および 42に対して外気の定常的な供給を確保するのに十分長い間、オートゼロ・モー ドにとどまるべきであることを当業者は理解するであろう。このシステムはまた 、各センサ40および42が外気のCO2濃度と平衡状態に達し、各センサ40 および42によって発生された出力信号を「清算させる」のに十分なだけ長くオ ートゼロ動作モードにとどまらなければならない。使用された特定のセンサに応 じて、この放逐処理は約20分から約5分の範囲にわたる。
供給空気センサ40と還気センサ42がそれらを通って流れる外気のCO2濃度 レベルを同時に測定するので、還気センサ42の出力信号42Sと供給空気セン サ40の出力信号40Sが互いに理論的に等しくかつ外気のC02レベルを表わ す電圧レベルを有する。しかし、これらのセンサに伴うことが多い固有のゼロス パン(オフセット)誤差のために、還気センサ42および供給空気センサ40の 出力値はオートゼロ動作モード時には必ずしも正確に等しくはならないであろう 。
さらに詳細には、オートゼロ動作モード時には、還気センサ42の出力電圧はC O2゜a + eraに対応し、そして供給空気センサ40の出力電圧はCO2 ゜a + elmに対応する。ただし、eraおよびe、。
は各センサ42および40の固有誤差を表わす。前述のように、引算器50は供 給空気出力信号40Sと還気出力信号42Sの差を決定する。差(CO2−、− Co□1.)が正である場合には、その差を表わす出力信号54がトラック・ア ンド・ホールド・モジュール58に印加される。その差が負である場合には、ゼ ロの電圧がトラック・アンド・ホールド・モジュール58に印加される。
同様に、還気出力信号4O3と供給空気出力信号40Sの差(Cow−、−Co t−−)が正である場合には、引算器52がその差を表わす出力信号56を発生 しかつ出力信号56をトラック・アンド・ホールド・モジュール60に印加する 。その差が負である場合には、ゼロの電圧がトラック・アンド・ホールド・モジ ュール60に印加される。
オートゼロ・モード時には、還気出力信号42Sは供給空気出力信号40Sに等 しいかあるいはそれとは異なる。両方のセンサ40および42が同じ程度のゼロ シフト誤差を呈示するか、あるいは両方のセンサともゼロシフト誤差を呈示しな い場合には、出力信号42Sと出力信号40Lや等しくなるであろう。出力信号 42Sおよび40Sが等しい場合には、各トラック・アンド・ホールド・モジュ ール58および60からの出力信号58および60Sと同様に、引算器50およ び52からの各出力はゼロとなるであろう。その場合には、センサ40および4 2は何れもバイアスされず、かつオートゼロ・モードから定常状態モードへの遷 移にともなって、加算器64のピン2および加算器66のピン21;おける電圧 値は等しくゼロとなり、実効還気濃度信号64Sと実効供給空気濃度信号66S が両方ともそれぞれ還気センサ42と供給空気センサ40の実際の出力を反映す るようになる。換言すれば、両方のセンサが同じ出力に対する出力を生ずる場合 には、センサ40またはセンサ42の実際の出力をバイアスする必要はない。
他方、オートゼロ・モード時に還気出力信号42Sが供給空気出力信号40Sに 等しくない場合には、これは、センサ40または42の一方が他方のセンサに対 してゼロオフセット誤差を呈示することを意味する。本発明に関連して、両方の センサが実際のCO2濃度を測定する精度は密接な関係はない。センサ4oおよ び42間の相対誤差はオートゼロ・モードによって効果的に補償されるので、ま た式(4)がトレースガス(COW)濃度の絶対値ではなくて差の比を利用して いるので、本発明の1つの態様によれば実際のトレースガス(CO2)濃度レベ ルを正確に定量化することは不必要である。
オートゼロ・モード時に、還気出力信号42Sの値が供給空気出力信号40Sの 値より大きい場合には、引算器50が還気信号42Sと供給空気42との差を表 わす出力信号54を発生し、加算器52はゼロ出力を発生する。他方、供給空気 出力信号40Sが還気出力信号42Sより大きい場合には、引算器52がその差 を表わす出力信号56を発生し、引算器50はゼロを出力するであろう。いずれ にしても、還気出力信号42Sが供給空気出力4oSに等しくない場合には、引 算器50および52のうちの一方がゼロ値の信号を出力し、他方が差を表わす信 号を出力するであろう。オートゼロ・モード時には、トラック・アンド・ホール ド・モジュール58が引算器50の出力(すなわち信号54)を加算器64のピ ン2に印加し、かつトランスファー・アンド・ホールド・モジュール60が引算 器52の出力(すなわち信号56)を加算器66のピン2に効果的に印加するで あろう。
HVACシステム400がオートゼロ・モードから定常動作に遷移すると、トラ ンスファー・アンド・ホールド・モジュール58および60が非動作状態となさ れる。トランスファー・アンド・ホールド・モジュール58は加算器64のピン 2における出力信号58Sのその時の電流値を実効的にラッチする。同様に、ト ランスファー・アンド・ホールド・モジュール60は加算器66のピン2におけ る出力信号60Sのその時の電流値を実効的にラッチする。これらのラッチ値は システムが再びオートゼロ動作モードに入るまで一定である。
加算器64の出力信号64Sは還気CO!濃度レベルの実効値を表わす。同様に 、加算器66の出力信号66Sは還気CO2濃度レベルの実効値を表わす。加算 器64または66のピン2に非ゼロ偏倚電圧を印加することにより(その偏倚信 号はオートゼロ・モード時における還気出力信号42Sと供給空気出力信号40 Sの差に等しい)、偏倚された加算器が、オートゼロ・モード時に低またはセン サ42)を補償する。
上述したものの特定の例として、還気センサ42がオートゼロ・モード時に40 0ppmを表わす出力信号42Sを発生し、がっ供給空気センサ40が370p pmを表わす出力信号40Sを発生する場合には、引算器50の出力はゼロとな り、引算器52の出力は30ppmの差(400−370= 30ppm)を表 わすであろう。このようにして、トラック・アンド・ホールド・モジュール60 は30ppm誤差を表わす出力信号60Sを加算器66に印加するであろう。そ のようにすると、それに伴って加算器66が、加算器64の出力にちょうど等し い実効供給空気CO□濃度信号66Sを発生するのに必要とされる程度だけ上方 に偏倚される。換言すると、オートゼロ・モード時に低い方の出力信号を有する センサ(すなわちセンサ40または42)はそれの実効出力を偏倚されないセン サの実効出力に等しい値にするのに十分な程度だけ上方に偏倚されなければなら ない。したがって、供給空気センサ40に対する還気センサ42のオフセット誤 差は最も低い出力を有するセンサを適当な程度だけ偏倚することによって除去さ れるであろう。
外気基準信号59Sが確立される態様について次に説明しよう。
また、オートゼロ・モード時に、加算器64からの信号64Sがトラック・アン ド・ホールド・モジュール59に印加される。
オートゼロ・モード時には、トラック・アンド・ホールド・モジュール59が、 信号64Sの値を追跡する出力信号59Sを引算器70のビン2に印加する。オ ートゼロ・モード時に(いったんセンサ40および42の出力が安定化すると) 、加算器64の出力、したがって出力信号59Sは外気のCOa濃度を表わす。
したがって、オートゼロ・モードから定常状態の動作に移ると、出力信号59S がそれのその時の電流値にトラック・アンド・ホールド・モジュール59によっ てラッチされ、それに伴って、出力信号59Sの一定値が、トラック・アンド・ ホールド・モジュール59が再び非動作状態となされるまで(すなわちシステム が再びオートゼロ動作モードに入るまで)、引算器70のピン2に連続して印加 される。外気のCO3濃度レベルが地理的領域において短い期間にわたって比較 的一定であるかぎり、オートゼロ・モード時にだけ外気基準信号59Sを「再較 正する」ことで一般に十分である。
オルトゼロ・モードから定常状態動作に移ると、加算器64および66のうちの 一方が還気センサ42と供給空気センサ4oとの間の相対的差(もしあれば)を 補償するように適当に偏倚される。その後で、定常状態の動作時に、実効還気C O3濃度レベルを表わす出力信号64Sと、実効供給空気濃度レベルを表わす出 力信号66Sが引算器68で引算されて式(4)の分子を表わす信号68Sを発 生する。同時に、実効還気CO2濃度レベルを表わす出力信号64Sと、外気C O2濃度レベルを表わす出力信号59Sが引算器70に印加されて式(4)の分 母を生ずる。分子(信号68S)は割算器72によって分母(信号70S)によ り割算され、そしてその商(信号72S)は供給空気容積流量(CFM、、)を 表わす信号38Sによって掛は算される。掛算器74の出力、すなわちアナログ 外気容積信号76は新鮮な空気流容積、すなわち式(4)におけるCFMI、を 表わす。
オートゼロ・モードコントローラ46によって開始されるのが望ましく、ランダ ムなセンサ・シフト、温度によって誘起されるセンサ・シフトを補償しかつ外気 C02濃度を補償するのに十分な場合が多い。
さらに、供給空気センサ40と還気センサ42の出力は外気のCO2濃度に整合 するようにバイアスされるのが好ましい。しだがって、絶対精度はシステムの相 対精度とともに実質的に増加される。
本発明の他の態様によれば、外気流は従来のシステムよりも少ないハードウェア でモニタされる。外気のCO2レベルは短い時間にわたって一般に一定であるか ら、新鮮な外気のCO2濃度のリアルタイム決定は建物に入る新鮮な外気の容積 を計算するためには必要とされない。と言うよりむしろ、上述のように、この決 定は、頻繁に行なわれる場合には、オートゼロ動作モードに関連して行なわれ得 る。それと対照的に、温度に基づいてエネルギ均衡モデルは、外気温度が連続し て測定されることを必要とする(一定でないため)。この付加的な入力を測定す る必要性がハードウェアのコストを増大させるとともに、エネルギ均衡の結果に 悪影響を及ぼす測定誤差の付加的なソースを生ずることにもなる。
特に温度をベースとしたモデルを利用するシステムと対比した場合に、本発明の 好ましい実施例によればセンサ設置も簡単でかつトラブルがない。マニフォルド 79に利用されているような加熱および冷却コイル、加湿器および他の装置はサ ンプリングされた空気流のCO2レベルに悪影響を及ぼさないので、CO2セン サは供給空気および還気ダクトの便利で容易にアクセスできる部分に配置され得 る。それと対照的に、エネルギをベースとしたモデルを利用するシステムのため の温度要素は、空気が任意の種類のコイルを通じて流れることができる前に、混 合空気室またはその近傍に配置されなければならないのが通常である。その結果 、空気流の層状化が大きな温度感知誤差を生ずるおそれがある。
本発明に従って構成されるシステムは、外気取入れダクト網または混合室のレイ アウトおよびデザインに対する特別のまたは異常な要件を要求しない。したがっ て、本発明を取入れた機械的システムの組み立て費用は悪影響を受けない。比較 すると、公知の直接流れ感知技術によって匹敵する精度を実現するためには、外 気ダクト網および混合室のデザインに異常なデザインおよび設置方法が取入れら れなければならない。
二酸化炭素濃度は外気、供給空気および還気流の測定のための好ましい成分であ る。CO2センサは容易にかつ商業的に入手可能である。CO2濃度は外気温度 または他の任意の独立した変数に関係なく正確な測定を確保するのに十分なだけ 高い。新鮮な外気のCO2濃度は370〜440ppmの範囲内で比較的一定で あり、かつ還気のCO3濃度は通常500と11000ppの間である。したが って、外気、還気および供給空気流で通常遭遇するCO2レベルの差は、相当な 精度が与えられうるのに十分なだけ大きい。しかし、本発明はトレースまたはテ スト・ガスとしてCO3に限定されるものではない。
実際、式(4)の関係は他の成分、パラメータ、および還気の特性にも等しく該 当する。
図6のCO□モデルをベースとしたシステムも故障許容である。
還気のCO2レベルが新鮮な外気のCO2レベルに近づいた場合には、居住者自 身がCOtを発生するので、建物または他の構造物は居住者が少ないといえるで あろう。したがって、換気コードが居住者密度に基づいているから、関連する計 算誤差はより小さくなる。
他の実施例では、オートゼロイングがディジタル・コンビュー夕で、例えばマイ クロプロセッサをベースにしたディジタル・コントローラで実施されうる。この 実施例はコストの軽減と信頼性の向上を可能にするであろう。このようなマイク ロプロセッサ実施例では、供給空気センサ40と還気センサ42の出力は、オー トゼロイング動作時に、新鮮な外気のCO2濃度に整合するようにバイアスされ ることが好ましい。これがC02濃度の絶対的測定値の精度を上げる既知の基準 に対する再較正の付加的な利益を与える。実施のためには高度の絶対精度は必要 とされないが、用いられるCO7濃度間の相対的な差に加えて、実際の濃度を知 ることが好ましい。
しかし、本発明者等は、オートゼロ機能の利益をもってしても、式(4)の他セ ンサ実施はそれでも外気容積流量の計算に反映される許容できない程度に高い誤 差に基因して許容できない結果を生ずる。したがって、下記の実施例は単一セン サ構成で式4を実施し、それによってセンサ対センサの誤差を完全に除去する。
次に図7を参照すると、本発明の他の好ましい実施例が1つ以上のソースから空 気サンプルを順次感知するために単一のセンサの使用を包囲している。単一セン サの使用はセンサ対センサ誤差を必然的に除去し、そして式(4)が実施れうる 精度を劇的に高める。具体的には、単一センサの使用はゼロシフト、スパンシフ ト、ランダムおよび温度誘起センサ出力信号変化、ならびに多数のセンサを使用 した実施に影響する非直線性の効果を除去する。
図7を続いて参照すると、第1の単一センサ実施例は、外気ダクト32(図4) に連結された外気サンプル・チューブ94、還気ダクト16に連結された還気サ ンプル・チューブ96、答弁100および102、サンプル・ポンプ106、お よびセンサ1゜4を通過する空気のトレース・ガス濃度を表わす出力信号104 Aを発生するように構成さえた単一のトレース・ガス(例えばω2)センサ10 4を具備いているのが適当である。
前述の実施例のオートゼロ・モードはセンサがらセンサへの変化を軽減するよう に設計されているので、図7に示された単一センサ実施例に関してはオートゼロ 動作モードの機能は不必要となされる。したがって、単一センサ実施例の動作を 定常動作について説明する。
定常動作時には、コントローラ46が、外気、還気および供給空気をセンサ10 4に順次送るために下記の表2に示された弁位置に従って弁100および102 を操作する。
表2 サンプリングのための弁位置 VI V2外気 1〜3 3〜5 還気 2〜3 3〜5 供給空気 4〜5 先にサンプリングされた空気をセンサ104から放逐させかっセンサ104を現 在サンプリングされる空気に対して平衡状態に到達させるのに十分な時間のあい だ特定の弁位置が維持されなければならないことを当業者は理解するであろう。
各空気サンプル(例えば外気、還気および供給空気)が順次分析されるにつれて 、センサ104は感知されているガス中のCO2レベルを表わす出力信号104 Aを発生する。したがって、サンプリング・サイクリングの1つの部分の間、出 力信号104Aは外気におけるC02レベルに対応しうる。サンプリング・サイ クルの他の部分では、出力信号104Aは還気のC02濃度を表わしうる。コン トローラ46は出力信号104Aをモニタし、かつ特に式(4)に従って、シス テム内への新鮮な空気の容積流量を計算する。前述のように、コントローラ46 は、所望の新鮮な空気の容積流fi(例えば、CFMl、)を得るために、排出 空気ダンパ30.再循環ダンパ24、外気ダンパ36、供給ファン18、および 戻しファン20のうちの1つまたはそれ以上を調節しうる。
図7の単一センサ実施例は、外気Cotレベルの長期変化を適切に補償するため に還気と供給空気だけを交互に感知しかつ外気を周期的に感知するように適当に 構成されうる。
次に図10および11を参照すると、本発明による単一センサ手法の他の実施例 は、第1の空気サンプリング導管252、第2の空気サンプリング導管254、 および空気流れ回路内の種々の予め定められた点からのサンプリングされた空気 をマルチプレクサ250に送るように構成された第3の空気サンプリング導管2 56を具備している。コントローラ46は各シーケンス制御信号46Sをマルチ プレクサ250に与える。シーケンス制御信号46Sに応答して、マルチプレク サ250は導管252.254および256からセンサ104(例えばC02セ ンサ)に空気を送り、それにともなってセンサ104がコントローラ46に信号 104Aを与える。上述のように、信号104Aは、サンプリング・サイクルの 一部分の間における第1のサンプル導管252からの空気中のトレース・ガス濃 度レベルに対応し、信号104Aはサンプリング・サイクルの他の部分の間にお けるそれぞれサンプル導管254および266からの空気中のトレース・ガス濃 度レベルに対応する。図10に示された実施例は3つのサンプル導管を例示的に 具備しているが、このシステムは2つ、3つまたは任意所望の個数のサンプル導 管に対して構成されうることを当業者は理解するであろう。
次に図11を参照すると、マルチプレクサ250は各ソレノイド弁258.26 0および262を適当に具備する。図11に示された実施例では、コントローラ 46は、分析のために種々の空気サンプルをセンサ104に順次送る態様でソレ ノイド258.260および262にシーケンス制御信号46Sを送るように適 当に構成されている。さらに詳細にはかつ図12を瞬時参照して、コントローラ 46は、第1のサンプル導管252からの空気がセンサ104を通じて流れ、そ の間にソレノイド260および262が各サンプル導管254および256から の空気がそれらの関連したソレノイド弁を流れないようにしてソレノイド258 を作動させる構成となされうる。予め定められた放逐時間P、の後で、コントロ ーラ46が、センサ104を現在通っている空気サンプルの濃度レベルに対応し た信号104Aの値を読取る。前述のように、放逐時間P、の長さは出力信号1 04Aを清算させるのに十分でなければならない。
さらに詳細には、典型的なCO2センサは約30秒の応答時間を呈示する。空気 ポンプまたはファンの適切な選択によって比較的短い時間で、例えば10秒〜1 分のオーダーでサンプリング導管を完全にパージさせることができるであろう。
このようにして、オントローラ46は各ソレノイド258.260および262 をそれぞれ約1分間順次的に開くように有益に構成されうる。各1分のうちの最 後の5または10秒の間、コントローラ46が各サンプリング導管に対する信号 104Aを読取る。このようにして、3つの感知場所に対する完全な感知サイク ルは約30分継続する。
前述のように、本発明の単一センサ実施例はHVACシステム400内の異なる 場所からの2つ、3つまたはそれ以上の空気サンプルをサンプリングするように 構成されうる。式(4)が新鮮な空気流の容積流量を計算するのに利用される範 囲で、新鮮な空気流の容積流量を正確に決定するために各サンプルにおけるトレ ース・ガス濃度の絶対値を正確に測定する必要がある。それにもかかわらず、特 定のガス・サンプルの絶対値を正確に測定する能力を向上させるためにセンサを 定期的に較正することが多くの用途で望ましいであろう。このことは本発明に関 連して単一センサならびに複数センサの実施例について言える。
さらに詳細には、マルチプレクサ250(図10〜11)は複数の空気サンプリ ング・チャンネル(導管)でもって構成されうるちのであり、それらの空気サン プリング・チャンネルはそれぞれトレース・ガス、例えばCO2の予め定められ た含有量(例えばOppm)を有するガス供給源に有益に連結されうる。他のサ ンプリング・チャンネルが他の既知のC02濃度を有するガス供給源(例えば、 1ooo ppmのCO□濃度を有する較正空気槽)に連結されうる。
これら2つの較正チャンネルから得られるCOt濃度定格は所望に応じてセンサ 104を定期的に較正するために用いられうる。さらに、トレース・ガスの既知 の(例えば、0)濃度を有する単一の較正槽が単一センサ実施例ではハイブリッ ド・オートゼロイング技術として使用されうる。
センサ多重化は、バイアス、感度、直線性、ランダム・シフト・センサ誤差の効 果を打消すから、良好な精度を与える。それはまた、ハードウェア部品を単一の センサおよび単一の空気ポンプまで減少させる。オートゼロイングは、本発明に おいて使用される1つまたは複数のセンサを、既知の基準、例えば新鮮な空気の CO8濃度に対して較正することができるようにするから、絶対的なセンサ精度 を高めるために使用され得る。オートゼロイングはセンサに新鮮な外気を与える ために、コントローラ46の指令のもとて調節可能な定期的なベースで実施され る。オートゼロイング時には、CO2センサの信号は既知の新鮮な外気基準のC O□濃度に等しい出力を与えるために一定の程度だけバイアスされる。
上記の説明は本発明の例示のための好ましい実施例についてのものであり、かつ 本発明はここに記載された特定の形式に限定されるものではないことが理解され るであろう。例えば、制御回路はハードウェア実施として示されたが、マイクロ プロセッサを含むがそれに限定されない任意適当なアナログまたはディジタル制 御システムが本発明を実施するように構成されうろことを当業者は理解するであ ろう。さらに、HVACシステムに関連してトレース・ガス・サンプリング技法 について説明したが、それの適用可能性はそのように限定されるものではない。
これらのおよび他の置換、修正、変更および省略が添付の請求の範囲に表現され た本発明の範囲から逸脱することなしに要素の設計および配列についてなされう る。
FIG、8 フロントページの続き (72)発明者 ドリーズ、カーク、エイチアメリカ合衆国インディアカ州47 906、ウェスト ラフアイエツト、サミット ドライブ 1520

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.所定の容積内における供給流体と帰還流体の混合物を循環させるために利用 される前記供給流体の流量を決定する装置であって、前記供給流体の1つの成分 、前記帰還流体の1つの成分、および前記混合流体の1つの成分を感知しかつ前 記供給流体成分を表わす第1の出力、前記帰還流体成分を表わす第2の出力、お よび前記混合流体成分を表わす第3の出力を与えるセンサ手段と、前記混合流体 を前記容積内に導入するように構成された循環装置と、前記第2の出力と前記第 3の出力の差と前記第2の出力と前記第1の出力の差との比から、前記利用され ている供給流体の流量を決定する手段を具備した装置。
  2. 2.構造物内で供給空気を循環させるためにHVACシステムに導入される外気 の流量を決定する装置であって、前記外気と通気の一部分よりなる供給空気を前 記構造物内に導入するために前記構造物に連結された供給空気ダクトと、前記構 造物から前記還気を除去するために前記構造物に連結された通気ダクトと、前記 供給空気ダクトに動作的に連結され、外気の1つの成分を測定しかつ前記成分を 表わす外気信号を発生し、前記還気の1つの成分を測定しかつ前記成分を表わす 還気信号を発生し、そして前記供給空気の成分を測定しかつ前記成分を表わす供 給空気信号を発生する少なくとも1つの外気センサと、前記構造物内で前記供給 空気の循環を生じさせる手段と、前記供給手段に連結されて換気流量を決定する 手段と、前記換気流量と、前記還気センサ手段出力と前記供給空気センサ手段出 力の差と前記還気センサ手段出力と前記外気センサ手段出力の差との比との積か ら前記外気の流量を決定する制御手段を具備した装置。
  3. 3.前記成分が二酸化炭素よりなる請求の範囲第2項に定義された装置。
  4. 4.外気と還気よりなる供給空気が内部で循環される構造物内に導入される外気 の流量を決定する方法であって、前記構造物から還気を除去し、前記還気の少な くとも一部分を再循環させ、前記還気中の1つの成分の濃度を測定しかつ還気成 分濃度を発生し、前記外気中の前記成分の濃度を測定しかつ外気成分濃度を発生 し、前記供給空気中の前記成分の濃度を測定しかつ供給空気成分濃度を発生し、 前記還気成分濃度と前記供給空気成分濃度の差と前記還気成分濃度と前記外気成 分濃度の差との比から外気の前記流量を決定する工程よりなる方法。
  5. 5.前記システム内への前記供給空気の流量を測定しかつ供給空気流量を発生し そして前記供給空気流量と前記比との積から前記外気の前記流量を決定する他の 工程を含む請求の範囲第4項に定義された方法。
  6. 6.前記成分が二酸化炭素である請求の範囲第4項に定義された方法。
  7. 7.構造物内に換気用空気を循環させるためのシステム内に導入される外気の量 を制御する装置に使用する方法であって、前記装置は取入れ制御手段と、再循環 制御手段と、外気センサ手段と、還気センサ手段と、供給空気センサ手段を具備 しており、前記方法は前記取入れ制御手段を開き、前記再循環制御手段を閉じ、 前記供給空気センサ手段を前記外気センサ手段に対して較正し、前記取入れ制御 手段を閉じ、前記再循環制御手段を開き、そして前記還気センサ手段を前記供給 空気センサ手段に対して較正する工程よりなる方法。
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